金沢 ことば悦覧 2008年春 home 中村彩さん+橋本浩司さん ことば悦覧 3時間38分 080429 その01 その02 その03 その04 4月29日初めて会った 金沢市の浅野川を越えた 東山あたりの町家 ご自宅 にて その01 0分〜 15分 40秒 佐藤:おれの話をじーっと3時間 聞いて終わる場合もありますからね 中村わらう 昨日メールさしていただいたように 中村:はい 佐藤:中村さんの、彩さんの方から どこでとれたとか ベーシックな 中村:どこでとれたった? 佐藤:どこで生まれたとか 中村:あ 生まれたとか。え−と生まれたのは。岡山県の倉敷市と言うところです 佐藤:はぁはあ〜 中村:だた。生まれてから一ヶ月後に さとうけらけらわらう 移動しました 佐藤:あそれはおぼえてないよね 共にわらう 中村:であの〜 父親が。サラリーマンで結構 引っ越しが多かったので。倉敷には住んだことが無いんですけども 岡山の市内とか あとは大阪の千里山とかそう言う所に 佐藤:ニュータウンじゃないですか 中村:そうですね。はい。うろうろ 佐藤:関西系じゃないですか 中村:そうです。関西系です 佐藤:大学は 中村:大学は同志社大学と言う京都の大学で。でそうですね 佐藤:千里から通われたんですか 中村:小学校の時に京都に移り住んだのが最後で。それから20年ほど京都にぐらいいて。住んでいたので、そまま 佐藤:じゃ金沢は最近と言う 中村:はい そうです 佐藤:なんで? こんなに良い家に住んでるんですか? ともにわらう 自分のものですかこれは 橋本:いえ ちがいます。 佐藤:あ 橋本:借家です 5万5千円です 佐藤:やすいですね〜 橋本:安いです 佐藤:これ2階とか在るでしょう 橋本:あります 中村:2階 橋本:お客さんの寝る部屋とか 佐藤:今日 泊まろう〜 わらう 橋本:中村:いいですよ〜 ともに けらけら わらう ホントに安い 佐藤:あっち 寺町も、今日はとまりタダですけどね 掃除器具とか無いので。掃除出来なかったんですけども 町家 誰からの持ち物を。数人で借りて。割り勘で住んでいて 橋本:知ってます 佐藤:ああいう風にね 林野さんが、林野さんの旦那さんとか。松田君とか、も一人だれだたか忘れちゃたけど 橋本:吉村さん 佐藤:そう吉村さん よからぬたむらみを 考えて かいじょうわらい やっていると言う 中村:よからぬことを 佐藤:なにかたくらんでいるみたいです。ここ5万5千円か。家賃はこれで普通なんですか 橋本:普通です。そんなに 特別安くない。 佐藤:あぁそうですか〜 中村:うんうん 佐藤:へー 橋本:物件としたら。ここまで良い状態で残っとるもんは。そんなに多くない。直さな いかんと。 佐藤:へー。で中村さん何年ここに住んでいるんですか? 中村:ここに 3年ですかね 佐藤:二人で結婚して 橋本・中村:はい 橋本:そうです 佐藤:結婚されてから3年 橋本:3年 結婚は最近なんですけども いままでずーっと 佐藤:一緒に住んでいた いいね〜 中村:10年 佐藤:結婚なんかせんでもよかったのに ともにおおわらい なんでまた〜 橋本:そのへんが丁度 佐藤:10年ぐらい一緒だったのに 急に、3年前に 橋本:そうです 。1年まえです。 佐藤:一年前に結婚という 籍入れてね 橋本:はい 佐藤:世俗にまみれるわけね ともにおおわらい ああそうですか。彩さんはなにか、え〜と〜。ランドスケープ。なにか そういうデザインやってらっしゃると言う事は聞いたのですけども。大学で そんなこと学んだわけじゃないんでしょう? 中村:そうですね。大学は 経済学部と言う 佐藤:だよね 中村:学部にいました。 