03年6月の日記           HOME  
                               
 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 
 16 17 18 19 20 21  22 23 24 25 26 27 28 29 
 30                               
  

  6月29日  晴れ ているが少々冷える

ル・コルビュジェのインド建築群 チャンティガール・フォトコラが完成した。最新版のソフトを使ったが、つなぎの微調整ができない。目標の場所へ写真が収束したり、目的の場から写真が飛び出したりの調整が鈍い・・玉に傷。

写真枚数が122枚1.39MBとなる。webアップは分割方式で7月1日に。頭におふざけでmyスケッチを3枚入れた・・ブー・・

 配置計画から・・人工丘の360度展望合同庁舎影の塔開いた手と裁判所議場の5本のルート。それぞれが環になっていて、配置計画スケッチに戻るようにした。これなら、余り迷うこともないだろうなー。

 今はどうか知らないが、テントも数張りあったし、議会廻り印象深い、めくれた庇の下には住み着いて居る人がいて、洗濯物などロープを張って干してあった。日本で県庁や都庁に自分の下着など洗濯物を干してあるようなものだな・・。道では駱駝がウンコをしながら荷物を運んでいたし、金持ちのペットは象だとガイドが教えくれた。

公共スペースの考え方が日本とは違っているようで、私たちは便乗して・・人工丘でみそ汁を作って呑んだ。ノンビリと周囲を見回すにはともて良い人工丘がある。コルビュジェもここでコーヒーや酒を呑んだのだろうなーと思った。


 二日ほど前に仙台の阿部仁史さんが私を紹介するときに、「自分で設計した建築に友達を泊めて・・さっさと帰ってしまう変な人なんだよ〜」と言っていた。他人の建物を自分の家のような感じで使っちゃうのが変らしいのだ。設計した建築はみんなで使い楽しむ・・のが変なのだろうか・・個人の持ち物だけにしておくのはもったいないじゃないか・・。以前にもそういって笑われたから・・どうも彼はそう・・変だと思っているようだ。

 公共建築を建てて学会賞をいただくそうだから、建築をみんなで使おうよーと語りかけ、実践してる私を笑うのは何故だろう・・・もしかすると公共建築はお上の大切な物で、だれでもが自由には使えない物なのかもしれない・・インドコルビュジェ建築とは違うのね・・地震の時、人・人は役所や学校に寝泊まりしてたしなー・・うぅーわからねー

私は泊めるだけではなく、翌朝そこの家の冷蔵庫からオカズを米びつから米をいただいて、友達にそこで朝飯を作って食べさせたのだよ・・と阿部さんに教えておかなくてよかったとおもった・「泥棒」呼ばりされそー・・だよなー・・・その建築の持ち主のかたは7年経った今でも「どうぞお使いください・・」といってくれるのだ・・建築あそびで泊まりが溢れたら使わせていただく予定だ。

私は建築学会向きじゃないようだー・・6ヒルズので4日の学会賞受賞パーティーには借りの妻を連れて行くと(女同伴だと2500円値引なんだ)・・言っちゃったしなー・・。


6月28日 曇り

昨夜仙台のmy長男の家に泊まる。家具などが地震時に倒れてこないように、補強金物をつけてやった・・のはついでのことで東北工大でギャラ間100記念展が東北工大に巡回してきたので見にいった。

デザイン・ヌーブのクリマタイザーが出品されてたので、模型を確かめたかったからだ。1年まえに開いた建築あそびき紹介していただいた、藤本壮介さん段状住宅の模型もあった。

夜は阿部仁史さんの事務所での話に参加した。工大から車に・・槻橋修さんに乗せていただき阿部さんの事務所へ。仙台駅から東の方にかなり遠いのようで、行き方がわからなかったからとても助かった。

話の内容はリノベーションのあれこれ・・なぜリノベーションなのか・・切り口が面白くなく、展望ばともて小さいく感じられた。入り口が不良債権ビルの使い方のようなことや、東京廻りの空きビルの話からだから、バブル時なら逆のことを吹く人達ではないかと、思わせる・・。

新築と改築などの違いなんてほとんどないのではないかと、日頃思っていることもあり・・、デザインヌーブの方々もリノベーションの重要さを語ってるが、とても遠くまた広がりのある視線の設定になっていて、いいとおもっていたので、なんだか興ざめいちじるしかった。

阿部さんの事務所の金庫番の後藤さんに初めてあったが、ものの分かったとてもいい女性だった。阿部さんは幸せ者だ。阿部には飯をおごってもらっい奥さんにも会えたのだが、飯無しでのんだからとても酔った。


 6月27日  曇り空 雀がノンビリ「遊んでチュ」なんて誰かを呼んでるようだなー

このとろろシコシコ写真加工してた。インドパンジャブ州都のコルビュジェ建築、チャンディガール。乾期に訪ねたので芝が枯れいて、インドってカラカラって・・いろいろ誤解されそうだが、このカラカラ感とコルビュジェ・インド建築の組み合わせを私は気に入っているのだ・・なんて写真の下手さを誤魔化すことを書いておこう。

web10+1の写真アーカイブス32に使っていただくため。それなら同時にmyジャンディガールフォトコラも作ってwebアップしたい・・と思ってシコシコシコなのだった。

どちらも最後の作業に入り、来月頭にはwebアップするのだーの気分が、グーンと高まって来ました。梅雨空なんて何のその・・

パンジャブ州はカシミール地方とべったこしてて、チョイト緊張感がただよっていたしいてねー・・今でも、隣の国とイザコザが絶えないのはご存じでしょう・・・核兵器だって互いに、持っているようだしねー・・・見学したときも機関銃を抱えた兵隊さんが傍におったよ。

 その兵士の目を盗み、人工の丘に登り、湯を沸かし、みそ汁を呑みつつ、の〜んびり見回し・昼寝したのは・・私達だったのです・・顔が黒いうえに黒いターバン巻いてるから人・兵隊さんなどの表情を読みとることが出来ないので、こちらが勝手に恐いと勘違いしただけだったかもしれないんだけどねー・・その土地の言葉を話せないのは旅しても、その土地に触れた感じがなくて致命的だね・・これはいかんなー。


 6月26日 曇りのち雨 すこし肌寒いか

朝方 去年死んだ大島哲蔵さんが 夢に出てきて「本代払ってよ・・」などと懐かしい声をはりあげていた。たしかに数冊ドナルドジャットの本を預かってはいる。が売れないのだ。売れたら払うよ・・もしかすると きょうあたり大島さんの書いた文書などがまとめられたSQUAttER スクウォッター(建築+本+アート)が京都の学芸出版社から出て「おまえも喜んでくれとよ!」・・伝えに来たのかもしれない。たぶん逆夢だろうから売れることだろう。

