2015年 06月の日記
6月30日
気温が下がり涼しい■ノート、塗り絵、濡れティッシュを持参し家人に面会する。落ち着いている。
先日大きな声で俺に苦情を言っていた人はWEBに情報を流された人らしくスマフォやデジタルカメラに嫌悪をもっているそうだ。「ごめんなさい」と言っていたとのこと。気の毒なことだと思う
■病室でＣＤを聞きたいとの依頼で家電屋で機材を買う。ぺらぺらで５０００円弱だった。
■昨日1日紙製ガムテープを灯油ではがしていた。夕方頭が痛くなったので止めた。鼻の穴をのぞくと粘膜が赤く充血していた。 灯油は体、特に蓄膿症を施術した鼻に悪影響を与えそうなので止め、何にしようかあれこれ考えたが妙案わかず。
■県立滋賀大で話した内容をまとめた本が届いたのでざっと目を通す。フクシマで起きた放射能災害問題を簡単に伝える方法はないので難しいと思う。
セシウムは９０年経っても事故時の１／８の放射線を出し続けているので俺が生きている間には終わらない。継続して考えて行くしかない。現在は安全サイドで広報ぎみ意見、とても不安だ悪だと聞く耳を持たぬかのような意見と、ごりごり押しまくる官僚たちの政策が衝突したままで、好き展開が見られず裁判ばかり起きている様
6月29日
梅雨入りが2週間ほど遅くなり数日降ったりやんだりの愚図ついた空模様だったが、今朝は快晴。庭の野菜もすくすく育ちキュウリは俺の背丈を超え弦よう支柱がなくなってしまった。■入院中の家人より電話があり、いろいろ持参すべき品々を伝えてもらう。声も明るくなり、会話も正常になって来ている。動きや薬が効いているのでやや緩慢かもしれない
■毎日ガムテープ解体。2階と階段の半分は天井壁がコンクリート面から1層まで解体ができた。ガムテープの接着剤が強烈なのだが灯油を布に浸し拭くと簡単にはがれるが臭いのが難点。トルエンは体に悪いそうだが窓を開け放ち風通しを良くして作業するとなんとかなるのではないか。今日はすこしそれを実施してみよう。
午前9時から午後3時まで紙製ガムテープのはがし残りを灯油をつけてはがしてみたが 臭さで頭が痛くなる、気分も悪くなるので 続けないことしよう。はがし残りはみっともないが できるだけはがすだけで止めよう。灯油臭によって体調を崩しては元も子もなくる。
■早稲田大学ジャーナリズム研究所のＨＰをを数ヶ月前からつくっていたが、ようやく公開することができた。 使い勝手と更新作業を少なくするために改善の余地があるので、更新しつつ改善していこう。
自民党の現総理を秋の総裁選挙に担ぐ中心的若手議員が勉強会で「沖縄タイムズと沖縄新報をつぶしてしまおう」とか「気に入らない報道をするマスメデイアに対して 財界に願って広告料を止めさせる」などと言論を封じようとしていう。メディアをすべて自分たちの自民右よりの広報機関にしてしまいようだ。北朝鮮並みの情報環境にしたいらしい。そんなニュースが流れている。
田中角栄的金権政治と東大系宏池会リベラル政治が消え、焼け跡に残ったのは唯一 新自由主義を身にまとった歴史修正主義者による政治家様主権者の復古政治嵐が吹きまくる現在。やれやれだ。
そんな状況下にあって民主主義の根幹を支えるはやはり言論の場。ジャーナリズムの健全化しかない。
いまの状況より悪い政治が出現する可能性が高い状況にあってジャーナリズム研究所の活動に招聘研究員として参加できるのは貴重で幸運だと思う。（俺の人生もなかなか捨てたものではなさそうだ）
■ギリシャがデフォルト寸前、で株価が今年最大の下落、とのニュースも流れている。
6月24日
爽やかな日中だった■家人の見舞いに行く。いろいろ注文を受けたり３０分ほどわいわい。お茶の時間だったので面会室は賑やかだった。ふと目をそらすと若い看護師が頭にプロテクターをした老女の背中をどついて「さっさと茶を飲めや」てき所作をした。人も多かったし遠くだったので会話は聞こえない。わっと老女は泣いた。泣きながら茶をすすっていた。ここは病院のなかなのかと目を疑った。周りの人も気づいたはずだが何も言わない。
