竹山友陽 入門 1の        2025・02・18 作成:佐藤敏宏

「みかわや」

中央に立っている男性が竹山友陽さん、右側の女性が村上亜沙美さん 
左中央が辻琢磨さん、顔だけが佐藤敏宏 2022年10月7日浜松市内「みかわや|コトバコ」村上製本にて撮影。

佐藤:若い人でもマウントとりにいったり、コスパとかタイパとか言う馬鹿な奴が一杯いるけど、「みかわや」に最初に行いった、一度だけ浜松を訪ねたときだった。ここはいいなと思った。ある種の負け組のあつまる場所・・・みたいな感じはするんだけど、でも俺には世界のトップランナーたちが集まっている場所だと思った。
世に芽吹いた、まちづくり系って暮らしと遊離し嘘が多いとかんじます。やったふりして補助金もらってやり過ごす手法だらけ(笑)。「みかわや」には嘘がない、見えないんだよね。村上亜沙美さんの小さな記録というか改修日記に目を通し、スゲーいいなと思った。訪ねる前に本が送られてきて読んだときにそう思った。当たり前のことをやってて、日記ふうにあたりまえに記録していた。まず掃除から始める・・肩にちからが入ってなく始めている。

壁紙や床をペロリとはがすと町や店の古い歴史、記憶が顔をだす。全部取り払って掃除し、その上に自分たちの歴史や記憶を重ねていく。その意識がちゃんと書いてあったのね。

町づくりの普通は、次こんなこ目指して未来は明るい、次はこの手を打つぞもっと明るくなるぞ・・・みたいな馬鹿が文章を書くのが多い気がする。「みかわや」は古いものをベースにして、新しい町に作り替えていく、発見していく、発掘していく、その過程のルーティーンをやって、楽しみに変わっていた。「みかわや」に集う人が淡々と肩もはらずに普通の生活として続けている。

掃除をし続けるとキャラクターが見えてくる

竹山:ほんとうにそうですね。
藤:ところがお題目書いて、市長さんなどが登場してしまうと、町づくりとか言ってしまう。そうすると、ひとびとの暮らしの実態と繋がらない。市長が毎日自分たちの前の道路掃除してない、そういう人が町づくりと言い張る。真面目にまちづくりやる気ねだろ、4年ごとに選挙あって代わり続ける、どうも信用できない。コンサルに入知恵されて、頭で学んで頭で語り、体が動いてない。

「みかわや」は体を動かして日々淡々とルーティンワークとしての町づくりになっていたんですよ。そういうの見ないよ。役所の音頭でやると、単年度で事業がころころ変わっていく。だが「みかわや」は淡々と語らず掃除続けて暮らしていて、町づくりとか書いてない。

竹山その掃除。僕は2階をまず綺麗にした。それで住み始めて、半年ぐらい5〜6人でずっとやっていたんですよ。作業してご飯をみんなで食べてその時に有難かったです。何でもなく知り合いでもない人達、村上さんも僕は知らなかったし。「みかわや」で掃除していると、キャラクターが見えてくるんですよ。

佐藤:山登りと一緒だね。
竹山:この人はこういう人か、って見えてくる。みんなでせーので、スタートで始めたとき、それはデカかったですね。
佐藤:そうだね。25年ぐらい、聞き取って記録を一緒に続けていると分かることは多い。今は情報が多すぎる。情報を加工してみてばかりいてもしょうがないんだけど、共同作業に転化できるといい。一緒に基地をつくるための掃除始めた、とたんに各キャラが分かってしまう。押し付けて掃除やりなさい、いうわけでもない。貴方は街づくりキャラになりなさい、なんて野暮なことは言わない。掃除もしない、それぞれのキャラができるところで集まって作業する。それが町そのものの姿じゃないですか。本当はそうだよ、淡々と各人が作業する。

でも戦後の教育を受けてしまうと、個人だとか主体だとか変な事を考え町づくりに参加してしまう、そういう頭でっかちが来てしまったりする。成功モデルみたいな既成の価値と考え方を押し付けられすぎるよね。

竹山:普通は家を借りるじゃないですか、ずっとここに5年住んでいるんです。だから、仕事場と住居と、ちょっと公共みたいな場所もあり、いろいろな人が入ってくる。

佐藤:「みかわや」にはパブリックスペースもあるからね、そこに製本所や食堂などがあるし。
竹山それは疲れるけど、面白い、本当にいろいろな人に知り合ったし。
佐藤:疲れるけど、音は筒抜けでしょう。
竹山:音が入ってくるから疲れる。
佐藤:それは町の音そのものだから、一緒に場を維持している話声も、町の音だから、雑音だろうけど、それがあるのがいい。

竹山:それは、なんだろう、同じジャンルの人たちが集まってみんなでやったわけじゃない。知らない人同士が始めたというのも、すごい。それから母屋と離れがあるんです。「モードその」という、オーダーの洋服を作っていたんです。その店が終わって、そっちをまず大学生3人が綺麗にしたんですよ。

