ことば紀行 2008年春 home 金沢 ことば紀行 2008 年 4月28〜 5月01日 寺尾ユリ子さん ことば紀行 2時間33分44秒 その01 その02 その03 その04 その05 その06 その07 その08 その09 その10 その08 佐藤:建築を子供に教えるってのも楽しいかもな〜 寺尾:私は精一杯だけど、昨夜のレクチャーでもさ〜、大人の人に一杯 色々、風通しよくして上げたり 出来るというのは素敵じゃない 佐藤:インタビューすると 相手の人の人生が少し変わるからね 寺尾:うん 人生一杯かえさせたけど こんなに作ってね 佐藤:綺麗だね 木口をこのように色を塗って置いただけでこんなふうにね これは動くのかな 寺尾:最後くっつけさせたんだけどね 佐藤:瞬間瞬間かわって行くアニメーションにしたらね 寺尾:フイルムで撮ったらね 撮っているは 地味なだけども まわすと動くんだ あれが面白いよね。 佐藤:これで直ぐできるね 寺尾:本当だね、なんていうのビデオとか こういうPCでアニメーション作ってるでしょう、それ出来ないのよね私 フイルムのでしかやった事ないから 佐藤:PCで作るほうが圧倒的に楽じゃないですかね 写真や絵を加工してやるソフトがあるから 時間設定も簡単に出来るから 寺尾:ほんと 佐藤:凄く簡単になりましたよ 画像加工には時間が掛かるけど。フィルムでやってた時には材料費が必要だったで 今は 時間さえあれば誰でも出来る。 寺尾:これは今年作ったティーシャツ。 Tシャツ展というのが今もやっているんだけどさ。毎年シルクルクリーンで 佐藤:れこは100枚ぐらい作るんですか? 寺尾:これは20枚ぐらいしか作んなかった。ふふふふふふ 作るのも楽しいね 佐藤:自分でも着て歩くと 寺尾:うんうん着る うんうん 佐藤:じゃーカークのティシャツすぐ作れるじゃないですか 寺尾:作れる 昨日林野さんと言っていたんだけど。林野さんのカークの表のガラスあるじゃない。あそこにカークってシルクルクリーンってしたいと言うから 佐藤:ガラスに直接刷るって言うことですか 寺尾:そうそうそう まだ溶剤で出るとき拭けば取れるじゃない ジャーガラス今日もってこなくちゃだめだね〜て よく考えたら私インクと刷るもの持っていけばいいんだと。 シルクの良いとこ特徴は 版画の中ではね。布にも 出来るし アクリルにも出来るし、木にも出来るしみたいな。とこが良いところだから。ティシャツも出来ますね〜というから出来ますよと。 佐藤:今度来るときはテーシャツ着てるかもしれないな 寺尾:佐藤さんはことば紀行と で金沢に着たわけ? 佐藤:ことば悦覧にて 林野さんに会うために 寺尾:ああそうか。昨日言っていたね 林野さんに会うためにってね 林野さんは何かしらでこう、ピピィートこう何か 佐藤:東京でインタビューしていたら 「金沢に林野っていう人間がいるから 会いに行け」って言われたので 来たんです。林野さんは時間どうでしょうかとメールを打ったら 4月28日にと、そしたら色んな人がいるのでどうでしょう。色んな人を林野さんに紹介されたんです。 折角くるんだから何か喋れって言うのでね 。自分の事を話すのには30分じゃ無理だな〜 短すぎると思ったんだけども とりあえず昨日のように最初 建築こんなの作ってましたと いうのと、 今月(2008年4月)何をやっていたかだけ言って 終わったんですけどね。 そしたら ユリ子さんという人がいて、これからどういうように生きる社会がいいのという見本に出会ってしまったんです。活動もしてらっしゃいますよね。ボランティアで美術館を小学生を案内する。活動してると思うですよね。 自分の家も路上化してるけども美術館も私物かしている そういう活動に僕は見えるんです そのような事を実践して生きるのが建築家だと言おうとおもったら 既に寺尾さんは実践されているから 今度は金沢にこういう人が居るよ〜と伝えることが出来る。多分聞いた人は信用しないでしょうね 分かんないと思う 寺尾:ふふふふふ分かんないんだ。 佐藤:寺尾さんの家が路上化してて多様な人間を招き入れて暮らしていると言ってもそんなのあり得ね〜と思うでしょう。 ユリ子さんのように建築は使ったほうがいいと。建築にはそういう能力があるのに、おれんちとか言って内に向かって閉じて暮らしている。どうしてでしょうか、それっておかしいよね〜と 建築家は積極的に自分の家をパブリックにする行為をするべきだと思うんですね、招いたり招かりたりする。昨日の僕のように泊めたもらっても歩くと そう言うことが出来るんだと言わないと。ユリ子さんように素直に実践出来る人は居ないんですから 寺尾:うん 藤:僕の家では建築あそびと称してやっていたんですよ そういう事をやって建築の使い方をね 寺尾:あったね ここに書いてあったね 佐藤:自分の家をみんなに使ってもらって 毎日は大変だから 定期的に自宅を解放する。自分も他者の家に行って泊まってそこで交流すると。