佐藤敏宏  HOME  10月日記へ     2020年11月の日記       
 11月30日 
 my設計建築BOX鈴木さん家の床暖ボイラーが壊れたと連絡が入り昨日観に行った。メーカーも施工会社も消えてなくなっていた。27年間の時の流れとその間の社会状況の変化は想像も出来なかったが、建築系業者は大半が廃業している、よって関連する設備メーカーも廃業したり、機器部門を転売したりしてボイラーメーカーが代わってしまった。原理は大したことないが、部品など生産されないので、対応が難しい。
 複雑な仕組みより単純は電気こたつとかホットカーペットなどの方がメンテナンスは簡単だとも思う。四季の移ろいが激しい日本ならではの対応に追われるのだが、その事のよってこの地にしかないだろう豊かな食材も生産されるので、常夏地域に暮らすのがいいのかどうか分らない。 帰りに主が育てた、大根、白菜、青梗菜などいただく。

■今月はほぼ自撮り動画日記にしてみたが、手間の割には一覧して即見ることができる記録性に動画は合ってない。だが動画の面白さもあるので、続けていたが無線機能が万能でなく容量制限が掛かるのだろう、通信速度が遅くなり、メールはHPアップに手間取る。どちらも良し悪しがある。

■インターネット閲覧画面の表示スタイルが変わって、馴染めないがその内慣れるだろう

■自撮り動画 「朽ちる(設備・インフラ・社会)について」
 
朽ちることは悪い事ばかりではない、朽ちる事で次にやってくる社会や生命などの栄養分に変わることもあるからだ。昨日、27年前に設計した建築に設えたボイラーが、スイッチは入るが稼働しなくなった。で解体して診たが回路基盤が劣化しているようで私には直せなかった。その設備をセットしてくれた設備施行とメンテナンス業者は潰れて無くなっていた。地方で設計していると設計施工ふうに仕事をしないと建築家も成り立つ生業ではないだろう。建築は瞬間芸術ではなく長年使われて生きる事態だから当然のことで維持管理についても備えた組織と関係し続けないと成り立たない。朽ちた建築業は次に来る何の栄養分になるのだろうか・・朽ちることをあれこれ話ました。(2020年11月30日)
 動画を観る>8分44秒>https://youtu.be/UR6uk1r0dkI
11月29日 
 zoomで知り合いになった種田元晴先生より博士論文と著書を送っていただいた。立原道造に関する博士論文と一般読者のために書き直した著著など含めていただく。博士論文を集めているので、誰にでも博士論文欲しいと言うが送ってくれる人は少ないのでありがたいご縁が出来た。zoomだろうがリアルだろうが出会えばご縁が出来るときはできるのでオンライン時代もさほど問題は問題はないだろう。

自撮り動画 「平良敬一さんと本につて」
今日の自撮動画は「夕飯つくるのよ!敏ちゃん〜」と指示が飛んで来てしまい、途中で仕舞の動画です。平良敬一さんやその業績については今後も話す機会があると思うので今日は途中まででもアップ。  今月に入り布野修司先生からZOOMのお誘いがありました。初ZOOMを体験し、とても興味深い媒体だと思いました、見聞きしている授業や会合zoomは過去のテレビをなぞる古い手法一色ですが、布野ZOOMはハチャメチャで、今ならではのワイワイZOOMでしして「ここれ、これですよzoomは!」と好感を持ちました。そこでのワイワイ・テーマ一つが「平良敬一さん業績」に光を当てて「意思と魂を引き継いだようなな媒体を作ろう!(この辺りは古い)という若者が現れたので、支援しようじゃないか」という事です。おおいに結構!ですが私は平良さんのことをほとんど知らない。その事を外部でぶつぶつ話していたら平良の最晩年の本を買ってもらっちゃいました。では読んでみようと、何時ものように目次と最後の文章から読みました。なるほど「建築系アカデミシャンには好かれそうだ」と思いました。私は無学者なので大学には縁がない。でワイワイも建築知性では語れない。だから部外者の視線で語るしかない。ですが「建築」は好きなので参加していこう、と思いました。面白いですよね「建築」は。なんて人迷惑は媒体でありましょうか「建築」は。でありますが、関係者が巻き起こす事態によって私が生きている社会の一端が照らし出されもする、面白い領域であることは間違いないんです、分からんけど。でも建築を造ることは権力サイドに立つてこそ成るものです。そうなるしかない生業で近代社会においては変な領域です。で「建築」をかざしても権力サイドからしか語れない。ですから所詮ジャーナリズムは芽生えない変な領域です。すべては広報となるしかない哀しい宿命を背負っています。そんなことを話そうとしたが途中で終わりました(2020年11月29日)