佐藤:そうか、隣の学生が住んでいるとこに、ちょっと案内してもらい、行ったね。
竹山:そこの大学生3人が静岡大学の変わっている3人組で町中に住みたいと言って、掃除してた。コロナがあったから呑みに行けないじゃないですか。そいつらと何時も会ってたんですよ。


 左 「みかわや」 右 元「モードその」ストリュートビューより

佐藤
:若い人とワイワイしてた。
竹山:で、1,2年経ってからかな、その学生たちと割と「何かやりたい!」と言ってきて。で、月曜日の夜に「みかわや」が綺麗になってから、プログラミング学生たちみな詳しいから、プログラミング教室と言って月曜日とにかく開けとけ、と。誰か来るから、開けとけと。初めは全然来なくって、じゃトークイベントでもやろうか。俺の知り合い呼んで、こんちゅうクンも呼んだ。そしたら音楽のアーティストが来たい、と連絡が来て。音楽をどうやって作っているかをオフィスでやる、と言ってきた。そしたらコロナがばーんと広まった。イベントをやりたい、とアーティストは言ってたから、お祭りっぽくなり、夏祭りみたいにかき氷とかやっていたんです。コロナ禍でそれも全部チャラになって。何万円赤字だなこれ。次、じゃやろう、と言ってイベントをやって、それも全然うまくいかなくって。もう一回リベンジでやるか、と言って(笑)。
そうやってだんだん、「みかわや」のイベントをやるようになったんです。町づくりのためにイベントやるんじゃなくてね。よく言われるんですよ、町のためによくやっている、って。

佐藤:俺が見て感じたことが合ってたね。町づくりってお題目はくだらねーなと思う。公式のまちづくりと、「みかわや」の在り方はぜんぜん違う。「みかわや」には自分たちが生きる、生活する、暮らす、その延長上になにかイベントがある。そうして町が生きを吹きかえしていく。そういうことだって集まった人たちは考えてないよね、生活しているだけ。
竹山:考えてないですね。考えてないし、5年もやっていると、いろんな人がめちゃくちゃ視察に来るんですよ。みんな何かを求めてくるんですよ

佐藤
:暮らす、掃除することが町づくりだってことが分かってない。美味しい情報だけとって移植して、日々の掃除はしない奴は多い。

竹山:そう。
佐藤:お前たちは本当に知らない、ここはみなそれぞれ、ああせいこうせい、いわずにただ集まってそれぞれが暮らし続けているだけだ。一緒に掃除してただけだよと、そういってもたぶんピント来ないだろうね。
竹山:そう、だから。
佐藤:そういう人たちって頭から入ってしまうんだよね。
竹山:それはなかなか難しいと思うけど。

佐藤:亜沙美さんから「みかわや」創刊号、亜沙美さんの製本所で作った本、黄色いぺら4頁の改修日記が送られてきた。これはすごいや!と思った。辻さんは足元におよんでないじゃないか、そう思ったよ。「みかわや」は総合的に揃っているし、構え方も平凡で無理は見えない、それもいいよね。お題目はあるけど、実態が空無の町づくりが多いから。そうなると参加する人がどこかでそれぞれ無理して関わっていて、儲かりそうと、何かいいことあるだろう、なにもいいことなんか無いんだよ。日々、掃除しているだけなんだよ。ベースから始めて今日も続いてるというのが、いいよね。

竹山:その時に、抜けていった人も何人かいるんです
佐藤:そうだろうね。
竹山:残念だけど、となるけれど。それはそれで今となっては抜けていってよかったなと。
佐藤:抜けていく人は目的をもって、目的合理主義で「みかわや」を見て損得を頭で考えてしまうから抜けていくのであって、「みかわや」に合わない人格だったんだよ。「みかわや」にいるといい事あってさ、その人は他力本願+目的合理主義で、古臭いんだよ。
21世紀は目的ももたず淡々と掃除する、単にそれだけで町になる、それを知っている、そして日々それを続けられる人が町をつくりだす。自分で静かにルーティンワークをしているんだよ。目的合理で「みかわや」にやってくる人は落ちていく、それがいいわけですよ。

竹山:いろいろ勉強になってますね
佐藤:竹山さんがそこで勉強になってます、なんてことを言わなくても、考えなくっていいんじゃない。普通に町を掃除してます、「みかわや」が日々できていくわけだから。体育の先生に育てられただけあって、まだ、目的合理が少し浸み込んでいて、理屈が頭をもたげるのかもしれないな。

竹山:けらけら笑っている



























季刊新聞 『みかわや』2021年創刊号













































 『みかわや』4号 2021年秋号





友陽少年(左)があまりのカッコよさにしびれた
絵:竹山さんXより


佐藤:このまま続けるといい感じになる。竹山さんの先輩・上原ひろみは無心にピアノを弾きつづけている。無心に、あれができる人とできない人がいるようだ。「みかわや」訪ねて、無心にできているなと思った。ここから余計なことを考えてルーティーンを壊す奴が登場したときは危険だね。ここが悪いから流行らないからこれを加えよう・・・外部からの要求に応じたときに能動的脳が壊れ「みかわや」は消滅するだろうとは思うんだけど。