昨日21日の建築あそびの言葉を文字化してしまったが、ぼんやりDUET体験記に追加してみようかと思うことがでてきた。

太田浩史さんの行動や発言のエネルギーの供給源または泉は 現状の都市(東京)に対する怒りなのじゃないかと書いたておいた。体験記を読んで参加した菅野裕子さんから怒りと似てるけど少し表現が違うのではないか」と建築あそびの翌日指摘をうけた。たしかに怒りには違いないとはおもうんだけどもう少し腑に落ちるいいかたはないものかと、その時思った。

太田さんはDUET話を始める前に「キカイダーが大好きなんだ・・」といっている。検索してみる。人造人間キカイダー  以下より写す

●「人造人間キカイダー」は実写特撮版と石ノ森章太郎(当時は石森章太郎)執筆による原作コミック版とが連動する形で1972年に生まれました。

ジロー光明寺博士
(世界的なロボット工学の権威であったが、プロフェッサー・ギルに騙されてダーク破壊部隊のロボット制作に従事。ギル(秘密結社<ダーク>の支配者であり、世界各国に兵器を販売する死の商人。「悪魔笛」の奏でる超音波によりダーク破壊部隊を意のままに操り、その音色はジローの良心回路をなやませる。)がロボットを悪事に利用している事を知り、人間の悪い命令をロボットが自ら判断して拒むことの出来る「良心回路」の完成を目指す。が作った人造人間

戦闘形態「キカイダー」に変型したジローの姿。良心回路の不完全さ故にハーフチェンジを余儀なくされ、左右非対称なフォルムを持つ。必殺技は両手首の電磁ベルトをクロスショートさせ、電磁メスの如く敵を切り裂く<電磁エンド>。

ロボットが悩むといえば今年高田馬場あたりで生まれたはずの鉄腕アトムが先輩だ。アトムは人間の姿にはなれなかったがキカイダーは人間のような姿にもなれるが、完全なロボットにもなれない、アトムのバロック化ともいえるような存在のようなのだ。


今日はメモ程度にしておく

太田を「東京の馬鹿野郎ーなんて女々しく内にむかって嘆かない太田は都会のつーんと抜けきった明るさを体内に育てている完全なる都市少年・又は都市人なのである」と書いたのだが、太田以前は都市と人間は対立し疎外続けたり逆に享受する一方向的な関係だったのだが、太田浩史が東京に生まれることによって都市+人=都市人間≧ヌーブ・ダー≠キカイダーが私たちの目の前に現れたのだ。

都市と人間が対立するものではなく霜降り肉のように渾然一体になているのだ、と私に教えてくれたのは太田浩史さんの都市盟友である南泰裕さんだ。太田自身は都市そのものでもあり人間でもあるとする見方でいいだろう。太田浩史=都市人間=ヌーブ・ダー。都市人間には佳いネーミングがいるのでデザイン・ヌーブから一部いただき、ヌーブ・ダーにした。ヌー・ブタではないからご注意を!

キカイダーとヌーブ・ダーの決定的な違いは善悪の定義。それからキカイダーは人がつくり出す環境をに対して全く無頓着(漫画を読んでないで決めつける私)で機械や人間そのものに困難や難問の源を見てしまう、旧態依然とした価値観がインプットされている。

ヌーブ・ダーは都市環境こそヌーブ・ダーの母胎であることを発明自覚し都市の環境不備の是正や都市効率の向上に挑む。前者のような悪循環には陥らず、人間に都市という人間が生み出す要素を加えることで、解を多数発見、再生産する道を拓いてしまった。
 
蛇足を書けば 光明寺博士=都市。ヌーブ・ダー01が太田浩史。ヌーブ・ダー02が樫原徹。

ヌーブ・ダーは自己に対して怒るだけでの呑気者ではなく、怒りを自らの生きる戦略そしそれを食物のように食べて元気になってしまうのがいいねー・

・一寸したメモでした


 6月25日 曇りのち雨 夕方雀が鳴いているので雨は上がるかも

2日ほど続いた、太田浩史さんが残してくれた建築あそびでの言葉の文字化をすべで終える。35000〜4万語かなー 2時間と数十分の長丁場。私は酩酊し・参加者も酔ってたかなー・・太田さんの講演が終わると・・砂漠に泉が突然わき出したかのように鳴り出す拍手の音がとても、いい感じなのだよ〜。

昨日までは全て文字化しても一部だけ公開して、再度秋にお願いするつもりの樫原徹さんの、講演を待ち、整理してwebアップするかー・・と思っていたんだが、この瞬間の音に出会い・・全部webアップ いいかもね〜・・気分になってしまった。

来月頭に10+1の写真アーカイブで使っていただく予定のインドコルビュジェ建築の写真、週末に整理構成が終わるようだとメールがある。
 コルビュジェが計画した シャンデガール 建築群なのか・・都市なのか 広い敷地のなかにある建築物などを撮影したもの。
 全体の構成を体験したかのごとく分かるようにと、フォトコラを作りに挑戦していた。そろそろ写真公開が間近になりフォトコラ写真の並べかたなど手を入れはじめたり並べ順を手直ししたり・・組み合わせがたくさんできるので・・コルビュジェに瞬間でもいいから私に乗り移ってもらいたいものだなーと梅雨に湿った手を動かしている・・



 6月24日曇りのち雨

朝飯から残り物の焼き肉を食う・・って元気モリモロで一日中、太田浩史さんの話を文字化する。カイロ話まで来た。私が酔ってガンガンチャタチャを入れているけど太田さんは何処吹く風とばかりに話をすすめているよ・・。

スラムの住人を救う都市コンパクトシティ等を本気で作る出す力を秘めているかもしれないよ・・もうすこしだ・・。


 6月23日 晴れ 夜になり涼しくなってくる

午前中は建築あそびの後かたづけ。焼き肉のプレートを洗い流し、生ゴミなどをまとめて処分する。布団をまとめて二階に・・食べ残しの材料をまとめて冷凍したり刻んだりする。

夕方忘れ物を取りに太田浩史さんと伊藤香織さんが湯沢から東京へ帰る途中寄る。3時間ほどお土産の稲庭うどんを茹でたべながら話す。

DUET体験記DUETフォトコラで太田さんは自分自身を忘れていたものを再確認しできたとのこと。お礼に10+1の特集の内容はピクニック実戦者であることが中身の都市話や計画にリアリティーを与えていて信用出来るなどと・・感想を伝える。

