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   7月30日 日中カンカンだったが夕立が来て、夜も断続的に雨降り・雷が鳴る。なつだな〜、遠くで花火の音がしている。阿武隈川の河原で花火大会のようだ。時間が経つにつれて雨脚が激しさをましているので花火観戦も辛かろう。

午後 主婦の方が来きて4時間ほど話をして帰られる。千万家の見学会に来て頂き俺を知ったとのこと、沢山きてta〜し・・・。家を建てて建築事務所と施工会社を相手に訴訟中と、穏やかではない。話を伺っていても争いの根幹・要求 が俺には理解できなかった。関係者・互いのコミュニケーション能力が劣っていて、対話が劣化・人間関係が崩落し 感情が悪化し 訴訟に発展したのだろうな〜と思った。

発注者は建築については素人だし、建築を作るため以外でも交渉なんてしたことないだろしな〜 建築に関する豊かで実りある対話をつくり出すのは、関係者間で お互いの対話の能力を磨くしかないのだ・・・それをせず「専門家だから大丈夫だろう・・」放置野放し状態というのは問題が発生しやすい。 頭初はブララブ関係で設計・と工事依頼をしたとのこと。その後の争いなのだから、当然 互いに 甘すぎた対話関係に問題がある。問題があっても放置し工事を続け支払いまですませたちゃって〜・・争いに発展しちゃうた〜・・なんだか寂しい人間関係だな〜分からん関係やな〜俺にはワカラン

建築は後戻りの 直しが困難だから、問題が起きたら根気強く 対話し・解決方法を探り、実践し問題を乗り越えていくしかないのだ。必ず問題が発生するのだから日々の良好な関係を構築する努力も建築家や発注者や施工者の義務だと俺は思う

好きか嫌い・あとは存在してないの三つの人間関係が多いからな〜中間の関係、だけどイイ関係・そんな曖昧な関係を沢山つくりあげ うまく維持している人は少ないようにみうけるからな〜。

三人寄れば文殊の知恵、三人寄れば争いの種では 一期一会であるはずの人生の損失〜 よい建築を手に入れる のはとても困難なことだからと 多方面に努力しつつ 失敗に気づいたらその時点で素早く修正する・・建築なんて幻想じみたことを上手く実現できるんだったら 俺が頼みたい程だが 俺より上手く作れるヤツはいないだろうと 思って世間の建築家の皆さんは 日々努力し生きているのだから、良い建築家を懸命に探しましょう、探してください 皆さ


五十嵐太郎さんから「現代建築のパースペクティブ日本のポスト・ポストモダンを見て歩く」光文新書215が送られてくる。編集者の方から「千万家を掲載します出来たら本を送りま」のメールがあった・・すっかり忘れていた。著者・本人が送ってくるとは・・。

本の中程 第三章−住宅を訪問する−3−8みんなの家(p177)のなかに千万家のことや建築あそびのことフルチンサイトのURLまで紹介していただいたのでした。五十嵐太郎さん ありがとうございました

五十嵐さんは5年の間にこんなに沢山見ているんだな〜、長時間 旅をしているということだ。 おれは移動距離はほんのチョボチョビだ・・ちょいと反省・・どんどん出歩くような体制を整えねば・・。




 7月29日 カンカン照り 後夕方一雨きそう、まだ梅雨はあけてないそうだ。夜にわか雨が降る。アメリカから一時帰国している宮島照久 さんから電話がありアレコレ40分ほど話す。戻る前に 遊びに来てくれるかもしれない。その時は記録など作ってアメリカ留学事情をすこしだけお知らせできるかも・・。

8月06日の建築あそびを楽しくするために、2〜3日 予習をしみます。6000円+税と高価なので手に入れ難い かたもいる かも・・なので予習です。見た目はこんな本です

北山研二さんに語って頂く著「マルセル・デュシャン全著作」はマルセル・デュシャンが発した言葉やメモなどを集め、ミシェル・サヌイエさんとう方が編集された「原題・記号のデュシャン」を翻訳され、1995年6月に出版された本です。北山さんは当時福島大学でフランス語を教え、教授でした。著書名はマルセル・デュシャン全著作のほうがだんぜんいいですね〜

デュシャンは「彼女の独身者たちによって裸にされた、花嫁さえも」に関すメモ1934年に発行しましたが誰1人気づかなかったそうです。(はしがきより

未知谷 というところから出版されて、6000円+税180円でした。10年前は消費税が3%だったからです。490頁、厚さ4p、重さ400gぐらいかも。

 (参考:グリーンボックスホワイトボックスないのでジョンケージBOXを開いてみました)
メモが乱雑に箱に入れてあったのだと思います。年代順に整理 記載されています。取り出しては眺め、メモを放り込み、マルセル・デュシャンの12年にわたる 思考のなかから 「大ガラス」を創作したのでしょう。メモを放り込むであったのでしょう。 本のように綴じては問題があるのかもしれません、、日本語に翻訳することなど・・いろいろ問題はあるとは思います・・・そのような困難があるのですが、思考にチョイト触れることは可能ではないかと思っています。



内容は 

  第一章 花嫁のベール (41〜203頁)

作品  大ガラス彼女の独身者たちによって裸にされた花嫁、さえも」にかんする1912年着想〜1923年に書き留めたノート・メモ。グリーンボックスホワイトボックスにランダムに入れ保管さていた制作メモの数かずです。 

今回の建築あそびでは この章を主に語って頂くとにします。「彼女の独身者たちによって裸にされた花嫁さえも」をスライド投影しながら解説・・つまり北山さんがマルセル・デュシャンを演じることになるのではないでしょうか・・と私は勝手に予想しておりますんです。

第二章 ローズ商会 (207〜233頁)
    言葉遊び集といえる章です。単語のなかの一文字をかえると全体の意味がまったく変わってしまう、語、文字はエロティシズムをつくる・・の実例集で、レーモンルーセルの影響大ということでしょう。

第三章 批評家マルセル・デュシャン (259〜376)
 マルセル・デュシャンが80年の生涯に残した、批評のかずかす

第四章 テクスティキュール (378〜416) 
  三章までに入らないテキスト

対象再現絵画から 脱し新しいジャンルを開いたマルセル・デュシャンの現代美術にたいする 影響は絶大なものですが、起点である彼女の独身者たちによって裸にされた花嫁、さえも  建築あそびにて演じていただくわけです。味わい深いものとなることでしょう。言語的探求と造形的探求のうえに 演劇的探求が加わり、それらが 相互補完する場となるん・・でしょうか・・・建築あそびは・・と勝手に喜んでいる私な〜んです(笑)。

