金沢 ことば悦覧 2008年春 home 中村彩さん+橋本浩司さん ことば悦覧 3時間38分 080429 その01 その02 その03 その04 その04 46分 35秒 〜1時間04分 37秒 中村:例えば 光に強い 日蔭の植物とかが居ルンですけど そいういのが 一寸実験的に、日向の所に植えたりすと なんか異様にでかくなって。なやこれ 違う植物になっているって言うものが 佐藤:とう言う事こいつそのもの性質を知らないで、こいつ日蔭もんや日蔭もニャと 日蔭に植えていたんだ。 中村:うん 佐藤:本当は明るい燦々が好きなのに 大木になりたかったのに ね 中村:そう そうかもしれないし その個一人が ただ そこに来た子が好きだった。暖かいの。私は 沖縄の方が 好きわいな〜 たまに居たりするで 佐藤:コントロール出来なと言っているだろうけど 手の負えんと わらう 中村:逆に 勉強 文献で 例えば勉強してもわからないような事がびょ〜んと起こったりとか そういうのが 佐藤:その経験って、来年そのまま同じ事やったって、そうならんよね 中村:成らないんですよね 佐藤:即興だよね 瞬間瞬間の 一期一会じゃなくって まさに成って行くか 瞬間瞬間の勝負だよね 中村:そうですね、面白いですね。 あの変容の仕方は 佐藤:人間もそうだと思うだけど 何故かなにか 建築家は インタビューして歩くと 何やってんのと 聞かれるから おおわらい 俺建築家なんだけど〜 なにそれ〜 みたいな感じで 幾ら言っても え何 それみたいな いいじゃん 俺こういうの好きなんだもん と言ってもさ〜 おおわらい おれとその植物は一緒ですよね 。建築家っていのは図面書いて建物作っらなきゃだめなのか〜 かみたいな事を いやもっと作らなきゃ行けない あんたは遊んでる場合じゃないとか、説教されたりね。 中村:説教するん ですか 佐藤:白眼視 言論空間というか 言葉で空間を 色んな言葉があるじゃないですか。建築の言葉だたった ラウンドスケープの言葉だったり 。この雑誌を作っている人達で構成してる 見えない言語の固まりって言うか あるわけじゃないですか。 空間が。 それの デザイン空間というか 雑誌つくりに 集まって来ている人々が創る見えない空間が。目の前に在る本は そこからアウトプットされて来た製品だ。この本を作ろうとする 見えない空間。そういうもも デザインすべきだと思うんですよね 物も設計するのも良いんだけど 。またそういう喋りの場所 とか アウトプットする場とか そういう見えない空間をも 設計したり 手を加えたり改修したりね 中村:うんうん 佐藤:そう言うことをやろうと言うことが 要なんだと思うんだけども 建築家は物で空間作って 出来た。みたいな いうふうに思っているふしもある から 。空間あるでしょう ほら見えるでしょうこの空間 おわらい 見えないの〜〜君には〜みたいに おわらい 目っぶて御覧 わらう 在ると思いますよ 僕がメールしただけで 中村さんの家に来ることが出来たんだから。きょう 初 対面〜 そういう繋がり 実際は 無いんだけども そこに入ってしゃべろうと 思わせる 何かの場がある みんな集まって来たり そう言う場所を設計するって言うのは 意外に具体的なデザインよりも 難しい 境界が無いのでね 中村:そうですね 佐藤:だれでも入って来るから 中村:ウンウン 佐藤:入場無料だし おわらい 入場無料だけど そこに関わってもだれもお金くれない ね お笑い 橋本:何年まえからやられてましたかね 佐藤:10年以上も〜と 前です (建築あそびの起源へ) 橋本:ふぁーあ 中村:じゃもう 2回目も3回目の方とか おられるんですか 佐藤:居ますね 煮詰まったから コリャ遺憾 とおもって 同じ顔ぶれになって来るから 今回 ことば悦覧 の縛りは 会ったこと 無い 聞いたこともない 絶対知らない あと30才 前後の 独立系 中村:はー ぁ 佐藤:そういう縛りで 始めたんですよ 中村:あそうなんですか わらう 佐藤;それで もう十数人に会っているんですけどもね 知らない人に会って、このように歓迎されて いいのかね 橋本:おもしろいですよ 大変面白い 佐藤:面白いんだけど、説明できないんですよ 共にわらう 取材源の秘匿っていうのがあるから 実は彩さんが 林野さんをこんなと言ってましたと言うのは禁じ手なんですよ 。取材したことは相手に言わない 佐藤:ネットには公開するけども、聞かれても答えない 。林野さんどんなこと喋っていましたかと聞かれても 喋らない。 中村:あああ そう言うことですね 佐藤:例えば悪口いったよ〜と言うと喧嘩になるじゃないですか 中村: わらう 佐藤:暴力から殺人まで発展する可能性があるので 言わないですけども 訪ねて歩いて これもまた難しいんですよね、観察すると同じだから 今日は彩さんに会って来てこんな印象でしたと 書けない わけよね 書くとそれ読ん済ませちゃうじゃう から 中村:ウンウン 佐藤;:だから聞いたその ままを WEB頁にする だけ。 