浜松北高等学校朋語り@辻琢磨入門 原稿 2024年12月26日PM7:45〜 | 作成:佐藤敏宏 | |
1 2 3 | ||
3 |
||
佐藤:みなさんいい男ともだちだね。 辻:どうなんですかね、そうなんですかね。 佐藤:みなさん付き合い方が上手なのかな。辻さんは幸せな男だよ。 飲み会の会場大笑いしている。 女性はお母さんだけですか。 辻:亜沙美さんがいますよ。 佐藤:じゃ最後に亜沙美さんともお話しようかな。 辻: 辻・大笑いしている 佐藤:宴会中わるいね、今日は何時までの予定なんですか。 辻:決めてないですけど。みんな明日仕事なので遅くはならないです。 佐藤:お酒飲んでないんですか、お酒送ろうとおもったけど遠慮されたのでやめたけど。酔っ払い運転になるな、代行運転はないんでしょう。 辻:だからみんな電車で来て僕が送っていくんです。僕は今呑んでないんです。 佐藤:シモンさんは西の方で浜名湖そばだとすれば、遠いね。 辻:そう、遠いんですよ。 佐藤:辻さんの家ではないんだね。 辻:両親の家ですね。息子も来てます。 佐藤:息子さんも小さいうちから大人と交流しているのはいいよね。 辻:そうですね、僕もおやじの同僚、会社の人とか割と来てて。面白かった記憶がある。 佐藤:そうだよね、辻さんは姉妹に挟まれた男だから、男の人と接するのはそういう機会しかないものね。 辻:そうですね。 佐藤:仕事忙しいと言ってましたけど。 辻:仕事は忙しいですけど、順調ですよ。 |
||
タケ:よろしくお願いします、3人目です。 佐藤:2年前はお付き合い、ありがとうございました。 タケ:もう2年も経つのね。お願いします。 佐藤:あのときはこんなこと(辻琢磨入門)やると考えていなかったんです。辻さんの家に泊めてもらって話していたら、何かしようか、みたいな話になって、じゃー辻琢磨入門だ!となって。今年の4月ぐらいから始めずっとやってまして、まだ終わらないんです。今日は友達が集まって酒飲みするからと聞いたので、集まった友達から辻さん話を聞いて記録しておこうと、友達自身の話でもいし、なんでも語っていただいて聞いちゃおうと。よろしくお願いします。 タケ:お願いします。 佐藤:「みかわや」のラジオ番組、タケさんがなにをやっている人なのか、あれを聞いて少しわかりました。サッカーやって、高校生時分からイタリアへ行って・・ですか。 タケ:高校生から、高校は浜北高校を一緒に卒業しているですけど。 佐藤:いきなり大学から留学したんですか。 タケ:僕は大学受験せずに。 佐藤:大学にいかずサッカーの道に入ったと。 タケ:イタリアのペルージャへ。フィレンツェとローマの間。 辻:中田英寿がいっていた所です。 タケ:そこに外国人大学というのがあって、そこで2年ぐらいイタリア語を勉強しようと、受験もせずに、変わっている道といえば変わってるんです。そこに行ったんです。 父親もサッカーの仕事をしていて、変わっている人で、日本でサッカーのことをやるんだったら外国へ行っちゃってもいいんじゃないか、中学校とか高校生の時に言ってくれたんです。 佐藤:いいお父さんだね。 タケ:変わっているんです。 佐藤:変わってるんじゃなくって世界標準でしょう。日本でサッカーやっていてもしょうがないだろう、と思うのは世界標準。 タケ:そうそう、向こうにあるから、と言ってくれて。 佐藤:お母さんは嫌がらなかったんですか。 タケ:母は嫌がり。 辻・大笑いしている タケ:早稲田や慶応に行ってくれと。 佐藤:お母さんはお父さんの言うこと聞いてないで、タケお前は早・慶へ進め、と。 タケ:それはね、24,5才の時に言ってきたんです。 佐藤:今更遅いよな。 タケ:遅いときに、本当は早・慶へ行ってほしかったと。 辻:知らなかった。はははは。 佐藤:そんなこと言われても後の祭りだ。お母さんなんだったんだろうね。 タケ:何か、言ったんだよね、早稲田・慶応に行ってほしかった、と。 辻:ハハハハ タケ:僕の父親の兄貴、叔父さんですね、早稲田に行ってて。で、僕のおじいちゃんの浜松北高、一中なんです。でお兄さんも一中なんです。僕のおやじは北高があって西高があって、南校があって三番目の高校に行ったんですよ。