東京 ことば悦覧 2008年春 home 高橋 ゲンキ・ツバサ 2008 4月08日 月島駅 もんじゃやにて 01 02 03 その02 もんじゃ焼き屋で 15分40秒〜 33分08秒 ゲンキ:コンペとか公共建築 佐藤:コンペに参加していらっしゃる。パブリツクの言うのはどういう風に考えて居るんですか? ゲンキ:パブリックと言うのは。僕、元々都市を研究している東大の研究室に居たんですけど。都市のファサードであるとか、極端に言うと建築と都市との関わりを、常にパブリツクとプライベートは自分の中にあるんですが。例えば駅に行ったときに何百万二人の人が交通しますよね 佐藤:ええ ゲンキ:それは多分設計する人も、関わる人も土木の空間とか、駅の空間とか多くなって来ている。結局 最小公倍数的なものを出来ているとは思うんですけど、一番大切なのはそこでプライベートな空間をつくると言う事が良いだろうなと。住宅なんかは特にプライベートかと言うとその中で既にパブリツクがあると。でそれがさっきの、その家族にはこういう配置ですよと。それぞれプロファイリングして、その人が幸せに成って欲しいんで。で もの凄い異常な家が出来る、その人にとってみれば普通の家でだと。そう言う意味では一つの社会を考えることで、僕はパブリックの存在を大切だと 佐藤:なるほどね ゲンキ:だからそれは、何か人が一杯使うからパブリックだと言うのはちがう 佐藤:パブリツクなものは私的な場の内にもある ゲンキ:それぞれが如何に交換可能かっていうもので無いと 佐藤:それは学問で、学校で教えられたのですか?自分が体験してそう思うのですか? ゲンキ:教えられていると言うか、みんなで考えますよね。佐藤わらう 佐藤:僕は自分の家をパブリツク化する運動をしているんです。建築あそびって言うのをしているんですけど。WEBで参加者を募集して、だれだか知らない人が来て一泊して帰って行く。一言も喋らないで帰って行く人も居ました。危険な事もやってたんですけど。家族や社会を、最初に知るための(パブリックとプラーベートは)原点であるみたいな。今話を聞いて思うんですけども。 そうするとそういう事ばかりやっていると他の家族は大変ですよね。プライベートをパブリック化へを 許すと頭がおかしくなるか、身の安全を思い出て行くしかないので。 ツバサ:だからその場合は、他の人の喜び感と旦那さんが上手く行く お家と言うふうに考えればいい。逆に言ったらそれが、猫の場合もある。猫が子供になる。あとはそれが自分の好きなものでいい。椅子をコレクションしている人がいて、その人は家族が居るけども椅子も自分にとっては分身なわけですよ 佐藤:と言うことは住宅というのはますます、デリケートなプラーベートを守りながら尚かつ社会に対して、何かを問いかけて行ったりする ゲンキ:一人で住む家だったらそで良いんですけど、二人で住む家でしたらそこでパブリツク 佐藤:成っちゃうよね。それはゲンキさんが、発注者、旦那さんの欲望とパートナーの欲望は別じゃないですか?当たり前だけど。まとめるのはどうするんですか? ゲンキ:まとめるのは・・予算もあり色んな条件もあるので・・ ツバサ:意見が一緒の家族はあまり居ない 佐藤:意見が違うと言うことは、今の30才前後の人は平気で言うけど。1世代上の人だと家族内の意見の違いは恥だと思うのか「意見違う」と表明しないからね。