佐藤敏宏の 2009 年 02 月の日記       home  

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  2月28日 晴れ暖かし

仕事を数カ所掛け持ちして稼いでも 生活保護の金額に満たない人達をワーキングプアと命名したのは 公共放送のこの番組であった。ユーチューブは便利だ。この番組を ネットにアップしているのは 制作に関わった人のだれかだとも思いたい。

放映されたのは 2年ほどまえだと思うも ワーキングプアの名が一般化したかどうかは判らない。 非正規社員が3割に達し顕在化しつつもまだ 金融危機が訪れるのは時間の問題だと 知っていた者も おったが 働く貧困者の存在はみんなの知るところではなかった。 ホリエモンの熱がまだあった時期だったからかもしれない。社会主義が崩壊し 市場原理主義や金融立国しか生きるための唯一絶対だと思いこんでいた 末期でもあった。

貧困の世代継承を固定してしまうような 市場原理主義の欠点も周知の事実になり 確認しても はたして どうしたらよいのやら 道はまだ見つかっていない。 市場を遣い込み育てるしかないと言い張る者。 セーフティーネットを壊してしまって 大企業の利益だけ、または株主主義者だけの極一部が潤い 溜が消えてしまった社会労働の意味働く価値、そして働く事の誇りと尊厳を失ったと 訴える論者も多くなってきた。

 職と食の安全保障が作れない 国家の存在は意義がないのは当然である けれども 政治家は目先に追われて 政治が機能していない 幾重にも困難が明らかになっている 希な状況なのではないだろうか

■そんななか 死期にまつわる映画がアカデミー賞をとったのだが 見る気になれない。 のうかん師のことはさておき

寺山修司と同年早稲田で同じ 文芸部の所属し友達だった山田太一作 今朝の秋を観ていろいろ 思いを巡らしてみた。 

物語は 離婚し別れて暮らす老人の元夫婦の 息子の妻が不倫していも家族を演じてる 夫=一人息子がガンに冒された 末期の話である

話の結末は 末期だから 好きに日一日じゅう 縁あるものと 時間を使い暮らすという 普遍のようなものである。 それは現代では非日常なのだ 家族風の 実態はバラバラになっている 元家族構成員が互いに 演じる。演じ方を見つけ出すそのことで救済しようと 意図している。 この期に及んでも 古き 家族ふう役割分担をこなして終えさせるわけだ 

笠知衆や杉村春子と役者に不足もないのだが、家族内のみで問題を解決しようとする姿は美しいのかもしれない が他者の知恵や経験を借りようとしたり 自らの問題を時代で共有すべき問題なのだから、抱える問題を抽象化し他者に訴えようじゃないか!とする 原作者の意図が皆無なのは気になる。

作品は時代を 写すのだけれど 今はどんな時代状況で何をすべきなのかを確認するためには 問題が山積し多様だからこそ皆ジャーナリストのようにあらねばならないのだと思う。

社会に有る問題を自己責任の言葉に回収させず 身近な問題を一人で解決セズ 社会のなかで共に解決するために 個がかかえる問題を訴える方法を教育すべきなのだ

はやりになった「蟹工船」のように 皆が同じ船に乗って働きそこでの問題が共有できるような状況ではない。 パラサイト青年がそれぞれの隠された家庭のなかで 個別分断されて 問題を共有する 術も場もないような 社会になっているのだからだ

政治的に構築すべきは セーフティーネットの明確化であり 皆でその網を再び確認し手を入れ 決め保持すために努める支え合う仕組みだ。そこからしか 労働に対する 誇りと希望と 労働によって社会と関わる 自己の存在を確認できるような状況はつくれな 究極の消費のための 戦争や 姥捨て山を保全維持するような共同体を目指してはならないからだ


 2月27日 雪もちらつき 2月らしい気温

自分にとっての仕事が無いのはそれなりに 酷なことではあるが 一緒に暮らす家族にかかる 解決不能なような問題を解くためには 自分にとって酷な問題より はるか解のために時間がかかる。 この2年ほどはそのような事に重心を移し行動などを制限し 静かにのんびり暮らしてきた。 2年掛けたおかげで ようやく明るい兆しが見えて来ていると言えるのではないだろうか。そう思う。 それでので 4、5月からは 出来る限りの時間をつかって活動しよう。 何の活動なの

のんびり暮らしたおかげで 各地の人々に出会い インタビューをする時間を確保することもできたし、 インタビューを快く受けていただける人間関係を得 るような豊かな交流も 生活も出来た。

 自分にとっての 仕事が無いことはそれなりに寂しく 無為に過ごすのは 自分を育ててくれた建築界に 対して失礼に当たるようにも思った。 哀しんでいてはしかたがない。出来る限りのなかで建築的神様に奉仕するのが理と道の常道の行為のように思う。

