|
2015年度〜2017年度活動記録 最新のお知らせ ■2018年4月1日私の最終講義の岩波書店『世界』への掲載は、緊急の特集が入ったため、はみ出してしまい、次号(6月号)送りとなったそうです。今日、編集部から連絡がありましたので、修正します。 |
||||||||||||
■2018年3月31日 ご挨拶 今日をもって私は早稲田大学を定年退職し、同時にジャーナリズム研究所長をも退任いたします。これにより、所長を私が務める代の研究所は終わります。これまで研究所の活動をご支援いただいたみなさまにお礼を申し上げます。研究所は4月から野中章弘さんの所長のもとで第2期に入ることになります。そのWebサイトはこれとは別に開設される予定です。 このWebサイトは、もともと佐藤敏宏さんが私の活動アーカイブとして開設されたのもので、それが内容的に研究所Webサイトへと膨らんできました。私の退職・退任にともない、このWebサイトは継続されますが、研究所Webサイトとしてではなく、元の私の活動アーカイブへと戻って継続されていきます。 早稲田大学を去るにあたっての感慨は、2月3日に行われた私の最終講義で述べたところです。幸いなことに、その講義原稿は4月8日頃に発売となる岩波書店『世界』5月号に掲載されることになっています。記録として活字に残していただきましたので、ご関心の方はそれをご覧いただければと思います。 花田達朗 |
■2018年3月5日 花田達朗ジャーナリズムコレクションの刊行開始 先月16日、花田達朗ジャーナリズムコレクション 第2巻 『ジャーナリズムの実践〜主体・活動と倫理・教育 2(2011〜2017)』が彩流社より刊行されました。全7巻で予定される著作集の第1回配本です。2月3日にあった「最終講義」に間に合うように印刷され、当日会場で先行販売もされました。第2回配本は8月に第1巻 『ジャーナリズムの実践?主体・活動と倫理・教育 1(1994〜2010)」の刊行が予定されています。 |
||||||||||||
■2018年2月15日 所長の伝言 大統領の辞任とジャーナリストの「勝利」 本欄の昨年12月19日の記事「犠牲者の救済を目指して、権力を撃つ―GIJC 2017 in Johannesburgを顧みて」の最後のところで述べた、ジャーナリスト、ジャック・ポウの闘いはひとまずポウの「勝利」に終わった。南アフリカ共和国の大統領ジェイコブ・ズマは昨日の14日に辞任を表明した・・・(・・・続きを読む) |
■2018年2月13日 ワセダクロニクルが大学から離陸 ジャーナリズム研究所のプロジェクトとして探査ジャーナリズムの研究開発に成果を挙げてきた「ワセダクロニクル」は、その1周年を機にして研究所から独立し、非営利法人(NPO)としての活動を開始しました。同時に、本日新しいサイトに移行し、新しい特集シリーズ「強制不妊」の第1回をリリースしました。 |
||||||||||||
■2018年1月22日 Wasedocu5を開催します 「この日本の片隅で TVドキュメンタリスト 七沢潔と大森淳郎のメッセージ」 テレビドキュメンタリー作品の上映とトーク 主催:早稲田大学ジャーナリズム研究所 JapanDocs ○日時:2018年1月27日(土)11時から19時30分(開場10時30分) ○会場:早稲田大学小野記念講堂・・・(・・・詳細を見る) 参加費無料/どなたでも参加できます (チラシを拡大して見る) |
■2018年1月20日 明日開催です! 岩波書店『世界』編集部と本研究所が運営するワセダクロニクルとの共催で、連続シンポジウムの第2弾を開催します。 今回のテーマは「タブー」です。 タブーとは何でしょう。誰がタブーをつくるのでしょうか。 ジャーナリズムを取り巻くタブーの正体に斬り込みます。 岩波書店『世界』編集部とは年4回のシンポジウムを共催していきます。多くの方のご来場をお待ちしています。 連続シンポジウム「ジャーナリズム考」:第2回 メディアを覆うタブーを打ち破れ [主催] 早稲田大学ジャーナリズム研究所×ワセダクロニクル×岩波書店「世界」編集部 [日時] 2018年1月21日(日)13時(12時30分開場) [入場料] 無料 [場所] 早稲田大学大隈記念講堂(小講堂) (式次第なども見る) |
||||||||||||
■2018年1月16日 ジャック・ポウのその後 本欄に2017年12月19日付けで掲載した「犠牲者の救済を目指して、権力を撃つ」の最後に、ジャーナリスト、ジャック・ポウについて書いた。その続きである。 2017年11月13日付けのガーディアン紙電子版は、南アフリカ政府のインテリジェンス機関、SSA(State Security Agency)が『大統領キーパー』の著者、ジャック・ポウを告訴する準備を終えた、と伝えている・・・(・・・続きを読む) |
