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03年 6月21日 太田浩史さんと建築あそび記録
DUET話
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09 10
p 2
o なんか
シーントしちゃって・・
緊張気味の太田 会場に語りかける
s 愛の手入れよう・・
突然台所の方が急に賑やかになりだし、太田の講演をよそに宴会残りの焼き肉を食べ始める・・もの・・「有るよ」などど・・サポーターのkチャンが指し棒を太田に差し出す
サポターk あるよ・・あるよあ・・これじゃ届かない?
o
棒・?!・愛の手ってそういう事じゃなくて・・
笑いとか あるでしょう・・
yレスポンスが欲しいってこと・・
照れる太田に 会場・・大笑い・・黙って聞いてないといけないかと思って・・どど賑やかになる
o なんか一人で喋っている・・
s 黙って聴いてないで・・愛の手・・合いの手・・
あぁ相変わらずダメねーコの建築はなどと・佐藤立ち上がって説明するがかなり酔っている・・・・ それを見て 会場 大笑い
o さて・・
組積造は前からやりたかったんですけど・・
s なんか緊張してますね・・
と 乗りの悪い太田に語りかける
o
笑う 難しいですね・・
その仕草を見て 会場また大笑い・・
s 自分で言っておいて・・乗せなさいと・・
・・
太田に向かって言い放つ 酔っぱらい佐藤に 会場 大笑い
o ということは外断熱というのは結構 手間がかかりますよね・・
s そんなこと聴いてないよなー・・
と合いの手の練習をする佐藤・・ 会場 大笑い
o それはスマートじゃないから、外壁も もともとインデグレードされたパーツを作って重ねるのが一番簡単なんじゃないかと・・
組積外断熱って考えとして結構いいんじゃないかー・・と思ったわけですよ
s そんなこと言われても・・「はい」なんて言えないよなー
からかう佐藤 会場 大笑い
o そしたら
壁厚が30pになっちゃうらしいんですが・・それがまた異様な物質性を漂わせ始めるわけで・・
s 30pだってよ・・彼女を間に埋められるなー ・・なんて言うわけだね・・
i(五十嵐) 製品化されたんですか
o まだ設計仕様を作っている途中で、これから売り出すというのが太陽セメントの話です。値段は平米あたり大体2万5千円ですね
y(八重樫) これは平米なの一個なの・・
o 積算だと一個一個カウントするんですけど・・結局ならすと平米25000円ぐらいになるんですね
y 石が張れるね・・この辺御影石が張れるなー
0いやコンクリート込みだですから。そこまで高くないです。
y あそうか・
0 外壁がタイル、コンクリート躯体にボード、ペンキという仕上げと同じくらいですね。外装、内装として表情があるし、
環境性能は高いから、気に入っています。壁厚30pの建物が・・
下からズーット出現していのも木造住宅が多い住宅地のなかでは尋常じゃない感じがしまして、、現場は近隣の人にウケましたね。。
三匹の子豚の家とか言われちゃって。
y 接合部モルタルで埋めてるの
0 目地二ミリで接着剤です
s なんだとか、なんだ言ったって止めないでしょう
佐藤酔っていて訳のわからない繰り言を喋っている・・それをみて八重樫
y 佐藤さん 五月蠅い!!
と叱る
会場 佐藤酔っぱらっている講演を聴いてない・・どこが一階だか二階だか分かんないと完全に酔ジジーと化している
o プランはこういう感じです
y
さとうさん五月蠅い!!・・
会場 大笑い 笑い
会場 電源が あやしい・・電源があれ・・おかしい・・会場電源がおかしい・・電源が落ちる・・と会場は電源探し・・講演前に 焼き肉をやったのでパワーポイントの電源元のコンセント配線廻りの具合が悪くなり、電源がイカレ・・映像がでない・・講演中断となる・・ワイワイガヤガヤ・・
o 電源切れちゃった?!・・・
こういうのwebにアップされた感じに近いですねー・・
・・となぜか太田は電源落ちを一人喜んでいるふう・・
O さっきは 静かすぎ・・
sどうしちゃったんだろう・・電気を付けよう・
講演まえに 焼き肉食い過ぎ て電線加熱にて いかれた模様
・
・・代わりの電源を探し始める佐藤 会場 あ・・つきました・・・
会場方々から「つきましたねー」の声
0 プランは世帯ごとに オレンジ色と黄色でわけていますけど。1階、2階のブロック部分が1世帯になっていまして、その玄関は1階に、奥に行くと仕事場があって、ここの扉は中にこう・・
y
佐藤さん五月蠅い・・愛の手じゃないんだよなー
八重樫に叱られる佐藤を見て 会場 大笑い
o ここの構造壁の中に隠れるようになっている。階段を上って2階に行くと。キッチンがあって居間がある。方位はプラン右が南です。
オレンジの部分が
一世帯。だいたい68平米ですから20坪ぐらい。それが一世帯目です。
二世帯目は高床を進むと外部階段がありまして、そこをくるっと回って上るとここ2階にに玄関がある。水回りだけが2階にあって、階段を上るとワンルームの3階がある。ここが居間のスペースでここが寝室です。
セクションはこういうふうになっています。
ブロック部分は全体の3分の2で残りの部分に鉄骨がコの字に架かっている。それを横から見るとこうなっている。
プランはですね。あまり
この建物ではプランの操作は興味がなかったので 単純化したつもりです。そういう言い方をするといろんな人に怒られちゃうんですが、とにかく
積層してることと、物質性だけを表現にしたかったんです・・建築の複雑性は平面の複雑性だけじゃないはずだから、とにかく
「非・平面」の建築を作りたいと思ったんですね。
さて、写真です。写真家の鈴木豊さんの撮っていただいた写真をお見せしたいと思います
(北・西面)
外観をこんな風にして、ブロック部分のスパンはここからここまであるんですが、車が一台はいりますので、逆L字形にブロックを積んでいて、キャンチレバー部分から一度上がった所にコンクリート床がありまして、H鋼に接合しています。ここはかなり浮いて見えるんですね。この
西側の柱が細いんで不思議なボリューム感があります。
y 鉄骨の外装ってラムダなんなの?
