佐藤敏宏の 2009年07月の日記       home  

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  7月31日 曇り時々はれ 

月末の雑事をし、食材を買い求める。暑い時期に重たい荷を背負う、汗が出る

■ 俺クチャーin京都の資料作りをする。BOX1は雑誌でも、その他場でも一度も建築系の人々に向け 語って事がない。25年間の間語る機会などが無かっ。また語るよう求められた事もなかったので、好い機会となるように感じる。マジに自邸を語ることにしようと、シコシコ資料作り。こりゃ8分ではかたりつくせないよ





整理して、思うのは bx1=自邸で my建築を全て語ることが出来てしまう。

 25年間何も変わることが無かった、才能の無さを痛感しつつも、これでいいのだとも思う。

そんなもんだろう。

今日のB0X1を写真に撮り日記に貼る




 7月30日 曇り、やや涼しいので長袖にかえる

8月07日夜8時より行う予定(詳細はここ) 俺クチャーin京都の内容だが 

 7:30 開場。随時飲み食いしながら歓談
 8:00〜
   佐藤さんのスライドを交えたお話(以下、トピック予定)

  1)33才時の温泉街パフォーマンス活動 20分
  2)my建築(自邸BOX11千万家)各8分で簡単に説明する
  3)建築あそび各地ことば悦覧 星座型居住実践の活動について(45分)
 10:00〜  二次会
■ 温泉街パフォーマンス資料 自邸の資料をまとめる 
   この2件だけでも1時間半語れる 薄くかたるか 濃く少なく語るか迷う
 
京都へ出掛ける前に予定それぞれのweb頁・資料だけは調るつもり


■事務局からメールにて 石橋湛山記念ジャーナリズム大賞 講義文字起こしが好評とのこと、みなさにやる気を与えているようで、ホットする

7月29日 雨のち曇り やや蒸す

鼻づまりが酷く口呼吸で喉カラカラになり悪夢にて目覚めてしまう。これは悪いお告げだ!と思い、家の近くの耳鼻咽喉科へ。診察してもらう。レントゲンなど撮られフムフム 鼻の穴を診てフムム、だいぶ前から悪いべ〜な〜とケーシー高峯さんに似た福島弁の強い先生に告げられた。ねむらんにべ!お姉ちゃん悪夢に起こされます〜がははは

花粉症だとばかり思っていたが違った。何か雑菌が入って炎症を起こしてたのだそうだ、手相見によると女難のそうありだそうだから、お姉ちゃん菌としておこう(爆笑)春先から早めに治療すればと思うも、後悔先に立たずである。それほど重症ではないようだ。鼻の穴にて薬品を吸引したて仕事場に戻ったら、空気が通るようになる。軽くなる、これで今夜やぐっすり眠れるかもしれない、お姉ちゃん菌によるお姉やンの悪夢がと消えてなくなり熟睡短眠型の暮らしぶりになるかもぞ!

■早稲田大学の取材論受講生の感想文がお礼としておくっれて来た。読んで感想を返信する。濃い4ヶ月の授業だったな〜。

希望格差社会に生き続ける若者であるが、早大の学生さんたちは二極化勝ち組といわれるような領域に属する人達なのかもしれない。皆さん高い強い向上心をお持ちだと感じる。それを受けとめる社会の側が有るのか無いのかが解らない。


格差のイメージ図をコピペする。バブル期は右上だろう、現在は左下になりまして 手当てをしないと右下のように分断され、格差が固定した社会が来る。政権交代し政策を施してもらわないと。自民党では小泉改革またまた頭をもたげるでしょう。正当な保守政党じゃないんだから今の自民党はね。

 7月28日晴れの後曇り 夕方小雨 蒸し暑い

■「ことば悦覧in京都」の新幹線チケットを手に入れる。1万円カンパありて、夜間高速バスから新幹線へ。新幹線は速いな〜なんで嬉しい。福島10時18分発、京都14時28分着京都の皆さん!田舎のオヤジですが1週間ほどお手柔らかにお付き合いいただければ幸です。

 京都で自分の建築の事を話す予定なのだが、、フォトコラデータを預けていたサイトが消えて無くなっていた!、その上PC内フォトコラデータが使えないことが分かる。デジタル社会のデバイス変化による悲劇を味わうかのような、データ消失劇、ヤレヤレ。田中浩也さんの大学にあるデータだけ 千万家01  千万家02  BOX11  BOX 12  BOX13 活きていた。全滅ではなかった。すこし安堵酢。 


本江正茂さんの言葉の数々をweb頁に仕上げ昨日公開。1980年代から日本も消費社会から情報社会へ激しく移行したわけだが、その一状況を本江さんの生な身体を通して語られた、と思う。次回は今回の言葉の数々を受け経て、博士論文である「環境デザイン論」の前後を語っていただく予定だ。

■昨日は館林で竜巻、盛岡で突風があり家屋などへの被害が甚大だったようだ。例年の夏の気圧は、中国大陸方面への張り出しが弱いそうで、中国地方の大雨や風起きているんだそうだ。老人ホームへ濁流がなだれ込み老人が多数亡くなった絵をTVで見たが、建物が内部が大河のような様子になっていて、建てる時に地形などを読み込んで予防出来なかったな〜と疑問に思った。現地を詳しくしらないので地形を読み込んで配置を替え予防せよとは言い切れないのだが。

 7月26日 晴れ 曇り 夜雷雨

空模様に落ち着きがみえないので、京都へ行くための来週からの乗りもの切符の手配に行かず。 山田昌弘さん著の『希望格差社会』を読む。脱工業化と後期資本主義行為によってもたらされたグーロバル渦中ー(09年になりポスト・新自由主義+ポスト・アメリカを模索しなければなら社会だ)ーで人々を襲う多様と困難と格差、そしてつくるべき制度について書かれていた。激動する世界の現象の一端