そんわけではない。 過去の人間との関係を大切にし将来の人間関係を開発し続け それらを 一層積み重ねることができるよう ささやかに行為を続けよう。 2月の間中 そのための具体的な行動をどうしようか・? ぶらぶら考えてきたのだが ようやく 解って来た 3月はそのための準備に当たってみたい な〜と思い至った 

新しい社会への移行期に当たり 自分ができる範囲で多様にいろいろ働き活動したいんものだ!  みんなさん 孤立しないように しましょう  友達などを孤立させてはいけません


2月26日 曇り 平年2月の気温に戻りやや寒い

アネハ事件と言ったほうが一般的なのかもしれない。3年ほどまえに発覚し大騒ぎになった耐震強度偽装事件は大幅な建築基準法と建築士法が改正され専 門的な対応方がしめされ 改正法がいよいよ動き出している。

改正になった建築士法の管理建築士の講習を受けのち修了考査を受験。久しぶりの試験だったので 合格できる出来かかどうかは判らない 4月末公表されるそうだ。

改正内容は建築士の責任が重たくなって 責任を問われる期間が20年!!と長くなった。違反すれば 金銭的な責もちろん刑事罰の懲役刑も出来た

消費者いわゆる建築主保護の事態は好いことだと思うも 民間の仕事を設計する場合には発注サイドに建築の専門的知識を持った人間が介在しないと 建築士も発注者も意志の疎通がうま行われないのではないだろうか?

発注する者が素人同然の場合はかなりの混乱と意思疎通の困難が予想される。 法律を作るのはよいのだが 実際に設計を建築に実現するを任を負う者にとっては 民間仕事のリアルな様を知っているので 気が重くなる 改正内容である 

簡単に言えば 信頼関係の構築が出来ない他者との間で 建築設計の仕事を受けはいけない 無理して受ければ意図的クレーマーによる 訴訟は免れないだろう 

交省の目論見はわかるんだけど  20年の長期間の責任を負う元気が無いので じっくり各法律など読み込んで 後考えて 今後の方針を立てた方が良さそう  国 
 2月25日くもり 雨が上がったので

2週間ほどまえ奉納された 羽黒山のおおわらじを散歩をかね見物する 。往復100分ほど。

散歩は二度と上映されることのない 一本の映画を観る行為に似ている

 高校生の野球部員が駆け上がって足腰を鍛えていたと思ったら わらじとの大きさに圧倒されたのかどうか定かでないが 「ぼっき」だの「バイアグラ」だのとわめきながら駆け下りていった。 

60才ぐらいの金持ち衣装の夫婦らしき男女はガンにでも患っているのだろうか?深刻に深々と長い時間手を合わせて動かず あわれなり 

道そばの野菜は冬の腐った衣を脱ぎ捨て 真ん中から新しい衣を見せている 春はもうじきらしい 


 2月24日 一番寒い季節なのだが雨 温暖化の現実なのか

毎日 web映画を観まくる やるべき事と したことはあるのだが 映画は作りごとなので 建築に近く 出来てしまえば現実の事となるので 作り事と現は おいそれと尽きないので大笑いして続けるべし (笑) 果てがあるかのような 

今日は新藤兼人監督 主演つがわまさひこ 永井荷風作の「墨東綺譚」全15組 をみる。 国破れて女あり!!と書いた男 映画もなかなか良い 性と死は接近してると互いが 過剰に人をおそうのだろうか?

 現在は死も生も淡い それは自分の 死が遠くの事象ゆえの 不幸 悲劇とも言えそうだ 余りにも微細に恐れるが ・・海に団体で突っ込むネズミのように 死に急ぐ 希なる時代の様かもしれな  

女を嫌いな男も 男を嫌いな女も いやしない。しかし本当に女を・男を好きになることができるそれらは希だ。 おおかたは物欲金銭欲都合欲にて使い回すぐらいなものだ。そんな事の悲哀を知る荷風氏 女も家庭も 人との関係性も遮断して自由であるけれども 寂しい孤独を生き抜く そんなような映画であった 

日記を書く人は多いけれど 全てを書き 切ろうとするのは あんがい難しいと思う、荷風氏が生きた時代にはブログは無いのだが 書いた事に対する反応は確実にやって来る 今は反応が早すぎるので 人の感情の余韻を楽しむ時間さえ無惨にもないありさまで 手が萎縮するばかりなのかもしれない

映画では 荷風の母親が死んでも葬儀に行かずなかなか よい生き様にて 母親の葬式の日に 愛人との添い寝し過ごしきる そういう絵は無かったかな その位の切ない人間の優しさは消えてしまっているのかもしれない 

