佐藤敏宏の 2008 年8月の日記       home  

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9月

  8月31日 晴れ 

長雨が終わって晴れ 気持ちが良い 数日続いてほしいが 秋の空か

最終号 論座 10月号が届く 1日早い。世代を超え 言論の場を提供していたのに残念。特に40前の若い論客や右左を問わぬ論者を招き入れ面白かった。どんなに売れないか しいのか知らないが 休刊とは 廃刊だ

広告は本だけぐらいで 他はほとんど無し、気味がいい雑誌だった。780円は安いので値上げして続ける方法もあったのだろうが、累積赤字か何か 社内事情があるのだろう。一月で売り切らないで、隔月号にるるとか存続出来ないのだろう〜 などと思ってしまう。月刊現代も今年中に廃刊だそうだ。紙媒体に換わる媒体が登場しないままに終わる事に ついていろいろ考えを巡らすよい1日でもあった。

夜 花田達朗先生に長電話をする 「報道が社会を変える」という講座の今年度の授業を元にした教科書作成のための編集もだいぶ進んでいるようだ。11月出版で本屋さんに 出回るそうだから、買ってよんでもらいたい。


8月30日 雨

昨夜から恐いほどに雨足が強く恐怖をおぼえた。断続的だからまだストレスが少ないけど、時間100oとはいわないが かなりの量が雷と共に落ちてくる、あの量で3日三晩降り続いたら人は発狂するかもしれないと想った。 今月5日に日比谷公園でもの凄い土砂降りにあってからずーっと大雨に当たっている気分だ。

ブックオフから 大澤真幸さん著 「逆接の民主主義」を求めて読む。「不可能の時代」の前に書き表された本だが時期が近いので考えの推移がわかって面白い。段々抽象度が高まっていく様子がわかる。理解しにくい部分は不可能の時代の方が多い

1章と2章は日本国憲法への提案

北朝鮮を民主化するための日本の態度があらわされている。世代が近いせいもあるが、日頃 考えていることと近い。 らち家族会の人達からは猛反発される事は間違いないし 疑問を示す人が多いだろうが、俺もこれしかないと想っている。

2章は自衛隊を解体する 
一部に軍備はあるものの 災害救助隊として世界各地に出掛け救助能力を発揮すれば歓迎されることだろう。その点も俺の考えとほぼ同じだ。 NGOと自衛隊の間あたりの姿かもしれない。

3章のデモクラシーの嘘を暴く
近頃の宮崎県ちぢの廻りでおきている民主主義の事態を思えばより具体的に判ることだ。多数者による少数者の排除の問題。そのアポリアを乗り越えねば民主主義は危ういのは常だ。同感


8月29日 晴れ 断続的な強い雨は終わったのかな 台風はこないけど8月は強い雨が絶えなかった 。8月ももうじき終わる

大阪ことば 井戸健治さんの記録を全て終える、前半1時間ほどあると思うがデータが見あたらないので一端終了。井戸さんは学生時代から大島哲蔵さんの書店に出入りしてたので、大島発で俺の建築の事を雑誌で見て知っていた唯一の人だった。後半はmy建築の話しをしていた。そういのも在っていいかと 全て文字化した。

昨日の日記の図の 狭い入り口が疑問だったので 泉靖一さん著 住まいの原形1をみた p253 

入り口の狭さといい、四囲をかためた土塀といい、屋敷は封建的な構造を特徴としているが、これは別段バリ島の治安が悪いからではない、殺人、盗難など皆無に近い土地柄である。屋敷が封建的なのは邪霊の侵入に対するバリ人の強い警戒心の現れにほかならない。


 8月28日 曇りのち断続的に雨 南の風が入ったようで気温28度

大阪ことば悦覧 井戸健治さんぶん文字起こし完了 WEBページ作成は明日。今津康夫さんの1時間ほどを起こせば大阪分は全て終える事になる、来週の頭には終えたい。 おおよそ4ヶ月掛かったことになる。金沢分と東京1・2分が残っているので、11月までは掛かるかもしれない


合間に 西沢文隆さん著コートハウス論−その親密な空間 (1974年相模書房)を眺める

左の図はp118にあったバリ島の民家のコートヤード。囲いの中に祠堂・居間・客間・厨房・貯蔵庫がバラバラと配置されている。入り口には壁が曲がって配置されていて開いていても中が見えないと書いてある。 壁の配置や柱の配置や部屋の関係が閉じたり開いたり、興味深い。バリ島か、椰子油の臭いの料理はかなわんな〜


