佐藤敏宏  HOME  10月日記へ     2020年11月の日記       
 11月5日  
 家人が目がわるくなったので眼科医に行き手術する日を決めてくる。数日であるいていたのでまとめる

自撮り日記 「娘と父(息子と母)」について
 小津映画にえがかれている娘と父の構図は現代社会には無くなていて参考にはなりませんが、年老いた父親があのような父像を想い目指しているのか不明です。ですがそうはなりたくないと思って、べったり娘に依存する年老いた男になっているのかなと、いろいろ想像する機会がありました。で、今日は娘と父について話しました。裏返るように鏡像としての息子と母でもよいのですが、現在においては、互いに自立しつつ支え合えるという人間関係をつくる必要がありますが、そこには正解はないので、それぞれが模索し続けるという姿勢で生きていくのが好いように思います。そんなことを話しました自撮り日記2020年11月05日


11月4日 時々雨 自撮り日記
 1997年に500人ほどの白河市民の方々に参加いただき、京都造形芸術大学の渡辺豊和先生と修士の学生が共同で「新都白河」計画を発表会を開いたことがあります。発表会を開くために地元支援者を組織する役割を担って会の事務局長のような形で参加していました。あれから23年経ちその後の白河の町の様子を歩いて実感してみたいと思っていました。運よく今年は10月3日まで、白河市の町の中で「芸術祭」が開催されました。展示されている作品の一部を見学し、私の中にある白河市のイメージを23年ぶりに上書き更新してみようと思い出かけました。  芸術祭作品の中で特に「ヤノベケンジさん」の作品を主に観ようと決めて出掛けました。理由は「サンチャイルド像の次にヤノベさんは福島県内にどんな作品を設置するか」知りたかったのです。さらに展示された作品は期間中、福島の雨風にさらされてどのように変化するのか、福島の風雨・自然とヤノベ作品コラボはどうなっているのか興味を持っておりました。で最終日に実物を見に出かけました。(自撮り動画2020年11月4日)

■ 11月2日 
自撮り日記
  311以降みる気がまったく湧かなかった映画の鑑賞とその気分。COVID-19に遭いオンライン社会の幕が落ちてしまい、とりあえずしかたなく、古い記録や雑誌、DVD映画などを見続けたりしてます。そこには過去・現在・未来のような情報を一色単にして楽しみながら暮らすという、苦肉の対応が残されていました。が、1年ほど続けているとDVDによる情報だけでは物足りない。反動的ですが「現場に行きたい、現場で人の営みを観たい」と強く思うようになりますね。今ここは、変換地点なので「holography社会」になってもらい、より現場体験に接近したかのような情報交換が可能なオンライン社会であってほしい、と思うようになっています。で、最初はなんたってholography映画を観たい!それも手のひらの上に映像が展開されている映画、手平映画館で。なんて上から目線、傲慢な欲望でしょうかお笑いください(自撮り動画 2020年11月2日)


映画館にて『罪の声』を観た
 若い新聞記者や社会部入りを目指す大学生にすすめたい1本。すつかり政府に監視され市民からマスゴミと呼ばれ続け、地べたに突き落とされた感はかありますが、だからこそ彼ら彼女たちには観てもらい活力を補填していただきたい。観ることで新聞記者の矜恃は必ず回復し使命を再確認することになる。
 映画館はcovid19のなか感染防止策として体温計測とマスク着装、手を消毒しおえたら席につくようしています。
 映画の舞台は京都から大阪などの関西圏。モチーフがグリコ森永事件をもとに70年代の社会史である全共闘関西陣の関係者や土建屋と株屋と警察退職者、そしてその家族が編み込まれて進展していきます。当時を振り返るためにも好材料となるでしょう。団塊の世代なら連合赤軍事件を思い出すまでもなく、自分たちが刻み込んでいた社会正義がいかに危うく、次の世代に多くの罪と害を与える源となった。そのことを思い出すと思います。
 映画館の前を通ったらポスターに宇崎竜童さんの顔を見てしまいました。宇崎さんは三菱銀行人質事件をモチーフしにた映画で犯人の梅本役を演じ強く印象に残る残忍な悪役の一人となって以来、役者宇崎竜童のファンとなりました。単に通り過ぎただけで誤配されたチラ見情報でしたが、この映画て宇崎さんはどんな悪役を見せてくれるのか?ムラムラモクモクと観る気が立ち上がり、一気に入館してしまいました。ネタバレになるのでこれ以上は書きませんが犯人の狂気は薄くらりましたが歳を重ねた悪役を好演してました。さすがです。
 また星野源さんの音楽は当初からファンなんですが役者としてはどうかな?コメディ味に塗られてしまっていて、私にはいまいちでした。でも罪の声のひとりを演じ、彼は怒りや悲しみと不条理を内包し細やかに生きる市井の仕立て屋さん2代目を好演しており渋うまでした。マゾ役なら彼のキャラはかなり立ちそうな感じです。
 一方の主役ですが、いかにもうだつが上がらぬやる気をそがれ、適当に社会的役割をこなして生きている新聞記者を小栗旬さんが演じていて、星野と小栗のキャラが共に引き立つ演出はナイスでした。
 脇役なんですが男性陣はおおかたよく、罪の声の人であるもう1人の男性を演じた宇野祥平さんがダントツに上手い演技に圧倒され気味でした。




11月1日 

福島盆地人(私)が見た浜の人・畑の人
 東日本大震災で奇遇にも被災した浜の人人などと「港まちづくり」を実行し浜の人や畑の人の思考と行為をじゅっくり観察記録したことがあります。
 私は「福島盆地人」「野の者」「無学」「無所属」「権威」も支援してくれる「バック的組織」にも所属なし銭も無し暇だけは有る「スッカラカン人」。さらに幸運にも上手く目的を達成したとしても評価してくれる人がいません。ローカルコミュニティーで評価をいただきヒーロー気取りもなし、嬉しがったり得意ずらする場が無い。そんな様で「被災地で、ただの個人に何が出来るのか」「知らない土地の大事な物を決めることを支援する」ことができるのか、21世紀らしさを追求するために挑戦してみました。
 課題が沢山ありました。でも出来たらいいなーというか、活動の主目的は2つ有って、一つは天からくだりくる「防潮堤」案を徹底的に骨抜きにし漁業と暮らしに支障の少ない構築物にする。二つ目は「高台移転の土地を決める」ことでした。防潮堤は100点はとれませんでしたが、かなり入れ知恵が効果を発揮して類をみないほど小さくできつつあります。高台移転の候補地決定は100点でした。盆地人と浜の人の交流は喧嘩しつつも意外に効果的だったかもしれません。面白いですね〜「ヒーローを目指さぬ人々や異界との交流」などは・・荒れ続けるよーの21世紀を生きくぬ知恵を得た気分もします(今日の自撮り日記2020年11月1日)