このまま話していると夜中になりそう・・でも5時に東京で待ち合わせだった・・ようだがもう7時を過ぎた・・尽きないけど、帰えっていただく。
7月4〜5日また代々木の事務所にお邪魔してウィワイ呑むぞー話などする。

21日の講演記録を文字化しはじめる。開始早々はとても静かに聴いている・・が太田さんがwebの記録と違いますねー愛の手を・と煽る・・私は俄然五月蠅くなる・・
完全に酔っぱらっている私はメチャメタチャに茶々を入れてはじめ・・講演会が壊れだす・・めなかなか建築あそびの気分が出てきていいと太田さんなんだか喜びはじめてるい・・初めての参加者は私が酔っていて喧しくて聞き取れなかっただろうが、甘えちゃいけないよ・・ききたけりゃ私を鎮まらせなさいよ・・(笑える)講演会記録となりそうだ

話は3時間ほどあるので、お待ちを・・



6月22日
 晴れ 
10時頃起き出して朝飯。太田さん夫妻は湯沢へ向かう。五十嵐さん菅野さん上島さんでBOX見学をする、BOX5でのんびりと7時まで話してしまう・・いずれBOX5で建築あそびを開くことにする・・。



 6月21日建築あそびのこと

昨夜は眠れず・・何故か興奮気味なのだ。建築あそびを何度か開いているが、こんな夜ははじめて。あきらめて寝ずに過ごした。1日もつのだろうか・・。

午前中は掃除や準備などをして、午後やサポターの方と近所のスーパーへ買い出しにでかける。例によって買いすぎたような感じ。今夜は参加者の人数が多くてまたwebを見て参加予定の人も(会ったこと無いの)5人と・・ホンマに来るんだろうかと不安なので、手間の掛からない焼き肉にする。材料買いすぎてドタキャンされると、毎日残り物を喰らうハメになるので・・ホントに辛いぜー。

そんなことでpm3時頃買い物を終え、野菜の刻みを2時間ほどする。オニギリはサポターの方に40〜50個依頼したので、焼き肉の仕込みだけでいいの・・。

最初に現れ他のはwebで知ったとの郡山日大四年生の國分さんと加藤さんでした。会ってたとばかり思っていたが、間違いで想像してた人と違った。なんだか恥ずかしい。今夜のビデオの記録係を依頼する。ビデオの使い方などをマニアル見ながら勉強中・・。

ついで現れたのは、m−SITE−r の加藤さんと清水さん。彼らとは6ヒルズで一緒だったが今回で二度目の出会い。飯坂温泉の共同浴場さばこ湯で一風呂浴びて来た、余裕の登場。ビールなど飲み始める。寝てないので効くナー酒。今夜は潰れそうな予感がする。

続いて五十嵐太郎・菅野裕子さん夫妻と、上島さん達が会津や喜多方を観光して現れる。こちらも余裕です。五十嵐さんからビルディングタイプの解剖学やCDを土産にいただく。

太田浩史さんから電話があり東北工大に展示する模型がバラバラで手間取って、遅れるとのこと、では呑むしかないので、宴会はじまる。

やがて東北大M1の横倉さんが車にてカタカタ音たててやって来る。初対面。太田さんとは湯沢での活動や秋田県立大学で面識がるとのこと。

30分遅れで太田浩史さん伊藤香織さん夫妻がやってきて、軽い自己紹介などをしつつ宴会に入る前に記念写真を撮ろうとしてたら人数が多くてデジカメに入りきらないから合成だなー・・やがて、八重樫直人さんが滑り込む。ワイワイガヤガヤ・・と記念写真を撮る・・さごに仙台の脇坂さんが現れる、初対面。

宴会を数時間・・本番の太田浩史さんの講演会が始まるが私は酔ってしまってモウロウとしてるなー・・・・デザイン好きで建築家になりた〜い人間には太田さんの話は理解できない点が多いだろうなー・・・単純バカなことを言い飛ばして、太田さんの意を伝えるようなに誘導、または邪魔と言うかも知れないが・・眠気をさましたていた。参加者のひんしゅくを買ったことでしょう。

ビデオ記録があるので講演内容はいずれアップ・・しますので楽しみにしたりしててください。参加者には反芻して太田さんの姿勢を理解してもらいたいものです・・

今回は参加人数を10人に限定するべきだった。キャンセルあって丁度だと腹づもりが外れた。倍に成ってしまって、散漫な会場かもしれない。太田さんに迷惑をかけてしまったとおおいに反省。次回建築あそびは10人限定にし、web記録で多くの人に当日の気分を味わっていただくことにしよ〜うと・・。



 6月21日 真夏のような快晴となる

太田浩史さんをお招きして建築あそびを開く日がやってきました。快晴でよかった〜。昨夜は甘酒作りましたよ〜。酒粕は純米大吟醸のものですよ・・。美味いんだから。

10+1の31号を届けていただきました。特集は太田浩史さん樫原徹さん南泰裕さん 山雄和真さん 岡部友彦さん等がまとめた「コンパクトシティ・スタディ」です7月1日発売。

今日のことは 建築あそびの記録で報告いたします


 6月20日 雲はあるけど 晴れ 少し暑いね

明日の建築あそびに参加する予定の学生さんからメール

私たちも、大変楽しみにしております。緊張と緊張と、緊張です。大学では体験できない機会を与えていただき感謝しております!

とても緊張している様子です。建築あそびは学校でないから、日常生活のなかで自由に建築などの話をワイワイしましょうということなので、まったりした気分で参加していただければいいんですよ。成績表つけたりしませんから・・。

昨夜21日の準備などを打ち合わせしていたら、老いの話しになった。色々話を聴いて思ったことは、年老いるということは成長するということと逆向きになっているんだろうなーということ。

年寄りをしっかりさせよーと周囲が励ましたり努力することは、老いは成長の逆向き・・論(大げさな)から言えば逆療法で遠目で見ると笑い話だ。老いる当人にとってははた迷惑だろう。ドンドン呆けを進める、または呆け振りを周囲が喜ぶという態度が正しいのだと思った

 子供の成長を喜ぶ親は多いけど、親の老いを喜ぶ子はほとんど居ない。なぜなら人間は進歩成長して人間だと思い込んでいる人が多いからだろう。人間は生まれて来たときのことを自覚していないのだから、死んで行く時のことだって自覚する必要はないわけで、大方の人間にとってはその方が苦しんだり悩んだりせず済むから、呆けはいいことなのだ。死の瞬間を自覚し穏やかにやり過ごせる人間はお釈迦さまぐらいだろうと思うからね。 

