2004年8月の日記         HOMEへ 

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 8月31日 台風が日本海を北東にすすみ その影響で 明け方から昼すぎまで、ゴウゴウと風は唸り続け、仕事場のイカレタ窓をいたぶるように揺らしつづけた。夏休みの終わりを告げるかのような大風に 秋の虫たちは地にひそみ 柔らかな羽根を温存しているのか 昨夜は静かだった。夕方になると 野鳥たちが隠れ家からでて 飛びまわり さえずっている・・なつ や やすみ は またらいねん ・・〜・・

各地に 被害をもたらしたようだ。 我が家の被害は外壁を覆い続けて20年の蔦の一部が はがされてしまったこと。フラフラしてる蔦の枝葉をそのまま放置すると大きな幹まで はがれそうだから 高枝を切るためのハサミを持ち出して、揺れている枝葉を切り落とした。ふさふさした蔦一面の壁がすこし さみしくなった 。





  8月30日 晴れ 台風は九州あたりを北上してるようだが その影響で 風強し・・日本海に抜けて北東に進み そうだかから明日 はさらに 強い風が吹くのだろうか・・仕事場の古いサッシは隙間だらけで ブーブーガタガタ と賑やかだ・・南風吹いて29度と暖かくなる・・昨日は寒すぎた・・

今年の夏はカンカンと暑すぎたが、怠けぶりを存分に発揮することが出来て有り難かった・・怠けついでに ダイエットを始め目標通り痩せたよ(笑い)、8月はゴロゴロ読書+映画に明け暮れた これはカンカン神の言いつけを守ったまでだから 此の様は明日でおわりにするよ・・台風と共カンカン神は去っていくだろうから。

梅棹忠夫さんの「モゴール族探検記」はアフガニスタン(1950あたり)で暮らすモンゴル帝国の末裔とモゴール族が使用している13世紀のモンゴル語を探し歩いた 紀行文でとても興味深く眺めた。・・・・じゃー日本語まわりはドナイナコトニナッテイルのじゃーろーと思いキョロキョロしたら 枕元に高島俊男著「漢字と日本人」(文春新書)があったので手を伸た。


高島さんの「漢字と日本人」は「日本における漢字の問題を、日本に関心をもつ外国人の人達に紹介する文章」として依頼され書かれたモノを「新書にしよう」とうことで 1年がかりで書き改められた本のようで 面白くて興味深く日頃浸かっている混乱した日本語の様を解説してくれる・・脱字 誤字 抜け字 入字 当て漢字などで遊んでいる俺がいうのも変だけど(笑い)

漢字学者の白川静さんが漢字の字源の解明をこころみ まとめた辞書「字統」の普及版を日々愛用している。「字通」や「字訓」持っているだけ・・。

例えば建築あそび をなぜ ひらがなにしているかと いうと・・字統によるとの意味は氏族の旗を建てて外に旅することを示す字で・・遊ぶとは遊行移動するものをいう。とある・・・これは漢字が本来もっている作られた場所(シナ中国のどこか)での本意だ・・で・・

建築あそび は 建築が生まれる場を 何処にでもあるだろう 素朴な民間の場で作り上げる練習したり捜したり・・その行為を概念として共有し一時的に生まれる場を設けたり流行らしたり・・ 捜したりしている行為 と 運動やその可能性を求める・・可能態だと思っている・・俺だなんで・・遊行移動じゃーく意味が違う んで 漢字の遊を使わない

じゃー建築あそびは どんな漢字・・語彙がいいのか・・それが分かれば苦労はない、一言で書き現すことができれば伝達しやすい んだけど・・ 建築スフィあー・・でもないし・・建築圏でもないし・・これが分かればおれは 建築が生み出される場を発明した人間として認知されるかも・・なんてことを考えているわけだ・・だから とりあえず「建築あそび」のような概念が生まれるその事態に対応した言葉が生まれる・・発明しなければならない・・言葉をつくるってのはそれはそれは面白いことなんだ


かって日本には文字がなかった だれでも知っているだろう。漢字が入ってくるまえから日本人は日本の言葉を使っていのは当たり前だが 表記する文字がなかったので、漢字を使い書き現し始めるた ことで、いろいろ困難や混乱 加工したり 混ぜ合わせたり いまでも続いているんだよ〜・・という話を とても面白く書いた本が 高島俊男さんの「漢字と日本人」なんだ・・また途中・・。



  8月29日 曇り 夕方雨ふり 26度 しこし寒いので 上着をはおる 外気は20度切ったらしい・・寒いはずだ

梅棹忠夫さんの「モゴール族探検記」を読み終える モンゴル帝国の成立後(13世紀)アフガニスタンに残った モンゴル帝国の末裔の 言葉・暮らしぶりを捜し求める 探検・紀行文 味わい深し 初々しい文章なので 梅棹さんの最初の著書 かも・・。ユーラシア大陸を雄大に流れる時・人・歴史に触れたよ気分になる ヨーロッパから中国まで地続きだ!歩いて行ける!・・当たり前のこと なんだけど・・。


 ● 以下メモ  「アフガン零年」 を多方面から理解・眺めるためのメモ

梅棹さんが探検した1950年代の後のアフガニスタンの歴史こんな感じだとか。

・・1986年よりアフガン難民への国内診療を開始し、1991年12月、アフガニスタン国内の活動拠点として、ダラエ・ヌールに最初の診療所を開設・・・来、アフガニスタン北東部の3診療所を中心に、山岳無医村での医療活動を続けている医師中村哲さんのペシャワール会のサイトはここ 現地からの報告も続いている・・水の確保や農業技術支援は有効だろう

華氏911 のマイケル・ムーア監督の「答えて下さい、ブッシュさん」 の日本語訳はここにのっている。

この映画はまだ福島にきていないけど チョムスキー9.11はここ インタビューはここ 

世界史を担当するの高校教師のサイト内にある イスラム教の特徴ここ 

☆ イラク戦争 も アフガンの問題 も 現地の人達が自主的に発する 情報が無いなかでweb等にあるネタであれこれ 思うことは 偏っよってしまう に違いない ・・歩いて現地を訪ねるわけもにいかない・・・地球上で行われている政治は利益団体を代表した者達が動かしているわけだから、戦争して儲かる 儲けようとしている者達が儲かるように、情報を操作して人心を動かしそうとしていくのだろう・・

  8月27日 曇り 今にも雲が落ちてきそう 26度 シャツ一枚で外に出ると寒いぐらい・・

アフガン零年」を観て 腑に落ちないものが多かった ヨーロッパや日本やアメリカ向けの映画なんじゃないかな・・アフガニスタンに映画館はあるのだろうか・・映画の終いほうで 爺が子を産ませるために 女性を監禁しているかのように 男が解錠するしか方法がない鍵付き(門と各女性の部屋の扉に鍵あり)獄舎風 一夫多妻制の社会が存続するには こんな状況でその制度は続くはずが無かろう・・もしかするとコレは映画の目的を遂げるための演出なんではないのか・・よい映画だな〜と 思ったと同時に 同じ大きさの疑問も沸いた 