いつもそれを悔いて、俺は出来がわるいと、言って。お前は出来るから違う道に行け、といつも言ってくれたんです。 佐藤:お父さん学歴コンプレックスあるのかね。 タケ:ありましたね。あったあった。 佐藤:お前は大学など行かんで外国に行って勉強せい!と。 タケ:でイタリアに行って、もう一回おやじの知り合いが清水商業。サッカーで有名な高校があるんです。それを世話をする宿舎の日本閣というところが在るんです。小野伸二とか川口さんとか有名な選手が高校時代を過ごしている高校です。その育ての親みたいな人、石川さんという人がいて。イタリアから帰ってきたら、その人に会いに行け、と言われた。 石川さんに会いに行ったら、来週メキシコに行くからお前も行くか、と聞かれて。でメキシコに付いて行った。たぶん半年ぐらいメキシコにいたんですよ。 佐藤:サッカー観戦してたんですか。 タケ:午前中はスペイン語を勉強しろ、と言われて。家庭教師にお金を払ってスペイン語を勉強して。午後は本当に地元のお金が無い貧困層の所でサッカーを教えていた。土日は、今でもすごい覚えているんです、市長が恵まれない子の学校地域の汚れた場所で、ゴールポストを建てに行って、プロジェクトで行っていた。ゴールポストだけあればサッカー出来るから、と。それを毎週、僕は付き合って、それはすごかったです。最後の週は超貧困層に行って。 佐藤:メキシコシティーですか。 タケ:それは、サンディエゴから車で5時間ぐらい北に、エンセナダという町です。 佐藤:1991年にメキシコに在る遺跡巡りしたけど、そこには行ってない。 タケ:いまでも強い印象が残っています。 佐藤:イタリアもメキシコも強烈な場所ですね。メキシコの貧困層に行ったらすごいでしょう、麻薬とかに巻き込まれそうだ。 タケ:そうです、だから入り口でパスポートチェックさせられました。外国人は入ってはだめだ、と言われて。で、日本に帰ってきて、21、2才の時です。仕事しようと思ったんですよ。 東京へ出て仕事しようと思った。サッカーのアルバイトみたいなことを始めたんです。マネージメント会社で、ヨーロッパのチームのホームページを作っていたり、サッカーキャンプというのをやって、子供たちが、いい選手がトレーニングできます、みたいな。その会社に行って、でも本当にキツクって。22,3才の時。 佐藤:そういうバックヤードの下働きをやろう、とよく思いましたね。 タケ:やったんです。仕事しなくちゃと思って。 佐藤:普通に考えればサッカー選手になりたい、とは思っても裏方の仕事しようなんて、栄養士でもないかぎり思わないんじゃないかな。 タケ:高校卒業したときにはもう選手は目指してないんです。裏方の方でいこうと思ってるから。 佐藤:いい人生だね。 タケ:で、ブラック企業みたいな所だったんです。24才位のときに家に電話掛けて、辞めようとおもっている、と言ったんです。そしたら爺ちゃんが出てきてくれて、お前大学に行ってこい、みたいな。イギリスかアメリカか、サッカーの勉強をしに行ってはどうだと。 佐藤:なるほど。 辻:爺ちゃんって宮崎のじいちゃん? タケ:そう。父親の父。俺がその費用は出すから、と。 辻:ええ〜! 佐藤:いい爺ちゃんやね。墓場に持っていかず孫に投資する、いいね。 タケ:そうそう。それがデカかったんです。 佐藤:じいちゃん資金提供して背中を押すと。いいね。 タケ:そこから10年ぐらいロンドンに居ました。 佐藤:学費は何年分もらったの、4年分ですか。 タケ:4年分ですね。で、イギリスに渡って2年目ぐらいには、そのあとにサッカークラブを作るんです。生活費は・・・。 佐藤:イギリスでサッカークラブを作ったんですね。 タケ:そうです、で、そこで子供にサッカーを教えて、6才から高校3年生までのチームです。今もまだ続いているんです。大人までのフットボール侍アカデミーというチームを作ったんです。 佐藤:ロンドンには現在も行ってるんですね。 タケ:僕は1年に一回帰ってます。 佐藤:帰っている」というのがいいね、ロンドンが故郷になっているんだね。 タケ:そうね。 佐藤:そうなんだ。 タケ:そんなで、日本に帰ってきて、ロンドンも仕事をいろいろし過ぎちゃって、疲れて。日本に帰ってきて、一回心療内科を受診して。 