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福島第一原子力発電所の事故によって起きている様々な問題を勉強し始めました 勉強過程の記録をつくってみますご活用ください
再エネについて  01 02  03  04  05  06  07

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藤野:町民力って話しが出たので出来たら会津の三島町という同じく町があってそこで会津三島自然エネルギー研究会が行われてますけれども。その活動も是非、皆さんとレオさんと共有出来たらと思うんですけども。岩淵さんいかがでしょうか

岩淵:こんにちは会津三島市自然エネルギー研究会の岩淵と思うします。私はですねフクシマ県の会津地方のさらに奥会津という地域の三島町という小さな人口2000人の町で活動していまして。会津三島自然エネルギー研究会何をしてるかというのを簡単にまず説明さしてから話しを進めたいと思います。

私たちの研究会は大きく三点活動内容がありまして、一つ目が三島町の雪が沢山降る地域ですので、どうしても冬場に停電が年に数回起きてしまうんですね。で今は電気の世の中ですので、電気がとまる、1週間もとまるときもあるんですね。それがとまってしまうと自分たちの生活が不安で生活出来ませんのでその対策を考える一つでこの研究会も立ち上がっています

もう一つがこの原発事故が起きまして自分達が原発を要らないというふうに市民の中で考えましたので。私たちの住む地域なら自然豊かな環境ですので、水力であったりであったりそういったエネルギーを巧く使っていこうというために活動しています

もう一点目がですね非常に山深い地域でして、人口2000人で。ものすごくいわゆる田舎ですね。田舎の中の田舎。町ですので昔ながらの生活が凄く残っているんですね。簡単に言うとをやったり自分達で必要な物は自分で作ると。っていう活動をしてますので、その活動っていうのはその生活っていうのは非常に省エネな活動ですので。それを上手く自分達の生活と今の生活スタイルとを伝統的な生活スタイルを組み合わせてなるべく電気に要らない生活を目指そうということを三つ狙って。研究というか、まあ活動しています。

今はどんなことをじゃー始めたかと言いますと。会が立ち上がって約1年近く経ちますので、初めの頃は自然エネルギーは何なのか?とか、そういったものを色々シンポジューム盛んにやってますので、そういった処にメンバーが入って自分なりに勉強して来てますね。

 ここ最近はこの自分達の町で、どのように自然エネルギーを作っていくか?っていうこと一歩前進しまして、自分達の町はまず太陽光とか風力というのはまず出来ませんので 少水力発電っていうのを集落で造ろうというのを目指してます。つい先月も専門家の方をお呼びして少水力発電所の可能性調査というのをしました。

で数カ所観ていただいて、一ヶ所非常に100kwという1集落をまかなえるぐらいの規模なんですけども。非常に可能性が出て来ましたので、それを今後どのように、造れることはほぼ間違いないと思うんですけれど。この後自分たちでまず資金集めをもそうなんですけども。その前にその水力発電所を誰が運営していくのか。っていうのを今凄くこれからの問題点になってきて。

 町に頼むのか会社を設立するのか。僕が一番好いと思うのはその集落で管理していくっていうのを目標においていきたいと思います。そうすれば自分達の物になる。ロラン島もそうだと思うですけれども。自分達の物にすれば 何ですか大切に管理をするというか自分たちで造っているんだよという意識の向上っていうのも計ってこれると思います。ですのでそれをまず第一に今は動いてまして。

あとは本当に普及計画。啓発活動でつい最近町の文化祭がありましたので先ほども中山さんも仰っていたんですけど。いかに市民の方にこの自然エネルギーの大切さっていうのを広めなくちゃいけないなーと思ってます。研究会のメンバーみたいに、意識の高い人間はこういった場に参加して自分で情報を得るんですけども。全然興味の無い人はその話し何なの?っていうことになるので。僕らが色んな大学の先生とか、専門家から聞いた話を集落に自分達で公民館なり に行って説明をするっていう取り組みを今してます。

ちょっと僕も一つレオさんに質問さして頂きたいんですけども。ロラン島も船を造っていて、失業をしてっていう今自然エネルギーが普及してきたと思うんですけれど。やはりなかなか自然エネルギーについて興味を抱かないというか、伝える方法っていうのが僕らもまだまだ、解らない部分があるので。本当の子どもからおじいちゃんおばあちゃんまで、どのように市民の方に話しを伝えて来たのかな−とっていう処をもう一度具体的に自治体とか、以外の所でも何か動いてきてたのかなーっていうことを教えていただきたいなーと思います。