中東の世界は多様な部族社会だといわれている。大きな部族は小さ部族のあつまりで、小さな部族は一夫多妻を元にした血縁の集まりなのだろう・・西洋化された市民平等なんて思考は、俺たちが部族社会を トッサニ理解できないように アフガンの男達にはチンプンカンプンだろう。


枕元に梅棹忠夫著「モゴール族探検記」(1956年9月 岩波新書F60)があったので手を伸ばした。

アフガニスタン=アフガン族の国 =パシトゥーン族の国に残っているであろうモンゴル人の片われをさがす探検記なんだけど、探検の神髄もに触れることができるし、アフガニスタンの民族や部族間のデリケートな問題の日常的なありさまも描かれている。まだ途中だ。

写真も載っているけど女性は遠く風景としてはあるが、顔の大写しなんてない。大地や風景や生活も描写されているけど、女が自立して一人で生きていけるような生活環境じゃ ない・・50年ほど経ったとはいえ、大地は草木一本生えない所 がほとんどだろうし、気候変動もたいしたないのだから、今でも変わらないんじゃないかと思わせる点が多い

・・映画で少女や少女の母親そして祖母の顔が大写しだったけど 現在のアフガニスタンでは女性の顔の大写しは解禁になっているのだろうか・・

男達は自分の年齢をしらない・・年を聞くと 神様がご存じだ=そんなモノ知るか〜・と応える(p143)自分の子供の数をしらない(p123)一夫多妻制は子孫を増やすため 子孫が増え一族が栄えることはよいことだ(p123)妻を平等に扱い女同士の争いは夫が解決する・・など 

大体においてアジア諸国は民族国家ではない、ほとんどが複合民族国家である。それを構成する各民族の相互関係はどうなっていくんだろうか。その調節がつぎの時代のアジア史の課題になる・・アジアの将来などどいう大ふろしきはやめてニジール村の将来を予測・・(p177)と身近部族間の人間関係を予測しはじめている・・なんと複雑なことだろう

 映画のように 簡単な構図にして 理解したつもりにはなってはいけないんじゃないか と ・・その社会の内部から解決しよとする力が沸き上がるなら 同意してもよいだろう 梅棹さんは アメリカが武器処理し大もうけをたくらむかのように仕掛けた アフガン戦争をどのように観ていたのだろうか・そして映画 アフガン零年を どのよにみるのだろうか・・ 聞いてみたくなった



  8月26日 曇り 27度

9月18日の建築あそびの講師として堀井義博さんにも来て頂くことになったので当日の講師は 堀井義博松田達さんということになる。天こ盛りの 建築あそび となりそう・・秋は熟成酒もあるし、酔っぱらわないように注意しなくちゃならない。当日の詳細は松田達さんが帰国してからメールなどで調整することにしよう・・


セディク・バルマク監督・脚本・編集 「アフガン零年」を観る。役者がものすごーくいい演技をすしているので、目の前に 現実に起こっている出来事なんじゃないかと・・思わせるほど・・これ映画なの!?ドキメンとじゃないの?!・・凄い演技なの・・・の映画だった。

だから 信じられないほど 説得力があった(演技力といって良いのか戸惑う)うえに 画像と画像の色彩 ともに 綺麗だ!。乾いた大地と色々なブルーが美しい。少女が使う縄跳びの縄の色・・など 恐ろしく 美しい悪夢を観ているのか!?・・と何度も映画館内で思った・・ラストが残酷すぎる。今おれの生きてる地球上で 実際に起こっているんじゃないか〜・・と思わせてくれた 映画の力って凄いんだね

役者達を記録しておこう。出演:マリナ・ゴルバハーリ(現実に 内戦で故郷を追われ、物乞いで生き延びてきた少女だそうです・ 他者が紛れ込むすきがないほど多様な感情を満たしていてる 何とも表現しにくい目でした。たぶん 生き地獄を見続け生きて絶望をたたえた目だろう ) モハマド・アリーフ・ヘラーティ  ゾベイダ・サハール  ハミーダ・レファー   モハマド・ナーディ・フワージャ  モハマド・ナービ・ナヴァ  グル・ラハマーン・ゴルバンディ  アリー・ジャーン

アフガニスタンやイスラム世界のことは分からないので その社会からみれば俺の感想は間違っているかもしれないを 承知で、観客の立場で書いている

タリバン政権とイスラム法へ抗議 女性の人権を確立せよと異議を申し立てた映画。具体的には女性がモノ同然に扱われているし 女性に人権は全くないうえに 性の道具はたまた 子供を産み育てるためダケの機械のように そのように生きるしか女性に術がない社会がそちらの社会なの・・ 女性が持つ人間性は全く踏みにじられている現実を訴えているのだろうか・・。

法律も裁判も軍事も暴力も 男(大人)が一方的に作り 運営行使しする。そんなアフガニスタンの現実を告発しているのだろう。そのことを 少女の身(心)体に降りかかる悲劇として象徴的に描いたと思った

 70才ぐらいの糞じじが 小学6年生ぐらいの少女を 嫁にした だって〜・・・嫁じゃなくて・・馬鹿野郎! 嫁なんて紛らわし日本語に訳すな!・・・男の性処理のための女奴隷と訳せ!

終いなんだけど その糞じじいが少女と性交しちゃういそうな 夜の闇でエンドなんだよな〜・考えられない俺には・・・こんな事は動物としても許されるべきではないぜ・・そちらの法では互いにラブラブ関係ってあり得ないことなのか・・・男も女もラブラブな世界を希望し目指さないのか!?・・分からないことばかり だった 。 

華氏911のように批判すべき対象がはっきりしているのは案外作りやすい 華氏911とアフガン零年はセットで語られなければいけないんだろう・・

日本での戦国時代の女性の人権を語るような感じにも成るだろうし ・・わからない・・その社会で変革の気運が起きたら、支援をするのがよい そんな態度表明 しか俺にはできない・・


   8月25日 晴れ、29度 秋のにおいのする 小さな風が仕事場を歩いて行く

フランスで研修中の松田達さんから一時帰国し4週間ほど日本で過ごすというメールが入ったので、フランス研修中間 語りをお願いし 半年ぶりに建築あそびをすることにした。
 9月18日pm5時〜 建築あそび 参加者募集(5〜10人) 
講師 松田達さん 参加費4000円 (飯・酒・寝床つき)

パリ(たぶんペロー事務所あたりかも)で 建築を研修中だったはずたが・・2年間の研修のことなどを 中心に 話してもらおう・・留学など考えている若い方は参加し 直生でパリの生活ぶりなど 酒をのみながら聞いてみたら 参考になるんじゃないでしょうか。参加希望者は メールなどで連絡くださいませ・・

松田さんは2年前・・ 南泰裕さんが講師・・の建築あそびに 参加していました。その一月後にパリへ行かれたと記憶しています。時々メールで交流してましたが 縁があり喜んでます・・今日の天気のように爽やかな気分です。なぜなら 建築あそびの参加者に講師になっていただくことはとても嬉しいことで、今後こちらの方に重心をやや移そうかなーと思っていた矢先だからです。