100年に一度の経済危機にて右往左往するのも好いが 社会主義が潰れ20年 経済戦争やぶれて女あり!かな〜。 おなごも おとこも共有すべし

 今現在人は ちょいとの悲しみで大騒ぎ、ちょいとの好景気で大騒ぎ だか 人とのつながり方が信じられない ほそに バカに薄ペラなんじゃないか。やれやれ 

 お前の心構えが薄っぺらだからだな〜(笑い)そう言われているような そんな感想が沸く映画である。

 書き続ける 作り続ける 生き続け それが尊いようなそれしか出来ない しなくていいように 思うな・・・

暇ならば 山本富士子役・おゆき 1960年版 の映画 12組も もどうぞ観くらべるのもよいかと


 2月22日 はれ 

妹が米30kgをとどけてくれた、稼ぎが無のでありがたし 3ヶ月はもつかも 「お礼の電話せよ!」とのことで電話する。まだ自分で電話機は握れないようだ。1年後にはどうかな・・・。 

風の知らせによると 我が家にとって 重要な専門担当医が ガンを患ってしまいあとわずからしい。 亡くなったらどう対応しようか・・ 変化が起こるのかな〜と心配になってみたが、今は最悪の状況ではないので 心配しすぎずそれなりに対応しよう 

2月は のんびりなにもせず暮らすも あと6日で3月

ユーチューブにて「あめあがる」を観る 黒沢映画を劇場で観た記憶がない TVの映画劇場やPCでのみかもしれない。

黒澤映画は良いとおもうけど 過剰さと、役者の姿がリアル過ぎ身近に迫り過ぎる そのうえテーマの重苦しさが 俺に 判るけどイマイチ合わないな〜と思っていたので 劇場に足を向けなかった因かもしれない。雨宿りの宿のパブリックな一情景を観てて あめがるは劇場でみればよかったな〜と反省する 脚本が黒澤さんでN03の中の宴中で夜鷹に向かって「人はみんな哀しいですから」のさらりと語る寺尾の姿が特によい 監督は小泉さんのためなのかもな〜・・

主演の寺尾さんは半落ちでも良い味だしていたが あめあがるでもよい 妻の宮崎さんもリアルでいい 戦後まもなくは東京物語のなかの夫婦であったが 高度成長期中に可能だった よき夫婦のひとつの姿が描かれていると思う 自殺者が3万人を越えて10年あまり家族全体の物語を描くのは難しい青春の殺人者という映画も やさらば愛しき大地もあるが・・状況を告発するにはよいのだが 現在の生を救済するような 正鵠をえていないように思う それは高望みのようにも思う

■ユーチューブのアップされている映画は多量である 見続けると自分の言葉を亡くしてしまう可能性が大きい、それはwebの機能をテレビ的に使ってしまう弊害なので  ネットには自分で情報を背負い参加しなければ 人間の新たな可能性は拓かれないように思う それに受け手に廻りっきりでは 生まれて来たかいがないではないか! 稚拙でもよいから情報を発信するのが 要現在人の一こころえ 


2月21日 はれ ややかぜつよし

1月31日につくられた ラウンドアバウトジャーナルvol9を送っていただく。特集「手の内側」 

中央見開き漫画風イラスト、各頁中程に同様の絵が配置されていて16頁にまとめられている。柳原照弘さん、家成さん赤代さん大東さんが大阪から参加している。 まだ読んでいないのでいつか感想など書いておこう


 2月20日 べたつく雪積もり 風あり 夜に雨 

ストーブの上の湯気が噴き出すヤカンに雪景色が取り込まれている 

my次男 音楽ソフトを買い込み 盛んに音楽を作っていて賑やか ネコも右往左往していておかしい

■日銀では3月末にかけてゲンナマ詰まりを予想して 社債やcpを買い始めたり期間を延長したり 社債は 1兆円ほど買うのだそうだ。

政治は麻生総理おろしがはじまって100年に一度の危機もなんのそので 引退表明した小泉もと総理もさんせんし 政局争いにあけくれている

 米国債の新たな押しつけを仕事始めとたが この混乱では・・ クリントン国務長官 成果無く 中国へお願いへいくのだろう 株に円安が始まりだした 来週あたりには 総理が米大統領に直に米国債など押しつけられるのだろう  既に恐慌なのではないだろうか パラダイム変換が行われるのだろうが 既得権益が崩壊しなければならないのだから かなり長時間要するのだろう 