中村:う〜んん 佐藤: 編集無し わらう ここで笑う 中村:かっこわらいとか 佐藤:みんな入っているの 中村:そうですか 佐藤:はははははと 5回 わらったと 橋本:膨大な量になりますね 佐藤:成ります これも52分しゃべているけど だいたい1日掛かるね 橋本:う〜ん 佐藤:一時間起こして写真くっつけて 1日では きついけど 一人3時間ぐらい喋るから 50人に会うと 全部文字起こしすうると 150日 掛かる 橋本:すごいですね 中村:それは直接話している時と 文字を起こして居る時と 印象は変わったりするもんですか? 佐藤:する 相当深まるの。で、このばの 気分をそのまま 起こすために 自分でやっているんです 中村:あ〜ああ 佐藤:このあ〜ああって言う感じ は あああ このあだ と色々在るじゃないですか ともにおおわらい それを 微妙にそのまま あの庭の木を見るときと同じように そのまま出したい だけど 悲しいかな文字では なかなか難しい ですね 中村:そうですね 佐藤:ただインターネットが 出来たので おれが聴きに来たのに 説明しちゃっているね 文字大きくしたり、色つけたり 橋本:うんうん 佐藤:自由自在 に出来るから だいぶ そのニュアンスと言うのは ここで怒ってあと いろいろ 朗らかで てきとうに 相づち打ったのかとか いろいろあるじゃないですか もじだけど ふんふん だけど ここでは全然 皆違う フンフンが 中村:どこまで観察されているかと 佐藤:そのために 自分でやって 採取して それ復元すると 実験中です。声の色とか その人の文章 読んでると 聞こえて来るからね 橋本:中村:フーン 佐藤:面白いもんですね こうやってお話ししていて 3人居て感情を 風の様に 冷たく成ったり暖かくなったり するじゃない そう言うのは文字にして、視覚的に そういうを判るようにしたい んだけども ビデオだと 3時間 見なければい けないじゃないですか 文字だと3時間 30分も掛からない とばし読みもできるし 短い時間で この話を読めちゃう 利便性はある 早く読めるけど もその時 この場所の 空気というのが 消えていく 中村:たとえばあ〜と大きく書いてあると 凄い目ー引きますよね その廻り ちょっと読んでみようかな〜と 佐藤:そうそう そのまわりね 赤字でやっていると すべてのみちは森に通ずる これがキーワードとするじゃないですか なんで平仮名なんだろうとか 漢字でもいいわけでしょ 中村:そうですね 佐藤:いましゃべった ソウデスネ というのをカタカナにしようかな〜とか いろいろ考えて その場所に合ったように 本当はしたいんけども そそれやっていると、1時間1日で起こせないですね〜 おおわらい やると だから 1日で出来る程度で それを気分で やっているですけど もっと手を加えたいと 言うのがありますね 中村:はああ 佐藤:俺って馬鹿だから 10年以〜上同じ事を繰り返しているんですなんでこんなことしてるんだろうと 中村:そういう時もありますか 佐藤:もちろんです こうやって喋っている方が絶対たのしいし いいよそんなの起こさなくたって と思うでしょう 何〜にも知らない人の所に来てるわけだからさ アウトプットしないと 「あいつなんだ〜」会場大爆笑 ご馳走になって話 聞いて 消えた ただけじゃないか ところが文字に成ると あなるほど とか 。20年間やるわけですからね、あと4回来るわけですから ね 中村:そうですね 佐藤:やろうと思っているんですよ 10年以上やって煮詰まっちゃったから 橋本:あそびの方が 佐藤:建築関係者しか来なくなった、 ダメだなと思って 俺がやりたいのは 自分の家を一日だけ パブリクックにする 見ず知らずの人の呼びかけて来て頂いて ネットでどうですかみたいな 公園または路上 状態を意図的につくる だから危ない事 起きるんですよね 誰が来るか判らないし パブリックとは何かと言う プライベートは何かと言う を考えているんだけども 永遠に解けない謎のように パブリックとプライベートは 雲の流れの様に 変わるんだよね 場所と相手と の関係でも変わるし 答えがだせないから 死ぬまでこれで 行けると おおわらい 答えがあると直ぐ終わっちゃうけど 絶対無いからね 中村:ああああ〜 ああ〜 佐藤:自分の家をパブリックにしたんだけど 今度は俺が出てきて 中村さんの家をインタビューして私物化しているわけだから 橋本:寝ってもらっても 佐藤:そうさせてもらいます ともにおおわらい でも5月1日に帰らなければいけないので 橋本:大阪に行くんですか 佐藤:え 橋本:同じようにね え〜 佐藤:かなり脱線しましたけど あと2分で1時間なので 中村:はい 佐藤 :北欧の 昼寝している 公園空間をみてやっぱりこれをやってみたいと それを出来ない 日本の公園事情というのがあるわけですよね 中村:そうですね 難しい〜 佐藤;だれに グチ こぼしているんですか 中村:愚痴 ? 