藤野:どうもありがとうございます。じゃレオさん北村さん今の御質問いかがでしょうか?44:28

レオ:私たちがずーっと取り組んで来たのは、造船業という重工業からいかにまったく違う分野のグリーンエネルギーという処に力を入れていくかっていうことを いかに市民の人に解ってもらうかっていうことだったんですけれども。ロランの場合は風力発電から始まってて風力発電をやるからにはこんなに風況がいい、デンマークの中でも一番 風況がいいって言われているからには じゃ風力発電で一番の地域になろうっていうことをまず、自分達のビジョンとして決めまして。それからプルーバイオマスと言われている藻の栽培とか、そういったものを今もっとも力を入れてることの一つなんですけども。それをやるに当たっても藻の培養といのをやっている所はまだあんまりないので。じゃーせっかくやるんだったらデンマークで一番、デンマークで一番だけじゃ物足りないんんで北欧で一番ぐらいになちゃおうよというかたちで取り組みはしています。

 そういう、そこまで高いビジョンを掲げてることで、こういうここまで、私たち目標を達成するんだっていう、ここまでこれているったっていうようなことを日々感じられるように市民に、市民の人達が感じられるようにすることで、どん底だったような地域の人たちにも、何ていうんですかね誇れる、自分達の町は誇れるものをまた始めることが出来たっていう、そういう何ていうのか安心感とか高揚感とか期待感とかというのを持ってもらえるっていうことが凄く大事かなと思っていて。その効果は実際にも非常に市民の人達が実際にそういった実証実験に参加してもらううえでも大きな原動力になってます。

そういう考え方をどういうふうに育ててるかというと。私たちは大人に再教育は無理だっていうことが何となく 長く続けてきて分かったので。大人にアプローチは後回しにして、まず子ども達に学校でそういったなんでこういうグリーンエネルギーへの取り組みが大事なのか?どういうふうにやったらどういうエネルギーが出来て、どんなふうに使い回せてサイクルシステムはどうなっていうのかっていうふうな事を子ども達に色んな場面で教えることを始めました

そうすると、面白いと思ってくれた子ども達は必ず家に帰ってそれを話をしますし。両親だけじゃなくって、おじいちゃんおばあちゃんだったり、親戚のおじさんおばさんだったり、隣の近所に人達にも話したりしますから。今度そういう人達がまた興味を持って実際に実証実験をやっているような現場に足を運んでくれるようになって。

子ども達が得意になって説明しているのを見て親とかおじいちゃんおばあちゃん目を細めながら家の子はこんなに賢くなったねーっていうふうに感じてもらえるものなので。そこから大人の人達にも気付いてもらって。家族でそういう話しを家でしてもらって、じゃ家で出来ることは何かなっていうふうに考えてもらう。そういう流れを上手くつくることで子ども達も地域の大人がやっていることに対してのリスペクトというか尊敬も芽生えるし、で子ども達もああいう仕事を将来やりたい、ああいうグリーンエネルギー作り出す仕事をもっと地域に沢山増えるといいなと思ってもらえる。そういうふうな流れが今できていって、今までの経験から言うと子ども達学校のシステムを巻き込んで、プロジェクトを進めていくっていうのが一番大人を再教育する意味では近道なんんじゃないかなというふうに今感じています。

藤野:ありがとうございます 49:47 いまうなづいている方も沢山いらっしゃいましたけれども ふふふふ。

岩淵:今の話しを聞いて非常によかったなーというのは。本当に11月3日の町内文化祭でもですね、子ども達にミニ風車を作ってもらう。体験今年の夏もやっているんですけど。そういったものが僕らも大切かなーって思ってるんですね。
 なかなかお母さんとかお母さん達に本当は興味を持ってもらいたいんですけどなかなか取り次いでくれないので、僕らも子ども達をまず教えてお母さんは無理なんで。その上のおじいちゃんおばあちゃんに話しをもっていってもらうように、僕らも考えて取り組みをし始た処だったので、今の話しを聞いて非常に僕らのやっている意味も少しはあるのかなーって一寸ホットしたところがありました。本当にありがとうございました。 


