HOME 佐藤敏宏が作成しました | 佐々木一泰と松原美恵さんにきく 佐藤敏宏(元・エア建築家)@セシウム都市フクシマ 聞き取り記録集 |
佐々木一泰と松原美恵さんにきく(2013年6月30日) 01 02 03 04 |
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■松原美恵さん略歴 1974年鳥取県生まれ ■佐々木一泰(くにひろ)さん略歴 HPより Bldg-haus (Building+House) 敷地面積:81.59u 写真HPより 1階 2階 3階 |
(注意)聴き起こした文字です 聞き取り違いと打ち間違え多数ありです。ご了承ください 文責は佐藤敏宏です 01 ( 淀川区西中島 スダジオ・インズ・ファクトリーを訪ねる ) Vしてる正木さん 山盛さんと子供2人に案内いただき 佐藤は建築を観にいきました ■ 記念写真を撮る 聞き取りの場を整える こどもが上に行ったりしたに降りたり遊びまくっている 佐藤:では始めますが 一緒に写って構わないのね?微妙に離れているんだけど 佐々木:ははははは 松原:仲の悪さが 佐藤:せめて並んでいるとか L型に並ぶとか。佐々木さん左角に来て、松原さんは右角でお願いします。 佐々木:ふふふふ 正木:離れすぎちゃう〜 松原:いや〜これ以上は ちょっと はははは 佐々木:はははははは 山盛:前だよね 松原:いえいえ 佐藤スマフォで撮る 佐藤:ちょっと電球のかげんで 画像赤いえですけどいいですか 佐々木:うん、大丈夫でしょう 松原:うーん 佐藤:セルフ・プロモーションしなくっていいのかな、写真はこれやめてくれとか 一般の建築家は決めたい人が多いのでどうかな 俺のつらっこは フランシスベーコン風でもOKだけど 松原:うーん 佐藤:赤いのは電気球のせいだし難しいな− 3ショットいろいろ試しているも巧くいかず 松原:これぐらいの時間(夕方6時頃)1番(室内)暗かったかもしれない。 佐々木:便利だな〜 アイフォン本当に 佐藤:おれ顔真っ黒やなー 佐々木:ふふふふ 佐藤:白黒に加工して使えばいいや 昨日学生と喋っていたから髭も伸び放題だな 佐々木:いつまで呑んでいたの? (2013年6月29日滋賀県立大学の俺クチャー後の宴会のの質問をしている佐々木 佐藤がこしらえた 俺クチャー 記録動画8分ほどを観る) 佐藤:夜中の3時ぐらいまでかな 先寝ちゃったから最後が分からないけど 佐々木:元気だ〜 ■新築なった ビル住宅 を語る 佐藤:この建築はビル家って言うんですね 松原:はい 佐藤:bhの あとに続くのは 何ですか 佐々木:それに番号を ただふっているだけなので、一般的な住宅の、何て言うんですかね。あんまり特殊解じゃなくって、こういうやりかたもっと一般的になればいいっていう。 佐藤:まず設計の主旨みたいなものを話してもらうほうが いいかな 佐々木:そうですね 松原:急に こっちに振ったね ふふふふ 佐々木:なんで 佐藤:じゃーとりあえず設計はこういうふうにしてますみたいなことを。 (正木さんに向かって語りかける)子供達はほったらかしていいから、山盛さん一緒に聴かない?一緒に。おーい。 正木:こっちで子供の面倒みるから 子供が賑やかにビル住宅ないで遊んでいるので世話をはじめる正木 松原:わたしながらく ・・ 佐藤:変わる代わる補完し合ってください おーい おいで 子供を呼ぶ正木 佐々木:たぶん(子ども達なにしているのか)興味 しんしん 佐藤:佐々木家の子供にむかって 一緒に話聞かない? 建物の話だけど 嫌なの。 恥ずかしがったいるので じゃーよろしくお願いします 松原:よろしくお願いします。 佐藤:建物の主立ったことを簡単に説明していただけますか 松原:なんで急にふるわけ 佐藤:ビルと家が合体しているというネーミングがそもそも面白いですけれど。これはどういうことですか。 佐々木:もともとこの土地の話を言うと、淀川の付け替え工事で、住宅が移転してきた場所なんです。この奥のエリアっていうのは凄い小さな住宅が密集してて、 佐藤:淀川改修工事のときにみなで移転して街ができた 佐々木:村なんです。新大阪が近いので、周りにビルとかドンドン建ってますけど。基本的には、凄い古くからの住宅街で。奥はかなりお爺さんおばさんが山ほど住んでます 佐藤:どちら側ですか 佐々木:道路のこちら側ですね 東側の方です。ここの花火大会で抜け道こっちに入ろうとしたら出てこれない人がいます。ぐじゃぐじゃの住宅街。ここも もともと5軒長屋だったのが、道路の付け替えみたいなかたちで移転させられて出来た。家の前には川が流れていたんです。元々川が流れていたような場所です。 