看護師の適正を欠いた若い人
が働いている！と思った。行って文句を直に言ってやってもよかったが いったん持ち帰えった。明日ケースワーカーなどに伝え改善していただこうと思う。 ■ 毎日ガムテープ解体アートをしている。今日は8年ぶりに二階の扉を開け放ち1階を見下ろした。気持ちいいなー 風もすいすい通りきもちいいなー 。黒猫も早速二階から見下ろして気持ちよさそーだなー いいなー
久しぶりだったので記念に 写真を撮ってみる。2001年にの『住宅建築』に掲載されているので比べてみた。
神棚捨てた俺 ２０１１年に放射能降ったので家人の神棚を家人に断って捨てたんだ 見比べるとそのことが分かる （笑 2001年に『住宅建築』（中村謙太郎さんにとっていただいた）写真 比べ観る おもしろい いろいろ分かる。http://www.hanadataz.jp/st/01zatusi/2001/zaltusi2001.htm
6月22日
気温高くなる■ 毎日ガムテープアートを解体している ゴミが多量に出るのでゴミの山。可燃ゴミの日を見計らって解体中
昨日は 多量のアルバムが出てきた 今日はナイスな洋服が出てきた。 こんなのもあんなのもあったと思う 毎日
■ 後方支援は戦争参加ではないと子供だましを国会で語る。これって主権者は馬鹿扱い なので 伊勢佐木先による「本当の戦争の話を聞いてみよう。
6月20日
降ったりやんだり 梅雨気候■今朝も花田先生から早稲田大学ジャーナリズム研究所ＨＰ更新の数々の要望があり午前中更新作業をする。細かいことなどあり頁を作り直したりしているとあっという間に時間が経つ。
■駅に行き 家人要望の菓子を１７００円で手に入れる。折り返し近所のスーパーで家人要望の品々を買う。午後1時に病院に届ける。今日から洗濯許可がでたのでハンガー、洗剤、洗濯ネットの要望が出て、再度買い出しし持参する。
なんだかんだと時間が経ち夕方5時であった。1時間ほどモンローチェアーのガムテープはがしをする。夕飯をつくり食べごろごろして夜
■家人は相変わらず病識があるように思えない。6月6日の捕り物を思い出してほほえんで語る。「入院するときはみなさん大騒ぎなんだって」 なんだか嬉しそうなのである。「2週間経ち入院日常の品々がそろったので、1週間に一度くればいいから」と話すが真に受けるわけにも行かず、週に二回は来るからと伝える。
主治医の先生とも3人の子供のことなどを含めいろいろ話している様子が分かる。面会だった。
妄想は人類社会の進歩や科学技術の発展無くてはならないものだと思う。人が妄想しなくなったら社会は変化しないだろう。人間の脳とは不思議な行為を生む源だが、俺には手に負えない。医師にも手に負えないように感じるが、妄想を持ち続ける人でもその社会の中でしでかす問題が少なく暮らせればよいのだろう。
妄想は変人に対しては俺は極端に許容量が多くて家人の病の進行を深めてしまっていることも今回の入院騒動で反省したこと。今回以降すこし変な行動をとったら即入院させ治療することにする、
■ドイツのｍｙ長女よりメールあり 研究やドイツでの生活も順調のようす。何よりだ
6月19日
ときどき曇り 肌寒い梅雨気候 ■ 花田達朗先生より早稲田大学ジャーナリズム研究所ＨＰ更新の数々要望が来る。午前中かかり更新作業を終える。昨年度までのＨＰは卒早稲田業生や一線で活躍するジャーナリストとの交流が少なかったので今年度からはその点を補正し交流が深まり連帯が構築されることを願っているのＨＰ作りだった。公開まじか。
■午後2階のガムテープアートを解体する。幾重にもガムテープが重ね貼ってあるので解体しにくい。手やゴミ袋に付着して面倒である。