1990〜2010迄の20年間のヘタモタヘタモタを活かし、これからの20年間の、2030年に来るべき社会を構想しみなで共有し行動し作り出す行為を始めなれば、今でも少しは有る日本の良さを失った社会が出現する事になるだとうろ思った。観察記録するに値する事が沢山起きるだろう、出来る範囲で無理なく活動しよう。 

■ 大学講義の文字起こしで思うのは同じ時間の中で文字数が!と差がある。しかし文字数が少ない講義の方が理解しやすいと思う。他者に伝えたいと思うならゆっくり明瞭に語る、そして伝わっているかどうか確認しつつ語ることだ。中身の多さ、良さより、互いに貴重な時間を共にしているわけだから、そちらが重要のようの思えた。京都でのワイワイではそこあたりを考えて話すことができればいいが


 7月25日 晴れの後曇り、夜雨 

ときどき、打ち上げ花火の音がとどろく。夏休みに入り子供を楽しませての夏祭りなのかもしれない。

花田達朗先生の授業文字起こし内容をweb頁に仕立て電送です。本年度取材過程論授業の文字起こしは終わる。

■さあ、いよいよ「京都でのことば悦覧」の準備をし始めよう。まず共通認識として「今はどういう社会なの?」と言うことを押さえておいた方が理解しあえるのではないか。オヤジの俺と集まるだろう若い人達の年齢差が大きいようだから。


山田昌弘さん著の『希望格差社会』=個人が持つ資質やその縁者が持つ資産の格差によって、将来の希望の持ち方に大きな差が生ずるそういう社会を表す山田さんが発明した言葉、パラサイトシングルという言葉も山田さんの発明品である。

そいう現在の認識を共通しておかないと話が進まないだろう。

オヤジのおれが社会に出たのは1970年であり、大阪万博を頂点として下り坂に入った日本経済状況であったが、皆呑気でそのご20年間ほど浮かれていた。将来に希望など描けた時代だった。しかし98年、冷戦構造が消え始めて=ベルリンの壁喪失やソ連崩壊などが続くまで、なんとなく高度経済成長の余熱でもって、社会が動いていた、政治も混乱し始め自らの進むべき路を描けず20年が過ぎて今日に至っている 。

例えば 1990年〜2000当たりを失われた10年ど称するように 日本経済はドンドンドンドン元気がなくなって、2000〜09年まではさらに人心や社会がすさぶような改革が進められた。 小泉改革レーガンやサッチャー改革のような新自由主義社会を作り出そうとした(グローバル社会に適応しようとした悪あがきとも言える)、医療崩壊が示すような事態や 就職できない35才ぐらいまでの人々、ロスジェネの顕在化。去年暮れの金融危機による派遣切りや派遣村と言われる格差社会の現実の混乱が顕在化し、地方は疲弊仕切って、声さえでない様になっている。

そこでじゃ〜おれたちに明日は無いの?、俺たちに希望は無いの?有るならどこに、無いならどうすれば希望が見えるようになるの?など多いに語れるわけだ。話すネタは尽きないと俺は想うね。

明治維新以来の大きな社会の変革=移行期に突入しているんだという事を確認して、おかないと、呑んでたんなる愚多話で終わる、空騒ぎ、祭りでいいじゃん!ということもあるだろうがやや淋しい、継続しない課題を発見できないので、それでは建築家たるもの(爆笑)京都くんだりまでボソノコ出かけ寂しい限りであろう。

そんなことで、2004年山田さんが出され話題になった『希望格差社会』を読みつつ、お復習いをしはじめる。 ドロ縄だな〜人生をお笑いください。


 7月24日 曇りのち雨、一時強くふる 夜もやまず

■今年は梅雨明けがなさそうな気配だ。夏休みに入ったのに晴れない日が続いている。気温は低くないけど、8月に入っても曇りがちなのそうで福島特産の桃は味が(糖度)が上がらないのではないだろうか。気温は25から30℃前後なので暮らしやすいが、夏らしさは要るね

■最終の大学講義文字起こしを終える、明日はweb頁に仕上げ電送予定
(左絵の人口構成図 赤点領域に俺は所属する)

■年金定期便が送られて来てので、返信するために、中身を読んでみる。

詳しい収入(バイト代は記入なし)のデータデータ
18才(1970年)で年収52万円ほど。28才(1980年)で220万円ほど。高度成長期は過ぎているのだが4倍。1990代は自営になりさらに20倍ほどの所得が5〜7年続いていた。しかしゼロ年代に入りこの7年はほとんど無収入である。ことが分かる。

所得が無い場合は年金の免除申請をすると免除になる(7年免除申請あり、簡単な手続きなので怠らないようにしましょう)、自営になると国民年金なので、満額でも月額6.6万円となる。俺は60才で国民年金を繰り上げ申請すると、月額万円ほどの(基礎年金と厚生年金の合算)となるようだ。65才支給だと8.5万円ほど。年金を掛け年金の支給を受けずに死んでしまった友達が多いので彼らの無念も引き受けつつ、 もちろん何時死ぬか分かったものではないが(爆笑) 繰り上げ支給申請するだろう。(繰り上げ支給申請が可能かどうかは分からないが 笑)

■政権交代しようが、なかろうが、国民のためのセーフティーネット、とくに年金はめちゃくちゃ不透明で分かりにくいのだから、単純明快に仕組みを変えてのち、皆で広く薄く負担し合えるような、小泉改革はめちゃめちゃだったのだから、再度、所得再配分システムをつくり直し、 持続可能な皆国民年金の制度を作ることが、今度の選挙の争点でもあるべきだ。


7月23日 晴れのち曇り

石橋湛山早稲田ジャーナリズム大賞記念しておこなわれる授業の最終回内容の文字起こしをする。今日の午前中に早稲田であった授業の言葉を午後福島で直ぐ文字に始めている。なんて便利なのだ!ネットという道具は。

