36:複数のニュータウンを参考にしているのですが、平均的な敷地とか、隣棟間隔とか参考にして。36:はい。実際に販売されていた年代とかも、合わせています。36:最初の呼継で言えば、二つの建築のサニタリースペースが古くなっていて、その中間に新しいユニットバスをつくるという提案などをしています。336:基本的に割り切れる、と言われてしまったら、割り切ってしまっているかも知れないですが。こういう可能性のオプションを提示することに、僕は凄い興味があって。で、その語り方の順番で、最後に工法の話が来るのではなくって、最初に工法が来て、それでどういう暮らしが、これからあるのかっていうのを考える。そういう順番なんです。36:はい。6:でも、今回設計者の立場が、僕の中でもかなり、難しくって。住宅メーカーの設計者のディテールが、どう作られたかっていうのを、丹念に調べていく。そうすると、モジュールの話も経済的な合理の中で生まれていきます。基本的に、そこにユーザーとかは居ない訳です。で、ある時代の建築家も、ある瞬間まで、そういうもので、システムの構築っていうところから始まっていると思うので。僕は、そういう住宅メーカーの設計者と建築設計者の間の、中間の立場で、今回この提案をおこなってます。36:はい。その通りです。36:一番の興味としては、そこに在るべきものを特別に操作して設計することが可能かっていうことで。その題材として工業化住宅を選んだということです。36:基本的に、70年代を選んだのは、どんどん、家の工法が各社クローズドになって、誰もこの家がどう作られたかを分からない。で、70年代前後、ぎりぎりまでは、少しわかる。引きはがせば分かる。そういうぐらいの、難しい過渡期の工業化住宅を選んで来て。だから、この提案ではそれぞれの家の成り立ちを、ちょっと崩して、ちょっと組み合わせることによって、その町とか、その家とかが、どのように、成り立っているか、露見させる事が、僕の中では重要で。だからこの題材を選んだと、というんですか。ちょっと答えになっていませんでした。すみません。36:クランプの提案に関しては、外装材とか構造体を棄損せず、後々の転用とか、後々の呼継のために、ただ掴んだだけっていうラフなものを提案していて。例えば、さっき言ったコンクリートパネルではシース鉄筋という、鉄筋が通っているので、それをアンカーボルトに木質パネルをつなげるとか。個別具体的な、この工法と、この工法の組み合わせだと使えるというのも提案しています。ただ、ユニバーサルに、どの外装材でも、どの工法でも繋げれる物っていうのが、クランプの物っていう形です。36:そうですね。例えばモジュールが違ったりするので、そうすると、色んな空隙とか隙間が生まれる。それを屋根を架けるっていうところが、僕の中では金継の陶器の破片の部分と金の部分というのは、等価に扱っていて。だから、空隙に屋根を架けることも、建築行為と捉えています。36:そうですね。ここには一つしか模型が置いてない
|
|
|
118:1ではなくって、既存を、まず潰してしまうんすけれども。118:新築で行って。その建物の構造としては、最小単位の内部空間のコアが在って、それに対してファサードがくっ付いていって、スラブや外部階段によって空間をつないでいく、という操作で二重ファサードっていう言葉を使わせていただきました。18:はい、そうです118:そういう事になります。118:回転と反転を選んだっていうのは、まず、リサーチからファサードを分析して、それ、ファサードのマテリアルの切り替わりに着目したので。その切り替わりというのを、どう設計に取り入れていこう、ってなったときに、そのまま使うんではなくって回転することで、縦が横になって、切り替わりのリズムが、水平だけだったのが町に対して垂直に延びるっていう、展開で回転というのを選んでもう一つは、通りに対して、ファサードをリサーチしたときに、その裏側のインテリアがどうなっているかっていう興味が出て来て。その内側を見て来たときに、そこも、切り替わりが凄く頻繁で。