 偶然に出会うだろうナイスな人間にも、建築あそびに参加者していただいた方にも 講師のお願いしますので そのときはよろしく協力をお願いいたします。機会をたくさんつくるよう努めるのが、時々建築家にして常時 建築的ぷーたろーオヤジのすべきこと・・それから・・お姉ちゃんと仲良くするだった・・これを忘れてはいけない サポータ様が不可欠だった


涼しくなったきたので部屋の片づけを始めたら、3千円ほど小銭の詰まったバックが出てきた。片付けは3千円の得! 出足好調 中断してスーパーへ飛ぶ。薩摩白波一升1743円 生タコの足一本1050円を買う・・思わず口元がだらしなく緩む・・ふふふふ・・

俺はboxシリーズを作ってくれた現場監督達から「タコ野郎!」と呼ばれていた。愛と侮蔑をもって呼ばれていたのは勿論なんだが、なにせタコ好きだから異論はない。好き勝手な設計して作らされるのは現場の監督達だから「あのタコ!」と呼び捨てしていただき、ストレスぐらい解消していただかないと罰が当たるというもんだな・・。 そうじゃなきゃ〜監督が気の毒というもの・・世間様じゃ一人贅沢はなにかにつけ事が上手く回らないものなのであるから・・大きな声でタコ野郎と叫んでみましょう・・おぉおあんたの顔もタコに似てきたよ〜・・似たものどうした仲良くやろうぜ・・・なんて飲んだくれていたものだ

女性の三大好物は芋とタコと・・何だっけ・・のように タコの足はとても美味い、美味いの〜・・・タコ都市とは俺のことだ・・鰺ヶ沢で買った一夜干しタコの味は忘れられないな・・タコも荒波に揉まれると あれが 上手くなる 



  8月24日 晴れ 28度 

8月はばなな漬け、になるつもりでいたけど ばななだけでは味が単調なので隠し味に と思い、宮崎学本に田島雅彦本 とうとう今日は寺山修司本も引っ張りだして味付けしてしまった。彼女はプロの作家であるというのは当たり前の言い方なんだけど、プロ作家を目指してプロ作家になった人だということを読んで感じる。つまり売れるツボを押さえて地を晒さないような書き方で 売れる物語を書く。簡単なようで案外できないように思う。そうして生きていると内部にストレスが貯まってしまうのが素人と いうことなのだろう・・・・俺なんかそうは思わないから、ばなな的見方をすると超アマチアだ と教えてくれる・・書きたいものを書く世界もあったほうがいいに決まっている。

観客を喜ばせるために作家は書く・・思わず絶対的虚無を書き続けた「死霊」を引っ張りだして表紙を眺めた・・今日で ばなな漬け は終わりにした。

場や場の喪失や創出をテーマにしているのではなくてコミュケーションの諸問題がテーマで傷付いた乙女の癒される過程が書き込まれていた。小説ならあたりまえかもしれないけど・・ちょい期待はずれになった 俺には・・。



  8月23日 曇り時々雨 26度 夏が早くやって来て暑い日がなが〜苦 続いたので、秋雨前線がやって来るのも早いのではないか・・と思わせるほど今日は涼しい・・長袖シャツ 一枚では寒いの で 袖も襟もボタンをキチンと填める

ダイエット生活をして、予定の減量はすんだけど 減量向け食習慣が続いていて、いつもなら小さなオニギリを二つほど 夜中に喰ってしばらくしてから寝床に入っていたのだが 昨夜はうっかり 喰わずに寝た。朝5時に目が覚めて、起き上がろうとしたらフラフラして立ち上がれない・・血糖値が下がったのかフラフラ・・ 寝るのも体力を使っているんだな〜・・減量し食い物を適量 摂取しない様か〜・・喰いをサボルとてきめん・・ダイエット体力後は 頭の天辺までフラフラが応えるのな〜・・昼ごろまで立ち上がれず・・・・

その間 戦争時の人肉を食った人の話や・オヤジが昭和初期は東北では時々冷害にあって酷いことに成った話だとか、戦争中は校庭を芋畑にしたとか・・ 餓死寸前の人間の精神状態など想像したり、「もう生きるのいいや」と考えたたのかお婆さんが食い物を食べずに緩慢な自殺を実施した話 や、お坊さんが 土中入定し雨水を呑むのみにて 死期を待つ などいろいろ想像してしまったが まだまだ限界ではないということは分かっていた。

藪な女医さんが俺に「もうじき死ぬよあんた・・はやく身内に連絡しなさいよ」と診察室で聞かされた ときのフラフラを体験してるので・・・まだまだ幻覚も幻聴も生体離脱もないので これは単なるフラフラだけだと フラフラ時空を 楽しんでいた 予想外の朝だった

ベジタリアンになっているんだけど、その結果は 行動が散漫になったり 積極性が消えたと・・のんびりした・・ぼーっとした人間になったような感じがするな〜・・忙しい大好きの 世間の皆様とはドンドンズレテ いくな〜 モットきつめに ダイエットすると幻覚・幻聴や 生体離脱を体験できるかもしれない・ ・・・死期が近づくと脳内モルヒネが自己生成するというのは・・体験済みだけど・・あそこまでは行かなくてもいいや・・ 


  8月22日 曇り 27度 

昨夜は久しぶりに映画を観る。マイケルムーア監督・脚本「 華氏911」カンヌ映画祭のグランプリだっり、アメリカでの上映を拒否する映画館もあったり、秋の大統領選挙に影響与えそうだとだとか、観客動員が多く監督大金持ちになってしまったとか、とにかく上映前の評判は多量に流れてきた映画だ。

2000年の大統領選挙でジョージ・W・ブッシュがアメリカ合衆国大統領に就任・・・ゴアとの接戦でどちらが勝ったのかわからないようなあの選挙後の ブッシュの仕事ぶりからはじまる。2001年9月11日にアメリカで同時多発テロ事件が発生時の小学校でのブッシュの対応。音だけで何度も見せつけられた映像を思い出す・・ジャンボが突っ込むあのシーンだ・

・音だけのシーンの のち映像は 崩落後 海底を魚が舞かのように書類が中空を舞う印象的なシーンで 批判を展開しはじめる 数々の噂を裏付けるような映像と関係者の語りが満載である。

ブッシュ一族や 死の商人的取り巻き高官達+石油利権や天然ガスに絡むカーライルの面々+サウジの王族〜ラデン一族とブッシュ一族との癒着など次々に描かれていく

・・イラクは大量破壊兵器を所持しているとの捏造・・・こうしていつも戦争は始められるんだな・・イラク戦争へ至悲劇が開始される

 映画をみてると銭儲けのために関係者が 自作自演し 世界の人々にテロの恐怖を振りまいたと とれなくもない・・ブッシュ政権の行動に疑問を抱いたマイケル・ムーア監督が、豊富な事実を基にその真相・・ここは難しい判断だ・・を明らかにしていような感じだな・・恐怖をあおり銭儲けの恐怖市場を拡大したり、自らの保安官的ポジションを確固たるもへと誘導する手法は日本の権力者も使う常套手段だしうなずけるわけだが・・ 

