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 5月29日  気温上昇中30℃超えるような気配

■3月中旬から始め7月末公開目標に卒業設計日本一決定戦に関する「聞き語り録」おおかたまとまってきた。色々知識も得たので、イベントを主催している学生の方々に連絡し聞き取る準備をしていた。27日実行委員長一人だったがお会いし聞き取ることがき。
 決定戦に関する聞き取りはこれでお仕舞となる。あとは記録をまとめ、公開するだけ。とは言え了解を得なければらなない点もあり、まだ二ケ月ぐらいはかかるだろう。my記録分は来月中頃にまとめて、一本ずつ公開していってもいいかもしれない。

■今日は27日の聞き取りした内容をweb記録にしようと準備を始める。準備作業が手間が掛かる。

SDL2018(仙台デザインリーグ・卒業設計日本一決定戦)中谷圭佑実行委員長を聞き取りした会場は、せんだいメディアテーク7階の1コーナーをお借りした。

 聞き取り時間は2時間ほどだったが、その間若い外国人観光客が多数目の前を通って行った。名高い建築が観光に資する

 メディアテークは311の震災時に天井が落ちたが、その時の記録が展示されていた。


■my長男が学生時代に当主である「大沼さんには大変お世話になった」し交流していたと聞かされていた大沼家が重文になるのかもしれない。これを機に美しい建築なので多くの多くの人々が訪ねて村田町の事も知ることになれば



 5月23日 

■2日ほど暑かったが一転した。数日前から」庭の草むしりを始める 今日は曇っていて涼しいので草むしり日和だがまだ終わらない
■ 花田達朗先生の「最終講義録校正原稿が昨日届いたので2頁ほどのwe頁づくりを始めた。最後の言葉は文字にせず「動画で聞いていただくのがよい」と思い、久しぶりに動画編集ソフトを使ってみたが忘れてしまっている。むりやりつくりYouTubeにアップした。
 URLは https://youtu.be/nRHmgJn02gY だが動画もはめ込んでおこう




 5月21日  暑い

■ 樫原徹先生と昨夜呑む@福島駅傍 連日(後藤治理事長)工学院大の先生に福島でお会いするのは稀なこと。仙台での日本一決定戦二ヶ月ぶりなので。一位になった渡辺さんのことも話題にあがる。色々勉強になる。代々木で偶然お会いした樫原先生とも、もうじき20年ぐらいのお付き合いになるのではないか。お互い元気でこれからも、よろしくです



■SDL2018記録をまとめ、方々連絡していたら1日が終わった感じ。

 5月19〜20日  

■my長男のプレゼントにてカシオペア紀行。盛岡発上野行きの特別仕立ての寝台車に乗った。貴重な体験と思い出が出来てありがたい。盛岡駅を18:51分に発ち在来線の他の電車運行とやりくりをつけ、15時間ほどかけて目的地の上野駅に9時半ごろ着く。盛岡駅のホームには見送りの人々もいたり、子供を連れ珍しい電車を一目見ようと母娘の連れなど多数鉄道ファンが来ていた。沿線にもカシオペアを撮影しようと群れを成してカメラマンが待ち受けているのであった。ファンにとっては稀なる出来事とは知らず眺めていた。乗客もカメラマンも手を振り合うなり、建築の世界にはみることがない繋がった行動を観ることができた。

  (金太郎を背景に2ショットする)

 料金は夕飯弁当と朝食付きで一人9万円と高額。だが貴重な乗車体験をするために鉄道ファンの老母と娘、若い母と中学生ほどの息子、若い父と小学生、中学生の娘などのペア多数乗り込んでいた。高齢者の方も多い。どこでこの情報を手に入れるのか知らないが、応募はあっと実行人数は集まるようだ。そんなこんなに驚きつつ「金持ちはどこにでも居るものだなー」と我が貧乏生活の長さを思ってもいた。昔のように何処へでも行けるプチ金持ち暮らしになる努力して、全国列車の旅を続ける老後も好いかもしれないなと想像してみた。

客室内の窓は大きく夜景も朝の沿線風景も豪快ワイドに眺めることが出来る。よい窓辺となっていたし、ベットも広いし客用運転手だそうで金太郎が曳く割にはさほど揺れない。快眠を得ることができた。部屋にはトイレと洗面所と屑篭もあり、長時間居ても疲れない快適さ。客室にコンセントが無いのは今風ではないけれど、洗面所にあったそれを使って各機器に充電できた
 
 (北上川の水面を走るカシオペアに満足するmy長男を撮る)


 (食堂車カシオペアNゲージ模型を持ち込んで2ショット)