 8月27日 晴れ

雲は多かったものの日射しもある暖かい日になった。廻りが明るくなった気分がするな。 富士山では観測史上最速の初冠雪。今年の冬は異常に寒くなるのかな〜。そうなりゃこまるぜ。 灯油代 高いつい最近、135円/l 。暖冬期待したいが、誰も予想なんか出来やしないな。

大阪ことば悦覧 新田正樹さん分2時間45分ほどすべて文字にするアップする。井戸健治さんの残り60分ほど 起こしはじめる


 8月26日 夕方久しぶりに青空が雲の合間から顔をだした しばらくぼんやり眺める 天然現象は割合よく配置されていればよいが、偏る事がままある。 今年の夏後半は雨が多すぎた。

大阪ことば悦覧 新田正樹さん分をすべて起こす 2時間45分ほど、WEBページには まだ加工してないのだが 明日には出来るかもしれない。 

●老眼が行きすぎて 目が見えなくなった〜かなと 疑った。10年弱使い続けたPCのモニターが突然 霞んで ピントが合わなくなった。家電の寿命かと思う。ボケ画像を数分使っていたら頭が痛くなったので、my長男が置いていったモニターを引っ張りだし切り換える。37×28から 32×24になっただけで随分小さな印象を受ける 画像は一部歪んで見えるが 使えるからよしとしよう


8月25日 午前小雨 午後曇り 

大野病院事件の新聞記事を読んで、思う処があったので新聞社の記者あてにメールをしたら、何度かメール交換になり、多様な情報を手に入れることになった。交換メール内容については書けない。 新聞社によっては記名記事がある。取材した記者の名前が書いてある記事を記名記事と書いたが正式にはなんて言うのかしらない。

北海道の新聞社が始めたと記憶しているのがだそれも定かでない。県内最大手32万部ほど発行してる新聞社は記名記事が論説ぐらいしかない、どうしてか?。記名入りにすると共同の配信記事だらけになるから恥ずかしいのかもしれないが 共同の●▲とかけば良いのではないか が、他に理由があるんだろう。

新聞社の当ての問いかけよりりは、新聞社の記者宛のメールは書きやすいように思うのは新聞に対する俺の構え方が変わってるのかもしれない。記名記事は あの記者がこういう記事を書いているという親しみ易さ距離感がグーント近づくように思うし 記事に対する信頼感というか記事の意味がまるで変わるので佳い。記名記事がやがて常識になるだろうが凡庸な記者は辛いのかもしれない。


8月24日 小雨降り続く 予報によると来週一杯雨だそうだ 秋雨前線なのか

気温が下がり続けて20度を切り来週はモット低くいと予報だが外れてほしい。

大阪からラブラブMちゃんから写真付きメールるあり。通天閣の背景は鰯雲なんじゃん 画像小さくしたら鰯が潰れちゃって判りにくいけどな。秋になるの早過ぎ違うか? 福島で この青空を観るのは週末になるようだ  

今日は大阪の新田正樹さんの言葉を文字にする、まだ 45分ほど残っているので明日も起こす。新田さんとは20年ほどの長い付き合いである。執拗に大阪で建築を作り続けてる建築家。建築を作ること以外に喜びが無い!!と語る人間で関東圏には見あたらないタイプだと思う。新田さんを姿を観て、20年ほどの軌跡を思うと大阪の豊かさというか懐の深さが判る。三都の底力っていまだに在るよ

大阪ことば悦覧にて 3代大阪生まれの大阪育ちの人には出会わなかった。8割以上は大阪を中心にした関西圏出身の人。大阪は都市として長い歴史を持った場所だし、運河が多いし、ほどよい大きさなので親しみやすい。すててこ・キャミソールの街と現すほうがぴんと来るかもしれない。 こてこての浪速のおばちゃんには会わなかったが、次回の大阪で会えるかもしれない。


8月23日 今日も小雨 肌寒し 

夏のはずなのに 気温が20度を切ってしまいそうな日が続いている。気温が低い地方にお暮らしのかたは 風邪引かないように注意してください。

大阪ことば悦覧 香川貴範さん伊藤立平さん 岸上純子さん の分のこり40分程あったが文字化し アップする。 3ヶ月も経ってしまっている。

5月14日の大阪は良い天気でしたよ
1階にあったカレー屋さんの臭いや 水ようかんのおばちゃんの顔など 思い出すもんだね。  聞き残しなおどタンマリあるので また 大阪に行きたい