呆け振りを歓迎して暖かく受け入れる。親が子を丹念に育ててように子が親の呆けぶりを丹念に援護し排泄物を垂れ流そうが、愚痴を言い放とうが、しっかり受けとめてやれる・・呆け部屋のアイデアなども考えついて楽しい話だった。

医師の話だと周囲の呆け看護の度合いは、呆け本人の社会的地位やその収入には全く関係ないそうだ・・・さてなんに関係して暖かく子などに呆けを見まもっていただけるのか。そう・・成長と逆向き論を思い起こせば解答は分かるというものだ・・・解答は分かっても手遅れの親はおおいだろう。


 6月 19日 晴れ 真夏になったかのような気候で蒸し暑い。PCのファンの音や熱が鬱陶しいように思えるよ・・。

フォトコラ作りのためコルビュジェ建築整理中でインド建築も暑苦しいね。「コンクリート打ち放しなんて古くさいですよねー」と語る太田浩史さんは正しい。今時は氷にフルーツが詰まっているようなスキトーッタ感じの建築がいいし、シースルーてボインが見えそうな見えなさそうなチラチラと爽やかを見るモノに与える、そんな風なものを兼ね備えた建築じゃねーと、見向きもされない。沢山作られると建築って鬱陶しいものに成っちゃうんだね・・数が多いときはみんなで威張ったり頑張ちゃだめよ。東京駅前に降りたら目の前が真っ青な海がビルだったなんてのはいいけど・・頑張り・頑張りビルだらけで暑いねー・・流行って飢餓期はぷっくらオカ顔・飽食期はヤッレ顔がイケメンていうこと と似てそう。

建築士事務所登録の更新をするかしないか、迷っている。無許可で営業すると1年以下の懲役又は30万円以下の罰金い処せられるのだそうだ。ボランティアでつまり銭をとらなければいいわけだ・・例えば発注者はmyサポターになって、飯やお小遣いをいただくなんてのはいいのではないか。

一級の試験に合格し政府に登録した建築士は、県知事などに事務所の登録をしなけらばならない、ほとんど信用に値しないのが建築士という資格なんだね。放置しておくと何しでかすかわから変・とは言うが・・・大方は天下り先を増殖させるための口実だとは思うね。定期的な講習会の馬鹿高い料金などは資金集めや業者チェクにしかなっていないだろうなー・・。建築士の質や動機の向上になんてなっていないのが実情と思う。

日本では建築士を持っていない著名な建築家は昔から活躍していて大学で教えていたりと良い傾向もある。建築士制度は建築家を育てるためには大した役にたっていない、どころか、取って指示書が法律集なんて建築士が量産されたりしてるのかもしれない。もしそうなら悲劇と言う他はない。

1級建築士とかけて「踵に着いた飯粒」と解くらしい。取らないと気に掛かり取っても食えない・・踵に着いた飯粒取るゾーの季節がやって来た・・蒸し暑いね。建築家を目指すならさっさと取るのがいいのではないか・・はたまた旗でも掲げて練り歩きますか・・。


 6月18日 晴れ後曇り少し蒸し暑くなっている

昨夜は映画を観た。このところ見る機会がなかったがDUET体験記をwebアップししホットしたのかなー。21日の準備はほぼ終わったような気分になったのが動機。

前回見たのは「めぐりあう時間たち」というジェンダーもの。100年程に渡る女性の戦いの果てにマザコン男が女性に悲劇をもたらす、彼女は人工授精によって子供をもうけるっていうような・・愛の変態型映画といってもいいかな・・で面白かった。女性を愛することと母親を愛することがゴッタに成っていて、マザコン男のイカレタ振りと母・彼女の有り様にアメリカ男の逆バージョンが見えて笑えた。・・アメリカって単純なのねと改めておもった。強い男に傅いてればこうはならないよと読める映画でたちが悪い。

昨夜は「歓楽通り」という50年ほど前のフランス。歓楽街の娼館オリエンタル・パレスに生まれた男がその娼館にふらりとやって来た娼婦を命がけで世話するっていう話。結末も面白かった。女を本気で世話するってこういう事もあるねー・・あれこれ考えさせられた映画。観客は8割が女性だった。マリオという主人公は女を所有物化しちゃう従来型男ではないが、世話する女に対して愛情タップリで女でもない。

週末からは 「六月の蛇」というやはり変態愛の日本映画が公開されるとか。日・米・仏の愛の有様や願望を見比べてみるのもいいかも。たぶん3監督達は男だろうから、見て愛の願望を分かった気分になるのは危険だろう。男女の愛情生活が多種多様に成ってきているのは歓迎すべき事で、正解をサグルなんて野暮なことはしないほうがいい。強いて言えばパートナーとの関係によって構築される幻影だから、一方的にあり方を押し付け結論づけるものではないので、揺らぎや儚さを受け入れる覚悟があれば、それはそれで豊かな愛といえるかもしれない・・ぐらいかな・・。

夕飯の買い物をしてたら、最近までお世話になっていた近所の自動車工場の社長夫人に出会った。「こないだのテレビみたよ・・嬉しくてみんなに見るように大声上げたよ・・」と話しかけられた。本当に嬉しくてと語る表情がとても不思議で失礼なことだとはおもったけど笑ってしまった。テレビというのはなにか特別な力・・があるのだろうか・・現場の方を消費し尽くす辛い空っぽな箱世界だとおもうけどなー。前回のmy建築+フォトコラは特集ニュースなので意味合いは全然違うんだけどね・・でも制作現場はシンドイと思うね・・この地のようにほとんど反応がない土地で消費尽くされてるって感覚は受け手には解らないのだろうなー。


 6月17日 曇り雨が降るかもしれない

朝方までDUET体験記を整理してたが足下が冷えてダルーイ感が全身に伝播したので寝る。昼頃起き出してウロチョロ21日のことなど準備する。この時期になると体調を崩しやすくなるから注意しなければならない。太田さんよりメールあり

さて週末なのですが、急で申し訳ないのですが、私の妻の伊藤香織(ピクニシェンヌ)が行きたいと言い始めているのですが、人数的に可能でしょうか? 仕事が片づくらしく、是非とも建築あそびを体験してみたい、とのことなのです・・

勿論 歓迎しますよ〜。男の参加者を断ってでも歓迎しちゃう・・女好きなのす。とはいうが予定してたのです。21日は太田さんはご夫婦で参加され熱〜いピクニック論など展開されると思いますよ。