o これはラムダですね
y それで塗装
o 塗装です。鉄骨の柱は19本あるんですが、両端に雨樋がありまして。雨樋の一番端っこに受けの金物がありまして、柱の中のチェーンを通って、ダラダラと流れる。宮脇檀さんのオープン雨樋を昔からやりたいと思っていたので、試してみました。で、車が車庫入れする時に、柱に当たって欲しくないので最初に車がここに当たって欲しくない・ので最初に壊れるように、吐水口をこうしてデザインして・・
y
いがいに細かいねー!!
細かく綺麗ミニマムふう 設計を得意とする八重樫さんからの発言に 会場 大笑い
o いや柱があんまり細いから、なんんか車がぶつかって曲がるんじゃないかと、一本曲がったら、連続的に座屈していくんじゃないかと思っちゃって、構造家に笑われたりしたんですけどね。
で、夜景はこういう感じです。これは賃貸なんで無理なんですけど、ここに花でも飾ってくれたらいいなーと思ってます。
s 樋の根本の所に花が咲いていたよ。
o ここには植わってます。あれは1階の住人さんが植えたんですね。
奥の敷地を分筆する関係で
西面は私道になることが決まってたんですね。ですから西面に列柱を作ったわけです。
ピッチが60p。18スパンあるんで、10.8mで鉄骨は19本です。亜鉛ドブ浸の釜の大きさを豊田さんという人に聞きまして・・大体12mぐらいまででしたら、一つの部材でも溝浸が出来るということだったので、上から下まで、一本の鉄骨になってます。
ドブ浸けの時に細いからグジャグジャに曲がるんじゃないかと思ったんだけれど、ビシット線がでましたね。スラブで水平を出すんじゃなくて、柱勝ちにして正解だったですねー。ここにアルミのメッシュが止めてあります。
これは反対側からみたファサードです。これはハンズで買ってきた防犯照明です。なかなか50センチの幅に合う照明がなくってですね。これが唯一薄い照明で、3800円。
これが階段部分。2階にある3階への入り口です。
こう上っていきまして、ここが3階のエントランスです。色がブロックの部分はオレンジで抑えて、鉄骨の部分は黄色を入れているんです。
y このカラーリングは
原広司のオマージュなんですか?
O 全然 原ふうじゃないです。
y 原広司オマージュ・・
と繰り返す八重樫
O 五十嵐さんんも原ふうだって言っていたけど・・・・そうですかね。まあどっちでもいいんですが。 ・・
s 原広司のカラーってなんなの
会場 シーン
o 原先生の建物には見えないだろうと思っているんです。
言い返す太田に 会場 笑い
y 原さんも困るよね・・そういわれたら・おれじゃねーって
先輩ぶる八重樫発言に 会場 大笑い
s 八重樫さんは・・○△やから原広司しか知らないんじゃないかー
o で、これは南の庭の方を見下ろしたところですね。木が茂っていて、奥にサクランボの木があって、鳥が来たりして、夏はにぎやかでした。
i さっきのねー・原広司ではないかもしれないんだけど、わりと
理ずくめで出来ている住宅の中で、なんか太田君のキャラがホット出ているような感じがするんですけど
太田 笑う
s どのへんですか・・ホッと出てるのは・・
i 1階の階段のところにも一寸色が付いていたり。所々
色がポイント的に入っていたりして、あれが一 寸違う感じがしたんですけど
s 応えてください・・
と太田に向かって命令する佐藤
o なんか・・こういうの
サービスみたいな感じ・・ ですよね
会場 大笑い
全体の調子の中で決めてるっていうようり、ここに色があったら面白いなて・・
なんかクスって笑っちゃう・・・・っていう様に決めていますよね。
ユーモアーって大事だと思うんですよね・・・それは原先生とは違うでしょうね。
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