竹山:そりゃそうですね、そう。

佐藤:町づくりの態をなさなくなる。公共圏を語っている先生と25年付き合っているんだけど、俺の家ができたときから他者を招いて、年4回ぐらいかな、「みかわや」のイベントみたいなことを「建築あそび」と称して1984年に家ができたときから開催してた。(web記録は今世紀からある)住宅は家族のためだけの物ではないだろう、その発想をベースに「建築あそび」は始めた。家族と無関係の者が寝泊りして話して呑んで飯食って、帰っていく。その事を70年とか90年の長い時間で想像すると、俺の家に俺じゃない人が住むわけです。それを短縮しただけの姿です。
建築家は立派なことを語る人はおおいけど、次の世代という他者が引き継いで建築を成立させていく、そのことへの意識が薄い。他人の財産を使って、あるいは税金を使って新しい建築をぶったてて、喜ぶ。
そういう状況下にあるけど、俺は辻さんの家に行っても泊めてもらう、俺の家だと抜かして泊まり歩いている。「みかわや」はリーダーが誰もいない、単に掃除して暮らしている、その感じがいいわけです。
竹山リーダー、いないです
佐藤:それが今世紀の健全なまちづくり。町とか家とになると違う人がおおい、近代人の立派な目線で観たり、父ちゃん母ちゃん、先生がいると、ダメに見えちゃう。子供が生まれ育って、ヒエラルキーがある、設定すると継続していかないよね。


2025年2月「みかわや」でのサッカーイベントの様子。絵:竹山さんより

スターや金持ちは要らない
 竹山さん「みかわや」に着地し、もう一人の竹山を発明する

竹山:そうね。

佐藤:地球上に人が住んでいて序列はない。だから何万年も人は暮らしていける。近代人だと自分とか主体とか余計なことを言われ納得して行動しちゃうよね。サッカー選手の悪い点はスター選手が生まれて、一番金稼いでいるクリスティアーノ・ロナウドとか、あんなのが生まれてしまう。イーロン・マスクと変わらんじゃない、一人勝ちの世はサッカーしている人みなが幸せにならねーじゃないか。富が一人に集中し過ぎると、類は貧しくなるよね。

竹山:本当に一緒!ははははは。
佐藤:プロサッカー業界の金を独り占めしてもやることない、使い切れない。クリスティアーノロナウドが自国にたくさんサッカー場つくり、整備維持して子供たちにサッカーを無償で教えている、というなら尊敬できるけど。可愛い姉ちゃんとうまい飯食ってるだけじゃ、凡人と変わらない、そうなら尊敬できないよ。メジャーリーグに行って稼いだ選手で野茂は球場つくって教えている。ああいう発想する人、日本のサッカー選手で知っている人いますか。

竹山ヨハン・クライフという、日本人でね・・・(・考えている)。
佐藤:YouTubeに元スター選手の動画一杯あがってて、広告費稼ぎしているけど、サッカー場つくって子供に教えている選手いないのかな?
竹山:岡田武史さん、監督のおかちゃんが今治でまちづくりと称して。

佐藤:行政主導でしょうね、有名選手じゃなかったし。
竹山:有名監督ですよ。
佐藤:監督で金稼ぐなんてのは下種なんだと思うな、話が違う。下心あって行政の神輿に載せられているでしょう・・・たぶん。

竹山:いないね、自分の私財をばーんとサッカーのために投資する選手は。
佐藤:メッシュが、子供のとき特殊な病で支援してもらってスターになっている。
竹山:南米の選手はけっこういる、地元にバーンとサッカー場を建てる人いる。
佐藤:自分の生きてきたグランドを整備したり造ったり掃除したりする。それは竹山さんが「みかわや」を掃除して町づくりとは言わないと同質の行為だ。

竹山それはそうだ
佐藤:自分が育った領域の、まちの環境整備をこつこつする。岡田元監督は掃除しないでしょう、金持ちでもないでしょう。
竹山:岡田さんは金持ちではないですね(笑)

佐藤:サッカー選手は放蕩して潰れていく、それでいいと思うけど。子供に教えたくなるとか、身体は朽ちていくから、そうすると想うけど。ときどきそこを分かって、私財を投げうって自分が育てられた場というか時空の環境整備する人がいる。「みかわや」を掃除して生まれ育った町に暮らす、そういう話です。野茂はそうしているので、豊かな人生を生きていると想うけどね。
竹山さんは生まれてから「みかわや」にたどり着くのは宿命だった気がします。亜沙美さんの話を聞いてもそう思ったですよ。
竹山そうね
佐藤:辻さんはまだ宿命の地にたどり着いていない、着地しないで終わってしまうかもしれない。竹山さんはこの町で、子供のころ暴力指導者になぐられて、齊藤君の家に行って分人の楽しさを覚えていた。スター選手にはなろうとしなかったんだろうが、雨降ってくれないかな、齊藤君とゲームしたいな、と。そういう逃げることができる人間力が備わっていた。だから「みかわや」に着地した、できた。そういうのがいいわけよ。

竹山:そうね、それはあったね。うん。

佐藤
:大人になって、齊藤君の家にいかず「みかわや」で竹山さんのもう一人の分人であったサッカー的英語教師を発掘できた。もともと備わっていた竹山さん自身の能力を再発見しただけだけど。