 10時頃から並び食堂車に入る。2席4席の二列、ホテルに似た仕様で、移動する夜景を見ながら呑むのもよい、大河原で1時間ほど停車していたが、12時閉店まで呑む。マンゴウ・カクテルとハイボールで酔う。
 my長男はあちこち移動して写真を撮ったりしていたが、部屋に戻ってゆったり寝てしまう。

 (最後尾の展望列車には電車好きの野郎どもが陣取っていた)

 翌朝 8時ごろ目覚める。朝食は配られて来たサンドイッチをいただくも多すぎて残す。
 走り去る沿線の風景をのんびり眺めたあと、最後尾の展望車に行ってみた。朝日が一杯満ちていて展望ルーム居ごこちよい。行き来の通路が狭いので、すこし左右に揺れるので、そのたび壁に体がぶつかり歩きにくかった。



 耐震改修なった国立西洋美術館を眺め、1970年代初頭に家人が関わった建築をmy長男案内してもらう。my長男は歴史の人々と傍の建物で年数回集合し、今後の歴史資料の保全のしかたなど議論し合っているようだ。

 (家人が関わって建てた建築の前に立つmy長男)



 久しぶりに上野駅から東北新幹線に乗り、福島に午後二時頃戻る。貴重な体験をさせていただいて、my長男に感謝である


 5月18日  

■こつこつ時間をみつけ、2か月ほど作業をしていた、仙台で行われた卒業設計日本一決定戦に関する聞き取りと文字起しと、web記録を作りの作業。ほぼ目標まで到達した。(ここから先はどうするかまだ決めてない)
 各地に日々たちあがっている実建築の実態を知り全体に隠れている問題などを見つける手掛かりはほぼ無いと思うが、卒業設計展に関しては大概は明らかになっている。だからぼんやりとしたイメージはあった。だがこの2ヶ月の作業を通じ、問題もふくめ具体的に考えることができるようになった気がする。複雑で奥深く面白いし興味深い。

■ 建築・卒業設計と言っても、現実の建築より多種多様な領域があるので、単純には捉えられない。
 実建築をみて、学の場における建築の複雑を推測してみるしかない。
 発注者側から分類してみると、個人・法人・企業・国・県・市町村と数もそれぞれの状況も多様で、そこから、さらに建築用途に分かれるので、単に建築という言葉で括り語ろうとすると、語らない事と同じようになるだろう。ややこしい領域である、無理が生ずるから建築は面白いとも言える。 
 建築を作る側は施工を請け負う者、設計する者、学ぶ者とが存在し、それぞれから分化し多領域が存在する。前者の分類と重なり、さらに複雑な様となり、語る面白さと困難さは増し、死ぬまで語っても尽きることはない。

学生の渡辺顕人さん、須藤悠果さん、福留愛さん、審査員は辻琢磨さん、大学の先生は布野修司さん、在野の建築家で決定戦に積極的に関係していた堀井義博さんに会い聞き語った。皆さんこころよく聞き取りに応じていただきありがとうございまいた。貴重な時間をいただきお世話になりました。公開できる日がだいぶ近づいてきました。



 5月14日  

■花田達朗先生の最終講義web版の公開準備が始まった!多数のweb愛好者に読んでいただける日も近くなった。
■ 布野修司先生に聞き語る、web頁を作成しているが、8頁中7頁できた。明日1頁つくり、何度か見て公開準備は出来る。3月、4月とこつこつ作業して、大学内の卒業設計の事態がすこし分かってきた感じ。
■13日日曜は上京し 山道さん、千葉さん、岡さんによる最新作の内覧会に参加してきた。以下FB書き込み
 ツバメアーキテクツ新作内覧会に参加 山道、千葉、岡さんによる大都市内の小さな建築を体験させて頂きました。法や周囲の状況に軽快に応答した若々しい三層構築造の建築でした。
 地盤より1mすこし下がった半地下、1mほど上がった1階、3m半ほど高い2階、6mほとど登って天空なる屋上の構成で、美しくととのられた構造体に、すまんなーと謝るかのように簡潔な機能用部材を取り付けて実建築とする、さわさなか構えで、好感が持てます。短時間に大勢の仲間たちで溢れてる内覧会な会場でありました!山道さん千葉さん岡さん、お疲れさまでした!


