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課題 「 あなた と 私 と 菜園 と 」 作品 N0 03
上のような白い画用紙が4枚たてにつながれていて、 画面中央に文字が書いてある作品
●一番上の画用紙の中央の文字
いきる
菜 園
自分が個体だった時、自分は生きる事に必死だった
漢字にルビがある
自分にはヒト 個体には(野生)
●二番目の画用紙中央の文字
しかし自分は、己が生きるために、他人と群れる事を初めた
同様にルビ 自分・ヒト 他人・ヒト
●三番目の画用紙中央の文字
そして自分と他人は生きる事以外に、創造り初めた
同様にルビ 自分 ヒト 他人 ヒト 創造 つく
●最後の画用紙中央の文字
その瞬間 、自分は人間になった
同様にルビ 瞬間 とき 人間 ヒト
佐藤敏宏の感想
03−08−29
制作意図が私には理解できないなー。詩なのかなー・・・文字が並んでいるだけだし・・人間らしく創作を他者に伝えようと努め 課題に応えてほしいんだなー・・説明してもらわないと分からないなー
03−08−31
創作行為をしなくても・・・狭い世界で創作行為ができなくても人間は人間だから誤解のないようにしたほうがいいのではないのかな。人間を建築家と読み替えても同じだよ。
石川初さんの言葉
えーと、作品No.03についての感想ですが、佐藤さんの感想にほぼ同感です。「個体」と「人間」を峻別しているっていうその「創造行為」を、どういうものを想定しているのか、伺ってみたいです。「創造」っていうようなパワフルな常套句には、その人の価値観がわりと剥き出しで出てくるから、突っ込まれると深手を負うので、普通はみんな避ける言葉ですよね。(こんなこと先に言っちゃ意地悪だな。)あるいは、おまえらは創造する人になるんだぞ、という教育的指導雰囲気があるんでしょうか。学校に。職能の矜持を持たせるという意味では若い人向きなのかもしれないですが。
講評は提出作品を一巡した後 書きます