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   2006年11月の日記
  11月30 晴れ 

 25日の建築あそび、歌一洋さんと共に生まれ出た声の数々。WEB頁予定の2時間分量をAM1時半頃 文字化し終える。再度 もとの音声と照らし合わせたら明け方に。 限られた時間内での講演に慣れてしまったのだろうか・・、歌さんは予想に反して早口だった。指が追いつかない。2時間でも以前の建築あそび記録の文字数より多量に感じた。

四国の地形から文字があふれ出るような気配であった。あるベクトル(高野山へかも)を伴った言葉が・・四国では受け止められヘンロ小屋が完成し。また他のベクトルもあり それらはどこへ向かうのか・・見届けたり 着地点を想像してみたい。

●古代、中世、近世でも(現代でももちろん)政治宗教は密接に連続している。 お大師(空海)さんとてそのことに無縁であるはずはない。その実態の詳細をも知らないのだが、やはり基礎知識として天皇と宗教の関係は知るべきであろう・・などと日々思うのだが・・そちらの関係の読書はあまり進まない。。 

1945年8月15日を挟んだ人々の動きに興味の多くは向かってしまう。戦前の大東亜戦争(アジア太平洋戦争とか15年戦争とか)戦後の日本国憲法成立廻まわりにおける、天皇政治占領の関係は特殊な状況であったが、そのことで日本の特性が露わになったこともあり、興味深い。

注意書きが多量にあり、8月15日を挟での勉強にはとても参考になる本がある。ジョンダワー著 「敗北を抱きしめて」だ。寝床本にし読み直している。 文体が日本のコアな歴史書とは異なるので読み易い。かといって司馬遼太郎さんのように(注が全くない)小説、又は語り部ふうに流れていないので信頼がおける。図版を多数追加し増補版がでたとか。手に入れたい。

岩波日本史、近現代版だったかな〜の通史で 熱さを感じた安西さん明治維新あたりの通史。身近に安西良夫さんの著書「近代天皇像の形成」があったので読みはじめる・・通史にダブルかもしれない。  1200年前の空海と天皇の関係へと至るのはいつになるのか 分からぬも、たぶん近現代のそれらと 地続きのはずだ。こつこつ読んでいこう。

 そうしないと、歩きお遍路さんや 歌さんが呼びかけ完成しつつある ヘンロ小屋と四国の人々の総体を知ったことには「成らない!」と思うからだ。 気長に行こう。 

  11月29 晴れ、やや冷たい風がある 

今日も、一日文字起こし。おおよそ1時間37分の量の話を文字にすることができた。 ボイスレコーダのデータを 同じPCにて再現し文字化しようとすると 不慣れなせいもあり手間が掛かりすぎる。

別のPCにてボイスレコーダ音を再現すればいいのかも。 ノートPCでもカサバルのでどうかな〜・・ テープレコーダやビデオ機材をキーボードとの間に抱えこんで起こす仕方に慣れきってしまったので、テープ再録音してkら文字起こしている(笑)

保存音声は3時間じゃなくって、4時間ほどあった。以外に多かった。 全部おこすかどうかは考え中であるが、主な講演2時間分をWEB記録にし公開予定。あと20分の量だ、今夜中に起こしてしまいたい。 


 11月28 曇り

夜明けまで文字起こし。起きたら夕方だった。飯喰ってテープ起こし。昼夜ひっくりかえして文字起こし。ボイスレコーダで再生すると 戻ると一番最初にもどってしまうので 起こし難いな〜・・そこでビデオやテープレコーダに取り直したりして朝まで起こした。なんだか変だな〜。

飯時に my長男に聞くと〜「クイックタイムで再生すればいいじゃん」・・なるほど・・戻し簡単じゃん。便利便利。40分ほど文字化起こして気が付く。残り140分ほどあり。 

馬鹿とはさみは使いようというけど、 馬鹿はPCを難しくして使うんだよな〜(涙)オヤジ涙無しではつきあえん代物なんだな。PCってやつは。 


 11月27 雨

昨日 歌一洋(うた・いちよう・本名です)さんからいただいた多量の資料を眺め、「歌さんと建築あそびWEB頁」の構成をあれこれメモする。

使い慣れたビデオが壊れてしまい、借りボイスレコーダにて3時間ほど採取したデータをPCにて再生する。PC音はやや聞き取りにくいも、文字起しできそう。臨場感がよみがえる。 デジタルビデオを手に入れて、画像+音をWEBで公開できるように、金持ちになりたいものだが・・気長に行こう。  

200月現在完成している17カ所のヘンロ小屋の位置図をつくる。おおよその位置を表す図だが眺める。いまのところ 高知県内が多く 続いて歌さんが育った徳島県。
四国島全体でみると南部から盛り上がりるかのようにヘンロ小屋は竣工している。 瀬戸内海側は都市化がすすみ、やや反応が弱いのかもしれない・・などと想像。

たくさんいただいた資料のなかの「四国八十八カ所ヘンロ小屋プロジェクト」内の最初の頁「発心」に書いてある 歌さんの言葉の末尾を写しおこう。

建築設計を生業とし、前向きに生きるための「祈り」を建築のテーマとしている私にとって歩きお遍路さんのため何かできることはないか・・と考えていました。そんな思いが少しずつ醸成しごく自然にうまれたプロジェクトです

徳島県南で生まれ育った歌さんならではのプロジェクトでしょうか。

2001年9月に計画模型の(88模型)展覧会=構想展を 四国4県持ち回りで行う。2001年10月9日には海南町四方(22番札所)の無職野村カオリさん76歳自宅敷地を一部提供・・建築費用もと話していたとおもったが・・)協力申し出があり ヘンロ小屋1号は完成しした。 12月5日には一般公開。なんと素早い反応であったことか。

ヘンロ小屋の面積は3〜10坪。徳島新聞の写真で見るに 模型は1/30〜20のようで大きい(文字起こしで1/10と知る) 模型は一抱えに余りある大きさ。現在は研究室に積み上げて保存してるそうだ。調査敷地選定に設計・模型作りに数年。申請・施工 全て ボランティア。材料費は全国からの厚意による。

歩きお遍路さん・・と書いてあるということは、観光バス遍路だとか自家用車遍路だとかもあるのだろうか・・聞き逃した。 歩き遍路を実行すれば 1400/25km・日=56日間 5〜60日が平均なのだろうな・・・文字化作業はじめよう・・。

  11月26 曇り 

昨夜は大阪在住の建築家の歌一洋さんを招いて建築あそびを開くことが出来た!!。歌さんは キントウ雲ならぬ 歌雲を操り予想どおり4時50分福島駅に着いた。

毎日ゴロゴロ暮す俺chinと異なり、近畿大学で週3回(←3日だそうです)授業をこなし、主宰している建築事務所の設計仕事もこなし、四国4県にまたがる1400kmに渡る西国遍路に休憩所=ヘンロ小屋17軒完成させた(7月現在)。 残り71軒を完成させるべく、打ち合わせ・実施設計・申請・施工監理までボランティアで行っている。 超忙し人間なんで 疲れ果てる日常は当然。

大阪から福島間の往復新幹線料金は5万円ほどで、俺は支払い能力がない。 建築あそびのサポーターM夫妻が2万円を負担してくれるので講師を招くことが出来る。

疲れ切っている!3万円持ち出し! 福島までやってくるはずはないと思ったが・・たくさんの重たい資料を背負い歌雲に乗ってやってきた!「疲れているので迷ったが、とても楽しい。来て良かった」とmy同居人に話していたそうだ。

今月の05日 に突然やってきた概念君・こんにちは?!。 俺は建築との関わりが40年ほどになるけど、その間の多様な活動が 全て繋がるようなその概念。突然体内にやってきた。 過去の活動がつながるプラットフォームの構造が見えたと言い換えてもいい。 (いかにも大げさ 笑)。 適した言葉を発明しなければ、他者に伝えることはできないので仮称 星雲型居(虚)住とや星座型と。 長くなるのでこれ以上は書かない。

歌さんの遍路小屋−(歌さんはヘンロ小屋と言っている)−の総体は 「星雲型居(虚)住とか星座型居(虚)住に含まれ 地方版の一例である」 と思っていた。講演や宴会中の話に触れ確認することが出来た。 とても良い機会だった。同時にその 概念がもつ問題点も ヘンロ小屋の実践によって逆照射されることで欠陥さえも浮かびがった。