■ 2018年1月1日 このホームページで、こう申し上げるのも最後となりました。 私はこの3月をもって早稲田大学教員を定年退職します。それに伴いそれに伴い、ジャーナリズム研究所所長も退任します。研究所そのものは存続しますが、私の代の第1期は終了して、次期所長のもとで第2期に入ることになります・・ (・・続きを読む) 花田所長による最終講義2月3日15時より早稲田キャンパス 15号館02教 |
||||||||||||
■2017年12月19日 |
■ 2017年11月7日 10月15日開催のシンポジウム「日本の報道は何を伝えていないか―ジャーナリズムが殺される国からの報告」は、工藤律子さんと今井高樹さんを講演者にお迎えして、大変興味深いものとなりました。そのときの私の開会挨拶をここに掲載します。 花田達朗 (挨拶文を読む) |
||||||||||||
■2017年10月16日 「探査プレスのための闘い: GIJNメンバーが日本で受賞」 GIJNのサイトがFCCJ賞受賞のストーリーを掲載 GIJN(世界探査ジャーナリズムネットワーク)のサイトトップに、本研究所およびワセダクロニクルのFCCJ賞受賞の記事が掲載されました。記事の見出しは、「探査プレスのための闘い: GIJNメンバーが日本で受賞」です・・・(・・続きを読む2017年10月16日) |
■2017年10月11日
第3冊目のブックレットを刊行
彩流社から第3冊目のブックレット『探査ジャーナリズムとNGOとの協働』が刊行されました。このブックレットから新しい言葉「探査ジャーナリズム」を使っていきます。 |
||||||||||||
■2017年9月30日 所長の伝言 河北新報社編集局報道部長・木村正祥氏の批判に応答する 宮城県仙台市に本社を置く河北新報社の編集局報道部長・木村正祥氏が、同編集局の『局報』に掲載された「調査報道の担い手」と題する2頁にわたる文章の冒頭で私を批判しておられる。まずそれを引用しておこう・・・・ (・・続きを読む)。 |
■2017年9月30日 岩波書店『世界』との共同開催で連続シンポがスタート 本研究所/ワセダクロニクルと岩波書店『世界』編集部は年4回のペースで連続シンポジウム「ジャーナリズム考」を開催していきます。その第1回として「日本の報道は何を伝えていないかージャーナリズムが殺される国からの報告」を10月15日(日)午後1時に開催します。詳しくはチラシをご覧ください。(チラシ両面を拡大して見る) |
||||||||||||
■2017年9月13日 所長の伝言 FCCJでの受賞スピーチ 9月11日に行われた「2017年FCCJ報道の自由推進賞」授賞式での私の受賞スピーチを掲載します。以下、英語のスピーチとその日本語への翻訳です。(英語で読む 日本語で読む) |
■2017年9月13日FCCJの「報道の自由推進賞」を受賞しました。 本研究所所長の花田達朗とワセダクロニクル編集長の渡辺周の両名に対して、日本外国特派員協会(FCCJ)http://www.fccj.or.jp/ から「報道の自由推進賞」(フリープレスのサポーター部門)が授与され、9月11日に同協会で授与式が行われました。大学を拠点にした非営利のニュース組織による、探査ジャーナリズム(Investigative Journalism )の発信活動と記事内容が日本に駐在する外国人特派員の視点から見て、高く評価されました。(写真など拡大して観る2017・9・13) |
||||||||||||
■2017年8月27日 所長の伝言 A Real Crisis, a Real Hope On July 1st I presented a short speech at the conference of Japan Focus: The Asia-Pacific Journal on Contemporary Crises in the Asia-Pacific, invited by David McNeil who organized and moderated the session on the Attack on Critical Journalism and the False News Debatte: Japan, the US and the Asia-Pacific. I carry here the full text of my presentation.…………A real crisis, a real hope Tatsuro Hanada・・(・・・続きを読む) (上のチラシを拡大して読む) |