各章のないようについてはニワカ勉強していきつつ 簡単に日記にて報告予定(笑)です




 7月28日 快晴じょじょにあつっくて〜・・7月はドンヨリドヨドヨした天気でおわるか〜とおもったらチョイト晴れている。台風に揺られつつも鳥の巣の親鳥は飛びただ図、卵を抱いていた。御苦労さまです

8月06日の建築あそびの参加者申し込みが今のところ無し。ちょいともったいないな〜・・まいいです。毎度サポータの方々から経費倒れを心配していただいてしまうのだが、参加者は無くても 講師と私たちだけでワイワイ建築あそびをします〜。

講師の小林聖明さん 北山研二さんよろしくお願いします。

「マルセル・デュシャン全著作」や「レーモンルーセルの生涯」 こんな本です・・を読んでいる(笑い)

マルセル・デュシャンは1887年7月28日ブランヴィル(セーヌ・マティーム県)に生まれ、1968年10月2日ヌイイ−のアトリエで死す。とあったのでにわか(笑)勉強をする。ついでにフランスのあれこれ本をよんでみる。映画の首都巴里のことやジャックデリダのことなども書いてありフランス入門用 の教科書としてよい。絵画芸術方面に不満あり。


    7月26日 台風がやって来るとかで、ドンヨリした 曇り 庭の欅の枝の鳥の巣には雨にもかかわらず親鳥が卵を抱いている。台風の直撃があるとどうなる〜枝だから振り落とされちゃうんじゃないか〜

公共放送・番組デスク長井暁さんの涙の記者会見ビデオニュースバックナンバー05−1−13日参照)いらい 時が経つにつれ 問題の本質がすり替えられ朝日との争いに変えられつつあるかな〜おいおい違うよ問題の本質は朝日の報道の根拠のだたしさ〜じゃなくて・・どうして内容変えたの〜かってことだよな。

公共放送の番組内容変更問題の裁判がひらかれたようだ。。「公平で中立な公共放送だったのNHKの放送内容は」が明らかにされていくのであろうか・・三権分立も怪しいこのところの状況ではどうなるのでしょうか・・裁判報道関係を忘れずにみていたいと・・その行方によっては受信料不払いを続けるつもりの俺です(笑)

訴えた人達のサイト 裁判での陳述内容は(毎日web版22日より)

旧日本軍の従軍慰安婦を扱ったNHKの特集番組をめぐり、制作に協力した市民団体「『戦争と女性への暴力』日本ネットワーク」が「政治家の圧力で内容が改変された」とNHKなどに損害賠償を求めた訴訟の控訴審で、NHKは東京高裁に、松尾武元放送総局長、野島直樹元総合企画室担当局長、伊東律子元番組制作局長ら5人の陳述書を提出した


 伊東氏の陳述書によると、番組放送当日(01年1月30日夜)の夕方、会長秘書から「なかなかご苦労されているようですね。今ちょうど会長の予定があいているので、いらっしゃいませんか」と電話が入った。当時、放送前から右翼団体がNHKに抗議に押しかける騒ぎなどがあったため、会長室を訪ねた伊東氏は1人でいた海老沢氏に「ご迷惑をかけていて申し訳なく思っております」と話した。

 海老沢氏は「なんだか騒々しいようだね」と応じた後、番組で取り上げる「女性国際戦犯法廷」について説明を求めた。伊東氏が「現場も慎重に扱っています」と伝えると、海老沢氏は「そうなんだ。この問題はいろいろ意見があるからな。なにしろ慎重にお願いしますよ」と話した。この間のやり取りは5〜6分だったという。

 伊東氏はその直後、海老沢氏と話したことを松尾氏に伝えた。松尾氏と番組内容について改めて話し合った結果、元日本兵や元慰安婦の証言シーン削除などの番組修正を決め、部下に指示した。

●以上毎日 web番22より

当時の 会長 海老沢勝二・総局長松尾武・番組制作局局長伊東律子・教養番組部長吉岡民夫  チーフプロデューサー永田浩三 デスク長井暁 

伊東律子という女性の方が長井さんに番組内容を変更させた・・右翼団体に抗議されたからになっちゃいよ〜伊東さんしっかりしてくださいよ番組制作局の局長なんだからね〜・・これじゃ・・受信料払えないな〜俺は・・裁判の経過を注視していきましょう。

 変更無修正版 と 修正版 を詳細比較た番組を放送して 後 視聴者参加の討論 番組を作ってくださいよ 制作局の局長さんなんだから 伊東さん・・とお願いしておこう





  7月25日 雨ときどき曇り このところ冷夏まではいかぬのだろうが、涼しい。このきこうがつづけば名物のは超不味いことになるかも〜な〜、カンカ照りじゃないと甘みは出ないよ〜・・

注文していたイバラード物語ラピュタのある風景−が届く。早速読む。なるほど・・その1その4はなかなかいいと俺はおもった。幻想ロマン主義とでもいうのだろうか。思念漫画とでもいったらいいのか・・ある種の人間がみたらバカみたいツマランというに決まっているのだが・・・・創作の動機や基盤を探るといっそう面白いことになるだろ〜な 一種の理想郷のなかの生活が描かれていた・・。

植田實さんが建築あそびのとき持参された本の中の一冊で、真夜中の家の扉絵に使用されているので興味がわいたので取り寄せ 徐々によみこんでみるつもり


2年ほど 野菜のあれこれを調査しているのだが、近世末期の大坂周囲の青物など論文を発表している荒武賢一朗さんが、福島の調査にこられる予定とおしえられたので、その機会に是非 建築あそびを開きますので 講演もしてもらいたいと お願い していみる。 1998年「幕末期の大坂近郊農村と青物流通」大阪の歴史増刊号で発表されている。 商品としての屎尿の流通史の論文も発表されていてる。大坂周辺は200万人が暮らしていたようで、世界的にみても巨大な都市だったろうから何が出てきてもおかしくないぞ〜。この機会に天下の台所大坂の青物流通を教えてもらえれば嬉しいものである。9月初旬予定・・おぉ7・8・9の毎月建築あそび オヤジになっちゃいそ〜(爆笑)

菜園のあれこれはチョイ実践をへていよいよ9月からは青物生産史や流通史を調べてみたい。できれば秋まき野菜の実践もしてみたいな〜・・ニンニクつくりたいよ。一年後には 建築学校課題の講評のおおよそをまとめることができればな〜と思っている。




