大阪 ことば悦覧 ことば紀行 2008年5月12〜18日   home 

 市井洋右さんことば悦覧 2008年 5月15日夜 内淡路町の事務所にて  
 その01 その02  その03 その04 その05  

  その01 0分〜 15分20秒  


佐藤:すみません遅くなってしまって 
市井:ちょっと遠かったですね 
佐藤:間違えてね 内淡路って言わなくって
市井:よくあるんですよ 

佐藤:はい初めまして
市井:いち と言います
内田:すみません 今日名刺持ってこなかったのですがうちだと言います 
市井:どうぞお掛けください 

佐藤:とりあえず写真を撮ってもらって 内田さん押してくれる
内田:はいはい 
佐藤:結婚なさっているので こんなに遅く来ちゃうと 拙い 
市井:いいえ〜 
佐藤:拙いので 奥さんに謝らなければいけない 
市井いえいえ 

佐藤:さっき柳々堂のおばちゃんに言われたんだおれ 結婚してだからむちゃくちゃしてだめだって言われた ああすみません
市井:いえいえ 
佐藤:じゃー2ショットから 
市井:照れますね〜 
内田:いきまーす 
佐藤:じゃー内田さんもどうぞ 
内田:じゃもう一回 

佐藤:じゃー内田さんもどうぞ ともにわらう 
内田:すみません 
佐藤:じゃーばっちりですね 飯喰ったですか 
市井とりあえず

佐藤:俺たちくってないのであんまり 長々とは 行かないで 2時間ぐらいお願いして 話の内容は聞いていると思うので いきなり質問に行きますけど
市井:はい わらう 

佐藤:
まず僕の自己紹介もいいですよね 省略
市井:はいわらう 
佐藤:時間が遅いので 市井さんの出身地とか 

市井:出身は滋賀県なんです 甲賀なんですよ
佐藤:忍者の里ですか 
市井:でも何時もハットリ君じゃないので 服部君伊賀なんで ケムワキ君の方なんで 何時も忍者と言うと伊賀 を思い浮かべるんですけど と言うことは凄い山 田舎育ちですね 
佐藤:はあはあ  農家か何かと言う事ですか
市井:実家は農家ではないんです けども 親戚とかは 農業をやっていますね 

佐藤:伊賀で育って
市井:いや甲賀 
佐藤甲賀で生まれて 中学高校も 
市井:高校まで滋賀県ですね 高校は大津やったんでけども 中学校までは地元の田舎の 
佐藤:高校は大津 
市井:大学で神戸 に出てきたんですよ 

佐藤:神戸大学と言うことですか
市井:神戸大学 なんですけど 
佐藤:生まれは何年でしょうか 
市井:生まれは昭和51年です 1976年です 
佐藤:ということで32才と 言うことですね

市井:32才です 柳原君と同級生ですけど 
佐藤:年が一緒と言うことですね 神戸大学で 環境デザイんとか言うとこですか 
市井:いや一応建設学科になるんです 

佐藤:建設学科を出られて 4年ですーっと出て 
市井:一応4年で 
佐藤:院とかも行かれたですか 
市井:院は行ってないんですけど かのうゼミ 

佐藤:狩野さんね ゼミを受けられて 狩野さんの事務所に行かれた
市井;は行ってないです けども 
佐藤:ゼミを受けて 4年で卒業して 24かな
市井:23ですね 

佐藤:それで9年ぐらい 独立されたのは 何時ですか
市井:独立 一応 事務所登録ですけど 2004年なんですけども そっから1,2年は 前の事務所の 手伝いというか 半分現場を持たされてたので 
佐藤:仕事くれたのではなくって 手伝わされたのね 
市井:そうですね 一寸特殊な施主で 2人けつ割ってしもて 僕が無理矢理 監理をやらされて 

佐藤:独立したけれども 2008年だからね今
市井:そうです 2006年 ぐらいですかね 本格的に ちゃんと仕事を
佐藤:先の事務所の残務処理が 2年間あったと 
市井;有ったり仕事が無くって ちょこちょこやったり 
佐藤:それでまあ 僕が聞きたいのは なんで独立して やるんですか と言うことです 建築って組織事務所とか 学校の先生になるとか 色々その もっとコラボレーションしてやるとか 感じもあると思うのですが 市井さんの場合は自分一人で事務所をやっていらっしゃる 

市井:そうですね 一人で
佐藤:ここは家賃いくらですか 
市井:ここは安いんですけど 5万弱ぐらいです 
佐藤:ああ そうすると割り勘負担で 5万円ぐらいと言うのが多いから 
市井:平均的に
佐藤:平均的な値段で一部屋確保して 場所がちょっとずれているから 安く借りられている 

市井:ここは場所はズレてはいないんです だけども ここはかなり高い地域なんです この地域では結構 珍しいぐらい 安いんです 
佐藤:掘り出しもにに当たったと
市井:そうなですよ 直ぐ横が府庁なんですよ 
佐藤:府庁ということは
市井大阪府庁なんですよ 歩いて法務局とかあって 
佐藤:庁舎がまとまってあるって言うことですね
市井:コッから100m ぐらい

佐藤:手続きなど便利なんだ 
市井:だから最近 橋下さんが常に居るんで 結構話題
佐藤:橋下さんが涙を流す姿を を横目で眺めながら 写真とっていいですか
市井:いいですよ 
佐藤:泣いてた というニュースが出たら走っていって見にいける 
市井:それがね コラボレーション いいかた いいかわからんですけど ここ2こ柳原君と作品2つ 彼はインテリアとか プロダクトですけども 前の仕事も所長と組んで やったりとかは してるんですけども 一応一人ではやっているですけども 


