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福島第一原子力発電所の事故によって起きている様々な問題を勉強し始めました 勉強過程の記録をつくってみますご活用ください |
再エネについて | 01 02 03 04 05 06 07 |
03 藤野:小倉さんこのビデオ観て御感想とか どうですか 小倉:私も10月の下旬にいらっした時に、このビデオとかお話を聞いて思ったんですけど。レオさんが言っていた、どん底になって初めて気付いたことっていうことで自分たちが決めて自分たちが動き出さないとだめなんだということに気がついたっていうふうに仰っておりました。 そのときに例え政府は小規模の補助金とか何かを出すけれども方針は示さなかった。っていうふうに仰ってました。 それは今の日本 今のフクシマ、も同じなのではないかでこういう常態にあってこれから本当にフクシマをどうしていくのかということを色々勉強して 地元の人達が集まって色んなことを話合ってそしてコンセプトというのを出して。 そして進んでいくということが大事なんだなということをつくづく思いました。 これが20年ぐらいの間に。ロラン島は造船が衰退をして本当にどん底になったと いうふうに言われた地域がここまで復活したっていうことなんだなと言うことで私たちは非常に勇気づけられたなというふうに思いました 藤野:ありがとうございます。今度はですね、引き続きユーストリュームで繋ぎながら。じゃフクシマですね、どんな活動が今、始まろうとしているのかそれを是非皆さんと共有できたらなーと思っています。 そうですねまずとなたかフクシマで今こんな活動してるんだというのをご紹介したいというような方いらっしゃいましたら。 男:すみません一寸その前の質問なんですけど 今のビデオ観て非常に感心するんですが、おそらくですねプロジェクトが進むときというのは、最初なかなか進まなくいで ある段階で加速する段階があると思うんですね。ロラン島の場合は具体的にプロジェクトが加速する切っ掛けになったのは何か?というのを聞かせていただけると。 藤野:分かりました 是非レオさんに北村さん今の御質問お応えいただけますか。 北村:さっき藤野さんの話しにもあったんですけれどもどん底に成ってどんどん国から補助金が来るようになって、それでどうしても補助金漬けになって、あんまり何も考えなくなってしまったんですね。普通の一般の人達も補助金をもらえましたし、プロジェクトをやろうという人達にもそのプロジェクトを運用して行くための補助金が出ていたですけども。 だんだんプロジェクトをどう成功させるかというより来年も同じようなプロジェクトをやってお金をどうしたらもらえるのかって、そのプロジェクトをまた来年もやるためのプロジェクトのためのプロジェクト、そのためにお金をもらうみたいなかたちで、全然前に進まなくってしまいました。 それでは全然先に進めないっていうことが身にしみて 何年か後に分かったので、補助金は要らないというふうに断りましょうということにして。その代わりに協力してほしい事がありますというので、トリプルヘリクという考え方を採り入れました。 これはEUがリスボンアジェンダで広く薦めているヨーロッパに薦めているやりかたなんですけども。いわゆる産官学が一緒になって、一つのプロジェクトを に取り組んでいきましょうという考え方で。 こういった考え方を小さい自治体レベルで落とし込んで、取り組んだのはまずロラン市が初めてだったんですね。それでなぜそれをトリプルへリッジを 自治体の復興の柱に据えたかと言うと。どうしても私たちには自治体は職場をとにかく雇用を生み出すことが必要で雇用を生み出すことが必要だった。でそのためには何が必要か?と言うともちろんそこに誘致して来てもらいたい企業というのは必要なんですけれども、その企業を呼び寄せるためには自治体自体が色々な知識を蓄積しておくことが大切で。 そのために、知識の蓄積をするためには大学とか研究者の協力も必要だっていうことになって。それで自分たちの地域にどういった資源があってどういうものを使えばどういう産業を生み出せるのか?でとくにグリーンエネルギーに関する産業に力を入れてたいと考えましたから。その資源の割り出しと、それが今後どんなふうに何年後かに使えるようになるのかということを大学とかに研究所に割り出してもらって。こういう常態でここの何年か進みそうなんですけども、こういうのを興味ある 企業とかありますかということで色々声を掛けて。 で場所は私たちが責任をもって提供しますし、必要なインフラとかも自治体で整えますからどうぞ来てくださいという形でやっていったそういうかたちで。ここの自治体だったら新しいことにチャレンジすることに非常に積極的だなということが企業の人達が解ってくれたということと。 あとは大学の人達が自分たちが今後こういうになるであろうと予測しているようなアイディアを実際の実証実験の場合いでリアルライフの場で実証実験が出来るっていうのは非常に魅力的に受け取ってもらえて。それでその三者が巧く回れるようになってそれに今度市民の人も興味を持って協力してくれるようになって、そういうパターンというか形を作ってから、プロジェクトが非常に上手くいくようになりました。 7:58 藤野:なるほど。そういうふうに場所を提供したりとか。実は今日この中にも大学の関係者先生もいらっしゃったりしますし。また実際ビジネスしているかたも居ますし。そうですねぜひそういう意味でフクシマの活動も紹介されながら、レオさんに是非質問をしていくのもいいかなーとも思うんですけども。 例えば森さん。