■2017年8月23日沢田教一展〜その視線の先に 8月28日まで東京の日本橋高島屋8階ホールで、「沢田教一展〜その視線の先に」が開かれています。 本研究所招聘研究員の斉藤光政さんが企画協力されています。私は今日、行ってきました。かなりの人が訪れていました。やはりベトナム戦争を知っているシニアの世代が多かったですが、若い女性を何人も見かけました。故郷青森の風景や人々、ベトナムの子どもや女性などの写真を見ていると、沢田教一が「戦場カメラマン」「報道カメラマン」だったのではなく、ただ「写真家」であったということがよくわかります。 花田達朗 (チラシ両面を拡大して見る) |
||||||||||||
■2017年8月14日
「ニュース打破」と協定を締結
本研究所が運営する「ワセダクロニクル」は8月8日、韓国で大きな影響力がある調査報道団体「ニュース打破」(Newstapa/KCIJ) と協定を結びました。
以下の写真は「ワセダクロニクル」の渡辺周編集長(写真右)と「ニュース打破」のキム・ヨンジン編集長。ソウルで覚書に署名しました。
「ワセダクロニクル」は6月29日に世界調査報道ジャーナリズムネットワーク(GIJN)の正式加盟団体 として承認されましたが、今後とも海外の調査報道団体との連携を加速していきます。 |
■2017年8月9日 『世界』の特集 岩波書店の総合雑誌『世界』の9月号に特集「報道と権力」が掲載されました。その中に研究所関係者の以下のものが含まれています。 花田達朗「ジャーナリズムと市民社会の再接続 - 『イズム』はいつも居場所を求めて旅に出る」 渡辺周×別府三奈子・対談「プロフェッションとしてのジャーナリストへ- ジャーナリズムの本義に立ち戻るための挑戦」 渡辺周さんはワセダクロニクル編集長、別府三奈子さんは法政大学社会学部教授で、ともに本研究所招聘研究員です。 10日発売と聞いていましたが、昨日から書店に並んでいます。ご覧いただければ、幸いです。 花田達朗 |
||||||||||||
■2017年8月1日 情報流出と内部告発の違い 加形学園問題、防衛大臣辞任と、新聞やテレビのニュースは賑わっている。が、それは記者の「探査」の成果ではなく、政権内部からの情報流出によって引き起こされている。そこで情報流出と内部告発は区別されるべきだろう。どのように?自己の利益のための・・ (・・続きを読む 記事を拡大して読む) |
■2017年7月26日 7月29日にシンポ開催 シンポジウム「ジャーナリズムとNGO・NPOとの連携を求めて〜主流メディアを超えたチカラの台頭」を7月29日にワセダクロニクル・ジャーナリズム研究所の主催で開催します。詳しくはチラシをご覧ください。 (チラシを拡大して読む) |
||||||||||||
■2017年7月24日 女たちの脱基地 本研究所の招聘研究員の佐藤直子さん(東京新聞編集委員)が東京新聞に「女たちの脱基地〜2017年沖縄国際会議」を3回で連載されました。先月下旬に沖縄で開催された「軍事主義を許さない国際女性ネットワーク会議」の取材報告です。女たちの国境を越えた交流のパワーを感じさせます。まだの方はどうぞお読みください。 (記事 上・中・下を読む) |
■2017年7月23日
ワセクロのブックレット第二号を刊行 7月20日、渡辺周・花田達朗・大矢英代・ワセダクロニクル編著『市民とつくる調査報道ジャーナリズム〜「広島東洋カープ」をめざすニュース組織」を彩流社より刊行しました。定価は1000円。2つのシンポジウムを収録するとともに、書き下ろしの論考を掲載しています。どうぞご覧ください。
|
||||||||||||
■2017年7月2日 アジアプレス設立30年記念イベント
本研究所副所長の野中章弘さんが代表を務めるアジアプレスが設立30年を迎えて、7月22日(土)〜29日(土)の期間、記念イベント「独立系ジャーナリズムはアジアをどう取材してきたか」を開催します
(チラシを拡大し見る) |
■2017年6月13日 デービッド・ケイ教授、記者会見でワセダクロニクルに言及 国連人権理事会が任命した「言論表現の自由権の促進と擁護についての特別報告者」、デービッド・ケイ氏(米国カリフォルニア大学アーバイン校法学教授)の目には日本の状況はどのように映ったのか。同氏は臨床医のように日本の言論表現の自由の状況を診察して「診断書」を書いた。「診断書」が国連理事会に提出される前に、6月2日上智大学で記者会見が行われた・・・(・・・続きを読む) |
||||||||||||
■2017年6月11日 安倍首相へのCPJの手紙 6月4日の国際シンポジウム「アジア地域における調査報道ジャーナリズム:その可能性と展望」は無事に終わりました。この会議によって、「可能性と展望」は確実に開かれたと言うことができます。参加者の誰もがそのことを実感し、確信したと思います。そのことを、シンポが終わったときに言葉を交わした人々から強く感じました。何かが始まる、何かが始まろうとしているという雰囲気がありました。これこそが国際的に見られる、ジャーナリストたちによる会議の雰囲気なのです・・・(・・続きを読む) |
