HOME 作成 佐藤敏宏 |
聞き語り記録 福留愛さん(SDL2018遠方参加者)に聞き語る |
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06 優秀賞 理由いわれたい |
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福留:12月までは論文も書いてました。卒業設計の構想は9月からで、本格的に始まったのは年末ぐらいです。年明けにはこういう形というのは決まって。あとは一か月ぐらいスタディーして。2月上旬からはA130枚描き始めるという。 佐藤:2月短いけど一日1枚30枚描いた、すごい量だね、手が動くんだ。CADは使いたくなかったの。 福留:手書きです、発表会の写真です 佐藤:スーツ着て発表しているね 福留:はははは 福留:発表会だったので、スーツなんです 佐藤:大学では決まりなのね 福留:はい。 佐藤:徹夜明けして、ぐしゃくしゃで発表する人はいない 福留:ふふふふ 佐藤:手描きにした理由はありますか 福留:手描きで一杯描けるのが卒業設計で最後だなと思ったんですよ。働いたら、いくらでもCADはできるなーと思ってたのです。手で描いた方がスケール感、/100とか手で描いているとスケール感のスタディーが出来て。 佐藤:紙質は、なんですか 福留:ケント紙です。 佐藤:Bじゃないよね、鉛筆の硬さですけど 福留:鉛筆は、図面は2Bで、塗ったりしているのは、3Bとか使ってました 佐藤:大学内でも手描き今は珍しいですか 福留:最初 レイアウトして、絶対10枚パースを描くとか 佐藤:熊本大学では一人の壁の長さ、決まってないんですか 福留:3人分ぐらい乗っ取ってます 佐藤:これだけ、頑張ったんじゃ賞をあげるしかない。大学は何賞なんですか、くまもん賞ですか 福留:優秀設計賞です 佐藤:平凡な名前だね 福留:くまもん賞 佐藤:くまもん賞でいいじん。何人中で最優秀賞だったんですか。。 福留:70人ぐらいです 佐藤:先生方の講評はどんな内容でしたか 福留:それがまったく分からないんですよ。それは伝えられなくって、急に一番と二番だけメールが来るんです 佐藤:先生たちの講評は公開されないんだ。 福留:そうですね、なぜ選ばれたのか分からないんです 佐藤:言われた方がいいですか、言われないで方がいいですか 福留:言われた方がいいです、身になるので 佐藤:良し悪しは別にして、言葉によるショックを与えてもらえる方がいいね。何も言わずに賞を与えるのが熊大式なんだ 福留:展示を見に来てくれた先生は、色々指摘だったり、アドバイスは頂きましたね。 佐藤:君の卒業設計、とても面白いんで一緒に飯くってワイワイしましょうって言われると、よさそうだ、賞金はありですか 福留:6000円ぐらいもらいました、ふふふふふ 佐藤:中途半端な金額ですねー 福留:作品集を買いました 佐藤:飯食い終わったら、最初に戻って、繰り返してください 福留:はい その07へ続く |
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