HOME 

  
        研究所について


研究所の概要

研究所のテーマ
 ジャーナリスト教育の研究開発とジャーナリズム研究の革新

研究所の活動内容

根底から変化する社会状況とメディア環境のなかで、ジャーナリズムの自己革新と自己変革はどのように可能か、ジャーナリズムの自由と独立はどのように可能か。本研究所はこの問いを支援するために2007年4月に設立されました。その際、本研究所は教育というアプローチをとっていきます。その教育とは決して上からの注入という教育ではなく、学びたい人に学ぶ場所と内容を保障するという教育のことです。

今日の大学の使命は教育・研究・社会貢献の三要素に集約され、その視点から大学は社会的評価を受けることになりました。本研究所の活動の柱も同様の三要素から成っています。

  1. 大学制度のなかでジャーナリスト教育を担うという課題は今日日本では遅ればせながら新しい段階に差し掛かりつつあります。その状況を見据えつつ、教育分野の研究開発と実践を行い、次の飛躍へと準備をします。
  2. グローバル化とデジタル化を受けて今日新しい社会状況とメディア環境が到来しています。それを踏まえて、ジャーナリズム研究自体の革新を図ることに貢献するとともに、その成果をジャーナリズム教育に反映させていきます。
  3. 上記の教育開発と調査研究の成果を社会に向かって発信し、かつ応用していきます。社会貢献の活動を具体的なプログラムを通じて進め、本研究所を実社会のなかに位置づけていきたいと思います。

本研究所はこれら三つの柱を有機的に組み合わせ、ひとつの連結する環の形成を通じて、デモクラシーとジャーナリズムの接続に貢献することを目指します。


具体的には当面、次のような事業計画を j-freedom として進めてまいります。

  1. 教育開発

    2007年度から早稲田大学オープン教育センターでテーマスタディ(全学共通副専攻)という制度がスタートし、そこに「ジャーナリズムコース」が設けられました。どの学部の学生でも、「ジャーナリズムコース」の所定単位数を取得すれば、ジャーナリズムを副専攻として修了することができます。本研究所では、そのコア科目の教育プログラムをアシストするとともに、教育実践の場を通じて、ジャーナリズム教育方法の開発とカリキュラムの改良、インターシップの拡充、教育技術システムの強化を行っていきます。

  2. 調査研究
    教育ニーズの調査や職業マーケット構造の調査などフィールド調査を行います。また、海外の動向を調査し、海外のスクール・オブ・ジャーナリズムとの交流を深め、それを日本の教育開発に役立てます。さらに国際研究体制の改善を図り、国際的なジャーナリズム研究シーンのなかで役割が果たせるように努力します。
  3. 社会貢献
    大学という公共的な場所を活用して、若手現役ジャーナリストのための研修セミナーを企画し実施します。また、ジャーナリズムのためのフォーラムを開設し、アクチュアルなテーマについてタイムリーに討論の場を提供していきます。


ジャーナリズム教育研究所(j-freedom)の活動分野




財源

プロジェクト研究所の財源は参画する研究員が拠出する研究参加費と外部資金によって賄われます。


外部資金には「受託研究」、「共同研究」、そして「指定寄付金」の3種類があります。そのうち「指定寄付金」とは、企業や団体、個人などからプロジェクト研究所に対して提供された寄付金を研究費として活用する制度です。法人から受けた「指定寄付金」を金額損金扱いにできる受配者指定寄付の制度が本研究所にも適用されます。

   早稲田大学共同研究機構
  

   受託研究・共同研究
  

   指定寄付金
  

「受託研究」、「共同研究」、また「指定寄付金」については
ジャーナリズム教育研究所にお問い合わせください。