 7月22日 曇りとて、涼しさとおりこして 寒いね〜の1日

午前中 杉 仁著 「近世地域と在村文化を読む。一昨年歴史資料館で杉さんの講演聞いてから興味をもっていた。

村の文化 ここでは俳句を軸に論が展開されているのだが、豪農家がなぜ、ヨーロッパの市民革命の基となるプチブル化して、日本的市民 の誕生から革命へと 至らぬのかを 読み取れるのでとても面白い。ほとんど読んでいる人はいないだろうが、これから注目されること間違いないと俺は思う

保原町の金原田に菅野八郎という農民一揆では日本中に名を馳せている人物もいるのだが、町史を読むにつけ コヤツは悪党なのか市民派なのか分からない。お父さんの学んだ朱子学に影響を受けているので、尊皇攘夷であるから・・やはり市民の自立を目指した人ではないことはわかる。辞世の句を今の俺が読み 砕いてみても とても 俺にとっては最悪の詩歌である。

近世末期から明治にかけて現在の市民的視線から見ると良いダントツジャンの人間は上州碓氷郡 磯部村の名主 萩原鐐太郎である(p279〜)p290戊辰戦争体験、p298〜組合製糸「碓氷社」の原理と禁欲の思想のなかで p308萩原鐐太郎の組合製糸思想はとても興味深いのであります〜・・、杉さん凄い〜と近世史の素人の俺で言ってしまうのでした

情報や動機の基盤と成っているのが俳句・蚕糸の種の商売・種を作る技術 それらのネットワークの存在なのでした。そこになお武芸や遊芸がからみますので 多重に情報・人がからみますので 面白すぎます〜・・勿論 近藤勇、土方歳蔵も勿論でてきます〜が彼らとはことなり、萩原は違い道を進む豪農ではありますよ〜・・や凄いや〜


夜 鈴木清順監督 狸御殿をを見る。これも凄い屋〜、まるで小学校の学芸会仕立てなんだけど、スタッフすげー・・しCG呆れるし・・でも学芸会仕立てを崩さない まぁ清順流 ・・お爺さん龍 炸裂してます  おれもがんばんなくちゃ〜・・というよりは、技術や商売や人の年齢を超え 交流し、ナショナルをも越えて使いまくる、イカス術を全うに 身につけて〜と思うのです・・ま詳しいことを、いずれ書く日がやってくるでしょう〜




 7月21日 今日から夏休みに入ったのかな・・子供がチラホラみえる、も夕方涼しいく明日は最高気温が20℃チョイとか寒くなりそうだ・・西の方はカンカン照りらしいが・・

このところ賑やかな郵政民営化問題は参院で否決されれば解散だとか・・問題の本質がよく伝わってこないね・・脱工業化社会から・新しい金融国家へ・・・そりゃなんのこっちゃ〜

郵便事業: 高い切手を貼って手紙を出すよりはe−メールで充分だ。一部は宅配便でもいけるので 規模を縮小し、国家が郵便事業に税金投入すし運営するような時代じゃないな〜というのは、大方の人は納得するだろう。特定郵便局18000+ポスト17万に対してヤマトの取り次ぎは27万軒あり、俺の仕事場の目の前にもあるし、コンビニにもある。・・ヤマトは7万人で郵政は30万人のうち何人が郵便業務に関わっているのか知らない・・

俺は貯金なし、保険も入ってない人間なので、いうのも何だが・・・郵貯簡保とはもちろん無関係。かっては学資保険にはいっていたけど、今は無しだ・・郵貯250兆円 簡保100兆円 のみんなのお金を民間の人にすんなり任せる、ばらまいていいのか〜・・・アメリカや他の連中のハゲタカハンド連注に餌食にされて いいのか〜う・・

JRの民営化でみんなの土地は払い下げ 地方線が廃止され、新幹線で高価な運賃払わされたのち 赤字だけがみんなに残され・・安全がどうなったか〜一等地が大企業の持ち物に変わっただけじゃなかったか〜・・こんな様をにして、ゆっくり検討したほうがいいんじゃないのと・・〜国鉄の労働組合潰しは完全に成功したよな〜・・社会党も無くなった・・派遣社員ばかりが多くなり・・か

問題は郵貯と簡保で集めた金を住宅公団や道路公団に財投債にして不要な建物や道を作り続け〜赤字国債・地方債で1000兆円とふくれ続け減らないのは 郵政民営化問題と 関係ないだろう、財投も止め 郵貯の金利に税金を投入止め利子を民間より低くすれば、あっという間か おのずとか知らないが 縮小していき国営銀行は消えることができるだろうが・・みんな群がって、群がろうとして うまい汁すって生きている いこう そんな人間がタント集まって争いになっていんだろうな〜 




  7月20日   晴れ よる すずし  
野菜の話を探して、近世史論文、女性は野菜のことかいていたでしょうと思って 辿っていた一日。

p117青梅市 師岡吉野 さんちの みちさんという方が成人後江戸へでて 実家に出した手紙75通の色々を論じた文を 読む

幕府医・類焼にあったりする、お医者さんの奥さんになり、夫のさきだたれ、息子さんの元理さんが病弱であったようで・・お家断絶にやっちゃうよ〜な女性の手紙です

万が一に供えて養子縁組したりと一所懸命です。
食料品の依頼もありました

丸麦・割麦・粟・黒豆・小豆・いんげん豆、栗・八頭 卵 梅干・胡麻・味噌漬、しめじか初茸・わさび・鮎・干鮎・ うるか・山海苔・雉子か子鴨・蜜柑などのほかに、小麦粉、楽京、乾燥芋、薩摩芋、紫蘇、大豆と実に豊であります

ゆたかだな〜おれにも送ってくれ〜(爆) 雉子(昔くったことあるよ〜)とか子鴨なん 今喰えそうない〜・・。



 7月19日 日中は暑かったが夜は涼しい

を市民にまんべんなく与えるのが政治の要であることは、自明のことだけど、せっかちな男どもは 食いもののことを疎かにし、目的に向かって突き進むのがお好きなのだね、それはハメルーンの鼠同然の脳味噌様かもしれない・・まぁ行ってらっしゃい・・

現在も戦中も変わらない現実様のように思う。食いもの無し、補給路無しで、戦争をしでかした悲劇のあまたは 死人肉喰らうことから、昨日の日記の食いものアサリにでかけ、レー ぷしでかし殺しで口封じをした話まで採取したら 霧のように人様の悪事が空を覆うのであろうね・・多くは語らず死んで行った人多しなんでしょうね・・