佐藤:海抜ゼロぐらいなの? 佐々木:ちょっと高いぐらいです。そういう古くからの所で、私の地元が もともとこの辺なので。ちっちゃい時は公設市場が在ったりとか。1980年代でも まだ普通に生活の条件が揃っていたんですけど。その後にバブル期になったときには、駐車場とかビルとかに代わっていた場所です。 その後ちょっと悲惨なのが今は西中島 風俗街になっている。ちっさい時は風俗街じゃなかった。だからそういうふうに街が がちゃがちゃと変わってる中で、住むってなった時に。あまり住宅だけというよりは、もともと事務所一緒にやっているんで、仕事をする 場所を事務所と住む場所とというかたちで、こういう場所に何が出来るかっていうのが一つ。ポイントであります。 だからこれは4階建てなんですけど、 松原:3階建て です 佐々木:法規的には3階建で、一応4つのレベルがあるんですけれども、外から見たらね。 佐藤:玄関の高さのレベルと、地下の仕事場のレベルと、現在話を聞いてるパブリックな場と 上の寝室などの2層とで計4層と 佐々木:そうです。4つのレベルが在るですけれども、外から見たときにあまりビルっぽいスケールに見せずに。ちょっと住宅っぽいスケールに納めながらも、あまり住宅みたいに。住宅閉じてしまうっていうやりかたは、避けて。ある程度開きながら、住宅っていうのが どういうのが出来るか っていうのが大まかなコンセプトです。 松原:用途的にはそうなんですけども。なんと言いますかね。躯体だけを恒久的に置いておける躯体だけをまず建ててしまう。なんで 自分達がそこでずーと使っても人数が増えても減っても使えるようなもの。 佐藤:躯体を主に恒久的に使っていくと 使うとね 松原:なので、人が代わっても躯体だけが残ればいい。という考えでまず躯体を作ってしまうこと。頑丈なものを。 佐藤:容積の縛りがあるんですか 松原:いえ、まだまだ余裕があります。 佐藤:一応このぐらいの規模でと 松原:それはコスト的な問題です 佐藤:総額いくらで納めるみたいなことでね。あんまりでかくすると。貸しビル作るみたいなことは考えたんですか 佐々木:実際貸しビルはここは余ってるんです。 佐藤:あまってて作っても借りる人いないんだ 佐々木:そうなんですよ だから、結局市街地の所で借りてるってほとんど住宅とかマンションとか借りている人が多いので。だから、あんまりオフィスを ぽんと建てても借り手も なかなか難しい。最近東京とかだったら脱法シェアハウスみたいにオフィスがなっている場合もあるので。 佐藤:脱法ハウスはこの当たりに在るんですか? 佐々木:脱法シェアハウスは無いと思います。東京の千代田区とか中央区とか、真ん中の古い雑居ビルがシェアハウスになっているのが多いみたいです。 佐藤:そうですか。何か部屋というよりは単にフロアに仕切り壁がおかれて 区切られ分かれていて、それを物置を借り手は とりあえず居間に使ったり寝床に使ったりという 違法が一方にあり このビル住宅は 仕切りも無く すがすがしさがありますよね。ほぼ仕切ってないものね 松原:あまり仕切ってないというか、ざっくりとしたものの中に自分達で工夫してどうにか棲む っていうような感じかな。 佐藤:なるほど。 松原:引っ越した当初はちょっと野外キャンプ場のような 佐々木:ふはあははははは 松原:シーツ窓に貼ったり 佐藤:そうか そうか。 松原:あんまり屋根はあって風がしのげてるっていうぐらい。 佐藤:外に開いているっていうのはどういうところを、どういうふうに、見た目っていうことですか 佐々木:いや。というよりは、一応各部屋に こういう半屋外みたいなのも作っているので、1階の場合いだったら エントランスの続きの所から 佐藤:全体が半屋外って感じはしますよ 佐々木:そうですね 松原:あまりプライベート感(つくってない) ここ2階から こっちは多少プライベートな感じがあるけれども。この辺まで 人がざーっと来ちゃうんですよ。だから。気軽に。あんまりよその家って、上に気軽に行けないよ 佐藤:上れないですよね 松原:そうですね。 いいんかな〜と思って上ったりしなんですよ。 佐藤:このビル住宅はどこまで入っても 問題ない感じですよね。意図的にそうしたんでしょう 佐々木:嫁さんの実家が米子なんですよね。米子の淀井という古くからの街なので、昔の家ってどーんと 佐藤:誰の家だか分からないほどに人が出入りしていたと 松原:そです。知らない人が絶えず入って来る 佐々木:家も商売している 佐藤:そう、実家が商売してると 松原:そうなんです。