■2017年6月1日 CPJとは何か? 6月4日開催の国際シンポが近づいてきた。ジャーナリズム研究所と共同主催者となっているCPJとは何か。2週間前の、5月17日の東京新聞に小さな記事が載った。見出しは「メキシコ麻薬取材 著名記者殺される」。そのハビエル・バナデスは2011年にジャーナリスト保護委員会(CPJ)の国際報道自由賞を授賞したと書いてある。そのCPJなのである・・・(続きを読む) (右のスクラップを読む) |
||||||||||||
■2017年5月31日 6月4日(日)国際シンポの開催、迫る 本日、31日の東京新聞に調査報道ジャーナリズムについての国際シンポの開催を知らせる記事が掲載されました。 本研究所/ワセダクロニクルと国際NGO「ジャーナリスト保護委員会」(CPJ)の共催で行われます。ご参加をお待ちしております。 (スクラップを読む) |
■2017年5月19日 『地方紙の眼力ー改憲・安全保障・震災復興・原発・TPP・地方創生』(農文協ブックレット)が発売となりました。花田はそこで、「地方紙の連帯でジャーナリズムの危機を乗り越える」を書いています。地方紙にはがんばってほしいと思っています。もしもその期待が幻想だったということが判明したら、この論考は完全な失敗作ということになってしまいます。そうでないことを願っています。 | ||||||||||||
■2017年5月17日 国際シンポジウム 「アジア地域における調査報道ジャーナリズム:その可能性と展望」を6月4日(日)に開催します。 いま、アジアで活発な調査報道ジャーナリズム、 アジアの4つのニュース組織が一堂に会す画期的なイベント! このシンポジウムでは、日本における調査報道の来し方行く末を確認して足場を固めたうえで、さらにアジア地域の調査報道ジャーナリズムを担う4つの非営利組織が集い、それぞれの経済モデルやコンテンツを紹介し、その持続的発展可能性を議論するとともに連携の方向を打ち出していきます。 早稲田大学ジャーナリズム研究所およびワセダクロニクルが、米国の国際NGO、ジャーナリスト保護委員会(CPJ)との協力で開催します。ご関心の方々はどうぞご参加ください。 (詳細を読み参加する) |
■ 2017年5月12日 所長の伝言 その訳 「どうしてこの人はジャーナリスト養成教育などというものを大学でやっているのだろう」と思われていた方が多かったかもしれません。その背景のある部分を伝える記事が、2017年5月11日付け朝日新聞夕刊に掲載されました。「一語一会」という欄です。「あなたのためにならないから、やめておいた方がいい」、これが見出しです。ご関心の方は、どうぞご覧ください。 花田達朗 (記事を読む) |
||||||||||||
■2017年5月8日 所長の伝言 マーク・リー・ハンター氏とともに作った5日間終わる ジャーナリズム研究所の招聘で来日された調査報道ジャーナリズムのトレーナーの世界的第一人者、マーク・リー・ハンターさんとの5日間が昨日終わりました・・・・(・・・伝言を読む) |
■2017年4月20日 渡辺周,・花田達朗・ワセダクロニクル編著『始動! 調査報道ジャーナリズム ー「会社」メディアよ、さようなら』が彩流社ブックレットとして出版されます。これは2月18日に行われた、ワセダクロニクル創刊記念シンポジウムの内容を書籍化したものです。定価1000円で近日中に書店に並びますので、お手に取ってご覧ください。 |
||||||||||||
■2017年4月13日 台湾の非営利ネットメディア「報導者 The Reporter」にワセダクロニクルの立ち上げと創刊特集「買われた記事」を紹介する記事が掲載されました。執筆者は当研究所招聘研究員でもある(立教大学社会学部准教授)さんです。 「報導者 The Reporter」は2015年12月に配信を開始して、すでに1年以上が立ちました。大きな写真を使った迫力のある画面やデザインが特色です。2016年度の調査報道プロジェクトの一つは「血と涙の漁場」で、台湾船籍のマグロ漁船でインドネシア人船員へ不当な労働が強制されている実態を暴露し、改善へと政府を動かしました。ワセダクロニクルはアジアの非営利ネットメディアと連携していく予定です。 https://www.twreporter.org/a/opinion-japan-media-waseda-chronicle |
■2017年4月11日 トヨタ財団研究助成ワークショップ「社会の新たな価値の創出をめざして」が開催されます。 詳しくはチラシをご覧ください。 (チラシの詳細を読み参加する) |
||||||||||||
