2006年9月30日 岡部友彦さん 建築あそび記録 HOME 自己紹介など 寿町 ヨコハマホステルヴィレッジ 1 ・ 2 ・ 3 ホスピス 1 ・ 2 コトブキガーデン1・2 講演後ワイワイ 寿町 スタイル 岡部:これが生活保護の・・これ学生向けに作っているので全部・・資料なんだけど・・。 生活保護の原点は、最低限度の生活を維持することに対して・・ s:憲法25条の実践 ?!・・ m:笑う 岡部:こういう 8つの補助をするいうことですね。でだいたい横浜だと1ヶ月16万円ですね。 m:結構もらえるのね〜 (自分の給料に・・近い〜!) 岡部:結構もらえるのですよ。ドヤの一日の宿代というのは2200円なんですよ。上限が。 それに従って全部の宿がその値段にしているんですよ。だから新しくても 古くっても同じ値段なんですよ。 1日2200円というと1ヶ月で66000円ですから、結構高いんですよ実際に。 お風呂も無いし、トイレも無いし。たった三畳で両手を広げると壁に手が着く くらいなんで。 s:ワンルームマンションより高い・・ 岡部:高いですよ m:この部屋に 二人で住むってことはあるの 岡部:通常はないですね。 m:狭いからね 岡部:はい、住んでる所もあるんですよ。外国人なんかは m:二人で住んでも2200円なの。 岡部:本来は一人に対して一室なので2200円で。違法というか暗黙の了解でやってやっているのではないですか m:あぁふたりはね・・。 岡部:これはパン券といって。さらに生活保護からあぶれる人。 生活保護に当てはまならない。 それよりも低い・・ホームレスという人たちが まさにそうで。住民票を持っていないと生活保護を受けることが出来ない。 s:横浜の市民ではないと 岡部:なにもなくって ウロウロしている人たちというのは最低レベルの生活してないのですけど。 食べていけないのでパン券というのを区が発行しているんですね。 これは一日1枚区役所へ行くともらえるのです。一枚で750円分に換金出来るんです。 k:一日500円で暮らしているトシチャンはどうなるの?! 会場大笑い s:そんなこと思い出さなくていいよ。時々建築家も失速し ルンペン以下の生活ですよ俺は (笑) 会場 大笑い a: 500円には ガスとか水道・米代 はいっていないよ・・(笑) 岡部:地域通貨みたいなものですよ。店で一回に750円分買わなければいけないんですよ。 s:何買ってもいいの 岡部:お酒 と たばこ 以外は大丈夫です。 s:一枚750円か・・これはお金だね。 岡部:これは寿町の人口の分布なんですが、ここの山の高いところ75〜55歳。 会場はぁ〜 s:下もちょっと高い所がある。40代 岡部:なんでかな・・ここら辺はさっき言った流れ着いた人たちで、アルコール中毒者などを含めた数です。 もう少しは日雇いの人たちもいるんです。子供の数はあんなに書いてあるけど もうちょっと少ない。統計では16人になってますけどね。 寿スタイルということで。負の町で、日雇い労働者の町で、高齢者の町で、ゴミの不法投棄とか廃車が有る町。 そのほかの寿町の 廻りの町からは完全に隔離された町というイメージになっているのですが。 それをイメージとしてお金を生み出すような町にかえていく。 雇用を創出する町にかえていく。 高齢者だけではなくいろんな人たちが行き交う町にかえるとか、ゴミだけじゃなく緑を増やすような町とか。 ようは、マイナス要因をプラスに変えていくことを目標としてやっています。 その目的として寿に若者をとりもどす、緑を取り戻す、雇用を増やす、イメージを変える。という4つを目的に プロジェクトを行っています。 次の頁へ |