 8月22日 小雨などあり肌寒い

70才の住所不定無職のオバアさんが通り魔をしたそうだ。22日午後7時ごろ、東京都渋谷区渋谷2のデパート「東急百貨店東横店」の東出口で20歳代の女性2人が刃物を持った女に次々と切りつけられた

●ミクシーに招待されたが携帯電話でネットの使い方が判らず宙ぶらりん中 オヤジはこれだから 情けないよな 笑えないな。 

ミクシーと言えばM字開脚事件しか知らないオヤジだが(笑い)あれは写真がネットにながれ大きな話題になったので保存はしなかったが俺もみたよ。大手電機メーカの社員が彼女とのラブラブ M字開脚がながれ 実名まで突き止められた公開されてしまった事件だったように思う。 大開のプロセスインテメート写真が放流された続けたね。貴重なラブラブの思い出が一瞬にして 痛々く苦い記憶に転換した事件だった。 ウィニーで流れたのでまだ放流してるのだろう。 で登録時に予防策としてハードルが高くなったんじゃないかな〜と思ったりした。

デジタル情報はリアルではないので、気にしなくても良さそうだが、世界中または社内では誰もがやっているエロ事で記憶や想像だけの事だったが デジタル写真で具体的に共有出来る話題に変わった。対策としてオヤジは デジタル写真を使わず愛する彼女の股は毎日 肉眼でみるのがネット時代では安全であり、肉眼で見るべきだと知った日でもあったよ。んで 毎日見過ぎで老眼が進むのが超早くなった、M字開脚事件のセイダな


 8月21日 曇り時々あめ 

無茶な事をしたわけでもないのに 、視界に霞みの様な★のようなチラツキが出たので、午後3時間ほど横になった。年のせいではない。 最初にこの症状が出たのは中学2年生だったからかれこれ40年以上の付き合いとなる、原因判らず。血圧の低下かも知れないし、血糖値が下がり過ぎてなるのかと思ったりして甘いのもなど食ってみる。判らない。何もしてないので疲れでもないし、雨降りで冷えてるのかな〜。

加山由起さんこのことば悦覧を記録を公開する。加山さんは日本画家の故・加山又造さんのお孫さん。建築あそびに2度参加してもらったので10年弱の付き合いとなっている。 建築あそび参加者で 建築の仕事ではないが独立系の女性という事で、沢山珍しさが重なった。 ネット友達は縁が切れるのが早いのが特徴だと思うのだが彼女との付き合いは長いのだからそうも言えない。 この後も付きあいは続くと思う


 8月20日 晴れ


知り合いに借りた本を 朝方読む 川上未映子作「乳と卵」芥川賞受賞作品 大阪弁を使い、3人の登場人物に女性の生理と心理を巧みに語らせる、臭いたち過ぎる映像がクッキリと迫り顕わになる作品だった。生理的には勘弁してほしい部類だが、好感が持てたのは文章力によってだと思った。



● 午後1時福島駅前のグリーパレスで 「福島大野事件が地域産科医療にもたらした影響を考える」シンポジュームに参加。入場料1000円だったはずだが、無料になってた。参加者は計150人程と発表あり。医療関係者が80人ほど、地元の人30人ぐらいかな、他はメディア関係者が50人ほどかもしれない。熱い話しあいが行われた。 衆議院議員・仙石由人氏・参議院議員世耕作弘氏ほか数名参加、早々に法改正へ進むようだ。(医療現場の危機打開と再建を目指す議員連盟のサイト)

福島県内から選出の代議士が皆無なのには驚いた。福島県の産科地方医療は崩壊してるのにもかかわらずだ。いやはや、だれがこの福島県内の悲劇的な医療崩壊現場と状況を救うにだろうか?と 気になるばかりだった。 県民の大方の声は警察発表の記事が第一印象として刷り込まれてしまっているので、有罪を望んでいたののではないだろうか?と俺は推測している。 警察記者クラブに寄りかかりたれ流すメディアの責任は大きいと感じる。 医師と患者に横たわっている深い溝はだれが橋渡しをするのだろうか、そういう興味が在ったから参加したのだ。 

主な俺の興味は議題設定や討議の場のデザイ、主宰者は誰か?参加者の顔ぶれどのようなものか? そこで討議され内容はどのようなものか?につていだった。

主催者というか呼びかけ人は 野村麻美さんという産婦人科医だったと思う。野村さんは40前後にみえたが、出産や仕事激務にて鬱病に成ってしまったと発言されていた。鬱病をおしてなお社会に問いかける姿勢に耳を傾け、全国各地から参集した産科医療の医師達の声を聞く事が出来た。

