佐藤敏宏の 2010年11月の日記       home  

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11月30日 晴れ 

仕事場を真冬モードに切り替え作業を終える。男の掃除なので四角い部屋を丸く拭くいかの清掃もしつつ(笑)

■webにのっていた 小津安二郎監督作品早春(1956年)を偶然見つけて観る。おれが5才の時につくられた映画で 風景、まちなみ 公害 人々の暮らしかた服装など 事務所内で煙草スパスパや 非正規社員も入り交じる現在のサラリーマン生活とはまるで違った 濃い社内 戦友などの人間関係も描かれている。 酒飲み話題が戦場体験話と 当時生々しかったであろう話も 参考になる。(英語 字幕付きだよ〜)

このところ哲学書や戦争体験戦後史(民主主義関係)の本を読み始めた俺には とてもタイムリーである。 その当時の様子を知る一つの好い資料となった。 もちろん千景ふぁんの俺は気の強そうな千景ちゃんの洋服姿も 夫婦になったような気分で観てしまうわけである(爆笑)

話の内容は淡島千景と池辺良の夫婦に 三角関係のもう一人の姫役は岸恵子 落ちは今風ではなく違和感があるが サラリーマン群像 そうか俺はあのような暮らしの延長上にあった1970〜80年までサラリーマンをしてたんだな〜とシミジミ思う 現在のサラリーマン生活やその中の人間関係がとうなっているのか皆目分からない俺である 

 956年当時の人々の生活や風景をそのまま切り取って映像で保存するために映画を作ったのか?と勘違いしてしまいそうな  地域文化遺産的映画である 映像の力を観た思い



 11月29日 曇りのち午後から氷雨ふる

■仕事場を真冬対策仕様にかえようと 作業開始 (笑)

■仙台藩・藩校算術指南役(別所万右衛門さん)の1834〜42年までの日記を全て現代に文字にかえつつ論じ出版したmy長男に 子孫の方から手紙が届いたそうだ! 『18〜19世紀仙台藩の災害と社会ー別所万右衛門記録』本を出した 今年の2月の時点では 子孫の方がとうなっているのか不明だと話していたのだが、やく200年前のことでも 出版すると応答があることもあるんだな〜とかんしんする。

ウィキリークスで米国の外交機密文書が流れ出たとのニュースあり。ウィニーからの流失ではなく 内部告発で機密文章が出てくる。 憲法の修正第二項がある国らしい。 日本の公安から(本物と認めていないが)流出した機密文書が本になり出版されたそうだ。

■ 朝鮮半島緊張たかまっているようだ。 ニュースによると 午前 嘉手納からコブラボールが飛び立ったそうだ。(絵下記内容ネットよりコピー) 

米空軍のミサイル追跡用電子偵察機。コックピットクルー、電子戦要員、諜報オペレーター、空中システムエンジニアなど21-27名のクルーで運用され、ICBM(大陸間弾道ミサイル)をはじめとするあらゆる弾道ミサイルの情報収集、追跡を行う。

実際に弾道ミサイルが発射された際は、その飛翔コースを機上で捕捉・分析し、予測着弾エリアおよび着弾時刻を瞬時に割り出す事が出来る。

同時に各種データはほぼリアルタイムで友軍のミサイル迎撃部隊に送られ、必要な場合は飛翔中の弾道ミサイルの迎撃ミッション、発射地点への反撃ミッションが行われることになる。


11月28日 時雨がきそうなどんよりとした曇り

■5pほどと重くて厚いほんなので寝っ転がって読むには不向きだが 1日中静かに 『<民主>と<愛国>』 読み進むも大方読んだかな。明日1日読んで終わりにしよう。

 戦前(俺が生まれる前から)1970年頃まで文芸を主とした表現者などの つまり 戦後精神分析史のような内容で 参照文献も多数示してあるので お薦め  俺よりすこし年上の叔父さんたちはこのように考えていたのか〜と膝を打ってしまう (女性はほどんど登場しない)

■緊張感が高まっているなか ピョンヤンへ10分間でつく戦闘機40キを乗せた原子力空母ジョージワシントン参加の 米韓合同軍事演習が始まり ラジオからは1日中それらについて流れている。北が負け覚悟で反撃すれば金政権はつぶれるだろうが東北アジアは大混乱になる熱戦はなんとしても避けてほしいものだ。 そのことは中国だのみと いゆう気配。朝鮮半島の緊張が高まるほど 米中の影に隠され日本外交の無能さが露わになるしまつ。(絵ネットより)

国会TVみても 熱議論というよりは 侮辱罪で訴えられるかもしれんが この事態におよんでも野党は一致巨力して難問を解決しようという姿はなく NHK中継が有ると派手な行為で 政権奪還をと血眼でいきり立つ言葉とあまり意味のない互いの口論が目立つ。 

