HOME  作成 佐藤敏宏
      
聞き語り記録
 福留愛(SDL2018遠方参加者)に聞き語る 
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 03 言葉をもらいたい 












 

 

 03 
■ 言葉をもらいたい

佐藤:福留さんにとっては気付きの多いSDL2018だったと。熊本大学内での講評会のみだと、そこのあたりは気づかずに卒業してしまうんだね。
福留将来、プロポとか提出したときも、戦略性みたいなのが無いと、勝てないので、模型の作り方だったり、大きさとか、インパクトとか。
佐藤:将来の建築活動にも仙台の体験は色々活かせそうだ。それから呑み会に行って知り合ったり、ツイッター仲間に会ってワイワイしたとかありましたか
福留ありましたインスタで知っている人とか
佐藤:話はしましたか
福留会おうねって約束していて。そこから凄い仲良くなった。
佐藤:そこで、SDLの内容を語り合うんですか
福留:あー、審査はこうだったよねって話はあまりなくって、ドタバタしてたので、深い話までは出来てないですね。

佐藤:SDL2018について、話すのは、今日が初めてですか
福留初めてです
佐藤:SDL終了後、卒業制作につてい語り合う機会はなかったんだ
福留ないです。同じ大学で何人か出してる人たちは、話し合っているんだと思います。熊本大学からは、私一人なので。熊本に帰っても誰とも共有できないんです
佐藤:同じ大学で出品した者なら・・話しているのかな〜
福留:けっこう話合っているんじゃないかなー。羨ましいです
佐藤:東北大生の須藤さんに聞き語った(後日公開予定)んだけど、その後、話し合っているふうは、なかったな〜。そこも分からない点です。
 お腹空いたね 横浜は中華街に行く方が並ばずに食えたかもね〜
福留:でも、けっこう呼ばれてますから、もうじき呼ばれるじゃないですか


佐藤:エスキス塾は申し込んだのは、どうしてですか
福留:100選に残るとかあんまり期待してなかったんですけど。せっかくお金を出して仙台に行くので、何かを得て帰りたいなーと思ったんです。エスキス塾で言葉をもらいたいなーと思って。

佐藤:SDLの会場で、福留さんの作品を前にして誰かに語ってもらいましたか。会場で先生の顔をとか分からないから無理かなー。大人に会ったら自分の作品を説明してみるとか。そうはならないかなー
福留そうですね、エキス塾は模型が無ですよね。でも五十嵐審査員とか、辻審査員とか門脇審査員とかは作品を覚えててくださって、凄い評価してくださる反面、これが、こうだったら好かったんじゃないかとか。赤松審査員にはかなり指摘されましたね。
佐藤:どういう指摘でしたか
福留:内側に閉すぎって。詩人の話で
佐藤:なんでも開ければいいのか〜。詩人、言葉を扱った人を展示するための建築だから、青空に彼の詩を展示するわけにもいかないと思っていただろうし〜
福留内側に閉じた結果、完成した建築だったのかなーとも思うので。確かに都市との関係をプレゼンテーションで載せていなかった。、そこを指摘していて、で評価が下がったという結果があったのかなー。門脇審査員は推してくださってて
佐藤:どういう意識で推してくれたんだろ。
福留:五十嵐さんには「人のスケール感、パースにちゃんと建築のスケール感がある」という話を。門脇さんからは「ちゃんと美術館としても機能するようになっている」という。
 私の卒業設計は建築平面で観ると派手なんです。ですが、管理諸室だったり、ちゃんとした美術館として成立するような、設計を心掛けていたんですよ計画が崩壊しているような建築ではなくって。そこは意識して作っていたので、門脇審査員にそういうふうに言われた時に、よかったなーと。観てくれたんだなーと。

佐藤:作品の、建築の中身については後ほど話すとして、平面が印象的ですよね。

  佐藤サマー

佐藤:あ!呼ばれたね 食べに行きましょう
福留:はい

 その04へ続く 

  

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