HOME   文責・作成・佐藤敏宏         佐藤敏宏の京都ことば悦覧録 2017年1月27日から2月2日
ことば悦覧録

    
 
浅見俊幸・浅見千晴さんに聞く 2017年2月01日京都市内にて
 その1 その2 その3 その4 その5 その6 その7 

 その7  

千晴 :浅見からもらっている給料でなんとなく生活はできたので。
佐藤:建築会社の3階の事務所に就職ですね
千晴そうです
佐藤:近所に住んでいたんですか
 
千晴:近所に住んでました 
佐藤:8年前に会わなかったね 全然知らなかった
千晴:インタビューされるっていうのは知ってました。たぶん仕事でどっか行っていた
佐藤:日曜じゃなかったかな 誰も居なかったもの

浅見休みだったんですね

佐藤:広い事務所でねー 6人ぐらいは入れそうな感じだった 誰も居ないから今日は休みなんだなと 浅見さんの所に雇ってくれって来たんですか
千晴そうです、そうです電話してねー

浅見びっくりしたね 覚えてますよ
佐藤:で即雇ったんですか 手書きだったけど
千晴そうそう 若い人と思わなかったんですよねー 改修とかしているから

浅見ははははは
佐藤:今も見たい感じ 10歳ぐらい違ってみえるよ
浅見はははは 残念

千晴雑誌で見てて若いと思わなかった と思って行ったら、あれ比較的若いなー

浅見はははは
千晴その時に同じ年と思ってなかったですね

あれ若い人だなーと思って。一杯就職活動してて、一番最初に返事を下さった方で、決めることにした ご縁ですね

佐藤:雑誌で作品を観て働きたいと思った人のもとで働けた。結婚までしちゃった。おめでとうございます 俺の常識では千晴さんは浅見さんより圧倒的に建築勉強しているように思える
浅見ははははは
佐藤:浅見さんは言わないのかも知れないけど 芸術家になるつもりで京都に来たけどいつの間に建築家になってしまった人だから

千晴:彼はね手相観ていただいたらね仕事線が無いんですって
佐藤:いいねー 仕事線が無い はははは

浅見:呑みの席で見てもらってたら 最後に観てもらったら 仕事線が無いって
佐藤:現代の社会システムに合わない人、で仕事線が無い どうやって生きているの

千晴:仕事が遊びなんだなー思って
佐藤:よい理解じゃないですか〜 仕事線ってどこにあるんですか
千晴:私もわかんないんです

佐藤:そんなこと言う占い師いるんだね
千晴:けっこう おもしろかったです 手相って過去の自分を見つめなおして未来にどう変わっていくのか観るんですって。だから過去の事が刻まれるんですって

浅見:と言ってたね
佐藤:俺 未来短いですけど 見てもらおうかな、過去はばっちりあるんで。結婚に至った理由は

千晴:結婚は最近の話で38で結婚したんです 10年付き合ったのです 
佐藤:同棲してたんですか 8年前は話なかったです

千晴40を目前に

浅見子供欲しいねって話に
佐藤:子供を生めるかどうかぎりぎりの年齢か−.迷うよね
千晴:38才の時に知り合いのお嫁さんが不妊治療をしているって言うのを聞いて

そうか〜!授からないかもしれないんだな」と想ったら。40を目前にして次の40代の10年間は何するか考えたら「子供を育ててみたいな」と思って

佐藤:なるほど。建築作っている場合じゃないと
千晴:そう 思ったんです 

佐藤:子供も産んで、建築の設計もやっていきたい人一杯居ると思うので聞きますが、子供を生み育てて仕事との関係は夫しだいで決まりますかね。社会のシステムも含めて

千晴:自分しだいだと思います
佐藤:日本だと男尊女卑の風潮があると思いますけど、今回聞き取りして建築家の女性は千晴さん一人でした。女性の建築家に会ってないんです 子育ての意見を聞く機会がない。旦那さんは子育て優先で対応してほしいですすか仕事優先ですか

浅見:難しいですけど、小さいうちだから、とにかく子供にとられる時間が長いので。
佐藤:こどもが小学校に入るまでの数年ですよね 女の子だから連れ去られないように守っていかないといけないし、子供が大きくなると仕事できるから 仕事線ないんだから 奥さんは子育て線しかないことにして 旦那さんに仕事してもらうと

浅見:タイプが違うので、僕が突飛なことを言ってもコツコツ真面目に設計に取り組んでいくので、
佐藤:あほなこと言ってんじゃないと一蹴されちゃうと さすがですね
浅見はははは 

佐藤:子供そだてなきゃいけないから 暮らしをしないといけないんで 何でもできちゃう旦那さんにみえますけど どう見えますか

千晴:器用というか不器用というか

佐藤:英語が喋れないぐらいか 
浅見:しゃべれないですね 困ってますふふふふ 打ち合わせに全部出るってことができないからねーえ。

佐藤:外人さんだって毎日ずーっと打ち合わせしているわけでないので、その時だけ預けるのがいいんじゃない

浅見:そうだね 保育園に行きはじめたらそういうふうにしようかと4月ぐらいからこの子も保育園に行けるので。 
佐藤:バランスよく乗り切ってください。浅見さんがたくましいお嫁さんと一緒に仕事をしてるとは思ってなかったので ますますおめでたいです
 
浅見はははは

佐藤:賞状ももらっちゃているし、めでたい限りですということで 次回またよろしくお願いいたします ありがとうございました

浅見 千晴 ありがとうございました 


 浅見俊幸さん浅見千晴さんに聞くを最後まで読んでいただきありがとうございます これでお仕舞いです 次回は2022年です。お待ちくださいませ