内と外でけっこう似ているけど、それを反転したときに、内側、内部空間と、外部しかなかった町に。そういた曖昧な空間が出来るんじゃないかっていうので、反転を選びました118:いい事というのは、まず、建物同士の関係というのが無かった現状を、まず、関係を持たせること。ボリュームごとで、ファサードを共有したりであったり、開口から光や風を通したりっていう関係を作る事と、空間として均質であった、この町に多様な質をもたらすということですかね。。118:はい。118:とりあえずやってみようって思って、やった結果がこれです。118:はい、思ってます。118:はい118:もう一度お願いします118:はい118:移動できる物は移動しています118:設計しました。 |
|
|
168:はいそうです168:まず、パワーポイントをもう一度使ってもよろしいですか。私が行たのは、10の建築要素を抽出して、それがが人々に与える影響。例えば、柱とかが、あ、えへへへ。違うな。何かの囲まれていると、圧迫感を感じるとか。そういった、えーと〜建築のシンボルみたいなものを抽出して。それらを使って、お話の展開で、これがどういう展開かを考えて。例えば切迫感のある展開だと想ったら、そういう、どうやったら切迫感を演出できるかとか。168:実際に、例えば戦いのシーンとか具体的に作って説明したいんですけれども。スライドをどんどん送っていただいていいですか。ありがとうございます。例えば、これは闘い、H戦いというシーンの空間なんですけれども。柱を分散させて、それらに囲まれた所で読者が本を読むことで、切迫感とか、違和感を生じ、感じながら、その展開を読む事ができます。その次お願いします。こちらは、大きな、全部・室内なのに、いきなり大きな開口がある空間に入るんですけども。そうしたときは、今までとちょっと違った空間体験を味わいながら、変身、浦島太郎がお爺さんになってしまったとか。そういった展開を読む事ができます。168:大丈夫ですか、すみません168:本を読む人みんな ふふふ という設定です168:ままず、最初の質問に対してなんですけれども。廊下が在るのは本を読むときに頁をめくったりしながら、読むじゃないですか。そういたときに、ちょっと本から目を離して、ああ主人公はどうなんだろうとか。回想したりとかすることが、実際にあると思うんですけど。そういった空間を設けようと思い、廊下を作りました。で、二つ目の質問なんですけども。4.5m×4.5mにした理由は、全ての展開に対応できるグリッド、全部単一な重みなので、全部を揃えたいと思たときに、ある程度大きさが うん。簡単に言いますと、全部の展開を作れる大きさ、ミニマムな大きさは何だろうと考えたときに、4.5m×4.5mに行き着きました。うふふふ 大丈夫ですか168:エピソードの順番も自分で選べますし、その部屋で、例えば戦いの展開の部屋でどのお話の戦いを読むのか。例えばそれが金太郎なのか浦島太郎なのか168:保たれるという実証をしたのが、二番目の断面展開模型なんですけども。たぶんというか、大丈夫です。一応ルールは、ある程度のルールは設けたんですね。例えば登場人物を全部。168:そいう事です。もし既存の話を読みたいときは、そのルールに従ってマップが渡されるので、そのルールに従って進むんですけれども。そうではないとき、自分で好きなようにお話しを紡いでいきたい、と思ってこの建物語を読むならば、自由に歩けます。自由にお話を紡いだり、でそれが成功するはずです。168:なるほど。まず空間の体験が先にあります。で空間の中に入って行って「わーすごい切迫感あるなー」と思って本を開いて、その緊張したシーンとか。幸せのシーンとか。色んな、あると思うんですけど・・を読んで行きます。168:廊下のアーチを考えるときに、そこにはとても拘ってみました。その元々は四角い、つまりアーチを描いてなかったんですけども。そういったものが連続するよりも、この壁と壁の間に出来た空間をより、面白く見せるのは、こういったアーチがいいんじゃないかなーと。そういった感じで、スタディーを進めて行きました。魅力的だと私も思います。ふふふ。168:そうですね168:違うところへ・・・無意識です えへへへ168:構造以外のところはどのように捉えているか。えへへへへ。168:ふふふふふ。うーんと。ちょっと難しい質問ですけれども。なんですかねー。168:はい。 |