しかし訴訟を起こしたお父さんなのか夫なのかは判らないけど遺族関係の参加は無かったのが残念だった。判決日だったので心労も多いのだろう。一審は無罪だが 控訴などのこともあるのだろう。

やはり医師と患者が対立したまま刑事訴訟の場で判決されてしまうのは、医療現場にもたらす萎縮影響は計り知れないので、患者や社会にとっても医療事故は警察任せでは害が多すぎる。心労はあるのは判るけども参加して欲しいとの思いが強かった、が呼びかけているかどうかも判らないので 俺の望と言うことだ。

建築の世界とは無関係なのだが、しかし俺には多様に参考になったシンポジュームであった 

経過や 大野事件の公判内容を知りたい人はこのサイトがいいと思う


8月19日 午前 断続的に強い雨が降る のち曇り

この年はヒグラシの鳴き音を聞かず、四方八方からカンカンカンカン響く夕暮れが無い。夏のどこかが欠落し映像だけの信夫山が揺らいでいるのは寂しいものだ。二両編成の飯坂線の銀色電車が窓をちらりと通過した

柳原照弘さんことば悦覧を文字かしてしまう。今回分はここに。そのあは 靱公園を出て福井一朗さんの書店で音声採取して、夜の講演会場へ凸入し、講演会の後は公園会へ戻る事になった。暖かくって気持ちの良い1日だった事を思い出す。

●西江雅之さんの一昨日読んだ 本 をもう一度おさらいする。あとがきに(p242) 最初の20年は奥様の入院と看病の日々であり、残りの10年はアメリカと日本での通院患者としての生活で、家賃と病気医療費で給料は消え と書いてあったからだ

奥様はアメリカ人であり結婚後 喘息胃腸の腫瘍と 神経に障害がでて3重苦。そいう状況なかで 、結婚20年後には子供が生まれている。生まれた子供を背負い世界の、よくもま!あん所もまでも!恐ろしくなるような土地を目指し旅を続けた。と文字にしさらりと書いてあるんだが、俺はショックさえ受けた。トンデモない事態を簡単に実行出来る人間ってのは、恐ろしくもあるが他者に希望も与えてしまうもので。尊敬に値すうるもの。

俺が20代で妻に精神に障害が出たら俺には子供が生まれただろうか?しょうもない事だが自問した。

親子で世界の秘境を漂いならが「人間は生き物だ」と息子さんに伝え続けてたそうだが。こんな簡単な当たり前な 事のように「人間は生き物だ」という思想を獲得した人だから可能だったのではないか、とシミジミ思うのである。

理想の地球人=理想的な動物だな と本を手にとって開いた時 俺は直感的にそう受け取ったが、ますますそう思うようになった。なんだかんだと言ってこのように覚悟があって奧が深い人間は居ないのではないかとまで思ってしまうのだ。

春日井武彦さんは 「病んだ家族、散乱した室内−援助者にとっての不全感と困惑について」 (医学書院p153分) 分裂病と遺伝について答えるのには考えを要すると書く。100%遺伝に基づく病ならばと 一卵性双生児のデータを集(古今東西の多くのデータがあるそうだ)めてみると65%の発病率であるそうだ。ある程度は遺伝が関与するが、おそらく複数の要素が深く関わっていると推測出来ると書く

精神疾患につてい正しく理解している人は世間に少ない、その上人間を機械の如き性能とみなす風潮がある社会での 奇跡のような事態をさらりと書く 色々考えてしまい二度読だ。 そのような事態の中でこんな事が出来てしまうんだな〜とまた考え込んでしまった。 人間は生き物である という思想
 8月18日 晴れ 夜 虫の音盛ん秋めいて

中断していたことば悦覧文字起こしを再開。大阪から金沢、そして東京と順次一人全てを起こしてしまうつもり。何日かかるか判らないが少しずつ途切れることなく起こすつもりだ。4月に始まって半年で終わる予定だったが、どうかな。