で、そんなことを書くつもりではなかった・・今日は 気ままに・・野菜の本をジャンジャか読んでは、メモした1日。

フルーツトマトを採取し喰らい、ミニトマト・桃太郎トマトも喰らいました(写真)。明治初期に輸入されたトマト番茄(あかなす)と書くのだそうです。ミニトマトは小番茄・・桃太郎番茄・・か・・

  7月18日 今日も暑くなって菜園の菜たちは しおれる しおれる。

イラク戦争下のバクダットで取材していた、今でも取材しているのかな、綿井健陽さんが映画をつくった。戦争中のバクダット街や市民を撮ったもののようだ。8月20〜26日まで いつもの映画館で上映される。 監督が来場し講演もあるようだ。イラク戦争の一面を知る手がかりとして、是非参加して聞いてみようとチラシを手に入れたので貼っておこう。

今日もバクダットでは自爆テロが行われ沢山の市民の方が死んでしまったようだ。殺戮の連鎖が止まらない。アメリカ軍は今年末あたりに大方軍の引きに体制に入っていて、殺し合い連鎖のみが残されていくかのようだ。

イラク戦争と直接かんけいあるのかどうか分からないが、ロンドンの自爆テロの実行犯は解明され 全体像も解明されつつあるようだ。職がない、平等に配分されていない事、人種差別の存在などが犯人達の被害妄想意識を膨らませているかのようだ。

大量破壊兵器あるぞ〜!との でっち上げで 戦争に突き進んだのであったが、捏造報道もアメリカでは解明されつつあるようだ。解明されたらタダのアメリカ追従だけだった総理になっちゃうわけだな・・。そんなイラクでの惨状の現実も影響しているのかもしれない。

政府はアメリカべったり外交で巨額の金を使って自衛隊をイラクに派兵し続けている。平和憲を法踏みにじっているわけだが・・だれもそれは知らんぷり。勿論そうだろう、60年ほどの長きにわたって自分たちの国のテンノウをはじめ政治家や軍人や他の人々の戦争責任もキッチリ処理したことがない、できてない政治家を選び続けている俺たた。そのうえ無かった事にしたい人達だってワンサカ出現してしまって、栃木県ではつくるかいの教科書まじ〜採用した町があるそうだ。

・・侵略戦争の文字も慰安婦の文字もまともな教科書から消されつつあるのが現状のようで、細川総理のときより状況は悪くなっているんだな〜。文部大臣にはじまり、右よりのまったく呆れる発言を連発する政治家は後をたたない。

俺たちの国がイラク戦争にテロ戦争に とやかく言いっても、不気味で恐いのはお前の国もだ〜と・・周囲の国・国は発言を認めないだろう・・・

そういう国に生きているのだけど 殺戮の連鎖を止めるためにも 現在地球に生きている1人の人間として「殺し合いの連鎖を止めろ」「殺し合いは止めろ」「国内の戦争責任をキチンと処置せよ」「きちんと戦争への・戦後の歴史を教えよ」を実践したいと思う。

勘違いしている人も多いかもしれないが・軍隊は市民を救ったりするわけない〜!!のだね・・勿論日本の軍隊は日本の国を救うかもしれないが、俺たち市民1人1人を救うことが目的に存在してるわけではない! 日本人の1割は犠牲になってもしゃ〜ないと、久間さんという方が発言ここより参照 )していたそうだ・・1200万人もだよ〜!!・・・皆さん知っていましたでしょうか〜・・

軍隊は市民を殺す・・・そんな事が リトルバードに描かれているのではないかと思っている・・イラクの国を救うかもしれないけどイラクの市民を救ったりしないね アメリカ軍は・・映画監督の資質や運によることろが大きいと思うので、リトルバードそれがイラク戦争の全てではないにしても、なにか共通した事態がえがかれているかもしれない。

 ここより参照

この中で久間章生自民党政調会長代理・元防衛庁長官。確かこの人は長崎の出身。この人が憲法学者の山内敏弘さんを相手に次のように述べていたわけです。
 「国家の安全のために個人の命を差し出せなどとは言わないが、90人の国民を救うために10人の犠牲はやむをえないとの判断はありうる」。「国家の安全のために個人の命を差し出せ」などということを言えば、教育勅語と同じですよね。「一旦緩急あれば義勇公に奉じ以て天壌無窮の皇運を扶翼すべし」というのと同じになってしまう。戦前戦中は個人の命はきわめて軽いもので、天皇の国家のためにいつでも差し出さなければならないものだった。だからそういうふうには言えないが、しかし「90人の国民を救うために10人の犠牲はやむをえないとの判断はあり得る」。

俺は元日本兵から 戦地で食いものを盗んみつつ・・補給路が構築されてなく食いものは現地調達主義つまり現地調達という犯罪だろうが・・ レイプし のち 皆殺しに隊に戻る恐い話は、何度か聞かされたことがある。あの話は嘘だとはとうてい思えなかった〜目が殺気だっていたし、誰かに語り聞かせ罪の意識から開放されたい目だった。10フィート運動にも参加し 映像も何度かみた・・




  7月17日 梅雨が明けたような暑さである

都市菜園擬きの菜や菜木たち,鉢が小さいわりに葉が大きく成りすぎて、チョイト照ればしおれる、水まきすれば立ち直るの繰り返し。カンカン照り照りのこれから・・遠出は出来そうもないな〜。植えた野菜がすっかり枯れて無くなるまで遠出は辛抱しよう・・2ヶ月ちょいは毎日観察しつつ 菜と付き合うつもりだったが、やや伸びそう。トマトは天候につられてドンドン赤くなる

江戸の野菜流通につづき、魚を読み始める。日本橋川にかかる日本橋と江戸橋の魚屋さん達の(江戸天保期)平面図や断面図を眺める。青物と違って詳細な図あり。グーグル地図で現況図や写真と比べて見る〜おぁ〜面白し。将来は歴史ネタでフォトコラやアニメなどつくりたいものである。

目がショボかったのでPCから離れて24時間。やはり目がショボイ。暑さのせいか年齢的老化のせいかわからないが、時々PC休日を設定したほうがいいのかも。

あいた時間で映画を観る。「愛の神・エロスを」三本のオムニバスだった。

〜エロスの純愛〜『若き仕立屋の恋』原題:THE HAND監督:ウォン・カーウァイ出演:コン・リー/チャン・チェンが面白かった。というよりは分かりやすかったと言うべきか。
娼婦の コン・リー はうまい役者である。お話しは 娼婦が徐々に病(結核)にむしばまれることで厚みを出させていて 表現が上手い。仕立て屋さん役者もよい。町並みもよい。アメリカやイタリアものは町並みなどの風景のスケールがオレンチとは桁が外れていて、イマイチ理解しにくい、三本とも男の監督だか、視線に問題はあるのだが