 11月28日 
『鬼滅の刃』あれこれ
アニメ『鬼滅の刃』あれこれ(自撮動画) #鬼滅の刃 を観て傑作だと思った。筋がくだらない映画でも実写に感動するのは役者の演技力だ。とくに悪役がよくないと映画は厚みを持って立ち上がらない。役者が下手だと「不幸のどん底に落ちた人だ」と受けとめるのも難しくなる。不幸を背負った役や悪役の演技力が映画に奥深さと厚みを与えることに同意してもらえるだろう。映画は役者の身振り手振り、顔の表情など身体表現における総合芸術の一つだけれど、特に役者「目」の表現は人しか持ってしかいない、独特の技だと思う。あの人には目力があるとか、目の色が変わったとか言う。文字でそう記すとその事を思い出す。それほどに目の扱い、目の置き場は難しい。通り過ぎた人生の様を一瞬にあからさまにするのも目と顔の表情だ。目は口ほどにものをいう。  アニメーション映画が実写にかなわないのは目の表現だ。目玉を大きく描いたり、色を変えてみたりするけど、実写の目の力のは及ばない。 大ヒット中のアニメ『鬼滅の刃』を観て目の表現に苦労しているのが分り、実写における役者の演技力の凄さ=目の表現力がいの一番に求められるんだと再確認できた。アニメの目の描き方だけ観てても面白いが、アニメ 鬼滅の刃の面白い点をあげながら思いのままに話した。(自撮日記 2020年11月27日)


11月27日 
  自撮り動画日記   前準備「女性について」書きたいので
  https://youtu.be/bUwL5Ono23A 
 私が知っている「生き生き暮らす女性について書きたい」とこの頃よう思うようになりました。私が社会人になった50年前の建築界は男性中心の職場でした。同僚の女性が働いていても電話交換士、タイプを打つ、お茶くみやコピー焼きなどをする。そんな下働きが女性の主仕事でした。現在は女性建築家も大活躍しているようですが縁が無く建築家界の女性とワイワイすることは少なく詳しいことは分りません。大学生が集い卒業設計を持ち寄って競う場では「女性案が優秀なんじゃないか」と思ったことはあります。今日は行き当たりばったり思いつくままに「女性について」話しました。「まとまっていない」それが分かりまずますです。ここから始めます(自撮り動画日記2020年11月27日)
11月26日 自撮り日記
 精神病(?)とガムテープ(狂気と理性)https://youtu.be/tHwUC93Tfng
 放射能沈着対応に苦慮していますよね。取り除こうとしたり、避難したり右往左往し続けてもいます。端からだったり、もう安全だと言い張る者、もう考えないと見猿・言猿・聞猿を決めた者もいるでしょう。一方、心に深い傷を抱えたまま生きている人も多いと思います。人に放射能・混乱を与えた原因は「人間の理性」が生み出した行為です。理性が生み出した「原発造りという狂気」です。科学技術が進展すると解決し医療被曝ににた「人に優しい放射能」になるかもしれませんが、今は原子力の平和利用という名の狂気です。人間にエネルギーを与えた一方、多くの人は無自覚に多量な放射能を残しました。放射能対応も多様です。我が家では、一室六面すべて!効き目のほどは分りませんが芸術的にガムテープを貼りつくしました。現在も放射能用ガムテープのあとが「さぶた」になって残っています。それを私は「建築かさぶた」と名付け取り除かないで観察しつづけています。放射能が生み出した精神病とガムテープアートについて、雑に話ました(自撮日記2020年11月26日)