 2月19日 はれ 日陰の水たまりは日中も融けず 頬が冷える

苺を宅配便で送ろうと思い立ちスーバーのサービスカウンターで依頼するも断られる。がさつな宅配では 傷みやすいのは判るがスーパーまではどのような方法で運んで来ているのだろうか?
今頃店先に並んでいるのはとちおとめという栃木県で開発されたのだろう名だ。写真ぐらいの粒の大きい苺で 一粒 5〜70円ぐらい

ビタミンシーが多いのだそう、Cそれならキウイだって一粒というのか実一つ50円ぐらいで粒は苺より大きく酸っぱい でも苺は光っていて痛みやい肌と口に含んだ時の食感や甘さが キウイには勝 苺の甘酸っぱいにほいは春を知らせるかのようだ 

夕方信夫山を散歩 やや暖かくなったので沢山の人にであうようになってきた 四中生がダッシュの練習をしている 先生は青いジャージの生徒に向けて 「後半しっかり!」とかけ声を掛ける かけっこは初速を維持して後半突き抜けるのは難しいのかもしれないが

 人生の後半をも しっかりこなし 全うするには 技術と節度と作法が要るのだが なかなか 身につかず苺の実のように傷み易く 傷めば 唯単に汚い!だけでは 情けない ヒアルロン酸を用いずとも 老いても美人がよろしい  


2月18日 晴れ

昨年末 乳ガンがみつかり放射線治療をしながら働いている 毎日my日記を読み続けている ガールフレンドより数本のメールと 長電話

放射線の影響でくろうされているようだ。 おまんこの毛も 鼻毛も無くなり 体にはたった 頭に数本残っているだけだそうだ。 へ 〜 元気になっるような 春の桜の木の下での デートの時でも 無毛の裸を見せてもらおう〜 了解 この返事の快楽 さ!  

70才 間近で死ぬなら 長生きでしょうね 死ぬのは何時も他人であり 他人の死はとてもエロテックである だからガンになって女は いい女に成長し ドンドンなっていくのだ。 それが いとおかしい 健康な単なる女は いつになっても幼児脳に似ている 女好きのトシチャン!!珍しく 女性を敵にまわすような 書き方(笑い)

■ 同居人に先日死んだ知人のことを話す 冥福を祈り 温情をかけていただいた行為や情け有るあり方の 話が口をついで出た その豊かな関係の話の花が咲く 至極全うでよいのだ 他者は死んでも 自分が死ななければ他者は死滅しえない。

ワイワイの のち心が乱れ 発病当時のあり得ぬ事を持ち出し 注意を しまくられる  でもホットする 数日こんな感じだろうかな・・・



 2月17日 昨夜はひさしぶいに 数p積もるも 地温が暖かいので昼前に融けてしまう。はかない雪時間は美しい 今時分は空気が澄んでいるので写真時期
 
中川金融財務大臣辞任。酩酊会見はユーチューブに乗り世界各地に配信されたね
 それは 日本の経済状況や政治上また世間の主導者たちの姿を的確に表しているので 人任せには出来ないんだな〜と主権者に想わせ 自覚を一層促す結果になったのでよかったと思う。

経済危機の 困難はこれから本格的になるのだが 乗り切りを誰も持っていない。 1.5万円支給じゃなく150万円につり上げて 総額200兆円ほどを 2〜3年にわけ ばらまいてもも良いのではないかと思う。 市民は備えてしかし使わないだろうから政策的には無意味だからだめかな と思う。どこもかしこも財政出動しているわけだから いずれ世界中に超インフレがやって来るのは時間の問題になるよね  経済学を修めていないけど そんな事ぐらい判る レバレッチ金融の反動だから防御しようはないぜ 

 じゃ〜どうするのか お金の機能そのものを 拡張するのがよいのだが お金は物を得るために使うのじゃ〜・・と思いこんでいる人が多いので 多分即効性はない考え方だ。無いスね

 友情はお付き合いの時間の長さと同じく堅くなると思いこんでいるバカ 同様 相手の感情を把握包み込む脳が無い凡友に対しては すべからく 方法がない  

こんな時は寝て暮らすのが好い  ガールフレンドの家に行って 昼から酒を呑み室内の花〜ぼけ を撮る 名前に あらがい 逆光にはえる 人間もそうでありたいものだ デジカメに移行してからマジメに写真を撮らなくなってしまったのだが 暇を存分に使って 撮り歩くのも 楽しいな〜瞬間に腐敗していく生き物だから美しい その時を撮るのは写真術の一つの大込みだからね

 まずは ガールフレンドを被写体にし ぼけの花のように美しいその若い身体から撮り始めるのが常道だと思います。ラブラブ  みんなもそうしたらいいじゃないかな〜と余計な言葉が頭をよぎる 。