09年度「報道が社会を変える〜取材過程論」の授業に登壇してた14人のジャーナリストなどの講義の内容を花田達朗先生が観察記録して批評をする1コマ分。

今年度も授業内容の要点がまとめられた本が出版されるので文字化ている。授業22時間半で語られた言葉の全てを文字にして。誤字脱字はあるとしても全て学生さんたちと同じように体験したことになっている。現在の日本がかかえるアクチュアルなジャーナリズムの問題点を知った事になった。

それから質疑応答があるので質疑する学生さんたちの心の有様をもかいま見ることにもなっていた。なるほど学生さんたちの不安や問題意識や目指したいものなど、若者の気質にすこし触れたように思える。

文字起こしで得た資金で「ことば悦覧in京都」へ出立できそうなラスト授業文字起こしだ。明日で起こし完了するだろう


 7月22日 曇り 20〜23℃ぐらいか夏休みになのに、半袖では寒い

■小学校の校庭で体験した記憶がある。理科の時間だった。46年ぶりの皆既日食だとかラジオが賑わっていた。外もながめず欠けた太陽が一時見えたようだ。最も長い時間(6分ほど)体験できると言われていた鹿児島県のトカラ列島内悪石島は、雨降りだったようだ。気の毒。そのように体験できた人出来なかった人で一喜一憂の様子が伝えられていた。

■ 冤罪被害者インタビュー文字起こし、web頁作り後半部を仕上げ電送。

■憲法20条や19条に関係し、禁じられている事だが、政治と宗教を合体させるような政党が小選挙区すべてに候補者を擁立させるようだ。 既存のそれはどうなんだといいう問題も、政権交代にて明確にしてもらいたい。既存のそれは広告費や福島県内は2億円ほど言われている印刷費を日本各地に ばらまき、かれで口が封じられているのでマスメディアは報じない。2匹目もそうなのか、注目してみていよう。 主な題は信者が内心の自由を教祖の教えによって奪われてしまい、判断をあやったり自由な判断を奪われるかのような点なので論じて欲しいものだ。

7月21日 曇り、午後から小雨、夜雨 

■山口県など中国地方では、梅雨前線に南風が吹き込み集中豪雨による土砂災害がおきているようだ

■自民分裂危機回避したようで、感激または辛さのあまりか 麻生総理今にも泣きそうな顔!!がニュースで流れていた。今日衆議院が解散になる。麻生政権は選挙管理内閣のはずだったが、ずるずると引き延ばしのばし、任期1ヶ月ちょいのこし、追い込まれ解散のような様。自民党が分解分列し 政権再編が加速すると思っていたら、そこまでは進まず、呉越同舟のようだ。選挙後はどうなるか。政党が再編されて2大政党よりは選択肢が多いほうが好いとは思うが。、今回はメディアは自民vs民主を強調し続けるような気配だ。自民幹事長も政権選択選挙とか言っているし、そうなるな。

保守VSリベラル、官僚主権vs脱官僚、ものつくり輸出型vs社会福祉型内需重視など論点がたくさん出てる。

細川政権で大失敗だった政権交代によって活きる日本の政治状況が生まれるやもしれない。細川後のメロメロ政治状況や、小泉改革後の医療崩壊や安倍、福田、麻生とつづいて信任をえない総理による、金持ち優遇政策によって 雇用崩壊のメロメロなど この20年間の日本政治の錯誤が修正され始めるような政治状況が生まれるかもしれない。8月30日には投票に行きましょう

■重大な冤罪事件関連の文字起こし済み。それをweb頁に仕上げる。冤罪事件も政治同様、=みんながマジメにやっても好きに転じ機能しない! あまたある内の一因は戦後の裁判制度疲労が起こした、その事も語られている。出版物になる予定なので出版されたら 知らせ、買って欲しい。裁判員制度が始まったから、必見、必読です。

 7月20日 晴れ 

ことば閲覧in京都」で8月7日pm8時からワイワイ+呑み会をする予定になる神楽岡工作司のお知らせ頁に載ってますので、見て興味がわけば参加してみてください。

■えん罪事件被害者などインタビューを文字起こし。

 7月19日 曇り時々小雨 蒸す

■ 食材を買い出す買い物日。連休なのでスーパーはコム

■ えん罪被害者のインタビュー文字起こしをする。
音質がさほど良くない、それに昨日起こしたアナウンサー明瞭さが大きく違うのが分かる。長丁場になりそう 1/3ほど 終わる。モクモクと打っても打っても数日かかりそうだ


 7月18日 曇り時々雨 蒸す

山縣由美子さん講義内容をweb頁に仕上げデータを電送する。資料として送られてきた、東京夕刊 ふるさと通信1と福島版を見比べて見ることができた。写真の位置と大きさが違っているので受ける印象が異なる、福島版の方がレイアウトは佳い。(文章内容同じ)
■えん罪被害者インタビューの文字起こし依頼ありて文字起こし始める。my人生終盤は文字起こしでお金を少し稼ぎ、年に数度日本各地に出向き建築系などをインタビューし記録を作り続けられる、そんな暮らしになればいい。

■誕生日月になったので年金定期便が送られてくる、支払った年金の総額と支給される大まかな金額などが細かく書いてある。支給のしてもらうには手続きが煩雑らしい。
■my長女と長電話。my長女の悩みの内容と解決方法はあるが、現在の日本のシステム内ではとても困難そうだ。現状対処方などワイワイ。

ハリーポッター謎のプリズンを観る。物語性はグズット弱まっていた。危機的場面の盛り上げも以前に比べると大人しいくなっていた。だが魔法学校の生徒達(=役者)も20才ぐらいにになり姿が大人になってしまい、子供向けを脱すべく恋有り。恋の浮沈が仕立てある。 善・悪二元区分けで魔法界が語られ続けている物語ではあるが、善悪の立て方の伝え方は不明確だ。善は保守的で悪は保守世界を乗っ取るタイプだ。ほろーこーすと被害に遭ったような姿形が悪いらしく、それらが悪の世界の住人ってことでは?疑問だ。 日本では今は善悪姿による区別が無いアニメだ、それに比べると表現で劣ってしまっている。