時が経つと紙質が日焼け変色していくだろうが最下層に残るガムテープの残痕はコンクリートの肌と相まって美しく思う。
■除染後に植えた中庭のなす食べ頃なので採って韮となすのピリ辛炒めどんぶりにして食う。 夕食後ただちに朝まで寝入ってしまう
■ 俺様主権国家にしたい（北朝鮮の安部家のようなもの）高村さんや公明党の面々もやりたい放題だ。こういう政治家が出てくるときの歯止めとして憲法の改正ハールドルは高くなっている
それらを無視し立憲主義のなんたるかも踏みにじる自民党の政治家たちのやりたい放題のふるまいは記録しておくべきだろう。メディアもへたれ政権広報機関になりさがっている。福島県紙は編集権と経営権が一体であるから新聞の機能すら知らないのは明白。ごますり新聞で売ろうという売人たちであろう。
わがまま放題は目に余るし 現政権は海外派兵のための法整備をし自衛をこえ外国と戦争できる国に仕立てようとしている。主に明治憲法下の世にし７０年前の敗戦を認めたくない人々が集う 日本会議のメンバーである代議士たちが画策している。（日本会議についてはどのような理念で集まっている人たちのなのか 下記動画の25分あたりから小林先生がふれている）
現政権は数で圧倒的に勝っているので まま行けば各種法律が成立するだろう。参議院選挙やほぼ4年後衆院選まで待ち現政権を倒すまでは成立した法律は機能してしまう。
歴史的事実なので記憶しておこう 動画 ＞＞6月4日の衆院憲法審査会の参考人質疑で「憲法違反」と発言した長谷部恭男早稲田大教授と小林節慶応大名誉教授が15日-外国特派員協会で記者会見し、法案への反対を改めて強調した。 ユーチューブで見ることができる
参考人3人あきれていたわけだが・・・ 6月4日の衆議院ＴＶで会議で質疑応答などの詳細を見ることができる（日本国憲法及び日本国憲法に密接に関連する基本法制に関する件(憲法保障をめぐる諸問題（「立憲主義、改正の限界及び制定経緯」並びに「違憲立法審査の在り方」）
6月18日
時々小雨あり 肌寒い■ 面会室の前には金魚草が咲き乱れている。
昨夜電話でレースを編んむ許可が出たので持参せよの指示があった。編み棒とレース糸でえ２０００円を持参したが、看護士への連絡が届いていず、預かりとなる。
３０分ほどだべる。1度被害妄想による発言あり。悪く想わず穏やかに許すようにしようと提案したら素直に受け入れてくれた。薬の効果あり。
今日も心境が分かるエッセイを2本書いていた。レースで編む予定のポシェットの絵も詳しく描いてあった。材料費で6０００円ぐらいかかりそう、大作だから退院までにできればよいが・・
■長い間、個人経営の医院に通っていたが、振り返ると間違った選択だった。今度は総合病院なので断然スタッフも多く、先生たちも多い。もちろん入れ替わりが激しいのだろうが、個人病院のように経営者が独善的になり組織が硬直化し時代遅れがまかり通る愚かさが総合病院にはない。その点がとても良いと思った。人と技術が入れ替わらない病院は 空気が腐り続けるしかないが誰もそのことに気づかない。単に経営者にお金がたまりつづけますます腐るということだろうか？
今度の入院と俺の蓄膿症の手術に際しても感じたことだ。 ｍｙ町医者の説明ははひどくいい加減であることが総合病院にで最初に説明を受けたとき思った。こんな病気だったのか！さっさと手術しればよかったと。。
今回の入院も同じだ。町医者はとにかく説明がいい加減だし治す気が無いないように感じてし
まう。ほどほどで完治しない方が通院し続けるので儲かるということなのかもしれない。 きちんと治療したければ最先端の術が更新され続ける病院に行くべきで町医者に行っても治らないばかりが お金をどぶに捨て続けるような様が続くと思った。（2度目だから）大きな病院でも個人経営の病院は要注意だ。病気にならないようにと。 団塊の世代が７５歳をこえておきる2025年問題 健康で長生きするためにはよき生活習慣をみにつけることが肝心