交流すると何かが生まれると 寺尾:生まれるよね 佐藤:なんだか判らないけど、危ないものかもしれない 寺尾:ふふふふ 佐藤:気持ちいい〜ものかもしれないけども 危険、何にもない、快楽かもと。 僕が行けば、そのことで人が集まってきて また違う人間関係が生まれる 、僕が把握出来ない部分で 交流が生まれていると思うんですね。 何かが起きる起点つくりために 自分の家を開放して招き入れて招かれて、活動をしながら 。設計もし使い方も実践する、使い方を示す。 閉塞的な社会であるからもうちょっと人間関係が、境界を低くなって交流が行われるように思うです お互いに楽しく生きることが出来るんじゃないかなと。 そこまでは思っているだけで、まだとば口の実践しか出来てないんです。 寺尾:建築ってさ時々疑問あって〜 使い方でさ、作るじゃない 。最初 凄く疑問に思ったのが、公民館が建て替えて今やってないんだけど、そこの公民館 教室してたのね 、古い公民館の時はまあ 汚しちゃいけないとか五月蠅くなかっだけど、新しくなったら、益々さ〜 子供をあれしちゃいかん、これしちゃいかんってさ そこって子供が楽しくあそぶために作った空間なのに。ものを掛けちゃいけない、飾っちゃいけない、傷つけちゃいけないって言ってさ〜なにかビクビクビクビクしながらね。新しいうちだかかかしらないけれどさ〜 そういうのって何か本末転倒だな〜と。ビクビクビクビクさ 佐藤:パブリックがない状態ですね、パブリックというのは何でもありの場所です。公共建築は礼儀作法をしらない人間は近寄れない。僕が考える建築の理想は路上だから何でもありです。なんでも在りがパブリックだと思うんですけども。お役所がコントロースしやすい人間に来てもらえさえすれば良いと 考えるのかもね 寺尾:空間を楽しむための壁なのにさ、。だから絵画教室なんか凄く嫌われものだったのよ。 佐藤:汚れるからね 寺尾:聞きに行くと 汚すでしょう〜みたいな感じでさ〜 うふふふふふふふ もう凄い嫌われ者 で うん。 佐藤:管理が強化されるんだけど、そこを突破して交流するか、というのはね政治の問題だと思うですけどね。政治の問題だと言ったらますます解決しないから、だから身近なてんからコツコツというか 自分が出来る事から パブリックにしてって そういうことが方々で行われていれば みんなで作らなければいけない税金建築もそのように成って行くと思うですね 寺尾:うんうんうん。 佐藤:みんながちょとだけパブリックを実践するだけで変わると思うですね。寺尾さんが言われてように、汚れたら、自由にみんなで壁塗りかえればいんですけども。 管理るる者と使う者と そらを橋渡しする建築の専門家を制度化して 自由に使えるようにすれば良いんですよね。 路上化して使い方やそこで起こる問題をみんなで考えて実践すればいい。個人の所有意識だけが突出してて、パブリック概念が豊じゃないんですね。 閉じないで何でもモメルのがいいんですよ。で、閉ざしてもめ事を排除して行くんです。ですから自律的な倫理もなにも育たないし、ましてや自律的な法律を自ら作ることもできない大人が多く、育ってしまった社会になったね。 最初から法律があって それに合わせて暮らすから、パブリックってのは 指示されたり命令されるものだと勘違いして生きている人が多いのかもしれないですね 寺尾:うんうん 佐藤:本末転倒もいいところなんだけど、一軒一軒の家の中までそうなっている可能性が高い 。そこの処に疑いをもったり、越境することを実践している人が居ればね ユリ子さんて変な人なんだって考えている人もいるから 寺尾:よく言われるよ ユリ子さんだから出来るのよ〜って 言われる 佐藤;それは自分の境界を作って守ることばですね。ユリ子さん状態が自分の中に入ってこないように 不安を解消するための言葉ですね。 寺尾:いいじゃないみたいにやっていると ふふふふふふ 佐藤:それ以上 考えないと その方が生活しやすいっていうかね、何も考えずに、社会は変化し続けるものなんだとも思いたくない ユリ子さん状態が誰でも簡単に出来る社会にになるほうが良いのでね 建築家なので、まず身近なところから自宅を時々開放したりして 練習する。他人の家に泊まったりして練習する。そういう事でやるしかないと。 ということで寺尾さんの家がことば閲覧の終着点はここでしたね。 寺尾:ははあはっはははは うん 佐藤:このように暮らしている人が居るとは思っていなかったんですよ 寺尾:ああそうか 佐藤:直感的に、昨夜は話しかけて 感が良かったね 寺尾:感がよかった 話聞けて嬉しい 何か勇気が湧いて来ちゃうわ なにか色々好きにしか しないんだけども、いろいろほら 言われるじゃない 言われるとえ〜みたいな ね。 だけど 一番確信を持ったのはね ある時点で イギリスに行ったのよね 旅行にね 金沢に住んでいるイギリズの人のお父さんの処に行った。 2:00:23 次のページへ |