歌さんは建築家じゃなく行人と言った方がふさわしい。安藤忠雄さんや渡辺豊和さんという建築家の活動に触れることで 建築家を脱皮し単なる行人となることが出来た出来つつある)のではないだろうか・・・もちろん生まれた徳島の地域の影響がとっても大きい。 

昨夜は(元を外して と変更願あり→)元建築家=現行人 である 歌さんの活動の概要やその一部の実態を知るためには良い一夜であった。 またコアな建築談義から出ていたので、参加者は素直反応していた。

歌さんによると四国の地では 建築あそびの参加者のそのような姿を「お接待する」と言うのだそうだ。 接待とは 接待と異なり 「行為することによって見返りを求めない行為」だそうだ。 四国地方の人ならだれでも体得している生き方なのだそうで参加しその場に居るだけでもいいのだそうだ。だからだれでも出来る行為で 「小さな子供にだってしはる。でけんのや〜」と言う。さすが1200年間の永きにわたり同行二人を日々受け入れ暮らす地力が運だ言葉。

●膨大な資料を残し 歌さんは18時間滞在し 大阪に戻った。彼の記録を今 完成させるのは困難である。なぜなら行の途中で建築あそびに立ち寄ったからだ。 行が完遂されるまで永い間、付き合いその折々に彼の状況を報告することが唯一有効な方法だ。 だが、いったん簡略なまとめを作り、行人=歌さんの活動に触れる機会を提供してみたい・・そんな感想をもった。 


 11月25 快晴、放射冷却はげしく 早朝 冷え冷え

今夜は雑魚寝なので、快適に眠れるかどうか昨夜 雑魚寝の練習をしてみる。床暖房にて蓄熱され背中が熱くって早く目覚めてしまう。掛け布団は真冬用じゃなくってよさそう。 午前中簡単に掃除と機材の準備。 午後食材の買い出のあと調理。歌一洋さんには夕方5時頃福島駅到着を目指してもらってるので 6時前に開始できればいいな。

● 背中が熱くって目覚めが早かったので論座12月号p130 フリージャナリストの佐々木俊尚さん著「市民ジャーナリズムは、混乱と炎上を超えて立ち上がるか(副題−オーマイニュース日本版船出の裏側)を読み返す。 タイトルいいね、これだけで何を語りたいのか分かる点がいい。これからどうなるの〜期待期待薄を同時に読み取ることが出来る。読み進めてると掲示板ブログ再開をしてみたくなるしブログに対する関わり方を教わっている気分にもなる。

市民メディアと言われるWEBサイトは日本にはオマイニュースジャンジャン日刊ベリダ、ライブドアPJニュースなどがあるそうだが「広範囲な参加を獲得しているとは言えない」そうだ。 また「団塊(旧)世代がより、団塊ジュニア(新)世代がよりの思想を持つ人が多く 新旧の対立は根深く共同基盤は存在しないと思えるほど」だとか。市民参加型というテーゼが旧臭いがあり 新には臭くって受け入れられないそうだ。

その対立って、乱暴に書いちゃうと 岩波強要主義 対 2チャンネル声壺主義のような、又は プロ度素人 () の対立のようなものかも。

● 既存の建築関係のメディアは多数多様にあり、生まれたり消えたりし続いているのだろうが、その総体は知らない。経験だけで書くのは良くないことだが、罵詈雑言を書いて金を巻き上げようとする「ごろつきタイプ型」これは記事内容と広告掲載内容が同じネタ。

「崩れ同人誌型」これは、取材対象者に記者原稿をチェックさせちゃうタイプで 広告が少ないからといって 一見して見抜くことは難しい。

「超専門家型」これは一目見てわかる。

玉石混交型はほとんど見かけたことがないが、無いという点が 建築目ディ吾の本質を際だって表している。

共通している点は 「読者は村の住人だけよ」かも。少数しか読めないということだろうか。


 11月24 晴れ 

 明日開く 建築あそび 講師である歌一洋さんの食べ物の「好きか嫌いか」を確認するために電話する 。一昨日は四国のヘンロ小屋の完成式だったが 今日は学生さんたちと 大阪あたりの建築の見学をしていたようで、電波状況がわるくって、何度も 電話をもらってしまう。時々建物の外へでて連絡しているのだろう、大阪は鉄骨混んでいるしそうだろうな・・ありがたし。、

予定していたメニューは「大好きです〜」ということで安心して買い出しが出来るぞ。 酒酒・・(笑)「近頃 焼酎で・・」酒はあまり呑まないらしい。「地酒なら少々い」あまり強くないそうだ。一緒に3〜4度ほど旅行したことがあったけど、そうだったかなぁ・・。

●過去に 建築あそびの 参加者の方々や講師をお願いした方々に 毎回開く建築あそびの予定をBCCにてメールすべきかどうか・いつも迷います。今回も HPのみの告知 にしてしまいました。建築あそびに参加いただきました皆様講師をしていただいた皆様、 「メールさえ差し上げませんで毎度失礼してしまいます。お許しくださいませ」 

たくさん申し込みいだだければ 会場に入りきれない。限度22〜5人ほどだろうな〜・・ 「10人前後が一番話がばらけなく、建築あそびテーストが崩れないように思う」  

明日は 10人ほどのメンバーとなります、参加される方よろしくお願いいたします。 WEB上で参加される方々は 歌一洋さんの講演記録も素早く公開できるよう努めますのでその時には是非 見ていただければ嬉しいです。


  11月23 寒風やや強いかな

朝日新聞折々のうたのを見た。藤井常世さんのうたが載っていた。
 「破屋にあるたのしむと書きゐるに 耐震検査せよ電話(く)」
流布している 業者による悪質なリホーム勧誘であると思われる・・しかしいろいろ考える機会を提供している。

発注者である「建築主の このような感情をどの様に扱いまたは尊重せねばならないのか設計者は考え込まなければならない。おおかたの建築士は、建築基準法廻りを建築主に説明しても理解されないのでしない。 建築主自身が 建築を作る 確認上の申請者である自覚はうまれない。 社会通念がそうだあ。 しかたないので 建築主に良い顔をし 建築主事に良い顔をするダブルスタンダードで処理するのが常。 以下は建築確認 申請様式の一部である。

確認申請書(建築物)
建築基準法第6条第1項の規定による確認を申請します。この申請書及び添付図書に記載の事項は、
事実に相違ありません

建築主事           様   平成  年  月  日
申請者氏名           印


耐震強度偽装事件を例にすれば、建築主事はイーホームズの人間で 申請者は あなた〜 ヒューザーの小嶋社長ですよ〜事実に相違ありませんと確認申請書を提出したのは小嶋社長だった。 ごまかした申請書を出しその図書を根拠に作って販売してしまった! 申請者である小嶋さんが悪い、法的に瑕疵担保責任を問われるは当然だ。 


たびたびTVで流された イーホームズ藤田社長に対する小嶋社長の罵声は 申請書の性格をもって判断するに勘違いした行動だった。(建築確認審査廻りの役人は無能だと発言する藤田氏であるが)小嶋さんが偽装した構造計算を提出したから 、藤田氏の会社が見すごしただけだ(再計算や詳しく検査せずともいいよ〜のお達しが国交省からあった)。 信頼できる設計者に頼まないあんたがあほや〜、偽装を見抜けぬ施行会社を選ばないで作るからあほや〜 と考えるのがイーホームズであろう。

 偽装書類を提出しちゃった申請者(設計者ではないことに注意)は 言語道断、建築基準法違反者である。瑕疵がある建築を売ったからもちろん宅建業法違反者でもある。 

 偽装した申請図書を提出する者悪いのか その図書の偽装を見逃した者いのか。・・ここらが建築基準法の巧みな点であり世の人々が誤解している点である。 信頼し依頼した設計者に裏切られた小嶋さんは腹が立ち放しだろう。がそれは間違った認識だった。 その点を勘違いした証人喚問の悪態だった。(小嶋さんの裁判で藤田氏は擁護発言をしている・・この不思議には説明が必要だが後日にします)

でも聴衆は建築基準法の判断などトントと知らないから、民間確認検査機関の見逃し行為は許せない!同様に 誤った自治業務をやったり 構造計算が出来ない役所が検査するような役立たずの自治事務廻りの無能は許せない!との立場になびいた。善・悪のキャラがよく似合っお二人。マスコミがおもしろ可笑しくあおった。あらぬ方へ(=国交省が先導した道筋へ)と展開した。 

