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2019年12月の日記 |
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12月31日 ときどき小雪舞う 駅に行き、おせちの食材を求める。家人次男も参加し車で行く。家人はすっかり体力が衰えて嘆いている。しっかりしなさいと言われ育った効能は70才過ぎても家人を縛っている。子育ても終えて久しい、誰かに頼り生きることで共に幸せを得ることを覚えてほしい。あんがいこれは時間がかかりそうだ。だれでも生活のあらゆること、全部はできないのだが、出来た自立していると勘違いして、それを生きがいの達成とする、安直さが蔓延しているのは、人間らしいようにも思う。急いで解く必要もないので、じんわり考えて行こう。 年末年始の食材を手に入れて、早めの夕飯を済ます。後は読書三昧だ。 ■河原宏ざんまい@福島市我家大晦日 |
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12月30日 雨 のち 新年の日めくりをもとめに町に出る。年末とあって人出が多いのか、そうでもない、人が多いのは駅ビルだけ。車がないのでロードサイドショップの賑わい知らず。 FB投稿 仏教と童子像を調べだす(来年から馬力掛けたい) 今年は福島市に縁ありて立ち、なぜか?御隠れになられたサンチャイルド 像。あの「撤去事件」を多方面から理解しようとした、1年だった。 ◆渡辺菊眞さんの25年ぶりの高知市での個展をきっかけに、空海が10代後半に修行した窟を訪ねて、体感し「表現の何か」がわかった。 福島原発事故に遭遇した人々は、忿怒の表現メソッドが少ないし、有ってもめちゃくちゃ甘い。あるいは無い事がわかり、昔の日本人は悲劇を、どう記憶継承したのか?その事に興味が湧いた一年でもあった。余計なお世話なのだが、現代アートは時間の襞を越え、生き残れないだろうとも想った。。(サンチャイルド は一月チョイ姿を見せた、短いのか、程よいのか、短命なのか、今後の解釈を待とう) ◆空海が日本向けに中国の密教を改善し定着した、真言密教の忿怒の仏像や、歴代の僧たちが、どのうに「子供像」を表象してきたのか?その事も視野に入ってしまい、神話や古典仏教も勉強し始めてしまった。... ◆現代人は、表現を金儲けと他者承認の一方法と、理解しているようだ。さて、古来の僧たちは表現などという思いで各種像彫り、曼荼羅を描いてきたわけではない。建築や土木事業を成すのも、同様だ。 せっかくサンチャイルド 像から頂いた、好き縁を、ありがたく受けとめ、あの像が私に伝えている多様な事を、キチンと伝えられるように、整理する来年にしよう。 この日の下の写真へ ■ 仏像印相大事典をいただく。 |
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12月28日 薪ストーブを燃し、一日 読書三昧! (我珍事) 渡辺豊和著『大和に眠る太陽の都』1983年京都の学芸出版社発行を読んでいると、『古事記』(偽書と言われるも文学として価値あり)を読まないと.南奈良盆地で8世紀以前に起きた政争や、都市づくり、天皇系渡来人に敗戦し、(熊野人が抱き込まれたことで敗れる)奈良盆地を追い出された、古来人(縄文系土蜘蛛)の思いや、渡来人による天皇の誕生などの、日本史の知識を得てから読むと、味わいがまるでまで違う。 そう想い、あんちよこ本『古事記』(ことふみ)里中満智子著を買い、読みながら薪を燃す。 13000年前の縄文人も、焚き火の炎を眺めては「われ、どこから来て、何処へ行くのか?」と想像を巡らしただろう。冬至期の日照少ないこの時節は、太陽の再生を願った古来の人々に思いを馳せるには、好ましい時期だ。なるほど日が短いのは心ぼそなる。鏡餅に擬似太陽であるみかんを載せ柏手を打つのは、仏教ではない。太陽が消えてしまったようなこの時期に正月を迎え祭りをするのは、日本人だけではない。農耕を祖とし暦を持つ文明の人々なら同じだろう。 少...ななくたった太陽、さあどうする、人工太陽(原発)を手に入れると、人はどうなるのか?フクシマの惨状を観てるとしみじみ我愚行人と自覚する。 ◆天皇制誕生以前を想う方法のひとつとして、渡辺豊和さんの古代史書籍がある。また古事記以降現在までの、日本精神史を概観するには、鎌田東二さんの各著書が適書である。 今日読んだ、『世直しの思想』2016年2月発行。この著書は、神話(天照)、平安初期の密教(真言と修験)の誕生、鎌倉初期仏教改革、戦国時代を経て、東照宮(天照を超えた存在である東照人、家康)の日本思想改革、明治維新時の神社神道と教派神道そして、招魂社の誕生。宮沢賢治の思想と芸術、311以降の民族芸能まで、足早てはあるが、アクチュルにあれから人はどのように暮らせばよきか、その事が、まっこと腑に落ちる内容だった。(FBへ) 日本思想史のほうが合っているのではないか。 表紙の絵は熊野観心曼荼羅図 江戸時代の作だと思って、検索したら 60ほどあるようだ。戦闘が無くなる世はよいが http://www.saidaiji.jp/.../precinc.../kanjin-jikkai-mandara/ |