今日は大阪の柳原照弘さん分を少し起こす


 8月17日 曇り時々雨

仙台に出掛けmy長男・長女と情報交換をして戻る。

my長男が17日から毎年恒例となった古文書調査のため出掛けると言うことで、昨夜は一番町の中華屋で呑む。my長男仙台に再び住みはじめ8ヶ月ほど、子供の頃の天真爛漫さが完全に戻ったな〜とmy長女と大笑い。役に立たない事を大騒ぎし賑やかに一生掛けて取り組くんでも終わらない対象が具体的に在る事は幸いなことだ。一生掛けて行った結果も何ほどでもない=結果など不要なんじゃないか〜そんな世界である事も幸いな事だ。

建築は大方が世俗的な事なので、ドンドン浮世離れして行く家族の姿を観測出来るのは生のめでたさそのものである。そんな話をしてたらmy長女が西江雅之さんの著書を紹介してくれた。

10年前に読売新聞社から出された「ヒトかサルか問われても」という本。同じ内容で文庫本に成っている「わたしは猫になりたかった」方を借りて帰りがけの電車の中でよんだ。

西江さんはまさに理想の地球人=理想的な動物という感想を最初にもった。

23才でスワヒリ語の辞書を世にだした多言語使いの名手のようだ。一つの言葉に対する抽象度と具象度の幅と厚さは圧倒的だと感じると同時に境界を持たない。他者との境界はもちろん動物との境界も無い、正常と狂気に対しても、高貴と俗に対しても境界をもたな。 

頭の中にある地球の果てを、自らの足で軽々と渡利行き、果ての果てまで行き着き人間を観察し記録し続けている

p100 夢を現実と区別せずに本気で話す事が出来る人間が最も好きなタイプであるすそうだが、俺がもっとも気に入った言葉 「明快な妄想P109) 明快な妄想は建築家にとっては必需品であるからだ

 
8月14日 曇り 

不可能性の時代のを読み終える。閉塞的な時代状況を乗り越える手法として、小さな共同体が外の異なる共同体(他者)へ繋がることによって解決可能である事がグラフ理論「6次の隔たり」を根拠に説かれている。

具体的な例としてアフガニスタで活動しているペシャーワール会の中村哲さんと松本サリン事件被害者・報道被害にも遭っているので2重の被害者である河野義行さんと教徒との交流を上げている。細かな記述は無いのだがいずれ世に出て来るだろう。 この2つの事例を見ただけで、21世紀に入って大人は何をすべきなのか察しが付くだろう。

異なる他者との交流・交通とは同質な者がグルグルに成ることではない。建築界の場合は同質な者同士の交通交流さえも極めて少ないわけでそこから始めて、異なる他者へ、リンクを伸せるような状況へと二段構えでこなさないと難しい。悲惨な実情を思ったりする。まずは出来る事からみんながやれば、いずれ解決する

●未整理だったEメールの整理をしたら1日掛りおおよそ整理がおわった。毎日やらないからこういうハメになる。明日からは毎日しようメール整理


 8月13日 晴れ 

街へ雑事をこなしにでる、ついでに久しぶりに書店に立ち寄ってみた。平野さんの決壊(上下)か内田康さんの小説を買ってごろごろ読もうかとおもったが。暑い中小説でもあるまいにと思いザット眺めたが触手が伸びず家に戻る

なにか読もうと思いなおし 夕方、近所のブックオフに出掛けた。大澤真幸さんの、不可能生の時代をみつけた。戦後の時代評論もなっているし、現代の解説にもなっている面白い本だとおもった。理想の時代、虚構の時代、不可能の時代と明解に切りかけられた、殺人事件やサブカルなどもふんだんに示されていて面白い

戦後家族像の変遷や自・他の問題も、もちろん触れている。多文化主義と原理主義の近似性も語られてる、まだ7割がたしか読んでない。

 こういうオモロイ本をブックオフで手に入れると著者に申し訳ないように思うのはオヤジの証かも


8月12日 晴れのち曇り 

加山由起の文字起こしを終えてWEBページを作る。加山さんの筒井康二さんの講演などあったのだが俺の不手際と他の理由にて筒井さんに再度インタビューする機会を作ってもらうことにした。非公開で行う予定だがどうしても参加したい人がいればカメラマンなどのスタッフとしてのみ受け付けたい。

で加山さんをもって一通り文字起こしをしてみたことになる。まだ全ては終えてないが4月にスタートした行き先知れずの体当たりインタビューは4ヶ月で全貌がおおよそ判った。

