2004年9月18日建築家堀井義博さんと建築あそび
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★☆☆ ウェブサイトのメニュー ★★
(2004年建築あそび堀井義博講演 第三巻)
・・同級生とか友達とか、
web時代になったら、最近の松田達をはじめとして、
何年か向こうに行くとじゃない 海外旅行というとほとんど全員行っているよね。毎年毎年何十人もの
学生達が向こうに行っているのに、最新情報をわざわざ雑誌から仕入れるのはおかしいと思ったの・・例えば春の一時期・その時の情報収集して列挙して雑誌から仕入れているより よっぽど早いですよ。
春休みはまた
夏休みで旅行にいくんだから、絶対早いですよ。
そういう情報をwebに載っけたら 雑誌なんかいらないじゃん・・まずそういう事がで出来るだろうと・・
カフェのメニューとして。
ゲホゴホと咳き込む堀井 ・・
これがリアル・カフェ引っ張っている話なんだけど、雑誌という媒体があって 依頼された誰かが書くということじゃなくて、
書きたい人が居て それから発信されるという情報の在り方のほうが良いなと思った。
これは1番と関係があるんだけど・・プラス
リアル・カフェを自分なりに引っ張ってたっていうことだよね。
頼まれたから
やるんじゃなくて・・
ただそこにオッサンが居て、とにかく何かやっている人が居る。そういう状態の方が良いな・・かつその方がwebの概念に合っているなと思った。まだ幾つか有るんですけど。これが結構重要なんです。
会場 驚きのざわめき・・
1999年 五十嵐太郎が 彼まだ職場が決まっていなくて、まだ博士課程だったか・・名前の出つつあるライターだったんだ けれど、にも関わらず 彼は自分でwebサイトを持つという発想も無かったし 技術も無かったせいもあるんだけど・・・建築雑誌のほとんど全部の雑誌に書いておきながら、そうしながら、彼は自分で依頼原稿以外に書いてないんですよね。書きたいことを書いてないんです。
その結果として当時 彼は何をやっていたかと言ったら、建築関係の
みんなの建築 とか、早稲田の人がやっていた、・・学会とか いろいろ建築関係の
掲示板が出来つつあったんですよ。彼は自分が書きたいことを書くために、浮浪者だった。それもあっちこっちの掲示板を渡り歩いては、
自分の日記を勝手に書いている。
会場 わらい
理由は2つあって。一つは言ったような意味で。
自分が書きたい場所が無かったから。
勝手なことを書ける場所が無かったから。そういう色んな掲示板が出来つつあったのに
議論がちっともホットにならない。みんな読むけど書かない。
それを仕掛けるためには「
じゃ 仕掛けりゃ いいじゃん」せっかく掲示板があるのに、議論が起きない。「
議論が降ってくる」と思ったら、話にもならないような・・レベルが低いと・・あれだけど・・要は議論の対象にもならないようなツマラナイことしか書かれない・・例えば「
こないだ新建築に載ったあの住宅の住所を教えてください」とか・・
会場 笑い
どうすんのこれ・・
それ議論じゃないでしょう・・みたいな そういう状況がズーット続いていたように、建築の議論をするために作った。建築なんぞ学会 という所でも、みんなお互いの様子ばかり見ていて議論なんかちっとも起こらないし・・そしたら
待っているよりは自分から仕掛けた方がいいじゃない・・とうのがあっ た。だから五十嵐太郎が・・そういう意味では彼は
アクティビストですよね。「
待つよりやれ」・・かれは勝手に日記 始めた・・・・掲示板を自分の日記にしていた・・覚えているそれ・・
佐藤 わらい
いまで言うと、
ネットストーカーとか
粘着君だよね・・明らかに・・そうやって
書いた内容から議論が発展することもあったし。100%失敗したわけではなかった。結局 彼は自分の場所では無かったし・・要は
道場破りですよ。
佐藤 わらう
そこに 道場があって 勝手に「
たのもー」とか言って、一人で
親分みたいなやつを投げ飛ばして、「
ガハハー」とか言っている。
会場わらい
そういう感じだから・・逆に言うと
親分は勝負やっているツモリもないのに気が付いたら投げられていた・・
会場 わらい
その頃ちょうど、五十嵐太郎と槻橋修とは ほとんど毎週2回ぐらいのペースで
朝まで呑んでたりする 感じだったので、「
それだったらお前の場所作ろうよ」という感じが重要な方法としてありましたね・・プラス
五十嵐太郎を看板に置いておきゃ〜「
なにこれ」って引っ込み思案になっている人でもみんな「
いがらし!」とか言って 見るだろと・・・
ミーハー心もくすぐるだろと。
それが効をそうしたどうかはともかく、
いまだにサイバー・メトリックは五十嵐太郎のサイトと断言しているリンクが一杯 ありますよね・・。
佐藤 そうなんだ・笑い
最初から五十嵐君とも言っていたけど、「
半分 客寄せパンダつもりで」と・・いいのか悪いのか、狙ったのがあまりに
その通りに成りすぎてショック・・それから他にもあるんだけど、・・これもリアル カフェの方かな・・人が来てワイワイやるチャットとか掲示板と言うよりは、すぐそこに
粉から打っている、うどん職人が居る感じの方が
いいでしょう。・これはあんまり言いたくなかったんだけど・・
佐藤 わらい
これは製図室空間なんですよ。そこで一緒にやって居るんだけど、お友達とか仲間というよりは、何て言うか・・
気分のいい敵。かといって打倒したい とかいういう感じでもないし。それが重要 それが見えるようにしなければならない。
書き手が主体である、・・自由である。依頼され誰かにお金をもらって、興味が無い事を書くんじゃなくて、自分が書きたいと思うこと 自分がやりたいと思うことを 其処でやるという事と、こういうふうな
共同で何かやるということについて 考えが及ぶような ことにしたいなーと・・
それについて明言しない
明言すると
考えて下さいねと言っているようなもんだから。だからそれよりは
そういう環境が与えられたら、それについて自然に考えが及ぶようなモノであると良いなーと・・ハッキリ言えば・・きょうは喋ることに決めたから、ぜんぶ喋っているけど
人前で喋って良いのは これとこれぐらいですよね・・これも言っても良いのかなー・・「
こういう事について言ってはいけない」というルールを僕は最初に作った。言うと終わっているんだもの・・
今日聞いた人(コレを読んだ人)は真剣に考えてももらわないと・・
佐藤 実践しないとね
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