HOME 作成 佐藤敏宏 |
聞き語り記録 福留愛(SDL2018遠方参加者)に聞き語る |
|
01 02 03 04 05 06 07 08 09 | ||
03 言葉をもらいたい |
03
佐藤:福留さんにとっては気付きの多いSDL2018だったと。熊本大学内での講評会のみだと、そこのあたりは気づかずに卒業してしまうんだね。 福留:将来、プロポとか提出したときも、戦略性みたいなのが無いと、勝てないので、模型の作り方だったり、大きさとか、インパクトとか。 佐藤:将来の建築活動にも仙台の体験は色々活かせそうだ。それから呑み会に行って知り合ったり、ツイッター仲間に会ってワイワイしたとかありましたか 福留:ありました。インスタで知っている人とか、 佐藤:話はしましたか 福留:会おうねって約束していて。そこから凄い仲良くなった。 佐藤:そこで、SDLの内容を語り合うんですか 福留:あー、審査はこうだったよねって話はあまりなくって、ドタバタしてたので、深い話までは出来てないですね。 佐藤:SDL2018について、話すのは、今日が初めてですか 福留:初めてです。 佐藤:SDL終了後、卒業制作につてい語り合う機会はなかったんだ 福留:ないです。同じ大学で何人か出してる人たちは、話し合っているんだと思います。熊本大学からは、私一人なので。熊本に帰っても誰とも共有できないんです 佐藤:同じ大学で出品した者なら・・話しているのかな〜 福留:けっこう話合っているんじゃないかなー。羨ましいです 佐藤:東北大生の須藤さんに聞き語った(後日公開予定)んだけど、その後、話し合っているふうは、なかったな〜。そこも分からない点です。 お腹空いたね 横浜は中華街に行く方が並ばずに食えたかもね〜 福留:でも、けっこう呼ばれてますから、もうじき呼ばれるじゃないですか 佐藤:エスキス塾は申し込んだのは、どうしてですか 福留:100選に残るとかあんまり期待してなかったんですけど。せっかくお金を出して仙台に行くので、何かを得て帰りたいなーと思ったんです。エスキス塾で言葉をもらいたいなーと思って。 佐藤:SDLの会場で、福留さんの作品を前にして誰かに語ってもらいましたか。会場で先生の顔をとか分からないから無理かなー。大人に会ったら自分の作品を説明してみるとか。そうはならないかなー 福留:そうですね、エキス塾は模型が無ですよね。でも五十嵐審査員とか、辻審査員とか門脇審査員とかは作品を覚えててくださって、凄い評価してくださる反面、これが、こうだったら好かったんじゃないかとか。赤松審査員にはかなり指摘されましたね。 佐藤:どういう指摘でしたか 福留:内側に閉すぎって。詩人の話で 佐藤:なんでも開ければいいのか〜。詩人、言葉を扱った人を展示するための建築だから、青空に彼の詩を展示するわけにもいかないと思っていただろうし〜 福留:内側に閉じた結果、完成した建築だったのかなーとも思うので。確かに都市との関係をプレゼンテーションで載せていなかった。、そこを指摘していて、で評価が下がったという結果があったのかなー。門脇審査員は推してくださってて 佐藤:どういう意識で推してくれたんだろ。 福留:五十嵐さんには「人のスケール感、パースにちゃんと建築のスケール感がある」という話を。門脇さんからは「ちゃんと美術館としても機能するようになっている」という。 私の卒業設計は建築平面で観ると派手なんです。ですが、管理諸室だったり、ちゃんとした美術館として成立するような、設計を心掛けていたんですよ。計画が崩壊しているような建築ではなくって。そこは意識して作っていたので、門脇審査員にそういうふうに言われた時に、よかったなーと。観てくれたんだなーと。 佐藤:作品の、建築の中身については後ほど話すとして、平面が印象的ですよね。 佐藤サマー 佐藤:あ!呼ばれたね 食べに行きましょう 福留:はい その04へ続く |
|
その04へ |
||