■2017年4月10日 シンポ「映画監督と時代」第三弾を4月22日(土)に開催します。 木下恵介監督『陸軍』(1944年製作、松竹作品、87分)を上映し、パネルディスカッションを行います。 詳しくはチラシをご覧下さい (チラシを見る) |
■2017年4月8日 マーク・リー・ハンター氏、来日! 『調査報道実践マニュアル』(旬報社)の著者、ハンター氏をお迎えして、5月3日にシンポジウム「調査報道ジャーナリズム・世界の最前線から Power is everywhere〜そこにある権力」を開催します。みなさんのご参加をお待ちしています。 (チラシの詳細を読み参加する) |
||||||||||||
■2017年4月1日 The Japan Times の本日付けの紙面に、ワセダクロニクルを含む、日本の調査報道をめぐる状況のレポートが掲載されました。 渡辺周編集長が大隈銅像の前で凛として立つ写真がトップを飾っています。よく見ると、その背後に3人の人が背中を向けて逆方向へと歩いています。多くの人が歩いて行く方向とは違う方向を見て、毅然として立っている編集長の姿はワセダクロニクルが日本のメディア状況に対してとっている立ち位置を象徴しているように思われます。 (The Japan Timesの記事を読む) |
■2017年3月25日 『原点 THE ORIGINー戦争を描く、人間を描く』(岩波書店)が刊行 招聘研究員の斉藤光政さんが安彦良和さんとの共著『原点 THE ORIGINー戦争を描く、人間を描く』を岩波書店から出版されました。帯には、「ガンダムの源をさぐって――」「『アリオン』『虹のトロツキー』『王道の狗』、そして『機動戦士ガンダム』――独自の世界を切り拓いた安彦良和の軌跡を辿り、作品をつらぬく思想の原点に迫る」「入魂のルポルタージュ×初の『自叙伝』!」とあります。斉藤さんは地元青森県出身の、さまざまな人物を描いてきました。手に取って、ご覧ください。 |
||||||||||||
■2017年2月12日 ワセダクロニクルは創刊特集「買われた記事〜電通が共同通信に成功報酬」のためのクラウドファンディングをMotionGalleryで実施しています。開始したのは創刊と同時で2月1日。目標金額は350万円です。 2月8日に100万円を、そして今日12日に200万円を突破しました。MotionGalleryの人気上昇中のプロジェクトにとりあげられました。 (ワセダクロニクル クラウドファンディングプラットフォーム) クラウドファンディングを財源とした調査報道ジャーナリズム! ひょっとしたらこれは日本発の持続的発展可能性モデルになるかもしれません。 そうなることを願っています。 |
■2017年2月8日 インタビュー 探査衛星「ワセダクロニクル」の渡辺周・船長のインタビューが東洋経済オンラインに掲載されました。 「1つ誤解をしてほしくないのは、メディア同士でたたき合いをしたいわけではない。既存メディアvs.新興メディアというとらえ方もしてほしくはありません。今回、誰が犠牲者なのかといえば患者さんです。調査報道の目的は、犠牲者を救うことであって、メディアをたたくことではない」と語っています。どうぞ全文をお読みください。http://toyokeizai.net/articles/-/157401 (切り抜き記事画像を見る) |
||||||||||||
■2017年2月1日 ニュース速報 2017年2月1日午前7時23分、探査衛星「ワセダクロニクル」を搭載した新型ペン・ロケット「WIJP」が早稲田大学ジャーナリズム研究所の屋上から打ち上げられた。轟音は発せず、クリックのかすかな音が響いただけだった。探査衛星は無事に軌道に乗り、直ちにもろもろの権力空間の観測を開始し、今後探査ジャーナリズムの役割を果たしていく。「ワセダクロニクル」の衛星信号は、http://www.wasedachronicle.org で誰でも直接受信することができる。打ち上げ成功を受けて、ジャーナリズム研究所の花田達朗所長(69)は、「満を持した打ち上げで、探査衛星による観測の成果を期待している。権力空間の構造解明を通じて市民社会に貢献していきたい」と語った。 |
■2017年1月12日 1月9日付けの『文化通信』、1面に花田所長の「新春インタビュー」が掲載されました。大見出しは「これからは地方紙の時代」となっています。 『文化通信』は週刊の「メディア産業の総合専門紙」です。 (記事を拡大して読む) |
||||||||||||
■2017年1月1日 所長の伝言 新年あけましておめでとうございます。 今年も早稲田大学ジャーナリズム研究所をよろしくお願いいたします。 研究所はジャーナリズムの改善を目標に掲げてきました。その改善のやり方として、以前からのジャーナリスト養成教育の活動に加えて、ジャーナリズム実践の活動に自ら参加していくことにしました。非営利のニュース組織を立ち上げて調査報道ジャーナリズムをウェブ上で展開していくというグローバルなムーブメントの一角をここ日本で担おうとしています・・・・(・・・続きを読む) |