夕方「DUET」体験記をアップする。先月戻って書き上げればよかったが、DUETフォトコラ作りに突入しちゃって間が空きすぎた。それで最初に感じたことを少々忘れたようで、勢いに欠けるので残念です、どちらを先に手がけるは私の中では問題になってきてるなー・・。時間がある人は体験記読んで参加するのもいいですよ。web記録なので時々手を入れて最終的に仕上げるつもり・・そこを注意して読んでもらいれば・・いいかも。



 6月16日
 曇り

ゴミなど片づけてボンヤリしてると、名古屋の道家洋さんからメールがある

関係者及び無関係者の皆様
今年の梅雨は本格的に雨が降っておりますが、皆様方におかれましては益々ご清栄のこととお喜び申し上げます。ところで大島哲蔵氏の追悼文集が出来上がったそうです。出版案内が私のところにも届いております。関西の有志が頑張って作成した文集です。皆様お誘い合わせの上、是非ご購入下さい。また知人友人の皆様方にも、ご紹介いただけるなら幸いかと存じます。


大島本がでたようだ・・表紙は川合健二さんの自邸の写真なのか・・曇り空って・・いうのも、想像してなかったなー。対での新田さんの文章・・いつも笑わせてくれる大阪芸人だよ・・大島さんも赤面してるかもしれない・・。

 7月4日の誕生日だが6ヒルズのパーティーでの妻役の女性を確保した。相手は若すぎてバレルといかんなー・・親子ほど差がある。婚姻届けはむちゃだしなー・・阿部事務所へ電話して確認する。OKとのこと。割引料金で六本木パーティー参加だよ・・おい・・きいておくれ・・。


 6月15日 昨夜からの雨があがり 曇り

午前 スライドスキャンしたコルビュジェインド建築データをフォトコラ用に加工整理する。繋ぎ用手書き絵などを作り順序を決めればほぼ前処理は完了する。死蔵していたスライドを10+1web版に使っていただけるかもしれないので・・データを採取したついでにLe・インド・フォトコラを作りたいと思った。写真・フォトコラそれぞれのサイトの面白みを体験していただこうなんて、お節介な行動に走り止まらなくなっていた。今日で一段落。あとは一気につないでアップするか、建物別にチョボチョボアップし観客の負担を軽くし、建築を一巡したら、全部つないだフォトコラと入れ替えるか・・。

午後数時間21日の建築あそびの段取り・・雑魚寝用布団や毛布など整理。雨上がりなので干すことはあきらめて、毛布にカバーなどかけ替えたり、ゴミを捨てたり、無駄な枝を切り落としたりウロチョロ 土曜日は雨にならなければいいなー・・照る照る坊主でも吊っておこうか・・。ウロチョロ整理していたらmy次男の夏物古着が出てきたので、着替え・・すっかり次男モードとなる・・my息子達に似てオイラはラッキー・・お古はいただき・・と。

塩漬けにして置いたDUET体験記をページを作り 数日後にwebアップしよう〜・・っと。



 6月14日 夕方雨が降り出して梅雨気分

富山湾で捕れるらしい ほたるいか の昆布浸けをいただき早速食べる。高価な生ものにつきありがたきことこの上なし。ほたるいかの妖艶な光に身晒してみたいとおもっていたが、食する機会が訪れるとは夢にもおもっていなかった。

立山連峰から一気に富山湾へと下り落ちる特異な地形が海中深く泉を生んでいるらしい。そこに生物が群がり豊かな漁場となっているとの話を聴いたことがある。滑川は日本で唯一ほたるいかを捕獲できるあたりらしいく・・3月〜6月あたりにほたるいかが現れるらしい。・・いつか行って観たい・・その妖艶な光を生で飲み込むと体中が青白く光を放つ・なんてことを想像してたわけだ・・ますます生ほたるいかを一気に飲み込んでみたいと想うようになった・・発情期に現れる事なら・・ホタルイカを食って・・「あらお宅も・・」なんてのは・・人間の世界を一気にツマラナイもに変えちゃうしなー・・。

 6月13日  曇りだが少しむすかも

コルビュジェ・インド建築のスライドスキャンを終える。敷地は広くて撮るのも大変なうえ、機関銃抱えた兵が撃つぞーて雰囲気で建物を守っているので・・コワーので・・ノンビリ日射しを追っかけて撮影なんてことにはならなかった。駆け足で撮るって感じだな。広い敷地内で同じようなアングルが多く余り使い物にならないかもしれないが、ガバーと大写しで使えば数枚はいいかもしれない。

50年は経っているだろうコンクリートが岩化した風貌と芝が枯れて赤茶けたインド大地粗い画質の組み合わせは、火星にでも立ったかのような気分になるね。今時の人には受けそうもないなー・・潤いないもの・・と思うけど。敷地中程に人口の丘があってグルーット一巡り撮ってあるので、周囲とコルビュ・ジェインド建築の関係が分かるので、これはお薦めだね。近々チャンでガール・フォトコラ作りに取りかかる予定なので、webアップしたらより一層全体を理解しやすくなると思う・・なにわともあれ、コルビュジェさんご苦労様でしたってことで我慢して見ていただきましょう。

高山建築学校の運営に並々ならぬ情熱を注いでいると語る彫刻家の吉江庄蔵さんから気合いの入った手紙をいただく。その日暮らしをヨシトしている身に気合いなどは無いんだが、呼ばれたところにはノコノコ出掛けて行っては恥をさらして来る事をヨシトしているから出掛ける。今回は踏み出す前に一本、恥じをさらした気分だが、たった一人でもいいから誰に、変〜オモロイオツサンと思っていただければ嬉しい・・。


 6月12日 曇りとうとう福島も梅雨入りとか

インドコルビュジェ建築のスキャン後の色調整に失敗し改めてめて半分ほどやり直す。昨日作った分は全てダメ。あと数日ノンビリスキャンすることにする。いろいろ加工出来るので作り過ぎに気づくが遅れた・・。

7月4日は俺の誕生日にもかかわらず、6ヒルズMタワー49階で阿部仁史さんの学会賞受賞パーティー・・葉書を見てた・・近頃老眼が進み小さな文字を見逃していた・・夫婦で参加の場合は小さく15000円と書いてあるではないか。朗報じゃん

六本木のパーティに「7500円出しても・・参加したーい!」という女性を捜そう。学会賞のパーティーは いい男揃いだよ(?)・・このチャンスを逃す手はないんじゃないの・・なんてことで・・急募 7500円だしても7月4日(19〜21)時までパーティーに参加したい、こうなりゃ男でも女でも、かまちゃいられねーよ・・ー・・私と夫婦になりすまし参加しませんか。・・20日まで連絡しないといけないらしいよ。