■ すこしずつ2階のガムテープを解体している 昨日救出したのはどちらも３０年前に手に入れた サラリーマンの年収を超える高額だった品々。
磯崎新さんデザインのモンローチェアー5脚 昔は物品税が４〜３０％ぐらい掛かっていたことを思い出す 山形県産品 デザインもよいが座りごこちがとてもよい。長時間わいわいしても疲れないナイスなチェアーだ。
６月１５日
上空に寒気きて竜巻警報でて５時すぎ夕立が来る
■家人に洗った下着などを届ける。少し話す。保存果物を保存し好きなときに食べることは禁じられているとのことで、先日持参した果物はどこへ行ったのか。部屋の人々に分け与えたのだろうか
連絡ノートを渡してあるので気づいた時に日記を書いているとのこと 今日の分も書いた見せてくれた。それらをスマフォで撮る。筆まめなので苦にならず折々書いているとのこと。読んでみたが病の症状もふいと顔を出し表記された文面もあり家人の現在の心境が伝わりきて理解しやすい。貴重な記録になる予感あり。
■ノートに最初に書いたのは６月０８日だ。渡した当日に書いている。
神様 仏様 お医者様
どうぞラルフを元気にして下さい
心の内で手を合わせています
ラルフ
ママが帰るまで頑張ってね
脱出したら幸せになれるからね
リックに背負って海岸に連れて
行って本物の砂であそぼうよ
ちゃんと守って下さるらしいから
のびのびね
もしかしたらラッキーちゃんも
いるかも・・・・
仲良くなれるといいね
６／８
■
その猫 ｍｙpcにのり寝る 払っても乗り寝るこまったやつだ
6月14日 うす
■朝食後 早稲田大学ジャーナリズム研究所のホーム頁の更新作業をする。いろいろ注文ありて11時過ぎまで掛かる。すこし体裁がととのいだしている。半年後には見応えがあるホームページになるかもしれない。更新作業の傍ら片付け中の2階からでてきた猫臭の物を洗濯する。
家人から注文いただいた品々を買いに産直販売所などに行く
■午後1時に前に病院に着いた。面会すると看護師の方が昨夜、独り言を言い続ける家人を同室の人が自分のことを言われていると妄想し家人の首を絞めたとのこと。少しの小競り合いだったのか分からないが、その人を別室に移したそうだ。そんな報告を受ける。相変わらず独り言を言っているようだ。
果物がほしいということなのでサクランボとトマトを持参したが病室には置けないのでその場で食べるようにと指示をうけそうした。
昨夜の件に対して家人は何事も無かったように穏やかである。ぬれテッシュやTシャツの注文を受ける。届けたノートに日記をつけていると見せてくれた。 書いたり整理したりするのが好きな家人ならではの行為だ。読むのは明日以降し話し合う。今日は３０分ぐらい雑談ができた。レースを編みたいというので糸を買ってこいの注文もあったが根を詰める作業なのでもう少し先の方がいいのではないか？と思ったりもした。糸の準備だけはしておこう。
■昨日のこと
福島県庁の新関さんに誘われ新潟県県関川村の渡邉邸の復元完成記念講演に行きました。降旗廣信先生による、 関川村米沢街道の町造りのお題です。古建築の復元についての説明を受ける。 総事業費8億円。三人ショットを決め。後ウロウロ
渡辺三左衛門さんの家とのこと 内部に25センチ角ほどの鉄骨を組んで耐震補強してあった
米沢街道沿いの水路と柳としもくづくり家並みを売り出し中の関川村でした。近隣も彷徨ってみると雪国のエロス的茅屋根あり激写する。
雪国にあるエロス
まぐわう姿だね
関川村のしもくづくりの茅葺やね。雪国だからなのか門と母屋が融合している平面構成により、それぞれの屋根はキツく縫合し合うことになる。表象はまさに稀なるまぐわいの構図。茅が生物のエロスを表す素材として最適だと思う。