民主主義は永久革命によってしか成熟しないとは言うが 政権交代時期にかさなり一層ヘヘタヘタニ 見えてしまう やれやれ この事実を主権者は直視しなければならない

■沖縄県知事選があり現職が当選 民主党は闘わずして負ける 来年そうそう総選挙の気配が漂いはじめたようだ 日本の政治は来年は一層混乱すること間違いなし。

11月27 快晴 ややあたたかし

ふくしま歴史資料保存ネットワーク」発足記念講演が文化センターで開かれたので参加してみた。参加者は歴史関係者が主で行政から自主参加は1名 民間の人は10人以内だろうか 総勢5〜60人ほど。(女性1名

メーンが神戸大学人文研究科教授・歴史資料ネットワーク代表委員 奥村弘先生により「災害文化と地域歴史遺産ー神戸淡路大震災から考える」 と題した記念講演

とその後の意見交換だった。

(神戸での)歴史資料ネットワーク活動の時期区分

第1期 1995年2月から4月にかけて 歴史資料保全ネットワークの成立
第2期 巡廻調査 市民講座 震災資料への取組など開始(〜96年3月)
第3期 歴史資料ネットワークと改称 目的活動の明確化 (〜2002年5月)
第4期 市民と歴史学会による組織としての目的活動の明確化 個人会員
      サポーター制導入 (〜2004年6月) 
第5期 大規模水害時の保全活動 中心メンバーの世代交代(〜2007年)
第6期 地域歴史文化遺産の危機進行 

1〜6期に沿って詳しい説明が行われた。

参加動機

 ・無縁社会と言われ出した現在にあって ネットワークの構築は可能なのか
 ・核は何によって ネットワークが構築されだすのか 
 ・誰がネットワークのエンジンに 維持推進力になるのか
 ・歴史的資料という判断はどこで線引きするのか 
 ・ネットワークには壁が出来るだろうが人々の参加を誘うのだから
  その壁をどのように消していくのか
 ・こ市民の参加活動の可能性はあるのか、そうしなければならないのか 

などの疑問とそれらの答えや対応に興味があったので参加したわけだが 日頃から「人は歴史的存在である」と言つつ 各地に出向いてことば悦覧と称したインタビュー活動をしているので 歴史的存在である人人の肉声や記憶について文字にし記録を残す行為の困難さ身をもって体感している。で要は他者との情報の共有の方法や手法なので そこにも興味があった。

神戸での活動の進展にともなって「地域文化遺産」という概念がうまれたこという話は建築(景観)やまちづくりといった立場からも参考になった。ふくしまの 場合は  発足したばかりなので 景観や町並みという地域文化遺産の保存活動ネットワークまで発展させるのか は不明である

●文書の物や建築などは所有権者が存在するので どの物件を対象にし活動をするのか 不明であった。 ネットワークが関わるべき物件であるとの判定は誰がどのような基準で宣言するのかも不明であった

社会的に共有すべきもの とは 「今日の日付ではこれこである」とし意識的にその価値基準選択基準を書き残し その行為を積み重ね内容を更新し続けることで共有されるべきものを更新し続ける 時代とともに過去の記録も参照しつつ人々が過去の過ちをもふくめ考え続けるしかなさそうだ

■ ツイッター での myメモ

ふくしま歴史資料保存ネットワーク発足会に参加しました。文化遺産として史料にかぎらず まちなみや景観などの 空間的なものをふくめたいという 提案もありました。神戸では震災時の教訓をいかし「手押しポンプ」の場所も記録しているそうです

 
各地の「防災計画」のなかの災害時のレスキュー項目」に人命はとうぜんですが 地域文化遺産」の項目を盛り込ませる。そのような政治的な活動が不可欠です。その項目がなければ行政と協働することはできないので 重要な要点です。


11月26日 曇り

■隣の80才過ぎのお爺さんから大根白菜青梗菜をいただく。車で20分ほどのが出没する畑でつくっているそうだ。すこぶるあじよし。 先日皮をむき吊した干し柿、順調に乾燥し干し柿色に変わってきている。吊した場所がよかった、早く食べたいと家人は言う。

■ 昨晩はインターネット配線が分断してしまい 調整し指をカッターナイフできってしまった。イヤイヤながら作業をしてしまった罰か。どんな難問でもポジティブに対応せねばと反省。鼻づまりの薬をもらうのを忘れてしまい2日ほどの怠薬のせいで偏頭痛が激しかったせいでもあるが。 少し調子が好くなると薬を忘れてしまう

配線改修ご j研究所HPつくろいをする。この作業は地味で時間が掛かる。モニターには反映されにくいのでweb 観客には分からない。無駄な作業のようだがHPをながく続けるには欠かせない作業 