11月25日 自撮り日記  初zoom体験しました https://youtu.be/6F9aljEuSOU 
 昨夜「GAFA外惑星」の人々と「初zoom」初ズームしました。初なのでガーガーぴーぴ繋がらない!アプり機能を使いこなせない!面白さ満載!でも新媒体には多くの可能性ありありですね。今年のzoomは大学発で大流行です、アカデミズム村内流行なので、その未来は見えています。でも、傍流のエロもので稼ぐ老人向けzoom・エロ村は出来るでしょう。(金持ち老人はzoom使いこなせないか)私が若い時、斜陽しつくした映画という媒体は生き残りを賭けていました「日活ロマンポルノ」の大流行で生き延びていました。zooom流行りはどことなく似ています。田舎から出て来た欲求不満者達(学生)=男性を救ったポルノ映画。似たように、ズームポルノは長い人生の果てに生放置されちゃった私=暇を持て余してる老男性を救うでしょう。そうこうしている内にzoom監督のような者が現れ稼ぎ、zoom界も磨き尽くされます。もちろんズーム芸人、表現者も少しだけ現れますね。ですが「通信技術を基に咲くあだ花」なのでその路を歩き続けると「監視型国家への道」へ進むでしょう、その流れに抗って自由と言論表現の自由を保つことが出来るのか、快楽だけあれば監視されても楽しく暮らせるので良いという者が主なので、今はそれらの実験場がzoom場ですね。現在はズーム・道具を使って稼げるのは「大学的村を支配する人」だけ。そんな事を具多ぐた話ました(自撮り動画日記2020年11月25日

11月24日 自撮り動画日記 ZOOM用紹介動画をつくりました
 https://youtu.be/AzEsZnp21VU
「初・ZOOM参加」するかも!なので(建築ジャーナリズム系)自己紹介動画を撮った。年はとりたくねーもんだ、羅列しただけで14分1秒。さらに間違いが三ヶ所(間違い1)福島市にUターンしたのは1982年と言っているが1980年です。(間違い2)1995年東日本大震災と言っているが阪神淡路大震災です。(間違い3)石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞は2008年からと語っているが花田達朗先生が担当したのが2008から2011年までで以前も今も続る。まだ間違いがあるだろう。  この自己紹介動画はジャーナリズム系用でこんな感じだ。場の質がことなれば自己紹介の中身は違う。他の自己紹介動画は要るので作るつもり。人生で出会った思い出深い人の「他己紹介動画」も作りたい気分だ。あれもこれも、こんな動画もつくりたいー!と思ってしまう俺は何かの病気かもな。「動画編集ソフトが入っている新しいパソコン欲しいよ〜!!だれかmy活動のために支援しれくれないなー」と勝手な事を想うのであった。貧乏には成りたくなかったが、なってしまったワイ(自撮り動画日記 2020年11月23日)

 11月23日 自撮り動画日記 食におけるカロリー主義のすすめ
 https://youtu.be/M0ogNLLkkXs 
家人は「血糖値が高すぎる」と宣告されましたので2月前から食事材のカロリー計算をしながら暮らすようになりました。カロリーお抑える生活は財布にも体にも効きますよ。カロリーを食の中心にして暮らすカロリー主義生活は老人にもお勧めできます。でも、そのことによって食欲がなくなったり、行動欲が失われては元も子もありません。適度な食欲のある生活はよいっものです。仕事でストレスが溜まり過ぎると食欲をふくむ欲望がなくなったりします。またストレスがあると美味い美味い偏った食物に過ぎたりすることももあるでしょう。食べ過ぎて運動せずに暮らすと体内脂肪をたっぷり蓄てしまうでしょう。腹八分目などといいますが食欲をコントロールするのは難しいものです。体質にもよるのでしょうが無自覚にて食べ過ぎ暮らしですと血液内血糖値を高め、様々な成人病の元凶るようです。今日の自撮り動画日記はカロリー主義のすすめです。2020年11月23日

11月22日 自撮り動画  PDFの朗読機能を楽しむ https://youtu.be/kNkLKB4rU3o
 PDFデータを送付してもらい開いたら朗読機能が付いていた。で何気に押して電子音朗読を体験してみた。上から順に女性のような声で片っ端から読み上げる、行が変わるごとに意味不明の読み方をする。それがめっぽう面白いので、げらげらとさらに聞いてしまう。なぜ楽しいのかというと、目で追う文脈と耳で聞く文脈がずれることで脳内に快楽ホルモンが出るからだろう。電子音朗読に嵌ったような気になり2時間ほども聞いていた。聞いてると誤字にも気づくので文章の校正に役立ちそうだ。私は文章を理解するために読むより、日本語なのに理解できない文章を読むのも楽しい。だから電子音の間違いが気に入ったのだろうか。電子音を聞いていると誤字や抜け字も気づく。誤字や抜け字などあるものを読むのも好きだ。同様に電子音の間違いも好きなのだ。暇なときはPDFの朗読機能を押して聞いていくことにしよう。そのような事を話しました 自撮り動画2020年11月22日