事件当時の日本は  NHKや日本の 限られたマスメディア の記者クラブ的体質が発する 情報だし ほとんど 当てにはならないと思って見ていたが・・ようやく修正されつつあるな〜・・外部からそれも・・・アメリカの内部から事件を描き直すというのは、民主主義を目指す国なら当然だし、それを多数の観客が賛同+拒否両方あって興行が成功するというのは健全だ・・多量の政権批判の本もでている・・

真実は描かれることは無いにしても・・いずれ イラクやアルカイダやアフガニス側からも同じ事件を描いた映画や本が多数 出そろった段階で 世界が共有すべき9・11以降に関する 歴史は完成されなければならない と思った・・

アフガンやイラクで 犬死にしてる市民に兵士・・なんてこった〜・・不戦の誓を厳守するという態度をもち続け 粘り強く対話し困難を解決する のが民主主義の基本だ じゃないと悲劇は繰り返される と言うことを再確認させてもくれる

戦場では 殺す側も殺される側も どちらも貧しい者達だ。 アメリカ兵は職にあぶれた若者が戦場に兵士としてかりだされ、議員の子は一人だけとか・・監督として 貧しい者達が殺しあいう現場での戦争を見つめる態度は正しい視線だろう。・・あの人々が犬死にして 一部の人間(敵味方双方の共同演出で)達 が世界の人々を罠に陥れ大金儲けをしてるというのも事実だろう 戦争の悲劇はまた今日に至っても繰り返されていた

戦後史を書き きり 体験を生かしていない現状の日本でこの映画を観ていると・・・戦犯と政商が生き残り ロッキード事件あたりまで 日本を支配・暗躍していた・・悪夢を役者を変えて 眺めてるような感じもした・・・いい映画といってもいいじゃないだろうか・・

明日は アフガン戦争とうじ話題になっていたセディク・バルマク監督の「アフガン零年」がようやく福島にやったきたので 見ようと思う・・


 8月21日 晴れ さわやかな風がある 29度

いつになく掲示板が賑わっている・・結構なこと 良い天気のように 年に数度あればよい・・・。

myHPの一日あたりのアクセス数だとか、どこを辿ってやって来るのかなんて興味がない 俺。・・HP制作の専門家に言わせると投資に対して どういう効果があるのかを分析して、効果の出る方面に力を注ぐようにしなければ成らない・・なんてことを抜かしそうだ・・

 人生の投資効果を上げようと思うヤツは建築のような不純な世界に足を踏み込まないだろう。踏み込んだ人間は市場の貧困さに目を閉じ やりたい放題スルのが常識。それに 建築蚊 かんけいの市場ってとても小さい! 夏の蚊のように季節ものでもある と 言うことを認識しているはずだ。 最大効果を上げたとして・・出版物なら1万部も売れれば 大ヒットじゃないかな〜。小説なら10万部はざらで 数百万部も売れる事だってある。 最初からそういうのを考える価値がない場所で おだを上げている そういう認識だかな俺・・そんな世界なんだからHPなら超人気でも 数百人/日が限界だろう ・・ 建築関係サイト。

今後の建築あそびの 予定がすこし煮詰まってきた・・12月4日は詩人の和合亮一さんと学生の横倉正理さん その前に今井公太朗さんをやりたいのだが、ダイエット+夏休みで今井建築のデータ関係を放置していた俺だ・そろそろまとめて、今井さんに報告しなければ・・来月初めは 札幌で学会だとか言っていたナー・・・今井建築 スライドスキャン調整を終える・・眺める・・


建築あそびの講師をお願いすると反応が 3タイプに分かれる、即座に了解してくれる人と、俺なんか話すようなこと何もない という人 、それから無視し疑う人 だ。 反応は健康的なんだが
 
2番目と3番目は 例えば学会賞のような 他者の評価にヨッテ自分が社会化されるのだ 半分勘違いしている人だろうか・・・。脳味噌が潜在的ブランド志向能 人間なんだが 本人が案外それに気が付いてないから笑える 。お前のやている建築あそびのようなブランド化してない場所では話せないぜ・・という反応になるのだろうな それも結構だ 


俺は俺の目の前に現れた奴を見ているだけだ。他者の評価がへばりついてるブランド人間が ブランド演技にふけっていても おれにとって興味の無いヤツには 建築あそびの講師など お願いしないぜ  



  8月20日 晴れ 昼過ぎまで強い風が吹いていた、台風の影響だろう。

自称超・ナルシスト仕切屋だという my東京サポーターのSチャンが里帰りしていて、「自慢話を聞かせたいのであそびに恋!」という電話があった。本も読み飽きたのででかける。自慢話には酒も肴もついていた。酒を呑みながら自慢話を聞く。

「食事はうまかった、景色も良かった」と語彙が少ないので聞いていても理解しがたい話が多い。伝わることを意図しているのではなくて、体内にある旅行熱を 誰彼構わず放出しぶつけたい・・たい だけなのだ。放出すれば気が収まる・・そんなたわいのない熱を受けとめてくれるほど、人は暇じゃないようだ。他人の不幸話は大好きだけど、自慢話を聞くのは嫌という人は多いからな〜「写真 パラパラめくるだけで よく見てくれないの 他の人は・・」なんて嘆いている。

写真が補助としてあったので こちらの想像を加えて聞いていた。途中で典型的なオヤジギャルだな〜・・ガイドブックをなぞったような オヤジギャルフランス旅行話じゃないか。

写真はアリバイをつくるかのように 当人が フランス風景の真ん中に 突っ立っている 素人さんが撮る人物入り記念写真ばかりで、ご当人が入らない方がずっと良い写真になるのに・・・とおもうんだが・・・・当人は写真にかんしても ナルチャンにして自信満々・・・で「わたし撮り方うまのよ」 と聞く耳をもたない・・オヤジギャルにしてオバハン根性。

PC内デジカメデータを紙に焼いて、アルバムにしていたけど 動機が分からない。 紙焼きするならフイルムで撮った方が 断然綺麗だし引き延ばし後はフィルムの方が綺麗に仕上がると思うのだが・・ デジタルデータは遠近全てに焦点が合っていて細密漫画のようになるので風情がない。

子犬が大地に小便かけまくって臭いを付けて歩く行為に似ているな〜目の前の写真達は・・・と思った。オヤジギャルの中にはオヤジと子供が同居していて可笑しい

一生懸命働いてお金をたくさん貯めて2週間ほどフランスを巡ったとか。超高級ホテルに泊まり、高価な食事をし歩いたお話し。建築写真は使い物にならない。食い物話なら せめて コイズミタケオの食に知恵ありの一章ぐらいの内容の話はあってもいいだろうに・・・・このままの情報じゃ〜地球を歩く的ガイドブックを読んでいるほうが中身が豊じゃないか〜・・・せっかく資料が沢山あるのだから旅行記を書き残すように勧めておいた

人生は旅に喩えられるけど 田島雅彦さんの「忘れられた帝国」のように 自分の生きている足下をみつめ 面白可笑しく解釈して書き残すほうが 現在人ならば 断然豊だと思う。


   8月19日 夕べは台風の影響なのか土砂降り カラカラに乾いていた我が家の庭にも恵みの雨だった。水枯れ寸前 くるくる巻きに固まっていた笹の葉は今朝は大きく葉を広げて気持ちよさそうだった。30度 