●現「新耐震基準」は,1981年5月以降に施行されたはずだから。それ以前に確認が行われ作られた建物は, 基準が新耐震のだいたい7掛け,いわゆる1.0で比較すると0.7程度の偽装並の強度しかないと言われている。それらの建築物を既存不適格建築物と呼んでいてまともな設計と工事が行われたと仮定すると 2300万戸ぐらいある と言われている。 耐震偽装事件発覚したので その後あるべき強度無き建築の数はぐーっと積み増しされているが判然としてない。

自覚せざるを得なくて2重ローンを背負い苦しんで暮らす人は少数で、地震は何時起きるか解らないので 冒頭の歌のように 破屋にあるたのしむ・・を覚悟で暮らしている人もいる。 家族構成の平均が2.5人だとすると5750万人!!かも。

●50年ほど前に建築基準法案を提案した田中角栄をふくむ政治家たちは売るために作る 申請者が多量に生まれマンションが販売される社会を想像してなかったろう。 偽装された計算書を含む 確認申請書は売るために作る者どもによっては主事に提出されていた。ディベロッパーの者どもに破屋にあるたのしむ・・をされては許すべきではないが、  建築家のたった一人の俺のための住処だったら廃屋に在るを楽しむことは可能であろう。しかし一般にまで拡張できるかどうか悩ましい問題なので、ダブルスタンダードで対処せざるを得ない (何やら政治家並、あまたの教授なみの言い回し) 

偽装社会は隅々まで行き渡り、教育基本法を例えにあげるまでもなく態度で愛国し 心は哀哭する 庶民だってまともに対応しようと思えば ダブルスタンダードせざるを得ない さらなる トホホな社会となってしまうようだ。 

 11月22 晴れ夕に風が出てきたので崩れ気味なのかも

 25日は徳島出身で大阪在住の 建築家 歌一洋さん(近畿大学で文学系の教授)を招いて建築あそび予定であるが、交通費2万円しか出さない、出せないので、大坂から新幹線で往復すると5万円ほどだから、来ちゃっうと 歌さんは3万円も持ち出しなってしまうのだ。さぁ・・歌さんは来てくれるのでしょうか。 

来てくれるのではないか・・と予想するは、弘法大師さまが開創されたとされる。四国1400kmに渡る遍路に ボランティアでヘンロ小屋を2001年から作り続けてもいて、今や「30箇所ほど完成した」とか 数は正確ではないがそう言っている人だ。(建築家として他に多数作品も手に入れている。) 弘法大師がのり移ったかのような歌さんの仕業に拍手喝采している。 そんな歌さんだから神業・仏技を駆使し 「運賃なしよ〜雲に乗ってやってくるに違いない!」・・なんとも脳天気な話ではある。 

雲に乗ってやって来たら御喝采あれ。孫悟空の用いたキントウ雲に似た 歌雲だろうが 奥羽の山にかかる鉛色の雲に阻まれ 福島の地に着地できずば 致し方なし。 建築あそびは「講師無しよ〜」の酒盛りとなる。これも弘法大師のお導きである。甘受すべき

追記PM:10時02分 歌さん携帯電話にて「行きますさ〜」と 連絡あり

● 20日に観た映画「太陽」での 絶対者から敗者へそして象徴へと役割が変わる人間。 時代が要請した役者(映画の主役)の「心情はいかがなものだったろうか」と想像した。また 彼の取り巻き観客民衆たちの心情はどのように変化したのだろうか を少し知りたくなった。近頃そばにおいてあるジョンダワーさんの著「敗北をだきしめて」下巻 第二部−絶望を超えて−を読み始める。なるほど。

。騒擾とはことなる混乱が記されていて興味深い。それは春先に芽吹く新芽の彩りにたとえるこどができそうだ。その時期は 木のもつ特徴をくっきりと新芽の色彩でもって表す。夏には単なる緑色になってしまう新芽が。 一時期かれらの多様な特徴を際だて色彩で表出するのだ。(死期である紅葉の錦織りなす彩りも同様か)

春先の特殊の天候のなかにある木々の多様な色彩を 「見飽きることがない」ように 大東亜戦争敗戦をまたいだ 精神配色状況・あるいは精神史のような事態は人々のもつ心情を際だて表していたことだろう。興味がつきない。

そのことに引導されたのか・・・無教養である俺は 読んだこともないなんと 丸山眞男著 「忠誠と反逆」−転換期日本の精神史的位相ーを開いてしまった。 なんだか綺麗・・簡明だが複雑・・なんとも言えない文体だ・・簡明だが解らん。 が おもしろそうだ・・ということで読んでみよう。

朝鮮半島が平和に統合されても、またベトナムや東西ドイツが、分解したソビエトが、そうだったように、異なる国と国、地域、の離合集散。あるいは人と人が結婚する、離婚するような場合でも似たような 人々の精神の転換や合成・離反・裏切り・足引っ張り合い・誹謗中傷 などが起こるのであろう・・おもしろそうだが 読み切れるか・・。  


  11月21 快晴 

イーホームズの藤田東吾さんの特派員協会での会見は 14日に文字化し頁を作った 引き続き  ここで発言している言葉を全て文字にしてしまった。会見後で興奮していたのか 彼の語りは 超トートロジー。 妙に壊れたテープレコーダを聞いている、「あれ又かってに機械め〜戻ったな〜」って感じで 起こし疲れるも、(1)〜(3)まで文字化。 案外テープ起こしも早くなったんじゃない俺chin。

このままWEB用頁を作って公開しては、観る側は 要点をつかみにくい・・何しろ壊れたテープレコーダの文字だもん。 

藤田氏の発言を中味を要約し おおよそ時系列にしたがい並べ替えよう。そして一年経った耐震強度偽造事件につい 節を入れ 俺chin感想つきの 頁を作っておきたい。 

薬害エーズ問題も大混乱だったが 、今被害者は 宅建業法、建設業法・建築士法・建築の行政に関わる多数の法、など多岐にわたるので まとめ 訴へとの行動が面倒にして混乱しやすく・・。それが建築廻りの制度をつくった そもそもの目でもあるからして・・当然だ, 真ん中は空っぽ、無人に出来ている制度だもの。被害者や加害者より 藤田氏は中心に近いから、制度解体は進むかもしれない。

現法体系に替わる対案無き訴えなら、多方面から 無視される可能性あり。

耐震強度偽装事件問題 被害規模(者)が巨大だ そうそう簡単に収束しないだろう の予感は 当たりはじめたか もしれないな・・。。
 11月20日 雨樋が一日中 冷たい音を立てている

 
9月に歴史的版建築あそびでの講師をして頂いた井上拓巳さんから校正版が届いたので修正し WEBアップした。 井上さんご苦労さまでした、感謝致します。

内容は 近世後期の「阿武隈川舟運における物流について」の話であります。 講演で使われた地図情報は近代になってからのものなのだが、記録公開頁は2006年の地図情報をもとにして、加工したものであり地図が意味するものは当時の情報とは異なっています。 参照程度に見て想像して頂ければ。

 一部の 商人たちや人々近世記だってもちろん グローバルに駆け回っていたのだが、(16世紀以降)現在と比べれば 速度は遅い。物量は少ない。心意気というものはそれほど変わっていないじゃないだろうな。先物取引だって手形交換だってあったわけだ。 ベニスの商人のように船運に投資ファンドを付けたかどうか、俺は解らない。

●沖縄知事選の結果 仲井真 弘多 347,303 糸数 慶子 309,985。仲井真さん当選する。(基地問題より経済振興を前面に掲げた。約8%に上る失業率の半減や1千万人の観光客誘致を公約)。

●月曜日は男は 映画が1本千円で観ることができる。監督:アレクサンドル・ソクーロフ出演:イッセー尾形/ロバート・ドーソン/佐野史郎/桃井かおり/脚本:ユーリ・アラボフ「太陽」というロシア・イタリア・フランス・スイス制作の映画を観る。

1945年8月15日をまたぎ数日における 昭和天皇の暮らすぶりと心の動き(機微)を描こうとする (俺と同じ年だ!だからなんだ 笑)ロシア人監督の意欲作であった。画面は暗い・・・・(国鳥である丹頂鶴をもてあそんでいたからロシアで撮影したのかも)