11月21日自撮り動画 my活動「ことば悦覧」について https://youtu.be/9sTqmkJqc5k
2008年開始の「ことば悦覧」は、他薦・30歳前後・独立系建築家の肉声を5年ごとに、そのまま記録する私の活動です。聞き取りを商売にしようとか、活動を広めようとか、若き建築家の存在を知らせようとは考えない活動でもあります。強いて言えば若い人と自分自身を観察し続ける活動でしょうか。  独立系建築家が生息できる場は都市内ですから「ことば閲覧」は、主に東京、関西、金沢、仙台などにとなります。その地へとぼとぼ向かい、知り合いなどの家に・土地の人の家に泊めてもらいながら1週間ほど滞在し、該当者に会い時間が許すまま、対象者が言いたいことがなくなるまで、話を聞き続けます(5時間ほど話す方も)あらかじめ聞く目的を定めていないので、合いの手はなるべく入れない、着地点を決めない、誘導しない、ことに気を付けながら話を聞きます。  福島の家に戻りその地で得た彼と私の肉声をそのまま文字にお越し、頂いた絵などを貼りつけweb頁に仕立て、公開しています。活動中に東日本大震災、放射能沈着、経済不況、covid19に遭い活動がしずらくなったりもします。活動に障害が起きることで社会に起きている何かや、私自身行為の意味も照らし出されることにもなります。そんなことをだらだらと話しました。自撮り動画2020年11月21日

 11月20日 自撮り動画 時代(敗戦)がうんだ子だくさん 
 https://youtu.be/xh9wCJ-CgSc

「歴史上の子だくさん」でググるとジンギスカンと出ます。彼は1000〜2000の子持ちだんですね。日本の武士たちも権力拡大を図り各地に出向き子供をつくりまくることで、土地の有力者と強引に縁戚になり地を支配し続ける「子だくさん作戦は」多地域を支配する戦略だった、と聞いたこともあります。子供だくさんは、いろいろな社会をつくる源泉なのかも知れません。  古い雑誌を見ていると「敗戦が生んだ子だくさん」が起こす事件や社会現象の記事が目につきます。「団塊の世代」と言われる彼らも多様な社会現象を起こしています。「団塊の世代」と命名したのは堺屋太一さんです。1947から1949年に生まれの方です。現在73〜71歳でしょうか。団塊の世代は全共闘だったり、ニューファミリーだったり、後期高齢者などにも成り、その事によって避けて通れない老人介護の問題も生まれる前夜が現在です。団塊の世代の介護は家庭の隅々に、また日本の社会を揺さぶるイシューの一つでもあります。私は団塊の世代の後に生まれたので、常に彼らの背中を見続けています。「時代が生んだ子だくさん」である「団塊世代」などについて想いのまま自撮りしました。(自撮動画2020年11月20日)

11月19日共に育てあう(親・子・パートナー・仲間と)https://youtu.be/AiDGB6d234g
「あしたはだれも体験したことがない、未知の時空だね」と大人は認めたくない生き物のようです。今世紀の日本の政治家の風聞に触れても、そう思います。大人たちが教育中毒・正義中毒に患うも、その自覚がない。そんな者にも出会ったりします。そんな状況下で異なる人同士が「共に育てあう」それがが可能な場をつくり経営する」とのことは言いは易く実現は難しいでしょうか。身近な場では親が一方的に自らの考えを子どもに押し付けることが教育だと思い込んでいる、錯誤におちいる、子は親の教育ハラスメントに遭っているが気付く機会がない。(親を・子・パートナー・仲間と入れかえても言える)子供を通し社会を学び自分を更新し続けようとしない親は多いかもしれません。共に育て合う場が少なく、ここに有る瞬時無二の関係を活かせないシステム的場も多く存在します。それは硬直したシステム社会ですが役立たずどころか迷惑なものです。今後も革新が続くのでラディショナル(?)は思考は貴重でもありますが足枷にもなることでしょう。今日は共に育て合う場について、気ままに語りました(自撮動画2020年11月19日)