|
|
177:例えばこの場所は、一番平常時に子供たちが使っていて、それは児童館っていうのが在ったり。お婆ちゃんが利用するような、トレーニング施設や和室なども在るんですけど。子供たちが使う所に、部分に対して前に在った既存のものは応えてないような気がしていて。私はここだったらジャングルジムというのを構造体にして、そのジャングルジムを用いて児童館に入れる。ふふふふ。構造を持たして。例えばこの黄色い扉なんですけど、これは非常時に黄色い注意信号となるような、目安となる入口なんですけど、平常時は子供たちがこのドアを目掛けて走って行けるような部分、そういう構造を持たせるっていう事ですね。177:吉阪隆正はスキという言葉は、はっきりは言ってなくって。でも吉阪隆正がその不思議な建築を造っているように感じて。その特徴ある建築というのは、吉阪隆正さんは何か見えないスキのようなものを捉えていて、それを形作っているのではないかなー、というのが私の仮説です177:そうです177:秒では考えて事無いですけど。200m177:はいそうです177:駆け上がる、というよりかは、この建物内に一時避難する事で一回、ちょっと避難できる、っていう。177:そうですね。避難して、この場所の建物内にとにかく階段を用いて入ってもらって。一番上に到着した人から、どんどん一番防災拠点である谷中センターまでターザンを用いて移動する、というものです。177:全力で走るっていうのも、たぶんこの町の人は元々その計画があると思うですけど。お婆ちゃんが多い町だから、全力走はできないことがあったり
177:一応、本当は、三か所この地域に造って。ここを持ち出してここの部分だけを設計しているんですけど。177:戻す必要は無くって、この町の人は防災訓練というのがあって。一人一台家に持っていて。避難177:持って行くっていうふうに。年に三回ぐらい数回ある防災訓練がその町が防災の町であるっていうのを、この何だろう。そういうふうに、形づくっていく事が凄く重要なのではないかと思っていて。177:具体的には無いんですけど。パワーポイントの方で、何個か戻っていただけないですかね。177:これですね。この地域・谷中の整備地域というのをこの三つに分けていて、上の方の地域の人、真ん中の地域の人、下の方の地域の人っていう、具体的ではないんですけど。177:そういうのは、それはたぶん私が考える事ではなくって、これを実際的にやるときに考える事かなーと思うんですけど。これは、ちゃんとそのプーリーであるものに、ちゃんと巻き付けるような形で、安全かつ丁寧に行っていただけないかなーと思っています。この町の、防災計画であると共に、この町の木密、この町の一番美しいとされている、木密の部分を守る事が必要だと思っていて。今のある計画はこの路地を広げたり、建物を木造の建物を密集させたり、そういう、なんだろう、景観的ななものが損なわれる中で、でも私は、そこは失いたくない。だからこの防災地区ターザン計画っていうのが、両方を兼ね備えたものになっているんではないか、と思いました。177:ターザンが一番大きいのは、たぶんターザンが避難する道具っていう部分になっていて。子供たちが普段はこのターザンを用いて児童館に行ったりする事が出来る遊具となっているっていう面で、この防災面と、平常時の部分を、両方捉えているものであるから、ターザンを一番大きく見せているんだと思います177:ありがとうございます177:はい。信じてます。
|
|
|