とっと〜と老眼進んでいるおれには辛い・・が脚本が(右翼左翼とちらにも偏らず)よく 絵はダメだったが、絵と言葉のアンバランスが 当時の心情を探る手がかりになってく興味をもって観終えることができた。

前半はモグラの様な暮らしと孤独な食事(現人神期)。後半はマッカーサーとの会食そして(戦争犯罪者期)、妻との出会いで終わる(人間から象徴へ期)最後のせりふは的確で映画全体を締め上げ緊張感を残しつづけていた。 展開は申し分ない。神が運命の日から エンターテイナーに(チャップリンを思わせる演出)なったじゃないか〜・・には半分 納得。   

主役の尾形さん老けすぎ(皮膚に張りなし、中年太り)にて玉にキズ・・、目を細めにして観ていると欠点が取れるようだ。桃井さんちょいとな〜。年取ってきたので、自他共の 老いによる表面変化(経年変化)に目が向きすぎるのかもな〜

●坂本龍一さん音楽担当した「ラストエンペラー」のような派手派手しさは無いし、天国から地獄へと残酷に運命が転向する派手派手しさも無い。悲恋物語や引き裂かれる王子と王女の恋物語なんか加わると・・(笑) 逆だったから当然一般の観客に受けない。 日本独特の姿であるから 観客の俺はモンクは言えない。

●天皇主権と主権在民をスイスイと生きることが出来た〜なんて、実に不思議な人間性をしていた・・んじゃないか 俺には興味深いのだが・・解らない。

 もっとも先を行っていたポストモダン的人間だったか、はたまた主体性なんてことは 何も考えてない巨大な空を持つ人間だったのか。はたまた・・・!?。人類にとって おもしろいテーマであることは間違いない。 


  11月19日 曇り   ゴロゴロ 

沖縄知事選挙今日投票日。基地再編に伴う沖縄の人々の判定結果はどうなるか興味深し。 前参院議員・糸数慶子氏(59)(無=民主・共産・社民・国民・日本推薦)、前沖縄電力会長・仲井真弘多氏(67)(無=自民・公明推薦)  

●うっかりして気が付かなかったのだが 強度不足のマンションその後も販売していたらしく 被害者がたくさんいるようだ。北側大臣答弁では売り主がしっかり対応しなければならない、売り主 責任・・とのことだったが・・・  

耐震強度偽装 事件に関し 今年6月7日の国交省委員会での馬淵議員の質疑と答弁記録を作りアップ。非姉歯物件でも耐震強度偽装が行われ、事件発覚以降も 埼玉・千葉県多量のマンションが販売されていたようだ。他にも多数あるようで隠蔽し続ければ 不信をかいマンションは販売不振に陥るだろうに。

イーホームズ藤田東吾氏の記者会見記録は14日にアップしたが、その後の会見をWEB頁とし記録中 。俺chinの日記もそう(笑) 藤田氏言葉もやや重複多く冗長ではあるものの、重要な指摘が3〜4点ある。 後日まとめて記録頁を作る。

藤田氏が  建設省をつぶす気か〜と罵倒されるのも分かる が・・国民の生命と財産とを守るためと 憲法や建築基準法一条の目的を主張している。

官僚
の狡猾変化球か 藤田氏の直球か、勝ち残るのはどちらだ(やや下世話感ある2項対立構造解釈ではあるが 笑)  国民のそれか 国民の一部である官僚や業界のそれか・・。

● ジョン・ダワー著「敗北を抱きしめて」下巻p179より・・・(左絵p141占領当局「以前と今」ポスター 以前を未来と書き換えてはどうか・・人民が国民と変わった点にも注意)

ここで鍵となる言葉は「国民」であり、これは憲法にいう「tha people」をよりナショナリスティックな意味へと近づけるために選ばれた言葉だった。そもそも保守派が「国民」という言葉を使ったのは、人民主権の意味合いを弱めるためだけでなく国家が保証する権利を日本国籍を持つ人々だけに制限するためでもあった。

アメリカ側は「すべての個人 all persons」が法の前の平等であることを認めさせようと意図しており、GHQ草案の中には人種や国籍によつ差別を明確に禁止する文言が含まれていた。・・・「国民」とは「あらゆる国籍の人々all nationals」のことだと占領軍に主張し、それによって実は台湾人やとりわけ朝鮮人を含めた何十万という旧植民地出身在日外国人に 平等な市民権を
与えないようにすることに成功したのである・・・。

●憲法15条には、公務員の選定と罷免に関する権利は国民にある、公務員は全体の奉仕者である等と書いてある。

 マンション購入者に奉仕すると勘違いを誘い置き、実は マンション販売業者や建築業界および建設省の役人それらの全体に奉仕するのでも 憲法15条違反としてには問えないようなグレーな解釈になっているのだろう。 馬淵議員の質問が6月7日以後 消えてしまっていることをに 関して想像するに、建築基準法に記載されている 「国民」とは 建築および不動産販売業界や高級建築官僚の事を意味しているのであり、マンションの購入者ではないということが この国の現実ということなの〜。 

 選挙にて投票しつつ 他所でもおおいに発言し続けるしか理なし 


● 現教育基本法 前文

 われらは、さきに、日本国憲法を確定し民主的で文化的な国家を建設して、世界の平和と人類の福祉に貢献しようとする決意を示した。この理想の実現は、根本において教育の力にまつべきものである。
 われらは、個人の尊厳を重んじ、真理と平和を希求する人間の育成を期するとともに、普遍的にしてしかも個性ゆたかな文化の創造をめざす教育を普及徹底しなければならない。
 ここに、日本国憲法の精神に則り、教育の目的を明示して、新しい日本の教育の基本を確立するため、この法律を制定する。


16日衆議院で強行採決された政府案 前文

我々日本国民は、たゆまぬ努力によって築いてきた民主的で文化的な国家を更に発展させるとともに、世界の平和と人類の福祉の向上に貢献することを願うものである
 我々は、この理想実現するため、個人の尊厳を重んじ、真理と正義を希求し、公共の精神を尊び豊かな人間性と創造性を備えた人間の育成を期するとともに、伝統を継承し、新しい文化の創造を目指す教育を推進する。
 ここに、我々は、日本国憲法の精神にのっとり、我が国の未来を切り拓く教育の基本を確立し、その振興を図るため、この法律を制定する。

● 前文を比較しみるにつけ、憲法同様に理念的法律である教育基本法ではあるが、随分 真理と平和を希求する人間から  正義!? 公共の精神つまり  国家からの命令に従順にしたがう 人間教育へと 偏ってるのじゃないか。俺の読解力が偏っているのか(笑)、充分討議し尽くされているとは 思えない。


11月18  一日中 ゴロゴロする 

ダイエット成功にて55〜6kgにて、腹だぼからスッキリ腹になる


●夕方 仕事場そばの庭先で「虐待だ」と大声を出して怒鳴り散らしている母親らし者と中学生2人と 怒鳴られている老婆がいた。 詳細は分からないものの、「・・だから虐待だ」と怒鳴る母親の理屈の展開はめちゃくちゃだ〜な〜、聞くにたえないと思った。

chinが 30年ぐらい前思い描いていた「豊かな社会」と 現実に今の世は豊かで、超豊かな天国のような社会が到来していると思うのだけど 、大きく食い違って苦笑してる。 豊かであるとは異なる他者が多量に交通し交流している状態であり、争いが表面化してなかなかにぎやかな社会のことなのだ。極楽のような社会は危険であるとさえ思う。 30年前に描いた 同質の人の集まり(例えばごくまれにある血縁ラブラブのような関係)で生まれる平安な状態ではない。 お互いが欲望むき出しで主張し合う、にぎやかで騒々しくて争いが顕在化している場が 豊な場所というものであった(笑)


●レーイガン、サッチャーが実践し日本でも シカゴボーイと呼ばれる論陣たちによって実施される政策。小泉〜安部政権が実施してる政策を支えている市場原理主義。 冷戦崩壊後 すすめ易くなり、日本の現在社会も大きく影響を受けている思想。

 FAハイエク(Friedrich August von Hayek)が亡くなったそうだ市場原理主義 = 利己的個人の自由の結果は、他者の幸福を高め、、社会全体の厚生を高める 18世紀のイギリスでオランダ人医師バーナード・マンヴィルが原理を発見(論座2006 10 p55より)