というアイディアを思いつき・・阿部事務所にも「女を捜せ」とメールを送る。男とでも良いだろう2人なら・・・・男カップルもパーティーの賑わい・・と・・。


 6月11日 梅雨に入らず快晴

DUET体験記を概ねまとめる・・時間が経ちすぎて勢いがない文になっちゃう。仕上げは塩と重石で数日漬け込んでからまとめることにして・・コルビュジェのインド建築のスキャン始めたら止まらず・・・1日スキャンしちゃう・・目が疲れた・・。

仙台の建築家・阿部仁史さんから学会賞受賞記念パーティーの案内が来た。なんだ・・また6 ヒルズじゃねーか・・今年は縁があるなーあの丘。新年からグググル回ったし。都市展の打ち合わせも数度行ったし・・新しいものがお好きなのかな〜・・都市展は52階だけど、パーティーは3階下って49階とのこと。東京の夜景を背景にパーティーなんて田舎のオッサンが映画に誤登場ってなシーンを想い浮かべちゃうよなー・・イケメンならいざしらず・・ちょい恥ずかしいなー・・おれは人ごとながら・・太字の呼びかけ人としては目を細めて参加

福島テレビの原田幸子さんからのメール

本当にお世話になりました。建築、フォトコラージュという自分にとって、未知の分野を知るきっかけになった取材でした。本当に、色々とありがとうございました!面白い建築の情報、お待ちしております!HPも注目して見ていますね。

こちらこそお世話になりました。建築などに興味をもっていただきありがとうございました。HP毎日見てねー・・なんにもないけど(笑い)・・    


  6月10日 晴れのち曇り、関東地方は梅雨入りしたとか

庭の夏椿が咲き始めもうじき東北も梅雨いりするのだろう。先月訪れた太田浩史さん樫原徹さん達が運営してるデザイン・ヌーブ設計の「DUET」体験記・・8割ほどの下書きをシコパチシコパチPCに・・。

以前お世話になり現在発行中の地元ミニコミ紙のweb版を作りをしよう・・・と過去のデータなどをアレコレ眺める。新たに編集を開始したRさんと電話でやりとりをする。データさえうまく取り出せれば街ネタをwebに公開できそうだ・・・・印刷会社が保存してるデータは絵・写真・文字などを同時に編集でき便利そうだが、中身の割には全体のデータ量が馬鹿でかい。webには不向きである。資金不足からか今時・・白黒印刷。折角のカラー写真の情報が生きていないなど・・調整が必要な点が多い。

日々夕方から7時まで放送されてる、福島テレビLばん・スパーニュース・・今日の特集は「フォトコラージュ」でしたよ・・。天こ盛りにあれこれが放送されました。昨日原幸子さんから連絡がありましたが、大きな災害もなく無事放映となり目出度し。長い間の取材御苦労さまでした取材に応じていただた関係者の方々ありがとうございました。偶然でもTVで見ていた皆さんフォトコラージュのことは少し分かっていただけたでしょうか・・。

前振りもふくめておおよそ7分ぐらいは流れていたフォトコラ関係の映像。中身もギッシリと詰まっていて理解する・・チョイ難しかったかなー・・と思いましたよ。それはイイとして、何度も言っているけどwebを飛び出し実空間へ・・なのだね。六本木ヒルズのモニターに進出・・・TVで放映され、少なくても今日は数万人に見ていただいたでしょうから・・そのなかのほんの数人の記憶に残ったと思われますよ フォトコラージュのことは。

おおいにフォトコラの発展を願うには佳い一日となりました。多方面に感謝いたします。あなたにもですよ・・かんしゃは・・。 


  6月09日  曇り 盛緑のなかに白〜い山法師の花(?)咲き始める 

昨夕,花などの写真を撮ってみたが、真っ暗闇の中に呆けピンだが、気分転換だー・・とデジ絵館に掛け替える。日光絵をしばらくやっていたが、飽きてきていた。いま植物はモリモロに色気を振りまいてるのでつい撮ってしまう。

数ヶ月前から在京のTV局からmy建築の取材依頼いFAXがあった・・が放置。今日は電話がある・・・福島テレビフォトコラ取材を終えたばかり・・・シンドイ・・・・考慮中・・myHPで見れば・・イイじゃないの・・って気分強し・・で・・中・・。

 以前取材を受けてた東京フォトコラ+my建築のBOX5などのことで福島テレビの原田さんより メールがある

佐藤さま 少々の御無沙汰を致しております。番組の放送のほうですが 明日10日の予定です 時間は6時半頃からです。(6時20分頃から、県内ニュースが始まりますので、それ以降になります。)また、変更がありましたらお伝えします。 原田幸子

 明日の午後6時半頃時間に余裕のある人は見て頂ければうれしいです。

 6月 07日
 曇り 

昨夜21日の事前打ち合わせをして、久しぶりにお好み焼きをつくる。ちょいと腰がへなちょこなお好み焼きとなる。ジューシーさは確保でき上達の兆しあり。
11時に家を出て福島駅から各駅に乗り、my妻と一関まで行く。働きはじめ1月が経ったmy長女の様子を見聞きするため・・。片道4時間ほど、新幹線なら1時間なのだが料金は半額とやや割高感あり。一関は岩手県南の中核としあるよう。町中を磐井川が流ていて、ウグイなどが泳いでいるのが見えて楽しい。平泉までは北へ一駅なので観光客がチラホラ・・。駅傍には椀子蕎麦を食べさせる店があるが予約なしではありつけないよう・・。

駅から歩いて10分ほどで磐井川を渡るのだが橋のたもとでmy妻が転んでしまっう。しばらく立ち上がれない・・行き交う人人が「大丈夫か」と声をかてくれる。車で通りかかる人は「送りましょうか」と傍に車を止めてくれる・・幸い打ち身程度であったが互いに足が思ったほど動かなくなっているようで、「意識して運動するように」とmy長女・・・「この辺の人は穏やかで親切なんだよ」とはなしていた

半年前に小児がたらい回しにあって死んでしまったと全国版に載っていた地域だ。小児を担当する医師が1人しかいなくって、押し寄せる患者を相手にするため、点滴をしながら仕事をしてる有様とかで・・すこし手伝うようになりそうとのこと・・・県で対策を・・手をうっているらしいが、若い医師が寄りつかないとのこと、田舎より都会に戻る人が多いのだとか・・・・いろいろ話して・・「身の回りをあれこれ整えてる時間が無い」・・「入居時のままの状態で転居しそう・・」と笑っている。