佐藤:大学にありそうもないし、今はあるんですか 中村:今はありますね〜 佐藤:環境デザインとか茫洋とした名で 中村:そうですね 佐藤:意味不明な 環境とデザインをどうすんだろうみたいな 中村わらう 中村:ばくぜんとした感じで 佐藤:じゃー独学ですか? 中村:独学と言うか自分で勉強したわけではなくって、働きながら 佐藤:どこか造園屋さんかなにかに勤めたと言うことですか? 中村:はい。造園のコンサルタントと言う設計を主にやる会社です 佐藤:ひびや花壇とか、そういう 中村:う〜ん ひびやかだん とはちょっと違う 佐藤:いま日本ででかい、そういう会社は。ランドスケープデザインというのは? 橋本:日本やったらゼネコンのランドスケープ部門とか、そんなん成るんでしょうけど 佐藤:あぁ石川初さんだな 橋本:まぁそうですね 共にほほえむ お会いしたことはないですけども。有名な方ですね 佐藤:おれんち来て喋ってもらったけど 橋本:あ。それも知ってます。 佐藤:ああぁ 橋本:佐藤さんも有名人ですから 佐藤:ほんとですか 共におおわらい なんで おれが有名なんですか 橋本:いやいや 有名ですよ 佐藤:あほな事やっているし わらい 橋本:あそびの方で ともにわらい 佐藤:そうだね。あそうかそうか、それは良かった。簡単にやっているから 橋本:そうですか 佐藤:なにか行くと 詰問されるんですよね 橋本:うんうん 佐藤:君はなんですかみたいな。橋本わらい。説明するのはたいへんだよ いろんなことやっているからな 中村:私は知らなかった わらう 佐藤:あたりまえです、正常です 中村:夫がよく 佐藤:橋本さんが知っていたのは建築病だね。建築の病にかかっているから かいじょう くっくくっくと わらう 佐藤:おれのHPなんかみて、イヤされている ともに大爆笑 まぁそんなかんじだと思いますけどモネ 。そうか。それで彩さんは。石川さんは大手建設会社の外構部というか そう言うかんじで。独立系は無いんですか? そういうデザインで自立する てのは 橋本:いますね 中村:ささきようじさん 佐藤:その人有名? 橋本:有名 佐藤:どのへんやっているんですかね 中村:どのへんやったかな〜 橋本:あんまり、どれっていうのがメディアに出ないので。そんなに 佐藤:なんで名前しっているんですか? 中村:でもその業界ではすごくやっぱり有名で 佐藤:なにか文章とか書いているの? 中村:文章とかも書かれてますね。あと みたにとおるさん とか 佐藤:おれぜんぜんしらね〜な はずかしわらい ともに笑う 橋本:やっぱ建築の雑誌と同じようにランドスケープデザインの雑誌がありそんなところには もう〜ぼんぼこぼんぼこ 佐藤:ああそうですか。で、そういう同業者が読む。 中村:そうですね 佐藤:発行部数が千部ぐらい 共にわらう もっとあるのか〜 中村:すくない多分。何部かはわからないですけども 佐藤:1万部とか無いよね、きっとね 中村:どうなんですかね〜 佐藤:建築学会で出している、「建築雑誌」ってあるじゃないですか、 中村:はい 佐藤:あれ、2〜3万ぐらいだそうです。そういうのと比べると、千とか二千とかな〜と 中村:金沢だと 置いてある本屋さんは数軒ですね。ほんとうに3、4軒 佐藤:あぁこの本か。これは普通の人てにとらないですよね 中村:みないです 佐藤:フリーペーパーが ぽこんと置いてあるし 橋本:これ。中村が書いた記事 なんです 佐藤:あ。そうですか。え〜めじゃーに なったじゃないですか?ともにけらけらわらう。巻頭だし。これって投稿するんですかやっぱり小説のように。 中村:えと〜 そうですね。 