ことば悦覧in 神奈川大学 2009年10月29〜11月01日  home    

 学生 小金丸信光 村上敬祐  長谷川明  坂本友里恵 杉山聖昇   

 社会人  丸山美紀・新田有平 本間義章  松野由夏 
 番外編  松田朋春  

  坂本友里恵さん 29日  神奈川大学 5階小教室にて 夜 晴れ

 その01    その02へ 

 (おいたちなど)

佐藤:さかもとゆりえさんは、女の人に年齢を聞くのはわるいかもしれないけど
坂本:別にいいです
佐藤:どこで生まれて、どこでそだったか ちょっとお願いします

坂本:産まれた病院だけは福島県の白河市って所、
佐藤:ああ寒い所だね〜、どうして、お母さんの産まれたところかな
坂本:そうですね、母親の実家がそこなので、産まれた病院はそこなんですけど
佐藤:白河で産まれてどこで育ったの

坂本:横浜です
佐藤:横浜はどこですか
坂本:鶴見区っていう、大学からそば
佐藤:川崎の方ですか
坂本:あそうですね、ここから行くと川崎の手前ですね

佐藤:大学だと一度横浜に出るんですか
坂本:いや出ないです、東横線で白楽って一番寄りの電車があります、あれの隣の駅ですね。電車で言うと隣の駅で、ちょっとまあ歩くんです20分ぐらい。
佐藤:神大っ子に成るために近くに産まれた感じだね

坂本:大学受験するまで知らなかった
佐藤:あそうなの、そしたらずーっと鶴見区で育った
坂本:鶴見に住んでます、23年
佐藤:ずーっとどこへも出ず、23年間
坂本:出てないです、ただまあ中学校と高校は地元じゃなくって東京の方の私立に行っていたんで。
佐藤:多摩川を越えて

坂本:そうですね、多摩川を越えて
佐藤:県外へ出て行って勉強してたと、中学校高校はね、小学生の時はなにかやってました。楽しい多摩川下りとか。

坂本:
いや、小学生のときはけっこうインドアな子だったので。習い事はまあピアノとかとか。運動がまったく駄目なんで。なんですけど中学でテニス部に入ってそっから運動の方が出来る子になりまし

佐藤:ふははあははは やってなかっただけかな
坂本:やってなかっただけなのかもしれないけど。
佐藤:そうなんだ、それでテニス部で3年間テニスを
坂本:6年間です。中高一貫の私立だったんでずーっとテニス部、東京の中高一貫の女子高

佐藤:遠いんですか
坂本:いや渋谷の駅から、バスで10分ぐらいの所
佐藤:合計で4,50分で
坂本:通学1時間
佐藤:1時間ぐらいで 6年間通って、女子高
坂本:はい。
佐藤:男はゼンゼン居ない
坂本:居ないですね

佐藤:クリスチャン系とかなの
坂本:いや、じゃないですね。
佐藤:そこで テニス三昧
坂本:そうです、三昧っていう、まあ週三回ぐらい

佐藤:今は建築学科ですよね
坂本:はい
佐藤:ゼンゼン知らなかった大学に いきなり来たんですか、その辺のいきさつはどうでしたか
坂本:私が、建築って決めたのはでも小学校5年生の時なんです

佐藤:あ!そうなの〜。なんでまた。早いね
坂本:早い!っても言われるんですけど。もの作るのが凄く好きで。それこそ小学校のインドア派だったんで。何か細かい物、なんかそれこそチッチャイ折り紙とか。粘度とか、そういう物
佐藤:工作ね
坂本:図工が大好きで

佐藤:家の中で色々作っていたんだ
坂本:家でも、家に帰っても 何か趣味みたいな感じで、色々ことに手出したりしてて
佐藤:自分から積極的にっことなの、お父さんがやっているとか、お母さんがとかじゃなくね