俺の感想や文字起こしとは別にインタビュー関連記事など沢山書きたい欲望は色々あるのだが、全て文字起こしを終えてからにしようと押さえている。文字起こしは冬に成るまでには何とか終える事が出来るのではないか?とドンドン先に伸びていく。1年掛かりの作業になるとは思ってもみなかった。反省点は沢山在りすぎて、いずれ書かねばならないと思っている。 2013年のことば悦覧VOL2これから5年先だが今回より要領よく出来る予感も生まれている。 やってみないと判らない事、やらなくって判っていた事など確認した。 現実は今更ながら残酷である。

大海に帆を張って漂い始めた悲劇と快楽の実感を言葉にする義務が俺にはある。成熟させてなんと他者と共有できるようなものにしたいものだ



8月11日 

東京ことば悦覧3 加山由起さんの言葉を45分ぶん文字にする。加山さんは建築関係者ではないけど建築あそびに2000年から参加していて、永い付き合いになている。話の展開も早いので聞き手としては快適で作業も楽スムーズだ

合間に寺山修司関係の評論など読む。 

旅したいな〜と思いつつ 青春18キップを活用してないな〜今年はな〜と思いながら読む。寺山時代は都市と地方の関係や対立が明確で主だが現在は各地方の都市内の内部に在る細かくて閉塞的な対立に進展して対立構造が隠れてしまっているなどど思う 主体が不在に重なり個の病は不鮮明化し続けている

 8月10日 ドンヨリした曇り 夕方から冷たい風

涼しい風がふくので 読書兼ノンビリ昼寝、本読む時間ひさしぶり。

麻生幹事長の株益300万まで無税を持ちだす。株経済の活性の名目で高所得者優遇策だ。片方では財政悪化だから消費税を上げんとドナイモコナイモナリマセンゼ〜と 政府の者どもの二枚舌は相変わらず続く。次回の衆院選も有権者はコロリとだまされて 高額所得者にたいする優遇ばかりしてる自民党に投票する貧しき若者は多いのだろうな。何時からそういう事になったか雑誌を調べる 

上の政府税調調査会資料 図を見るとわかるように
90年以降法人税を9兆円減額によって大企業は高収益を上げ続けている
所得税は税制改正によって高額者を優遇して7.6兆円減額し消費税に5兆円転化されていた事がわかる 広く均一に負担とかなんとか巧いこと言い続けて 医療福祉を削りつづけて市場主義を持ち込み身近な社会をボロボロしまくっている。大企業の国際競争力を保持(笑)続けるためにとか言っちゃって派遣社員を使いつづけ、素直な派遣君たちからから再び消費税いただき絞りまくる魂胆なのだ。 

高校の先輩から30〜40個ぐらいか 桃を1ケースいただく。収穫は終わりだそうだ。温暖化の影響か盆前に盛りは過ぎてしまうようだ。

大成優子さんWEBを作る。写真が少ないので連絡中 いずれ仕上げ公開


8月09日 晴れ 夜コオロギが方々で鳴く 夜風は涼し〜い すぎ

東京ことば悦覧3 大成優子さんの言葉80分ぶんを文字化する。WEBページまだだが、写真が少ないので思案中 大成さんに写真を提供してもらのがいいかも

大成さんは西沢さんが設計した森山邸に暮らしていたそうで、森山邸で結婚式もあげられたとの事。 現在事務所兼住居に尋ねたがそこは森山邸ではない普通の民家。 森山邸を会場に結婚式は知らなかった。建築関係者の間では有名な事件だったろう。ご存じの方も多いかもしれない。

偶然 福屋粧子さんと大成優子さん共に妹島事務所の出身者。同時に公開できるような感じかも。


 8月08日 晴れ

カンカン暑いが夜になると虫が鳴き気配がある。

自白調書の信用性をみとめて有罪となった。弟の方は黒だが兄貴が供述だけで有罪は、予想外。この争いはまだ続き最高裁まで行だろう。確定したら県民は20年間に渡る談合による税金泥棒衆に対して損害賠償訴訟を起こせるわけだ。土木部長まで片棒担いでいた事になるし 数百億の損害だ。まずは多選禁止
前知事栄佐久被告に懲役3年、執行猶予5年・・・山口裁判長は「談合により実際より高額で公共工事が発注され、受注した建設業者が得た利益の一部が還流して選挙資金などに充てられた」と指摘。自白調書の信用性を認め、前知事が当時の県土木部長を通じて、準大手ゼネコン「前田建設工業」の受注で便宜を図ったと認定した