■2016年12月12日 書評第1号が『東奥日報』(青森市に本社)の12月7日の文化欄(11面)に掲載されました。ご覧ください。(記事を拡大して読む) |
||||||||||||
■2016年12月6日 ご案内した新刊書2冊がアマゾンでは「一時的に在庫切れ:入荷時期は未定です」と表示されています。 購入されたい方は以下の注文書をご利用いただき、お近くの書店か、または旬報社にご注文ください。 注文書を開く→→ 調査報道ジャーナリズムの挑戦 調査報道実践マニュアル 日本の現場 |
■2016年11月25日<シンポジウム>開催案内 ジャーナリズムにとって「公平・中立」と「公正」とは何か 偏向しているのは誰なのか。沖縄の新聞への「偏向報道」批判に反論し、ジャーナリズムの原点を問い直す! 日時:2016年12月8日(木)18時30分〜21時 場所:早稲田大学8号館B102教室(地下1階) 主催:早稲田大学ジャーナリズム研究所 協力:早稲田大学グローバルエデュケーションセンター <パネリスト>普久原均(琉球新報編集局長) 宮城栄作(沖縄タイムス東京支社報道部長)寺島英弥(河北新報編集委員) マーティン・ファクラー(元ニューヨーク・タイムズ東京支局長) <特別報告・沖縄で考えたこと>ジャーナリズム演習ベーシック履修学生(早稲田大学全学共通副専攻ジャーナリズムコース) <司会> 野中章弘(早稲田大学ジャーナリズム研究所) (チラシを拡大して見る) |
||||||||||||
■2016年11月21日 25日(金)には書店に行こう! 調査報道について、旬報社より2冊の本を同時に刊行します。今週の25日(金)が発売日です。その2冊とはー 花田達朗、別府三奈子、大塚一美、デービッド・E・カプラン著『調査報道ジャーナリズムの挑戦ー市民社会と国際支援戦略』旬報社、定価1700。 マーク・リー・ハンター編著『調査報道実践マニュアルー仮説・検証、ストーリーによる構成法』(高嶺朝一、高嶺朝太訳)旬報社、定価1500円・・ |
■2016年11月1日 本研究所招聘研究員のマーティン・ファクラーさんの論文が『コロンビア・ジャーナリズム・レビュー』に10月25日に掲載されました。同誌は、米国コロンビア大学ジャーナリズム大学院が出しているジャーナルで、ジャーナリズム分野では世界で最も影響力の強い雑誌と見なされています。論文タイトルは“Sinking a bold foray into watchdog journalism in Japan”。「日本で果敢に開始されたウォッチドッグ・ジャーナリズムの敗北」。多くの賞を獲得した「プロメテウスの罠」を生み出した朝日新聞特別報道部の、いわば「栄光と悲惨」がよく描かれています。・・・・(続きを読む) (英文記事・全文を見る) |
||||||||||||
■2016年10月12日 野菜でつながる-新宿・神楽坂 お好み焼き屋店主の半生- T.K..さんによるメディアミックスによる記事を公開しました (記事を読み観る) |
■2016年9月30日 参加者を募集中です! 若い記者の皆さんへ、そしてこれから記者になる皆さんへ 10月9日(日)、10日(月祭日) Jカフェやります! 詳細を公開しました。(詳細を読む) |
||||||||||||
■2016年9月24日 本研究所編『日本の現場 地方紙で読む2016』が早稲田大学出版部から刊行されます。10月5日発売予定。地方紙18紙の36本の連載企画が収録されています。ここに、今日の日本のジャーナリズムを支える、地方紙の底力を見ることができます。ぜひご覧ください。 (チラシを拡大して見る) |
■2016年8月18日 「新聞が売れないのは、インターネットのせいではない」 パナマ文書日本担当アレッシア・チェラントラさんが語る調査報道の意義・・・ (・・記事を読む) |
||||||||||||
■2016年7月31日 所長の伝言 その2 相模原市の障がい者施設「津久井やまゆり園」で、7月26日未明、元職員の26歳の男性が施設利用者の19人を殺害し、26人に重軽傷を負わせた。そのあと、自首して逮捕された。 容疑者は2月に事前に永田町の衆議院議長公邸を訪れ、大島理森議長宛の手紙を公邸職員に手渡していた・・・ (・・・伝言を読む) |
■2016年7月31日 所長の伝言 その01 過ぎ去った4月の出来事について、遅ればせながら、ここに資料を収容しておきたい。 国連人権理事会から特別報告者に任命されているデービッド・ケイ氏(米国カリフォルニア大学アーバン校教授)が4月11日に来日して、日本における言論表現の自由の状況を調査し、暫定的調査結果を公表した・・・ (・・記事を読む) |