佐藤:病名はなんでしたか。 タケ:鬱みたいなもんだよ、と言われた。ストレス障害。名前つけてあげるから2ヶ月ぐらい休みな、と言われたんですよ。 佐藤:なるほど。良い医者だ。 タケ:2ヶ月ぐらい休んで、仕事しないと生きていけないなと思って。ロンドンの仲間に電話して、一端、浜松でやり直しますと伝えた。それが2019年のコロナの2月ぐらいの時かな。で、浜松でも行くとこないから403の事務所にずっと行ってたんです。 辻はいないけど、ヤダとデジイがその時にいて。 辻:403で雇っていたスタッフです。 タケ:ヤダがあのときに、何もないので、夜中ずっと二人で喋っていて。アメリカの教えに行くという話があったです。バイト代払うから英語教えてくれ、と言われた。嫌だ、と言って。でも英語の勉強のやりかた教えてあげる、と言って。夜中じゅう教えていたら、これサッカー選手にもできる、と思ったんです。 佐藤:英語教えることで、サッカー選手相手に商売できるぞ!と気付いた。 タケ:それをコロナの前ぐらいに思いついて、これは次にやることだと決めて。それを5年間ずっとやっています。サッカー選手に英語を教える、仕事です。 佐藤:なるほど、サッカー選手は、スペイン語とかイタリア語でなくって、英語なの。 タケ:とりあえず英語だけ頑張ろう、と言って、今は日本代表の選手に。A代表は4人ぐらいで、オリンピックは6人ぐらい、なでしこ代表は4人ぐらい教えてます。 佐藤:日本語は独特だからね、英語は若くてやる気あると直ぐ覚えるかな。サッカー選手になって外国に行きたいと思っていると覚えちゃうかな。 タケ:それも興味あることで、日本語が上手な選手が英語も飲み込みが早くって。日本語力は大事ですね、やっぱね。 佐藤:それはそうだ、母国語は思考の基礎をつくるからね。最近は記録をディープル翻訳使って訳しているんだけど。 タケ:打ち込むときの日本語が大事ということですね、 佐藤:そうなのよ。日本語がちゃんと出来ないと英訳もちゃんとできない。辻さんの英語力はどうですか。知らないかな。 タケ:知っている、外国人と喋ているの見た事ある。たしかにね、公で喋っているのは見たいことない。フランクに喋っているのは見たことある。 |
||
佐藤:話、戻っちゃうけど、英語の仕事は今は仕事としてうまくいってるんですか、 タケ:はい。 佐藤:おめでとうございます!それは良かったですね。 タケ:わりと。みかわやで教えてまして、家賃が安いのでノープレッシャー。 佐藤:みかわやで、オンライン教室で教えているんだね。 タケ:そうです、みかわやの2階からオンラインで教えてます。 佐藤:いい時代到来ですね。 タケ:コロナに遭ったから逆にオンライン仕事ができるようになった。マンツーマンで10人生徒がいれば、生きてはいける。 佐藤:で何年ぐらい続けるんですか2年ぐらいすかね、 タケ:そうですね、2年ぐらい教えますね。 佐藤:タケ先生に2年間教わって、そこからは自分で勉強して上達すると。 タケ:でもヨーロッパに行っている選手が多いので、最近は僕は夜中仕事しているんです。 佐藤:なるほど、7時間ぐらい遅いからね。 タケ:イギリスは9時間違うんです。 佐藤:夜中起きて、授業しているんだね、オンライン仕事は時差を考慮する必要があると。 タケ:夜中じゅうしてて、一番遅いのは夜中の1時の時ありますね。 佐藤:イギリスに渡ってしまったサッカー選手に英語を教えているんだね。 タケ:そうです。 佐藤:イギリスに来たけれど、タケ先生に英語習わないと、どうにもならない、サッカー独自の英語表現はあるだろうからね。論文書くわけじゃないからね、世界中から人が集まって、そのときに必要な英語だからね。回りくどい英語では理解できないだろうからね。 タケ:サッカーの英語を教える本を下の階の村上製本で本、二巻までいきました。 佐藤拍手している。 佐藤:ほんとですか、それは良かったですね。そうか、今日はタケさんの人生を聞くためには時間がないので、続きは別の機会にしましょう。 ■ペルージャ タケ:僕がイタリアに行ったときに、ペルージャという街にいたんです。高校3年生のときに父親が一人で行ってこい、と言われたんですよ。高校卒業する前に一人で行ってこいと。