娼婦といえば「従軍慰安婦」に関する女性の方が中心になっておこなった模擬裁判の様子を取材し公共放送が 放送内容を政治家の介入で改変した事にまつわる裁判が今週行われる。

文部大臣もとんでもない発言をしていたな〜。元日本人である性の奴隷の女性たちの存在を忘却したいらしい、歴史を修正したいらしい人々が 政治の中枢に近頃多くなりすぎているな〜・これじゃ70年前の愚業を なんたるかを なにも学んでなのかも 憲法変えて 日本が東南アジアから孤立する道を進まねばいいのだが



7月15日 昼カンカン照り、夕立あり。梅雨明けまじかなのかな〜

実践都市農業擬きの経過は毎日石川さんサイトに貼っている、実物を正確に伝えるのはとても難しのだが、おおよそが伝わればと、しかし、正確に伝えるためには 手書きの絵(手書きトマト誌・史)が適しているとつくづく思うのであるよ・・。手書き絵を描いていては野菜の生長に追いつけないので、種類を少なくしてれば可能だった・・数植えすぎたとも思っているよ。それらを眺めつつ、都市における野菜流通史などの勉強もしていくつもりなのだが・・。

高速道路が出来 車やブンブン 大型冷蔵船は野菜をスイスイスイ・・で移動範囲を拡張したわけだが、身近な寸法で野菜流通を想像するためには、近世の野菜流通を手がかりにしたほうが、範囲が狭くなり身近になり・理解が進むだろうとの直感にて近世史のアレコレを探している。

今日は「巨大城下町江戸の分節構造」吉田伸之著のp163〜の青物(青物・土物・水菓子)市場を読む。やはり野菜のことは書いていないのである、が、紀州蜜柑、薩摩芋の流通のことが書いてあった。神田・駒込・千住市場 (三大ヤッチャバ)で扱われていた110品種の品目の一部や 納人・上納請負人(おさめにん)や問屋 素人問屋=百姓が急造で成った問屋らしいような書き込み身分を横断していて面白い存在なのだが、慶応3年・ドン詰まりった江戸で8組181軒に青物(青物・土物・水菓子)問屋が整理されていく・・明治になってどうなったのかは書いてない・・ことなど書いてあり興味がわいた。

薩摩芋は山方→艀下家→問屋→焼き芋商人→都市民衆へと河岸沿いに流通と消費経路ががキッチリ出来ていたようだ。紀州蜜柑甲州葡萄立石柿の納人は記録がある。

それらは日持ちするのだよな〜・・腐りやすい野菜は自由販売だったのだろうか・・江戸の人口をネット検索すると100万人町人や武士だけで100万だろうから、野菜どうしてたんだ・・菜に含まれる魚はどういう流通だったんだ・・これから徐々に調べることにする。腐らなければどこまでも流通経路かっちり作り上げては生産拠点や市場をドンドン広げるンよ〜の潜在能力が読み取れるのである。

この歴史的経過をみれば食いもの求め月にだって火星にだって野菜をつくるだろうと読める・・読み過ぎであろうかな ないないって・・。

加賀太キュウリ
に袖にされているので、ついでに北陸地域資料をみつけた「近世地方都市と町人」をチョビチョバ読むことんする・・




7月14日 曇りのち晴れ 夜やや涼しくなり

久しぶりの町中探検 BOX2に立ちよる。大正2年に辰野金吾氏によって設計された日銀福島支店は、1980年現在の建物に建て替えられた。1970〜80年にかけて俺は東京で生きていたので知らなかったのだ が,建て替え時に地元で保存運動がおきていた。83〜4年ごろだと思うが、BOX2の発注者である会田氏からそのことを聞かされた。

彼は地元のテレビ局にディレクターとして勤めていて、関係者を取材し放送したそうだ。もしかするとテープが残っているかもしれない。

保存運動に関わった方と小学校同級生だとかで、紹介されたことがあった。でそれではと・・その方に保存運動のあれこれについて聞き取り調査したことがあったが、すっかり忘れていた。

写真・日銀福島支店HPより)会田氏が書いた文章に絵を描いて朝日新聞福島版に1年ほど 連載していた資料が見つかれば写真は俺が書いた絵に 取り替える予定です

偶然その方とお会いした。次回・・整理好きらしく資料が無さそうだが・・詳しくお聞かせいただくことにした。

何となくの話によると保原町の高橋さんというパン屋さんが、東大の藤森さんや鈴木さんと知り合いで、運動が盛り上がり、日銀側も乗り気だったが、市長さんが建築会社の社長さん・・上がりの人だったらしく受け入れを渋ったようで、ポシャッタような話振りだった。シコし時間を掛けて調査してみようと思っている。

小さな教会も発見したが、入り口の扉は開いているのだが、主が不在で聞き取れず。町中のなんとなく気になる建築を調べ、「あしもと調べ」ってな感じで、資料を作りを始めるのも いいかも・・。



 7月13日 晴れのち曇り、夕方雨がふるか〜と眺めていたら降らず
イギリスの同時多発テロは犯人はどもイギリス人の自爆テロらしい・・今後の展開をながめよう・・先月末 庭で見付けた超・ハイブリット巣のなかに卵を4個発見myBlogに貼る こ・あんなじょうきょう、産卵し卵を抱き続ける野鳥もたいへんだな〜でもたくましいな〜

雑用にて町に出たので、目的地そばの 市の資料展示室にたちより、「昭和の福島展」をながめ資料をいただく。ふれあい歴史館の庄司雅子さんが作成した資料には、1937年に7月に起きた「日中戦争」は当時福島では日本が中国に対する侵略戦争を行っていることを知る市民が少なく東洋の平和のためにという聖戦意識にかりたてられたおおくの青年がゾクゾクと戦地へ出征・・」と書いてあった。

今日 フランスに対して大チョンボ発言をしでかした、東京都のネオ・ナショナリズムむき出し都・知事 国際人なんかじゃなくて、タダの田舎のオヤジ状態だ、相変わらずだ・日本民族風ナルシス病)の行政区とはことなり 福島の行政の方々は15年戦争にたいしてキチンとした歴史認識を持っていることを確認することができた。

俺が生まれた1951年は自分たちじゃ裁けないので外国の皆様にお願いした東京裁判を日本の私達が受け入ますので、世界に仲間入りを果たさせてくださいとし 講和条約を結んだ年。サンフランシスコ講和条約が成立した年なんだな。

