2010夏 ことば悦覧 in うるとらまんchin々 (仮想領域 大坂・京都) | |
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2010年8月3日 カンカン照り pm3時〜 永岡弘 さん 「えいぞうさんの家を語る」 聞き手:佐藤敏宏 (えいぞうさんの家を作る)その01 02 03 04 (生い立ち) 05 06 |
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佐藤:この20年 感が冴えている 永岡:いやいや たまたまですわ ほんまに 佐藤:発注者下請けにかぎらず 人の見分け方が一番 請負師は難しいだろうな〜と思いますね 永岡: 永岡さんに電話がはいる はいはい 言ってはあるんですけど せかします 佐藤:50×3倍ほどある関係各社の多層な人間関係を調整し 気合では建築技術の蓄積できませんけど どうするんだろうって思うんですけど。 永岡さんの人間力に依存してたまたま 出来たんじゃないか と思ったりしてたんですけど 永岡:たまたまですわ 佐藤:厳しい注文ばかり飛ばしてコストが上がらない 現在のデフレ下でどうするんか 請負師の技術力の蓄積 永岡:あああ 厳しですねもう本当に予算とかね 佐藤:建築はその土地に暮らしている人が作るような技術なんで 全て 製品になれば別だけども 注文建築というかいうと そこだけに建てる建築だ。 なかなか技術が積み重ならない 蓄積しにくいですよね 下請け職種多数あるから指導蓄積しにくい。その人たちの技術を一定に保のはなかなか難し問題がありますよね コストだけ競わされて 小さな請負師が関わる技術のストックは誰がどうしてするのか 問題がありますよね 永岡:まあそうですよね 佐藤:作り方も20年前とだいぶ変化しましたか 永岡:そうですね 機械がね けっこうね 色々なものが出てきましたから早くなってますよね。 佐藤:この10年はPCと連動して進展しましたか 永岡:それが無かったら あの鉄骨出来ているかどうか ちょっと。構造の先生のデータと鉄骨屋さんのデータ合わせるもんと、やりとりですよね 佐藤:鉄骨屋さんの加工図が未熟だって話だったのか、キャドデーターのやり取りが混乱したのか 細い部材の加工性が難しいのか 細いラーメン構造の建て方や施工が難しいのかなかなか 理解できてないですが 難しい建築を請け負うのはなぜですか 永岡:うちとこの生命線ですよね難しいのをやるっちゅのが 佐藤:出来るかな〜とドキドキしながら 難しい建築を請け負 って完成すれば自信もつくし、技術的な蓄積も出来るのではないかと。 請負師の感もそこで身につくと ときどき難しい建築請け負って建築脳を鍛えていこうと姿勢ですね なるほど 永岡:はははははは 佐藤:そこで 難しい建築を若い人が経験して自信もつけてと 勉強しながら作ると 永岡:そうそう ほんまにそうです 佐藤: 分かりましたどうもありがとうございました |
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永岡弘さんの記録以上で終わりです 読んでいただきありがとうございました 文字起こし・文責:佐藤敏宏 |
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