フォトコラ・旧ソフトで作ったものを「DUET」アップ。自動で絵が切り替わる点と地図が出る点が特徴。新ソフト「DUET」とならべた。


  6月6日 晴れ 薄い青磁色の空が見えてる

夏が来そうだな・・居間のテーブルは炬燵兼用だった・・真っ白のテーブルに交換。20年ほど使っているので、方々傷がつき真っ白は嘘。丘は無料開放とか・・契約スカシ 労賃いまだ・・・思うつぼにハマッテる・・大人と学生じゃこんなものか・

太田浩史建築体験記を書き始める。「DUET」フォトコラを作ってる間に・・案内いただいたバスや電車の中で聞いた話忘れた・・メモなど取っているわけはないので、ほとんど忘れてしまった。ポイントは記憶してるかも・・勝手に太田建築って気分なのさ・・思い出せる範囲で書き出す。21日までは仕上げる予定。


1年前の今日、大阪で洋書店を営む傍ら講師・や建築批評などで、建築界に情熱を注いでいた大島哲蔵さんが亡くなった。大島さんからの便りをアップして、すこし日常的な大島さんを紹介したつもりなんだが・・迷惑がっているかも・・。大島さんが亡くなって1年、周囲の人からほとんど連絡は無いが大阪は淋しいことになってなければ良いのだが・・・。

大島さんが亡くなる1年前からmyHPを開設して、便り等のやり取りは手紙→FAX→掲示板へと移っていましたが、亡くなる半年程前に来た最後のeメールを紹介します。

本日りんご届きました。いつも感心するのですが、この辺で売っているのと全く違う味ですね。その後、時々ホームページを見ましたのでそちらの様子はよく解っています。こちらは青森コンペも落選でしたが、知人で全然よくない案が佳作に入っていて、もう何が良いのか誰も判らない時代に突入したようです。名義を借りたままで済みません(一週間ぐらい前にやっと知らせが来ました)。改めてお礼申し上げます。

いろいろ不安定な要素が多いのですが、消極的にならずアレコレ手を出すようにしています。破綻しないと良いのですが...。今後ますます仕事も厳しくなり世の中も暗くなると思いますが、それとは関係なくやりたいことをするようにします。今ローコストでのビルのリノベ−ション(京都、これはコーディネイト)、カフェのインテリア(彦根)などやっています。うまく行ったら資料を送ります。

コンピュータは上達しないので、私は地味な使い方でやっていこうと思います。そちら、何か新機軸が出そうですね。年末は寒さとかいろいろ大変でしょうけど、互いに空元気で乗り切りましょう。ではまた。  大島哲蔵


大島哲蔵のファイルの中にあり、クリック一つで生きた大島さんは何時でも蘇ってくるのだ・・穏やかな青磁色の空の下で 大島さんの冥福を祈りましょう


 6月 5日 快晴で紫外線バリバリの一日であっ・・った。

金欠につき支払いなどのため銀行間をウロウロ。紫外線キツクて体もグッタリ、目に悪し。暑くてまた疲れの三段締めだねぇ・・花屋の前でサポーターの方に偶然出会い、食い物や商品券をいただいく。一週間の食い物は確保できたね・・貧乏になっちまったけど友達の環はふくれるばかりだよ・所持金額と人生の楽しさの関係については無関係かも・・のようで・・いとおかしい。お金持ちで淋しい人生を送っている人はオイラがお金を使ってあげるよ・・他人なんて目にはいらねーんだろうなー。

数日前にwebアップした「DUET」フォトコラ、あのとき出会った人達に知らせたが、好評・・・嬉しいよ・・それを肴にまた一杯やりながら話合いができるの・・・これまたいいんだね・・それから発注者の方もこんな感じだとか・・

DUETのフォトコラージュ興味深く拝見しました。こちらとしては 全く問題はありません。私の作った陶板まででてきたのには驚きました。 DUETと別のフォトコラージュのソフトも面白いです・・・・ デジカメの原版組合せで作れるのなら将来HPに組み込むことを 考えてもう少し研究しようと思います

なんて・・積極的かつ好意的なんでしょうか・・・・でもしすると、発注者と協働フォトコラを作り、DUTEそのものを再度楽しむことが出来るかもしれない・・それがオイラの狙いなんだけどね・・実は・・。普通の人を建築世界に巻き込みつつ、建築を深く理解させちゃう・・という大きなお世話なのさ・・。

六本木ヒルズあたりで知り合いになった石川初さんの掲示板・・さっき覗いたら・・・それにしても、佐藤さんのDUET紹介、見れば見るほどすごい。模型も入り交じって、「骨までしゃぶってる」・・なんて書いてある・・まだまだ・・これからすよ・・皮に噛みついばかりなんだから・・(笑い)格好つけてる〜

以前に作った藤本壮介さん建築 作業療棟 ・ 東病棟  の各フォトコラこれは病院という性質上・・患者さんがフォトトコラ作りに参加するということはないんだけど、病院のかたには喜んでいただいたのでした。

去年作った南泰裕さん設計の Park Houseフォトコラ変化成長の兆しありなんだねー・・発注者の方と呑み会などして交流を深め・・フォトコラを成長させることが出来そう・・かも・・なんだなー・・  なんとも大きなお節介・・勝手に他人の建築を楽しませていただき・・悪いとはおもうんだけど・・それは好きだから・・許してもらっちゃうわけよ・・

そんなことで、紫外線に負けずパークハウス・フォトコラも・・成長させるゾー!!って気分です


 6月4日  曇り 風が出てきたので雨がくるかも

放送予定が木曜日だった福島テレビ「Lばん・スパーニュース」内で「my建築+フォトコ」紹介は番組の都合で来週頭に!なっると原幸子さんから電話がある。放送時間はpm6:30分あたりとのこと、ゴールデン飯の時間だから、見てくれる人多そう・・かもしれない。

キリに切って編集したとのこと、御苦労さまでした。再度確認したこと。「フォトコラは専門家との溝を埋めるもので、同じ情報を共有し、発注者と建築家のコミュニケーションを豊に誘い、目指す建築の質を高めるための道具である」ということ・・だったよね・・「ばっちりです」と原田さん応える。来週の放送を見てみようじゃん・・・。