■『<民主>と<愛国>』をだいぶ読み進んだ。my父親の前後世代の敗戦時の心情地図を見ているような気分になった。

 戦前派=敗戦時30才以上の人・鶴見俊輔や丸山眞男などの戦場に行った人々、戦中派=同 三島由紀夫や吉本隆明など戦場行きを拒否行為した人々 とそれ以下の戦中少年(少国民)派 石原慎太郎、小田実、大江健三郎など それから終戦後生まれと分け、戦後10年間ほどの精神の軌跡を細かく書いてあるので その当時の多様な敗戦に対する心の動きを教えてもらった気分。

多様な人々が存在しているのだから 何事でも単純に事を理解しようとする姿勢をとってはならないと思う。細心ありの大人の態度を身につけなければ(肝にめいじなければ)

■福島盆地にも林檎泥棒が現れ 林檎畑から1000個消えたそうだ。被害額は20万円とのニュースが流れている。 果樹農家の人も月の輪熊日本猿泥棒にと 対応に大変なようだ


 11月24日 晴れ 

 圧倒的に銀杏だが、庭の落ち葉を掃き集め ゴミ袋に詰めて出す。日頃の運動不足がたたって足腰がややだるくなる。町に出向き月末の雑用を済ませる。

■早稲田ジャーナリズム教育研究所・研究生たちが書いた記事をアップするために 資料加工と、web頁をしこしこ。

送られてきたPDFファイルではデータが大きすぎるのでJPGに加工し直し頁をつくりだした。あんがい手間が掛かりそして綺麗に文字の大きさも配列も思ったように出来ず。実紙面を送っていただいて 、スキャンした方が楽なんだが。

韓国の慰安婦の方々や韓国の学生との討論内容についてなどで 現在の若者達の交流を知るにはよい記事だと思うので 読んでもらえれば(研究生達が作成した記事へ

アネハ事件いらい改正された法によって、建築士は3年以内に一度の定期講習会&試験を受けなければならなくなった。期限が来たとの注意ありて ネットで定期講習会を申し込む。支払いはコンビニでする。なぜか ばかばかしくって情けない気分


 11月 23日 雨があがる

 庭の銀杏の葉がほぼ散り庭中 まっきいろの絨毯を敷いたのように美しい。欅の葉は明日ほぼ散ってしまうだろう

■ 早稲田大学からDVDが届く「ジャーナリストは当事者とどう向き合うか?」をタイトルにしたジャーナリズム教育研究所の秋のイベント 3時間の内容。講演者2名の了解があれば 文字起こしweb頁を作成し公開する予定。講演者の了解が出ることを望み待とう

権力の暴走を監視し警鐘をならすミッションや 弱者へよりそった視線の維持などのジャーナリズムには他に6つほどの使命があるが、今回のイベントは弱者の取材を通して考えた女子記者2名による記者の立場の貴重体験などの内容。(了解が得られず公開できないことになった) 

■日本の戦後思想家で日本政治思想研究者の要である丸山眞男 のユーチューブ画像を観る 最近アップされたようで悦覧回数は少ないが 丸山眞男の概要を手短に知るには好いだろう。 10数年前の貴重な映像。

■朝鮮半島で撃ち合い発生
 北朝鮮軍は23日午後2時34分、黄海上の南北軍事境界線にあたる北方限界線(NLL)の南約3キロ・メートルにある韓国北西部・坪島(ヨンピョンド)に向けて数十発の砲撃を行い、一部が着弾した(絵web読売より)とのニュースあり 民間人に被害が及ぶ陸地への砲撃は、1953年の朝鮮戦争休戦以来初めて のようだ

韓国軍の兵士が死亡したとのこと 国境付近のいざこざと 権力移行期の軍の統制が効かない危険な状況のだろうか ノドンが100発以上 日本に向いているとされる現実下であるが 高度な外交交渉によって平安なほうへ進めてほしいものだ


 11月22日 曇りのち雨

20日から今日の午前中までmy長女の家に宿泊滞在し my長男もふくめ三人で 生活の課題や それぞれの研究課題などある問題のようなものを話し合う


2泊三日のぷち家族会議をした。

20日はmy長女は仕事仲間と身辺ワイワイの夕食会ということで、my長男と鍋をつつきながら『<民主>と<愛国>』についての歴史学者からみえる 感想なども聞く

歴史学者というのは 現場に出向き古文書所持者と語り合い一次資料を集め整理し分析 そこから研究をすすめるとのこと。もっとも手間の掛かる研究方法にあえて取組みそこで論文を書き続けようという姿勢だそうだ

二次資料を読み込んで論文を書くと コピペを繰り返したような内容になるのだろうな〜と想像する

・科研費の一部をつかった研究成果の一部を 仙台市史講座で語った内容が『市史せんだい』(特集仙台への道 仙台からの道)に掲載れたそうで一冊もらう。 my長男の性格が表れている文体の論文の内容は