私の好みも書いておきます。二階の連窓は階段状を期待してしまいました
 天空への階段ですが。入り口の階段のような透けた階段で登りたい
 なにはともあれ おめでとうございました!
 建築も おもしろいですね〜


 5月09日  寒い日が続く 

■昨日は仙台日本一決定戦に関係した福留愛さんの記録を仕上げて、連絡する、一位の渡辺さんの記録も仕上げたので連絡したが、修正などの連絡はまだない。
■今日から布野修司先生に聞き語る記録づくり開始した。文字起しをこつこつ開始45分ほど終える。全部で120分あるので、今週中に起こし終えたらよいのだが、無理せずコツコツさぎょうする。FBに描き込んでおく


布野修司先生に聞き語る 記録づくり開始
■主に卒業設計に関して、4月8日新宿の居酒屋で聞き語った肉声を文字にし始める。騒然とした居酒屋内の音に、語り言葉は消えてしまっていて、聞き出せないのでは?と思ってた。が、ICレコーダは俺の耳より性能が良かった。騒音中で、俺の聞き取り力・聴力が衰えてしまっているのが判明。好い質問を出せない感じも出ていて、好いだろう。順調に文字にしだす
■書庫から『戦後建築の終焉ー世紀末建築論ノート』を引っ張る出す。1995年阪神淡路大震災後に、80年に刊行された『戦後建築論ノート』に増補された書。
 磯崎さんによる「大文字の建築」デミウウルゴス、トポス・原さんの「様相」ゲニウス・ロキ 、コーラを対比し語り、「地球のデザイン」へといたっている。
 ぜひ若い建築家志望みなさんも、読んでください、お勧めです(俺が書いても効果なさそうだが)...
■2011年の大震災による、さらなる増補はあるのか?たいへん興味深い点です
■SDL2018では出品された作品をヒューマン対アンチヒューマンで仕分けして語られてもいた。それらの語りの元になるだろう、浜口隆一著『ヒューマニズム建築ー日本近代建築の反省と展望』については第三章で論じられています、ぜひ手に取って読んでみてください



 5月7日 

 記録づくり作業を休んで 映画「レディ プレイヤー1 」を観た。スピルバーグ監督の作品。311後 遠ざかっていた映画に帰り戻って来た気分あがした。社会性にある同監督作品ペンタゴンペーパーズではえられなかった、映画・娯楽の気分。
 未来の図書館がでてくるんだけど、その図書館の様子がとても気に入ってしまった。HPのアーカイブ機能はああなって欲しいと思い、日々日記などもつけているんだ。文字と動画がセットで瞬時に求める記憶や内容の場に辿り着いてしまう。そこで現場を体験し再考できるような図書館なのだ。夢の図書館ってこと。 未来の図書館のアーカイブはあのようになるかは分からないけど夢に見ているアーカイブの在り方だった。

 映像とと筋の展開は目まぐるしく早いのだが、視線は静謐でおもろい。七人の侍をはじめ日本映画もてんこ盛りに登場しまくる。ゲームネタも。おれ知らんけど。そこよりVRと現実を行来するうちどちらも影響し合う豊かさは、ある種の宗教の法悦に近いように想えた。
俺にとってこの映画の難点はアメリカ映画の何時ものハッピーーエンド。余韻を蒸発させちゃうラスト5分は見なくていいんだが。

■ 花田達朗先生より『世界』 6月号が送られてくる。最終講義内容が掲載されている
 タイトルはその時と同じく「公共圏、アンタゴニズム、そしてジャーナリズム」で、講義の原稿に多少加筆したものになっています。ご興味のある方々はお読みいただければと思います。
 講義では時間の都合で簡略化したところを復活させ、また「『七人の侍』とアンタゴニズム」のところを加筆しました。とあった。fbなどに貼って知らせた

■庭に埋めてあった放射性廃棄物、ようやく仮置き場に運んで行った。

 5月02日  

■4月8日の聞き語りした福留愛さん言葉、1時間はんほどの内容を文字に起こす。残り30分ほどになる。
 熊本大学を卒業しYGSAに入学されたので、観光をかねて横浜港や山下公園を逍遙し、傍のホテルで昼食を食べながらの聞き取りだった。

■このところ文字起しし続けているので右手の指の根本まわりが痛い。やりすぎなんだろうか



 5月01日  気温上昇し 暑い一日

■my次男の40歳の誕生日であり、運送業界に就職して一年経ったのでお祝いをする。次男は夜ケーキを食べて仕事に出て行った。ゴールデンウイークでさぞ道路は混雑していて、普段より長時間勤務となるのだろう。

■昼過ぎに、バースデーケーキを手に入れるために福島駅ビルのお菓子屋に行く。家人と電車に乗ってことこと行く。「電車に乗りたくない」と言い出したら自転車で行くつもりだった。出かけるとき、もめることもなかった。家人が電車の乗ったのは何年ぶりだろう、思い出せないほと遠い昔だ。
 



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