芥川賞の小説なんか読んでもしょうがないよ 目前の対称に即ラブラブするのが一番なのです 寒風のでも 活き物は美しいです 


 2月16日 曇り北風つよく 夕方より小雪吹きすさぶ

風が冷たく気温がとても低く 寒くなると動きたくない、冬場はどうしても運動不足になるので雑事を処理するために町中へ徒歩で行く。片道40分ほど汗もかかず。 美術館前の通り、夏場なら野生の韮の花が白く美しい咲き並ぶ 今時分は 紅色のサザンカが壁をなす。北風に晒されているサザンカを観ながらすすんでいると

  元美人 老害の富時 寒風に晒し 合理の壁に阻まれており
         ろうがいのふじ            
という言葉が流れた。「美人」は女性を差しているわけでなはいない。誤解されるかも なのでキス。

 美しい者が 時を重ね目的合理主義を貫きとおし 意固地になりさがることで  富士のように美しい時空を 老害の時に変えてしまように思う 寒い風に晒しても美はもどらず  生ははかなく哀し サザンカの花は時代に遅れた花のような気がする 

帰り道文芸春秋を買う 140回芥川賞は派遣世代の新しい文学誕生!なのだそうだ 、だから津村記久子著 「ポトスライムの船」を読んでみるために

派遣時代は歌壇にも新人を登場させたようだ。今朝の朝日第二・社会面に「連絡求ム ホームレス歌人」のタイトル付きのコラムがある そのホームレス歌人は 百均の赤いきつねと迷いつつ月曜だけは買う朝日新聞ともうたう
 異例の記事にへーえと思う 100円のカップ麺・赤いきつねを こらえ朝日新聞を買われちゃ 黙っていられんはな〜 ちょいと横車を書いてみる 

■将来 総理になると想っていた 中川財務大臣 G7会議後の記者会見で大ちょんぼ アル中がばれ  総理の椅子は無くなった  ホットしたよ ちょんぼしないでよ あわてず 白川総裁大人の振るまいと 発言 


 2月15日 晴れ 季節をはずしている南風が吹き込み異常に暖かい

和合さんなどが主催した詩の朗読会をながめた 風つよし 明日は冷えるそうだ やれやれ 

ベールアートブースという代物がニューヨークに現れ、そこで自らが困ったことを語り説得できれば50ドル より語れれば100ドル紙幣を 語り手に提供するそうだ。 日本には現れないと思う 


 2月14日 晴れ 未明からか 風つよし

12日から2日続けて 奇っ怪な夢を見続ける。2月なのに異常に暖かいので、一足早い春眠をむさぼる。しかしむさぼりようにも半寝・半夢が日中にて得ても収まらないのはなぜなのだろう?一足早い春眠の中でみた奇っ怪な夢の知らせの内容を俺の細胞が考え続けているからだろう。 

夢の内容は 2日続けてオーストラリアの山火事のように火の中で人が死に 母親の嘆き悲しむ夢である。またF1レースにても棺桶が幾重にもなり疾走する絵であった。 親不孝な俺に唯 一 母親(人類の友)の知らせのように思える手段として 夢告知がある。至ってイタコ的体質には 疲れるのだが・・。

今日はバレンタインデーで 自分でチョコを買い喰らい、また1こだけチョコを頂戴する知らせの 中で親し者の死を理解できた。とはいっても死んだ人は市井の人であるから 恐れおののくように心配することはない。人はいつでも誰でも死ぬのだから、存分に生きた方がいいからね。

夢告知を紛らわすように 二泊3日で人形劇を見続ける。 面白し。だが今日ようやく 人形劇は俺がやる仕事、考えるべきことなのかと思って 見続けることを止める。

人形劇を見続けたのは夢告知と  今年福島市の傍で起きた無理心中事件未遂の国見町の女性職員(長期休暇中)の深層と 秋葉無差別事件の深層の大きな違いをそれなりに考えてみるためだった。大儀が無くなったあと人はなぜ自死したり無理心中したり また社会の不幸を一身に背負ったような 被害者意識、または被害妄想に陥ってしまうのだろうか。

もう少し 他者の知恵を借り 他者の声を聞く態度を身につけて その知の道が閉ざされたとしても死に殺してはならない。ーそう自他を、殺してはいけない。自らの可能性を閉ざしてはいけなのだ、他者にきけ!