古民家をみなで大切にし維持保全すべきだと考えます。肝いりなどの権力者が残した多くの遺構は地域の人々が築き上げた地域の貴重な歴史的資料の一つですが、古民家が美しく現代社会に調和しているとは思わないです。むしろアクチュアル性に欠けるし 美しい現代の民家を追求する姿勢をそいでしまうので それらをよしとする怠惰な建築系の者を批評するチャンスを無くしてしまう建築の未来を阻害する恐れがあると考えます。これから手に入れなければならない建築の歴史に挑戦する者が多い方がいいのでそういう立場です。で表象を楽しむわけです まぐわってらー
古建築と新建築をつないで思考する姿勢が欠ける上に つないでつくる場がとても少ないのが 問題なんではないか と言い換えておきます
権力系日本建築のまぐわいの極地は多宝塔で 昨日の茅屋根は雪国民家の民家のエロスでこれも一つの極地だなーと楽しめました（愛のバットばっとデザイン）
6月12日
野鳥のさえづりが大きく響くこの頃■粘り着き重労働
家のガムテープ解体作業思いの外重労働。さらにアンモニア臭でくらくら。3時間もつづけるとぐったりする。
■猫のラルフ家出する。
突然始まった黒猫との二匹暮し。今夜はちろ余裕が出たので、近所の農産物直売所から100円の。の葉、とさやいんげんを買いピリ辛大根の葉炒め飯を作る。葉が余ったので人参と葉の甘ピリ和え。ゴマがないのか惜しい。さやいんげん甘い！いわゆる まかない飯さ。かなり美味い。
と昨日書いたのち寝入ってしまった。猫が家出していた。猫の世話初心者の俺は５日目に家出されちまった。２時間ほど探し側溝に潜んでいるラルフを発見し捕獲。朝から方々探しまわってやれ 〜＾＾〜 飼い主に「保健所につれて行く気だったのね」とののしられる事態は免れた。以後油断せぬようお灸を据えられた感あり。
ベランダで朝日を浴び伸びさせようと昨夜は気を許し２階のベランダの戸を少し開けておいた。そこから家出したようだ。地上３ｍほどのベランダから飛び出したのかトップライトと屋根伝いに地上にりたのかは不明。 ２匹暮らしもらくじゃねー
■ ０．５４μ/h の庭に野菜を植えた＠セシウム都市福島内部
除染作業後の検査でも放射線量がやや多い中庭。気分がが悪いことこの上ない５月半ばにすべて植木などを根っこから取り除き、周囲の土を反転耕しまくる、まくる〜「自前除染作業」をした。殺風景なセシウム都市内部に野菜を植えたらトマトやナスが実をつけだした。セシウム光線浴びまくり野菜はすくすく育つている。たくさんとれたら放射能がどれだけ野菜に移行しているのか？近所の学習センターに持参し測定してもらい、食べる。
■ 投薬効き過ぎるんじゃない
鬱や被害妄想で脳のホルモンが出すぎている者はさっさと投薬すべし じゃないと周囲の者が大迷惑する。投薬し周囲に迷惑をかけないように対処するのが大人の振るまいだ
病の家人は6日に入院させた。投薬によって嘘のように普通の人間性が増している。昨日は洗濯物をとりに行き、面会した。買ってきてほしい物が羅列してあるノートを見せ家人の用件が済むと「じゃーね」笑いながら部屋に戻ちゃった。
下男的見守り人はまだ続く。 退院したらさっさと別れたい。 ２５年もつきあい続けたんだからいいだろう。 婚姻制に縛られ続けるかのようで結婚生活なんか大嫌いになっている。
6月10日
気温上昇し夏のような日差しもあり■昨夜も早く寝てしまって睡眠十分。筋肉痛も和らぐ。朝飯くらいガムテープを解体しようと準備をしてたら、病院から「入院診療計画書」ができたので話を聞きに来いと電話がある。火曜日は入浴日なので洗濯物を取りに用件もあり出向く。
ケースワーカーの人とわいわい。3日しか経ってないのに落ち着いた入院生活とのこと。苦労して入院させたので信じられない。数ヶ月で退院可能な計画。1年以上は入院だぜ！と想ってたのであまりの短期間なので驚く。