 「明治初年の奥羽横断道路ー関山隧道への道」  
 
   はじめに
 1 明治初年の奥羽横断道路構想・事業の概要
  ・新道の路線と開削目的 ・「新道」の構想時期と背景 ・新道開削の経費負担
 2 二口街道の改修
  ・大竹徳治と白石広造の改修 ・二口街道改修
 3 猪野沢新道の開削
  ・小田正見 為吉の車道開削 ・猪野沢新道と明治政府
 4 宮城県・山形県の道路政策と地域ー関山隧道開削の背景
   おわりに

★道を造るための構想やら開削そして廃道にいたる人々の心情が立ち上がるかのような内容。関山隧道を開削に尽力された人々の子孫の方々との交流もあるようだ。

■ my長女に頭皮脂を落とす専用のシャンプウのような液体をもらい my長男からはボジョレーヌーボをもらう 酒は鼻づまり中にて 当分 飲めないので残念 


 11月19日 快晴  盆地から見ると吾妻山付近から噴煙が上がっている

鼻づまりをよくしようと少し長めに寝ていたら いろんな女性が出てきて賑やかな夢を見続けていた 

民主と愛国』は1000頁ほどあるので 読み始める前に目慣らしをする。2003年4月11〜13日の3日間、30時間ほどのインタビュー内容を文字し本に編集した『戦争が遺したもの(新曜社2004年3月10日初版 2800円+税)を読む。
インタビューイ   鶴見俊輔  聞き手 上野千鶴子・小熊英二 

ここまで突っ込んで聞くのかという驚きもあるが 怒りださず答える人間も凄いものだ。聞き手との信頼関係がないと質の高いインタビュー集にはならない ことば悦覧活動の参考になると思って読んでみたが 戦後を知るよい資料となったので 目次を書いておこう

1日目
・原点としての生い立ち
・ジャワでの捕虜殺害
・「従軍慰安婦」との関わり
・雑談
2日目
・8月15日の経験
・占領改革と憲法
・『思想の科学』創刊
・丸山眞男と竹内好
・50年代の葛藤
・雑談
3日目
・60年安保
・藤田省三の査問と女性史の評価
・吉本隆明という人
・アジアの問題と鶴見良行
・全共闘・三島由起夫・連合赤軍
・ベ平連と脱走兵援助
雑談


哲学者鶴見俊輔 1922年東京生まれ
15才で渡米ハーバード大学でプラグマティズムを学ぶ。アナキト容疑で逮捕されたが、留置所で論文を書き上げ、卒業。交換船で帰国し、海軍ジャカルタ在勤武官府に軍属として勤務。戦後丸山眞男などと『思想の科学』を創刊。アメリカ哲学の紹介や大衆文化研究などのサークル活動を行う。京都大学、東京工業大学、同志社大学で教鞭をとる。60年、安保改定に反対し市民グループ「声なき声の会」に参加。65年ベ平連に参加し、アメリカの脱走兵を支援する運動に加わる。70年、警官隊導入に反対して同志社大学教授を辞任。


 11月18日 晴れ 庭の銀杏と欅の落ち葉はすごい勢いで音を立て続け

西欧の哲学書を読みははじめるつもりで 4週間前に県図書館にいったが、戦後の歴史=俺の生い立ち時代を詳しく知ってからにしようと横路にそれてしまった


小熊英二さんの著書『1968 上・下』2冊を読んだ。今日は第10章東大闘争を読む。他の大学の闘争は学部1,2年生が中心になっていたが東大は修士や博士課程の学生がが中心であった やや特殊な学園闘争

返却し 今日は思想家に焦点をあてつづられた大著 日本の戦後思想史を。 小熊英二著 
〈民主〉と〈愛国』ー戦後日本のナショナリズムと公共性 (新曜社 2002年10月31日初版 6300円+税)を借りた 1000頁ほどの分厚く重たい。 

米軍基地問題を持ち出すまでもなく 日本はまだ戦後が続いている 敗戦前後の日本の思想家の思想を知っておくことは大切だろう それにしてもゼロ年代の小熊さんの著作力・エネルギーは凄い 

表紙の写真 すごいよ 昭和天皇と群衆と原爆ドームだ。(撮影Carl Mydansーカール・マインダンズ 1947年12月7日行幸)