自生する建築
を標榜してきた俺chinだが、いまだ成功していない()理屈は理解できているが、現状の社会において、理想主義とも思える 現実に 市場原理主義を 実践すると無理が方々に生じるわけで 数百年掛かる、または理想じゃんで終わるかもしれない。

東洋の仏陀は植物化をすすめた これも分かる。 

 以下ここよりコピペ

ハイエクによれば,デカルト以来の近代合理主義が生み落とした計画主義的思考は,本来歴史過程において自生的に形成されてきた秩序(「自生的秩序」)をいたずらに破壊し,上から一元的な価値を押し付けることで,人間の多様性や自由を抑圧してしまう。ここでいう自生的秩序とは,さまざまな人間の予期せぬ自由な行動が複雑にからみあった結果としていつのまにか成立し,それ自体が一定の自律性や規則性をもって機能するにいたった,そのような秩序である。

自生的秩序は,個々の人間や集団が何らかの意図を実規するために意識的・計画的に作り出した株序よりはるかに精妙で,文明の真の進歩を支えてきた。具体的には,言語や慣習法や伝統および市場が,典型的な自生的秩序である。市場もまた自生的秩序であると主張することで,ハイエクは,

市場の失敗を人間の意図的なコントロールによって克服しようという一切の試みが,無益でありかつ本質的に危険であることを示そうとした



 11月17 曇り 奥羽の山は鉛色の雲の覆われてしまった。鉛色の雲がさり晴れたら麓まで雪化粧で出現するのか。

PCのキーボード 数字入力出来なくなる。三度取り替えねばならぬかも。

● 昨日 本会議では 教育基本法改正案がたったの 33分 野党欠席のまま。実質審0時間で可決されてしまった。いやはや。2005年911の選挙結果が  民主主義 無視内閣。 独裁だろう 内閣をは運んだ。  自民 斎藤斗志二 07分 ・公明 西博義 09分の賛成討論のみの本会議。 威勢の良い大きな声ではあるが 少数や反対意見を聞こうとしない姿勢で民主主義を拒否する姿で悦に入っる うわずった声と 偏向討論だ。

参院にて審議無しよでも1ヶ月経てば自然に成立してしまう。これが国民の総意なのか〜 911選挙は郵政民営化に対しての賛否を問うた 国民投票的選挙だったはずで。その他は白紙委任したわけではないはずだ、新たな法改正など・・基本法改正についても 衆議院を解散して 国民の意見を聞くべきだ。 民主主義はヒトラーを生んだが 05年911以降の偏った 数の力は怖いぞ〜。 

 審議に 先だって行われていた公聴会がやらせだったり、いじめ自殺問題が大きく話題になってきたばかりなのに。 内閣府が日当払って質問賃払って、やらせタウンミーティングを 八戸で行っていたことが 01日に石井衆議院議員質問で証され、芋づる式に各地のやらせミーティングの実態が明らかに成ってきたばかりの矢先の 強行採決。 

● 耐震強度偽装事件が世に明かされてから1年が経った。 うやむやにされ有料定期講習会義務化+ピアチェック加算し主に お役人さま丸儲けで終わりなの〜・・。

 近頃民間の指定確認検査機関のイーホームズの藤田東吾社長の発言や行動がインターネット上に頻繁に流れている。彼の発言はとても刺激的であり、建築に長年たずさわってきた俺chinとしては 同意出来る点が多い。

藤田氏は特派員協会で 「この事件は国家が自分たちのミスを認めて直せばいいだけなんです」 

と主張しているので。14日に文字化し頁を作った
添付絵は 藤田氏の記録のなかに出てきた、 「構造計算ソフト印刷物改ざん可能」と書かれた2006年12月13日朝日新聞の記事である。絵をクリックすると拡大され中味を 読むことができます。 この記事を書いたサイガさんという朝日の記者は不慮の事故死を遂げているそうです。 

藤田氏の言葉は日本の 建築的制度を根幹から揺さぶり破壊する。 言葉力と問力がであるが 故に、政治家、建築不動産業界・行政・国交省・お役人様や不正を行っている設計事務所から 藤田発言は抹殺黙殺される可能性が高い。そこで、インターネットの力が日本の従来よりある横並び隠蔽体質の天下って口をぬぐう体質 の改善催促するのか ネツト力が制度を改革してしまう 最初の機会になるか。とても興味深い事例である。

 ( 阪神淡路大震災などをきっかけに お役人さんだれも責任とらない 酷い国だな〜と骨身に浸みてしまった感覚である)。

日本建築センターのプログラムに関する責任 やアパの建物構造計算偽装と販売した検査無しよの問題、200万棟を超すであろう強度偽装された建物の確認を下ろしてしまっている特定行政庁の責任問題などを 昨年の発覚当初から 藤田氏は唱えているそうだが、鱒メディアや国交省政治家たち・検事たちに 1年ほど 黙殺され続けてきたのだそうだ。

 主張は正しと思われるが 藤田氏に勝ち目はない。だから 日本のインターネットの力が試されていると思う。 敗北すれば日本のインターネットはお遊び暇つぶしの道具へと落ちて行くしかないだろう。


 PCが 構造計算プログラムを普及させ 偽装問題を生み、インターネットにて情報の垣根を取り払いつつある・・とても今日的テーマによる大問題の発生にて興味深いな〜。

 11月15  奥羽の山頂は雪化粧し鉛色の雲をまとっている。庭は銀杏の落ち葉が一面に。 日本で自由を使いこなせる人間は存在するのか・・大疑問 

論座2006年 10号 p54〜61の小林慶一郎氏の「新政権が目指すべき改革の継承とは何か−自由の土台としての市場経済」 を読み直す。

道徳や倫理は市場にルールを与え、自由な行動(=市場競争)の前提と成っているのだが 自由な気分が広がると、その前提となる道徳や倫理が掘り崩されてしまう・・・・自由(市場経済)への反発が盛り上がる。しかし目指すべき方向は自由への懐疑や否定ではなく、自由の理念へのコミットメントを徹底することによって新しい公共倫理を生み出すことではないだろうか(P61)と書いていた。

市場主義を後追いなぞる現政権ではあるが 教育の場における自由を懐疑・否定し教育基本法の改正を強行しちゃったな〜・・ 都合の良い所をつまみ食い散らかすってことだろうか。

公団住宅をやめ 住宅供給公社もやめ どちらも21世紀に適した「いい住宅」を提供、確保・供給することを国は無くしたり廃止廃止した。 自由を与えた。 住宅の供給が民間に開放され、確認も民間に開放されだのだが 耐震偽装事件露見・・自由という事態を持続可能にするためには 情報公開と正確な監視体制を多数持たねば 手に入れることはできないだろうに・・・国も建築センターも特定行政庁も・・監視能力を持たず、天下るを目指した

  剣が峰を歩む 耐震偽装事件はいよいよ 瀬戸際 !    

●イーホームズの藤田社長またも会見を行った。資料が公開されている。
検事の誘導のよって作られた調書に基づいて小嶋社長の裁判が始まろうとしている・・そうだ。(小泉首相にあてた電子メール 上申書 あり)

 上申書は昨日アップした外国人記者クラブ話も重なるが 藤田氏が訴えたいことが具体的名前をもって記されている。名誉毀損で逆訴訟もあるかもしれないが参照にされたし。 以下要点メモをしてみる。

・耐震偽装事件は多くの公務員(国家官僚、地方公務員、天下り財団法人理事、理事長、当時総理大臣以下の多くの政治家)が国民の命と財産を犠牲の上に癒着業者との権益を守るため、または自ら作り出した制度の欠陥を隠蔽するために、長年にわたり「隠蔽」を繰り返してきた国家的犯罪だと確信しています。正に公務員による「耐震偽装隠蔽事件」だ・・

・死んだ人たちの名誉を回復も訴えている。

・騒ぎから漏らされていた 耐震偽装物件名。(アパグループの構造設計を主に)田村水落という設計事務所が構造設計に関与したものの全棟検査を至急行うべし。

・国家によるマスコミの報道規制が行われているがインターネットを通じて多くの国民はこの事件の真実を知っている。

●以上要点メモ

藤田氏の発言は言い過ぎの点が散見される。しかし 要点は俺が35年ほど感じていた建築界の悪点と重なっている。 彼は抹殺されるのだろうか。 そしたら 小林慶一郎さんの論は絵に描いた餅のまぁ〜んま であることになる。画餅を実餅とし生産するのは誰だ・・私たちに他ならないのだが・・藤田氏の訴えは自由の先にある餅への一歩と認めよう。(1年掛かって 当たり前の事に到達した感あり)