 絵:Wikipediaより









ポットキャストサッカーと英語





絵:竹山さんXより
ロンドンのクラブチーム運営
   みかわやでやりたいこと4つ

竹山:僕ら3人で経営やっていて、初めお金を出資してくれた大ボスがいたんですよ。ロンドンの金融ですごい成功している人でした。初めの4,5年は自分たちでうまく経営してた。どうにかなっていたんです。お金が数百万円、足りなくなったんですよね。で、貸してほしいと大ボスに言いに行った。そこから彼の言うこと聞かなければいけなくなったんですよ。しょうがない返済しないといけないし。「お前ら、経営はどうなっているんだ」と。で、影響力凄いし戦国武将みたいな人で。言葉も強いし、上手いし。人心掌握もすごいんですよ。僕も初めて、越えられない存在というか、

佐藤:金貸し、金持ちはペテン師の類だからね。お金は紙に印刷しているだけだろう。世界中に植民地つくり奴隷を売りさばいた末裔だからね。金集めに腕が立つやつは、まともではないよ。トランプにしてもマスクにしてもそうじゃん。


  絵:竹山さんXより

竹山:それの状況と比べたら、今は地に足付いているなと思います。自分がコントロールできる範囲で生活もしているし・・・。心は安定した状態(常態)で活動はできている、それは凄いいいことだなと。

佐藤:できもしない目標なんが立てない方がいいよ。くだらないから。そういういことをやりたい奴にやらせておいて、近づかなければいいし、着実に暮らすね。
どうしても情報が東京発に偏りがちなので、それに巻き込まれないように。AI大騒ぎだけど、人間のほうが面白い。あれは道具だからね、AIサッカー選手でてきたら面白いけど、人間に比べるまでもなくダメなサッカー機械で投資しても売れないでしょう。
人間は会場の空気、臭い、温度、来場者の熱気を受けとって、同時に動いているから、AI選手はまねできないだろうね。できそうですか?

竹山:ないよ、ないない。

佐藤:スポーツは繰り返しに見えるけど、繰り返しじゃないよね
竹山:同じサッカーやっているんですけど、国によってまったく違う、そこはなかなか理解できない。僕の体験はヨーロッパばっかですけど、南米に興味はあって、行ってみたいなと思いますよ。南米のサッカーは全くちがうんだろうな、と思いますし。

佐藤:選手の肉体と会場の環境が一瞬に情報があつまる、その中で競技している。無意識だろうけど、そのことが重要、人間には分からない、それぞれの場の放つ空気と動きだからね。町づくりの普遍的な解なんかない、で毎日掃除しようぐらいしか言えない。どうようにサッカーは毎日グランド整備し練習するしかない。





















子供たちに英語を教えている竹山先生
絵:Xより









「みかわや」をベースに町あるきのための講義をしている竹山先生(絵:竹山先生のXより)

5年前にやり直しだす4つの目標を書きだした)

竹山:5年前に、もう一回やり直すんだけど、「みかわや」で生活し始めたときに、興味あることを4つ書いたんですよ。
一個目がサッカーとサッカー選手皆、英語ができなかったので、サッカー選手に英語を教える。
二つ目が、『SHUKYU』という雑誌があって、10年ぐらい作っている人がいて、サッカーの外側を扱っている。内側というのはピッチの中で、文化とかカルチャーみたいなものを扱っている。1年に1冊か2冊出している人がいて。その人と仕事すると決めて、会いに行って。今も一緒に書いたりしているんです。
三つ目はラジオ、ポットキャスト

佐藤:一度聞いてみたら外人と二人で語り合っていた。竹山さんは声がいいからね。
竹山:僕が日本語じゃべって、相手が英語をしゃべるんです。半分は分かる。そうすると、もう半分も聞こうと頑張るので、相手も日本語は分かるんです。彼はずっと英語で、僕は日本語で語る。
佐藤:日本語だけ聞いていても何をワイワイしているのか、分かるよね。
竹山:そう、そしたら、もう半分を理解しようとする、それを5年前に始めて。
佐藤:竹山さん案内には1本しかなかったけど、沢山あるのね。

竹山:200本あるんですよ。
佐藤:それはどこで公開しているの。
竹山:スポティファイと、アップルポットキャストです。
最後の4つ目はね、キャンピングカーで日本のサッカーの人達に会いに行くっていうのをやりたくって。佐藤さんがやっている事に近いですよ。

佐藤
:そうだね、サッカー選手を竹山さんが聞いて俺が文字にするみたいな、そういう事もできるね。成金サッカー選手の現在の家を泊まり歩く、訪ね歩いて、凄いとか?なんて言って、サッカー選手の成れの果てはこんなだぞ!を公開する。それもいいかも。サッカーファンってスター選手に目がいってて、それしか分かってないんじゃない。
竹山:そうよ、沢山いますから。
佐藤:プロ目指したけど1軍にも上がれず身を持ち崩した、ダメダメな人も一杯居ると想う。それらを誰も知らないという点に光を当てる、いい点だけ光っていると子供たちに好い影響を与えてないよね。

竹山:うん。
佐藤:サッカー選手に何%なれるのかしらないけど、寿命も短いし。
竹山:短い。10年、10年。
佐藤:10年なのか、短いね。スーパースターでも、マラドーナのようになっちゃうんでしょう。スター選手をキャンピングカーで訪歩く。

竹山:静岡県内、地元でやっている人もいいなと思うし。


 2021年『みかわや』秋号より竹山編集長の記事

若者に憧れ起動させたんだから、スターはフォローしろや!