目次
    序章
第 1章 モラルの焦土 ー 敗戦と社会状況 
第 2章 総力戦と民主主義ー丸山眞男・大塚久雄
第 3章 忠誠と反逆ー敗戦後の天皇論
第 4章 憲法愛国主義ー9条とナショナリズム
第 5章 左翼の「民族」保守の「個人」ー共産党・保守知識人
第 6章 「民族」と「市民」ー「政治と文学」論争
第 7章 貧しさと「単一民族」ー1950年代のナショナリズム
第 8章 国民的歴史学運動ー石母田正・井上清・網野善彦ほか
第 9章 戦後教育と「民族」ー教育学者・日教組
第10章 「血ぬられた民族主義」の記憶ー竹内好
第11章 「自主独立」と「非武装中立」ー講和問題から55年体制まで
第12章 60年安保闘争ー「戦後」の分岐点
第13章 大衆社会とナショナリズムー1960年代と全共闘
第14章 「公」の解体ー吉本隆明
第15章 「屍臭」への憧憬 ー江藤淳
第16章 死者の越境ー鶴見俊輔・小田実
    結論 



11月17日 晴れ日中は温かかったが 夜放射冷却すすみ冷え込む

体力が衰えているので、空気が冷えるとは虫類のように体温が下がりやすくなっていまったのだろう 、首肩頭や躰が固まりだし、じっと座って作業してしまい 肩こりが増すようで、頭痛気味 時々肩や首を回すのを忘れないようにしよう

1968上を読む 第8章「激動の7ヶ月」羽田・佐世保・三里塚・王子 を読む 学生運動を野次馬から市民に代わる瞬間をそれぞれの闘争時に沿って書かれていて スリリングでついつい状況に引き込まれるような 現場に居るような臨場感あり

続いて 第9章 日大闘争を読む 日本大学が1968年当時どういう大学運営をされていたか知る 日大闘争は政治闘争ではないので 当時の大学と学生そして大学の用心棒とかした体育会系のものすごい暴力行為やそれに対抗する一般学生との関係が詳細に書かれていて この章も ぐーっ・・と来る すごい暴力 大学闘争も各大学学生それぞれの歴史がある



 11月16 晴れのち曇り 12月なみの寒気団がやって来たるとかで冷え込む

■家人にてつだってもらい庭の柿の実を7,80粒(大きいから粒じゃないな)つみ取り皮をむき紐につるし 干し柿にしようと寒風に晒しました 12月末に美味しい干し柿が食べrることが出来るだろう。去年は野鳥に食べられちゃったので 一計を案じ仕立てた 何んでもない 離れのガラスの天窓の下に吊した 温かくって腐るかな、寒暖が激しいから よく仕上がるかもしれない

長時間の手伝いは家人の言葉をゆがめるようだ

2010年度石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞記念講座をベースに文字起こしなどを担当させていただいた本『「境界」に立つジャーナリスト』(早稲田出版 1890円)が送られてきた 15人のジャーナリストの講義と質疑応答 充実したないようだ。 現代社会の問題の多くが語られ記録されているので 多くの人々に読んでもらえるとうれしいが。 しこしこ文字起こしや表紙の提案などしたので そう思うのである


11月15日 曇りのち 放射冷却最大限に可能な夜空

昨日は降り積もった落ち葉を集め袋詰めにしてゴミとして出す。庭の木々の7割の葉は散った、ケヤキと銀杏の葉は大量に残っていて 今週末には散ってしまいそう。

■夜 my長女と長電話 奈良で研究発表ののことや 俺の鼻づまりのことなどあれこれ 
■今日は薬が切れたので病院に行き薬をもらう、先生も風邪をひきゲホゲホしていた、医者。1週間真面目に薬を飲んだおかげて 鼻の空気の通りは80%ぐらい回復。

my長男より日記の間違いを指摘電話ありワイワイ。 公文書館はあるとのこと。国立公文書館を検索せよとののこと。 保存要 公文書の決め方が保存の方法が役人が決めているようだ 自治体ことに異なるようなので 福島県や市ではどうなっているのか調べてみよう。

■ ロランバルト著『テクストの快楽』を読む。(1977年4月8日みすず書房1400円初版)

読み物として文章が消費されることを事前に拒否したないようで内容で、詩集に似ているけれど 論述書 だと思う。記述時に後の読者の快楽を想定し笑いながら、混乱させようとしとして (混乱させてしまうようにしか記述できない、記述行為内のエロス)かつ明晰に書きつづる 面白い態度  

フランスの人々の言い回しには(書き回し)似たような傾向が多いと感じる。なので好き嫌いが激しく起きそうだが。翻訳が適切なのか エスプリなどは日本語に訳しにくそうだし フランス語を直読みし 楽さに触れる以外方法がなさそうだ。 おれは このなんやろ??感が持続する 座りの悪げにつづく文章は ほとんど理解できないけれど 嫌いではない。 

11月13日 曇りときどき晴れ

1週間ほど薬を飲み続けたおかげてか 鼻づまり少し改善されているようだ

■ 中国漁船衝突事件 内部からヴィデオ流出した 問題について議論されている がまだ論が出尽くしてないようだ。ビデオに限らず記録を残す行為は記録者の意志入ってしまうことが論じられていない。真実に忠実で客観的な映像など作りようがない 不可能である。そのことは映像作家なら常識だろうに