●国会に新しい息吹を!(大爆笑) 伊吹大臣の下にて 教育基本法改革案(改悪案)が野党欠席のもと 森山委員長のはかりにより 衆議院を通過する。いやはや


 11月14 晴れのち曇り

姉歯さんかんけいの 耐震構造計算偽装 問題で民間の指定確認検査機関であるイーホームズの社長 藤田東吾氏が 9日に 外人記者クラブに記者会見を開いて訴えていたジャンジャンにて 公開されている 文字化してみた。 

会見記録を文字にし アップした。 単 独語りの頁と 質疑応答の頁に分けてみた どこまで本当なのかは解らない。事件の当事者である 人の話に耳を傾けてみてもいいだろう。

おおかたは去年、俺が
一報告を見聞きしたときにすぐに浮かんだ 構造的欠陥の総体を具体的な名をあげ表しいるように思う。

無知なのか モラルが低下しているからか 喰うためか。 建築士の人格のあれこれによって耐震強度が損なわれる建物が出来きてしまうのでは 住み手は困惑するだろう。

 きっちり安心出来る システムを構築し直し、不正をしている建築主や工事関係者や検査する者どもや設計する者どもが 参加出来なくするしかなのだが・・法改正は正鵠を外している。 官製住居政策もナイスな居住空間を手に入れることなく撤退したが、 だから ・・自己責任でか〜(笑)
自由市場(至上)主義というのも案外 「理想をほんのちょっと実現しようとした 異常な事態なんじゃないか」と思ってしまう 。 200万棟の耐震偽装物件が生まれているとの 藤田氏の発言である。  


  11月13 快晴 落葉が70%ほど散る。側溝を掃除する。

福島県知事の選挙は民主党の佐藤雄平しが当選。投票率は58.77%で、過去最低だった前回(50.76%)を8.01ポイント上回った。◇福島県知事選開票結果(選管最終)当 497,171 佐藤雄平 無新(1)  395,950 森雅子  無新   38,457 小川英雄 無新   23,113 川田昌成 無新   10,598 高橋喜重 無新

● 前知事 佐藤栄佐久 容疑者 保釈されたとか。 公共放送のニュース順は 秋田 虐待による子殺し、いじめ問題続いて、新総理 教育基本法快晴の順にて 改正しないと この世は好くならないと すり込むごときにて悪質。  国労つぶしに始まり 全逓 〜 最後は 日教組 つぶなんたね。日本の国家のための 国民を多量に飼育したいようだ。

● 
姉はさん 裁いて一件落着で  お役人さん 大もうけ火事場泥棒的 建築士に高額料金にて 定期講習会実施にてお茶を濁して終わりかとおもったら・・ イーホームズ代表取締役の藤田東吾氏が 11月9日、東京・有楽町の日本外国特派員協会で記者会見していた。 姉破産 裁判、イーホームズ裁判終える。 ここに来て藤田社長が 9日に 外人記者クラブに訴えていたジャンジャンにて 公開されている

姉歯氏は法律上の責任主体ではないと語っている。 (おれもそう思っていた)

現政権を揺るがす ニュースだろうも 日本の鱒メディアは取り上げないのではないか。いずれ文字にしたい。民主党幹部も同じ穴の狢だそうだ。それな状況では だれも 追求しないな〜

耐震偽装の本丸 あpaグループの問題のそれぞれを言い放っている。 藤田社長の行動の動機は

憲法12条 によるとか(
この憲法は国民に保証する自由および権利は、国民の不断の努力によって、これを保持しなければならない。又、国民はこれを濫用してはならないのであって、常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負う。) 



  11月12 氷雨降りつづき夕方あがる

(←9月27日 読売新聞号外)

福島県発注工事を巡る談合事件で9月27日に前佐藤栄佐久知事が辞任、のちダム工事に絡む収賄容疑で逮捕され取り調べ中であるが、今日は氷雨降りしきる中 知事選投票日だ。

18年ぶりに多数が立候補した選挙で投票所に出向くと人が多いな〜と感じる。
投票率は高そう、70〜80%ぐらいになるのだろうか。 今夜半には結果がでるとか。

前知事は 県議会を義務教育の教室のように変えたようだ。 予定された質疑と回答が有る場に変えてしまったようだ、いわゆるやらせ県会だったのだろう。(前〜現政権教育基本法に関するタウンミーティング同様 やらせが政治や行政の常は 止めましょう) 

表向きには見てくれがよくとも、 異なる自由な言論の交通の場に育てることを怠っり 積極的にパワーハラスメントを行い 政治的いじめを実践 裏で弟に政治資金をあつめさせと・・、表面 無風で美しい知事を演じていた。 民主主義敵 御ぼっちゃ万 ミーはー独裁県政に落ちていた。

 共産を除くオール与党体制を作り上げることに成功したものの、県議など多方面に官製談合によってかき集めた 選挙資金をばらまいていたようで、知事が辞任しても 皆灰色 らしく 立候補者を出せず!無様さ。 とうとう、現中央政権投入の 傀儡知事候補を擁立する始末。同様の 民主党候補は18年前の分裂した他の方の自民党候補を支えたものどもが取り巻いている様。右に振れすぎた現政権が昔の自民を 左寄りに見せている(笑)。

いずれにしても にわかに論戦が巻き起こる訳もない義務教育的県議会廻りだ。 自民・民主 共に主張に相違はそれほどないトホホ状態。 となれば現政権を支持するか否かの選択肢になり、県政の問題はそれほど論じられない情けない選挙。

新知事には 県議会が 議論もりもり・騒擾が出る出る が正常なの世! の場にしてほしい。それらが止まぬぐらいの活気がある場に変えてほしいものだ。

やはり教育基本法変えて国家に都合のいい人間、国家のための教育を目指す風潮にノリノリし、改正基本法を先取りした しーんとした よい子たちのやらせ風味の義務教育現場的言論の県議会場に成り下がりっぱなし〜のままな のだろうか。

 夜半判明の 県民の判断に注目しよう。 


 11月10 

くしゃみが 頻繁に出るので セーター無しだからかも。冷えてカゼひくのは困るからセーターを着る。 

「憲法・国会はこうやって作られた」 島晴一著 を買う。

「憲法9条はなぜ制定されたか」は沖縄の米軍基地化と天皇の戦争責任を追及しないがセットであることが示されていたが、制定過程は語られていなかったので、1941年米国と開戦当時ワシントンに日本大使館に駐在されていた、島さんの著書は参考になりそうなので・・。

国会 本会議場の建築的構造が 国会の成熟を阻んでいるのでのでは・・議場の床をあげよ(P 58)は よい提案だ。 帝国議会の構造をそのまま残しているという指摘は建築に関わる者は傾聴すべし。  各委員会の会場は平らである。

首相・閣僚が議員席を見下ろすような構造が、内閣上位の意識を生み出し、言論の府を 質疑の場に変えてしまっている 。 p62 戦争の原因や敗戦の原因を含めた歴史的総括が今必要でそれがなされていないのは、残念なこと、とかかれている。 まことに 同感 

01 日書いた 衆院・教育基本法特別委員会で取り上げられた やらせ T・M in八戸 での 問題は教育基本法改正を阻止できるのかどうか・・。


 11月09 晴れ

 近世移行期に焦点を当てまとめた論文集 my長男参加・共著の歴史書が完成し届く(発行部数がすくないのだろう高価)。7センチぐらいだろうか分厚い、「二冊分をまとめちゃった」とか メデタシ。 

 前回の建築あそび講師である岡部友彦さんから「都市の時空間変動」修士論文が届く。こちらも2センチと分厚い。博士論文の準備のための筋書きだと思う文章も同封されていた。俺の過去の仕事はおおかたつながったとのだが、具体的に書いたり表したりするために、岡部産の修論を 中味は異なるも なぞればうまくいくだろうの直感にて岡部に頼み込んで貸して頂く。ありがたし

● 米国ではイラク戦争の反省が ようやく生政治ステージで展開されるようになった。

この3年半で実践した アメリカ単独覇権主義の行動は挫折をし 証したわけだが、ネオコン・牽引したり裏工作をしたとおぼしき 国防長官 ・ラズムフェルを 首にせざるを得なくなって、今日ようやく ちょん切ったようだ