227:はい227:今回、伊豆諸島全体の計画にはなっているんですが、私が実際に建築をしたのは、二つの島で、三つの港です。その港にそれぞれ製塩施設を造ることで、あ、先ほどお伝えしたように、塩には、二つの工程があるんですけれども。その片方の採かんという工程の場所を、それぞれの島に造って。その次の煎ゴウという工程は大き島でしか作っていません。その煎ゴウの工程に持て行く塩水と一緒に、観光客や住民の方を運ぶこということで、生産のネットワークと観光のネットワークを構築しています227:はい。そうです、塩水を船の地下などに貯めて、船の上に人を載せて運びます。227:ままず、その塩の、先ほど言った工程のうち、煎ゴウという工程は、採かんは割と何処でも同じような水が出来るんですけれども。煎ゴウ工程には気候の条件や場所の条件で、その必要な施設も全く異なって。出来る塩の種類も大きな粒だったり、小さな粒だったり、苦いもの(塩)だったり、甘いもの(塩)だったり、全く別の塩が出来ます。そこで、同じ塩まで、同じ条件で同じ煎ゴウ法を使うのではなくって、それぞれの島に、それぞれに合った煎ゴウ法を使うことで、あまり採れない塩の島、だけど高級で、凄く求められている島だったり。安定して塩が採れるけど安価な塩っていう。それぞれの塩の生産される塩の種類を、それぞれの島で分散させる事で、伊豆諸島全体で、塩の生産の安定化を図るっていう事が目的です227:定期便、ああ、はいそうです。227:私は実際にその製塩の施設を観て、そういうふうに稼働させる事で、よりフレキシブルに使える宿が出来るのではないか、という可能性を感じて設計しています。実際、詳細とか動くシステムなども設定していたんですけれども227:私も、実際にその塩の工場を観に行くまでは、本当にそんな、色んな用途に使える工場だとは思っていなかたんですけども。実際に、その製塩施設に入って、工場の方に許可を得て、見学させていただいたんですけれども。実際に人が手を掛けて、その装置を修復したりだとか、その上を土足で上がって歩ったりだとか。そういうことは実際にされていて。そういう事も加味して、実際に私は実現可能な建築だと考えています。227:造りは同じなので、大きさはそれぞれ違いますが、造りは同じなので、全て可能ではあるんだけれども。この動かすのに人が要るとか、そういう事をも考えると、最初は私は、ここの、こちらの長い方の建築だけで、考えています。227:はいそうです。227:実際にいちおう壁はこの227:はい、そうです。 |
|
|
253:敷地の周辺ではいままで通りの生活が行われています。敷地の内部だけ特別な空間が出来上がっています。253:直接は関係してなくって、私が最初に思った都市への破壊の衝動を初めに漫画として描いて、自分の中でも整理をしていくという過程で、出来たものです。253ここには、自分で来たかった人が、生活しここには、自分で来たかった人が、生活したいと思う人が、来てるんですけど。なんていうか社会に、資本主義から始まった社会に、大きな流れが出来ちゃったと私は思っていて。進学して高校へ行っていい大学へ行って、いい就職先に行って、っていうのが何か幸せみたいなふうに感じられてて。それのために皆、必死に勉強して、でも本当の自分のやりたいことって、自分のやりたいことを潰して、その幸せだと思っている方向に進んでる人がたくさん居るなーと思っていて。その流れに乗れない人、私もそうなんですけど。そういう人が社会にはたくさんいるんじゃないかなーと思って。そういう人たちが暮らせる場所を造りました253:私はそういう暮らしはやってみたことは無いです。253:やってみなかったのは、253:あードングリはたくさん集めました。253:そこまでは、出来てないです。253:そうですね253:はい253:取り掛かりは道具としても、でも初めはいいのかなーと思ってて。でも、どんどん一緒に共犯的になっていくというか。今の時点で何か人々が、自然をちょっと道具として扱っているなーという印象があって。253:そうなんですか253:人間の、意思、あやつれる、あやつる、外に自然があるので、人間が道具として取り入れたとしても、共犯者としてとりいれたとしても、知らないうちに自然にそれは食べられてしまったっていう、流れ。