11月18日 旅の楽しみあれやこれ https://youtu.be/NRsQTRpzoig
晩秋色に包まれ恋人に再会するための旅、毎日まいにち満員電車に揺られ月給を得るための旅、民間ロケットに乗り宇宙ステーションに滞在するための旅、目的もなく徒歩で彷徨い一句を記し野宿する旅など、旅は多様ですし旅することが生きこととも言えますかね。民間ロケットを使った旅は10億ドル(1100億円)安くなったそうです。私は大人の休日?楽部加盟者なので運賃3割引だけで微笑んでしまいます。しょぼいね(笑)また旅できると。ですが、代議士並みに若者と高齢者の電車賃無料化する法案を通しせ!と言いいたいです。彼らこそ旅し多様な風土とその地の人々に包まれる幸いを実感することが必要だからです。足代が多くあれば旅をするために計画するための楽しみ、旅の記録を残すことも旅のたのしみが増えてしまいますよね。旅はいいですね(自撮動画日記2020年11月18日

 11月17日


11月16日 


11月15日

11月14日

11月13日 

11月12日 

11月11日 

11月10日

11月09日 

11月8日 


11月7日


11月6日
 11月5日  
 家人が目がわるくなったので眼科医に行き手術する日を決めてくる。数日出歩いていたのでまとめる
・家人が緑内障の手術をするよう言われているので眼科に行き来週から手術をしていただくことにした。
・夕方my長男より広田湾で育った牡蠣が1キロ送られてきたので、初牡蠣飯を炊く。美味いと言われる。
 ■米国大統領選挙が激戦のようで、予想されたようにトランプ人は選挙人数で敗れても最高裁まで行くようだ。トランプ氏陣営の妨害行為や反動的行為が出ているようで、きな臭い感じ。大方の結果は数日後に判明するものの波紋は長引きそうで、就任式までもたつきそう。

■ 自撮り動画日記 「娘と父(息子と母)」についてを撮る
 小津映画にえがかれている娘と父の構図は現代社会には無くなていて参考にはなりませんが、年老いた父親があのような父像を想い目指しているのか不明です。ですがそうはなりたくないと思って、べったり娘に依存する年老いた男になっているのかなと、いろいろ想像する機会がありました。で、今日は娘と父について話しました。裏返るように鏡像としての息子と母でもよいのですが、現在においては、互いに自立しつつ支え合えるという人間関係をつくる必要がありますが、そこには正解はないので、それぞれが模索し続けるという姿勢で生きていくのが好いように思います。そんなことを話しました自撮り日記2020年11月05日


11月4日 時々雨 自撮り日記
 1997年に500人ほどの白河市民の方々に参加いただき、京都造形芸術大学の渡辺豊和先生と修士の学生が共同で「新都白河」計画を発表会を開いたことがあります。発表会を開くために地元支援者を組織する役割を担って会の事務局長のような形で参加していました。あれから23年経ちその後の白河の町の様子を歩いて実感してみたいと思っていました。運よく今年は10月3日まで、白河市の町の中で「芸術祭」が開催されました。展示されている作品の一部を見学し、私の中にある白河市のイメージを23年ぶりに上書き更新してみようと思い出かけました。  芸術祭作品の中で特に「ヤノベケンジさん」の作品を主に観ようと決めて出掛けました。理由は「サンチャイルド像の次にヤノベさんは福島県内にどんな作品を設置するか」知りたかったのです。さらに展示された作品は期間中、福島の雨風にさらされてどのように変化するのか、福島の風雨・自然とヤノベ作品コラボはどうなっているのか興味を持っておりました。で最終日に実物を見に出かけました。(自撮り動画2020年11月4日)

■ 11月2日 
自撮り日記
  311以降みる気がまったく湧かなかった映画の鑑賞とその気分。COVID-19に遭いオンライン社会の幕が落ちてしまい、とりあえずしかたなく、古い記録や雑誌、DVD映画などを見続けたりしてます。そこには過去・現在・未来のような情報を一色単にして楽しみながら暮らすという、苦肉の対応が残されていました。が、1年ほど続けているとDVDによる情報だけでは物足りない。反動的ですが「現場に行きたい、現場で人の営みを観たい」と強く思うようになりますね。今ここは、変換地点なので「holography社会」になってもらい、より現場体験に接近したかのような情報交換が可能なオンライン社会であってほしい、と思うようになっています。で、最初はなんたってholography映画を観たい!それも手のひらの上に映像が展開されている映画、手平映画館で。なんて上から目線、傲慢な欲望でしょうかお笑いください(自撮り動画 2020年11月2日)