建築体験記を書くため、太田浩史さんからいただいた資料に5本に目お通す。

GA2003年(サスティナブル・アーキテクチャーの射程・・五つの視点を軸に)
Picnic・Papers
マテリアリティ−デザインの新しい対象性(SD9905)
複合材料 −シナジーと複合性のデザイン(デザイン・レビュー2000・096)
混血者のリジョーナリズム−リカルド《レゴッタ−マナグアの聖堂》
ピーター・ズントー〈 事態 〉の建築家

太田浩史さんを見かけたのは丁度一年前のこの日槻橋修さんの結婚式後のパーティ廻りで2度目。六本木ヒルズ呑み会で3度目。出会うたびに酔ってしまっていて、ほとんど話なんかしてなかったが、縁があり建築あそびの講師に招くことが決まった。先日「DUTE」を見学させていただいて4度目である。

資料と「DUET」と数度の出会いのなかから太田浩史さんの「時代を変えるさ・・その快活さ」と「単なる混ぜ好きじゃないぜ」あたりのことを書いてみたと思う・・。

 


 6月3日  初夏の爽やかな晴れ・・21日の建築あそびの晩には泊まる方が多いので先月半ばから布団を干している。干場も狭いけど雨も降るので今日で敷き布団干しは済む。21日は梅雨入りしてればチョイ涼しいと思うので掛け布団も干す予定・・枕の数が足らないのとシーツも足らないようなので、サポータの方々から借りることにしようかな・・。

1年ほど前から音信不通だった大阪のmyサポータ兼女友達(建築家で若過ぎて愛人にはなんねーんだ)真由美ちゃんから久しぶりにメールがあった。後追い自殺したんだな〜と・・不憫に、また今時の愛ってものも変わらないのだなー想っていた。

メールによるとその後、二人のお祖母ちゃんが続けて亡くなり、小学校から飼ってる柴犬のルシャナくんが逝った・・とかで彼女の身辺は死の現実に覆い尽くされ・・で涙もかれてしまっていたのだろう・・大学出たばかりなのに・・ 近況報告!です。銀座に建つ商業ビルのコンペ通りました。秋から着工です・・なんても言っているので頼もしいこと限りなしである。今度大阪へ行ったら通天閣そばの串カツおごってくれよ・・頑張なくてもいいから、ホドホドに仕事して頂戴・・。

10+1の齋藤歩さんから写真アーカイブ依頼メール。今度の10+1写真アーカイブ用写真はコルビュジェ建築でインドのChandigarh廻りの写真にすることにしよう・・。どう日本語で書けばいいんだチャンデガーでいいのかな・・あのインドのパンジャブ州都機能建築廻りは楽しい思い出が残っているな・・。

訪ねた日は土曜日で 機関銃抱えた兵士に門前払いをくったが、しつこいオイラ達ご一行様は翌日曜日再度訪ねる。門兵はキッチリ休日ですインドでは。すんなりスイスイと州都機能建築エリヤに入りもめた。ほどんと人影が見えない・・そこでノンビリ議場前の人造丘に登り、みそ汁を作って喰っいながら50年ほど経って岩のように姿を変えた建築群をノンビリ・・日向ボッコしながら眺めた・・・。

しかしノンビリはここまでで、裁判所建築に足り入ると、カメラ・財布・パスポートまで・・・裸にはされなかったけど、持ち物全て取り上げられた・・・持ち逃げされちゃうのかと思ったが・・そんなことはなかったよ。例のスロープを登りながら、議場などの建物を・・・・コルビュジェ建築の中からコルビュジェを眺めた・・乾期で建物廻りの人造池は全て空っぽだった・・みそ汁とコルビュジェインド建築はうまかったよ・・。


 6月2日 晴れ

AM2時頃「DUET」フォトコラを公開する。知り合いの掲示板に書き込んでみた。沢山の方々に見ていただき太田さんや樫原さんの建築感に触れていただければ嬉しい。今フォトコラは建築写真家の撮影した写真、ヌーブで撮った工事経過写真・図面と私が繋ぎ用に撮った写真を使った。いろんな方の視線が混合されたフォトコラージュとなった。しかし同じ写真を使っても繋ぎ方や順序を変えれば違ったフォトコラができるので、私が感じた「DUET」感フォトコラであることに間違いないなんんだが・・。

午後3時・・気後れしたが県立工業高校へでかける。話を伺うと県内で建築を教えてる工業高校の先生達の自主トレのための講師依頼とか。建築家なんて特殊で少数の人間がショボショボ生きてる世界じゃないか。それぞれの建築家はぎんぎん燃えて追求してる、変な世界なので・・高校の先生に伝へ・・知って頂きたいことなんて・・あるのだろうかと思った・・・が、W先生の話を聞いている少し役にたてるかもしれないと思ってきた。詳細は後日打ち合わせすることとなる・・自主トレ講演会講師は実現するかもしれないな〜・・。

帰りに体育館を覗くと30数年前の臭いがそのまま襲ってきた。臭いの記憶は言葉などより遙かに強固なものだ。

建築文化への掲載記事・昨年11月5日民有新聞社会面トップへの掲載・myHPなどの情報を通じて、私の存在を知っていただいようだ。・・情報を発信したからにはそれなりの責任は引き受けるつもりだが、受けての側の提示する条件や心構えも、受けるかどうかの判断の材料にはなってしまう。

HPでほとんどの情報は発信しているので、他にはあまり伝えることは残っているのだろうか・・と心許ないが・・同じ内容でも人が発する音声の力はHP上の言語より一時的であるにせよ伝える力はあるとは思う・・それを切っ掛けにまたHPを訪ねて再確認していただくのもいいのではないだろうか・・・誤字・脱字・変字のパレードであっても・・。




 6月1日 雨のちくもり

今日からHPの日記は3年目に突入する・・といっても何も変わったことはないので淡々と書き続けるつもり。

DUETフォトコラージュの仮アップした。チェツク中。一週間の福島TV取材+フォトコラージュ・ミニ・ワークショップ疲れ〜・・でグッタリ1日を決め込んでいた。午後太田浩史さんから追加の絵などを転送していただたので、追加しようと・・うぅム・ソフトでは保存してたファイルが開かない・・またトラブル〜ン・・・再度繋ぎ直しだ〜よ〜・・新ソフトを使ってwebアップしてそのデータを保存しててたが・・それではつなぎ用新ソフトでは開かないことが判明・・ドット汗・・なんど挑戦しても開かないので再度繋ぎ直しをした。なんでだろうと思ったが・・考えてるより繋いだほうが心によい
再度つなぎ直して分散・一括両方機能で保存する。

北海道から毛蟹 が届いたのでパーティーしようとサポータさん達から電話があり、夕飯は毛蟹など喰らいワイワイする。