1月ぐらいの時でした。とりあえず、飛行機に乗って自分が住む町を見てこい、と。帰ってきて、その年の5月か6月に向こうに飛び立った。その次の年に辻が来た。 辻:大学2年生の時に行った、 タケ:連絡してきた。今から行きたいんだけど、と。予定を送ってきたのかな。どうやってペルージャの町まで行ったらいいか、と聞いてきた。俺と同じこと味わってほしいなと思って。待っているからペルージャの駅まで来いと。空港で飛行機下りて、ペルージャの街まで行くのに冷や冷やして。 佐藤:翻訳機、いまみたいにない時だね。 辻:無い、ローマからペルージャに行ったんです。 佐藤:英語は通じないんじゃないか。 辻:ぎりぎり通じたんです。 佐藤:タケさん友達だけどいい友達だね、ペルージャの駅まで一人で来いと突き放してくれる。 会場大笑い 俺は知らんぞと。本当は心配しているんだけど隠して言う、なるほど。 辻:今思うと良い体験だった。 佐藤:自分で行動しないと覚えないものね、辻さん初一人旅だったのかな。 辻:今でもけっこう覚えてますね。ドキドキしたりして行った。 タケ:それがあったから、自分でフィレンツェも行って。俺行ってくるわと言ってでかけた。 辻:行ったね タケ:ペルージャからフィレンツェへ行って。その帰りが・・・大声で笑う 辻:帰りに駅を1つ間違えてしまって、ものすごい田舎の駅に下りちゃって。真っ暗なの。どこにいるんだろうと。ヒッチハイクしようとしたんだけど、失敗して。2時間ぐらいまって次の電車が来た。1個手前で降りてしまった。 会場 わらいの渦 佐藤:タケさんの人生面白いよ。まだ始まったばかりだけど。 タケ:僕はまだ独り身ですし。 佐藤:独り身でないと、そんな好き勝手に世界飛び回るなんてできないじゃないですか。 タケ:まあね。 佐藤:家族は一緒に連れまわせないので、独り身はしょうがない。好きだからやっているんでしょう。 タケ:好きだからやっているけど、だんだんいろんなものを背負わされちゃって、皆の責任とか。俺やるよやるよと言って。今もみかわやもいろいろやっていて、ロンドンもそれが疲れ過ぎちゃって。 佐藤:世話好き、背負い過ぎちゃう性質なんだね。 タケ:みかわや」は元気じゃないときから始めて、今は元気になって。ようやく5年経って。 佐藤:タケさんが元気なとき、にみかわや再生プロジェクトを始めたということですよね。 タケ:そう。 佐藤:亜沙美さんが元気だから起動したから大丈夫だった。 タケ:そうそう、だからいつも何か一緒にやろう、と言って。今年は亜沙美さんといろいろやったよ。 辻:教科書つくった。 タケ:教科書も作ったし、サッカーと英語の教科書を作った。 佐藤:その本は販売しているんだね。 タケ:売ってますよ。 佐藤:みかわや共同プロダクトで教科書2冊できた、と。いいな。みかわやの話も聞きたいけど、亜沙美さんが刊行した写真集と改修記。あれを読んだだけでわかりました。みかわや再生の記でした。辻さんの話を聞いては分からなかったんだけど読んですごいなと。 タケ:本当にこの5年は町に生きているなという気はしてて、本当に町の人と100人ぐらい面と向かって喋れるんです。 佐藤:タケさんはみかわやの2階に住んでいる住人みかわやですね、 タケ:住んで5年です。 佐藤:食堂もやっているんですか、 タケ:食堂もやってますし、学生も入れ替わりまして、素敵なポーランド人が住んでいるんですよ。 佐藤:ポーランド、東欧から来ているんだ。 タケ:ポーランドは国土が大きいんですよ。 佐藤:傍の国で戦争やっているから大変そうだよね。 タケ:最近ポーランドの話も聞くんですけどね、お母さんとお父さん、おじいちゃんおばあちゃんは昔話したがらない、と言ってます。戦争の話は嫌だから話さない。 佐藤:アウシュビッツもあったし、そうだよね。 タケ:男性で静岡大学の博士課程にいってて、英語も日本語もめちゃくちゃ上手なんです。 佐藤:専攻はなにですかね、 タケ:工学部かな。けどJR四国に受かって、運転手になりたいと言って。今は博士過程を続けるか悩んでいます。 佐藤:博士号は世界で通じるんだけど、日本では嫌われるから、なんとも判断は難しいね。日本は企業では博士を雇うのすくないので、大学の先生ぐらいしかない。西欧だとそうではないだろうけど。 タケ:ポーランドにいたときは建築の仕事も手伝っていたって、CDで3D作れちゃう、みかわや3Dにしてる。 辻:へーえ。 佐藤:3Dみかわや、あったのかすごいな。 タケ:すごい立派な3Dですよ。 |
