2006年9月30日 岡部友彦さん 建築あそび記録 HOME 自己紹介 寿町 ヨコハマホステルヴィレッジ 1 ・ 2 ・ 3 ホスピス 1 ・ 2 コトブキガーデン 1 ・ 2 講演後ワイワイ 講演後のワイワイ s:なるほと素晴らしい。 社会参加促進 と 雇用創出。未来に向かって解ったんだけど。 過去も逆未来と捉えて、すす アートのように歴史を消さないで残して参加していくということでしたが、寿町が出来た歴史を記憶化する作業というか、確かめるというか 体験するというか ちょっと必要なんじゃないかな〜 と思いました。 それを今は 出来ないかもしれないけど 立体的で分厚くなると思います。そのへんはどうなんですか 岡部:寿町に来て頂くとき ツアーみたいに廻る のがあるんですよ。そうすると一目瞭然体感出来るっていう。 s;歴史が解っちゃうツアーがある 岡部:後はさっきのホステルのも新築は使わないんですよ。ていうのは新築は新築で成り立っているし寿からはずれていくと思います。 でこれはちょっと違うかもしれないかもしれないけど、違うかな・・・ s:ま 話してみてください 岡部:寿町の歴史じゃないですか ドヤも、それを壊してホステルを建てているわけじゃなくって その歴史の中の一部としてホステルがあるというふうに、僕らは思っている。 s:なるほど。60年経ってしまった既存の建築をコトブキの歴史が残してくれた施設とと考えて、それ以前のことについて そこまでは 岡部:もっととは前まで s:なんでこんなのが出来ちゃったのかとさ・・ 岡部:ほんとに戦後の町なんですよ。 s;最初に話されていたね、接収され、不法占拠されちゃったんだよね。 岡部:戦後の町なんですよ。戦前は全く違うんです地権者。完全に切り離された町なんで、あそこらへんが限界なんですよね。 s:接収され、米軍から解放された瞬間に、なんだか解らないような建物が建ち始めて、こうなったと。 岡部:そう s:それはおもしろい。 岡部:不思議な話でもありますよね s:それは調べる価値があると思いますね。それは今後のテーマとしてお願い致しまして。、あと もう一つは行政との関係。 望んでいたのかわからないけどいつの間にか行政の方がたとのコラボレーションが出来て進行しているようですが・・ 当初考えていなかったと思うのですが、行政の方が方々が ・・岡部さんたちが行為してることに参加されることは岡部さんたちにとってはどんな感じなのかな 岡部:寿で一番はじめに作ったときは 寿町に対する意識。もちろん外の人たちの意識なんですけど。その意識というのは20年前で止まっているんですよ。そいう意味で横浜市も20年前に止まっている。 あの町には関わらない。 s:無法地帯じゃないか 岡部:無法地帯なんですよ。 笑い k:私もそれ聴きたかったの。今はイメージアップされていいかもしれないけれど、遠くから来ている人たちも 私もそうだけど、寿町って知らないじゃない。 だから泊まりに行くことができるけど、寿町に隣接している人たちは まだそう思っているのか 元町へ行くのと同じ感覚で歩いているのか そこら辺を聴きたいな〜と思ったの 岡部:完全に取り除からているかというと、まだだと思います。それはやっぱりね〜認知されているかというと、ただ通り抜けて帰って行く人たちはかなり増えた。 あとは横浜市の人たちが実際に動いてくれだしたということは確実に変わったな〜と僕には見えている。さっき佐藤さんがおっしゃったように ほかの地域と連携を考えているという話をしたときに 寿もまぜてくれるようになったと。 それは凄く重要なことで、いまでは本当に ここは金網張ってでも混ぜない。仲間に入れない。という 会場 大笑い 岡部:それだけ変わったというのはやっぱりなんかあったと s:それは歴史上からみれが 普通に起こりうることだと思う。例えばカンボジアへ行ったこときは 危なくて自由に行動できなかったんだけど 、今は負の遺産が観光資源になるっている。 日本でも 開国以来 140年ぐらい経つと 会津藩の負の遺産が観光資源になっている。 寿町がある種の負のイメージが「ある資源」になるんですよ。 何にもないわけではないマイナスのエネルギーが貯まっていた事によって 今後何百年も 寿町の負の力が枯渇しないわけですよね。 正と負は解釈の仕方やどちから見るその方法によることだから。 社会はそれを負の遺産にして排除しようとしたり、正の観光資源にしたりして商売に生かす。 それほど人間たくましいんだよね。 