||||||||||||
■2016年7月24日 所長の伝言 3年前、本研究所の前身であるジャーナリズム教育研究所は2冊の本をセットとして早稲田大学出版部より刊行した・・・(・・・・・続きを読む)。(画像をクリックすると紙面全てを読むことができます) |
■2016年7月20日 Wasedocuフェス2016開催レポートを公開しました。テーマ「ドキュメンタリーが語る原発と戦争」 日時:2016年6月30日(木)〜7月3日(日) (※2023/4/14ファイル見つからず) |
||||||||||||
■2016年7月3日 所長の伝言 研究所では調査ジャーナリズムに特化したメディアをネット上に立ち上げるべく鋭意準備してきました。今年の3月11日にデータジャーナリズムのサンプル版をアップしましたが、調査ジャーナリズムのプロダクトは夏以降にリリースする予定です。そのプロジェクトの案内チラシを作りましたので、ここに掲載します。ご覧ください。ご支援のほどお願い申し上げます。 (チラシを見る) |
■2016年6月12日 Wasedocuフェス2016を開催します。 「ドキュメンタリーが語る原発と戦争」 日時:2016年6月30日(木)〜7月3日(日) 場所:早稲田小劇場どらま館 4日連続で、 映画・テレビドキュメンタリー作品の上映とトークを行います。 詳しくはチラシをご覧ください。 |
||||||||||||
■2016年5月31日 ドキュメンタリー映画『アトムとピース〜瑠衣子 長崎の祈り〜』の学生試写会は盛況のうちに終わりました。その前日にたまたま米国のオバマ大統領の広島訪問がありました。このイベントには多くの取材陣が訪れ、5月28日(土)21:30のNHKニュースでも報道されました。(切り抜き記事を読む) |
■2016年5月20日 6月4、5日(土、日) Jカフェ開催! 開催チラシを更新しました。 参加者を募集中です! パナマ文書の日本担当、イタリア人ジャーナリストに聞く 前NYT東京支局長とTBSキャスターが「危機の正体」について対談 (更新した開催チラシを読み参加する) |
||||||||||||
■2016年5月13日その02 国際平和映像祭応募説明会を開催します 日時:2016年5月13日 18:30〜20:00 会場:早稲田大学 16号館304教室 参加費:無料 内容: 国際映像祭(UFPFF)とは 「AFP通信賞」についてなど (チラシ両面を見る) |
■2016年5月13日その01 5月27日(金)18:30〜21:30 入場無料 胡傑監督 来日!!! ドキュメンタリー映画「林昭の魂を探して」上映と監督トーク (チラシ両面を見て参加する) |
||||||||||||
■2016年5月4日その03 若い記者の皆さんへ 6月4、5日(土、日) Jカフェやります! 詳細を公開しました (時間割などの詳細を読む) 参加者を募集中です! |
■2016年5月4日その02 学生向け特別上映会&討論会(5/28)のお知らせ ドキュメンタリー映画『アトムとピース〜瑠衣子 長崎の祈り〜』 【対象】どなたでも参加ください。18歳、19歳の新有権者歓迎! 【料金】無料 【日時】2016年5月28日(土) 開場17:30 【会場】早稲田大学小野梓記念講堂 (詳細を読む) |
||||||||||||
■2016年5月4日その01 シンポジウムのお知らせ 映画監督と時代 2016年5月22日(日)13:00〜17:30 早稲田大学大隈小講堂にて。入場無料。12時30分開場 13時10分 「映画 日本国憲法」 上映17時〜 会場の観客と質疑応答 (チラシの両面を見る) |
■2016年5月2日 所長の伝言 最近の全国紙の動向を見ていると、ジャーナリズムの顔をほとんど失い、情報産業としての顔、ビジネスとしての顔がひときわ強調されるようになったと思われる。その点では全国紙同士の間に違いは見られなくなった。違いが見られるのは地方紙と全国紙の間である。・・・ (・・・続きを読む) |
||||||||||||
■2016年4月20日 今年度のJカフェの日程をお知らせいたします 第1回 2016年6月4日(土)〜5日(日) 第2回 2016年10月9日(日)〜10日(月・祭日) 場所は早稲田大学の教室を使用します。 申し込み、詳細問い合わせ先 依光隆明(招聘研究員)宛てにメールでお願いします。 t.yorimitsu☆kurenai.waseda.jp ☆=@ (詳しく読む) |
■2016年4月16日 今夜、『スポットライトー世紀のスクープ』(トム・マッカーシー監督、2015年製作)を観てきました。もうご覧になりましたか。 (詳細を読む) |
||||||||||||