家庭内別居や家庭内離婚と言う概念が共有された世代もある ツバサ:あぁあ 佐藤:目標が人間じゃないから、性能の良い妻や夫と言う機械になることだから ゲンキ:でもだから説明したんで わいわいががやがや もんじゃ焼き屋さん内は騒然としてるので、おおよその文字起こしとなっている みなで もんじゃ焼きをはじめる ツバサ:まず具だけ、汁は鉄板に入れないで、具だけ 佐藤:具だけ最初焼くんだ ツバサ:汁はまだ残して置くの じゅーじゅーじゅーと焼音盛ん 佐藤:そこでハッピーに家が出来るわけですよね。どちらかが先に死んだり家族が生まれたり入れ替わったりする ゲンキ:それは想定するんじゃなくってワイワイがやがいあやきじゅうじゅう 佐藤:死んだ後も使える、そこの先も考えている ゲンキ:だいたいその家の、お父さんとの関係だったり、ご近所との関係だったり、その住む人だけの話ではないんです。 佐藤:それを発注者に説明しても分かる人いるかもいないけど、なかなか判らないんで。わかりますか? ゲンキ:わかりますかじゃなくって、それを望んで来ているんじゃないですか 佐藤:あぁそうかそうか。なるほど。 ツバサ:細かくちぎりながら炒めるの、こうやって具を日本の金ベラで切る仕草をするツバサ。カツカツ音カツカツ音 佐藤:もんじゃの写真を撮ろう ツバサ:みじん切りって言うか 佐藤:もんじゃの焼食べの作法の講義を受けながら建築の話しもする かいじょうわらい それでその住宅と言うのはこれから作る ゲンキ:だから今動いています。 佐藤:それが出来たら見に来ればいいだな俺は。ツバサ盛んにもんじゃ具をみじん切りにしているカタカタツンツン音は続く ツバサ:粘りをだすために、ちょとだけ汁を入れて、具に粘りを出す。土手が決壊しないようにするために。 佐藤:もんじゃ作っているのを見て、話が止まってしまいましたけど盛んにもんじゃを焼いている会場 向こう焦げている ツバサ:焦げている! 佐藤:乱暴な企画なので、なかなか上手くいかなくってもお許しいただいて ツバサ:あぁ〜いきなり決壊している〜 佐藤:もんじゃ土手いきなり決壊しました。隣同行半のもんじゃ土手の方が上手いかも ツバサ:上手いね。 佐藤:石川さん上手いね土手つくり 石川:そうですか ツバサ:上手いね〜 佐藤:初めてとは思えない ツバサ:そうそう、うまいね〜 伊藤:もっと全部入れないと 会場おおわらい〜おー上手い〜会場おおわらい 佐藤:でも大丈夫ですよ ツバサ:良いのいいの、どうせたべちゃうから 佐藤:これが焼ければいいんでしょうから ツバサ:それでね〜色がこやって変わってきたら、まぜちゃって良いの 佐藤:つばさって本当にお父さんに付けてもらった名前ですか ツバサ:そうなんです。母親につけてもらいました。 佐藤:ツバサって鳥の翼でしょう ツバサ:ひらかなです 佐藤:ひらがなだと他にどういう意味があるんだろうね ツバサ:何か漢字にすると男の子ポイからってひらがな 佐藤:平仮名の方がいいとおもいますけど ツバサ:兄もまた変わった名前なんです、×× 佐藤:なに、なに ツバサ:××。○×のある○× 伊藤:凄い名前だね それ ツバサ:すごい性格正反対なんだけど 佐藤:逆になるからね。親の願望と逆に成長するからね子供はね、自分達は明るすぎるので ツバサ:あかるいかな〜 伊藤:これや焦げちゃうな〜これ ツバサ:片側に寄せて ゲンキ:かれら上手くいっている 佐藤:それでまた建築の話にもどりますけど、今までにどこか事務所勤められていたのを辞めて、実作ないと ツバサ:まだ1年で 佐藤:よく生きていますね〜仕事があったから辞めた ツバサ:いや 伊藤:ほらこれなんです 佐藤さん!! 