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 佐藤敏宏 被災地に入る若者に聞く
    
 
 
県 滋賀大の学生さんに聞く DANNWASITUで会った一部の人人

 ★その1日々のことその2 被災地でのこと ★その3 将来のこと
 


その 3

ここから俺クチャーの翌日ワイワイ、第二部です 雑談ですけど。 建築の学部にはいって悩み事という、建築の学生にこんなサポートしてもらうと いいなとか。 現場に行けば沢山お金があるといいな〜とか。あるんだろうけど。 他大学との連携したりとか 興味のある人同士でまとまるとか、まとめる方法とか。ざっくばらんは本にして出しているだけど。今 皆さんが活動している内容をどのように伝えていくのかなど。それらに関係なくどんな話しでもいいですけどね。今話しておきたいことありませんか?


山田香アピール下手と言われますけど。はい。滋賀県大生は。

西村:私も活動をやっているときに、もっと上手くアピールしたり 発信したりとか、すべきじゃないかと言われたりして、ブログとかにも上げるけど。

上げ方とか見せ方とかが下手くそだっていうのを色々言われたりして。

どうしたらいのかなーと思いながら過ごしては来たかなと思います

佐藤:被災地に来ている学生さんを見ていると 自分が説明したいことは解るけど、被災地の人=相手が何を聞きたがったいるのか?っていうことは解ってないね。ただ自分のことを喋っているだけになっている構図は 学生にかぎらず専門家の人にも見ることです。 一方的に自分の考えていることを話して満足して被災地から引き上げているだけで、被災地の相手に伝わっていな まずい絵柄を見かけることが多いんだけどね。

 いきなり被災地に入っても 311の本当の津波被災の様子はイメージで知るしかできないので仕方がないのですが。 自分のやりたい説明ばかりに終始することになるのは 被災地の新たな残念な風景です。まずはあっピールべたを解消したいと。

西村:どうですか皆さんは 私はそういうふうに思っているですけど。
佐藤:自分はこんな事を考えてますよと、論文発表も段階ふんで喋らされるから巧くなるんじゃないのかな
梅谷:先輩の論文とかみながら それをぱくって喋ったりして 

   かいじょう はははははは

梅谷:あんまり解ってない。解ってないまま喋ったりはけっこうぼくはあります
佐藤:先輩達が考えたことを さも自分が考えたように語ってしま 素人芸だけだと。あとで馬脚が露わになってしまでしょう
梅谷:そ〜う なんですよ

佐藤:おまえこないだのワイワイでこう言ったけど、行動が真逆じゃないか?と問い詰められて恥をかくと

  かいじょう うづふふふふふふふふ

 

佐藤:咀嚼して 問題が 自分の知識や意識となってなく「他者に伝えきれてない」っていう自分の姿勢が問題であると。

 大学生は単位をっったり論文は指定期間内に出さないと いけないからね。急ぐとどうしてもそうなって時間だけが経ち、労力が無駄になることは多と推測しますが。 時間を区切られていないと〜 論文できあがらないんじゃない? だらだら研究では。期限という愛の手を入れてもらうことで書き上げられると。 色々なことを継続してやり続けていくと、やがてすんなり書けるようなるんだろうけどね。


話し変えますね 将来に対するぼんやりとしたイメージ、私はこんなふうになりたいっていうことを語っていただきます。被災地活動もし、論文も書いてその先はどうなっていくですか?卒業してから

山田香:どうしましょう?ふふふふふ働きます
佐藤:現在の大学生が就職するときの悩みというのはどういうことなんですか?

山田香
:建築の学生に関しては、もしデザインしたいという学生がいたしたら、その子はたぶんどういう建築家になろうか?っていうのがおっきい悩みになると思うんですけど。なんだろう〜

佐藤:
どういう建築家になるかって 多様な建築家が可能なので 一生の時を掛けて応えていくことで ようやく 正解が出てくるんだとおもいますので 学生さんが回答を出すのは難しいのではないかな

山田香:
はい。で、それが自分がどうなりたいのかっていうの解っている子だと、ジャー私はちょっと職人寄りの事務所に行こうかな-とか。ばりばりデザインの事務所に行こうかなとか。不動産系に行こうかなーとかいうふうなのが決まるかなーっていうふうに思うんです。 ある程度の方針として決まるのかな-と思うですけど。

 なりたい建築家像っていうものを定めるのが一番難しいと感じているんじゃないかなー

佐藤:日本の20世紀型の社会や政治も激しく移行かつ変動し続けている時期なので、実建築家も考え続けていることだと思います。なかなか回答を出すのは難しいでしょう
山田香:はい難しいです

佐藤:目指すべき建築家像を決めて 歩み始めると。 他者から作り上げられた自分の建築家像は うっとうしくなるんでしょうけれど。その辺の他者の視線と内からの自我の欲望の調整は難しいですよね
山田香はい

 (2012/11/02 俺クチャー DANNWASITUでの集合写真)
  
  
佐藤:生初建築も作ってしまいました 皆さんは 素晴らしい。 建築家は渡り芸人+職人なので 「将来 どうあるべきなのか?」どの世界にもある 一生つきまとう問題の前に立ったんだだから、一生賭けて回答をみつけていくということで俺はいいと思うだけどね。 西村さんは 本まの〜役者になっちゃったりしてるかもですよ

 かいじょう ははははははは

西村:どうなんやろう〜一回演じたい。演じる体験はしたなーと思っていて。
佐藤:はまっちゃったりしてー

   かいじょう  ははははははははh

西村:私は設計はしないと思うんですよ。で、じゃーなにするのかと言われると思うんですけど。一つ夢があって

それは一つの町とか集落とかでずっと根ざして生きていきるというか。年いったときに眸おばちゃん、何々のおばちゃんみたいな  みんな知っている〜 おばちゃん、市井の人になるというか。町のおばちゃん。なんていいうのかなーう〜〜ん