他者を信じることは 人知の歴史に沿うのだからだ 。困ったら困った源を携え発言、発信しなければならな それは押すのは今だからだ。ようやくネット上で曲がりなりにも知を共有の術得たからだ。 皆で苦しみ解決しよう、解答は無いことはとうに知っているけれどだね それぞれの社会のしんの連結交流のだめにだ、

そこから始めなければ 救われそうにない 夢告知のように思った。正鵠を外してるようにも思うけれど 日記に書いておこう


2月11 晴れ

07年7月の参院選挙以来 国会はねじれたままで 100年に一度の危機に対しても 危機時の問題を ねじれを解消し迅速にを解決すべく 立法作業にいそしまない。おかしな 政治状況を持っに至ったよね。 主権者の不幸の現在は歴史に記述し記憶しておいたほうがよいのではないだろうか。

また 経済界の内から 一人として派遣切りによって生命の危機にさらされている 若いワーキングプア達を 一時的にでも 救ってあげようと実践する者や声が 見あたらないのはなぜか。日本には1400兆円ほどの預金があるそうだが、今有効に使わずして 若者の心身を死にいたらしめたら こちらも恥ずべき事象として 歴史的な記憶となるだろう。 バブル経済下にあっては多量の不良債権を作り出し 経済危機にあっては たんまり預金がそのまんま  なんてアホなんだろう。

 ワーキングプア世代にむかって自己責任論を放つ、高度成長期型自信満々の内向きの おばさんやオヤジが 今に至ってもいる

 不幸が幾重にも積み重なって行ばかりのような 閉塞した日々続いている  無理心中事件のような 悲惨なガス抜きだけでは済まなくなるように思うんだけど 行動・活動せよ  

02月10日 はれ

 おおわらじを山頂に担ぎ上げると同時に花火が数発上がった。午後3時頃だから花火の音はたぶんその達成合図だったろう。山頂付近は道ないのも同様の岩だらけであるから さぞ担ぎ上げるのに苦労すしただろう。

■今月に入って携帯電話に迷惑メールが昼夜をとわず入るようになってやかましい! 対策をこうじねばと思っていたが放置。とうとう連続して迷惑メールが 迷惑 ひっきりなしに来るようになってしまった。携帯販売店に出向き原因などを聞いて対策方法を伝授していただく。 

メールアドレスは30字以内可能なんだそうがが、俺のアドレスは5文字であるから、PCで探り当て易いのだそうだ。とはいえ10年ぐら迷惑無しよ!だったので、データを売り渡したのではないか?という疑念も消えないわけだが、店員さんに言っててもしょうながいので拒絶方法を教えてもらう。 携帯からのメールは受け取ることができるのだが pc拒否を設定したのでPCからのmy携帯への メールは受け取ることが出来なくなった。 よいのやら悪いのやら。

アドレスを変更する方法もあるのだが、しばらく様子を観てからにしよう

■ スパンション・ジャパン:負債741億円が倒産し 会津若松に大きな工場があるので 若松市は対応におわれている。従業員1000人ぐらいだそうだから 大きな問題になるかもしれない。 派遣切りにて職を失う人が全国で3番目に多い県だそうだが、経済危機の波は日本の稼ぎ頭だった車から家電そして半導体へ伝わっていく 危機の底はまだ見えないのだから、これから10年ぐらいかかるのだろうな〜。

 前回の世界恐慌は アメリカ経済が回復するまで25年間ほど掛かっている。今回は情報の共有化と金融対応や保護貿易に陥らないような話し合いがあったりアメリカも70兆円ほど財政出動するようだから、半分ぐらいの期間で終息すればよいのだが・・日本の庶民はまたまた 失われた10年を強いられるのだ やれやれ 

この危機を変革のチャンスと受けとめて行動すべきなのだが 将来の日本の姿を提示いようとする 政治家が皆無なのはどうしたことだろうか? 目先の利に左右されるせこい人間ばかり実権を行使しているからだろうか トホホかもしれん

02月 09日 晴れのち曇り 三月の気温とか

信夫山を散歩してたら丁度クラブ活動の時間らしく ブルーのジャージの四中生が5人ほど挨拶をして走り去っていく。高校生も噴水の廻りで20人ほどダッシュやらストレッチやらモクモク動き続けている。 職安には人の出入りがある。

信夫山は明日と明後日わらじを奉納する 暁参り らしく方々にポスターが貼ってある カチカチの凍てつき滑りやすい時期の祭りのはずだが 今年はどうも様子が違うようで凍るどころか雪一粒も見えない。担ぎ手も例年より楽かもしれない。とはいえ 市内を6時間ほど担ぎ歩き山頂へ奉納するには骨が折れることだろう


 02月08日 はれ かぜつよし

風が強く吹き荒れ 午後新幹線が白石・福島間で停止したそうだ。 風速35m以上になると止まる新幹線 年に数度の出来事だ。

子猫時分からトライしていた落下技。 とうとう2階から1階まで飛びた。 おおよそ2mほどを 一気にジャンプし着地 降りることができるように! なってしまった 我が家のネコ。