中国側や日本側がぞれぞれヴィデオを撮っていたとしても それぞれの側の意図が裏打ちされる記録となって仕舞うのは当然なんだ。だから 記録することの限界を論じて議論すべきなんだが、その点が語られていない。 今のユーチューブに流れた映像だ観ただけでは ままだと幾らでも論者にとって都合のよい解釈が成り立つてしまう。前提を確認して語り合っていないので そこを語り合うべきだろう 

■今日から横浜で APECにて中国、ロシア首脳と総理が会談したそうだ。 特に中国とは脱政冷経熱〜 政熱経熱関係時代にはいらないと主権者の多くは想っているだろう。(輸出額・中国22%米国と15%) 

 婦人が語るところによると 現総理は外交に興味がないそうだが、外交7割国内問題3割で執務してもらいたいものだ。国内問題はそれぞれの大臣が頑張るのは当然だろう。   


11月12日 晴れ

■ 鼻づまりをともなった風邪を頻繁に引いているので my長女より電気ケルトショウガ湯の粉末が送られてくる。容量1リッターほどのケルトを使って湯を沸かし呑む、20数年の間 仕事場で湯を沸かして呑む習慣が無かったのだが じじいになった今 冬場に温かい湯は躰に良さそうで ありがたし。

■1968上を読みつつ ユーチューブの東大闘争や浅間山荘事件を指揮した後藤田長官の回想 映像を付き合わせてみる。 湾岸戦争時に自衛隊派遣を阻止したことや ソ連による大韓航空機狙撃事件の情報のことや国鉄民営化の意図の一つが労分解であるった明かされている。ネット場から重要な映像を見ることができるなんて なんて便利な社会になったのだろう。

数年前から国会審議もwebでいつでも観ることができる。歴史をなんどでも検証すためのツールが一つ加わっている。 政治家は情報の光線を全方位から採取記録される。 望遠レンズで答弁メモを撮影された現官房長官のいらだちに現れたように 彼らのショボい人格が露わになってしまう。(全能な人間は居ないのだから誠実さと信念とぶれない指導力が要るんだろう。 ログが残ってしまうので普通の人もだが 政治家には高度情報化時代の視線の荒波を受けて立つ覚悟がより必要だ。

新聞記者を嫌った栄作時代や 演説が力をもった角栄時代の政治のように二 枚舌を労してみても  二枚舌それぞれ即明かされてしまう 

■国土交通省などは12日、2020年度までにすべての新築住宅・建築物について省エネルギー基準への適合を義務付ける方針を固めた。大規模な建築物から段階的に義務化し、最終的に一般住宅にまでも対象にいれるとのこと


11月11日 晴れ 

8日から鼻づまりの薬を飲み始めてる、空気の通り改善の兆しあり。この機会に怠薬をしないで半年ぐらい飲み続けるのがよいのかも。が忘れずに飲み続けるのはあんがい難しい 

■国民の知る権利は憲法で表現されていなかったので 昨日の日記は訂正しておかなければならない。役所の書類を保管して公開する法律がない日本には 公文書館が無いので 公文書は破棄されて永遠に公開されないのだが 権力者の暴走をチェックするてめに 主権者の知る権利は必ず手に入れなければならない。

権力者にとって都合の悪いことは 全て政府の機密にされることは非常にまずい。 永遠に主権者が知ることが出来ないのでは 議論をしつくし 政治状況を成熟させ更新しつづける機会も失われちゃう。 


11月10日 晴れ 夕方i一時時雨れる 

昨日は鼻づまりが酷かったので 出来るだけ寝るように布団にもぐっていた。やや空気の通りは改善するも ズビズビ喧しい鼻音止まず

■日本では明治維新時に 神道(宗教)と政治が合体して近代化を進めたわけだが15年戦争によって、その手法は敗北。宗教と国家が合体した営為・近代の家父長制は敗北しているが 人々の心情からは消えず しっかりした主体(父像)のような 主体は求めなければいけないかのように 今日も心の中にとぐろを巻きつづけ 尾を引い 脱近代の心と混在している。

ランス当たりでは主体廻りは今頃どうなっているのだろうと思い図書館でさがす 俺より2才年上のスラヴォイ・ジジェク著 『厄介なる主体(青土社2007年4月10日初版)を借りてくる。フランス人独特の言い回し・文散と韻文が混在したようで、すっきりした記述ではないけど 主体が確定できないポストモダンの精神・現在の気分は充分伝わってくる。

温暖化やオゾン層破壊、狂牛病、原発の危険性、遺伝子組み換えのリスクなどにはダレも正解をもつ振る舞いをできない 全体を捕ら解決できる主体などないことが記述されているので面白い。答え無き時代をどう現在の不幸を包摂した暮らしなどを想うのはよさげな本だ