何はともあれ面会してよいとのことなので、面会する。薬の効果はとてもよいとみえた。落ち着きを取り戻し以前の家人の佇まいがにじみ出ている。スマフォで2ショットを撮り、だべる。連絡ノートも置いたので注文が書いてあった覚えれないのでそれも撮る。 お世話になってすみませんと話す、ノートにも書いてあり、三度驚く。
１９年前に比べ医療技術が格段に上昇したのか、薬がよくなったのか。狐につままれた感あり。８人部屋を見ていけと誘われたが女性専用棟なので遠慮した。１５分ほどわいわいしたのだろうか「疲れた」と部屋に戻ったので面会室を出た
洗濯物を取り家に戻り家人の下着を洗濯をする。猫の世話や下着の洗濯など、以前には想いもしなかった老後の暮らしぶりとなる。これが普通の老後の生活かもしれない。
■遅い昼飯後に注文を受けた品々を買い求める。右往左往して1日が終わる。ガムテープを解体にまで手が回らなかった。数ヶ月かけて取り除けるだろうか。毎日ガムテープ解体三昧の夏になりそうだ。
4年ほど軟禁状態だったベランダに出したら何度も出たいと鳴く。餌を与えても振り向かずベランダで猫のびのび〜 7日から別世界の生活に投げ入れられました
6月09日 梅雨入りしたかのような
■筋肉痛
家人を入院させるとき押さえ込んだが普段なら使うことがない体の筋力を使ったようである。昨夜は体の方々が痛くって夕飯を喰らった直後、夜の7時だったろうか、寝込んでしまった。真夜中に目が覚めたがまた寝た。どちらも泥にでもなってしまうような眠りだった。
■猫と暮らせそう
閉じ込められ暮らしていたラルフと名付けられた黒猫。脱臭や臭気抜きのため内部の扉をすべて開け放っているので室内の空気は爽やかになった。その中をゆったりと彷徨っている。近づいてきて鳴くが猫語にもうといので、かまわず。「のびのびできて気持ちいいなー」と伝えているのかもしれない。
心配だった餌の与え方と排泄物の処理について。 太りすぎに見えるので夕方１食しか与えず。水はたっぷり与えているが減らず。猫砂に排泄してるので室内がウンコまみれにならないだろう。排泄されたウンコの周りに猫砂が付いて、和菓子やお菓子でもあるかのような形になっている。これなら処分も楽だ、臭いだって吸着してくれそう。
■19年ぶりに家人を入院させたことについて、あれこれ雑記
一人で入院させることは不可能だ。病院から職員派遣があり移動させてくれることもない。警察に相談したが相手にされなかった。そこでｍｙ長男とｍｙ弟＋妹に入院手伝いを頼んだ。ｍｙ長男は前日にきてくれた。
入院当日は家人が朝食を済ませシャワー後、2階に引きお籠もる寸前を襲撃風に押さえつけた。手足をｍｙ長男がガムテープで仮に縛り、マフラーなどで本縛りをした。だれか助けて！などと大声を出したり逃げようと暴れたが隅に押し込んでしまったので、縛るのは困難だったが１９年の庭に逃げ出したりできず。大捕物は予想より簡単にすんだ。
取り押さえて縛り置きｍｙ弟を呼んだ。３０ほどｍｙ弟の車を待つ間に家人が話す内容は「誰だまされているのだから放して」が主だった。心配しすぎているのだが家人にはどうすることも無く、ぐるぐるめぐり型の被害妄想のようだ。
弟の車に載せる場で大声を出すかと思ったが出さず。近隣に迷惑をかけることもなかった。
入院予定の病院は9時開始だが４５分ほど早く着いた。車の中で待つ間に縛っていた手は解かれていたが暴れることはなかった。嫌いな人をあげ彼らの欠点を指摘していたが的を射る内容だった。１９年前とは違って家人も自分のことを処置仕切れず入院したかったかのだろうなと想った。
診療が始まる。主治医が留守だったので院長さん直々に俺を聞き取り。次に家人を聞き取る。本診察はｍｙ長男も立ち会う。まるで嘘のような正常な受け答え。虚勢だが取り繕って病に気づかせようとする。そんなことも考えられないほど自分の病に対して無自覚なのだろうか、なら病状は重いのかもしれない
