2009年8月2〜9日 ことば悦覧in京都 記録集    home 

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  魚谷繁礼さん編   8月02日pm5時〜 雨上がり 晴れ 

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 その09  

魚谷:一つにはちゃんと一個一個で認定を取っていかないといけないと思っているんですね。だから助成金もろうて工法として開発して。それともう一個は。しょうもない話ですけど、代わるんですよ。今のままでも。

佐藤:もうちょっと上手に
魚谷:あははは、それは余計でした。それはそうなんですよ。それは余計なんで、今助成金もろうて工法として開発しようと思ってます。で今集成材なんですけど、これを京都産の部材で最終的にはしたいと思っているんですね。

佐藤:地産地消で一杯使えると。
魚谷:そうですね、さらに規格化したらリサイクル、流通が出来ますね。だから木ぎょうさん使えるから良いってもんじゃないじゃないですか。木の生育具合によって、使うべき時に使こうて、育てる時には使わない。そういう意味では、需要が有って流通

佐藤:壁柱は途切れ途切れでもいいけるでしょう
魚谷:基本的には、基礎が在って、で一本一本が ・・で止まっているんですね。これを押したら当然ここが反力掛かるじゃないですか。それの ちょっとちょっとの反力を足し算して耐力になっているんですね。それは京都の場合って、基本的には家がこう並んでいるんで。こっち方向に開口ってあんまり採らない。こっち方向の壁が長くなるっていう意味でこれが良い具合なんですね。逆にこっち方向は今在来なんですね。

基本的には前面開放(全面開口)が好いと思っているんですよ。長い家で中暗くっても、こっちが明るければ気持ちいいと思うんで。そのためには壁よりもなるべく開口にして。ここらへんを筋違で。便所とか収納でいくという方針です 32:39

佐藤:建築を仕事として来たんで魚谷さんの話は分かるけど。普通の人は分からないかも知れない
魚谷:佐藤さんに説明しているんじゃないですか
佐藤:文字起こしをしようとしているから、

魚谷:あそうかもうちょっと考えろっていうことか
佐藤:冊子突きつけて 専門家だけ分かっても
魚谷:今佐藤さんと喋ってます ふふふふ

佐藤:もう一回繰り返します

魚谷:
はい
佐藤:この木製打ち放し状の壁柱というのは、京都の杉材を使うという生産地の支援でもあると
魚谷:そうですね
佐藤:その壁は建築的には将来集成材じゃなくって、無垢材を並べて使えばもっともっと、生産地に貢献出来るという考え方があると。

魚谷:
そうです
佐藤:この案が人気をはくして、木材壁柱か材が足らなくなったらとぎれとぎれでも建てて 建てることも可能であるけれども。状況に合わせながら展開して行って。スケルトンにしたときに南側と北側のなるべく全開放にして 東西方向の地震の揺れには

魚谷:ここはなるべく金物
佐藤:ラーメン構造にしてるの
魚谷:ラーメンじゃないです、金物の筋かい。あとはクローゼットとかトイレで一杯とっます。
佐藤:構造模型を作って見せた方が良さそうだね
魚谷ふふふふっふふ

    ワイワイガヤガヤ

佐藤:1,2階 筋かいが入っていると
魚谷:今の時点では在来(工法で対応)です。間口  方向ですね

     資料探している魚谷

佐藤:具体的な機能名 室名が無い模型が在る方が説得力が増すんじゃないかね。雑誌にも取り上げられているんだから、デザイン能力はクリアしているということで。クレーマーオヤジになってきてるな〜
魚谷:いい加減 はらたってきたな〜 勿論仰るとおりでこれが一番重要です

佐藤:魚谷さんのコンセプトで行けば内部の計画はどうでもいけるって話が大切なんだから。この実例はたまたまこういう計画をしましたということだから。俺の興味としては 魚谷さんが提案している骨格の可能性の方だからね
魚谷:はい よく聞いてくださいよ。プリント・アウトはしてないんだけど、あります

佐藤:そうそう この構造態が魚谷さんの考えた断面的なグリットだね。断面てにも展開していくんだよね たぶん
魚谷:そうかもしない。今の木造っていうのは基本的には壁構造じゃないですか。純粋なラーメンじゃない。そやったら京都の土地の形状考えたら、こっち方向の壁構造で、スケルトンにした方が有効じゃないかと。

佐藤:魚谷さんの構成と ここで提示しているコンセプトを普及させるのであれば、中が何も無い、プランが出来てない、モデルを作ってね。内部はどうぞというような方法もあるよね。 内部は自分で作る人から出てきても良いという話にもなると。そこが魚谷さんの 今までに無い建築家の個性、スタイルとして出現してくるのではないかな。 建築家は内部に作ってる場合じゃないよみたいな姿勢。

魚谷:それやると仕事無くってしまうんですけど、それは思います。基本的に壁と屋根が在れば住めると思いますよ。

佐藤:
細部をデザインすると こうも出来ますモデルは在っていい。メーインは構造態と。内部は違う建築家やインテリア・デザイナーとコラボし、色んなタイプも作っていけるっていうことも。模型でもいいし、何か資料として有る方が、多くの人を巻き込みやすいんじゃないですかね。いいいと思います。よく分かりました。素晴らしい

そういう受けとめ方であんまり間違ってないでしょうか? 資料をプリントアウトしてくれるんだね

  資料を印刷している魚谷

 やっと魚谷さんの建築的コンセプトに辿り着きました 2時間ぐらい掛かったな〜

 音その3ー45:44

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