 オープンデスクを申し込んで来てた学生さんは・・何を勘違いしているのか、酒と食材持ってオレンチに来るようだ・・なにも教えることはないので、酒でも呑んで酔ったふりして2〜3発 殴って建築の不幸を事前に教えてやろうか(笑い)・・変わった人もいるものだな〜・・有名建築家・ブランドあさり的オープンデスクの方だ 今ドキの流行りだろうに・・有名ブランド的事務所はあいにく満員なのかな・・それなら・・何もない・・高山建築学校がある そこで1月暮らせばいいじゃないか・・なにも 役立たない超有名ブランド 〜(笑い)・・学生にはなにか役にたつかもしれない

高山のOBでスーパゼネコンで働いている岡崎浩司さん から いただいた「高山建築学校 伝説」を眺める。高山建築学校には倉田康男さんさん妄想が渦巻いている だけで、何にもないというという事らしい・・・ 私人の思いだけ。、初期には倉田さんが講師の顎足代としてだろうな・・毎年500万円を注ぎ込んでいたらしい・・・人生をかけた学校(?)ゴッコ道楽 にて 事務所たたむ 人生も終えるなんてのはロマンチック なものだね倉田さんは。その学校にはなにも参加者が共有できた目的がなかったようで、結果としてなにも継承するものもない・・という極めて優れた役立たず振りに・・納得

編集方針はいがいに プチブランド志向 
が見え隠れして 笑える・・編集関係のみなさん御苦労さまでした

去年の高山体験で思い出すのは臭い便所と不味い飯だ。藤森さんは岩魚捕りだそうだ。食い物と排泄は本能だから 今後 何とかしてもらいたいと思ったな〜俺は・・

・・便所に薬品をまいているので 皆の糞の臭いと薬品の臭いが 真夏の空気で発酵して、便器にまたぐと、目つぶしにはナルは呼吸困難になるは で俺は野糞をして居た。高山建築学校で野糞をしていたヤツは俺ぐらいだろう・・爽やかな朝の空気のなかでする野糞は、恐い妖怪シリナメもいないので 格別気持ちがいいもんだ ぜ〜・ 終わった後は沢の水でケツを洗う・・沢の下を見やれば・・あれ・・沢水で学校の西瓜を冷やしてら 沢は敷地の池を通っているジャン・・(笑い)


ばなな漬けの先が見え始めたような気がした。ひねった人間関係だけどどどの詰まりは こやつも ラブ アンド ピースに 落ちゃうのね〜・・退屈になってきた・あと10日を残して・・ダイエットは7KG減量し18才時のベスト体重になった。そんじゃ高山建築学校伝説でも眺めるか〜だった。


 涼しくなったきたので2月前に採取した今井公太朗さん建築のスライドをスキャンし始める。 露出超オオバーに撮っているのでフイルムには付いてないのだが、スキャン後データのゴミが目立つ・・216カットのデータを一枚毎加工処理しはじめる・明日にはおわるだろうか・・



 8月17日 操作間違えて全部消しちゃった〜と思ったが生きたいた・・今日の日記

 曇りのち雨 25度。暑さは半ばまでだろう〜と 予想したように涼しい、孫が里帰りしているのだろうか ギャピー子供が泣きわめいてるのが仕事場に聞こえる・・孫の扱いがへたな ジジババなんだな〜・・夏休みまでの賑わいか。

田島雅彦さんの「忘れられた帝国」を読み終える。ばなな漬けはお休み。18才ぐらいまで田島さんの中に生きていた もう一人の田島さんを自伝的に回想し物語に仕立てにした小説で味わい深い。誰でもが体験したであろう、暮らした土地 での出来事を加工し丹念に書き込んでいる。読み手の同時期の体験を思い起こさせても くれるので、男の人にはお薦めの物語。

中でも 帝国の便所・帝国の茶の間・帝国の学校は味付けが際だっているので、読み手・俺の自己体験を揺さぶり起こす。 ドップリ自己投影しちゃうね〜 田島さんの創作と読み手の体験がコラージュされる読後感が沸き起こる 。二重にお得な気分。


俺が思いだした俺の学校話を書いておこう。

義務教育に初めてふれた小学校は福島県庁から直線距離にして4kmほどなのに 複式学級で2クラスがあるだけの分校だった。同級生は10人(男女5人づつ)。5年生になると4kmほど離れた本校へ 片道1時間ほど徒歩で雨の日も雪の日も毎日 通うようことになる・・通学は結構辛い体験であった。中学になると中2で廃校になり町の大きな中学校に吸収合併されるので、同じ土地に住んでいたのにも 関わらず、クラスごと3度も転校した体験をもっている。


思いだした話  小学三年生の餓鬼 なのに 分校を脱出し 10人で 授業をボイコットし、学校や家・家を巻き込んで 大騒ぎ・・市教育員会初・・・始まって以来の大事件をおこしたしたことだ(笑い)。餓鬼の頃から俺は 先生に たてついていたことがバレルな(笑い)。

分校は複式学級・・教室の前後ろに黒板があり一人の先生が、1・2年を教える。もう一人が3・4年生を教える。要領さえよければ1年先の勉強も同時に出来るってことになる。先輩の馬鹿っぷりもバレてしまうし、1年後復習も出来るので、いろいろ便利なもんなのだ。その分校には教師二人・・大概は新婚夫婦で着任することが多い。

分校には職員室の他に 新婚さんが暮らせる6+8帖と水回りがある住居も付いている。新婚先生達は近所の人人の注目の中で 偶数年の分校暮らしとなる。おとぎ話のようなものだが 生徒数は数人だろうが今でも1・2年生の一クラスが在る。


大事件のその朝は・・三・四年の担任だったオッサンは朝漫でもやり損ねたのだろう、ご機嫌斜めであったようで、定刻になっても校庭で遊んでいた 餓鬼ども10人が朝礼に集まらない・・カッカカッカしても 遊んでいる・・朝漫しそこね先生は八つ当たりのようにチンポと腹を立て続け・・10人を石炭小屋にガシャリと鍵をかけ閉じこめてしまった。

そんなに 鬼ごっこ やりたいならこの石炭小屋(冬場に教室で焚く燃料は石炭だったからあった)で遊んでいろ と・・やりたいのはおめーだろうに・・でも体力・権力でまける餓鬼10人は8帖ほどの真っ暗な石炭小屋に閉じこめられてしまう

べそをかきだすや餓鬼もいたが、俺は足場をこしらえ 高窓をこじ開け 全員を脱出させてしまった。高窓は教室の反対側にあるから脱出の様が見えな(笑い)・・猿のような餓鬼だった。日頃 屋根だろうが 木だろうがスルスルと登って下界を見下ろしていた体験がこの時に役だった訳だ。

猿のような身体能力と悪知恵が働く と は思っていない朝漫し損ね先生は、1時間後 石炭小屋の扉をガラリと開けて・・ビックリ仰天・・やや・・ももぬけの殻 の石炭小屋、よもや換気用高窓から脱出するとは、チンポに血が集まっていて能には血が回らぬ不覚・・