坂本:たぶんテレビで見たりとか、雑誌とか見て。ちょっとやってみたいと思って。
佐藤:自慢の作品 今でも覚えてるのある
坂本:小学校の時ですか、
佐藤:なんでもいいけど
坂本:何でもか。あの〜小学生の時家庭科誰にも負けなかった
佐藤:料理を作れたってこと

坂本:
いや裁縫
佐藤:裁縫、じゃファッションデザイナーになれたんじゃない
坂本:いやいやいや。何かデザイんて、もう凄い集中して、物作る、してると何か
佐藤:一心不乱で 幸せな気分になっちゃうと
坂本:そうですね
佐藤:幸せな人やね〜、じゃ建築現場で建築作っているかもしんないね

坂本:本当、実は大工さんは憧れでしたねずーっと
佐藤:ああ そうなんだ。
坂本なれなかった
佐藤:物作るのが好きで工作一杯やって、ずーっとテニスやっている間も作っていたの何か
坂本:いやテニスやっているときはテニスで ふふふふ

佐藤:中高では忘れていたけど
坂本:中高は、でもまあ、何か趣味程度に何かをたぶんやってましたね。何かしら。で、建築はそれは小学校5年の時に、なぜか。たぶん建築模型がちょっと印象に頭に残って。
佐藤:何かで見たの
坂本:親戚のオジサンが建築やっていてる人っていうのもあったんですけど。何かたぶんそこで、小学生だから安易に物作りの最大級は建築みたいなふふふ
佐藤:ああ デカイしね
坂本:ふふふふ

佐藤:毎日の生活してても 目についちゃうしね〜
坂本:とたぶん思って 建築ってそんとき思って。小学校の卒業アルバムも将来の夢 建築家と書いてたんです

佐藤:凄いね〜!建築家ですか
坂本:書いてて で大学受験のときも、進路は迷わず建築学科片っ端から受けたんです。で、たまたま受かったという
佐藤:色んな大学 受験したんだ
坂本:結構受けましたね

佐藤:ぼくはどのぐらい有るか知らないけどかなり在るんだ。
坂本:かなりありますね〜関東だと
佐藤:ああそうなの。でもあんまり遠くない関東圏で片っ端から受けて
坂本:受けて
佐藤:ここに受かっちゃったそれも一番近い場所だった
坂本:そうです、結果オーライです
佐藤:神大っ子になって!お父さんお母さん喜ぶね〜、近いし。
坂本:結果オーライですね 本当に〜

佐藤:ねー夜中まで 作業してても歩いて帰れる距離だ
坂本:そうですね。歩いて1時間掛からないんです
佐藤:自転車で来れるね
坂本:20分ぐらいで来れます
佐藤:凄いね近いね〜、そうか〜。どうですか神大に入って、今M2ですか
坂本:はい、M2です

 アートイベントにボランティアで参加

佐藤:学部生のときには何をやってましたか
坂本:学部生のときはボランティアスタッフをやるのが
佐藤:建築イベントのボランティアっていうこと
坂本:いや建築じゃないですね

佐藤:災害救助とか
坂本:アート系のイベント
佐藤:インスタレーション作るからみんな手伝って〜 みたいなのにね
坂本:とか、会場の案内とか、やっぱもの作るのが好きで
佐藤:なんでまた作るというか 行事みたいな、そういう作るも 興味があったわけですか?物つくりだけじゃなくって、おおきなイベントを作る事にも
坂本:そうです、そこから たぶん高校生ぐらいかいで、美術が好きになったんです。アート作品。そこから高校生の時に

佐藤:外部の 廊下が五月蠅いから扉締めるね喋ってていいよ
       ドアを閉める さとう

坂本:はい、高校生の時に初めてアートイベントに関わる、何か子供のボランティアスタッフみたいなので。初めてボランティアスタッフをやって、で作家さんにインタビューしにいく機会があったり
佐藤:素晴らしいじゃないですか、もう高校生でね
坂本:というのが切っ掛けで、その切っ掛け作ってくれたの、母親だったんですけ。でも何かそれで、やっぱ 観るのが好きだな〜そういうアートの。