それでも俳優のキャラが豊富なのだろう、姿形の善し悪しで成り立つのだが。 10年11年の2本でしまいにするらしい。ハリー・ポッターの父と母の活躍と挫折が選ばれし者ポッター共々観客にも納得いくような、上手くまられた物語になるのかどうか、その一点に焦点が絞られてしまうのだろうか? 2年後のお楽しみということで。


 7月17日 晴れのち夕方すこし雨

鹿児島の南日本放送山縣由美子さんの早大講義の後半部分を文字に起こす。

偶然ではあるが、昨日の朝日新聞福島版に山縣さんや地域おこしでつとに有名になりつつある「やねだん」=鹿児島県鹿屋市柳谷300人の集落での人々の活動がボーナスまで支給するようになった様子などが紹介されていた。スキャンしておこう。右下隅が山縣真由美さんその人で、左写真中央のメガネのお爺さんが やねだんリーダーの豊重哲郎さんである。

東京では15日の夕刊掲載だそうだ。地方は16日の朝刊「 ニツポン人・脈・記 ふるさと元気通信1」参照のこと。地域が壊れ人のつながりが壊れ、個が壊れつくした日本の現状に一筋の希望を持とうとするなら、やねだんの様に身近な人々と濃い人間関係を作り始める作業を介すると将来の希望種のその端緒が現れだすかもしれない。

myサポーターだった死んだmちゃんも、「やねだん」の様な身近な人々との親密で感動のある人間のあり方を望んでいたように思う。しかし死期には親しい友人でさえも・・・他者を拒絶したかのように「自らの死情報を閉ざし」ひっそりと死んだ。明るい人柄には想像もできない末期の行為だった。だから悔いを多く残して死んでしまったにではないのだろうかと想う。

親しさを180℃反転させるように他者を拒絶し死に至った原因は何か?他者を恨み関係を閉じようとし亡くなる死に方を見てきた俺ではあるが、また一つ今年それの体験が積み重なった。こういう末期って何でなるの?という 大きなテーマが宙吊りのまま目の前にぶら下がってずーっと消えて無くなることはない。重たく冷酷な問題。まずは、多くの異なる他者との対話や交流を通して彼女の無念や絶望の質や問題の解決方法を考えて行くことが残された者の宿命と受けとめ活動し続けよう。


7月16日 はれ


大学講義内容の文字起こしを半分する。鹿児島の南日本放送の山縣由美子さんのお話。アナウンサーでもあるから言葉が明瞭でスピードは上がるし疲れることもない。
■言葉を文字にする行為を長年やっているので、話し言葉から書籍が出来たその本に手が出てしまう、目が向くことが多くなった。

今日から文藝春秋編集長をし作家の半藤一利昭和史」を読み始める。昭和通史が書かれるようになるのはまだまだ先だと思うけど、一人の人間が語る昭和史というもの前段たくさん出てくるだろうと思う。

昭和が終わって20年が経ったけれど、自分が生きてきた時代のあたりの語りは興味が尽きないし、しょうがないのだろうが、やはり粗っぽい話に思えてしまう。不満なら自分で自分史用の歴史を書かねばならないんだろうと考える


 7月15日 かんかん照り 36.5℃ 猛暑

平野敬一郎さんの新作「ドーン」を買いに街中書店に行ったが「配本されない」と一言。 空を見上がると黒い温度計が目に入る、36℃を表示。ネットで入手する方が簡単だ。福島は県庁所在地ではあるが20年来陥没しつづけている。今となってはむなしさを強調するかのような街中区画整理事業が一層陥没を支えているようで痛々しくもある。街中の市民美術展示場ではお爺さんとお婆さんの作品が陳列されていて、若い人の作品が見当たらない。全国各地同じような事が露骨になっているのだろうか?。時間を掛けて見て歩くように努めよう。

■家人に髪の毛をそぎ整えてもらう!。ようやく対話が成り立ったようだ!と思うも、5時間後の夜 ちょっとしたことで、罵倒されつづけ問題は大噴出する。落差激し様に鍛え続けられるここが肝心だ。15年ほどつづくその困難が解決することは無いのだが、羽の無い人間が空を飛べる夢を見るように、普段の対話が行き交うを夢を、ふと見ているような気になる事もある。

しかし夢であり実現することは無い。そのような夢は俺にとっては位相が違う場、書きものだとか演劇だとかの作り事の関係でのみ可能なことだと考える。リアルな場では相手が代わっても 対話の困難な状況は変わらない。だからリアルな対応をし続けないと拙いことになる、あり得ない夢を見ることで内にストレスだけを貯まつづければ現実から遊離しアホな行為に浸る事になってしまう。どん詰まりには社会面、3面記事に落とし込まれてしまう悲劇もあり得るだろう。自分の非力をきっちり見続ける態度を養えないかぎり、その悲劇から人は逃れられないように想像する。

困難な事を語れない、語りたくないから、無いことにして昭和の15戦争の計画を実行し300万人以上もの戦争による死者の存在を知っているだろう。困難なことだからこそ目の前にある困難をきっちり見続ける態度を失ってなならないんだ。 

■マグ激オンデマンドに外務委員長河野太郎さんの核密約はあったんからこれからは政府のよる虚偽答弁を許さない語っている。中国やロシアの多数の核が日本を向いているなんて事は大人の常識だろう。 米国の核の傘の下状況によって核抑止されている。その傘の状況をまともに語れないのは大人げないと言う、そうだそうだ。 困難な現実に目を背け安易な問題だけを語りたがる風潮、北朝鮮の核だけを大騒ぎするのは 事実を曲げるた極言で何の益もない。

