大阪 ことば悦覧 ことば紀行 2008年5月12〜18日   home 

 望月芳恵さん ことば悦覧 2008年 5月16日 望月芳恵さんの家にて
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 その04 45分24秒〜

佐藤:そうしないと みんな病気になちゃうじゃん 立派にな人に成らなければとか 
望月:そりゃそうや 
水野:なれない
佐藤:そんな事気にしてるなら 庭の手入れして 野菜など作ったりしている方がいい て思うだけどさ 
水野:野菜を愛することろですね
佐藤:野菜作って近所に配って歩く人のほうが いい人になれるよな 

望月:主人の父親が 今畑を趣味でやっている 近所に配りあるいてますよ 自分の家ではどうしても消費出来ないので 
佐藤:それはいいことだね 
望月:近所とのコミュニケーション出来てますよ 

佐藤:キューバは都市農業が盛んだって言う話だけど 俺いったことないんだけど ソビエトが崩壊して 支援がなくなって 医療品や食料がなくなちゃって えらい困って U字溝のようなものに 有機土入れて野菜や薬を作っておうだ 自給率100%を達成した 危機に瀕した時に考え出して 土を掘るのやめて ベンチに腰掛けながら農作業しているって 本で見たけど 余った奴は配ったりするらしい ミュにケーションも発生する 行ってみたいけど 望月さんの義理のお父さんは 既に実践している 自分の目的が消えたから 野菜に愛情を込めて 沢山採れてしまい 配る〜 

望月:そうそう 
佐藤:目的主義者だと 作りすぎるから 横ズラシして 観察栽培型社会っていっているだけど  なにゃナニャと観察する 記録を残して 出すってことが ゆるやかに栽培してる事になると思っているのね 人間に対してはね また来るからね 5年後 言葉を肥料に替えてさ

望月:うははあはは 
佐藤:また来るんか〜  へんなオッサン来るんか〜 野菜の場合は水やったり 肥料やったり消毒したり 虫取りしたり しなければいけないけど 人間は交流することで 観察栽培型にかえなければいけない とおれは思ってるわけなんだ

望月面白いですね 
佐藤;どうも どうも そうだよね
望月:面白いです 

佐藤:観察の仕方いろいろ出来るわけだよね 目的を持たないから ただ観察し続ければいいんだから  立派な人に成ってくださいなんていわない 思わない ただ見続ける 定期的に来ないと そういうことは出来ないので 
望月:定期の度合いが  
佐藤:5年毎だ   こういう事を言うために福島からのこのこと出てきた

望月;そういう話であれば 私はとても 私も最近コミュニケーション コミュニティー的なことは  
佐藤:それから 仕事がないことを自分の責任にしない 俺を使い切れない社会がオカシイんだぜって考える  役立たず って言葉はこの世に不要な言葉なのね
望月:はい  私もそう思います  

佐藤:
役立つ ていう言葉は目的があって 成り立っているんだから 役に立つ言う 言葉も無くすと  建築家は雑多 出来事を整理して 情報として発すること と 物に情報を載せて建築に加工することも 両方 出来るじゃない 言論空間と物の空間両方作れるじゃない 物空間で作ると境界が出来てしまうよね 壁をもっているから 
望月:ああ 
佐藤:物の壁は 通り抜けられないよね 
望月:無理ですね 
佐藤:言論空間の壁は  誰でも入って来れる 越境できる そっちを豊にしまようよと 仕事が無くって物空間が作れない時は 言葉で空間の活動をしましょう と言っている

望月:ああ〜 
佐藤:両方出来るのが建築家 建築家って言葉も適切ではないんだけど 活動家でもない ジャーナリストでもない 観察者でもない 新しい概念を発明して 俺は路人って言っているんだけど  路って言う字は 神様と繋がる道を意味してたんだけど 今は神さまは概念と読み替えて概念とリアルを往き来出来る見えない道を路と言っている その路に居る人を路人とよぶと 建築家は路人でいいと思うだけど 

望月:むずかしいな〜 
水野:有る意味いたこっぽい ふふふふ 
佐藤:そういうことも言える ね  
望月:わたしな〜おっさんに会ったことないねん 
水野:ふふふふ 

佐藤:女性は常にそういう世界と交通してるから感じる必要がないじゃん お父さんは目的をもっているから すれ違ってしまうんだ 
望月:すれ違う 出会ってしまう 
佐藤:目的に縛られ生きるなら 野菜作ったりお話ししたり して暮らす 

望月:野菜はポイント高い 
佐藤:あとは肩もむとかさ〜 お喋りしたり するとポイント高いよな

望月;そうですね コミュニケーションを色んな人ととるって言うのは 大切やと 思いますね 

佐藤:
素晴らしい結論になってしまいましたけど  ここからがインタビューの開始です  

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