佐藤:静岡県でもっとも有名な選手は小野伸二ですか。
竹山:小野伸二です。
藤:静岡県内有名選手一杯いるよね。
竹山:静岡は一杯いますよ。
佐藤:サッカー大国静岡県をだめにした、選手を訪ね歩くのもいいかも、お前ら子供を憧れさせたんだから、フォローしろや、と思うじゃないかな。
竹山それはいい指摘ですね。

佐藤:若者に憧れさせるだけで、放置する選手は無責任すぎるよ。小野伸二はタックルされて、世界のスーパースターになれなかったなど、一杯静岡県にタカラが眠っている。サッカー選手を目指す若者が知っておかなければいけないサッカー選手の成れの果て、その事例集か・・・・。
20才で後悔してもしょうがない、遅いわけでしょう。俺の人生どうしよう、とそこから組み立て直すのでは手遅れになる、先日紹介した阿部博一さんの『サッカーで生きていけるか』。サッカー選手の次は考えなければいけないと。Jリーグ自体がサッカー年金作って、認められた選手、それが潰れたら年金を次のキャリアを獲得するまで支給するとか。10年間ぐらい支援して、社会人に復帰させろ!、そういう仕組みだって考えられる。保険会社作って運営できるわけじゃないですか、国民的スポーツ目指すなら、国の税金を使ってもいいじゃないですか。

スター選手にかぎらず、潰れたら、こまって犯罪に手を出し三流週刊誌のネタにされるのは、あまりにも単純すぎて無策。スター選手たちに責任があり、そう思えないならサッカー界全体が貧しい精神で成り立っているということだ。嫌な話しだすなこの爺と思うだろうけど。

竹山:大笑いしている

佐藤:竹山さんもスーパースターになれなかった一人だから、静岡県産出の有名選手の現在を観て聞いてあるくと問題が浮彫になる。スター選手と知り合いじゃないですか?
竹山:同年代が多いです。
佐藤:有名選手はだれですか。





岡ちゃん

竹山岡崎慎司です。岡ちゃんはロンドンにいるとき仲良くなりました。日本代表でストライカーやってましたよ、で去年引退したんです。
佐藤:現在は何をやっているんですか。


  岡ちゃんなどと集合写真 前列左から2人め竹山さん 竹山さん自己紹介webより 

竹山:岡ちゃんは彼は兵庫県なんです、兵庫に自分のクラブを持つていたんですよ。
佐藤:いいやつじゃん!
竹山:そう!素晴らしいやつです。そういえばグランドも造りました。
佐藤:岡ちゃん一番すごいじゃん。

竹山:岡ちゃんは凄い。サッカー選手たち、最近サウジアラビアとかで凄いお金出るんですよ。当時、吉田麻也にサウジアラビアからオファーがきたんですよ。お前サウジアラビアなんかに行ったら、お前と一生口きかないからな!と言って(大笑いする)私の目の前で言ってた。

佐藤:じゃー岡崎選手の所に行って、岡崎はなぜグランド造ったり、クラブチームつくったり、サッカーに情熱を注いでいるのか?それを聞く、2人で聞き取りましょう。

竹山:今はドイツで、自分で監督している。子供のためのチームは兵庫県にあるんですよ。ドイツでも大人のチームを作ってやっているんです。そこで監督をやっているんですよ。兵庫の子供たちがドイツに来れるように作る。ドイツのマインツでやってます。

佐藤:日本人でもなかなかいいやついたじゃないか!
竹山:時々、電話掛かってきて「元気か」と。そんな感じで。
佐藤:岡崎慎司さんを深堀するのはいいんじゃない。
竹山岡崎慎司・深堀はすごいね
佐藤:なんでやらねんだよ。俺手伝うよ。俺が知りたいのは彼が、なぜグラント作ったり、子供のチームを作ってドイツの地に招いて交流させたい、と思うかです。二地域で監督やったり、子供の指導したり、そのモチベーションとそれを実行するために現実的な困難など、問題も含めそれらをクリアしなければいけない事が一杯あると思うんです。そういうのを語ってもらうのがいいんちゃうかな・・さっき出た、『SHUKYU』で連載する。

竹山:やりました一回。
佐藤:売れない雑誌かな?
竹山:『SHUKYU』はたくさんは売れてはいませんね(笑)

佐藤:それを漫画にしてもらって、竹山さんが売る。キャプテン翼の後日談のようなことを岡崎慎司さんをモデルに主人公を描けばよさそう。
竹山:漫画は考えなかったけど、いいかもですね。