福島県には今月、全国に注目される裁判がもう一つある。20日にでる元大野病院産婦人科医の一審判決だ。こちらは全国の産婦人科医に与える衝撃と社会に与える影響は計り知れない。判決後 市内のホテルにて公開シンポシュームも行われるので参加してみる予定だ。複合的な要因で起きた事件だから単純にし解決して欲しくないと思っている。医師の責任は重大で有罪に限りなく近いようだが。

俺の希望は一審無罪 控訴後 途中で和解となる結末だ。そうしないと医師も患者サイドも硬直してしまい話し合いの場が生まれないように思う。裁判官も悩ましい事この上ないだろう。



月07日 晴れ

明日あたりが立秋なので心なしか夜風が冷えているように思ったりするのは気のせいかのかな。今日も暑いがそろそろ残暑見舞いになるのだろう 

●東京ことば悦覧08年夏版 福屋粧子さんのWEBページを作り終える、画像がないので連絡して提供してもらってから公開予定 お待ち下さい

●福島県内には明日号外が出るだろう。、オリンピックで数本出すだろうから今月は号外ラッシュになるね。 明日は前知事に罪状が言い渡されるから号外だ。新聞報道を読む限り一審は無罪になると思う。 しかし20年もの長き間だ、善し悪しは別として独裁的なオール与党議会を作ってしまった県民の無気力に乗じたとへいえ、そう成っていたしまった。反対は共産党くらいしか無い始末だった。知事の倫理てき責任と 県民の政治的無自覚さを耕すには刑事上の無罪は関係ないわけで、木村県政に続き政治的疑獄が吹き出し発覚したわけだから、アメリカ大統領なみに知事の任期を2期限する条例を作って、県民の議論の活性化を制度的に誘導すべだろう。

馴れ合えばいいわけじゃない。福島県内のマスメディアの新聞やテレビ局には大いに、そして県内のジャーナリストにも奮起してもらい議題を設定して提起し続けてもらわねば 今までのようでは 存在の価値を自ら無くしてるようなもんでしょう 頑張れ福島県内のジャーリスト達!! 。


 8月06日 曇り 

昨日の集中豪雨で下水道工事関係者が数名亡くなっていた。もの凄い土砂降りだったから、そういう事故が起きてても納得してしまう。土砂降りの雨がどこが溢れるか?予測するのは難しそうだ。六甲の激流死亡事故といい熱帯化による水害が起きているのかもしれない。頭の先からパンツ靴までびしょ濡れになった俺の害は軽いようだ。上京する時は履き替いように靴で持ち歩くのはかなわんけれど。靴を乾かす。

グーグル地図にストリート・ビュー機能が付いたそうだ。WEB上で家の洗濯物やノンビリライブラブ散歩なんど写されていたら、訴訟になってしまうだろう。

建築関係者としては街だろうが建て物だろうがジャンジャン撮るので心配だ。ストリートビューの出現は肖像権の問題、どこまで写していい悪いのか議論が起きるだろう。建物はや都市景観の写真が撮り難く成る時期が早るのは好くない事だ〜と気に掛かる。ストリー情報じゃない、そこに立ち居る人間の行為が偶然切り取られ写るのが問題なのだから、仕分けして論じてもらいたい。

8月05日 雨のち曇りの雨

食材など買い出しを済ませて、午後一で3時着有楽町を目指す。有楽町はドンヨリとし食い終わった寄せ鍋の底のような臭いと湿り気と人が溢れている。3:15分ごろ今日の話し相手のg86(鎌谷潤・小林篤昌・坂根みなほ・山道拓人)さんたちと合流する。

指定が銀座だったが訳を聞くと東京駅から近いので便利そうだから、だそうで、それなら日比谷公園でワイワイしようと場所を変更する。 雨上がりの日比谷公園は人がほとんど居ない。店も開店休業が多い。置物の様な本物の茶髪猫がた帝国ホテル前の店が開いたのでそこにワイワイ決める。4時半から貸し切りで1時間ほどしかない。

建築学会で発行している雑誌の2頁を我々がジャックするという企画らしい。がよく判らない。質問を受け答えるそう内容らしい。g86さんとは1月26日に会っているのだが、記憶が薄れていてようやく実像や考えている事などを捉えることが出来た。大学4生なので修士などの試験があり大変や、ラブラブ事情、いろいろ活動事情など教えてもらう