||
佐藤:タケさんは情報量が多いので、来年はタケシリーズもやるか。 会場大笑い タケ:やりましょうか。 佐藤:悪口言っちゃわるいんだけど、ポットキャストでワイワイしているのあるだけど、聞いてもタケさん物語、分からないね。まとまりがないから、タケさんてどういう人かと興味もって追っても、フックが無いので。タケ入門を作って、来年は辻琢磨入門が終わったら、派生していってタケ入門がスタートしていくと。俺の人生も楽しくなるので。高校卒業して日本の大学に行かず、いきなり外国で修行生活ってあまりない人生だから。 タケ:そうね。 佐藤:詳しいき聞き取り、できたら、編集して村上製本から刊行して左うちわ生活に入ると。それがいいかも。 タケ;お願いします。 佐藤:聞き取り記録つくるのはいいんだけど、俺はweb公開しちゃうから、問題も起きるよ。 タケ:いいですよ。 佐藤:喋るのはいいんだけど、読むんで直すのは大変だから。ところが最近はAIに読ませれば、間違い読みもおおいけど、聞けるのでだいぶ楽に作業はできると思う。web記録をAIに読ませて、校正すると楽ですよと言ってごまかしていえる。音声に読ませると音に力を持つからいいよ。長い文章とか書いてもAIで読ませて聞くと楽だよ。そうするとAIに読ませているね。 俺は辻琢磨入門活動してたんだけど、タケさん入門に派生していくってのはいいよ。 タケ:ははははは。 佐藤:このいい加減さが人生を楽しくする。月に2時間ぐらい、毎月続ける感じですけど。今は3人ぐらいのweb記録作っているんです。辻さんの辻琢磨入門はもう終わるから、来年はタケさん入門、月に2時間ずつ語り合って、記録を作る。その後書くかは考えずにやってみる。 人生を語るシリーズだけど、細かく聞かないと、いけないので、語る方もつらいかもね。 辻:お父さんお母さんまで聞いた方がいいですよ。喋ってくれると思いますよ。 佐藤:爺ちゃんまで聞いた方がいいよね。 タケ:爺ちゃん亡くなっていないですよ。 佐藤:そうか、残念だ。お金を出して留学させてくれた爺ちゃんのことを聞くのがいいな。 タケ:その爺ちゃんと仲良しで、自分一人で喋りに行ってたんですよ。 佐藤:なるほど、今日はタケちゃん入門じゃない、辻琢磨入門だから。タケさん入門準備になっちゃっているよ。 辻:そっちの話はもういいから。 佐藤:みかわや、の話もちゃんと聞かせてくれますか。来年ですけど、タケさんは忙しくってそんなの語っている場合じゃないんじゃないですか。付き合ってられねーや、とならないですか。 タケ:ない。やりましょう。 佐藤:俺は聞いて単に記録を残すだけだからね、それだけだから。 タケ:そんな機会は滅多にないのでやってほしいです。 佐藤:辻さんにちょっと聞いてみて、聞いてから俺は好き勝手書いてしまうから。問題あるかと。こんなこと書かれてたまらんぜよ!となるんじゃないかな。 辻:面白いと思ってますよ。何が面白いかって文字起こしで自分の発言じゃなくって、佐藤さんが大幅に自分の発言を改定するわけ。 タケ:それは知っている。はははは。 佐藤:応えはあるだけど、改定して他者が読んでも一層分かりやすくしている。答えにたどり着くまでの説明ないのが会話だから、後々読むと意味不明になるような気がするので、加えている。 みかわやに立ったことない人が読んで分からないだろう、と思うと加えていく。過去を作り替える、という話だね。嫌味言われているわけです、聞いて答えた瞬間に相手は変わっているから記録に意味がないと言う奴も居る。馬鹿野郎、人生には過去しかねーんだ、五月蠅いと追い払っているわけです。 辻・大笑いしている 佐藤:俺は過去を作り替えて生きている男なんだと。そいつには馬鹿だから教えないんだけど。人間には未来は無いんだということをお前は知らないんだな。と教えてあげない。人間に未来なんか無いよ。過去しかないから、過去を丁寧に磨く、作り替える奴が価値です。 