佐藤:
まちづくりのキーおばちゃん。声を掛けるおばちゃん

西村:
声を掛けるおばちゃん 声かけられる人になりたいです。 みんなを統括してマネージメントするような立場じゃなくって。プレヤーになりたいですこれならあのおばちゃんに頼もうっていうような人になりたいんですよ。何か私の持っているものを提供して一緒に楽しいことが出来たらいい

佐藤:今の多くの被災地の場所では西村さんの語るような将来おばちゃんの役をする人がが居ないので マネージメントしながらプレーヤー=期待される人間おばちゃんも同時に役割をこなさなければならないんですよ 町を生活を楽しくするための監督は町に居ないのが現実なので、その監督の下で働くまちのおばちゃんになるには 同時に監督をこなす人が居る時期を経ないと でて来ない。その後の世界状況を西村さんは望んでいるので。

 まずは西村さんが 監督しながら自分もプレーヤーの時期を経ないと 西村さんの語る世界は生まれない

 日本ではまちづくりは予算が付かなくなると誰もやらなくなる。税金流型依存社会なので 西村さんが語る自生的まちづくりは成り立たないのでのが現実です。 移行期に放置され おかれてしまった西村さんは 両方や演じなければならない そして西村さんが望む そういう社会のシステムをつくりだすのが いまは皆さんきゅきゅう縮減社会にあえいでいるので 一番難しいことなのでね

西村:
そうですね 彦根とか見てても、大学卒業した先輩で一度外へ出て彦根に戻って来られた方とか。その方が面白いことされたり、イベント企画したりとか、ちょっと、そういう人たちが現れている

 私はその人たちのことよく知っているので、その人たちが目立って見えるんですけど、他の人たちにとってどういうふうに見えているのか判らないんですけど。そういう人になる人が 沢山 彦根には今居て。なのでそういう人たちのように・・。でも何をどういうふうにしていけばそうなるのか分かんないですけど。

佐藤:まずは その仲間の所に参加して色々やってみて。一緒にやれる人が見つかったり、協働できることこが見つかったりするので。参加することは必要だよね。

同じことをやっても仕方がないので情報を公開し 自分たちの立ち位置を伝え続ける行為が必要だっていうことだよね。20世紀や今までだと、役所から上意下達てきに一方的に流されて来る情報を見て受けて 生きてきたけど、そうじゃない生き方をやっていきたいと皆さんは考えているんだと そのことはわかりました。

西村:そうですね〜 ちょっと理想は高く頑張ってふふふふふふふふ


佐藤:そういう考えでいいね。じゃー梅谷さんはその当たりどうですか?地域との関わりという視線は

梅谷:僕も大学院の授業で近江環人というのがあって。それは地域関わってまちづくりをするっていう。勉強と実施を兼ねたような
佐藤近江環人、それはどのようなかたちでなされているんですか
梅谷:もともとは国交省 (絵 ネットより)

   
 
西村:国交省の地域

梅谷:
布野先生がお金をとってきた。何年かその補助が出て始まったんですけど今はお金が無くなって
西村:副専攻として今成立しているですけど 

佐藤:資金集め活動しながら 活動するしかない。 何にも無い状況だからね。そういう人+物が整え合えばうまくすすみ〜 みたいな空気が生まれているので。税金でみんなで雇いましょう、支え合いましょうという処までまだ機が熟していないしね タウンアーキテクト系問題は。

 そういう状況に行かないからね。皆さんも私も ぼつぼつ切れ切れになり〜 志がある人が存在しているだけ。 概念は思いはあるので 可能性が大きいんですけど

 311以降、建築やまちづくりをやろうとしている若者は そのような現実の状況を咀嚼し乗り越えてね、どのように新しい状況をつくるかという大きな共有されている課題だからね。いい時期に皆さんは ぶつかっていますよ

 地域で組織を作って、お互いの存在の意義を深めたり、理解し合ったりし相乗効果を上げて、志あるものたちが効率よく働くためには、今とは違う関係性を発見しなければいけないよね。 だから 常に話合って、記録して伝えていくと。今日は滋賀大学とは何か? プチ聞き取りし〜(笑)セシウム都市福島に戻りましたらweb頁を作り公開することで 他大学の学生さん県滋賀大のみなさんと一緒にやってみようかと思い立つ人がでるかもしれないんだよね。

だから語り合い、記録し合い、発信し合う っていう能動的な行為がまずは大切で そこから新しい概念が生まれ 実行動が起き システムとして定着し社会の中で稼働するんだと思うけどね。

西村:声に出す
佐藤:若者の間の頭のなかにぴかんと概念が共有されてから 事がはじまるからね。そうい問題があったよね、あるよねと。 そういう概念の胎動が大きくなると なんていう言葉になるのか言い表せないけれど。建築スフィアーのようなイメージとしては持っています。各人が思い思いの人が活動していると いつのまにか町全体に対話が成り立っていて 税金に似たようなお金が活動者に下りてきて、それぞれが動くという やりかたや システムをなんて言っていいか判らないんだけれど。 イメージはすっかり出来ていると思います。

 今までは行政と言っていたんですけどね。それに代わるような何かを作っていったほうが これからの社会は人と人が有効に関係しだすんだという内容だと思います。そこを確認しあえたので〜 ではお互いに頑張りましょう〜

会場   ふふふふふっふふふふ

佐藤:いいんじゃない! こんな感じでね どうもありがとうございました

会場 ありがとうございました

 
 読んでいただきありがとうございました。

 「俺クチャーin県滋賀大」 の1日を 5分弱の動画にまとめました
 笑い声が絶えない俺クチャーや二次会などの様子をご覧くださいませ