佐藤:自分で記事を書いて。これも そうなですか〜 中村:全部 佐藤:なかむらさん〜 。一冊仕切っちゃたよ 一冊 中村:なにか「好きなように やっていいよ」と言われて わらう 橋本:これですね 佐藤:これか〜 ここまで 中村:はい 佐藤:仕切ったうえに33頁ぶっとーし書いているじゃないですか!、あ17頁か 中村:18頁 佐藤:え〜 凄いな〜 写真撮ろう 会場笑う 橋本:これ勝手に食べてください 佐藤:これがけっこう、オールカラーだから。お金がかかり すよね出すのに 中村:結構高いですね、一冊2500円とかする 佐藤:そうかそうか。これだけやったら印刷費も高額でしょう、版下つくるのも へ〜このなかみ 読んでいてもしょうがないので。話を聞こう 中村:へへへ〜 とわらう 佐藤:とりあえずメジャー雑誌に初デビュー 中村:めじゃーじゃないです。 佐藤:これ初めてでたんでしょう。まだ50冊ぐらいしか出てない 中村:ただこの雑誌自体はずーっと70年代ぐらいからあって。最初はまるも出版というところではなくって どこだったかな。えと〜わすれました。なにか結構長く 佐藤:この表紙の すべてのみちは森に通ずるって書いてあるけど。これもかいたですか? 中村:最初にフィンランドから帰って来て、こんな記事を書きたいんです〜と言うふうに問い合わせをして。これを書かせてもらった 佐藤:これいいねこれ。 すべてのみちは森に通じる いきなり最初に出て来るじゃないですか。あなた。普通こんなあたまにか か せてくれないじゃないですかね。サイゴのほうにちょびっとでしょう書評からみたいな。 会場おおわらい どうどうとした初デビューですね。いきなり 中村:それはも〜じぶんが志願して「書かせてください」といって。 佐藤:いいね 橋本:もぐもぐ きんつば くいながら これで気に入られてこんな企画せよみたいなかんじやったんか? 中村:そうですね 佐藤:最初に投稿し、それで企画、これに成ったんだ。これとこれ。これは何号だ。書いてないな 中村:一年以上前 佐藤:あ39号だから。NO39と書いてある 中村:そうですね 佐藤:こちらはNO50ですよね だいぶ1ヶ月1冊でてると 中村:1年半ぐらい 佐藤:毎月でるんですか 中村:毎月、いや2ヶ月に一回 佐藤:じゃーけつこう時間たってますね 10冊ぐらい間あるから 2年弱 中村:あ 2年ぶりか、たってからってことか 佐藤:すごいね〜。そうか〜積極的なんだ。しゃべりに似合わず〜 なかむら へ へえ へ とわらう 喋りはだめだけど、文章は書ける おれの聴き方が悪いだけか わらう 中村:文章も書けてない 佐藤:でも いきなり巻頭に載るからすごいじゃないですか。なにわともあれね 中村:ありがたい 佐藤:これで反響があって 次は北欧特集と 中村さんなんで北欧なでしょうかね〜? いきなり京都から北欧へとんびましたが? なかむらわらう ともにわらう 今は金沢ですけども 中村:そうですね〜 佐藤:だから大学出て、そういう造園企画の専門の会社かなにかで修業をされて 中村:はい 佐藤:それは日本でしょ 中村;それは 日本ですね。その会社に7年ぐらい大阪で働かせていただいて。それから思うところがあって。フィンランドに行った 佐藤:おもうところを言ってもらわないと 中村吹き出しわらう これじゃ記事になりませよ。ともにわらう それを聴きに来たんだから ともにおおわらい 中村:そうですね。 佐藤:何を思ったですか、急に。だんなサンを見付けに行ったとか わらう なかむら はは は はは と大声でわらう 中村:それなら別々に行く わらう 佐藤:いい男はいるかな〜みたいな 橋本:一人で行ったんです 佐藤:あ 一人で行ったの? 