7月14日 曇りのち晴れ 真夜中風が出る

■ 昨日に続き本江正茂さんの言葉を文字に起こす。web頁に仕上げ本江さんにメールにて連絡する。写真はあまりないんだけど、本江さんの身体を経過した1980半ばから90年代前半頃の空気が語られている。同時代を生きて来た俺にはとても面白い内容だ。記録されるようで記録されない具体的な混乱の事象を記録するの事が俺は好きであるな〜と思う。

■戦後首相による「予告衆議院解散」は無かったんだそうだ。麻生総理おろしを先手で封じだ、彼の唯一の決断だとか書かれたりしている。そのことで自民党は大混乱で、おろしどころか、一つの政党の断末魔を詳細具体的にこの1週間は演じる。2日前に書いた米国で公開されているけれども政府は未だに嘘をつき続ける問題。外務委員長の河野太郎さん外交密約ありだと書いた問題は、外務大臣が止めたようで 解決されることなく、選挙になるようだ。

主権者にとっては保守政治リベラルな政治を自覚して選択する初めての選挙になるわけだ。それは140年ほど続いてる官僚主義を捨てて、市民が自分たちで責任もつ、人任せにしない!政治状況をつくる、それを手に入れる、市民が考える政治への選択肢が目の前にある。 幸せになれるわけでもないけれど、間違いを起こしつつ、よりよい政治状況へ更新を始める、初めての一歩を踏み出すかどうか、そういう状況だね。

1993年頃の細川政権の失敗を学習してもゴタゴタ続きが16年間ほど、永いムダな時間と財政出動で借金は800兆円を越え900兆円に到達している模様だ。小泉さんや東国原さんのような安易なポピリズム・ファシズム政治を選んではいけないわけだが、賢くなってないので選ぶ可能性も高い。過去の間違いの歴史的知識を持ちつつこれから作らねばならないその状況を語るジャーナリストの存在はいまこそ不可欠だ、。が、どうなるか興味深い。

選挙の時にネット活動を使えないのは問題だ。誹謗中傷もあるだろう。しかし立候補者と直接対話する機会を作ることは重要だ、何しろ主権者にとって有意義な情報を自ら手に入れることが出来る、道具がネットだからだ。 

ばらく・オバマさんは市民によるネット活動で選ばれた人類史上初の多民族国家アメリカ合衆国の大統領だ、日本でも政治とネット活動とが直接機能するような状況を作った方が、市民にとっては有効だ。自民党や官僚には不利だから今回の戦況では活用されれないだろう、それはとても残念だと思う。まずは1票投票すべしだね。


 7月13日 曇り時々小雨 風もあり 異気圧がめまぐるしく行き交う

■10日締め切りの「ことば悦覧in京都」実行のスケジュール概略がまとまった。ざっと並べておこう。興味のある人はボランティアしてください。写真撮影や聞き取りに参加して手伝っていただければ嬉しい。といっても多数は無理だが、

 8月2日魚谷繁礼さん
   3日門藤芳樹さん 山本麻子さん
   4日岩崎泰さん   柳沢究さん
   5日森田一弥さん
   6日川勝真一さん 榊原充大さん 山崎泰寛さん
   7日 予備日   自由参加にて呑みワイワイ予定 
   8日名古屋にて 小林聖明さん 東京にて 太田浩史さん
   9日 松島潤平さん 

■6月30日にインタビューした東北大の本江正茂先生の言葉を文字にし始める。45分ほど起こす。2時間半ほどデータはあるが、今回公開は前半1時間程で終わる予定

起こす内容は誕生から東大助手時代までとする。次回インタビューは博士論文内容や現在のIT状況を中心に取材予定だ。その後ギガハウスを中心に色々インタビュー予定で今年度中に3回をまとめたいと思っている

まずは第田一回目です。日本の建築系の中のIT黎明期のあれこれを伺った。機会が初めて人間の前に登場した時期の右往左往は案外記録されない。そこを無理に語っていただく。添付用写真が少なくってweb頁のビジュアルはどうしようかな〜と思案中

■臓器移植法改正A案で可決する6月18日に書いた臓器提供の遺族への負担ことは解決されず

■株価お下げ。 衆議院解散は6月21日頃で東京日が8月30日結局任期10日しか残らないギリギリ引き延ばし作戦となる。総選挙を行わず総理が3人替わる、トホホな始末に対し主権者はどのよう投票行動をするのか?愚制作定額給費金2兆円は借金として残っただけだが・・15兆円の補正予算を使っても雇用や経済は回復しないだろう。国の仕組みをかえる選挙になることは間違いなさそうだ。どん詰まりダメに行き着かないと社会は変わらないと 呆れつつも納得する。民主党も一枚岩ではないから、政界再編は引き続き何度も起きるだろう。


 7月12日 曇りときどき小雨

■衣類を買いにユニクロへ。この数年下がりばかり身につけていたのだが、バイト代で買う。ユニクロ物は安い。遠い昔に買っていたお気に入りだったブランド・シャツ値と比べると、20分の1ほどだ。それと比べて生地が悪いが、ほどほど使用に耐え、見た目もそれなりだけれど無個性、無難、デザインが俺向きじゃない。

■「ことば悦覧in京都」にあれこれを詰めるために思案する。体力が持つのだろうか?。自信はないが、無理せずに活動すればなんとかなるかも。 カメラの使い方慣れないとな〜 。福島競馬や高校野球予選試合でも撮り、カメラ慣れしたいが・・。

■都議選のニュースが流れている。自民に大逆風。自公過半数割れ確実だとか。、民主党が第一党になるとのこと。総選挙の夏だったはずだが、任期末まで伸び、明日から2ヶ月大混乱が続きそうだ。


 7月11日 晴れのち曇り 蒸す

沖縄タイムズ記者・デスク・謝花直美さんの講義内容をweb頁に仕上げ電送。沖縄の人々の間では共有されている、集団自決における軍命の有無や遺族状況や現在沖縄状況の一端を詳細に知る機会となった。