■中国漁船衝突事件のユーチューブ問題は今日も賑わっている。 投稿したのは海保内の人であることが明らかになる。

主権者(国民)の知る権利を優先するのか 現政権(権力者)の維持・保持のために主権者の知る権利は制限されるのか、外交を優先してどうあるべきかも含めそれらは隠蔽されるべきなのか 憲法の意志を絡めることで、公務員守秘義務問題や外交問題以上の みんなの大問題し討議するよい機会になる可能性はある 

沖縄密約事件は外務省の女子職員が毎日新聞の記者に秘密文書を流したことで、愛人問題にすり替えられ 国民の知る権利を忘れちゃって40年が経った事実がある 当時 人々も 愛人問題で目がくらみ マスメディアも週刊誌などのジャーナリストも大もうけ。沖縄密約問題の事実から目が離れてしまい  愛人問題として外交問題を消費してしまった過去を思い起こすべきだろう

 今度の問題も 権力者と格闘すべきだタイミング。主権者の知る権利を棚上げし 公務員の守秘義務問題に矮小化し処理されてしまうのか?それは ジャーナリストの力に掛かっている 踏ん張るジャーナリストは現れるのか 注視しておこう。

web読売新聞では

・・・保安官は記者に海上保安官の身分証を示したうえで、投稿した動機について「あれを隠していいのか。おそらく私がこういう行為に及ばなければ、闇から闇に葬られて跡形もなくなってしまうのではないか。この映像は国民には見る権利がある」「(国会議員による視聴が)限定的な公開だったので、このままでは国民が映像を見る機会を失ってしまう」などと説明。「誰にも相談せず一人でやった」と語ったという

・・・取材時の保安官の様子について、記者は「落ち着いた様子で、言葉を選んでいた」と語った。保安官は「内部告発のようなことをして多くの人に迷惑をかけてしまった。同僚や上司に大変申し訳ない。職を失うことは覚悟している」「自分には家族がいる」と、涙を見せながら話す場面もあったという・・・


■2000年以降 高度情報化社会のなかに人々は暮らすようになって 政治も含め色々な社会問題が明らかになって 社会や政治家が駄目になったような錯覚に陥るのではないだろうか 。 以前は駄目な政治家などはこざかしい役人などの意図的情報操作によって だめだな事実が隠蔽されただけなので 現状を憂い 勇ましくなろうとするのは誤りだ。 成熟した社会や政治制度などを主権者自らが 築き上げようとする覚悟と日々のささやかな行動が肝要なのだ


 11月08日 晴れ 食材の買い出しをする 家人相変わらず口をつむったまま

鼻づまり解消しないのでいつもの耳鼻咽喉科にいき 治療し薬をもらう。先生は笑っている なかなか治らないんだけど 鼻から空気の通りがよくなると 自分の病を忘れちゃい薬の飲み忘れが続くことになる。 そのような繰り返しから脱したいものだが・・

 ■小熊英二著 『1968 下』おおかた読むも、残しておいた「第16章連合赤軍」のところだけは読むのをやめようかと 迷っていたが読んでみた 読んでよかった

よど号ハイジャック事件が起きた日 俺は19才で建設会社に入った日だったので その日の会社内のTV廻りの人垣とざわめきを 今でもよく覚えている

その後浅間山荘事件のTV中継 そしてリンチ殺害が順次明らかにされ 学生運動の末路が単なる殺害集団だったことが明かされた 民衆の支持は一気に消え 学生が語る革命運動の息の根は止まった

その影響で日本の運動も 闘争行為の試行錯誤も止まってしまい いわゆる拝金主義社会に邁進し  人と人の関係は銭を介してのみの関係に落ち着き 銭関係が加熱したバブル期を経 バブル崩壊を起点にして失われた20年が過ぎさり 今日の無縁社会が出現したわけ

コミュンタリアンの活動 は盛り上がらず 無縁社会 出現したんだな〜と想像してみたくなってしまうほど リアルな内容だった

■ 小熊さんの研究を読み分かったことは 一連の連合赤軍事件のマスメディアの報道を事実と思ってたが 警察長官の演出による情報操作によって作られた ある一面の事実であることが分かった。 人はあの事件の事実をしっかりと知ることができるのか・? その後 裁判記録や事件当事者の証言と記憶を紡いでみても 事実の一枚の布に仕立て上がられるこことが出来ないことを知った(再確認した)。ならば、

事実を直視し原因を探り当て続けようとする 根気強い継続的記録の綴りと歴史の検証の継続をもってしか 事実の全体を知る道がないことが この2冊の書著によって明かにされている

 単に 多様な記録を作ることと 記録を多角・継続的に検証し続ける姿勢をもってしか成せない それらを実に重要なことだと思った。 事実を記憶できない、忘れてしまう人間には とても困難なことだとも思った