あのナカソネ総理だって中止した靖国参拝。、戦後60年の今年は首相が8月15日に参拝に行くのじゃないかと俺は予想しているのだが・・止めろ。国際社会に対して戦争犯罪を認め 条約まで結んだ国の首相がそれはないだろう国会では首相はA級戦犯は戦争犯罪者と認識していると答弁してるそだ(今日の朝日新聞・後藤正晴さんに聞く)・・8月15日に A級戦犯を祀っている神社を参拝したとすると・・

あきれた国だ と 俺も思うし他の国々の人々だって思うでしょう。そういう政治家を選んでる俺たちは相変わらず外からみれば バカな人々に見えるだろうのは当然。そんなやつが同時に 民族ナルシス病だったら 救いようがないよな〜 と情けなくなるも 確信犯だろうしな〜あやつは・・こんなような状況下で国連の理事国になどならない方が身ためである と俺は思う






7月12日 曇りのち時々雨、とても涼しい

真夜中の家」と「戦後責任論」を併読していた一日。前者「浮遊から破壊−漫画におけるエスパーたち」と後者「ジャッジメントの問題」を読み繋いでしまうと、エスパー達のジャッジメントの誤りが照射されるように思う。異なる他者の交流の場・世界を破壊し尽くすことが許され、正義を手に入れるという構図の誤りが明らかになる.・・。同意する人人が多くなればエスパー漫画も・稼ぎまくっているスターウォーズ関連商売も成り立たないことになるけど・・。

高橋さんを通してみるとスタウォーズ関連商売なんて成り立つことこそ問題であることが分かる。ファンタジーであろうが実戦闘であろうがジャッチメントの問題に潜む意味は同じである。

1930に始まる15年戦争の被害者(東京大空襲の被災者を戦争被害者・・とは国は認めないだろうが・・)である植田さんのインクの色と、その戦争責任を哲学する高橋さんのインクの色は同質であると思う。どちらも世界の最小の存在である個がつくり出すインク色で、一見弱々しいそうだが実は退色しすることはない色だ。

ロンドンで起きた同時多発テロといわれる破壊行為に対するイギリスの社会・政府姿勢が911現場と大きく異なるので注視していこう。



 7月11日 晴れ,夜になると涼しくすごしやすし

建築あそびでの植田實さんの文字は印刷機の故障で綺麗に印刷することが出来なかった。サポータのkちゃんにお願いして綺麗に印刷していただく。夕方本局まででかけ校正用に2部植田さんに送った。帰りに本屋に寄り「真夜中の家」の中に一部が使用されている絵がある、井上直久さん作・漫画「イバラード物語」注文。店員さんの話によると愛蔵版1800円があるのですが・・。普通版にしてもらった。初版のカタチに近い方がいいとおもったから。



  7月10日 昨日とうってかわり、曇っているけど夜になっても蒸し暑い1日

10+1の斎藤歩さんからいただいた入場券を手に持ち県美術館に久しぶりに入館してみた。図録には・新しい精神(?!)なんじゃそれは・・。分からなかったけど勝手に見回す。

鴻崎正武さんの大きな金地にテンペラ画。身の回りで起きたことや情報として手に入れた事や教育されて得たことなど、琳派の絵よろしく 水の流れの中に思い思いに配列した絵。時が経つほどに、私的な世界の割合が多くなり、幸せな画家の生活が読み取れて微笑ましい。新しい精神とは思わないが、絵を描いて幸せに成ってももらわないとな〜のような事が美術館絵の世界にはあるのかもしれない。最も新しい絵には彼女叉は妻とおぼしき女性が全裸踊る姿をデシカメ採取して、透明シールのようなもので貼りつけ・金地の上に定着・・あんまり馬鹿馬鹿しくて笑ってしまったが 制作姿勢は一貫しているので画家として認められているのだろう。彼女とおぼしき女性器から大噴水!が、やがて大河になる様を 金地に・・これを飾る県美が新しい精神なのかもしれない。制作者はエロスのなんたるかを理解しているので問題はないんだけど

高橋克之さんはベニヤ板にシコシコ地を仕上げ、その上にチュウブで直接書いてる。あらわれた格子模様を四角なオブジェクトに仕立てる。一見無限均質空間のような感じだけど、内部からの視線じゃないから全然違っていて チョイト残念でした。俺の願望なんてどうでもいいけど、作者の私的な格闘空間は内部に入り込めないか、きりカチットした壁のある・価値がある社会とでもいったら よさそうなかな〜の絵図面で内部(内面)は全くうかがい知ることが出来ません。これがテーマなのかもな〜。、被害妄想のオタク絵か〜と勘違いしてしまいますが、図録にURL(曝書ウ)書いてあり検索するとBlogで絵の内部を紹介していて、笑ってしまいましたです。チョイト手法は古いのですが絵とメデアのミックスがそれなりに相互関係してて微笑ましいです。絵肌は絵描きでしかできなさそうに仕上げられて見応えあります。だからイラストに成り下がらない強さがあり、面白さがましていました。。

小林浩さんは今展の目玉だと私は思います。現代絵画史(精神・・だからと言って新し精神とも思わないが)を咀嚼して、テクも相当なのです。モチーフが動物などの縫いぐるみで、ブルーのモノトーン。これじゃ観客はほとんど「何じゃ〜」・・見過ごすほどの優れものです。まだ研究過程の作品だと思います。前者2人は完成しちゃっているのですが小林さんはまだこれから大ブレークの予感有りです・・完成してませんが(俺が言ってもしゃないんだけど)、将来がとても楽しみです、ご記憶あれ。といってもウォホールやリキテンシュタインに興味がなければ、どうでもいい話です。

図録を買ったら、大小ポスター一枚づづもらえた〜!!