昨日付けの 外務委員長河野太郎さんのブログに「密約はあった」の題で

核密約に関して、今週、外務委員長として、密約を知り得た立場の複数の方にお目にかかったり、電話で話をしたりした。今日は、京都で、村田良平元事務次官を訪問して、お話を伺った。結論から言えば、核密約はあった。外務委員長として、私の委員会で、これ以上、政府が虚偽答弁をすることを認ない・・・

と記されている。

「行政や権力は嘘をつく」わけだが、それらは小さい方がよい。この宣言表記は重い。権力に監視機能が働いていないのは周知の事実だった。これだけ長い間大嘘をついて「核抜き本土並み返還」の大嘘でノーベル平和賞まで受賞した元総理が生まれた事実はみんなのは恥じとして歴史化しなければならない政治の出来事になった。(自民党が認めたからにはそうなるだろう) 

政権交代があっってもベストな社会にはならない。が、多数の政府の嘘が公開されることになり、政治も市民が責任を担う社会への第一歩を歩み出すことになるだろう。


7月10日 晴れ
 

『証言 沖縄「集団自決」ー慶良間諸島でなにが起きたか』の著者である謝花直美さんの講義を文字に起こす一日

涙なくして起こせない内容が続いていた。












 7月09日 曇り時々雨 どっぷり梅雨模様

1年ぶりぐらいに福島駅前のクリニックに出向き専門家に相談をする。事情があって専門家がめまぐるしく代わっているが、存在は無くてはならない。相談したからといって劇的に状況変化が起こるわけでもないし、有効な答えを持たされるわけでもない。しかし第三者の存在と積極的に関わるような、意識を持ち生活することは、幸なる生を得るには本当に重要であるな・・。些細な事の大切さを知って生活すると善し悪しは別にして人生は変わってしまう、予想外な境地を獲得できるのが佳い

■「ことば悦覧in京都」面会予定者の全てから返信が来て、細かい面会日程日時が決まる。まだ一覧にしていないが、日曜日に表のようなものをつくってメールで配布したい。皆さんとても好意的なメール返信の数々なので、多いに盛り上がるだろう。みなさん元気そうなので俺の体力が持たないのではまずい。酒を調子にのって呑まないように自制し、京都のかんかん照りを乗り切らねばならない。

予約したが、昨日高速バスの事故のニュースが流れて乗客が5人ほどケガをしたとのこと。8月に入ると高速料金が1000円の日が車出が多そう。大渋滞になるなら予定通りに京都に着かないのではないか。もちろん車が多くでれば事故も多発する可能性もあるし。電車で往復しようかと迷う・・銭はないし 思案中。  

■夜、大学講義文字起こし 数年前に沖縄で大きなデモが起き日本中で大きな問題になった教科書記関連の内容。「沖縄戦の集団自決問題」についての講義なのだが、講義に出てくる地名の正しい表記が大方分からない。なんたる無知と反省。沖縄に来年は行ってみたい。

■今年の4月から東大生産研究所の先生に就任した太田浩史さんから電話あり。8月8日、名古屋で小林聖明さんに面会した後 代々木へ直行し ワイワイする予定になる。9日に東京で他者に会い音録しようかな〜。福島に戻ってから大量の文字起こしが待っわけだが・・・。


 7月08日   曇り時々晴れ 蒸し 暑い

my長男に払い下げてもらったタフなデジカメようやくデジカメしアップル。my旧デバイスが壊れていて買いに行かずmy写真アップがは久しぶりなのだ。 京都に行くまでに貰いデジカメを使い慣れておかないとドナイモコナイモナラヘンで〜。泥縄デジカメルマンでは拙いわけよ。

御山裏のヤマダデンキで「PC周辺機器deviceを買う(微笑む)なんて書くといかにも高価で難しい機器を手に入れたような気分になる(笑)

 USB付きコンパクト・フラッシュデバイスを買っただけ。ポイントカードを使ったので345円。pcや周辺機器・デバイスdefaultについて何んにも知らないオヤジの書く日記であることがバレル。100年後に今日の日記を解読出来る人間がいないだろう。

例えば女衒という語は現在の日本では死語である。援助交際後の自主的売春がメインであるこの世であるから当然で、出張ヘルス=デリバティブ女が溢れている。当然だが女衒を知る若者もいないだろう。俺だって緒方拳さん演じた女衒を観て知っただけで生・女衒には会ったことがない。

かようにドンドン変わる言葉って面白い生き物・道具だが、付き合うのも骨が折れる、。 人間のデフォルトに付いてあれこれ考えていたので、前振り導入文言がエロ系の事になってしまいそうなので、ターンしてと

■my長女に与えられた課題というか共に話し合った課題なんだが、人間のデフォルトとはどういう様なのか?どうしても答えが出ないので3日ほど悶々とし行動できなかった。即行動の俺には珍しく動けないのだ。その答えを見つけ出すことが出来れば、異様・奇っ怪な暮らしを続けている、オイラのハートの平安はぐーんと高まる。はず、その答えは、碇シンジ君の苦悶より、はははぁは逆ベクトルだが同質だ な。

今夜my長女からプッシュの長電話あり。これは脳の専門家にサポートしていただき答えを共有しつつ、長時間観察し続けねば人間のデフォルトは把握出来ないだろう。そういう長電話での結論だ。人はもたれ合い生き、その中で専門家も、病の者も育つ、そういう動物の(あきらめたかのような)相互の様を人間のデフォルトというのではないか

赤ん坊や逆赤ん坊の様な老人の状態とは違うように思える。人間性の定義を日々更新続ける能力を持つことが 大人の人間のデフォルトであると定義し、明日は行動に移そう。 


 7月07日 曇りでも30℃前後、夜時折雨

1日あれこれ本を読む。京都の川勝真一さんから電話あり、「ことば悦覧in京都」の最終日逆質問+ワイワイ会を企画中との事 ありがたい。 俺がしゃべりに行ったような困った様になるので、質問には答えないと伝えてあったからだろう。理由は簡単で、答えは多様にあるし複合的層から出てくる応答なので、どうにでも合わせることはできる、しかしそれで良いわけはない。一時的に理解したフリしても、だから答えても意味は無いと思う。