映画館にて『罪の声』を観た
 若い新聞記者や社会部入りを目指す大学生にすすめたい1本。すつかり政府に監視され市民からマスゴミと呼ばれ続け、地べたに突き落とされた感はかありますが、だからこそ彼ら彼女たちには観てもらい活力を補填していただきたい。観ることで新聞記者の矜恃は必ず回復し使命を再確認することになる。
 映画館はcovid19のなか感染防止策として体温計測とマスク着装、手を消毒しおえたら席につくようしています。
 映画の舞台は京都から大阪などの関西圏。モチーフがグリコ森永事件をもとに70年代の社会史である全共闘関西陣の関係者や土建屋と株屋と警察退職者、そしてその家族が編み込まれて進展していきます。当時を振り返るためにも好材料となるでしょう。団塊の世代なら連合赤軍事件を思い出すまでもなく、自分たちが刻み込んでいた社会正義がいかに危うく、次の世代に多くの罪と害を与える源となった。そのことを思い出すと思います。
 映画館の前を通ったらポスターに宇崎竜童さんの顔を見てしまいました。宇崎さんは三菱銀行人質事件をモチーフしにた映画で犯人の梅本役を演じ強く印象に残る残忍な悪役の一人となって以来、役者宇崎竜童のファンとなりました。単に通り過ぎただけで誤配されたチラ見情報でしたが、この映画て宇崎さんはどんな悪役を見せてくれるのか?ムラムラモクモクと観る気が立ち上がり、一気に入館してしまいました。ネタバレになるのでこれ以上は書きませんが犯人の狂気は薄くらりましたが歳を重ねた悪役を好演してました。さすがです。
 また星野源さんの音楽は当初からファンなんですが役者としてはどうかな?コメディ味に塗られてしまっていて、私にはいまいちでした。でも罪の声のひとりを演じ、彼は怒りや悲しみと不条理を内包し細やかに生きる市井の仕立て屋さん2代目を好演しており渋うまでした。マゾ役なら彼のキャラはかなり立ちそうな感じです。
 一方の主役ですが、いかにもうだつが上がらぬやる気をそがれ、適当に社会的役割をこなして生きている新聞記者を小栗旬さんが演じていて、星野と小栗のキャラが共に引き立つ演出はナイスでした。
 脇役なんですが男性陣はおおかたよく、罪の声の人であるもう1人の男性を演じた宇野祥平さんがダントツに上手い演技に圧倒され気味でした。




11月1日 

福島盆地人(私)が見た浜の人・畑の人
 東日本大震災で奇遇にも被災した浜の人人などと「港まちづくり」を実行し浜の人や畑の人の思考と行為をじゅっくり観察記録したことがあります。
 私は「福島盆地人」「野の者」「無学」「無所属」「権威」も支援してくれる「バック的組織」にも所属なし銭も無し暇だけは有る「スッカラカン人」。さらに幸運にも上手く目的を達成したとしても評価してくれる人がいません。ローカルコミュニティーで評価をいただきヒーロー気取りもなし、嬉しがったり得意ずらする場が無い。そんな様で「被災地で、ただの個人に何が出来るのか」「知らない土地の大事な物を決めることを支援する」ことができるのか、21世紀らしさを追求するために挑戦してみました。
 課題が沢山ありました。でも出来たらいいなーというか、活動の主目的は2つ有って、一つは天からくだりくる「防潮堤」案を徹底的に骨抜きにし漁業と暮らしに支障の少ない構築物にする。二つ目は「高台移転の土地を決める」ことでした。防潮堤は100点はとれませんでしたが、かなり入れ知恵が効果を発揮して類をみないほど小さくできつつあります。高台移転の候補地決定は100点でした。盆地人と浜の人の交流は喧嘩しつつも意外に効果的だったかもしれません。面白いですね〜「ヒーローを目指さぬ人々や異界との交流」などは・・荒れ続けるよーの21世紀を生きくぬ知恵を得た気分もします(今日の自撮り日記2020年11月1日)