本校の校長に電話して、教育委員会を巻き込んでの大騒ぎの開始だ・・俺たち10人は一日中山で遊んで、鞄だろうが教材だろうが ほったらかしで 家に戻った。

勿論 家に戻ったときには 親たちは事件を知っていた。俺は家ではおとがめは無かった。親父はボイコット野郎 と腹を抱えて笑っていたが 校長を先頭に後日 絞られることになる・・・・その後の顛末は 俺と朝漫しそこね先生との 人生をかけた 戦いが続た わけだが 暇なときにでも書くとして・・今日は終わり

朝漫そこねた先生は その事件後 出世シコこねたか小学校を退き 平凡な中学教師となった。30年後偶然町で会って 酒をのんだがその話は互いにしなかった。

 再会の数年後  退職金を資金に 俺に 自宅の設計を依頼した 今では 完成した家で幸せに暮らしている。

 詳しく 小三年生授業ボイコット事件をテーマに小説を書いたら面白そうな気がするな〜 



  8月16日 晴れ 28度  

残すところ2週間ほどになったダイエット月缶 兼 夏休み。人は寄りつかないし電話は鳴らない仕事場。昼下がりにが一匹舞い込んできて、頬 数カ所吸い付いた。痒いのなんの・・顔を刺されただけなのに足の甲まで痒くなる・・か〜いい・・カイ・・女に吸われたいよ・・カメ〜蚊女〜・・。


今日もばなな漬け 白河夜船(夜と夜の旅人・ある体験)3本の短編を読む。他者との交流が烈しくなっていくのかと興味を持って読でいるのがた、三角関係の恋ものにだった。 俺の当初の 興味は縮み萎んでしまいつつあるな〜ばなな興味・・女性は濃縮した恋のコミュニテーがお好きのようだが、タラタラ退屈になる〜ので、古物屋に行って田島雅彦さんの本をさがしたら「忘れられた帝国」があったので、併読する。


白河夜船は植物人間になった妻をもつ男との不倫ものといってもばななさんは性交渉を丹念に書いたりしないの・・夜と夜の旅人は交通事故で 死んでしまった兄と変則三角関係だった女性二人との交流もの・・

ある体験がいいな中では。三角関係にあった女性同士の交流、互いに性交中・交流途中で 男が女の乱闘・混乱を嫌がりトンヅラするも・・変則的な女同士の友情が育つ。互いに飲んだくれになり、一人アル中で死ぬも、イタコに呼び出してもらい交流する。三本のなかで 一番短いんだけど、女はたくましいよな〜と男を安心させる物語。 女はこうやって 男を忘れ 新しい次の男を見つけて 幸せに生きていくのね〜(笑い)一例・・結構


田島さんの「忘れられた帝国」は10年前に毎日新聞の夕刊に連載されたものを本にまとめたそうで、カット田島さんが描いていたとか。本にも数カット載っている。仮面をつけた露出度の多い大人達が歪んだ部屋にゴロゴロしている、なななかにいい絵です。

中身は当たりを観察しまくって歪みを加え捏造して 一人でぶつくさ文句とも愚痴ともいえない、面白い語りの連続です。 ばななさんが「田島さんとは、はじめて会ったときから、なんか友達のような気がして・・・」に「友達じゃない。」と いきなりキッパリ否定(フルーツバスケット)していた人・・・ の文章だ〜

帝国を流れる川 帝国の便所 帝国の茶の間 までしかよんでいないけど・・夕刊に掲載する小説として相応しいか疑問だが 良い観察眼だ〜なと 感幸しちゃうね ・・帝国の便所も茶の間も 素晴らしいくオモロイ・・間接的に建築や都市の観察・記述手法を教わっているような幸せな気分になる・・田島さんの失恋ものを読んでみたくもなる(笑い)・・読者にズボートなり切っていると 私小説作家の 不幸が俺の今日の幸せ  みたいなコトニなって・・ババ臭くなるな〜・・・・そろそろ こちら方面も ダイエットだな 





   8月15日 曇りのち はれ 夕方にコオロギ鳴いて 27度 涼しい〜一日

オリンピックが始まっているが、スポーツ選手個人が一生懸命に頑張るのはいい・・。だが、成績順に国旗を揚げる行為は相変わらず よろしくない・・選手個人のお気に入りの曲でも会場で鳴らすだけでいいじゃないか・・栄誉を称えるのは、そんもんで。戦争への気分や民族意識なんての もそうして捏造されていくんだし・・マッチョ知事が 先生を締め付ける 卒業式を おもいだすよ・・300万人以上 死んだんじゃなかったっけ 先の15年戦争で・・1000兆円以上財政赤字があるんだから・・再度戦争にまけてるようなもんだけど・・

 ナベツネ 手下銭播いてオーナーを辞任 (笑える) 一リーグ制への反対勢力による 盛りあがり  が チクリ種 幕か ・・。1993年、巨人はドラフトの改正とフリーエージェントの導入を強行・・その後 銭播いて億の裏金積んで人気選手を獲得していたなんてのは常識だったから チクリ絵は遅すぎの感有り。以降ますます プロ野球は面白くなくなった。毎年下位チームから指名するウエーバー方式にドラフトは戻るでしょうか・・なら、また 面白くなってくるかも。形式的 辞任だろうから 喜ぶのはまだ早いね・・オリンピックでの 中畑も長島の行為も よろしくないな〜・・バカ丸出しだ。


ばなな漬け きょうはTUGUMIをよむ。愛人の娘である私と母の妹の次女であるTUGUMI 従姉妹どうしの友情物語+オカルトもの。TUGUMIは病弱であ がゆえにか、へそ曲がり・ひねてくれていて、可愛い 。こんな娘をもつとやっかいかも。

よんでいると、病弱だった俺の餓鬼・・いまでも充分餓鬼だけど・・の時分を思い出す。オカルトがかる気分も・・これは昨日の哀しみの予感とまじっているか・・この俺が 藪女医に死亡予告宣告され 生死を彷徨った1週間の間に体験したオカルト体験  生体離脱だの 幻視だの 体験したあのときのことを思い出させる。

人間はチョイトした体調の変化があると・・例えば高温になるとか喰わずに何日も過ごしているおか・・幻聴・幻視体験はできるものだ。そんなことは俺も餓鬼の頃から体験していたので、変に思わない・・ばなな本・・売れるために 本職作家は辛いとおもうのはTUGUMIは死んで終りだな〜・・・と思ったとたんに生き返させちゃう・・殺しちゃ超は餓鬼向きじゃない・・売れないよな〜 本は・・

修験者が断食して最期の夜に南蛮を 燻した部屋に籠もって修行して、あの世を見るなんてことも、そうだよね・・なんて 質だから。  

併読の宮崎本「不逞者」後半を読む。在日の星・・金天海(キムチョヘン)民族主義+独立運動+組織者+共産主義+仏教徒 数奇な宿命を読む。

同時に日本をとりまく朝鮮半島の戦後裏面史や 在日朝鮮人の労働運動や日本共産党との関わり、北朝鮮との関係など知ることができる・・拉致問題もあるし、立体的に昭和の東アジアの歴史を勉強するよ うな本でした。