屋根がないので今日は日比谷公園でワイワイが出来ない。残念。4時頃から土砂降りが何度もやって来て、公園は諦め有楽町と新橋間のガード下飲み屋に行き着くまでに濡れ鼠になってしまう。皇居前の通りだって状態だで横断歩道に入るとくるぶし上に勢いよく雨水が流れる。ジャボジャボだ。地下室にはいったら溺死しそうな勢いに圧倒される。皇居の堀から錦鯉が飛び出す程の雨勢い。宝塚劇場からは観客がどんどん吐き出されて来るも雨に阻止され行き場を失う。頭の先からパンツまでびしょ濡れになる。タオルも持たずに行ったので体温で乾かすはめになる。 8時までワイワイして戻る。

 雨が降ろうがなにしょうが公園ワイワイがいい。今回は土砂降りに阻止されて公園内宴会が出来ず 近場の飲み屋でワイワイとなった事が唯一の悔いだ。

美味しいお酒と食いものを仕入れて公園内でワイワイが体にも財布にも精神衛生にも佳いのだが お天気さまには逆らへない パンツ・ビジョビジョのまま新幹線にて戻る。


 8月04日 晴れ

g86さんたちと話し合いを明日東京駅周辺する。今日までのメール応答と 最終案草稿の打ち出しをしする。デター整理が拙いのでやや時間が掛かるも一応揃う。

東京ことば悦覧3回目の文字起こしをし始める。その前に各地悦覧のデータ量が10GBほどになっていてPCが満杯状態になったので外付けHDに移転し始めた。二重になったりして案外時間が掛かったてしまう。

筒井康二さん作品紹介部分のデータが見付からない!!筒井さんにメールを打つ。,
俺の記憶だけで書くのも良いんだけども今までの記録と形式とズレテしまうのも、何なんで。俺の文章で筒井さんの人となりを紹介は出来るのだが、それでは雑誌の記事になってしまうんよ・・。あれこれ思う 先に

福屋粧子さん分から始めるる事に15分分ほど起こす。写真左が福屋さんです。この写真はインタビュー後新宿で呑んだ時の撮ったもの。右が堀井義博さん


8月03日 かんかんかんかん熱帯夜

文字起こししたDVDのバックデータ保存の為外付けHDを買いに行こうとしたが、あまりに暑い!!ので昼寝し夕方でかける。夜中までかかって18コマ分の7、80GBのデータ量を保存する。160GB用で1万円切ってた、春先40GBが1万円弱だったのに値下がりしてるのだろうか。小さいので落としたらえらいこちゃ〜と思う。

内閣改造あったけど造反議員が大臣にな。3年前の衆議院選で2/3の以上に数を与えた選挙人はさぞ落胆しただろう。

g86さんとのインタビュー草稿をすこし訂正し送る 


8月02日 カンカン暑い夏模様

午後36000字ほどになったg86さん達とのメール応答を5000字に縮める作業をする。東京での実インタビューための草稿をつくる。質問を10ほどに絞り、それぞれに4000字ほど書いて仕上げ転送。g86さんたちが俺に聞く事なんて何も無いわけで、迷惑感のある様で暑い中か御苦労様でした!

夜は焼酎呑んでごろ寝しならが読書。ひらしぶりに楽chin


 8月01日 午前小雨 午後あがり蒸す

文字起こし花田達朗先生ぶんを終え18コマ全て終了!予定より1日オーバー

来月号で休刊になる、廃刊になる論座が来る、オヤジしか読んでないようで売れ行き不振だと噂は聞いていたけども、9月号が届いて休刊のお詫びとお知らせという書面が入っていたので、どうやら10月号が最終号のようだ。

若い論客にも紙面を提供していたので惜しいと思うのは俺だけかもしれない。今月号もその流れは変わっていない読みやすく内容が豊富でしかも安い。ネット媒体とは違う一覧性や継続性はど魅力は沢山あるのだが売れないようだ。

今月号は大阪や宮崎の知事廻りはファシズム化してんじゃないかい?ほどに支持者が偏ってしまう狂騒劇が報告されている。そのまんま東氏を批判する記事を書くいたり、県議会で政治姿勢を批判する県議も 即ネットにスレッド立ってられ批判した記者共々名指しで罵詈雑言を書きまり絶える事がない 事態にまでなっていてるんだそうだ。支持率93.7%。ポピリズム政治は少数者の意見を閉じさせるんだから反民主主義に陥るから恐ろしいね

不都合な事実から目をそらすなの記事がある。 8月20日に福島県の大野病院の一審の判決がでるから、全国の産婦人科医ならずとも注目があつまる事件だ。福島県内の新聞はキチン調査し県民に議論を起こすおどに報道して来たのだろうか?