佐藤:何かわけの分からんものを みんな一生懸命作っているしね
坂本:ふふふうふそうですね
佐藤:みんな盛り上がっているし これは何だと
坂本:これ何で出来ているんだろうとか。こんなものでこれが出来るんだ!とか何か観るのが好きで。大学入ってからも、結構性格がノンビリっていうか。サボりたい、何で何か常に何かやってないと減り張りが付かないと思って、一年に一回ぐらい、一個ぐらいはそういうボランティアに
 
佐藤:自分の記憶に残るようなイベントに参加して、ダラダラと暮らさないで節を付けて
坂本:そうですね
佐藤:サボりたい割には計画的だね 共に ふふうふ
坂本:ていうふうに、何か思えて、段々それも濃くなって
佐藤:相当計画的に進んじゃうよね、自分は怠惰だからそれに参加しようと

  (卒業設計展ポスター)

坂本:そうですね、何かそうするとこう一週間の中でも予定が学校授業以外の事なんか作ろう
佐藤:他の社会と交流し 学校の閉じた空間じゃんない他の社会と、全く学校と関係ない処で関わると
坂本:そうで
佐藤:アートコミュニティーとね。凄いね〜 まさに建築家ですね、越境者 もうすでに越境してますね!こんなに若いうちからね
坂本:でもそれをやっていて、結局今思うのは 私は何か物を作るのが好きで建築に興味をもったんで、設計がしたいんじゃない!っていうのをふふふっふ結論的に思った
佐藤:今はそこに到達したとね
坂本:はい
佐藤:だから物を作るっていう自分で、作る考えて図面を描きだれかに作らせるのではなくって、
坂本:じゃなくって、物に触れられる処に居たい
佐藤:さあ〜どうするんですか

坂本:っていう
佐藤:大問題が発生したと、その事は最近ですか
坂本:いやそれは学部、大学4年ぐらいで、でも大学院に行くっていうのも確実に決めてたんですね。そこは迷わず、なんですけどやっぱり大学院に入ってからが結構濃くって。それこそ学外の活動も更に濃くなって

      (卒業設計展用絵)

佐藤:ふふふふふ 積み重ねてるからね〜
坂本:やっていたんで
佐藤:寝る間がないね〜 じゃね〜か〜
坂本:それこそ、海外の子と合同で展示会とか。
佐藤:全てボランティアでしょう

坂本:それは分が出展側で、ボランティアスタッフもやっていたんですけど
佐藤:自分が作品出展して作家にね!ということ
坂本そうですね
佐藤:凄いね!何作ったんですか
坂本:れは研究室でやっていた、プロジェクトを機会があるからってじゃー私がちょっと持って来ますって言って
佐藤:なるほどね、積極的にね

坂本:結構 大学の3年生4年生ぐらいから、今までは今度ボランティアスタッフから学外の学生が、学生で運営するイベント運営に関わったりっていうのが、多かったです。

佐藤:外ばっかいりやらないで、
坂本:いや学外の学生関東の建築学科の学生だけが集まったイベントとか、あとは建築だけじゃなくってアートの枠で集まった学生で、やるイベントとか

佐藤:俺が今日レクチャーしたけど、もう既に渡り歩いてイベントなどを実践してたと
坂本:うはははあはははははは ああそうですか
佐藤:そうじゃないですか、学校外の地域やコミュニティーと関わり交流して活動してる。色んな処に関わって、アート展示を作ったり、自分で発表したり。


 (物を作るから 事態を作るにシフト)

坂本:どっちかと言うと段々それで、企画していく方が好きだな〜ということで
佐藤:物をつくるのから離れたのか どうしたのかな
坂本:作るっていうのも、そういう作る仕組みを知ったりとか、何かそれを知ったり、やってみたいりっていうのが結局好きで。何か新しい斬新なデザインを考えるとか、そういうのが別にやりたい訳じゃないんです