佐藤:私ゴロンと出来るそ ういうのを作りたいな〜と 思ったり 自己主張はあまりしないんですか 中村:ないですね 佐藤:それで商売成り立つんだ 中村:なりたっているか 共にわらい 橋本:公園とかはぜったー出来んような 政治的な こう 佐藤:建築も同じ じゃないですか 橋本:同じです公園も 。もっぱら個人の庭とかお店とか そういいうのやな 中村:今やっている仕事は、あとは 色んな昔働いていた 仲間というか とそう言う 例えば集合住宅のとかそう言うのが 大阪とかで 佐藤:夢みたいな、でっかい公園設計してやるぞ〜みたいな 中村:ありあます ありま〜あす 佐藤:あるの ともにおわらい 急にほわんとしてなくなったね。でっかいのやってみたい 中村:何かやっぱり ちょうど昨日 素敵な公園 紹介してもらって こんなんあるよ〜って ああいいな〜って こんな広 びろ〜として ぶあーああとしてるんで 佐藤:製図代から外れちゃうような WEBマップ 何度も動かさないと 見れないような 橋本わらう 中村:こんなんいいな〜と でも どっちがいいとか でも きっとそういうところを 作っても 別に自分がこうだと言う デザインは 出来ないですね 私は 佐藤:金沢の街を 全部公園だと考えて 自分で手入れして歩くとかは 中村:それは楽しそうですね 共にわらう 佐藤:それで鞍月用水の 川面に向かって君どうなっているんだいと 声を掛けてやる 中村:やっぱりなにか 歩いていて ここもっとこんなにしたらいいのにな〜って思うことは多々 ある 佐藤:書いて郵便ポストに入れて自分に投函して、まとまったら展覧会する 共におおわらい それいいじゃないですか 大きなお世話で 中村:なんか大きいのが うっとしがられる 爆笑 佐藤:何か議題の設定というか 論じる場所と言うのを積極的に 自分で 作っていかないと 中村:そうですね〜 佐藤:こここうなった方がいいな〜と 彩よりの伝言で バンバン撃つ それやると何で ですの? 中村:話題。議題を提起することは 出来たりとか あとはやっぱり 作って行くと同時に 使っていくと言う事を なんかのカタチで 佐藤:うん 使い方をしめさなきゃ自分で。まず出来たら 自分で寝るみたいな 中村:そこからしか始められない。 佐藤:21世紀美術館にいって寝たから ともにわらう ただしい公園の使い方 橋本:そう わらい 中村:ちょっとずつ広めて 何かそういうのは 作っていると同時にやっぱり やって行きたいな〜と は思っているんです なんでやっぱり本当に その設計をしていく人達だけじゃなくって 例えばああいう 寺町でみんなが集まって色んな 人が来る ような場所とか そういう所には あんまり実は得意じゃないけど、出来れば行ってみんなと、ちょと話をしたいな〜と 佐藤:そうだよね。植物は喋らないけど、他(人)者は喋るからね 中村:しゃべってくれたりもする、そうすると、どっかにつながっていくかも かんじです 佐藤:下心があるわけね 仕事がくるかもしれない おおわらい いいね〜 中村:いや町でゴロゴロ 共にけらけらとわらう 佐藤:いいよね 日本の公園でゴロゴロしている人 あまり見かけないけど、食べてる人も居ないよね、道路でね 中村:食べてる人も居ないんですけども 外でなにか 食べ歩きするとか そういうのが。私とかやっていたんだけど、昔はいけないって言われていたから 母親から 佐藤:ああそうですか 中村:そういうのも もしかしたら どっかにあるのかもしれない 佐藤:行儀が悪いと 中村:うん 佐藤:歩きながら食べるものではないです 中村:おもいっきり食べてました ともにおおわらい 若い世代の人とかは馴染んで来ると思うですよ。なんでドンドンゴロゴロしようと 佐藤:なるほどね 中村:おもっているの 佐藤:ゴロ ごろ 仕掛け人だな ともにわらう 橋本:いいね いただきますそれ 佐藤:ごろごろ仕掛人ね 中村:もういっこ つくりますじゃー 佐藤:いや 設計すると同時に使う方と言うか 概念もというか そう言うことも 設計しなきゃいけないから 俺が来た意味があったね。 中村:そうでしょうか ありがとうございます 佐藤:使い方をちゃんと設計して 仕掛けて行く って言うのは、結構ナルシス 自分が良いことやっているよと 言っていても何の意味もないので 自分が想う使い方の見本をしめす 中村:そうですね うん 佐藤: じゃ〜 とりあえず ゴロごろ 倶楽部 の ごろごろ仕掛け人 として立った彩さん の話は1時間経ったので 次橋本浩司さんの話に 入っていきましょう〜 1時間04分 37秒 橋本浩司さんの話を聞く につづく |