夜「変身」を見る。これは面白いです。身内(息子でありお兄ちゃん)が狂ってしまい、家族がどう扱ったのかを狂ったお兄ちゃんが書いたお話でした。

最も身近な他者である、息子またはお兄ちゃんが狂ったら、人はどうするのでしょうか。映画では早く生活世界から居なくなって欲しい・・という描き方でした。

彼がなぜ狂ってしまったのかは、会社の期待や両親の期待にまともに応えようとした生真面目さからだとは思うのですが、他者の勝手な欲望に適応出来る人・人間は存在しないのですから、無視すればいいのですが、都市生活者たちにとっては無視すれば社会生活な成り立たないほどに密で価値が硬直いたのでしょうか・・しているから都市であるともいえそうです。

お話しの中身も面白いのですが、画像がとても美しいく雨や霧に包まれているプラハの町に、室内に。服装も申し分なく美しいです。主役であるグレーゴル・ザザムを演じたエウゲーニイミローノフさんの演技もなかなかでしたが、1980年代に身体表現をたくさん目の前で見ちゃった俺としては、チョイト迫力不足でもありますが、熱演していますよ〜

願わくば、勅使河原三郎さんに主役を演じてほしかったですね〜・・と勝手な観客の妄想を言ってみましょう。


元祖引きこもり人間で他者から見れば狂っているから邪魔だ〜は100年前の対応でしょうが、現在なら異なる他者と生きる術を身につけて生きるべき!と思いました。さて現在引きこもり文学をあれほど深刻に書き上げることができないでしょう。絵も文学も社会とともに生まれるものだから、100年まえの事を知ってるわきゃーない俺は・・なので、今まで書いた感想は間違っているでしょう。

戦争映画はロングインゲージメント・他では天井桟敷の人々・か〜変身が今年見た映画では最もよろしい内の一つです・・今月から来月にかけてオモロそ〜映画目白押し〜・・。



 7月09日 20℃切っているうえに雨が降っている寒い一日

「真夜中の家」と植田実の編集現場」 をザット読み直しをしてみた。夜、小雨が降っていたけど今日封切りのSFファンタジー超大作「スター・ウォーズ エピード3/シスの復讐STAR WARS EPISODE III REVENGE OF THE SITHを見に,いつもの映画館に行く。普段はがら空きなにの、親子など多しで6〜7割客席が埋まり、恒例の音と映像で始まりました。

良くできていました。SFファンタジーでオモロイ娯楽映画でした。善悪の設定が俺には理解できなかったけど、顔が悪いが悪で、人の良さそうなのか良いぐらいの区別しか出来ない点が味噌だったでしょう。それらがなぜか戦いになっちゃうのだが、強いて言えば強欲者とみんなで欲望は抑えて仲良やろうジャン者達のぶつかり合いの果ての宇宙戦争かな・・チャンバラする場の設定は現実離れしてとてもよかった。オジサンは血湧き肉躍るとはいかないが、SFファンタジーはこうでなくちゃ〜・・の見本みたいな絵面でした。

アナキン・スカイウォーカーというカッコイイ戦士がフォース(ワカラン)のダーク・サイド(善・悪ワカラン)に寝返って、悪として設定された皇帝(顔みにくいワカラン)に家来になチャウ過程が見所でした。仕上げがとてもよろしいです。超カッコイイ戦士が 手足もがれ焼き鳥よろしく丸焦げに死に底ナい!!に、そんで ダース・ベイダー(憎しみと怒りの固まり人間)として生まれる変わる、その過程の描きはうまいです、パリパリぱち、俺は填らないけどね。

丸焦げ絵はイラクの戦士達のことなのかな〜などと、勝手にイラク戦争の事を連想しちゃったけど関係なさそうだ。悪の帝国の皇帝はぶっしゅ廻りのことなのかな・・どちらでも可、善悪役者入れ替え可能なところがこの映画の良い点だったかな。

明日はカフカの「変身を見に行く予定

 7月08日 晴れ

建築あそびの校正用文字を印刷し読み直した。間違いが10箇所ほどあった。イバラード物語の部分はもう少し話をして頂きたかったな〜と思った。

真夜中の家」の講演願のため植田さんに電話をかけた時期が、偶然「植田実の編集現場」完成時と重なってしまった。後者について語るのかと思い違いをされてた期間がつづいたので「真夜中の家」の方へ切り替えて頂くために、5月27日大阪と6月11日東京での講演後一段落した 6月中頃に正式な手紙を出した7月02日夜「真夜中の家は、漫画をとおして1930年代の日本社会に対する批評である」と静な声で語られました。植田さんの表現の源泉を俺は「きいた!!」な・・ズシーント大きなものを受け取っしまった建築あそびであった。

昨日7日残留孤児への賠償を大阪地裁は認めなかったニュースは偶然だが・・。高橋哲哉さん著「戦後責任論」を持ち出すまでもなく、日本人自身による戦争責任のありかた戦後責任の負いかたなど、今だに放置したままで、地球人間として恥ずかしいんだよね。日本では現代史も近世史もまともに教えようとしない政策で だれもかれもバカ様になんだな〜・・シミジミ。バカな政治家が近隣諸国からダマされるな〜新しい歴史を教えろ〜と言って実行してみたり、兵隊さんばかり尊敬されるかのようだし、兵隊さんに恩給やったり、靖国に祀ったりしているが・・・空襲や原爆で殺されたり被害を被った多数のダダの人間様へは何もないのか〜・・、「国民が等しく忍従しなければならない損害だ」なんて裁判所に言わせておいていいのか〜とシミジミ・・。

出版講演での余熱があり話の3割ほどは 受賞に抵抗している姿なのよ〜の「編集現場」展についての話があった。ので、それでは展に参加された学生さんのコメント俺は聞きたいと思ったのでこんな文章をつくり掲示板にはってみた。

ボランティアで参加された多数の学生の皆様へ

7月2日の建築あそびにて著者である植田實さんに「真夜中の家」について話していただきました。話のなかで、建築博物館で2004年1月9〜19日に開かれた(「都市住宅」再読 植田実の編集の現場 )展に多数の学生さんが参加されたという話を伺いました。

主に東京電機大学・東北芸術工科大学・東京工業大学の学生の皆様だということでした。ボランティアで参加された感想や皆様それぞれの現在などについてのコメントを募集しよ〜と思い、この掲示板に投稿いたしました。

字数・投稿画像数に制限はありませんがコメント等についての原稿料は支払うことはできません。建築あそび無料参加券を差し上げるかもしれません。投稿いただいた原稿はweb上で植田實さんとの建築あそび記録に加え公開したいします。勿論・植田實さんには投稿内容を印刷し郵送いたします。

皆様に多数コメントを投稿いただければ幸いに思います。
投稿先は taf @ mth.biglobe.ne.jp にお願いいたします。




7月07日 晴れたり雨降ったり雷なったりと変化しめまぐるしい七夕だね。

つるなしインゲン はつみどり2号、2度目のつみ取りにて茹で喰らう。ピーマン、賀茂ナスもとり 肉人参、もやしで肉を入れ野菜炒めして喰らう。味新鮮にて好評〜。

植田實さん語りを文字化し終え、大まかなタイトルを付け、校正用に印刷してみるも印刷機が不調で立てに何本もラインが入る。ちょい見にくいかな〜・・これじゃな・・。修理ださないといけないんだろうな〜・・だが銭なしなので代案を考えて、小さな印刷機に挑むもダメ・・コリャ困ったぞ〜。web頁って銭無しの俺にはとても便利なんだよな・・・と再確認。