11月07日 晴れ

風邪引き症状が悪化して 咳がとまらなくなり 肺炎になっては大変じゃ!ないかい と思い2日間寝ていた。咳は止まったやれやれ じじいになって来てて体力が落ちているので回復時間が掛かってしまうな〜

毎夜、野球、日本シリーズの実況中継をラジオで聞いていた 昨夜は12時間際までの延長15回引き分け 今日は延長12回だったかでロッテが優勝 ペナントレースで3位のチームが日本シリーズで優勝したのは初めてだそうだ。 2日で27回だから三試合したような計算になるが 寒空のなか選手も観客も夜遅くまでご苦労様 おいらは布団にくるまって 居眠りしつつ 聞くだけ叔父さん

鼻づまり症状も出てきて 薬を手に入れないと治らないかもしれない 

時々読書ノートを作ったりしている 無理せず 風邪を完治しよう

■ニュースによると現政権 コンクリートから人への象徴であった群馬の巨大ダム中止は事実上棚上げにしてしまったようだ。 政権交代の看板を下ろし続けている印象は否めない  指導者として最悪の軌跡を描き続けている

11月 日  晴れ放射冷却により朝晩冷える 福島市の飯坂温泉にも月の輪熊がで捕獲して山に放したそうだ 猪、猿、熊の出没ニュース多し

原因は分かっているが昨夜から風邪をひいてなるべく床に潜り込んで動かないようにしている 熱も咳もでないが軽い鼻づまりあり

高校生の教科書を専門に扱っている書店に出向き435円で倫理の教科書を注文する。教科書って安いんだな。福島市内では昨年から倫理の授業が再開されたと店の人は話していた。思想家の名前を覚えるだけでもしこしはたしになるか、かといって理解するには困難すぎるだろうが 哲学書のガイドブックとし使う予定

■県図書館に出向き ジャン・ボードリヤール(今村仁史・塚原史訳・紀伊国屋書店1979年3000円)消費社会の神話と構造』を借りてくる。小熊さん著『1968年上下』に書かれている、あのあたりの大衆消費社会の精神を理解できるかもしれない。2週間前から県図書館で本を借り始めたがかなり便利だ 

尖閣漁船衝突事件の証拠ビデオがユーチューブに漏れ出たニュースが1日中流れていた。それに関してユーチューブの映像をDVDに280枚ほど焼いて「持って行け」と川口駅東口デッキに置いた人が現れたり、ネットではデータがドンドンコピーされ出回り 削除のしようがないとのこと。 

海保の本物データなのかどうか分からないが 漏れ出た経路や因も分からないが どうも本マモンの海保のデータのようだ。内部者の仕業か データのやりとり、IT経路上のデジタルデータをかすめ取った犯罪なのか。 

何れにしても政府内のデータ管理の杜撰さが露呈し 国際上の信用も損なった。 数日前の本物とは認めていないが 公安テロ関連データの漏洩問題もまだ解明されていない、 民主党ふらぐら政権は自民のタカ系の人々の餌食をまたもや提供してしまったようだ。


 11月3日 1,2日はとときどき強風あり 怖いね強い風 今日は穏やかだが気温は上がらず 我が家の床暖房も入りいよいよ冬支度が始まる 床暖房の機械を点検する 庭の木々は紅葉がすすみ 美しくなってきた 今週末ぐらいが見頃かも

■米下院で共和党が半数を確保したとのこと オバマさん皆保険金融規制に挑むも 米国の金持ち層がつくりだしたティパーティの動員に負けたようす。

米・民主党の改革 これからの2年は苦戦しようだ。小泉改革のとき 日本の都市部に暮らす職に不安定な若者が自民党の支持に回った現象に似ていて 自分の首を絞めるために共和党に投票したかのようだ。 チェーンジから2年にして急激な揺れ戻し 貧乏人は路上で死ね 的な米の気配 自由至上とはいえ・・。

日本の民主党政治もモタモタしているので 日本でも揺れ戻しが激しそうだ この機に乗じて変なナショナリズムファシズムが芽吹かないように 観察しよう

■1〜2日は資料整理であっというまに過ぎてしまう 。庭の柿のみを採り喰らう 甘し
野鳥も柿の実を狙って集まってきている 初冬のいつもの風景

■1日はロシア大統領が国後島を訪問 した 戦後初の北方領土訪問で先の中国漁船体当たり事件が起き 普天間問題も解決できそうになく 菅政権外交で四面楚歌に陥ったようだ 

合間に

資料整理の合間に 故・市川準監督の「大阪物語(99年作)をみる 映画は作り事だとはいえ 無縁社会が顕在化した現在 映画のような 迷惑掛けまくって生きる人々暮らしぶりや 大阪の人々のしきいのないズルズルの人間関係は参照にすべきだろう 大阪弁おもろいなつかしい