宮崎さんは略歴によると ヤクザの親分の「ボン」としてうまれ 、マルクス主義に傾倒し 早大闘争に関与し、グリコ・森永事件では 狐目の男と疑われ・・など平凡じゃない人間なんだけど、平等とか自由が成立するであろう 理想的な社会の人々を 立体的で明確に想像されていて、不逞者を書いたようだ 。



  8月14日 曇り 東北本線の貨物列車が通過する音が聞こえる、東風が吹いているんだろう 32度

昨夜 堀井義博さんが自宅で保守点検している、建築的人気サイトとりあえず復活した。めでたし。サイトが死んでちょうど ひと月後の13日の金曜日だそうで 嬉しそうだよ〜。人気サイトだって 時々死んでくれたほうが 精進落とし風 なんまいだ〜呑み会 ができるので いいな〜と 思う俺。

すっかりダイエット生活をしてて 堀井さんのようにビールをあおれないけど 焼酎なら腹にたまらないだろう 美味い日本酒は高〜価なので 焼酎ね 。時々死んだ真似してね〜・・・


この1年以内に 建築あそびの講師を と依頼していた 中部大の小林聖明さんから返信あり・・来春3月か4月くらいを希望したいです。アバウトですみません・・ということで、超美味い 地酒新酒が呑める3月末の土曜日に決めよう・・来年のカレンダー無いので日にちが分からない・・。


今日もばなな漬け。「哀しい予感」をよむ。恐山あたりを家族旅行中 交通事故にあい、両親を亡くした、年の離れた姉妹 それぞれの 恋ものがたり。妹が主人公。ともに養女として育てられるが、姉は育ての親もとを離れゴミ箱のような家で一人暮らしをしている。妹は姉を叔母として育てられ アカの他人を弟として育つ。姉は音楽教師で教え子と 妹は弟と恋仲になる というお話し。i妹の恋が陽 なら姉の恋が陰 でばなな恋物語は陰陽恋セットで展開して行く手法だね ムーンライトシャドー以来一貫してる。

建築が出てくるのは 育ての親の家と 叔母(姉)が住む家・・これはゴミ箱のような家で ゴミ箱底に姉が暮らしている。姉の精神状況とマッチしてて良い組み合わせである。軽井沢の2階建ての別荘 と3軒で描かれているが、ばななさんは心理描写や情景描写は豊でいい。彼女の状景描写はおれには合わないので シーンが鮮やかに浮かび展開していかない 残念・・・

姉の物語 や・サンクチュアリの女性写真家の悲劇などを読んでみると ばななさんは  悲恋ものやおぞましい恋 の創造主・書き手かもしれないよ。

保坂和志さんのカンバセイション・ピースは状景を鮮に・・。二階建ての店舗付木造家屋や 2階建ての離れの汚れ具合まで 思い描けるような気がする

車谷さんの赤目四十八瀧心中未遂で主人公が住み込んでいた長屋は ラブラブ大阪菜園調査中に 土砂降りのなか・・ 偶然雨宿りしたあの長屋だ。 鶴橋商店街の中にあった あの中庭つき 方々の傾き具合といい 中庭の荒れ具合といい 床の剥がれぐあい 樋の壊れと瀧のように流れ落ちる雨水  なんとも言えない臭い・・なに一つ書いてないんだけどそう思わせる。

状景は一つも書いてないけど、鮮やかに浮かぶ 建築を語ってないけど鮮やかに建築が浮かぶ てのがいいな〜 小説も ・・

ばななさんの父は著名な方だか、まったく影響のない様 互いに自立している・・
父・娘のイイ関係は案外少ない。凡人オヤジは 娘を理想の女に仕立てようとするバカが多く 野生を萎縮させて生きてる 娘多しだから〜・・、娘じゃなくてアカの他人の姉ちゃんを理想の女に仕立てよ・・男ならテク抜きで娘なんてのは甘チャンだね 他女遊びをしなさい・・・親父 ちょう良くて、息子 超バカ・よく育たない も多いね・・


  8月13日 雲一つない快晴で 鉄板焼き の熱のようなに 外の物から輻射熱をあびせつけられる。痛かったね。夜コオロギないて 32度

8月は ばなな漬けと 決めてみたので、105円 掘り出し物をさがしにでかけ、パイナップリン ・ 哀しい予感 ・TUGUMI ・ 白河夜船 ・ NP ・ パイナップルベット ・ ハネムーン を掘り出す・・漬け には隠し味が必要だ・・そうだな〜・・とヤクザの組長の息子に生まれ 作家してる 宮崎学 さんの不逞者 これならバランスがとれるな〜の 併読になる・・。

不逞者の前半を読む 。愚連隊の元祖と言われた 万年東一の生涯を読む。愚連隊とヤクザの違いは

(p29)ヤクザは父子関係を基本とした疑似家族を形成・・・上下の階級のはっきりしたツリー(樹木)構造のヒエラキー型の組織である。 それに対して愚連隊は兄弟関係を基本とした仲間集団を形成し一家を名なのらない・・・分散リゾーム(根茎)構造の集団 ・・上意下達で動くヤクザ組織に対して・・愚連隊は・・メンバーがネットワークを通して動いていく

・・ネットワーク型がどのような結末になるのかを書いていて 示唆にとんでいる。官僚組織に警察組織なども 疑似家族ヤクザ型に似てるな〜 会社もそうか・・と俺は思った。先日の 長官狙撃犯容疑で 教団関係者を 逮捕〜釈放する 公安のやらせ体質・・忘れた 国民に 教団のは恐いのだ を、思い出させ組織の存続を計る手法など・・特高の戦後の事例が沢山書いてある 15年戦後の裏面史のような感じだ。


ばなな さん 子供の時分から なる気でなったプロ作家 ここが凄いね 売れるように書く 書ける 誰でも分かる話を分かるよう 興味深く書き作家になった・・

そして FUITS BASUKETI の(p13)ミーハーの存在論のなかで「キッチンの試写会で・・読者とおぼしき人をみてゾッとした感じ・・その年齢層の散らばりといいね。冗談じゃないと思った。それだけが一番恐ろしい体験だった、映画化して」と語っている。
ということは読者のイメージがキチンとあって そこを目指して書いて成功して、雑魚にも食い疲れ ちゃっ た〜 ということだ(笑い)

きょうは「パイナップリン」を読む エッセイ集だった。p38ファミリーのなかで・・私はどこへ行っても人々と「家族」のような つながりを作ってしまう。よくもわるくもそれが習性で、こうして生きていくほか仕方ない。いくら家族といっても他人同士が集まっているし、そのうえなれ合いではないので本当によい人間関係になってしまい、別れがたくて辛い思いをする・・・

これは・・住居に血縁じゃない他者同士が暮らすような物語が 期待できるかもしれないね〜 ふふふぅ  ばなな漬けの8月。


 8月12日 晴れ 夏は おわるよ〜 とミンミンゼミが鳴いてい チョイ風有りの32度 

プー爺になりすまして 読んだこともない小説・・といってもばなな本だけ・・を読んでいる。 俺にとってはとても 変わった夏だ。 「うたかた/サンクチュアリ」読む。気持ちがよくなる恋愛もの。人物の設定が少し変わっている。書き出しのつかみが俺にはあっている。 しまいが 爽やかなのは ムーンライト・シャドゥ 以来 一貫している。

