2005−08−06 林聖明さんと建築あそび 記録    home 
 プロフィール   02年高山建築学校 その1その2     フラット その1その2 
  
03年高山建築学校   修士制 その1・ その2    ドングリ広場 その1その2 
★ ドングリ広場 その2 

制度もあるってことも知らないし、「あぉあ 見たことはある」という人はいるんですけど、実際どういう なり立ちだか知らない。いま展覧会前半のリサーチ編と後半のプロジェクト編というカタチでやっている。

前半はこういう形で表したのと、497箇所全部写真撮ってきたやつにコメントを入れてて、本を作っていて、後半は美術の作家さんだとか、建築家の人達がドングリ広場に対して、現場で野外展示というかたちで作品を作ると。ことをやってまして。

  

僕もプロジェクトのほうで関わっていて、美術作家の深谷直子さんという方と関わっていて作品を作っている。・これが始めのコンセプト・・凄いスケールがデカイんですけどオンザ ハウスというタイトルなんです。インザハウスじゃなくてオンザハウス。

  

もともと宅地であった場所、あり得た家のかたちをトレースしようかと・その時に壁もなくて 床もなくって屋根もない家を作ろうとしてまして。

s:ドックヒルとか言った 映画 思い出すな〜

 笑い  高さが450とか300とかチッチャイ高さのもので作ろうとしていて、まず場所を選んだんですね。選んだから直ぐ出来るといことではなくて、町内会の会長さんに挨拶しに行って「こういうことやりたいんです」ということを言って。割とそれで2〜3週間関わっていたんですけど。説得して今は了解のもとに・・

  

こういう風に僕たちが使わしていただいているドングリ広場で、凄い囲まれているんです、五十嵐さん千種駅の近くなんです。わりと交通便のいいところで、さっきのスケッチを・・
  
i:大がかりジャン

おおがかりです。でこの滑り台鉄棒というものが既存であって、それに対して、いろいろ変形しまして、なにか家具というかベンチのようなものでもあり、保育園とか小学校で使った平均台のよなものであり、歩いたり座ったりするということと、微妙に仕切っているんですよ。

  そういうので、さっき話していた床でもない、壁でもない屋根のない家というのを作っていこうということで今作業をしている

I: 現状復帰でないとだめなの、残しておいていいの

話によれば管理人さんが 気に入るか 気に入らないか で

会場 大わらい  いいね〜いいね〜

僕らの場合は管理人さんが乗ってくれて、出来具合がよかったら残そうと、

KK:残すというのは作った費用は・・

僕らが持ちです

kk:管理人さん丸儲けだね〜 

  会場 笑い

一応こういうものですね
Kk:これいいじゃん

  

いま墨出しが終わって杭打ちが終わって、いかんせん元々・・場所なので杭が全然ささっていかないんですよ。これちょうど昨日だったんです。

これいいね

s:これが一番最初に出て絵だね なるほど 

まだ全然こう正直、捏造するというのは無理だと思ったので、いままでやって来ことを組み合わせて、集め集め、いつでも結構 明解に考えられていない部分のがあって、フラットやっている 時もそうだったんですけど、今回のタイトルにしたのは学生時代にやっていたことって、なにかヤッテイルという感覚は得られても、それが なになのか 分からないことが、すごいあるな〜と思っていて、なんとなくそういうことが働きだしてから、分かっていくのかな、自分が学生時代に甘かった事というのが 働きだしてから いま感じていることもありますし そんな感じですね

会場 はくしゅパチパチパチ・・

s:充実してますな〜

いやいや

s:充実しているよね〜

KK:いいじゃん、最後の凄くイイネ、公共空間の問題ともリンクしてるんじゃ

s:駅もいいじゃん、どうだったの評判悪かったの

いまも一杯一杯喋っているんですけど、五十嵐先生いらっしゃらなかったんですけど、講評は めちゃ酷かったんですよ

s:終わったからビール上げて 

KK:新宿駅なんかは半分ぐらい、あと思いだしたのはフランスのシャルルドゴール空港のドゥッケ。 あれがそんな感じ。 あれは平地に作り上げていっただけだから、結果として小林さんが言ったようになってるだけだけど。

僕らの時は建設工学専攻で土木の先生と一緒だったんですよ。土木の先生に駅のプロフェッショナルの先生がいたので凄くっつこまれて〜

まず ぼく最後の最後まで、誤魔化していたことがあって屋根なんですよ

 Kk:そうだろうね

s:屋根が無いとだめなの・・それはどういうことなの。屋根がないと駅じゃないの

I:プラットフォームに屋根がないのはあり得ないという話

s:あそういう話か・・これからは無くてもいいじゃないですかとか言えば、屋根がないと駅にとして認められないなら法律変えてしまえばいい、

屋根のデザインが駅で一番難しいとこなんだよ」と、言われてしまって・・ないんですけど

s:これから屋根なくすような仕様でもOKになんないのね・・法律にあわせるのか・・

kk:最近の飛行場って円形で作るの多いけど、機能性から考えると円形から考えるといいみたいね。いろんなアクセスできるし。

土木の先生に 怒られちゃ〜

i:前に見たときに思わなかったけど、速度が0のものがどう扱われているか、一応広場とかあったけど 分離されているというか、全部動いている。速度0も異なる速度の中にどう入るか ともうちょっと有ったらいいかな〜新宿駅周辺だって広場が通路に定義されなおしたり・・速度0の問題が上手く入っていると・・・

s:これで小林さん一旦終わります

ありがとうございますした

会場 拍手パチパチパチ
 
 宴会の後 第二部の北山研二さん講演へと続くのであります
 
        

  8月19日送られて来たオン・ザ・ハウスの様子です。小林さんは早朝に作業をしてのち、4月から勤めはじめた建築事務所に出勤しているそうです。完成がたのしみですね〜。
 



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