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課題 「 あなた と 私 と 菜園 と 」 作品 N0 12
食することを強いる対話を誘う行為とか
左写真
菜園という名の野菜炒め。観客はピリ辛の野菜炒めを食べる事を強いられ、感想をのべなければならないかのような雰囲気、を醸し出してしまう単なる食い物
右写真
参加者によって平らげられ、食べかす・白い皿・フォーク
佐藤敏宏の感想
03−09−01
チョイ辛目の野菜炒めを食べさせ、対話を強要する行為。観客が高山建築学校の参加者という了解・前提がなければ成立しない・・・こういった行為は・・。
食べるという行為は個人の生や身体生理に直結すつことな。意表をついて、課題に隠れ、ここまで自己中心的でいいわけないね・・。乱暴で強引な仕業。この程度の味の食い物を作品と言い張っていいわけない。これも高山建築学校の特徴であろうなーと思った。
食い物を使ったパフォーマンスは蜂蜜と塩を使った浜田さん。豆をたらふく食べ続ける伊藤ターリさんの作品を体験してる。浜田さんはボイスのアトリエに出入りしていた人で、蜂蜜と塩を用い存在の根源やルーツを探る。
伊藤さんは 「女性は豆=精子を食べさせ続けられちゃうんだ」・のように私にはみえた。女性は性的被害者であると告発する行為。彼女の妄想もおおいにあるが、これでもかと詰め込む豆マメ豆を窒息寸前まで延々喰い続ける・・続くから大迫力。
それにしてもこの野菜炒め・・なんでこんなに自己中心的だろう。表現とやりたい放題を他者に強要するってことは全く異なるんだが・・誰がそれを教えるんだろうか・・個人の素養に任せっきりの建築の世界では、こういう行為と結果よくあるよなー・・・・
講評は提出作品を一巡した後 書きます