佐藤:漫画にして世界中で売る。スターになるのは興味あるけど、地ならしする人には興味ないかもね。竹山さんが俺と話してて、好からぬことを起動させて、苦労を背負わせては悪いな・・・。
竹山:けどいろんな人に、会いに行って、それをポットキャスト、ラジオなのか、音声収録なのか、それは5年前に言ってて、やってないことの一つなんです。

佐藤:なんで俺は文字にしているかと、いうと、今はAIが文字を読んでくれるじゃない。俺がインターネット始めて文字にし記録を公開したのは25年前。あのときは文字を作ると演劇にできると思ってた。二人語りの演劇。落語だと一人語りだけど、漫才みたいに二人で語る。読むより理解しやすい、抑揚がついているし、同時に言葉にはエネルギーある。ラジオだと竹山さんと外国人の二人のエネルギーが伝わって来る。文字だと読み飛ばせるけど、エネルギーは伝わらないんだよね。だから、AIに読み取りしてもらって聞く、こんな世がくるとは思ってなかった。
今は自分で作った記録をAIに読ませて聞いている。辻さんの家で聞き取った文字記録もAIに読ませて聞いている。AIはまだ馬鹿だから竹山さんの肉声では読まない。漢字読みも間違えるし全部同じ音声で読む。演劇みたいに、竹山とあったら、男性の声で読みだす。亜沙美さんの記録は女性の声で読みだす。そこまでAIが進むとラジオドラマっぽくなって、視聴者はエネルギーをいただける。

竹山そうか!

佐藤:文字にしておくと、読み飛ばしもできるし、AI読みも飛ばして読ませることができるよ。動画は早送りとかできるけど、文字のほうが要約しやすいね。自分が知りたい要約と、AIが出してくる要約は違うから、AIが出してきた要約見て満足と思う人は機械に近い馬鹿だと思うしかない。そのときは俺は個性がない機械にちかいんだなと思ってうなだれてくれ。
俺の希望は竹山さんと岡ちゃんが喋っているものを音で聞くことなんだけど、本人の音で聞くと、問題発言とか訴訟になる。一度文字にしてフィクションにして聞くことが肝心だよね。名前も変えたり、何でも喋れるじゃない、フィクションにするとね。

竹山
:それはそうか。
佐藤:ところが、ノンフィクションにしてしまうと、後々やばい問題が発生するんだよね。人は変わっていくから、監督の悪口とか実名で語ると真実だけど、名誉棄損罪で訴えられたりする。文字にする段階で加工できる、そしてからAIで読んでもらって、通勤時間に聞いてもらう、そういうサービスを始めるつもりだけど、文字記録だけが増えている(笑)。













本名のまま公開しますか

佐藤:ようやく、ここに来て竹山友陽で記録を作り公開していいかどうかの話に到達した(笑)。
竹山:これは名前は本名で行きます。行きます、行きます。
佐藤:一杯文字記録つくるから、途中で変えるのはたいへんだからね。協会の仕事が入る、と言ってたけど、無くなったの?
竹山:無くなったから大丈夫です。
佐藤:やったー。
竹山:1月に通訳の試験みたいなのを受けていたんですよ。最後は2人残って、もう一人が選ばれたので無くなりました。
佐藤:それはもしかすると、いい事かもしれないよ。

竹山:うん、だから。
佐藤:自分で責任もって、発したい情報を自由に発信できるからね。協会の雑用係にされなくってよかったね。
竹山:本当にそう。
佐藤:ある種カウンターができちゃったから、これからやりやすいよね。
竹山:そう。
佐藤:俺を採用しないやつは阿保やみたいな気分でいける。彼らが考えないことをやり続けていくだけ。
竹山:それはそう、本当に。

佐藤:これでまた夢が膨らむね。岡崎さんは静岡県の人じゃないんですか。
竹山:でも清水エスパルスに長くいたので、奥さんは静岡の女性です。私より1歳したで39才です。

 スクラップ 竹山友陽著
「西川昭策さんのこと」

サッカー選手の年収 スポーツビジネスについて

佐藤:お金は稼いじゃったわけだね。ヨーロッパのクラブチームに参加できる選手は年間1億円とかもらっているんですか。
竹山:Jリーグがだいたい、J1が2000〜3000万円です。
佐藤:年収3000万だったら日に10万円使えるか、それ以上使ってもね。
竹山:ヨーロッパに行って、日本代表の選手たちは2〜3億円ぐらいもらってます、10倍ぐらいです。

佐藤:10倍になっちゃうんだ、観客が多いからですか?
竹山ヨーロッパの方がビジネスとして成功しています放映権料がまず入ってくる、プラス、訳の分からない世界中のオーナーが俺がやりたい!手をあげるんです。大金持ちなんですよ。人間は名誉が欲しくなるんですよね。クラブチームを買って名誉を得たいって感じですね。

佐藤:一般の人はこのクラブチームを誰が持っているのか興味ないだろうけど、欲しくなるんだね。
竹山:石油、オイルマネーが入ってきて。カタールがやっていると、サウジがやり始めるんです。俺らが負けるわけがない、と思って。中東のプライドみたいな感じで、それがヨーロッパのサッカーにお金がどんどん入って来てる。

佐藤:中東の人々はヨーロッパの人たちに対して劣等感があるというわけですね。
竹山:それよりかはね、カタールの人はサウジには負けたくないんですよ。サウジの人はカタールにまけたくない、UAEも入ってきて、その争いをヨーロッパでやっているみたいな感じです。

佐藤:しょうもないな。
竹山;だけど、サウジがようやく気づいて、ヨーロッパじゃなくって自分たちの所でやろうと。今は、サウジが買い込んでいるんです。

佐藤:サウジアラビアでサッカーチーム作っても気温、熱く大変じゃないの。
竹山:そうですよ、それでもやるんですよ。
佐藤:次のワールドカップはサウジなの?

