2010夏   ことば悦覧 in うるとらまんchin々  (仮想領域 大坂・京都)
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           「たかぎ み江さん エア人生を語る」  全4章      聞き手・文責:佐藤敏宏 
第1章 ■ 夕飯 作って食べよう  01  02 03  
第2章 ■     生い立ち       01  02  03  04 
第3章 ■  学問卒業後のエア人生 01  02 03
第4章 ■ みやげなら→ 建築模型ケーキを作ろう  01 02 03 04 05 06
2010年7月30日 第1章   夕飯 作って食べよう  03   

み江読まなくなったのマンガみんな置いてたったりとか 
佐藤:棚にある縫いぐるみマンガのキャラですよね

み江:そうですそうです。私が買ったのもあるけど、だいたい他の人が持ってきてこの家に合いそうだからって勝手に置いていくとか。
佐藤:マンガあります

み江:そうですね、ここはだからお勉強の本はいっさい置かないで。マンガしか置かない。

お勉強の建築の本はあっちの部屋に押し込むと。


佐藤:僕が一人でビールで。み江さんに注ぎもしないで、どうどうぞ お宅の冷蔵庫のビールですけど
み江あ こんなもんで、ありがとうございます

佐藤:これでビールは終わり。うん。
み江どうぞゆっくりなさってください
佐藤:どうも、これからインタビューして。桂さんが来るまでに終わって おかないと。

台所で後かたづけを始める佐藤台所で作業、み江さん飯を食い続けている


 


佐藤:いきなり初対面のみ江さんの家の冷蔵庫を開けて使って、なんて大胆な奴だ。
み江:いやいや、よく人が来るんで。全然、お茶碗使ってください、勝手に
佐藤:飯喰うわ、おお 結構パンパンに炊きましたね
み江一杯炊きました。明日の朝も食べようかなと。桂も食べるかなと

佐藤:そうだね。来たら食べさせる、俺が卵焼きを作って食べさせよう、いつも寝るのは2,3時ですか。
み江:う〜とね、そんなに遅く寝ません、わりかし早寝です
佐藤:10時

み江:そこまでじゃない、まあ1時とか。普通ですかね
佐藤:ご飯の炊き方巧いんだ 美味し、ご飯の臭いがするわ〜 
み江:ね美味しい。凄い美味しし

  もぐもぐぱくぱくもぐもぐぱくぱく

佐藤:ここで喰う飯は美味いわ
み江:美味しいですよね

  もぐもぐぱくぱくもぐもぐぱくぱく

佐藤:仕合わせになってきたぞ〜
み江:ふふふふ

佐藤:これを桂さんにとっておいてあげようか、本当に美味いわこの鰹

  もぐもぐぱくぱくもぐもぐぱくぱく

佐藤:飯だけで食えるね
み江:ね〜ご飯美味しい
佐藤:ふふふふふふ、もしかしたらつきたてだったんじゃないかな
み江:ああ そうかもですね。田舎はそういうのは食べられていいですね
佐藤:玄米。コイン精米器ってのがホウボウに置いてあるから
み江:在りますよね、何かねコイン精米器、あれなんか羨ましい

佐藤:京都にだって在るんじゃないの
み江:あるかもしんない。
佐藤:いま小さい家庭用精米器売っているんじゃないかな〜(絵ネットより)
み江うそ

佐藤:ありそうな気がするな
み江:精米器ね〜
佐藤:精米してすぐご飯炊と美味い、玄米の銘柄関係なく美味いっていうからね
み江:あああ、精米したてが美味しいんですよねきっとね。

佐藤:う〜仕合わせ〜 

 もぐもぐぱくぱくもぐもぐ


佐藤:今日は京都のおばちゃんたち バスの中で静かでしたよ
み江あそうですか
佐藤:みんな暑くって疲れちゃったのかな
み江:えバスってそんな五月蠅いですか

佐藤:半年前に岡田先生の家に行くときに乗ったバスのおばちゃんは凄い元気で関西に来たって感じだった。
み江あそう

佐藤:凄いしゃべっていた、去年の夏の森田さんの家に行く比叡山電鉄車内のおばちゃんも お姉ちゃんもまるで自分の家の茶の間状態だった
み江:あそうですか

佐藤:今日はなんか静かだったな〜
み江:あの路線はね、割と地元の人が乗るんですよ。大原行きね。なんで通勤・通学の人が多いから 一人でモクモクと乗ってます
佐藤:なるほど

み江:朝は大原に行く観光客とかも乗ってるけど。だいたい夜はね、通勤の人がもくもくと乗っている感じですね。これドンドン行ったら静原方面ですよ森田さんの、行ったことないけど。

佐藤:山一つ越えなきゃいけない大原からだと。よし飯喰ったらハッピーに成ってきた。
み江:いいことですよ
佐藤:これからインタビューしなくちゃ。俺何しに来たのか忘れそう
み江あはははははははいアジトはそういうところです うちは


佐藤
:西瓜ね〜西瓜買ってきたかっただけど。
み江ふふふふふ
佐藤:でかすぎてね〜
み江:いやいや西瓜は大変デスよお気持ちだけ
佐藤:山県の尾花沢の西瓜売っているんだけどでかくってね〜一抱えもあるんだもん。真っ黒い西瓜売っているだけどさ〜