タケさん入門でタケさん自身が自分の過去を作り替えればいい、明日から違う自分になって生き続けられるよ。 会場大笑いしている これがおもしろいんだよね、とういうことで終わりましょうか。来年はタケさんの入門を始めると。月に一回2時間ぐらいか・・と思いますが。辻さんの事は入門知ってますか。 タケ:知ってる、何年やっている10年ぐらい。書いてもらっているの。 辻:今回のやつ以前にも何回かあるから、仙台のSDLが最初ですかね。 タケ:藤村龍至のときに、お前のあるじゃんて言ってきた。僕は辻君のイベントを手伝っているんです。 佐藤:いいね。良い友だちだね。 辻:ほんとうにね。 タケ:建築会議の第一回浜松でやると言って、バイクで浜松に帰ってきて、モスバーガーで俺、浜松で何かやろうと思っていると言って、帰ってきた。で、そこから卒論も一緒に回った気がするけどね。 辻:浜松の修士設計だね。 佐藤:タケさんに辻さんの事を聞いた方が分かるね。修士時代の事、苦労話とかエピソードたくさん知っていそうだ。辻さん覚えてないから。 タケ:俺は覚えてるよ。 佐藤:タケさん入門始めるとその、建築会議や修士設計の話も出てくるよね。辻っていうやつは俺の人生に迷惑かけやがって、この野郎とか、ね。 辻 大笑いしている タケ:2010年とかに帰ってきて、2009年か、で建築会議やるときに僕はロンドンに居たんですけど、語学学校で暇だったので、3ヶ月帰ってきてたんですよ。だからユリノキ通りで学生を4グループぐらいに分けて、インスタレーションやったんです。僕はメンバーに入ってますから。 辻 わらっている。 佐藤:タケさんは、芸術表現者にもなったわけね。 タケ:空き屋調査で、学生はビビッて聞きにいけないので、ここ空いてますか・・・なんて聞けない。トントン叩いて、ここは空いてますか街並み調査してます。 佐藤:空きや調査手伝ったんだ。 タケ:やった、やった。 佐藤:辻さんの修士論文のお手伝いでしたか。 辻:それは卒業後にイベントをやったんです。浜松建築会議ということでした。地元の学生と一緒に空き家を、 佐藤:市役所から悉皆調査を頼まれたわけではないでしょう。 辻:完全に自主事業で、藤村さんと山崎亮さんとか、モクチンの連君とか。 タケ:そこに渡辺さんも居た。 佐藤:だれですか。 辻:僕が非常勤でいっていた所の渡辺さんです。 佐藤:設計事務所に通っていたんだ、管理建築士のためにね、恐ろしいおじさんなの。 辻:恐ろしくない仏の渡辺さん。 佐藤:タケさんを掘ると辻さんが立体的に立ち上がりそうだね。暇だし、みかわや再生に居続けてるし、生きた街づくりになっているし、村上さんのことも知っていて一緒に本作ってしまったし、いい関係だね。ではそういうことで、来年はタケさん入門、簡単な年譜を作ってもらって、連絡先は要るね。FBとかやってないでしょう。 タケ:やってますよ。送ります。 佐藤:FBのメッセージ機能でワイワイしている。データもやり取りしている。 タケ:来年〇〇の通訳になるかもしれなくって、そしたら、〇〇協会の人になって五月蠅いかも。メディアに出るということいちいち報告しろと言われる。 佐藤:そのときはペンネームとかでやり取りすればいい。竜洋友陽とかでいいかもね。 タケ:そしたらいい。個人事業主なので社員にはならないです。 佐藤:メディア規制内容をおしえてもらえれば、そのことに抵触しないように記録をつくればいいし。俺の人生には関係ないことだとは言えないね、 タケ:外で喋るなら絶対言えといわれる。 佐藤:サッカーの話はしなければいいんじゃないかな。 タケ:自分の昔語りであれば問題ない。なんなんだこいつと言って名前で検索されるですよ。 佐藤:名前を変えればいいだけだ。ハンドルネームでワイワイすればいい気がしますが。三河屋友陽(みかわや友陽)でいいんじゃない。浜松友陽じゃ面白くないよね。入門始めるまでに考えておいてください。 タケ:仕事始まっても時間は余裕あります。 佐藤:なんか思わぬ展開になってしまったな。これでは死んでられないな。ぽっくり死ぬかもしれないので、そのときは失礼して、来年一年ぐらいはだい丈夫かな。 タケ:来年やりましょう1年間。 佐藤:どうもありがとうございました。 |
||
■ | ||