竹山:次は、アメリカ、メキシコ、カナダの共同開催で来年です、。その次が南米とヨーロッパでやるんです。ここの理由はサウジをすぐ持ってきたかったから、南米とヨーロッパを一緒にやらしてしまうんですよ。
佐藤:サウジはオイルマネー、金持ちだから、FIFAは一杯とれるわけだね、酷いな。FIFAもろくでもないやつらばっかし?銭を巻き上げることしか考えてないか?IOCもそうだったけど、スポーツ界みなそうなってしまったんだね。南米とヨーロッパ同時開催は選手が大変そうだね。

竹山:だから南米で一試合だけやって、ヨーロッパに移動する、めちゃくちゃですよ。僕、カタールに行ったですよ、ディズニーランドみたいでしたね。
佐藤:人工の都市ね。虚構の都市とも言うか。
竹山:ディズニーランドでサッカーの歴史も何もないし、地元の人こないし。
佐藤:虚構の世界でリアルなサッカーゲームやっている感じだね。

竹山:綺麗すぎちゃって、日本に帰ってくると全部の物が古く見えちゃって。日本より全然綺麗ですよ、全部がディズニーランドに10日間いる・・・みたいな気分でした。
佐藤:的確な表現でいいね。日本が汚く見えたら、南米にはいけないんじゃないかな。サッカーしてる気分じゃないね。中東には観客居ない!放映権料で成り立っているわけですね。

竹山:そうそう。
佐藤:サッカービジネス健全な気がしないけど、どうなっていくんだろうね、サッカー選手含めて。オリンピックもサッカーもそうだけどスポーツがビジネスになっていって、どんな事が起きているのか、詳しく調べたことがない。それを調べるのも面白いんじゃないの。

竹山僕が大学院で勉強した話です
佐藤:本にすればいい、原稿書いておけば。
竹山:ポットキャストで話してきたのは、そういう話が多かったんです。世界で何が起きているのか、という話とサッカーは金まみれだなと。それを喋ってきてたんです。
佐藤:通勤時間にFIFAの悪口を読む読者はけっこういそうだね。
竹山:いる。で、ヨーロッパでサッカー好きの人は、FIFAが大嫌い
佐藤:竹山さんは英文の本も出せるんだものね。
竹山:そうそう。
佐藤:日英文で本を出すことになると、さらに忙しくなっちゃうね、安請け合いすると頭は痛くなるね。そうなると困るね。でも、「みかわや」を掃除したような感じでに考えて、サッカー界のゴミ拾いから始める。それはいいんじゃないかな。

竹山:たしかになー・・。
佐藤:たぶ、んゴミだらけだよね。サッカーを一軒の家屋に例えてゴミ拾いを始める、サッカーをパブリックスぺースと捉えてもいいんだけど。それを綺麗にするには何ゴミを片付け始めるか、俺は具体的には分からないんだけど。


町中に小さいサッカースペースを作りたい

竹山最近の問題は全部、塾みたいになっているんですよ、日本ですけどね。きっちりこうしたら上手くなるとか。お金を払って自分で学ぶ、というよりは教えてもらうものみたいな、帰ってきて居心地がすごく悪いし・・・・。
佐藤:過去のデータでサッカー手法をなぞって、次のサッカーに繋がるとは思わないけど。

竹山町中で、小さいスペースをつくりたいですよ。誰が来てもいいぞ、と。特に指導はしないけど、大人一人座っているから。地域の中に・・小さなサッカーする場所。ニューヨークは犯罪率を減らすために、町中にバスケットコートをたくさん作っていったんですよ。町中に自由に使える場所、バスケサッカーでいいかなと思っているんです。「みかわや」の次のチャレンジ、もういっこやってみたいなーと。
佐藤:ストリートサッカーでいいのでは。何とか町と何とか町が道路の上で競う。
竹山:ストリートサッカーはどうにかしたい、試しに去年、工事現場の柵を借りてきて、人工芝ちょろちょろと敷いて、町中で3,4回やっているんですよ。
いっ個、レッテルズという福祉施設があって、町かなで、精神障害者の人達が集う。

走ってはだめなサッカーゲーム

佐藤:辻さんに連れられていった、あの施設かな?
竹山:そうです、レッツにKさんがいて、私サッカーが嫌いで、上からモノ申すでしょう、と、そういう世界すごい嫌いなの・・・だけど貴方は面白いから一緒にやりなさいって言われて、入れられて今も続いているんです。
レッツをやった時も、場所を作ってウオーキングサッカー、走らないサッカーです走っちゃだめ。そうすると誰でも一緒に入れて、それを1日やっていて、障害者の子供たちも割と入って楽しそうに、げらげら笑いながら、あれは自分が今後目指す何かのヒントになったという気がする。