253:ああ、そうですねー。自然に、自然が253:自然が人間より強いっていうのを、自然の恐ろしさを感じる場にしたいと思ったので。道具というよりは、自然の方が、自然に人間からやられていくっていう。のが近いです。253:このビルが在ることによって隣に普通の生活をしている人々が、よりこの意識を向けられるっていうか、そういうものに成ったらいいなと思ってビルを残しつつ、自然を入れ込んで行くっていう。253:え253:なぜこの方法、破壊。何か、建物をゼロから建てていって、どんどん増えているっていう、建物がどんどん増やしていくんじゃなくって、破壊から新しいものが造られたらなーって思ったのが最初だったので。なんで破壊しながら残しつつ、自然を |
|
|
330:沖縄が、今既に沖縄に建っている建築から、今沖縄に相応しい建築を実は考えたくって。その言葉から考えたので。その言葉がより象徴的にとか、魅力的に浮き出すような形を考えので、僕はこれが沖縄には相応しいと思っています330:例えば、例をあげて説明します。この一番上に載っている茶色の砂のような物は、赤瓦という方言、つまり沖縄が持っていた瓦を調査をしてみたところ、現在、瓦をもう一度葺こうと思と、非常に高価であって、止水機能が高いものはもっと他にもありますし、なかなかもう一度使うという選択肢には至らないと思うんですけども。
赤瓦が持つ美しさや、瓦が沖縄の瓦は、特に保水力が強くって、そういった物で二重外壁のように、小屋裏に風を通すような、そういう工夫が昔にはあったと解釈をしまして。敷地に転がったいた、壊れかけた瓦を砕いてコンクリート屋根の上にアルミの上にまくということで、皮膚のような屋根ができるんじゃないかとして、解釈しました。330:確かに全ては覆っていないんですけれども。特にここの部分だけは汗をかくように、温度を下げることを期待してこうしています。330:これは二世帯住宅になります。この手前の少し背の高い部分が母の家で、その奥の、これはリノベーションなんですけれども。こちら側は祖母の家になります。今祖母だけが住んでいて、母の家が計画されている部分は今空き家になっています。母の家側が完全に新築になるんですが、この建築が二つ二世帯住宅として建つことで、沖縄で生まれてはいますが沖縄で育ってない母と祖母を繋ぐような方言を縁にして繋がるような、そういった二世帯住宅の在り方を提案しました。330:そうですね、特に鮮やかな色が付いている所は全て方言で設計をしています。330:その部分はこういったスケールのものが欲しいと思った瞬間に、きっと歪んで解釈してしまうと想ったので。一番大切にしたのは、その方言は話してくださった方のエピソードを重視しました。どういったところで方言を話したか、というとろから曲げないように解釈をしています。330:すみません、僕はこの敷地に提案をするということを決めたうえで、方言を収集しましたし、方言を解釈したので。この気候、ここに住んでいたことがある記憶から、この時期はこういう雨が降って、この空間は暑すぎるじゃないかとか、そういう気候に相応しいくなるように意識しはしながら、全て設計をしています。なので、僕の主観は完全入り切っていて、この敷地が抱える問題や、婆ちゃんのライフスタイルや、そういったものを全て、改善というか、豊かになるように意識をしながら、設計をしたので。その場所には相応しくなるように。設計手法として文字には、なってはいますが、意識的にやっています。。330:そういう事です。330:はい、ここを写していただきたいんですけど。これは模型ではアルミホイールを貼って表現しているんですが。これはこの敷地の太陽の位置を、夏至であったり、冬至であったりから計算をして。そういった太陽の位置であったり、天候を写して、それを背景にして、この宴席に入ってくるような。つまり遅れた人は遅れた空の色で、時間通りに来た人はそういった夕方の空の色であったり、そういったもので出来ている。演出されて入って来るような、そういったアプローチが、ウチナータイムの壁に変換させてれています。はい330:今、南から写していただいています。330:一階部分はそうですね。宴会を。330:はい |
