花田達朗    本サイトに関わる略年表 HOMEへ


2023年4月8日
「サキノハカ」のサーバーを変更して「fullchin」に間借りすることになり、サイトの移築を完了。従来のサーバー「hanadataz」は4月末廃止となる。

2021年3月1日
ワセダクロニクルは「Tokyo Investigative Newsroom Tansa」と改称して、新発足。

2018年4月7日
個人ウェブサイトを「サキノハカ」と名付けて、公開。
2018年3月31日までのデータ・アーカイブを併設。

2018年度からの活動記録は「サキノハカ」へ


2018年3月31日
早稲田大学を定年退職。在職期間は12年間。
ジャーナリズム研究所長も退任。
それまでの研究所のウェブサイトのデーターは花田個人のアーカイブ「サキノハカ」へ移行して保存。(右動画 「サキノハカ」の名称について花田達朗肉声)

全学共通副専攻「ジャーナリズムコース」および「ジャーナリズム概論」などのコア科目は廃止された。制度としては誕生から11年間という短い生涯を終えた。


2018年2月3日
早稲田大学最終講義「公共圏、アンタゴニズム、そしてジャーナリズム」(web版)を行う。『世界』2018年6月号に掲載される。掲載誌PDFへ

2018年2月1日
ワセダクロニクルは発足1周年を機にして早稲田大学ジャーナリズム研究所から独立して非営利法人(NPO)へ転換。花田はアドバイザーを務める。

2018年1月26日
早稲田大学グローバルエデュケーションセンターの田中愛治所長より「ジャーナリズム概論」の担当教員として「早稲田大学ティーチングアワード」を授与される。定年退職の直前に、そして廃止となる科目に対して賞を出すということに何かの冗談かと思った。花田は授賞式への出席をパスした。

2017年9月11日
日本外国特派員協会(FCCJ)の「報道の自由推進賞」(フリープレスのサポーター部門)を研究所長の花田とワセダクロニクル編集長の渡辺周が受賞。花田の受賞スピーチ(英語で読む 日本語で読む)。

2017年2月1 
WIJPがワセダクロニクルと改称し、大学発のニューズルームとしてデビュー。特集「買われた記事」をネットにリリース。

2016年3月31日
ジャーナリズム研究所の招聘研究員、渡辺周が朝日新聞社を退社し、WIJP編集長に就任。スタートアップにとりかかる。


2016年3月11日 
早稲田大学ジャーナリズム研究所のプロジェクトとしてWIJP(Waseda Investigative Journalism Project)が発足。

2015年10月8日
ノルウェーのリレハンメルで開催された、第9回GIJC(探査ジャーナリズム世界大会)に出席。主催者のGIJN(探査ジャーナリズム世界ネットワーク)の関係者と初めてコンタクトを取る。


2015年7月4日 早稲田大学ジャーナリズム研究所開設記念シンポジウムを開催。花田による基調講演「『ジパング』の権力とジャーナリズム─ガラパゴスからロドスへ─」(日本語版)。基調講演の英語版

2015年4月1日 
早稲田大学ジャーナリズム研究所を新設(設置期間5年間)。

2015年度〜2017年度の活動記録

2015年3月31日 
早稲田大学ジャーナリズム教育研究所第2期は設置期間を終了して閉所。


2010年4月1日 
早稲田大学ジャーナリズム教育研究所第2期を開設(設置期間5年間)。

2013年度〜2014年度の活動記録

2010年度〜2012年度の活動記録

2008年4月1日
石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞記念講座「報道が社会を変える」の授業担当となり、2011年まで4年間務める。この授業の成果物として4冊の本を早稲田大学出版部から刊行。本のタイトルに使われている言葉がジャーナリズムではなく、ジャーナリストであるというところがミソであり、これを「ジャーナリスト4部作」と呼ぶ。
表紙の絵の選定と授業の文字データ起こしは、本サーバー「fullchin」オーナーの佐藤敏宏が担当した。

2007年6月2日 
早稲田大学ジャーナリズム教育研究所開設記念シンポジウム「ジャーナリズムの自由と独立のために」を開催。基調講演はドイツのドルトムント大学教授ゲルト・コッパーの「ジャーナリズム教育はなぜ現代社会に必要か?─国際的視野から見た問題提起─」。

2007年4月1日 
早稲田大学ジャーナリズム教育研究所を開設(設置期間3年間)。
研究所の機能の一つとして、早稲田大学オープン教育センター・テーマスタディ(全学共通副専攻)の「ジャーナリズムコース」のコア科目群の運営と授業を担当するとともに、教育方法を実践的に開発。「ジャーナリズム概論」「ジャーナリズム演習ベーシック」「ジャーナリズム演習アドバーンスト」「インターンシップ」の授業を全学部の学生向けに提供。
もう一つの機能は、独立ジャーナリズム大学院の設立をサポートすることであったが、この構想は不発に終わった。

2007年度〜2009年度の活動記録


2006年4月1日 
花田は東京大学大学院情報学環から早稲田大学教育・総合科学学術院に移る。


■この略年表の期間についてより詳しいこと、また2006年3月31日以前のことは『花田達朗ジャーナリズムコレクション』(彩流社)に所収の年譜を参照ください。

年譜(5) 2006年〜2022年 第5巻所収
年譜(4) 1986年〜2006年 第4巻所収
年譜(3) 1975年〜1986年 第3巻所収
年譜(2) 1971年〜1975年 第1巻所収
年譜(1) 1947年〜1971年 第2巻所収


花田達朗(はなだ・たつろう)の略歴

フリーランス社会科学者。早稲田大学名誉教授。東京大学名誉教授。
専門は社会学、メディア研究、ジャーナリズム研究。
公共圏論や空間論、制度論などの研究のほか、ジャーナリスト養成教育も行った。

1947年長崎県生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。ミュンヘン大学哲学部コミュニケーション学(新聞学)修士課程修了。ミュンヘン大学大学院博士課程満期退学。東京大学大学院情報学環教授、学環長を経て、2006年より早稲田大学教育・総合科学学術院教授を務め、2018年に定年退職。その間、2007年より早稲田大学ジャーナリズム教育研究所所長、2015年より早稲田大学ジャーナリズム研究所所長を務めた。

2006年から2013年まで石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞の選考委員を務めた。ジャーナリズム関係の海外の有力学術雑誌の編集委員を長年にわたって務めている。2017年9月11日に、FCCJ Freedom of Press Award, Supporter of the Free Press(日本外国特派員協会「FCCJ 報道の自由推進賞」を受賞。

(『花田達朗ジャーナリズムコレクション』第1巻奥付の「著者プロフィール」より)