有り難い事を何も身につけていない俺だが、 一夜で創られるワイワイ共同体で語り答えるは 個人の恣意的な意味が変容する。だから応答する意味を お互いが共有できるかもしれない。やってみないことには分からないことだ。


 7月06日 晴れ 暑し 

1月後に行う「ことば悦覧in京都」の日程時刻などをインタビューイに了解いただくためにメール連絡する。宿の予約、高速バスの予約などの手配する。

2日から8日まで京都だけに滞在予定。前半の3日間魚屋繁礼さんにコーデーネートいただいた関係者に面会。 後半3日間は逆質問を受けるため場を設けたり、面会で派生するだろう新たな関係者用の予備日。 予備日ではまだ見ぬ出会った事が無い人々に面会しようと思っている。後半部はどうなるか今は分からない。  2人の方から逆インタビューワイワイの提案あり、もう一人追加になりそうな感じだ。30才前後人人と、20代中頃の人人に別れての呑み会合だとは思うが、同じ関係者同士なのかもで、細部は実行してみないと分からない。ほとんど無い(涙)予算内でできるだけ長い時間京都に滞在し、多くの人々と濃い交流をし、現在を語り合いたい。

■よる「エバンゲリヲン新劇場版:破」を観る。福島にもこんなに沢山の若者が住んでいるのか!と思うほどの賑わい。月曜日最終版で人出は「少ない」との読みが外れる。

碇シンジ大活躍。綾波レイ活躍せず。アスカちゃんまあまあ活躍。高校二年A組の同級生同士で戦士。 シンジに好意をよせる高校生同士のラブコメ三角関係に仕立てられているが、綾波レイはシンジ君の母の生まれ代わりでもあるから、碇指令(シンジの父)と母(レイ)を取り合う三角近親相姦関係が裏打ちされるので、心の捻れを生み出すべく巧妙な構成になっている。

簡単にしてみると 父・母コンプレックスで自立できない(糞親!と言えない両親の愛に囲い込まれ切った若者)、また自立する必然性もない、何もかも壊れてしまった社会に(現実と逆状況に仕立てられている) 不幸を全身に受けざるを得ない状況下に生まれた若者の生きにくい苦悩を映像にしている。両親を捨ててしまえばいい!のだが出来ない、優しさもどき 使徒(=外部社会)が脅威いう設定にせずとも、このような内容は描けると思うのだが、心の捻れを解消し自己均衡を得るためにはこのぐらいの過剰な設定と過剰な戦闘シーンの見せ場無ければ(トランスフォーマーリベンジと同じく)解消できないわけだ。日米の若者に共通した心情。 これが未来の普通の会話なのだと自覚する

若者の親や上の世代、そして社会不信や被害妄想を動機エネルギーにし作られているやおい的物語であり、純な対応・応答のしかたは興味深い内容である。
他者との関係性を構築出来ない現代の病は簡明に描かれている(准セカイ系か)

70年代のフォークソングや英語会話が混じるのは 叙情性の吐露と外国コンプレックスの裏返しだろう。妙な関西なまりやダサイ70年代ふう三丁目の夕日的 町景観の挿入もばかばかしい。中途なSFは日本が持つ味なので否定すべきものではない  
不満に感じるのは2点あった。1点目は学ぶスタイルだ。高校生にもなってまだ教科型教室に変わってない点(涼宮ハルヒの憂鬱も同じ)、作者はクラス型教室をベースにしないと人間関係を創ることが出来ないのだろう(ターゲットがクラス型世代なのかも)。2点目は学校に持ってくる弁当箱の中身の話だが、おかずがショボ過ぎ油っぽい物ばかりだ。食生活には興味がわかず注意がむかないのだろう。発酵食品は唯一 棚にならんだ純米大吟醸だけ。で、そんな高級酒を高校生がのめるわけねーだろう。

それからもう一点メモしておく。綾波レイは使徒に融合されてしまいそう、他の(社会)男に寝取られてしまうのだが、シンジは仲間の掟を犯して母であり彼女であるレイをこちらの世界に連れ戻す。なんて馬鹿なんだと俺は想った、使徒の世界にだって可愛い母もお姉ちゃんも一杯いるのに(爆笑)違う異性などを連れて来いや。 父(=生まれた社会)が築き上げた理想の母親女性に対する価値観を捨てることが出来ないシンジは囲い込まれた社会にしか生きられない内向き者ではないのか、そういう疑問

■いつものように警察発表なので 事実は不明。大阪のパチンコ店にガソリンがまかれ放火。4人ほど亡くなる。岩国署に出頭した41才の男が「仕事も金もなく、人生に嫌気がさした。通り魔みたいに誰でもよいから人を殺したいと思い、人が多数いるところに火を付けた」と供述しているそうだ。裁判員裁判がどう裁くのか興味わく 


 7月05日 曇り時々晴れ 夕方一時土砂降り

ことば閲覧in京都 スケジュールを決めるために調査。時刻や宿など決めたいので基本情報を得に福島駅へ出かける。途中ドじゃぶり。誰も居ない死んでしまったまさこちゃん事務所で雨宿り30分『羅生門』のような景観に見えたりし、我も寂しい。少々濡れても直ぐ乾く、気温が暖かいで 救われる

休日でもあり夏休み間近なので、駅構内の予約センターは超満員だ。100年一度の金融危機と不景気とは言え、子供の思い出作りの旅行を節約することはできないようで、親子3人の組が多い。中には若いカップルも見あたるが家族組に圧倒されている。