 今日は風のせいで音が鳴りやまず 寝子になれず さぞかし寝不足のことだろう 目も姿も落ち着きがなく うろつきまわる 


02月07日 晴れ

食材・買い物トシチャンをする。いなだはなく 冷凍のみ買う。刺身包丁にて裁いてみる。切れ味好調。 冷凍鮪水っぽくマズイ! 直段は変わらずとも、やはり生魚を3枚におろして食するに限る。

my長女と長電話 博士課程に突入して数ヶ月、ようやく研究室生活や仲間にも慣れてきたようだ。研究内容は医学と工学の領域を横断しているし、研究事例も少なさそうだから、気長に7年ぐらいかけて博士号を得れればよいと思う。

スロードク・道程がよい。しかし医師不足な状況下でそれを許していただけるほど 余裕はないかもしれない。 (建築つくり・まちづくり)+(近世史・歴史的資料の保存・人間は歴史的存在)+(病の精神とは・医療の現状・早急に解決すべき医療・患者をもつ家族の生き方)+(音楽や踊りを創作する)=21世紀的人と人のあり方を我が家なりに、考え続け試行錯誤しお互いに複合的な蓄積にしよう!の結末になる。道は長いのである。20年を掛けて、そういう事が具体化できたらいいだろうな〜。

 02月06日 はれ

昨日買い求めた砥石で さびた刺身包丁を研いだり、切れなくなったステンレス包丁を研いでみる。 難しい。切れ味は鋭くなるまで腕を上げなければならないが 徐々に上達することにしよう。

UDCT所長の田中大朗さんに 市川慎子(のりこ)さん著 「おんな作家読本」(明治生まれ篇)を送っていただく。ありがとうございました。市川さんのサイン入りである、市川さんは 田中さんの奥さんなのであるから「サインいれてください」とメールで依頼ししておいたのだ。 

小説をほとんど読まない僕にとっては 手際よくまとめられていて読みやすくためになる本である。人物相関図や人生グラフ や遺品などイラストも沢山あり 楽しいうえに 味わいぶかい文章でもある

ポプラ社 1600円+税 2008年9月1日初版

明治生まれであっても奔放に生きた女性作家達は人間として魅力があるうえに、天皇主権国家・帝国憲法下でその自由奔放はどのように涵養され、激変ともいえる国民主権国家の下に暮らへ どんな技や思想の転換で移行継続したのか?興味が沸くものだ。 現在でも天皇主権の下にくらすかのような受動的な考え方でくらしている 女性いるわけで、憲法なんか知らん!と能動的に自らの生を獲得し 暮らした人だからなのか? そのあたりを 質問してみたくなった。 個性なのか?時代の傾向が生み出すものなのか? 両方か?

02月05日 はれ

チャックベリーは1926年生まれだそうだから、十数年前に死んだ俺の父より1才若い。

現在もロックンロールして 粋な女の子をくどき廻り 世界を寝ころがしてしまっている ような気配だ。 文句や説教ばかりの 老人とは異なり楽しく 実にいかしている。老人の鑑であろう 終生変わらぬ生活ぶりが想われる 

彼の歌を聞きまくりのんびり過ごす ロックンロウール=転がす 性行の隠語だそうで 歌や踊りの動機は 求愛が基本だから 相応しい。 82才ほどのチャックは相変わらず求愛ソング+ダンス 日本のお爺さんとお婆さんはロックンロールを忘れ 説教生活なら 立ち上がってさ〜求愛ダンスを(笑)はじめよう〜

夕方 近頃は まっている魚丸ごと 刺身のために砥石を買いにいく、大きな良い砥石は売っていなかった。 小さな砥石を買い求める 夕焼けを背に戻る 


 02月04日 はれ 

今年初映画を観る。

チェ 39歳別れの手紙 キューバ以降 ボリビアで処刑されるまでのチェのゲリラ生活を描いた映画。

スペイン・フランス・アメリカ/133分。2008年度カンヌ国際映画祭主演男優賞受賞をうけたそうだ。監督:スティーヴン・ソダーバーグ出演:ベニチオ・デル・トロ/カルロス・バルデムなど。

2本続きなのだが「チェ28才革命」を観ず。一仕事成した者の死に様かな、 ボリビアに受け入れられず処刑されるまでのほうに興味があった。

乾いて酸素が少なげな貧しい村でのショットが良い。日本には無い 乾いてほこりっぽいが暖かい空気が全画面に流れていた。 同じモンゴロイドなので  ボリビア人の小さな村人の表情は親近感が沸く。 メキシコの地の人々同様 トウモロコシを主食とし暮らす絵は懐かしい。 