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12月 25日 渡辺豊和さんの著書を引っ張り出して、拾い読みしている。やっぱり『芸能としての建築』が俺はいちばん読みやすくって、納得できる。 FB投稿より 渡辺豊和さんの著書を数冊だす |
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12月23日 映画『カツベン』を観る。映画好きと映画史好きなら観るべき1本 周防正行・監督作品。脚本監督補・片島正三 筋もたのしいエンターメ作品。 FB投稿より 映画『カツベン』を観る。映画と映画史好きなら、見逃してはならない1本! 1985年の水害に遭った広瀬座も、撮影ロケ地の一つになっていた。広瀬座が福島市民家園に移築される前に、何度か遊びに行ったので、芝居小屋のあの懐かしいさも蘇ってしまった。それは小屋、観客、役者が一体になり、フィフションの坩堝と言う現実が体内に蘇り、体温が上がるということ。 原発事故後、身の回りの現実がフィクションを超えてしまい、映画を観る気にならず、映画鑑賞から離れていたが、体内で、ようやく原発事故後の混乱も整理が尽きつつあるのだろう、今年は数本観た。来年はもっと観よう。 周防監督作品は2007年作『それでも僕はやっていない』以来だ。エンタメ映画だけど、ただそれたけではない。伊丹十三監督のもとで、映画をつくて来た人ならの作品で、ぶ厚くタップリ楽しめ、笑え、映画の面白さ、現在の映画がなぜ、つまらないのか?そちの問題にも届いたていた。 主人公はサイレント活弁時代の熱気を存分に演じていた。片島章三さんの脚本を、それぞれの役者、舞台美術、音楽、衣装などをふくめ理解して、今の映画づくりと映...画の見せ方、見方に対しても、再考を迫るような、味わい深さが内包されていた。そう思った。 周防映画常連、1992年『シコふんじゃった』で好き脇役を演じた竹中直人も好演していた。 |
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12月22日 ようやくのんびりした1日 2日前のFB投稿より 渡辺菊眞建築個展に関する聞き取り記録の節目つく! 今夜は目次を紹介します(後日、1頁づっ簡単な解説をつけながら紹介していきます)お急ぎのかたは全てのページにリンクを張ってあるので見ていただければ幸いです。そして、建築好きのかたなら「何か言いたくなる」ハズです。それら感想などFB投稿やEメールでお寄せいだければ、「番外・特別ページ」を仕立て記録保存し公開しますので、投稿などよろしくお願いいたします。二度とこのような建築家による自腹プロジェクトである建築個展は日本で開かれない可能性はあります。 ■普段おこなっている建築家の聞き取り(ことば悦覧)と異なる点は、展覧会の会場の中で聞き取っているので、とぎれとぎれ、でまとまりが弱い点です。いずれこの記録をもとにし2〜3時間、渡辺菊眞さんを聞き取る機会をつくり、その記録を保存公開したいと考えております。この記録はそのための資料のようなものと考えて、見ていただければ幸いです。 |
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12月21日 12月2〜5日まで高知を訪ねて、渡辺菊眞個展を観て、記録をつくっていたが、夜11時前に一端作業の一区切りをつけた。2週間ちょい掛かった。 作品の正式名と制作年月が不明な点が多い。いずれ修正を加えるべきかもしれない。明日からは、全体の感想としてmy体験記を書く予定だ。楽しみながら、お正月までには仕上げる予定。予定より多いWEB頁数になったので目次を作った。 目次はここ 頁にリンクを付けているので 順にみていく事ができる |
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12月20日 ■FB投稿より 干し柿 放射能測定! 不検出。 庭の柿の実を干し柿に仕立て、近所放射能測定所にて測定してもらう。持ち込んだ量ば700グラムにとどかず、で参考値となるのもの20ベクレル以下不検出となる。9年振りの庭の甘さ戻る。家人の好物にて拍手している ■2巻まとめて 5000円! 先着3名のみ。 年末特価 もちろん新品で税込みです。半値です!、振込先は送付書に書いて送ります。現金書留の方は私の住所に送金ください。送料はユーパクで送る予定ですので適宜加算ください。 |
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12月19日 薄日あり 高知市内にて3〜5日まで開かれた渡辺菊眞個展に関する、聞き取りの記録づくりを一端終えた。それらの体験を通して、自分が思ったことや気付いたことを体験記にまとめようとしているが、それはまだ手が付いていない。今年中には書いておきたい。 昨夜、菊眞さんには連絡しておいた、今朝、読んだと連絡あり。さらに手を加え、数頁ずる仕上げていきたい。まだ未完成だが 目次と各頁はざっと、こんな感じ。 おもったより時間が要るものだが、一段落しつつある気分だ。 なんとなく菊眞展に呼ばれた、その責任をはたしすつつある |