藤野:どうもありがとうございました 51:12そうやって一つ一つ小さいかもしれないかもしれないけれども。何かに一番になるとか 三島町も心に残るキャッチフレーズもちながらやられると町のうねりになるような運動になるのかなーというのを今お話を聞いて思いました。

あと今教育だったりとか、具体的にどういうふに知らせて行くかという処で、例えば福島中央テレビから今日コマギネさんいらっしゃってますけれども。教育の番組作られたりとかしてるっていうお話なんですけど、ちょっとそこを御共有頂けたらと思うんですけれども 51:59いかがでしょうか

コマギネ:地元のテレビ局のこまぎねと申します。昨年このふくしま会議の分科会に参加させていただきまして、色々な方々のお話を伺いました。その中でいわき明星大学の樋口先生、何年も前から地元の子ども達の環境エネギー教育を続けていると。いうお話をお伺いしまして。

 その後先生を訪ねまして色々と相談させていただきました。子ども達に遠回りであっても子ども達に伝えるのが将来的にも一番早道ではないか。と一番大事ではないかと何か出来ませんかねと。いう相談をさしていただきました。

いわき明星大エネルギー教育研究会というのがありまして。そこで、今年県内の9の小中高を対象にして再生可能エネルギーのモデル校教育をやると。いうお話をおうかがいしまして。私どもは地元のテレビ局ですので、何か一緒に出来ないだろうかと。いうことで色々とちょっと色んな処に申請を出したりしてですね、自前で資金を確保しまして。今年9校の内6校について私ども夕方ワイド番組を放送しているんですけども。そこの特集企画で採り上げることにいたしました。それぞれ、6つの中で地熱太陽光風力バイオマス小水力発電。それに燃料電池というのを加えて6項目の企画を立てまして、毎回12分程度の企画を放送しまして今月の初めで一応放送が終わりました。

来週の土曜日にその総集編ということで15分程度の放送さしていただいて、なおかつ12月の8日にその子ども達が発表会を開きます。これまで発表会を開きます。そこでその総集編を観ていただきつつ、我々もフォーラムを発表会を共催さしていただくと。で、これは子ども達その学校だけではなくってですねなるべく多くの方に。我々放送ですから、この7回の放送通じてかなり多くの県民の方に観ていただいたと思うんですが。これを全てDVDに収録をしまして県の教育委員会と話をしまして。おそらく今年度中に300なんですが、来年度中には小中高校全ての学校に今回放送した、いわき明星大学エネルギー教育研究会が取り組んで来たことの、われわれが、放送で採り上げたことを90分のDVDですが、全校に観ていただくと。いう流れになっています

今皆さんのお話をうかがっていても、市民の方にどうやって、理解をしてもらって市民の人にどうやって動いてもらうか?ということを皆さん悩んでいるということ、色々感じました。そういう中で子ども達に伝えていくっていうことはレオさんもおっしゃってましたけども、非常に大事ですしまた効果的な方法ではないかなと。今年こういう取り組みしましたので、来年以降どうやって我々としてもこの活動を続けていけるのか。今考えているところですので今日色々お話を伺って大変参考になってます。

藤野:どうもありがとうございます是非来週土曜日福島なら見れる。ふふふふふ。なんとか他の人も見れる方法があるといいんですけど是非はい。ありがとうございます。こんな感じでそれぞれの活動を紹介していただいたりとか、それとレオさんにも色々御知見というか経験、教育していただいたんですけれども。最初の予定と大幅に変わりまくっていてですね。

 せっかくなのでここでですね20分ぐらい3,4人グループになってですね。今のお話聞いたりした御感想だったり普段どういうことをされているとか。あと、ここで次大事なの踏み出すっていう処があると思うですけども。じゃー本当に具体的にどんなこことをやれるかなーっていうのを全部は話せないとしてもちょっとそういう切っ掛けのお話をですね。3,4人グループになってやれたらなーと思うんですね。そんなかでこの中で福島からいらっしゃっている方どれぐらいいらっしゃいますか。ありがとうございます。できたら福島にいらっしゃる方とそうでない方が一寸交わるような形でグループをですね。もう時間があまりないので、ちゃちゃやとごめんなさい移動しながらそれで はい。グループディスカッションみたいなの出来ますかね。はいすみませんお願いします。

 グループディスカッション始まる

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