危険な間は嗅覚が働いて近づかない、ダーティーな人間の行為の積み重ねがやがて資源なっているんだよね。 だからみんなで その資源を活用して、若者へ年金を与えよ!じゃないけど 愛情年金じゃないなもの創設し、住人と話し行為し合うことで 社会参加を促進したり保証するような、これからの社会にとって重要なことが実践されていて、意味深いことであると思います。 岡部さんが 過去のダーティー力を観光利用した輩と 決定的に異なる点は 負の人間たちと言っておきますが そのように解釈された人たちに 社会参加を保証し雇用を創出している点なのです。それはあまり認識してないかもしれないので過大に強調し評価をしておきます。 、会場 笑い 岡部: これはヨーロッパで 学んだ事なんですが、イギリスのことこでも同じように 社会起業としてまとめられちゃったりするんですよ。 そのなかでロンドンにグログリーライボーという所があるんですけど。 そこに教会にがあるんですけど、そこは難民の人たちが凄く居る地域で。 その人たちをケアするというんで、グロムリーバイボーセンターというのを教会の牧師さんが作ったんですよ。 そこの教会というのはただのボランティアじゃなくって、その廻りにいくつか組織があって、経済的なサイクルを作るという マネージメントをする組織があって、固められた地域なんですよ。 それをドンドンとやっている 内に、実際に経済的に回り出した。その後で何をやり出したかと言うと、そのシステムとか背景をツアーするようなかたちで お金を取り出した。 そのへんは凄くいいな〜と思って。 s;それはそうだ 岡部:僕らもツアーとかガイダンスに対してお金を取るようにしてるんですよ。すごく視察が来るようになったんですよ。 s:ホローコストの施設を見学に行く世界中の人たちが居るわけで。日光東照宮のような勝者のもの物も あるけど。 敗者のそれもある。で、お金を取るべきでしょう。 そのことによって、有名になったり 維持できたりするし、観光者が納得しようと、参加したりする。 危険なこおとは 新たな物語 洗練されつつ整えられ 現在の事実と異なるような・ にたげな 寿町の物語が 作られてしまうこと それは 将来の話なんだけどね。今は行政の人たちが参加して上昇気流に乗っちゃったと k; それって住んでいる人たちのとっては住んでいる人たちにとっては幸せなことなのかね。 s: 俺ぐらいのオヤジだったり もっと高齢の人たちだから なんでもOK〜だと思うけどね。 k;時代が過ぎると そうだと思うけど s:今シリアスな人 居ないんでしょう。 岡部;すごい学んで居るんですよ。全然 言われないですよね。 さすがに50人をいっぺんに連て 行くというのは怖くて出来ない。 半分に分けながら廻っていたりしているんです。 k;ツーリストに人にとっては 一過性のものだから「そこ見て帰ってきたよ」でいいかもしれないけど、 住んでいる近隣の人にはそこが生活の場だからね。「私 引っ越そうかな〜」ぐらいまでなったの s:行政の人たちが出入りできるようになたばかりですよね 岡部。当分なられないですね。そこまでは s:功利的に見ないで まずは 今は イメージ戦略や雇用創出の実践が功を奏してイメージがアップしつつある。 岡部:住もう〜までは実 際いけない 女性一人で歩ける町になった s:イイ情報をたくさん流すことによっってイイ町になっていくのですよ。 k:発展途上なんだね s:だから微妙なのよ 岡部:全部をイイと言っちゃうと、そこの全体を・・問題あるんですよ〜 s:いいイメージだけで編集され伝わると「あれ嘘だっ」てことになり マイナスに働くから微妙なのよ。 功利優先し 綺麗に区分けし使い分けてしまい 行動してしまうと危険です 岡部:僕はマイナスのイメージを現状復帰まで戻したいので、いきなり 正だけ行っちゃうと危ないですよ。 s:誇大に宣伝しないほうがいいよね〜 岡部:難しいでしよね〜 s:地球上で 失敗の歴史ってたくさんあって 人間がたくさん活用してきた歴史があるから 時代の要請によって 岡部さんたちの活動の評価が変わってしまうので、今はどういいう時代なのかを嗅ぎ分け。 他者の要求はなにかを探り。 岡部さんは活動しなければならなくなってしまっているんですよ。 嫌い好きにかかわらず。 ★★ このような感じにて 深夜まで 延々と講演後のワイワイが続いていくのでありました ワイワイは途中ですが 終わります。 この 建築あそび記録を 見て頂きまして ありがとうございました 佐藤敏宏 (^ii^) |