大阪 ことば悦覧 ことば紀行 2008年5月12〜18日   home 

 市井洋右さんことば悦覧 2008年 5月15日夜 内淡路町の事務所にて  
 その01 その02  その03 その04 その05  

  その05  

市井:やっぱり 独立したとき 学生から働きだした時 に一個思いが あって 現実に直面する じゃないですか そこから独立して 実際に自分がやるときに直面して その後 直面してその後 ドンドン楽しくなるじゃないですか そう言う意味で今 もの作る 

佐藤:問題がどんどん出てきて楽しくなると  
市井:ふふふふふ 今凄い楽しいです 
佐藤:問題が有れば有るほどファイトが湧く 
市井:ふふあははあはは だから やっぱちょっと もうちょっと作りたい 作ったやつと 提案したやつ自体が 使われ さっきと同じで 建てたやつも 何年後か見てその 育つ子供もいますし 出来た時と使われて やっぱり建築 初めてね 成立するんで そう言う意味では今作ったばっかり でと言うので 実際この数ヶ月しか 経ってないんで 

佐藤:経年 変化が今は無いからね
市井:そうですね 
佐藤:自分の思いが自然の時間に晒されてない から 複雑な問題があるかもしれないと
市井:そうですね そういう意味でちょっと 5年後と言ったらね 30代後半で バリバリやって ふふふふふ  

佐藤:意地悪な質問しますけども 仕事が全くなくなったらどうしますか 
市井:なくなったら実家へ帰りますね〜 
佐藤:実家へ帰ってなにするんですか 
市井:実家の家業手伝う  

佐藤:家業なしにしてるんですか
市井:家業ではないですけども 家は生コン売っているんです 
佐藤:奥さんに働かせて
市井:それは考えてないですね  

佐藤:妻を犠牲にしない  奥さん変えて仕事を取ることはしないんだ 
市井:ですけど 何か紐じゃないですけど  
佐藤:仕事のためならなんでもしちゃうと言うのが建築家魂じゃないですか

市井:ああ なるほど  
佐藤:パートナーの人権も無視し 仕事に邁進する 市井さんの場合はそこまで非人間的にはやらないと 
市井:非人間と言うか やっぱり 建築作る以上で 勿論なんかは犠牲と言うかね、2者選ぶ するんでしょうけど やっぱりさっき言った施主主義と言う のに繋がるかも判らないですけども  やっぱりそこで生活する 作ったもんで生活してもらうと言う  やっぱり長いスパン  に居るのに 最初から否定して入る と言うのは嫌なところがあって うふふふふふ 嫌ですね〜 

佐藤:建築で失敗するのも建築の面白さですから それらをオープンにして 共有しましょうよと 市井さんの経験は俺の経験だと 言いたかったんです

 今日はこんなに遅くまで待ってていただきました有り難うございました 今後ともよろしくお願いします〜 5年後 来ますのでよろしくお願いします
市井:大阪まで御苦労さまでした   
 


   これで市井洋右さんのことば悦覧は 終わりです 
   みて読んでいただきまして有り難うございました
     2013年に続く      佐藤敏宏