食糧支援も無しで 山岳の村々を闘争し渡り歩くのであるが 個性的なゲリラの集団を 最後まで分解させないリーダーの一つの形態が映し出されていた

医師としての知識と技量の異能と言葉づかいの異能が相乗効果を現し 分解を防ぐのであるが、それは全てのゲリラを死に導く異能でもある。 立ち入ったその地の状況を動物的直感で把握し指示を飛ばし難を逃れたり 士気が落ちれば アジ演説にて鼓舞する 自在に人心を掌握する様子が巧いように描かれていた。

史実の真贋は知らないが 映画の総合力や それを描く場所力そして スタッフの根気を考えることができる

映画は総合芸術なので 内容に善し悪しに拘わらず
        観るよう今年も努めよう


02月03日 晴れ

 夕方信夫山を逍遙 、春の光を雲に刺しながら夕日が沈むのを眺める 美しい。

世間では豆まきのようでニュースに触発されたのか!で、険しい言葉が飛んでくる!! 俺はすっかり鬼。専門家のアドバスによると よからぬ記憶は一生消えぬそうで その発言も仕方なし

 鬼というのは炭を大量に使い 砂鉄から鋼をつくりだす 山の中の異能の集団 タタラシ軍団だろうから 炭焼きを小学生時分から体験してきた俺としては 炭焼きの赤外線で火ぶくれしていなくとも あながち 否定も出来ず。 オイラは赤鬼ということにしておこう 

 4年後の春から走り出す JR東日本 東京青森間を3時間5分 E5系新幹線なにやらタララ師たちが作り出す 鑓に似ているね こやつ早すぎて福島には停車しないのではないかな〜 料金は5割り増しだったりして(笑) 時間は金で買えってことか(絵はネットよりコピー)

山形との分岐点だから止まるかも・・なら東京福島間は 1時間切てしまうのではないか

■ 久しぶりにジミヘンを見聞き 道具って 使い方次第なのかも を確認 歯で弾いてもいけてる  狐のような女  鏡をみてたのではないか 狐のような男だったかもしれない 


 02月02日 はれ

太田浩史さんから 1月29日田村市船引町でおこなったプレゼンのパワーポイントの資料が送られてきた。 

11月16日からおおよそ2月半ほどで 町の人達のまえで発表! 当初は太田さんとワイワイしてもまとまらなかった。当然である。

太田さんとは初めての共同創作作業である。町だって初めて訪ねたに均しい なかなか難しい問題が噴出することは予想されていたが、面白そうだから勿論参加させてもらった。 お互いに大人であるし 面白くまとまる まとめるに 決まっている

田村市船引町は葉たばこの集積地で栄えた所 たばこ産業の衰退と流通状況の変化と共町が衰退し シャッター通りのような様に成ったのだそうだ 

煙アート 煙文字や文様」に辿りつくまで経過手の内話は 29日夜 音声を採取して 文字起こししたかったのだが、打ち上げで盛り上がってしまい 太田さんとワイワイできす、翌日は太田さんが仕事で早朝に東京へもどってしまいその日も採取できなかった。

 いずれ手の内話を二人でワイワイして webにて報告しますので 笑ってやってください  太田さんと提案の 煙アートが数年内に 実現するかもしれません

2月01日 朝方地震あり、昼は北風 夜 地震あり

昨夜は早めにネタので、明るくなる前に目が覚め ややゆれた地震を体験することになった。 今年の寒さは温暖化の影響なのか、それほど厳しくないように感じる。一番寒い時期のはずだが 水たまりが凍り付いていない。

寒さは厳しくないが 県内でおきた家族間の殺しあい報道多く流され新年そうそう 派遣切り報道と共に 多くなりそうな予感。身近な関係が凍り付き やがて殺害によって関係を解消。 諸問題を対話によって解決できないようだ。 まだまだ身近な関係は凍てつき続けるだろう。 あの手の報道は 埋め草並でいい 数行の記事にしてもらいた。 

身近な者ものどうしで 多様で豊かな対話をつくり、持続できるよう手持ちの時間と意を注がないことが 一つの因であるように感ずる。デフレスパイラルに入った経済状況と相まって今年は気が重たそうだからこそ 他者の痛みをゆっくり!充分!に聞き取る姿勢と努力が要る

■ まちづくり 提案が終わって ようやく新年の気分が出てきた。旧正月ってことでよいだろう(笑) 

少々疲れているので 2日ほど酒をのまずに過ごす 夜空が美しい 雪景色の中の満月を観るの好きなのだが、次の満月 今年は雪景色ではなさそう。