着物売ってた 佐藤:いつも 誰かが来てないと 商売にならんものね 松原:そうですね 佐藤:自分の家というよりは 店の中に住まわせていただいてたと 松原:そうですね 佐々木:だからこんにちわーって真ん中ぐらいまで来るんです 松原:どこまでも来る 佐々木:ふふふふふふ 佐藤:そういう暮らし方に慣れきっている なれているのねー 松原:そうです。 佐藤:なるほど 佐々木:そういうのが生活の中にあるので。だからそういうのはいいなーと思って 佐藤:近隣の人とかと言っても ビル住宅は裏にコンビニ付いている。 やたら便利ですよね、冷蔵庫とか要らなさそうですね 佐々木:だからコピー機持つのやめましたね。ふふふふ 佐藤:裏庭に行けばいいんだからね 佐々木:コピーするんだったら隣に行けばいいかととうかたちで 佐藤:地下に仕事場を設えたっというのは どういう意図ですか。 松原:地下という1階なんです、法規上も1階で。そんなに言うほと掘ってない。 佐藤:玄関に一回1mぐらい上がるから 凄く堀たか? のように見えるだけだね 松原:そうそう、凄い下がったような、地下のような 佐藤:その操作は、いきなりままじゃないのは理由がありますか、一度あげて下るのは 松原:前の家もそうだったんです。というのはたぶん何回か氾濫してちょっと床が他所より高いんですよね。 佐藤:そうか淀川が時々氾濫したんだ、そこまでは上げておいたと川が氾濫しても入ってこないようにと。 松原:既存の建築の1階床の同じレベルまではと 佐藤:入って来ても汲み出せばいいと (ストリュートビューより) 松原:そうなんですけれどもパソコンとかもありますし 佐藤:入り口を1mぐらい上げたことによって、入り口の床下に物入れが出来たりと色々設えられたし 佐々木:そうですね。だから最終的に堀てる所というのは1.5mぐらいしか掘ってない 佐藤:普通の構造基礎だよね 佐々木:普通の基礎です。 佐藤:ベースをそのまま床にして使っているということですよね 松原:そうですね、この辺のエントランスの入り方は前改修した家とまったく一緒なんで近隣に配慮したというのもあって、その入り口のところ、場所を変えなかった。という入り方と。 佐藤:なるほどのこの入り口は昔の記憶をそのまま引き継いでちょっと高くしてあるものままで、氾濫したときに入ってこないようにと、そのことによって視線が上下して移動すると 松原:はい。 佐藤:おもしろ良い感じですよね。 佐々木:あとは 住居に上がる時でも ここの距離が短くとれるんで。 佐藤:いきなり台所や風呂に入るってのもありだけど いきなり事務所に入って、佐々木さんの家に来たはずなのに?? どこ この事務所に きちゃったの??って、違和感が生まれておしろいよね。 佐々木:そうなです 佐藤:このチラシ観るとそう書いてあるから ビル家 ビル住宅だから。そうだなーと。仕事場のトイレがオブジェぽくて、 佐々木:ここの位置はなかなか まだ再考の余地がある 佐藤:動かせるの 佐々木:動かせます。 佐藤:排水大丈夫なの高さは。 佐々木:基礎の上に置いてあるんで 佐藤:基礎の主筋切ったりしないの 松原:だいじょうぶです ぐるーっと行ってこの枡に行く高さのギリギリの勾配の所に逆算で。 佐藤:どこでもよかったけど勾配一杯の所にとりあえず設置したと 松原:足りない分はちょっとかさ上げして。 佐藤:子供が帰ってきて、お父さんとお母さんが仕事をしているところが見えるってのはいいよ。仕事してるやん!!静かにしとたろーってなもんで。働くパパママとしてはいつも仕事している気分でくつろげない。商売人子だから、そういうの気になrないのは合っているんだと 松原:でも一人の方が集中できるので。シェアするとなるとちょっときついなと思うんですけど。 佐藤:松原さんはあまり人が出入りしないほうが仕事をし易いタイプなんだ 松原:し易いタイプです、あまり人がばーあっと下に行くんだったら私は上に引っ越して来ようかと思って。 佐藤:仕事場から家出して家で仕事をしちゃうよと。 松原:今話し合ってるこの辺で 佐藤:そやりいねーそうだよね、どこででも仕事が出来るものね このビル家の中ではね。 佐々木:そうです、ちょっと下が片付くまではこっちで仕事をしてたりとか。 佐藤:機能別用途が、ここじゃなきゃいけないって仕切りが無いのでね、どこに住んでもいいし、どこで仕事をしてもいいし。それだど生活と仕事がべたべた混じっちゃって疲れるかなーとう感じもしますが。仕事やっているのか寝ているのか分からない状況ってのもいいかな 松原:もう前の家の時から本当に、何年目ですかね今は10何年目。ぐらいずーっとその生活が 子供がこけた 泣き出す 松原:大丈夫?痛いいたい 泣いちゃう 正木:どないしたん?あ段があったの気づかへんやっったんやなー 松原:段に気づかず落ちた〜 子供が大声で泣いている あーああーん その02へ |