渡辺淳悦さんレジュメ  2021年8月3日作成佐藤敏宏
210804  「編集者と建築家」について語る   主な 時間割 など

渡辺淳悦さんのレジュメ

略歴風に建築家・建築とのかかわりを記述

1957 年秋田県生まれ。一橋大学経済学部卒、1981 年朝日新聞社入社。福島支局在勤中に 佐藤敏宏氏に出会う。83 年から 1 年間、福島版連載「アドリブ帳」でイラストを担当して もらう。この仕事が、その後の編集者としてのあり方に大きな影響を与えることになると は、夢にも思わなかった。佐藤氏がかかわった「東松照明展」を取材したのも契機に。

神戸支局を経て、86 年から 92 年まで、名古屋本社学芸部に勤務。記者&編集者として、 名古屋の文化状況全般にどっぷりと浸る。
美術記者のかたわら、編集者ワークとして、名古屋を中心に東海三県の都市空間を探訪す る「スペース」を 3 年間、企画・編集。北原理雄氏(当時三重大学助教授、その後千葉大 学教授)、瀬口哲夫氏(当時豊橋技術科学大学助教授、その後名古屋市立大学教授)らを 中心に執筆していただく。建築家の視点が都市を分析するのに有効であることを知る。

当時、名古屋には「中部建築ジャーナル」(88 年から「建築ジャーナル」に改題、89 年 から全国版にて発行)と「C&D」(季刊、その後休刊)という二つの雑誌があり、建築家 が文化を語る独特の風土があった。特に後者の影響は大きく、美術、演劇をはじめ多くの 関係者が集まった。 89 年に「世界デザイン博覧会」(地方博)、その後「2005 年日本国際博覧会 (愛知万博)開催。

仕事を離れても何人か建築家と交流があり、設計した個人住宅などを案内してもらう。東 京では個別の建築家と知り合うことはほとんど考えられないので、名古屋的環境のおかげ か。建築家とアーティストとの親和性。

〇 92 年から 98 年まで、東京本社学芸部に勤務。美術、演劇、読書欄などを担当。 劇場、美術館の建設が相次いだ時期で、「カネと芸術」という視点から、東京・初台の新 国立劇場や東京・深川の東京都現代美術館などを取材、関連記事を執筆。

同僚の松葉一清記者(建築評論家、その後武蔵野美術大学教授に、2020 年没)のポスト モダン建築論や大西若人記者(現・編集委員)から刺激を受ける。松葉氏は建築、大西氏 は都市工学がバックグラウンド。彼らが美術記者をしていた職場環境に感謝。

〇 2010 年退社。以後フリーに。最近はネットニュース「J-CAST」にて書評などを執筆




渡辺淳悦さんの略歴

1957年生まれ。
一橋大学経済学部卒。
1981年朝日新聞社入社。
福島支局、神戸支局、名古屋本社学芸部を経て92年より東京本社学芸部勤務。
美術、演劇、読書欄などを担当。
その後、東京本社、大阪本社、名古屋本社を転々としつつ、2010年東京本社文化事業部長にて退職。
以後フリー。
現在、J-CASTニュースで書評などを担当



1983年1月15日紙面
1983年の1年間アドリブ帳 
朝日新聞福島版 
渡辺淳悦さん担当記者