俺の前で言動を示すような病を指摘したときの荒げるあからさまの敵意は表さず。取り繕っているのであるが、医師が家人に騙されるのではないかと在らぬ想像が巡った。
「先生私はなんでもないので入院したくない」と家人が放った。まま解放されるのではと疑った。しばらく沈黙がつづいた。 三人で立ち会い前にガムテープや家人の服装のこと、近隣に迷惑をかけだしていること。スーパーからカートを持ってきてしまうことなど画像を示しながら家人の症状を伝えていた。「それらは普通じゃないよ」と医師から説明された。
食事後に俺に取り押さえられてしまい便所にも行かしてもらえずウンコが漏れそうだったようだ。家人の腹具合も幸いした。便所に行きたかったので漏らすわけにもいかず素直に応じていた。
「今日の服装は普通じゃないから、しばらく入院しましょう」と医師は優しく語りかけた。看護婦が数人きた「8人部屋のつれていってください」と指示されると素直に従った。
強引に注射を撃たれ個室に閉じ込められるだろうとの俺の予想は違っていた。少し軽い症状なのかもしれない。そう思った。
諸手続を済ませ、家に戻る。およそ3時間ほどで入院にともなう困難な作業のすべては終わった。
１９年前には設置なく人員も皆無だったケースワーカーが2人いて、お金のことや退院後の相談も受けてくれる環境が整っていた。１７６床の病院にしてはケースワーカーの人数が少ないように思える。ｍｙ長男によると昨年から制度が始まったんだとのこと。団塊老人が徘徊老人に変わることは容易に想像できるので、認知症の人が増えることが予想される。医療現場と地域が連携した居場所作りの連携政策もスタートしているのでケースワーカーは徐々に増えたほうが医療費の節約にも患者家族の負担も減るのでよいことだ。
■ 入院手続きが済んで家に戻り、８年ほど立ち入ったことがない、３１１後ガムテープアートを4年間作成しつづけた家人の部屋に入った。開封したんだ。
続きは 今夜書くことにし2階を解体片付けしよう と書いたがガムテープの処理をしてて筋肉痛だ。明日以降にしよう。
方々にガムテープが貼ってあるので今後の課題はガムテープの接着の除去だ。高価な物でなくっても灯油で落ちることを試した。欠点は臭いがなかなか取れないこと。猫臭よりはましか・・
6月08日 少し風があり
たり■ 家人がほぼ引きこもり気味に暮らすために環境を整え続けた2階のガムテープアートで埋め尽くされた、それらを解体し始めた。
家人が生き続けるために必要不可欠な 日常の血液でも言えばいいのだろう、ガムテープやゴミ袋などの品々で埋め尽くされている。この四年間の家人の内部に入ったかのよう。
天井部分の7割ほどを解体した。天井部分も幾重にもなっていた。解体仕切れない塊もあった。モンローチェアーはガムテープを身にまとい一つの作品に読み替えられていた。かなり意味ある行為のように思える。狂気と理性について考えながら解体中。
接着剤の痕跡は残るだろうがすべて片付けるには数ヶ月かかるだろう
6月6日 小雨降る のち曇り
■ｍｙ長男と弟に手伝ってもらい家人を19年ぶりに入院させる。一人では入院させることはできないので ありがたかった。 様子は近々書くことにする
洞窟のようになっていた家人の部屋を解体し空気を入れ通しはじめる
６月０５日
■家人の入院について１日考えた。先日医師に相談したら「脳の問題もあるけど、体の中の異常の影響もある可能性が高いので十分調べます」と話していた。年老いてきているので内蔵などの病もあるかと思っていたので共鳴できた。入院もせず癌でなどの病にて痛みをこらえ籠もって居る姿を想像してしまった。
そんなことにならないように、ここで決断してなんとしても入院させよう。