佐藤:一人でやる理由ですね 前の事務所の所長とずーとやっていても良いのですよね お互いに独立しながら 
市井:ああそれは今は一応 やると言うか 向こうから 仕事手伝ってくれと言うカタチが多いですけどね。で相談しに行ったりとか するんですけど 独立したのは やっぱり お金があまりくれなかったり とか わらい 
佐藤:金が無くて生活が成り立たないと 

市井:事務所時代はお金に結構厳しかったんで 
佐藤:給料が安くって 
市井:そうですね 厳しかったですね 
佐藤:なるほど それでだったら 結婚なさっていると 柳々堂のおばちゃんが言っていましたけども それは独立されてからですか 

市井:とほぼ同じ だから事務所を2004年なんですけど 結婚したのが それを契機に 棲む所引っ越すじゃないですか それであの〜 ちょっと広い所に 引っ越したんで 事務所登録もして しばらく
佐藤:自宅でやってらっしゃった 最初の時期の残務整理とか 
市井:ここへ引っ越してまだ 1年ぐらいなんです 
佐藤:ああ そうですか 完全に離れて 2年の半分の期間は自宅で仕事をやっていたと 
市井:そうですね 自宅兼用でやっていたんで 
佐藤:極 オーソドックスな 自宅からスタートして ちょっとあれですね
市井:さすがに自宅でやっていて限界 があって 

佐藤:台所の脇で図面書いていたとか 
市井:一部屋 当ててたんですけども。さすがにコピー機とかファックスとか欲しくなって ちょうど仕事の切れ目で 切れたんで で安い所が見つかたんでと言う感じなんですけども 

佐藤:ここは自宅からは近いんですか
市井近いんです 
佐藤:歩いて それは いいですね〜 
市井:あんまり勤務にお金を掛けるのも嫌ですし 時間かかるのも嫌なんで 

佐藤:こんなに夜遅くお邪魔しちゃって、普通は朝早くからちゃんと 7時に終わるとかで やって居るんでしょう
市井:いいえ いや そんなんまでもなく いろいろです 
佐藤:それは奥さんにおこられちゃうな 

市井:いいえ
佐藤:そうですか〜 意外に現実的  独立した理由ですね 分かり易いですよね 

市井:それとやっぱり 結構自由に やらしてくれてた事務所だったんですよ 一応番頭というかたちで やっていて 全部打ち合わせとかも 詰めて 案出しから結構 自由にはやらしてもらって たんですけど まあやっぱり一人でやるのとね 責任の問題とか 変わってくるじゃないですか 
佐藤:全然ちがいますよね 
市井:ええ そういう意味で 6年、7年ぐらい 残務処理とかも含めて やっていて やっぱりちょっと一人で やりたいなと 思いが強くなって行ったんだと思うんですけども
佐藤:自分で やると全然 見なかった問題とか いろいろ明らかに成ってきすよね。それは良かったという感じですか

市井:そうですね、それはやっぱり 良かったという方が大きい です。やっぱり 
佐藤:社会の問題と言うか、建築 作る上での問題がより鮮明になったと言うこと
市井:なった、でも具体的に ちょうどそのへんと耐震偽装とかそのへんとかも あって よりクローズアップされた時では あったので 一段とその 

佐藤:建築士イコール怪しい人物で 偽装が常態である みたな 簡単な情報操作で 動くからね わらう 
市井:独立した頃の最初の 検査とかも住宅とかも 検査なんていうのも しばらく 最初の頃はほとんど受けてなかった と思うんですけども 検済み 
佐藤:はあはは 住宅の場合ね

市井:え まだ10年位前なんで 受けるのも少なかったし 
佐藤:今は受けないと だめでしょう
市井:だめですし 
佐藤:役所も許さないんだ パトロールして来るんだ 
市井:ですね お客さんも検査済みが大事ですからね 銀行とかの絡みもあるので 
佐藤:役所の検査を受けてないのは融資も出ないと 中身はなにも変わってないけど みんなでそう思っちゃって ああそうなんだ 手間係るだけだ 悪質業者が排除されるのかな 空手形みたいなもんでも欲しいと そうかそうか 自分でやって社会的な 責任だとか いろいろ問題が明らかに成って来て これからどんなカタチで この2年かでやられた建物 は 何個かあるんですか それを中心に話して もらって このようなカタチで建築と取り組んで居ると 言うか 

市井:一番最近やったのが 住宅なんですけども これが柳原君の同級生の家なんですけども 見られてると思うのですけども 
佐藤:みてない 
市井:わらう 
佐藤:雑誌も見てないし 柳原さんも送ってよこさないし これがね 我が家でレクチャーしたときに聞いたのは 前に山があるとかと聞いて

市井:そうですね 横に 結構環境とか 向こう側 山ですけども 緑 あって 
佐藤:この北面かなwebに乗っていたよね 

市井:そうですね だから いままでやっぱり独立して 仕事が少なかったと言うか あっても店舗 とか マンションとかやっぱり 確認 出してする仕事が無かったんです これが初めて 

佐藤:確認申請だしたぜーと 
市井:新築の  僕ビルもやってたんですけど それは僕の名義で出してなかったんので 初めて名前だしてちゃんと 

佐藤:
市井洋右が設計したと 社会的な責任をおわなければいけない最初の建築
市井;そうですね 

佐藤:この住宅の具体的な テーマと言うか もしれば 
市井:同級生で若かって 子供も小さい 子供が居て 環境的には 香川で凄い 田舎で廻りが 田んぼ埋め立てた 所で まだ これから横も 売り出すような所で。

のどかな所ろなんですけども  お金があまり無いと言うのが 前提で それはまあそんなもんだな〜と思って やっていたんですけど だから出来るだけ単純な 組み合わせで 

佐藤:プランとかあれば見せてもらえますか はいはい

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