佐藤:間口が広くっていいね。爺さんでもばあちゃんでもできちゃうね。ルールは走っちゃだめで。他はサッカーのルールなのかな。
竹山:走っちゃだめでだいぶ変わるです。

佐藤:走ると歩くの差は宙に浮くか浮かないかだから、競歩みたいなもんだね。
俺の知らないことを一杯やっているから、面白そうだ。もうすぐ2時間になります。こんな感じでいろいろ喋ったけど、こんな感じでやっていきます。



町中でのサッカーコートづくりの事例
絵:竹山さんXより

今後の聞き取り

竹山:1ヶ月1回、
佐藤:2ヶ月に一回でも、どっちでもいいですよ。目標偶数月開催で、毎月でもいいけど、変化がなくなってシンドくなるかな・・・・。今日もいろんなこと喋って聞かせてもらったので、文字にしてから。

竹山:もうちょっと深堀ですね。
佐藤:仕分けして、深くしていくのがいいかな。俺が書いたタイトルでは、外国に行ったときの話は面白い、もうちょっと詳しく話してもらいたい。メキシコのボランティア、あれは効いている気がするんですが・・・・具体的に覚えてないですか。

竹山:覚えてますよ。
佐藤:写真があれば思い出しやすい。これもがっちり語ってもらいたい。あとはロンドン留学の学費を出してくれたお爺さんのことです。
竹山:それは浜松の爺さんです。
佐藤:爺さんにお金支援してもらって留学したその時代話もあります、それは詳しくお願いします。留学は中身濃いですよね。サッカー侍アカデミーにつては、今日少し触った、マッチョな経営者というか資金提供者が出てきて、プレッシャーが災いしているような感じがしているね。心療内科を受けてしまった話もあるから、これは留学の話とクラブチームの経営の話は別でいいかな。

竹山:別でいいですね。

佐藤:「みかわや」の話も結構でたけど、「みかわや」で今日の話に付け加えていてもいいし、新聞の話や住人の様子など、そこで100人知りあいになったと語ってましたし。
竹山:そう。

佐藤:サッカーで100人に知りあわず、町づくりで町に住んでいる人100人と知り合ったというのは面白い話だよね。新型コロナが与えたショックは浜松に限らず世界中に与えたから、竹山のコロナ災禍の話もあっていいかなと。その時サッカーはどうだったか。サッカー選手に英語を教える話もお聞きしたいし、ポットキャストの話と合わせて詳しく聞いていきたい。

最後に竹山さんはある種のコンプレックスなのかな、分からないんだけど完全な自己の全人格統合をもとめて、そうはならない自分と板挟みになっている、そんな感じはするので、これは別に喋りながらそれを壊していくと、いうか、たくさんの竹山友陽を探り当たる。竹山さん一人で生きているつもりはあるかもしれないけど、そう思うけど、日本の義務教育だったり、お父さんお母さんだけじゃなくって日本社会の仕組みの影響を受けて育っている。だから個人の責任じゃないんだけど、個人で抱えてしまう人が多い。これから若い人達と交流して、もと仕立て屋の家屋と学生とを活かすことやストリートサッカー、走ってはダメよサッカーを始めたこととか、関わっていると思うんですね、でそのあたりもつないで語っていただければ嬉しいですね。竹山友陽人生濃い、「竹山友陽入門」面白いよ。

建築系は目的があるから、単純な人が多いんだよね。完成すればお仕舞、そういう欠点があるからね、竹山さんの仕事に終わりは無いからね。無いから面白さがいいんだよね。ということで、こんなことで、今日の話を分解して順を追ってお聞きしていきましょうということで、やりましょうね、
竹山:わかりました。

佐藤:2時間ワイワイしていると楽しいね。
竹山:何をしゃべろうかなと考えてたけど、まあどうにか成るようになるかと(笑)
佐藤:竹山さん自身が面白い人生を生きてきたし、生きているんだから、面白くなる。俺が思った通りなんんだけど、悩んでスーパースターに成れなかったというのがいいよね、その悔いを背負って生きているのもいいよね。

竹山:なってない。

佐藤:みんなから、愛称はなんて呼ばれているですか。

竹山:
外国にいったら、皆はトモですよ。
佐藤:記録はトモにする?竹山でいい?
竹山:竹山でいいです。

佐藤:竹山・佐藤でよもやま話を2時間これから2年間よろしくお願いします。
竹山:よろしくお願いします。

佐藤:今後は乗りでいきましょう
竹山:はい

佐藤:ありがとうございました、今日は面白かったです。いろいろ楽しくできそうです。2時間ありがとうございました。
竹山:こちらこそ。
佐藤:では 

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        竹山友陽さんが刊行した教科書2冊

 「竹山友陽入門」第二回の語り合いは2025年4月開催予定です
 続きを おまちください 文責:佐藤敏宏 2025年3月
 

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竹山友陽さんのサッカーに対する情熱はこの日から現在まで消えることはなく続いている。 絵:竹山さんXより