■ 昨日衆院憲法審査会で与党が呼んだ長谷部先生までが違憲と表明たとウェブでも話題になっている。ここにおよんでも 官房長官は「合憲と言っている憲法学者は多数いる」とうそぶいている。衆院での数の力で法案を通してしまのか？自民党の政治家に基礎知識が欠如していることが公衆前で明らかになった。すこし安心した。
前回の総選挙以来ひどい状況が続く、おぼっちゃマン的、わがまま、やりたい放題の現政権のおかしさをあげればきりが無い。 野党議員にむかって「早く質問しろよ」のヤジを飛ばしたのをラジオで聞いてた。数十万票を得て当選した議員に向かってこの発言もひどかった。おぼっちゃマンふう本心が諸だし、まともな議会なら辞職ものだ。 この首相は政治家として失格だが、野放しになっている現在の政治状況を生み出したのは主権者自身でもある。やっかいな現在の政治状況を誰がどのタイミングで舵を切るのか。そういう政治家が現れないのだろうか。
６月０３日
ときどき■病院に行ったり来たりして後 家屋敷の雑草の一部をとる。
■３１１後 怠薬にによって一昨年あたりから統合失調症の陽性期の症状が極度に出ていたのだが なんとか暮らしてきた問題をどうするか考えていた。 「家人の病とどうつきあい生活するか？」「家人の対応は俺だけこなせればいいのか？」問題
先月半ばにｍｙ長女がドイツから一時帰国しｍｙ長男と共にいろいろ話し合った。その結果、従来のｍｙ決めである「自宅を療養所にして暮らし続ける」が揺らいでいて、なかなか定まらなかった。が従来のｍｙ決めは俺の独善が先走っている暮らし方の選択だと気がついた。
俺が先に死んだ場合 「自宅を療養所にかえ家人を生活させる」という一見優しげな案は破綻する。そればかりか残された者たちは陽性期に起きるガンガンの家人行為の対応に戸惑い、いっそう混乱し、なすすべもなく、苦しみ続けることになるだろうと気づいた。 だからｍｙ決めは変更すべきなのだ。
俺が元気なうちに強制してでもよいから入院させ治療し薬によってほぼ正常な家人の暮らしを備え続け置くことが、俺の義務なのだ。
残されちゃう者たちのためにも「家人の平安な暮らしを作ることに努力する」ことが大切で 「家人を家で治療のような暮らしを続けさせる」そのことより優先すべき行動なのだ〜という思いに至った。
そんな単純なことを決断できなかった。理由は２５年ほど前に実行した入院治療の悪くって強い印象が残っていからだろう。さらに情がどうしても決断を鈍らせてしまうのだった。治療の技術も向上しただろうし、薬もよくなっているだろ。２５年前とは病院もすっかり変わったはずだ。
■入院させ治療をする。と結論したが受け入れ先の病院を探すのに一苦労。近所に古いけれど落ち着いた病院が在った。２０００円の相談料を支払い先生に伝えた。「病人はいっぱいいっぱいに張って生きているのだから、一時も早く緊張から解き放ってやることが大切だ」の一言にがとても腑に落ちた。
日々の表情を見ているとその通りだからだ。家人の暮らしにくそうな日々を解消してあげるのが優先事項なのだったと気がついた。
入院を予約し、応援のため数人に連絡した。暴れ反抗するのは必至なので一度で入院させることができるのか？分からないが実行してみよう。
■。所得によって通常なら１５万円ほどの入院費が減額される制度がある。家人の年金で入院費がまかなえる可能性が高い。そんなありがたい制度を思い出した。自己申告制なので市役所に行き 国民健康保険限度適用・標準負担減額認定証を申請し証書を確保した。福島市の場合は食費の減額もあるとのこと。貧乏人にはとても国民皆保険制。（←新自由主義的おぼっちゃマン政治家と米国の圧力で解体されないことを望む）
■家人がスムーズに入院すること応じ、治療することを願っている。病識（自分が病気であると認識すること）が無いので、暴れもめるだろうことは覚悟している