佐藤:横国気質〜?! わらう ゲンキ:え〜 ツバサ:そうそう、横国の人はみんなそんな感じかな〜 ゲンキ:構え持たないと、頼もうと言う人も頼まれない 佐藤:もときさん、げんきさんでいいの ツバサ:ゲンキ・げんき 佐藤:ゲンキさんは東大出てねアトリエ事務所やるなんて、負けわかっていて、確信犯なんですよね、役所に行くとか ゲンキ:あぁ〜あ、まあ人生人それぞれなので 佐藤:あんまり考えないで ツバサ:つまんないですよ〜 佐藤:それはそうだけど。おれもそう思うけど。詰まらないと思わない人が少なすぎるから、この様に生きる人が少じゃないですか ゲンキ:別に多く居てもしようないでしょう。佐藤おおわらい 佐藤:その言い振りいい。おれもそう思うけど ゲンキ:でも成り行きですよね 佐藤:建築の仕事が無くなったら何するつもりですか?僕はインタビューして歩いているけど ゲンキ:それ逆に僕聞きたいですけど、どうやって食べていくか 佐藤:とりあえず色んな人を口説いてですね金をもらうと。ツバサゲラゲラ笑う 設計はやらなくっても、こいつは可愛そうだから飯喰わしてやろうと、酒呑ませてやろうとか ゲンキ:さとうさんがおごるわけですよね 佐藤:おごれない、みんなくれる。 他人の財布を活用する。僕が旅行に行きたいときは人間旅費と命名して、一緒に行く。例えば大阪に行きたい時は新幹線代を集めて高速バスに乗せて俺の旅費は無料にする。 ゲンキ:でも生活費かかりますよね 佐藤:宿は大阪の友達の家に泊めるからタダ同然。宿泊費分で遊び代がでる。、同行した人は宿泊費だだで、大阪の暮らしを体験できる。ホテル泊は大阪に福島の居間や寝室を移動するだけだから、旅行の意味がグーンと落ちる。ギブアンドテイク。 昔は設計してたので、お金はまかない切れた。最近は子供が大人になったので、金くれたり ツバサわらう 今年のお正月から3月までは大学の講義の文字起こしをした「先生、レオ 閑だから文字起こししますがネタないですか?」と言ったら1年分の講義ドカっとDVDが40コマ+アルファ送られて来た。文字起こしのお金もらったから、「各地・ことば悦覧」に来ることが出来たんです。それが無かったら東京に来れなかったです 伊藤大わらう そういう感じで行き当たりばったりで。だれでもに困ったら当たる。とにかく私閑だから、何か仕事ください?。それから「話聞かせてください?」そう言う感じです。日本で飢え死にするって言う事はないじゃないですか。憲法25条で保障してるし、生活保護制度もあるし ゲンキ:でも家族もいらっしゃるわけじゃないですか 佐藤:居ますね。、家族はとうに解散したけど そのまま同居もしてる。妻は年金生活ぶいぶい言って。年金じゃぶいぶいいえないけど、余計な行動しないからぶいぶい食費でだけでも自分を満喫生活。 社会に寄生しているとは思いませんけど社会参加は若時から年金保険制度に則って掛け金支払らったから受け取る権利は在るのでね。子供も大学出ているし、大学行かせるときは一生懸命稼いだんだけど。子供30過ぎちゃったからね。 ツバサ:子供とおなじ 佐藤:そうです同世代ですね、建て主がダメ。その線消えたら、子供にくわしてもらえるかも?。子供も同じようにお金に執着しなかたから らっきょーです。でも今年から また学生に戻るので。今度は私は自分の食費は稼がねばならない。仕事を探しながらインタビュー聞こう(紀行)ですね ゲンキ:建築家に会って仕事に成るんですか? 佐藤:成らないでけども、みんなどうやって生きていこうとしているのか?興味は尽きませんですから。 僕のように金持っているやつか、らだれでもいいからもらってしまおうとうプライドの無い人間ならいいけど。お金をもらう事は恥ずべき事だと餓鬼の自分から 刷り込まれているからね。刷り込まれた上に無駄遣いタンマリの 税金として 巻き上げられてる わらい 33分08秒 次の頁へ |