(左絵 朝日新聞2003年3月28日より)


 民主党 圧勝にて ブッシュ 大量破壊兵器あるある、その情報ねつ造しイラク戦争突入の愚行の総体が 政治批判の表に立たされるようだ。 新たなでっち上げ テロ事件でも起こす どんでん返しの秘策があるのか、首切った だから無いだろう。 

それにしても 日の本の国では、イラク新法、テロ特措法を延長してまで、米国のポチ化。 法的根拠をあたえ参戦しちゃって〜 単独では役立たずのイージス艦や自衛隊員を海外派兵してまで ねつ造情報に乗り 違憲行為を 実行した政治家のだ〜れも 責任を問われない、問わない  美しい国らしいこの地の政治状況は 惨憺たる 荒れ様だ

● 新首相+中川氏は 慰安婦あれこれで 公共放送に政治圧をかけ番組改編させたことは記憶に新しいが、公共放送に政府は放送命令を発令しそれを公共放送が受ける ・・そんな所まで来てしまった。 公共放送は国営放送と化したようだ。 受信料を国家予算内にてまかなうべし。報道現場に 憲法21条は空文かを 一層明らかにしている。

 教育基本法改正も 国民の教育から国家の教育へ 大きくシフトし、教育現場までへも・・?! 優勝劣敗・競争原理・市場原理主義がもちこまれることで、現場のますますの 荒れ、教師への過剰な負担へと 国家や企業資本に都合のよき国民を飼育するようだ。 パパママしっかりしないと できの悪い子!(yoiko)と決めつけられて 戦場へ送られるよ  逃げるが価値、逃げきることができるかどうか・・不透明だ。



11月08 晴れ 

新政権のやらせ発言だとおもってみている 閣僚の核配備のあれこれ。 北が核実験をし新政権への追い風土産。油や食い物を与えて静かにさせておけば済む者を 米は一向に2国間交渉しようとさえせず、中国まかせにて軍事行動は端からする気無し。今日米国では 民主党が勝そうで、イラク戦争の足抜けがスムーズに進行するかもしれない。新政権は能なし判断無しの ポチ外交 が露わになってもコメント出さないだろう。

←左絵・原発 投下すべき使用都市と米キチ

核配備だの 迎撃ミサイル配備だの本当に実現するつもりがあるとは思わない
。とにかく核配備を本気でするなら、ドコモのアンテナのように核ミサイルを立てよ!無職の俺chinが整備してあげる(笑)、敵の領土と敵の都市は広くて数がお多いんだせ〜でそうしないと効果がないんじゃない・・それは、発射する前に、身内の整備不良で 自己被爆しそうだ(大笑) で それなら一発も持たない方が有効で経済効率と安全効率がいいに決まっている。たの発言は政治てきショーに過ぎないからだまされないようにしたい。

日本を攻撃するに核兵器はいらない。普通のミサイル34発で原発17カ所を攻撃すれば電気は止まるは核分裂はするは・・で列島は壊滅するだろう。「日本を敵」と想定すればそうするだろう。 日本に配備された迎撃ミサイルは役立たずだろう。自衛隊だって34発のミサイルを同時に落とすほど力があるとは思えない。 

ダメを押すなら 主要都市に15発ほどの原発を投下!だ。これを出来る国はアメリカとロシアしかいないだろう。他国が言っても政治的言動に過ぎないんじゃない。年間5兆円使ってる今だって どこから飛んでくるともしれない ミサイルや核兵器を同時に打ち落とす能力なんてあるはずもないだろう。

 高度な外交交渉の力は 核兵器を持つより豊かな実りを俺たちにもたらす、そうとしか考えられない俺chin。 核兵器を 外交能力開発に変えて持て!自衛隊は世界の災害救助隊で貢献したがよろしい。


 11月07 
天気は 夕方から荒れ気味になり時雨が氷雨に変わる。

湯たんぽと化し、湯気立つかのような 日本海には筋状の雲流がみえ 冬の到来を告げるかのようだ。今夜は冷え 奥羽の山に初雪が来るかもしれない

円安によってトヨタは今期の利益が2兆円を超えるとかであるも、そのことによって原油高はそれほど下がらず、だから この冬に myタンクに運んで頂く 灯油の値は18Lあたり1500円 ぐらいなんじゃないか・・。こりゃ食材費削らないと対応できそうにもないな。そうしないと 冷え冷えになり体をこわしそうだ。

●ようやく・・・政府は七日午前、自殺対策基本法に基づき設置した自殺総合対策会議の初会合を国会内で開いた・・・そうだ、3万人/年を削減できるか・・。



 11月06  街路樹の紅葉し散り歩道に積もり、庭の銀杏は真っ黄色だ。

論座12月号に目を通す。五十嵐さんが書評コーナーにて 文春新書 「夢と魅惑の全体主義」著 井上章一さんを紹介していた。「つくられた桂離宮神話」や 「霊柩車の誕生」はおもろかったが、「美人論」には手が出なかった。 井上さんが久しぶりに建築話を書いたようなので本屋に出向き探してみよ。

1980年代末に 渡辺豊和さんの家を 俺chinは 善根宿←ってなに)と読替 (笑) 2週間ほど宿とし関西建築巡礼をしていたことがある。(大笑) その時渡辺さんに関西建築事情など諸々教えて頂いたし、まぁ自慢話もたんまり聞かされた。

 あの!関西人 生キャラで 井上章一さん監修兼レポーターにて 関西有名人建築家の 建築のあれこれを紹介した 局提供の TV番組の録画があり、それを見ながら 渡辺さんに解説(悪口か)していただいた記憶が呼び覚まされた。 渡辺さんの自邸に入りながら、その建築のVTRを見るという・・メディア内にあるその建築(渡辺さん)と俺が感じるそれらの 2重ズレを体験していた。それは井上さんと俺chinの相違を露わにしてくれて おもしろ苦 もあった。

(同書p314)帝冠様式と猫耳を三角の記号という点で同一視し、萌えるサイトが登場・・だと?!・・こりゃびっくり仰天 した。確かに「テレビ国家−小泉劇場2.0」(同書P79)の時代だ。 国粋・政治風萌えだったと言えるかもしれん・・そのように見えてしまうものか〜。

左絵はWEB上よりurl失念、 満州国国務院(長春):現在は医科大学日本の国会議事堂に似せて作られた 

俺chinはそれより 溥儀を傀儡に13年ほどで消えた満州国に 帝冠様式を実現し た人々の事、 それらの情報と、資金集めの仕方や 設計や施工に労働者にまつわるいろいろ 満州国が無くなって後のそれらの建築の運命などの 情報を知りたい。たぶん新総理のお爺さんである拓務省が関わっていたのかいないのかなど 国家がいかに建築介入システムを作り上げたかなども・・諸々知りたい。 

● 人間の安全保障ではないが、皆に32歳頃まで若者人間に成る年金を支給したら、やる気爆発して行動が活発交流の激化が促進され いいじゃないかと想っている俺chinなわけだが、「自由と保障−ベーシックインカム論争」勁草書房は3780円ど高価だが 参考になりそうだし、p306 紹介の「所有と国家のゆくえ」NHKブックスも手に入れたい


 11月05 快晴 AM3時頃 突然過去の主な行為が全てつながった か

嬉しい!一か八かの荒行のような ニート・ルック生活をしてみて 1週間目の夜に 今までのおおよその行為がつながり 美しい概念でもあるかのように ある種の像をともなって見えだした。他者に伝えるためには言葉や図像や実践が必要なので 数年かかるだろうが・・何しろ 鮮やかに思い浮かべることが出来るのだ。

それは 24年ほど掛かってたどり着いた到達点でありこれからのスタート点の姿でもある、 他者に示すことは今は出来ない。 俺だけ分かる、伝えたいだがまだ伝えられない・・なんだかいい 。建築だけど 建築ではない・・なんて言い表せばいいのだ〜!。

「実建築で実践してきた、BOX1〜千万家 ・・(次は何か・・)」 併行してして行ってきた「建築あそび」は何か生むはずだが 「建築あそび型建築」の獲得では不満であった。 (千万家の構想時から10年もかかってしまったなんて愚鈍なんだろう) 

次に 田中さんに出会い フォトこらを多数作り、フォトこら風実生活を ラブラブ大坂や各BOX建築を私物化しつなぐいで使いまくり生き、 そのた「友達の家は俺の家だ」を実践し迷惑を振りまいた。(トランスマッピング居住とでも言うのかもしれない)