み江:え〜
佐藤:中黄色い西瓜も売っているだけど重くって
み江:真っ黒
佐藤:西瓜の黒縞の部分の色だけ真っ黒 
み江:かっこ良い〜

佐藤山形県の尾花沢っていうのは、酒田っていう港から、京都と酒田って廻船、北前船で繋がっていたから、舞鶴から敦賀かな 北前船で直ぐだから。
み江:舞鶴が近いのか 
佐藤:物流の拠点でしょう 舞鶴や敦賀経由で陸送で京都に入ってくるんだけど、逆コースは京都の産物、主に古着だよね、京都の派手な着物を帰り荷で積んで商う、ノコギリ商いっていうらしいだけど、酒田から最上川を舟運で尾花沢まで運ぶ。尾花沢は仙台藩からの山道と最上川が合流するところで、物流の拠点でもあるけど、土砂もで 砂地で西瓜栽培にいいらしいんですよ 西瓜が名産なんですよ。今は西瓜作り盛んでし、近世期は仙台や山形から紅花や城米が集まってくる拠点、だから京風町家も沢山あった。尾花沢の西瓜は美味しいですけどでかすぎ

み江ふふふふ りゅっに入りきらない 
佐藤:最近小さいスイカも売っているですよ 少人数家族用にでも700円ぐらい、それでもメロンの倍ぐらいの大きさ あるから 
み江ふふふふ
佐藤:西瓜にしようかメロンにしようか迷いに迷ってメロン、外れ味かもしれん迷い過ぎて。み江さんは茗荷とか青臭いの駄目だとメールであったんだけど。青臭いメロンだめですか。

み江:いやメロン好きですよ。私が食べられないのが茗荷だけで、あれだけは何か子共のころから、全然食べられるようにならない 

佐藤:これとっておきます 悪くなるから喰っちゃった方がいいと思うけど
み江:そうですね、食べましょう。
佐藤:インタビューに入りたい体勢ね 片づけますから。これをひとまとめにして。これも片づけようかな。そのうちメロンが冷えるでしょう。ビールの空き缶はどうしますか

み江:缶はべつのに、転がしておいてください
佐藤:残った食い物は邪魔なんで、小さい皿にまとめて冷蔵庫に入れちゃいましょう明日食えるしね。ご飯こんなに炊いたか〜これは明日 冷たいお茶漬けだな〜素麺買ってきたけどいらないな
み江:別にご飯は冷凍しておけばいいので。素麺は素麺ではい、炊くときは一杯炊いた方が美味しいから、そう思って。

(絵:翌朝・31日の3人の朝食は素麺と卵焼きでした)


台所で片付けが始まる 水道が鳴られ出る音 シャバババアバシャーシャ


佐藤:中華鍋で卵焼き作るから 綺麗に洗っておこう 色が綺麗な卵焼きが出来るようにね

水道が鳴られ出る音 シャバババアバシャーシャー

み江すみません洗い物
佐藤:いえいえ
み江ありがとうございます
佐藤:料理が出来上がるときに 片付けが終わっているのが目標です
み江:おお〜

佐藤:後かたづけは食器だけで済むので
み江立派なことだと思います 理想ですね

佐藤:陶器が凄いね 信楽ですか
み江:そうですね、信楽ですねこれは
佐藤:これだけ大皿だと高そうだね
み江:いや年に一回陶器祭りってのがあるですけど、そんなに高くないです。これはね作家さんとかが、おろし通さないで出すからね。大分安く手にはいるんですよ。

佐藤:半値以下ぐらいかな
み江:そうですね。そんなもんですね
佐藤:器はいいけど鍋がどうしたの穴空いてる
み江鍋だめですね

佐藤:今度儲かっていたら 鍋土産に持ってきます
み江鍋はね、ずっと買いたいと思っているですけど、買おうと思うと何が良いのか、欲しいのはあるんですけど、それはちょっと高いから
佐藤:毎日使うから高いのが良いですよ 何枚も色んな金属重ねて表面ステンレスとかあるじゃないですか、あれが良いですよ 火が均一に回る通るので

み江やっぱりいいですか

佐藤:あれいいですよ、火力が均等に廻れば何でも良いんだけど 薄いアルミだと 火の所だけ熱くなるから 焦げるでしょう、
み江薄くって良い鍋と、厚くって良い鍋と両方欲しいです

佐藤:それはいいね〜、こないだ花田先生の家にいったら 鍋も中華鍋も顔が写るぐらいピカピカだったな〜。どうしたら あんなに綺麗にしていられるのか。焦げ付いたら直ぐ剥がすんだろうね 中華鍋は焦げ付いたら空だきして墨にして削るといいとか聞いたことあるな〜ガリガリ炭を削るように剥がしてから 金タワシで磨くといいとかなんとか言っていた、

み江全部焼き切っちゃって
佐藤:卵焼きが黒くならない 綺麗な焦げ色出来ると気持ちいいよね〜
み江なるほど

佐藤:よし 夕飯の後片づけが済んだ インタビューしましょ〜

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