2005−08−06 小林聖明さんと建築あそび 記録    home 
 プロフィール   02年高山建築学校 その1その2     フラット その1その2 
  
03年高山建築学校   修士制 その1・ その2     ドングリ広場 その1その2 
修士制作 その2 

 

これが現況の金山駅なんですけども・・わかんないですね。断面を見ていただけると分かると思うのですけど、コンコースが地上レベルでダーッとつながっていて堀り下がった形でプラットホームがあるという形なんですけど、ちょうど何で金山駅にしたかというと被ってくるんですけど、いまはもう開港してますけど、中部国際空港というところが、愛知県の南端に位置してるこ所に開港して、そのことによって電車の本数ていうのが、かなり増えたんですよ。

  

それと、日本で地下鉄の環状線というのが出来たんですよ、名古屋に。その環状化された一つのポイントというのと、その中部国際空港というのが出来たことによって、できたポイントの結節点になるのが金山駅である。でこれを敷地に選んだ。

  

日本の駅と海外の駅。一番分かりやすい違いというのは、ようするに日本の駅にはターミナル的なものが無い。いわゆる発着の時を示唆するような空間ではない。ほとんど連結されていて「どうやって人を運ぶか」ということは考えているんですけど、当然・・・赤いところは名鉄という鉄道会社が管轄している所で、緑の所がJRで、

会場 電話が鳴り出す・・

いろんな所がぽこぽこ、深く流れている状態だな〜だから、サインによってしか、サインで「こっちです」「こっちです」と。駅に人の流れしかできない

ぼくは空間そのものが、単位になることが可能じゃないというふうに考えていて、まず自分の頭上にぽかんと穴とか開いていて

会場 電話がなる

s:なんだうるへ〜売るセー だな・・はい・・今打ち合わせ中です。
 バシット電話を切る佐藤 会場 わらう 

 

いろんなホテルであったりとか 美術館があったり。はじめに鉄道そのもを ラインを動かすというのは現実味がなかったので、鉄道だけは今の現時点の状況に沿わせていて、それに対してまず顔となる、ファサードとなるものを作ろうと・・。
  

それに対して、さっき頭上に穴が開いていると言ったみたいに、真ん中にボコンと穴が開いている。それに対して、人とか車とか自転車とかいろんな運動するものが、ドンドンドンドン固まりを掻き取って行くいう。

  

幾つかスタディーをして、形が決まってから、こういうホテルとか都市センターとか美術館を いうのを・・真ん中にポコンと穴が開いている。 これが断面図で、ちょうどここがポコンと穴が開いていて、地下鉄と地上の鉄道とバスターミナルが絡んでくる。ということを考えていました。 これは上から見た図で、この建物の水色のラインの所も・・これ例えば都市センターですけど。都市センターの主動線が絡んできて、輪郭中に色んなもののスピードが摩擦していくそういう空間をつくろうとしていた。

これが一番下の、地下鉄なんですけど、さっきの伏見駅でやっていたことと近いですが、いわゆる地下鉄はズーット地中を往来し続けるもので、そこが何駅だか分かりにくい。ここは金山駅に着いたときにボコんと穴が開いて、そこがこの駅に着いたというサインになるということを考えていた。

 

ここの金山駅は掘削して掘り下げられているんですね。そうするといつも土留めの壁を見続けることだったので、そういうのを解消していこうという事だったりとか、ぐちゃぐちゃに成ってきたんですけど、こういう所も駅前広場じゃなくて、駅の中に広場を作ろうと、いうことこの部分ですけど。というような事を考えました

で一番複雑なこの地上のレベルというのが・・言い忘れましたが・・図の赤いのが人を表していて、人がこの間をグルグルグル・・その間のこういうラインにタクシーがここからズート入って来て。ここから出て行くとか。

  

基本的には真ん中にポコンと開いた円形のラインをある程度なぞるような形でいろんな交通がグルグルグルる回っているような駅を提案しました。

  

バスだけが苦し 紛れに二階に上げてまた下ろすということをやった。一応ラインに沿うということで考えました

一番やりたかったことを一言で言うと、でっかい穴というか抜けてる空間、抜けているがゆえに今までサインでしか繋がっていなかったものが、ぱっと一目で了解出来ると・・次に自分がどこに行こうということを、選択を還元するということを考えました。

これが人が動いていて、その上のレベルが動いていて、いろんな交通がこう見えること、一応これが・・・バスが上に来て、ここに電車が動いていて・・人が動くと 何とかコレで卒業出来まして・・

 会場 わらい 

 次の頁へ