その後 太田浩史さん+伊藤香織さんたちの 建築の実践と 居住外住居探求から発展的に 都市住人の権利の創出と実践を行う ピクニック廻りに 重要なヒントを与えてもらい、そのうえ 夜間飛行(+岡部友彦さん)によって地球規模の実践の可能性を教えてもらった (都市への課題としてmy問題を考え答えようとする態度に変わった)

この1ヶ月ほど 泉崎村の分棟型集住型家の改修序の口問題へ関わることで、小泉型政治が露わにした もの 「田舎の都市化と格差社会の顕在」に 俺はいかに建築で対応することが出来るのだろうか・・悩みまくって最後の荒行=ニートルック生活7日間で 応える提示すべき概念がハッキリみえたのだ。

それは建築のような外観ももたない 内観ももたない なんて言う言葉で表したらいいのだろうか 言葉をいずれ発明する。 が 星座や星雲のように 人生のある時期消えたり現れたりするし、。 昼 星座や星雲を見ることは不可能だが 確かに青空の向こうにそれらはあることを実感できるように その事態は在る。

そのような建築的事態だ。 そしてその事態の一部が 俺chin の身の回りに顔をのぞかせてもいる、ハッキリ見えるのだ。そのうえ 地球上の 都市にも田舎にも 新築でも既存改修でも耐震改修でも 適応可能な建築的事態だと解ったのだ。(ここまで大法螺を吹くことが出来るか〜(笑い)

ここの アンコールの遺跡群に書いた「遺跡と法」コメントは中途であるが 見えだした事態の中に在るべき「理念法」の骨格の様子もぼんやり分かってきた。年金税払えない俺ワイワイ行為もつながっているぞ〜 !

まず持って 詳しく全てを日記で書き切るのは 無理なので本にするなりして表したい。嬉しい! 一部をメモに はpm3時に書いた ホッ

      荒行〜 引きこもり風味 ニート・ルック生き 、万歳! 

今回の荒行で3〜4kg 体重が減った (笑)
 骨川筋右衛門顔になるから止めん界とヤジが飛んできた(大笑い) 捕まえた〜ぞ・・ノ〜ンビロと開始するか・・


  11月04 

my次男仕事場へ「論座」12月号差し入れてくれる。ついでに 国保年金課の異議申してに対する決定通知書も持参。

主文 異議申し立てを却下する。理由3点ほどありいずれも形式的なものなれど1,2の亀裂がおかしい。封筒にあるイメージキャラが全てを表しているような気がした。

そのキャラは 人間なのか怪獣なのか解らない。髪の毛がないが 洋式フォーマル衣装(正装)で、頬をふくらませるも 口を持たないので言葉が詰まっているのだろうが吐き出せず大きくふくれている
語りかける口が無い。 無口のようだ。目も点だけで小さい。耳のようなものだけが異様に長い。触覚のようにひげが二本つづ頬に生えている。手は手袋のようなもの、または指が無いのかもしれないが 右手を開きあげ 左手の甲をみせ下げ、何かの合図のようだが合い身振りがわからないので対応しようがない。。フォーマル衣装で この仕草は はしゃぎすぎているだろうように 可笑しい

「ゆめ 花開き みらいへ ふくしま100年」 なにを示しているのか解らない。漢字でしめしたほうが意味が伝わると思うのだが。もしかすると・・これでは困るけどな

 「遊目 花開き 身来 へ 負苦死魔100年」・・ 

図は意味を伴うので不快である。 何も印刷していない封筒で送付されたほうが、受け手 =chin思うに 「フォーマルでよろしい」。・・じゃない。

 11月03  

今週から生き試しをしている。1日に一食 (弁当+発泡酒・缶ビール1本)=4〜500円で暮らしたら 何日続くか試している。すでに4日続いている。案外続くものだ・・まだ数日続くかもしれない(笑) 

 腹が減るだろうから ほとんど動かない、しゃべらない、出歩かないで、仕事場で24時間ゴロゴロを決め込む。 毎日日記を書くのも腹がへるうえに馬鹿丸出しなので 手抜き。出来るだけ何もしない・・隠居準備とでも言えばいいか(笑)。 体重だって動かないから減りようがない。年老いて新陳代謝が減退しているからだろう かな  

退屈もなく 虚しくもない。これは俺の 予想に反している。「 国やぶれてハダカあり」ほと福島は都市化しているも都会ではない。

衆議院TVであちこち 質議を聞いていて 防衛庁の官製談合の 源が俺と同世代の防衛役人さんたち。大学生の子を抱えやむにやまれず 談合したり天下ったり、税金盗むしかない〜・・生活に追われてやむにやまれず 談合仕掛け生きている(・・おれの子育ては10年前済んだ)その話を聞いていて 退屈しない 飽きないからでもない

 前福島県知事さん拘置所暮らしが10日ほど、どんな食生活と食事代金なの・・その 暮らしぶりのあれこれを想像したり (爆笑) 姉破産の自殺した妻が履いていたヒョウ柄のパンツの製造もとを調べたりして 忙しいくしているわけでもない。

目をつぶっているとスクリーンがたくさん並んだ映画館や奇っ怪なスロープを多数持つ スキー場のようなものが 都市にとけ込んでいる りアルな場所が飛び込んで来て虚しくもないからでもない。 

虚しくなるような事をしていないから虚しくならないのだろう。当たり前のことか(笑い)。4日目にして 本を開く気になる。ボルヘス7つの夜を開く。ブッタの法について おもしろい解釈がある。

本のそばにあった60末から70半ばの状況劇場のカセットを聴く。李さんの声が若々しい。偶然下にあった1982〜3年、3月頭頃の俺の生活ぶりを聞く。それは 荒川そばのマンション生活1時間ほどもので 配役を決めて絵本を読むに始まり、即興演奏会から 喧嘩まで続くカセットテープ。 俺の声も家族も すべての声の音質がまるで異なるも 聞き覚えがある。 写真データと異なる質がある。音声も一回限りだ、あたりまえか。



 11月01 
白川静(しらかわ・しずか)氏が10月30日、死去したとのこと・・(96歳) ご冥福をいのります。

長年愛用した「字通」を手に入れたのは何時だったか覚えてないが、多種多様な現実の時空に巻き起こる情報を文字にまとめ記憶する作法はとても興味深いものである・・を直接具体的に教えてくれる辞書形式をとった書物にであったのは、とてもショッキングな俺にとっての出来事であった

長〜い事態の中で起きる諸処のあれこれを 地図情報より端的に遠くまで伝える文字(記号)は建築にもちいる各種図面に近似性があり興味は尽きない。

衆議院TVを聞く、衆院教育基本法特別委員会での質疑を聞いていると、やはり怖いな〜と思う。俺の子供は大人になってしまったので直接教育現場とと関わることはなくなった。だが以前にも増して生徒や教師に対して競争原理を持ち込み実践することは明らかである・・まぁ国家にとって都合よく成長し賢い(爆笑)優秀(大爆笑)な者が 俺にとって快適な人間であのるか(大笑い)・・・まったく不快きわまりない。 文科大臣の答弁に太刀打ちできる者無しって感じだし、

情緒的な答弁や質問はやめて あまたの親や社会が求めているのは著名な大学へ入れて後 高給取りにさせたい!という現世御利益的なばかばかしいほどの 欲求である。これは簡単だ技術的な手法で 解決できるものだし 伝統的な上がり人間像は 終いは天下り、インサイダー情報を活用し儲け蹴る 官僚的人間の完成が 最終欲望なんだろう。 

それから お爺さんになってまで 義務教育の煩わしさに関わりたくないので 基本法に書き込んでまで して 地域の人間を巻き込まないで欲しいな〜 ・・おれは子供に教育できるほど 世界を知らない という自信がある。 

 共産党の議員が文科省タウンミーティングの活発な討議があって、そのような自由な討議を偽装していたことが明らかになっていた。 内閣府通智だろうし 教育委員会が従い 詳細に質疑と答弁内容を事前に通知し 教育基本法改正にあたるタウンミーティングも あまたの 委員会どうようやらせ野 実態を なぞる演技そのものようである。

あくせくせず 思う煩うことなく・・
 ブッタのように 植物化し 眺め聞くのが作法だろう・・秋の夜長