途中、平野敬一郎さんの最新作『ドーン』を買おうかと書店へ。早すぎたのかまだ並んでない。

宮台真司さんの『日本の難点』は一月で10万部売れたそうだ。徴発的で難解な抽象具象を自在に行き来する宮台節を読む人が10万人にも成るとは、世の中の読者の能力が高くなったのか、書かれた中身が大衆的になったのか知りたいので買う。(同じ講座で学んだ大澤さんは社会的殺人事件を芯に、宮台さんはサブカルや風俗エロを基盤に棲み分けているのであるが似ていて面白い)

平田オリザさん著『演劇入』をも買う。11年前に出され、18刷なので30万部ぐらい売れているのだろう 。70〜80年代はアングラ劇が花咲いたが、テーマが何も無くなった時代の演劇を標榜し続け対話劇の旗手の原点をワークショップの中で磨き上げた論書を買う。 

俺が行っている、各地ことば閲覧、文字起こしてみてこれは何か?会話語書き言葉=現代的記述についてすこし考えてみてみたいと思った。日常的多種多様に放たれている会話言葉はあんまり当たり前すぎてそれを記述し記録し記録しようとする人はほぼいないと思う。その何気ない日常会話を演劇に仕上げるためには、人間の精神の振幅心のありように興味が沸かなければ、ムダムダに思えるだろうから 演劇作品に仕上がらない。アングラを経ことば閲覧を行う俺は対話の不思議を他者にきっちり説明する力をまだ身につけていない、いずれ身につけて他者に説明するようになりたい、そういった下心もあって、買っう。なんて下世話な欲望なだろう。 

江戸のや明治の時は書き言葉と話し言葉は違っていてるのは誰でも知っているだろう。子規や漱石は黙読でも人間の感情を感じ理解できる言葉を書けた日本人最初の人間かもしれない。吉川英治もそういう境界を生きた人のようだが詳しくはしらない。そういう事もいずれ何かで調べたり、研究書を読んでみたいものだ。

黙読が一般的になった現代の書物と、音読が普通な明治期の書物が異なるメディアだが、それらの相違を体験してみたらどうか。 今は会話語を黙読するのが一般的なで 会話語をあえて音読! を期待して表記するようにしたらどうなるの?

ことば閲覧で残した記録を音読で読んでみたり、演劇にし肉声にしたらリアルは格段に違うだろう、読み手の体格や音質によって書かれた内容の質も異なってしまうだろう。10年ぐらい文字起こしをしているので文字を見ると発話者の肉声がmy脳で響くようになる! 文字起こしを続けねば体得できない生な体験・実感。好きだが別れた人の肉声を人は忘れる事は出来ないのだから。

■04日植村隆さん文字起こし文章をweb頁に仕上げ夜半電送ホッ。 誕生日にてお姉ちゃんからメールあり。俺に興味をもっている若い人が居るのは佳いのか悪いのかわかりゃゃしない。


 7月03日 曇り 夜雨ふる 涼しい

■ 植村隆さ講義後半文字起こしする。

■my長女 学会in東京 帰り道に立ち寄る、みんなで夕飯たべ ワイワイ 問題点も明らかに ありがたし。


7月02日 曇り 

■冷え症寄りなので足をくるみ冷え防止をして大学講義内容、朝日新聞「新聞と戦争」で石橋湛山記念早稲田大学ジャーナリズム大賞昨年受賞を代表し植村隆さんのお話。文字おこし作業 45分分する

■柳原照弘
さんから「HPを更新した」と連絡あり。

一覧目視性が一気に高いので見やすい。地図情報ふう配列の効果は 柳原さんのデザイン個人史歴史が一覧されている。今後このような形式のHPが流行るのではないだろうか。

文系でも倣える。論文完成ごとに時系列に並べ一覧でき、そこから内容に、奥に進むようなHPは有った方よい。業績が一覧目視でき 内容をそこから入って読み進めることができるので使い勝手・利便性はぐーんと高あまるように思う。

■ 6月30日と7月01日は仙台にてワイワイした様子の記録を少し。

30日は東北大準教授の本江正茂先生をインタビューする。pm7時 仙台駅で落ち合い、一番町のいろは横丁の居酒屋さんにて2時間半音録。その後駅そばに戻り、立ち飲みバーにて雑談。(俺と同じ)蟹座生まれで誕生日やら御嬢様が誕生されなにかと 忙しいに決まっているのだが11時まで4時間ほと付き合っていただく。 本江先生ありがとうございました。(写真撮影ボランティアが現れず、暗い店内だったので写真はまったく撮れてないトホホ、カメラマン雇えたらいいな〜と思うばかりだ。

今年度中に今回を含め三回ほどお付き合いいただき、本江正茂研究史をざっと聞き取り記録する予定。本江さんHPに研究内容は詳しく表記されているのであるが、話し言葉で聴いておきたいわけだ。贅沢なことをお願いしているのだが、快くお付き合いいただいた。
今回の内容は本江先生の博士論文である「環境情報デザイン論 ー 場所へのコミットメントを支援する情報環境技術の使い方に関する研究」へ至る、誕生から始まり、大学時代のことや助手の頃の作品などで止めた。 論文の日本各地で起きた「没場所化への関心の動機や背景」同時に「最初にPCと関わった様子話から大学でのPCの事など」を教えていただくことが目的だったもので、そこを音録し修了。

同時代に生きているのは良い、83年頃設計事務所を始めたので、日本の社会状況を同時に体験している。ーので話の内容は理解しやすい。しかしPCの活用についてはまったくだめ素人。でpcの過去現在そして将来への見通すことが出来ないので、本江先生の脳の活動を記録し、残そうだ。 今月中に 文字起こしや資料整理してweb公開する予定。

■30日夜はmy長男の家に泊めてもらう。朝方までmy長男の研究内容など聞きながらダベル。研究内容も多岐にわたり面白そう!。よく1日は遅く起きて、またワイワイし夕方分かれ福島に戻る。久しぶりに高速バスに乗ってみる、福島駅に着くと雨が降り出したので、自転車を放置し飯坂電車で戻る。