敷地は国立公園にあり許可申請がいる。屋根の形は切り妻または寄せ棟が公園内の美である。色は茶色立面図ではそのように見えるが中庭からはそれらが解体されたように様々な姿をしている。美しい風景を法規制によって生み出そうとする私たちはそれほどに貧しい精神の持ち主なのだろうかと思ったことがある。ぼんやりしてると公園だつて都会のゴミ捨て場になつてしまうか・・。観光地がにぎわえば排泄物やゴミで汚れることは疑いようがないし・・。

話がそれてしまったが、野蛮な精神とは天然の状態を好んだりそれを知っていたりと今はやりの環境との共生なんてことなのかもしれない。人の知性が天然に手を加え人工化を進めてその先どうなるのかは誰も知ることができないが人が作り出すことが出来ないモンに囲まれ生活出来るのはいいことのように思うのです。建築はそのことの中間でしょうか