|
|
渡辺:その通りだと自分でも思うんですけど。ギャラリーが好きだったので、ギャラリーにしました。渡辺:できてます渡辺:はい渡辺:動いていると思うし、変化していると思うんですけど。渡辺:というか、生命の定義がけっこう難しいと思うんですけど。渡辺:はい。ふふふふふ渡辺:ちょっと渡辺:本当はこのファサードの一枚の中にソーラーパネルみたいな物を貼って完全にして動かしたかったんですけど。模型では今回は電源を引っ張ってやらざるをえなかったという感じです渡辺:今作るためにみたいなビジョンだった、将来像はもっと霧みたいなものをコンピューターで制御して。内外が関係なくつながっているような、ジームレスに繋がっている、ぼやぼやっとしたイメージがあって。ただそれは、今は出来ないから、まずはファサードを動かすっていう感じ渡辺:うーん。あると思うんですけど。あんまり生物っぽい動きをしてくれる、のは見た事がないなーと思って。僕はもっとこうー、自分が予期しないような変化とか、動く建築を見てみたくって。なだろうなー。何か人のためにとか、っていうよりは |
|
|
363:僕にとってのクライアントのような者というのは、富士山を登る人であって。すみません。質問ってどんな質問でしっけ、すみません363:失礼いたしました。現在は富士山を歩くに連れて変化する事象だったり、変数がたくさん有るんですけど。現在は通り過ぎてしまっているような、富士山に眠っている、潜在的な富士山の魅力を建築として立ち上げる事で暴き出す。そうすることで、今までは気付けなかった富士山の本当の面白さだったり、奥深さを、建築を通して、人間が知覚する事で富士山が再解釈される、もっと新しく解釈されるということです363:僕から観ると富士山的ではない。現状の例えば山小屋であったり、建っているんですけど。それはその建築がそこにいて、壊れないようなものが、そこに備わっているんですけど。どっちかと言うと消極的で、最低限そこに建てられる、建築というか、建物なんですけど。もっと富士山には魅力が有るはずで、今は隠れてしまっている魅力を、建築化させることで、視覚化するというか。建築を通して知覚できるように設計しています363:同時に何人使える363:具体的にこの建築は最大何人とかは決めてないですけど。もちろん作るに当たって想像はしています。363:これはですね、何人ぐらいと今、数字をあげるとすると、10人から最大20人は入れると思うんですけど。何をするのかですか。これ山頂に在って。もちろん富士山の方は樹木も何も生えてないし、日影が無いので。山頂まで登って疲れた人達に対して日影を与えてあげる。人間のためにはそういう意味もありますし。同時にこの袋葺きの屋根というのは山頂でしか成り立たなくって。ここにこういうふうに存在出来ているのは、気圧の変化であって、そこまで人が知覚することで、富士山の山頂と、地上の気圧の大きな変化というものが、この空気の袋葺きの屋根を通して知覚できると思っています。363:全部っですか363:何をするやつ。これは登山道を観る第二の登山道を設計していまして、同時に富士山は、非常に水はけが良くって。あれだけ大きいんですけど、川が一つも無いので。水が非常に貴重であるという事に着目して、通常の屋根、切り妻の屋根を反転させてるだけで、それが富士山の樋になるという話を乗っけています。次は説明したので、飛ばしますか。これは物見台と言って大丈夫だと思うんですけど。同時に柱が林立している下の空間が面白くなっていて。冒険するように中を潜り抜けて、最後はそれまでは、制限されていた視界を完全に開いて富士山の下の景色を観ることが出来ます。これで何ができるか。そうですね、登山道の視線の方向の制限に対してそれに垂直のチューブを入れりだとか。この点から観る一番遠い距離、遠い地点に対して、この木の椅子を向けていたりしていて。