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聞き起しなどの記録 | |
2018年3月4日@仙台 記録一覧へ戻る |
一位選出の経過 その02 | |
01へ 03へ 02 絞り込む 日本一決定前の話し合い 評価基準なき評価を巡り 票の移動が起こる 票の多さじゃなく共感できる品を 審査員それぞれの評価軸 作品番号 36 プレゼン内容 118 プレゼン内容 168 プレゼン内容 177 プレゼン内容 227 プレゼン内容 253 プレゼン内容 330 プレゼン内容 360 プレゼン内容 363 プレゼン内容 115 プレゼン内容 |
02 絞り込む ■日本一決定前の話し合い 司会:工業化住宅、それから塩田、動く作品と富士山と基礎。この5つが、3票以上入っているですね。順当に考えると 36、 227、360、363、115。 この5つを特別賞以上の、日本一、二、三特別賞のどれかに値するというふうに考えて、他は落ちると考えて進めてしまっていいかどうかですね。どうでしょう ■ 評価基準なき評価を巡り 青木:今の皆さんの話を聞いてて思ったのは、当たり前なんだけど。卒計というものをどう評価するのか、というのかな。 それを、見方によって評価基準、色々持ちようがあって、その評価基準の違いが、けっこう結果に出ちゃうわけですよ。 ということで一言ずつでいいから、皆さんがどういう評価基準で選んでいるのかと、いうのを一言話したうえで、もう一回票をいれるとか。 司会:もう一回やりますか 青木:というか、三つじゃなくって一個でいい。減らして 司会:そういう手はあるんですけど。できれば5つに絞ってからやりたいんですね。時間的には・・ 青木:ただねー僕思うのは辻さんが大きな丸 司会:ターザンに入ってます 青木:大きい丸を入れているということは、大きい問題だと・・ふふっふ・・僕は思っていて。小さい丸はいいけども。もしそれを4つじゃなくって、5つ残してっていうんだったら、構わないんですけど。 司会:辻さんどうでしょうか、これに関して特別賞以上にあげたいか、強く推したいか、その理由は 辻:その隙があるという、というか、隙がないことについて、議論したかったというのが一番大ききくって。 青木さんがいまおっしゃるように、どういう評価基準で言ったときに、こういう角度からも、こういう角度からも、こういう角度からも隙が無いっていうのが。建築的に統合されている、提案だと思うんですけど。 う〜ん、その根本的にあるのはこういう、凄く短時間で、ものを判断しなけいといけない状況の中で、順位を決めなきゃ、評価を与えないといけないっていう、ことの違和感を表明したかったっていう感じなんですが。 だから、なんて言ったらいいんですかね。う〜ん、そういう意味では外れてもいいかも知れないんですけど。う〜ん。個人的にはそこで一石を投じたいという感じはあって。 それについて、みなさんどう考えてらっしゃるのか、っていうのも聞いてみたい。ターザンのスキというよりは、もう少し大きな枠組みの中で、こういう評価基準。 時間的に拘束されながら決めていかないといけないっていうような、隙の無さについて、どう思っているのかと。 磯:出来が悪い子ほど可愛いって、そういうこと 辻:いや、そういうことじゃなくって、なんて言ったらいいんですかねー。う〜ん。 五十嵐:何か、投げている向こう側への飛距離がねー、この案に有ればいいよ。あなたの言っていること正しいと思うんだけど。 これはあまりにも飛距離がほぼゼロに近い、案だから。一石を投じたいっていう気持ちは分かるんだけど。それがこの案を推すっていうことには絶対ならないと思うんですよね。 司会:じゃ本人の意見を聞きますかね。177番ですか。この作品はこういう意味でいいんですと。貴方たち分かっていません、みたいなことがあれば言ってください 177:立った方がいいですか 司会:立ったほうがいい 177:私は凄い合理的に生まれて来る社会の中に在る建築たちが、それが本当に人間に近いのか、と思うのが、一番あって。本来自然の中にある人のための建築っていうのは、人が入り込めるような隙をもつべきだと私は考えています。 門脇:非常によく分かるんだけど。隙無き建築を設計したら結果的い隙が生まれて、そこで、人間が活動するのであると仕立てて方がよかったけど。 実際の建物の設計は隙が多いので、これはちょっと推せないなーという事が五十嵐さんの意見だと思う。僕もそれは同意するの。うん。 司会:反論ありますか。それが狙いですとか、ありますかねー 門脇:世の中には隙が必要であると。その主張はよくわかったので。みんな共感する。でもしかし、その手立てが、まだまだ隙だらけなのではないかと。 177:はい。そうです。 司会:反論ないですか、じゃー。どうでしょうかね。 ■票の移動が起こる 中田:すみません、票を移してもいい。 司会:はい??蹴落としてもいい? 中田:票を移してもいい。 司会:はいいいですよ 中田:118番に申し訳ないけど、それを抜いて168番に大玉を入れます。それで変わらないかも知んないけど。抵抗します。 司会:建物語りに、大きい玉が入って、ますます複雑になってまいりましたね 会場 はははははは 司会:そうしますと。3票以上っていうことになると。大きい丸が入っているのが、建物語とターザンが入っていて。少しこれは議論は必要でしょうか。 ちょっとじゃー、一杯票が入っている作品は特別賞以上でいいですねって確認させていただいていいですか。いいですか まず36番・工業化住宅、これはとりあえず5つの中のどれかには入るだろうっていのでよろしいでしょうか皆さん。反対はございませんか。無い。じゃーとりあえずこれはあげましょう。 それから227番・塩田。塩田については、これは、なにがしかの賞に値するということでよろしいでしょうけ。いいですね。 それから360番・動くやつはどうでしょう。これもかなり評価が高かったですよね。よろしいですか。 審査席 わいうぃガヤガヤ・・・ 司会:入れ替えはもちろんあって、いいんですけどね。 ■票の多さじゃなく、共感できる作品を 青木:あのね、僕、思うのは卒計って僕の感覚からすると、僕と付き合った人は自分で問題作って、それが重要だと思うから、そうであって、それで結果が出てるんで。 そういう意味で言ったら、本当は評価するのは無理な話を無理やりやっつけるわけですよね。そういう意味で言うと票の多さじゃなくって、これ共感できるなーっていうのを、一人ずつ、一人一つ選んでその数で選んじゃった方がいいんじゃないですか 司会:そうしましょうか 青木:そうすると、たとえばさっき入れたのを。例えば、怖い五十嵐さん・・はははは。うふふ・・相対的にどうだっていう話があるし。隙が無いのがいいんじゃなかと言うことだし。隙が甘いという事自体が問題だっていうのが、これはたぶん議論してて解決出来る問題じゃ・・ふふふ・・たぶんないんじゃなかなー。 で、それじゃなくって、ここに残った人は少なくっても誰が日本一になってもおかしくないと思うんで。本当に一人一票ずつ入れて、それで決めちゃいませんか 司会:それで議論しましょうか。これも一斉に書いていただいて、集めた方がよろしいですね 青木:はい 司会:じゃー、いったん先ほどリストを戻しますので、さっきと反対側の方にですね。右に書いてた方は左に、左に書いてた方は右に1票だけ推したい作品に入れていただきたいと思います。・・・シーン (審査員、書きだしている) ■審査員それぞれの評価軸 青木:この時間に一言・評価軸っていうのを言いましょう 司会:はい 青木:じゃー門脇さんからいいですか 門脇:僕は自分が、この人が出て来ると怖いなーという人を評価をします 司会:なるほど、ありがとうございます。辻さん 辻:僕は、なんて言ったらいいでしょうかね、ばれないように言わないといけないですよね。評価軸としては遊びと言うかユーモアーというか、そういうところがちゃんと提案にも結び付いている。敷地とプログラムが設定されていて、リアリティがあるという事ですかね。一言じゃないですね 司会:はい。 中田:私はもし空間を体験したらショックで死にそうなところを選びます 司会:はい、磯さん。 磯:えーと、まあ基本的には僕にとってく、なんていうのかな、影響を与えるものっていうか。心ゆさぶるものか。そういったものを選びましたけど。 この最終審査の段階においてはそれはちゃんと意識してやっていると、まぐれ当たりじゃないんだよ、ということ。そこはきちんと評価しておきたいと思いました 司会:はい。五十嵐さん 五十嵐:どんなに発見的な発明みたいなのでも、人類を置き去りにするようなものじゃ、よくなくって。共有、共感できないと、駄目だと思いますんで。幾ら飛距離があっても、飛距離飛ばし過ぎて「え〜?!」ってなるのは避けたいなと思いますよね。 司会:ありがとうございます、赤松さん 赤松:私は、最初に言ったように、建築はそこの場所だったり、人だったり社会だったり、っていうことと絶対切り離せないものだと思っているので。そこに対してきちんとした、思考と回答みたいな事が有るものじゃないと、それは建築としてどうなのっていう。はい 司会:最後に青木先生 青木:あの、刺激的なものが僕には面白いです。つまり僕が知らない事っていうのかな、知らない世界を持っているなーと思うものがいいと思っています 司会:はいありがとうございます。全員のみなさんに評価軸ですね、そこを話していだきましたんので、それで、一票を選んでいただきました。回収をお願いします いよいよ日本一決定 03へ 続く |
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