フクシマお日様連合という活動をされていて、その活動自体紹介いただいきながらレオさんにも御質問というかここが悩みなんだけどこれどうやって解かしたらいいんだみたいなのをもしりましたら。このまえ凄い悩み深きことを沢山聞いたんですけども。ちょと短めにしていただきながら2,3分でもまとめていただきながらも御活動とレオさんへの御質問いただけたらなーと思うです いかがでしょう 8:52 森:お日様連合を組織してる森でございます。フクシマでは元元震災とか原発事故で日本全国もそうなんですけども、バブルの弾ける5年ぐらい前から人口が横這えになったときから元々問題抱えてたもんでね。 我々零細企業の経営者なんで。元々大きな問題を抱えて、バブル後20年間経営しをやっていた中で、バブル。放射能汚染とか以前に何かに取り組まなきゃならないと。この地域をどうにか活性化しなきゃなんないということでみんなで同じ仲間が何人かで共有してた問題なんですね。そこい原発事故とか震災が起きたんで一気に15年とか20年ぐらい早くそれがフクシマに来てしまったと。 でジャー何をしたら良いかと、まあそれを起きたことについて色々文句を言ったりしても責任者とか言っても、原発の事故の責任者 東電に決まっているんですけど。 国民と言えば我々も国民の一員である限りは私らは団塊の世代で恩恵を受けて来た世代ですから自分達の責任を果たしつつ次の子ども達それから孫 曾孫の世代に好い地域を残していく使命がありますよねっていうことで。色んなところをずーっと歩きまして、今フクシマ各地に県の認可が10団体ぐらいありますから理事総数で100人を超えてますけど、まだこれから作ろうとするところ、県外にも今そんな活動もしたいと ちょっと波及してますけど。 レオさんなんかともこないだ何回か今の、何回もお会いして色んな話しを詰めてこれからも協力したなか、バイオとか総合的にエネルギーをやらないと自給自足が出来ないんで。今農家 昨日もちょと話しをしてくれって言われて、話ししたけど。 農家がとるべき一番の事業なんですよね、農家が私らの処も今42軒在って、あと10年ちょっとで半分以下に減っていきます。ほとんど山が減ってて、資源はレオさんも御気づきのように8割7割が森林でそれが8割なり9割になっているんですね。バイオはお金にならない。金がかかるとかと色々な意見があって。一番は太陽光が我々もやっているわけですけれど。バイオも駄目だとか何とかっていうんじゃなくって、そこに駄目だっていうところにやれる、どうしたらやれるのかっていう発想をもっていかないと、結局だめだ補助金がとれない、何が無い。 で我々はあるときに色々調整して なかなか補助金とか助成金とかのはなかなか書類を書くのが面倒くさくって。こんなのやめてしまって自己資金で我々で調達してやろうという処にいまいって。大きなお金を集めて同じ考え方でスタートしてます。そこの辺もそこそこ何とかなって来たような状況です。これから色んなそいういう制約に囚われずに自分達が自分達の地域をどうしたら一番いいのか?っていう当事者がやるべきこれは問題だと私ら思ってて頑張ってます。 藤野:ありがとうございます。すでに動き出している好い動きだと思います。他にもなにか御活動だかレオさんに御質問がもしあったら。とも思うんですけれども。もしあれだったら中山さん南相馬でも色々 12:31 御活動されてますけども、それご紹介だったりまたはレオさんにも御質問あったら 中山:僕はフクシマ県民じゃないんですけども。埼玉県に住んでいて、昨年から南相馬に入っていて。復興支援活動やっています。そういう中でやはり産業がですね。どんどん駄目になっていっちゃうし。それと農業が非常に厳しい状況にあるのでそういう中で再生可能エネルギーで、新たな産業を興し雇用に結びつく、そういうことが出来たらいいと思って。活動の支援をしています。 で。今年の春ぐらいから、みんなで何とかしようというのを進めてきて。9月ぐらいからですねエコ&未来研究会 たまたまここにパンフレットがあるんですけれども。そういう略称がエコエネ南相馬というもので、要は再生可能エネルギーやるだけじゃなくってやはり省エネで、そこ考えながら蓄熱とか色んな節電とかも含めてエネルギーを下げながら、かつ新エネルギーに取り組むことで、そういった地域自立できる。エネルギーの街。そういう暮らしをみんなで考えようという。そこをベースにしながら、具体的な新エネルギーもやろうと考えてます。 そう意味で今、とりあえず取り組もうとしているのが農業と再生可能エネルギーの両立。ことをまず手始めにやりたいということで農地とソーラーの共存出来る。ソーラーシェアリングに取り組もうと今はしています。将来的には森さんがおっしゃっていたように、やはりバイオマスと言いますかねそれで除染しながら農地も回復しかつ森林資源を活かしながらエネルギーに。熱電併用しながら活かせていけたらいいなーというふうに考えてます。あくまでもまだまだ取り組み始めた。ばっかりのヒヨコみたいな団体ですけれども。そんな活動をやっております。よろしくお願いします。 質問としましては 市民活動を盛り上げて行くのにさきほど。このままではいけないというふうに思う、そこから始まったということですがなかなかこのままではいけないという思いを思いはあってもですね。それが具体的な活動になるっていうのはけっこうハードルが高い。ある敷居を越えないと。そこにたどり着けないというか。行かない始まらない気がしているんですけども。その辺の市民が、ハードルを越えて動き出す切っ掛けとかはどんなふうに考えたらよろしいでしょうか? 15:32 その04へ |
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