このチューブに入ることで人の視線を制限するし、その椅子に座っていれば、リフレッシュ休憩にもなると思います。次いきます。これはですね、富士山の下の方は木も生えてるし、植物もたくさん生えているんですけど。その豊かな植生を壁の向きだったり、関係性に置換して、この、ポルゴン状の多角形の壁一つ一つに、それぞれ違う植物が生えていることで富士山の壁を通して、この物体を通して富士山の植生の豊かさを知覚できる。それに対して、それを垂直に、富士山というのは斜面を登る連続的な動作に対して、上に上がる断続的な動きを人間に与えることで、富士山が同時に新しく知覚できるとしています。時間大丈夫ですか。最後ですけど、富士山の山頂の方はドンドン傾斜がキツクなっていって、その変化する傾斜に対して、立ち上がったのがこの屋根です。この屋根というのは、段々人は地面に這う様に登って行くんですけど、どんどん山に歯向かうように登っていくのに対して、ここに、ふっと屋根が架かることで、そこ人は立ち止まって、振り返るだろう。そういう傾斜の変化に対して立ち上がった屋根です。簡単にですけど。363:冒頭で説明したよう写真の様に、やっぱり先を急いでしまう。山頂に着くことだけが、今は目的となっている。僕は二回登ったんですけど感じて。一方で過程にこそ富士山の魅力があって、それを建築の設計を通して表すことが出来たら、それは凄い自分のやりたいことだなーと思って設計をしています。 |
|
|
115:はい115:二階部分と、既存の柱です、既存の基礎も一部残っています115:はい115:これまでは、基礎がただ壁に沿って同じ400ス高さで回っていた、と思うんですけれども。基礎が様々な高さに変化することで、壁の付き方が変わったり。柱を逆に同じスパンにする事で、基礎が低い所は屋根の部分が下がったりだとか、そういう事が出来るなーっていうふうに考えています。115:一部設計しています。115:壁についてだと、こういったところに成るんですけど。柱の高さが低くなったりするっていうことについては今回では。まだ、模型で表現出来ていなくって。今後の展望として、考えているところがあって。115:そもそも、この敷地の歴史サーベイから始めたんです。元々東大寺の寺領だった、田んぼだった所を更地にして、近代化したら紡績工場が出来て、またそれが衰退したら更地にして、新興住宅地にして、っていう流れが来ていて。またそれそれが衰退したら更地にするのか〜って思ったときに。変わらない物っていうのが置いてみて、その町のテキスタイルみたいなものが在ると変わっていくんじゃないかと思って。コンクリートに拘っています。115:はい115:二階部分は完全に住民のための元の家として使われるんです。下は今考えているのが、ここの住宅地を運営かつ設計した不動産屋とかが、それを持って、その宿泊施設として、開放していて。住民にも不動産が仲介することで、お金が落ちるような仕組みになっていて。でまあー、階段周りとかは自分の家の下でもあるから、自分の家の一階に置いておきたい物が出て来たりだとか。あと宿泊施設に置いてある家具だったり、とかいう物も元の住民が使っていてもう要らなくなった家具だったり、とかが置いてあるじゃないかって、いふうに考えてます。115:それも兼ねています。で住民の生活とか、財産という物は二階にあるので、確保されていて。かつ、一時的な者、宿泊者というのは一時的に来ている者なので。住民をとりあえず守っているし、かつ改修っていうか、根本切断して、補強ということが出来るというふうに考えます115:細部に関してはリサーチ出来ていないです115:ありがとうございます115:実際この住宅地というのは、20年前に皆で一斉に引っ越して来て。今、子供たちが大きくなって皆巣立ってしまって。子供部屋が、おっきいお家なので一杯残っているんですが。その場所を使ってヨガ教室されている方々だったり、留学生を受け入れてフォストファミリーしている方とか、いらっしゃって。そういのが、もっと上手に出来る場所が在るといいなーというふうに思って設計しています。115:はいそうです。 |
|
|
|