中村:一年1ヶ月 佐藤:何を思って行ったんですか わらう 何を思ったんですかね 大阪に居て「いかんなこりゃ」みたいな 中村:そうですね。なにが切っ掛けかと言うと う〜ん まず何か ヨーロッパと言う所結構旅行とかで一人で、 佐藤:ヨーロッパも広いけど南の方が一般てき、北の方とか 中村:主に東以外ですね 学生の頃に。うんとね、一番最初に入ったのは多分イギリスに入ったんだ。でその時にうんと〜 けっこう町中に人がたくさんゴロ ゴロ してるんですよね。でなにか 佐藤:ごろごろしてなにしてです。飯喰っている 中村:寝てたりとか 佐藤:路上で 中村:いや公園で 佐藤:公園でん寝てる 俺と同じだ 中村:そうですね、あ しらない。なんか 佐藤:昼寝しているわけね 中村:そうですね 橋本:うん 佐藤:わかいものも 中村:若い人からおじいさんとかがぼーっと座ってたりとか。そう言う景色って、あんまり京都とか大阪とかで見たことがなくって 佐藤:日本ではあまり見ないよね 中村:うん。で けっこう衝撃的だった。行ったときに。そんで なにかいいな〜と思って。でそんなこんなしている間に。大阪でこういう仕事をランドスケープの仕事をするように成って。そいでも何か自分で設計をしたり計画をしたりしている ところは そういうふうに使われているか?と言うとそうでもなかったんですよ。で「なんでだろう」と思って。 佐藤:いいとこ気が付きましたね〜。日本人はなんで公園で昼寝を いてないんだと。おもうよね やっぱりね 中村:してるのわたし だけかと ともに けっけけらけら とわらう まあまあ。それは、それで なんでかな〜と思って。で どうなんですか。ヨーロッパでも色んな国がそれぞれあったんですけど。北欧に行ったときに、それが一番顕著に見られたんです。まあ人口の問題とか。緑被率の問題とか。町のなかでどんだけ緑があるかって言うところに関係して来ると思うんですけど。一番ここが寝てるな〜と。それでこれは素晴らしいと 佐藤:いいね〜 おおわらう 共にわらう 入場料無料なんですか その公園って 中村:もちろんそうですね 公共の緑地なんで。でその北欧のなかでも。ノルエーというのはあんまり その時気が付かなかったですけど。ほかのデンマークとかスエーデンよりもフィンランドって国が一番その町中の緑があんまり作られた感じではなくって。すごくその。これじゃなですけど 森につながっているようなイメージがあったんですよ。 でそれはいろんな理由があるんだと思うんですけど。うん〜、それで一番しっくり来たと言うか。そう言う感じでしたね。国を選んだのは。勿論あの 橋本の方もフィンランドっとういう国に興味があったので。じゃーそこにしようかと 佐藤:すごい いいね〜だって公園に寝ている人が多いかどうかで、良い国と判断すると言う。 橋本けらけらわらう。公園の見方の革命ですね ともにわらう そう言うふうに言う人ほとんど居ないよね。おれもそう思うんです。寝るって、公園に行ってゴロンと寝て、日向ぼっこしたりねドドの様に甲羅干ししたり 中村わらう なにかいいよね〜 わらい 中村:こないだも21世紀美術館の廻りでゴロゴロしていたら。あんた写真撮られていたよ〜と すごい恥ずかしかったです。でもまぁドンドン撮ってくれ〜みたいな 佐藤:ああそうかそうか 大阪だと中之島公園とか川沿い堀沿いに 不法で住んで暮らしている人が いるじゃないですか 中村:はい 佐藤: あれが公園じゃないですか 中村:あれもすごいな〜と私が思ったのは 大阪城公園なんですよ 15分 40秒 次の頁へ |