佐藤:自分のやりたいことが段々整理されていると、
坂本:そうですね
佐藤:作るっていうことからイベントを作る、仕組みを作る、物を作るんじゃなくってね、。イベントを企画してアーテーストに呼びかけて参加してもらって、そういう事態を作るのが好きじゃないか!と。と今思って来ているわけね
坂本:そうです
佐藤:そういう事態にドンドン関わって来ているっていうことだよね、自分が新しい仕事を発明するかもしれないね。
坂本:まあそうですねふふふふ、そうなったら良いんですけど

佐藤:そうなるでしょう、いずれ、既成のイベントやっていると、問題が分かってくるし、おもろない!と。こういう事をやりたかったと、段々細かくなって精度が高くなっていくじゃないですかね。

坂本:何かそこで、私自身が建築を諦めたんじゃなくって、建築を学んで何かそれ一個のツールで、そういう企画
佐藤:そこが窓だよね、建築というツールというか、道具を使って社会を計る、測っていくというか、建築を作るときの行為とアートイベントの行為はどう違うんだとか、一つの作るっていう、スーケールを立てて、そこから世界を観 始めたっていう。ドンドンまだまた変化しそうだよね。

坂本:卒業してその後 働いて、その先また何か、そうすると今関わっている誰かとまた何かやるとか、そういうことも
佐藤:色んな人々と関わっているから、色んな出来事が起きたり誘われたり、参加したり、そこでまた影響を受けてドンドんどんどん自分の好みが整理されて行くって感じだよね。
坂本:そうですね
佐藤:多様に関わって混線してくるから自分の好きな事態を選ぶしかしょうがなくなるじゃない。そういう状況になっていくわけだよね。

坂本:そうですね
佐藤:大学の授業を受けるか 学外のイベントを主催するか、凄い大問題になるわけでしょう。一緒には出来ないからね。そういう悩みを自分で作り続けるのはいいよね、やりたいことが沢山在りすぎる幸せと不幸はね、今時珍しいよね、そういう意味ではカリスマガールだじゃないの、神大のね。
坂本:いやいや
    (「etteda!2nd」in KOERA 出展の記念写真坂本さん提供)
佐藤:曽我部研でやりたいこと一杯あるNO1 カリスマガール、それはいいことだよね、でも寝なきゃ いけないからね、死んじゃうからね。
坂本:そうですね、でも寝るのも好きですうふふふふふ共にふふふうふふふ

佐藤:しゃべっていると どんなイベントに参加して来たのか分からないので、文字記録が出来たら、僕の処にメールで送って、画像データも送って、こんなのやりまたたと。
坂本:ああ
佐藤:送ってもらって コメント付けて貰えれば、記録に貼り付けておけるからね。それお願いしますね。 そうすると、今はとりあえず、今何しているんですか大学では、卒業に向かって修士設計を 15:03

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参照 坂本さんが参加したイベントThe work out of the university

<2001/高校1年>
2001/07 ― 09   横浜トリエンナーレ2001 こども版HP制作staff
      インタビューを受けてサポーターズブログに記事が載った

<2004/学部1年>
2004/09      椿昇+室井尚「(飛蝗プロジェクト・インセクト・ワールド)
         in 水戸芸術館 ボランティアstaff

<2005/学部2年>
2005/09 ― 11   横浜トリエンナーレ2005 ボランティアstaff

<2006/学部3年>
2006/07      カエルキャラバン in ガスの科学館 ボランティアstaff
2006/10 ― 07/03 合同卒業制作展「てつそん2007 」サポートstaff
                    2010年てつそんhpへ
<2007/学部4年>
2007/07      伊東豊雄展こども建築ワークショップstaff
2007/04 ― 08/03 合同卒業制作展「てつそん2008」運営・出展
2007/11 ― 08/03 「赤レンガ倉庫卒業設計展」運営・出展

<2008/修士1年>
2008/05 ― 10    Archi-TV 2008 運営staff
2008/09      「etteda!2nd」in KOERA 出展
2008/10      「SOUL MIRACLE WISH」 in KOREA 出展
            etteda! HPhttp://www.etteda-japan.com/