 今回初で建築あそびに参加していただいた10+1で編集をしている齋藤歩さんから現金書留が届く。参加費4000円とのこと、ついでに県美術館で開催中の県出身若手の展覧会のも送られてきた。仲間内で昔から注目株の1人も出展してるので、見に行よ〜だったから 券はありがたい。7月3日は作者の館内案内があったのだが、建築あそび といろいろ重なり諦めていたので幸です。

齋藤さん編集のあるサイトに多次元フォトコラー樹について 田中さん語りが乗っているので見て読んで くださいませ。



  7月06日 晴れ

夕方 植田實さんの「自著を語る」建築あそびの言葉を文字化し終える。量は全体の1/3ほどでまだまだ残された言葉はあるんだが。記録公開のための「真夜中の家」まわりにの話はこれだけでとどめておこう。

夜 スピルバーグ監督「宇宙戦争」をみる。単純なお話しでありました。ダメ父ちゃんが都合の悪い同胞である他者を殺害してまで 娘を守りきり、ついに母家(別れた妻家)にとどける終わる。国家の軍事力より父は強しに描いていたから、アメリカ社会の変化がでてるのかも。ささいでなんでもない事をとても恐ろしく思わせる画像の作り方はあっぱれエンターテーメント。それだけ・・なの、俺は退屈だった。そこだけがこの映画の俺的見所。宇宙人や宇宙戦闘機がまったく描かれず出ずじまいだったら超いいかも。多量に溢れ出る群衆の画像に力あり。マッタクラークの切り裂き芸術には歯が立たないぞ〜都合良く破壊されつくす風景・・これはこの風景は 911以降有効なの、どうなんでしょう・・。ET・シンドラーのリストを越えずだね。



 7月05日 晴れ 

植田實さんと建築あそび にて 残された話言葉の数々を文字化し一日がおわる。

おおよそ4時間半ほど記録はある。著者自身によって「真夜中の家」まわりの残された言葉は1時間半ほどかも。

1時間分終える。
夜 になりサポータのkちゃんに借りた、投影機、スクリーン・デジタル録音機材など返却する。




 7月04日 雨
  
 断続的に強い雨がふる、適度な雨の日は嫌いじゃないがチョイと多めが気になるが 02日に開いた建築あそびのデータなど整理をし始める。


02日 早朝からサポーターのkちゃんと 食材を買い出しに車で10分ほどの農協会場の朝取り市場に行く。農産物市場は朝から闘争の場である。ボンヤリしてるとオバサンにはね飛ばされそうになる.。プちヤッチャバ出現で熱気ムンヌン。新鮮な野菜がスーパの3割、サクランボなどは半値。ここにああるオバサン熱気は仕方ない現象だろうな〜・・市街地空洞化に税金など投入するを美しく映し出してしまう繁盛振り。スーパーに移動し美味そうな刺身など求める、朝取りトウモロコシ・西瓜を求め八百屋へ、時期はやく農協市場にトウモロコシはなし

12時 会場に戻り野菜を切り煮物の下準備、トウモロコシをゆで上げ直ラップ包みこれは熱くて作業が大変難けど、サボルとシワシワのお婆さん風トウモロコシ肌合いになるので頑張る。

イカを捌いて塩辛を作る、今時良いイカはないがそれでも手作りに限るのが塩辛なのである・・あれこれしてる間に植田實さん駅に到着しちゃう

3時 福島駅に行く。植田實さんより数分遅れて、my長女仙台より改札口に着き。あれ10+1の斎藤さん見あたらず・・なので家に戻り、あれこれ建築あそびの主旨などを10分チョイ植田さんに説明。話の準備に入るもスライドは一枚もないということで準備は不要。花田達朗さんいらいの スライドまったく無しよ。話だけ建築あそびだから ラクチンである。

植田さんは一月ほど前に現場本を出版なされて後 ホウボウ講演など各地を旅され とても疲れていらっしゃる様子です、旅疲れが原因なのでしょうか腕内側 肌に 多数の肌に湿疹が出ていて 痛々しいのです。先週も札幌で公演などズーット体調を崩しているので、30分ほどで終わりたいとのこと。テーマも講演時間も全てお任せすることに決めているので、全くお任せです。

準備話の途中で 10+1の斎藤が扉を開ける。BOX1の傍に十数年まえに一時 暮らしたことがあるらしく、飯坂電車に乗り、昔住んでたあたりを調査し回遊していたとのことで、4時頃登場。同時にmy長男も。闘病生活から脱出して今回から復帰サポターのmチャン登場し早速記念写真を納める、バシリ。

記念写真を撮り終えて、早速講演開始。建築あそびの最初はBOX1が完成した20数年まえ反住器作者の毛綱キコウさんをかわきりに、その後各BOXを作ったり使ったりして何度 開催したのか 記録がない・・拙いな〜とおもっているのだがしゃーない。HP開設して 建築あそびの記録を公開して4年経った。これを機会にテーマを「自著を語る」にした

植田實さんは指定テーマ有り 第一回の講師なのである。「植田実の編集現場」という本は出たばかりであるが、解説・解釈本であったから 植田實さんの著書で「真夜中の家絵本空間論(1989年初版)を中心に話して頂きたい旨を手紙で申しこんでおいた。それとて、希望なので、植田さんのご意志にお任せしていたので・・果たしてどうなったんでしょうか・・講演の内容は記録完成までお待ちください。

 美味い〜特注純米大吟醸を飲みつついつもの宴会風進行にてワイワイ話も含め 6時間も経ってしまい・・拙い〜 10時に終了。雑魚コネは止めて、ゆっくり休みたいとのことなので 確保しておいたホテルへ送りました。

戻って10+1の齋藤さんとワイワイ、そのあたりあ相当酔っていたので何を話したのかゼンゼン覚えていないが 夜中に寝たようです。斎藤さん+サポータの皆様長時間お付き合いいただきましてありがとうございました。

お疲れのところ予定を相当オオバーし語っていただいた植田實さんありがとうございました。お土産にいただいた堀内誠一記録集をBlogに貼りました


 7月01日建築あそびの準備で大きなスクリーンや録音よう機材に投影機をかりてきて、マニアルを読みつつ使い方のお勉強をするも、なんとか夜中までに投影出来るようになる、音録機材の使い方分からず。1日終える