■2016年4月7日 昨年7月4日開催の研究所開設記念シンポジウム基調講演の英訳「Power and journalism in “Jipang”: From Galapagos to Rhodes」を掲載します。 (講演録:日本語版も読む) |
■2016年4月4日 東京で見る新聞では、今日の朝日新聞と東京新聞(共同配信)の朝刊にICIJ(The International Consortium of Investigative Journalists)のプロジェクト「パナマ文書」によるタックスヘイブン(租税回避地)に関する調査報道記事が掲載されています。 (朝日新聞の記事を読む) (東京新聞の記事を読む) 詳細を読む |
||||||||||||
↑ 2016年度 | |||||||||||||
■2016年3月31日 2011年春号の『アジェンダー未来への課題』に掲載された「ジャーナリズムを経済的にどう支えるか〜2011年税制改革大綱への疑問とともに〜」の記事(16−25頁)を再掲します。 雑誌の特集は「マスメディアの行方」でした。 原稿は2010年11月27日(土)に大阪で開催された「Journalism Festa 2010〜デジタルメディアでジャーナリズムは進化するか?」の壇上で話したこと、さらにそれをきっかけに考えたことをまとめたものです。(花田達朗) (参照:基調講演録「ジパングの権力とジャーナリズム-ガラパゴスからロドスへ」) |
■2016年3月23日 「野球少年」スポーツ科学部3年Y..I ..さんによるマルチメディアコンテンツ。 |
||||||||||||
■2016年3月17日 “Japanese TV anchors lose their jobs amid claims of political pressure”, in The Guardian, February 17, 2016 (・・記事を読む) |
■2016年3月11日 「早稲田調査ジャーナリズムプロジェクト」(WIJP)を立ち上げました。 (詳細を読む) |
||||||||||||
■2016年1月24日 2016年1月16日の日本経済新聞・文化面の記事で、Wase-Docuの活動が取り上げられました。ご覧ください。 (大きな紙面を見る) |
■若い記者のみなさんへ 2015年11月21〜22日ジャーナリズムカフェを開きました。場所:早稲田大学内 (詳細) |
||||||||||||
■2015年10月28日 Wasedocu4 2015年11月15日13:30 開場、ドキュメンタリー映画『ヤクザと憲法』先行試写会(30名募集)を開催。場所:早稲田大学小野記念講堂 (詳しい内容を読む) (※レポート紛失) |
■2015年9月4日 Wasedocu 3 を2015年10月1日18時に開催しました。上映作品はNHK-ETV特集『薬禍の歳月ーサリドマイド事件・50年』です。本年度の放送文化基金賞テレビドキュメンタリー部門最優秀賞と演出賞を受賞しました。詳しくはチラシをご覧ください。 (※レポート紛失) |
||||||||||||
■2015年08月25日 2015年09月05日女性ジャーナリストによる報告と座談会「忘れ去られた人たち〜パレスチナ・イラク・シリアを伝える」を開催します。(詳細を読む)(※レポート紛失) |
■2015年08月03日 2015年7月29日開催のドキュメンタリー映画『天皇と軍隊』先行試写とトーク のレポートを公開しました。(※レポート紛失) |
||||||||||||
■2015年07月14日 所長の伝言更新しました。 琉球新報から依頼の寄稿原稿が、今日7月13日の紙面の文化欄に掲載されました。(詳細を読む) |
■2015年07月14日 2015年6月24日開催のWasedocu1「沖縄戦70年 テレビは何を伝えたか」開催レポートを公開しました(※レポート紛失) |
||||||||||||
■2015年07月06日
研究所開設記念シンポジウムにおける花田達朗所長の基調講演録「ジパングの権力とジャーナリズム-ガラパゴスからロドスへ」を公開しました |
■2015年7月04日■ 研究所開設記念シンポジウムは盛況のうちに終了しました。
|
||||||||||||
2015年7月04日【設立記念イベント】を開催します 早稲田大学 8号館地階 B102教室 13:00〜16:00 設立記念シンポジウム 基調講演:花田達朗「ジャーナリズムと権力」 ジャン・ユンカーマン監督『日本国憲法』再編集版の上映 パネル討議など (原寸大のチラシを見る) |
■左記より以前のお知らせなどの全てを読む | ||||||||||||
|
|
||||||||||||
■研究所のフェースブックへ | |||||||||||||