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12月9日 こつこつ菊眞展で採取した肉声を文字にしている。一日。今日は12月3日の採取文を文字にした。香川ミュージアムの考古学者にして学芸員・佐藤竜馬さんの菊眞語りが面白い。 今週中に文字化できたら、年内公開できるかもなので、いいのだが、先をみづこつこつ文字化を進めよう。 |
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12月7日 曇りがち FB投稿より 米沢街道を行く。福島市庭坂 湯町?李平(宿場)を訪ねる 新関さんのお誘いにて三浦さん、斎藤さんの案内と豪華です。福島市庭坂に在る湯町から李平(積雪20センチほど)まで体験する 古道・旧道調査などにて湯町のことは知っていたが、吾妻地区超郷土史談会と阿部会長のことは知らなかった。身近な、なるほどの福島市の歴史の手掛かりを確認。 ついでにに、三浦さんの生地である宿場・李平(すももだいら)には現在何もないが、三浦さんの案内で訪ねる。撮り鉄なら知っているだろう、大平小学校跡地から見える、峰をうねるあの道、米沢街道現在の13号や万世大路などの道道の景色より、はるかによし。歩き易そうだ。 (新関さん、斎藤さん、三浦さんありがとうございました) |
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12月6日 宮城県産の地酒を3本my長男よりいただき 12月3日 高知市で渡辺豊和さんに教えていただきました、現代イワクラ。渡辺豊和さん最後の設計とのこと。丸森町
伊達冠石 |
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12月4日 室戸岬に立つ!なるほど地球のパワースポットの一つである。この岬に立っとその事が存分に解る。空海が居住し修行地の一つに選んだ理由が分かった 渡辺菊眞展2日目@高知市内 ■人生初、高知新聞を手に入れた(12月4日) |
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12月3日 岡山駅で目が覚める 快晴 東京駅9番ホームを出て今朝坂出着。瀬戸の花嫁という曲鳴りまくる駅なり
渡辺菊眞展を観る@高知市 高知のたべもの うろぎ酢 380円 |
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12月2日 曇り時々雨 洗濯をしながら、食材などの買い物を済ませる。 午後、高知市で明日からはじまる渡辺菊眞展を観るため、新幹線にのる。東京駅22時発、サンライズ瀬戸、新寝台車に乗る 途中大宮駅で降り、3時に高田馬場で花田先生に会い昼ビールを呑みながらダベル。my長女のドイツでの暮らし、ネオナチのような動きの背景などを6時まで、だから3時間ほど解説してもらう。高知新聞の記者を二人紹介していただく。 7時東京駅につき、サンライズ瀬戸の出発ホームや乗り込める時間を聞いて、東京駅や有楽町有楽町周辺を逍遙する。40年前にも在った建築もあり、観た事もない建築もあり、時間の織物のように見えて、おもしろかった。 サンライズ瀬戸シングルは乗車券のほかに特急券3300円と寝台券7700円必要だった。往復の乗車券は大人の割引が付いているので18060円ほど。東京駅を22時に出て、坂出着7時9分 そこから高知まで特急で2時間ほどで高知駅に着く。空海さんは善通寺市で生まれ、四国の各地で修行したそうなので、地形を体験するたに電車の乗ったようなもの。途中、満濃池の遠望を見て山中に入ると、東北にはない地形が現れる。このような崖、平らな場がほぼ無く岩だらけの場所に激変する地形に鉄道を走らせる、その情熱に敬服してしまう。瀬戸内海の穏やかで淀んだような海と、太平洋の激しく広大な海を行き来すると空海のような人が育つのかもしれない。 ■FB投稿 福島市から高知市に向け、電車に乗る 明日から始まる渡辺菊眞展を観に行くことにした。京大に入学卒業後、25年ぶりの個展とか。学生の時分から交流してるし、2009年12月12日奈良市内の自宅兼事務所で聞き取りしているので、10年ぶりの再会となる。どのような個展になっているのか。 個展に関してなどの記録や聞き取り記録も手に入れことができるよう、努めてみたい。 ◆足は寝台車など。寝台車・サンライズ瀬戸は東京駅22時発で人生初の四国寝台車入り。 待ち時間に有楽町逍遥 |
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12月01日 明日から高知に向けて旅にでるので、その前の段取りを数日している。数日前の夜雪が、みぞれが降っていて、冬到来。 my次男は買ってきた、薪をストーブに燃して暖を取る練習をしていた。 |
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