車谷さんの 赤目四十八瀧心中未遂 は性愛ものなので、「おネーチャンの ほと なめてー」なんてね・・欲情を誘うんだけど、ばなな本は 恋愛 ものだから、欲情しない。恋愛性愛 ものを 分けて・・性愛ものは異性が存在しないとなりったないが、恋愛ものは同性にたいしてでも、現象にたいしてでも 建築にでも 恋してもいいわけで、奥深いんだよね。

車谷本 と ばなな本の 併読がよさそう。映画は1本750円だけど、ばなな本は 一冊100円の掘り出し物なの。ダイエット月間・(ダイエット人生になりそう・・) だから 残りの8月は ばなな浸けだぜ! 夏休み てことでいいや・・車谷本も探してみりょう 


岡崎浩司さんから2冊の本が宅配で送られてくる 

・・昨年の高山での講義(というより私としては丁寧にもみほぐしていただいた足裏マッサージに対してだったりもしますが)遅まきながらのお礼として・・

高山建築学校伝説(趙海光+高山建築学校編集室)建築造型論ノート (倉田康男著) の二冊でした。岡崎さん編集などご苦労様でした。


★イラク大量破壊兵器「すべて廃棄」 元責任者、英TVで ・・とのニュースありげげぁーあ・・イラクの地で 死んだ人々が超 気の毒。噂のようにビンラデン一族ブッシュ+カーライル系の共演・・ 銭儲けのために 命をかけて世界の一部が付き合わされていたんだね・・ 日本は平和憲法を守るのだと演技してたち 質の悪い芝居に巻き込まれないように・・上手に演技してほしいよな〜・・ポチ外交は国益・人益 に反してるぜ・・



  8月11日 晴れ 少し気温がさがってきてるな 夜30度を下回りそう

吉本ばなな の内部で その後の 他者性がどうなっているのか、興味が湧いているので 近くの本屋はないので ブック・オフで捜す・・ばなな本は たくさんある。「うたかた/サンクチュアリ」「FRUITS BASKET」と古い順に 買い求める・・求めるなんて 大げさだな 掘り出し物 1冊100円だ。

すっかり プーオヤジ になりきって 暑い夏をやり過ごそうとしている。今日は汗は出ないので、今井建築スライド・スキャンをやれば いいものを、プー精神を開花させて ゴロゴロ・・ゴロゴロ ばなな本を よむ。島田雅彦さんとの恋愛論や他者性 対話が面白い。年齢も近いので緊張〜キーンし感じの 二人の関係が 読んでいて ここちよい プーオヤジ


オープンデスクの依頼 メールが来ていたので返信を書く・・

> 前期の授業も終わり、夏休みに実際に社会に出て勉強をしたいと思い、オープンデス クをお願いしたくメールを差し上げました。 先日、千万家・BOX12や多次元フォトコラージュなどを拝見し、空間構成などとても 興味深い体験だっだと記憶しております。

建築について熱心で よいこころがけだと思いました。千万家・BOX12は見学したのですか・・興味をもっていただきありがとうございました。自己流建築なので 教育的価値があるかどうか・・ 多分ないでしょう

8日の晩に ライターの方に質問されました「数軒訪ねましたが住んでいる皆さんが いい顔なんですよね〜・・どうしてなんですか?」そうなるように 考えて作ったつもりですだから普遍性はありません。全て個別解答になってます


> 普段ではあまり知ることのできない設計の現場を見たいと思いました。 もしご都合がよろしければ、是非9月に1週間でも構いませんのでそちらのTAF設計事 務所の方で勉強させていただけないでしょうか。

建築家なんて この社会でまともな生活ができる なんて 思っていないんですよ だから他人を巻き込んで不幸をまき散らしたくないので 20数年間 人は雇ったことはないんですよ

仕事の取り方・営業能力は幼稚園生以下なんですね でほとんど 無い状態・・時々建築家になるような感じです。毎日設計してるのが建築家の姿だとは思ってません

注文以外に 与えられた時間 は 「建築あそび」を開き 記録を作り公開したり 他者の建築を見学したり 体験記を書いたり 女の子と遊んだり 多次元フォトコラージュを作ったりして ホドホド楽しく消費しています

今年の夏は 超暑いので 7〜8月は夏休みです 毎日ゴロゴロして本など読んで ついでにダイエットもしてます 日々の生活はサイト内の日記にて公開してますので暇なときにでも http://www5c.biglobe.ne.jp/~fullchin/p2/p-2.htm


○○さんの将来の希望がどのようなものなのか分からないので これ以上なにか書いて差し上げることができません 毎日ひまですから食材と酒を持参するなら私の家で2〜3日 寝泊まりするのはかまいませんよ
(・・建築家は食い物を自分で作る 調理が得意でなければなりません) 

ま 将来のことを考えて、担当教授とも相談され 役所とか大きな企業を目指されたほうが 平凡で普通に幸せな人生が手に入ると思うのですがね〜

では この程度で失礼させていただきます   




8月10日 薄曇り そよ風 野鳥 子供 ミンミン蝉が鳴いている 31度
昨日の原発事故 長崎に原爆が投下された日  の事故ニュース なんで 日本でまた 被爆事故なの〜か と トッサニ思ったが 蒸気配管の破裂だった 死んだのは下請けの人・・人 なんとも・・可愛そうだ・・夏休みなので死んでしまった パパと古里に帰る予定もあっだろうに・・。発電所の事故は原発だから報道されるのだろうか・・。 


6月末に菊名のDouble squareを見学させていただき 内外部の建築写真を撮らせていただいたきました、今井公太朗さん建築のスライド216カット焼き上がる。よそう より美しいかもしれない そうとうキツーク露出過〜剰 に撮ったんだけど、それなりに使えそう

体験記の下書きはすでに終わっているが、フォトコラと同時にサイトアップしようと考えていたので仕上げてない。新しいフォトコラ・ソフトは使いこなせるのかまだ試したことがないよ・

今井建築は純正建築なので「俺なりに 襟を正したフォトコラを作ってみようか・・・」と現場をみて思いついた。そうなると 相応しい気分が俺に降りてくるまで待っているしかない・・で放置。半年先になるのか  見当がつかないが 放置。

映画・東京原発
を見てた時だったかな・・先週末だ 俺の気が熟したかもな〜・・と不意に頭がささやいたので現像所に出した。 現像も直ぐ出来上がらないフクシマ。 

ラブラブ大阪での スライド現像は数時間で現像と画像の一こま一こまをデジタルデータにたCD−ROMを付けてくれる。それでも1本500円ほどと安価。福島じゃ何日もかかって現像だけで850円ほど・・・フヴェンデ コゥカ ウック シマ フク シマ!  写真屋さん努力して〜

スライドをスキャンするのだが・・空調してない 仕事場だからな〜・・汗を垂らしては スライドにカビが生えちゃうしナー・・と怠ける理由を捜す。


日曜日の呑み会の席にいた 将来ニュースレポター(戦地などの)を目指している 高校1年せいの工藤麻莉さんの 一言と サイン それから 高校生で 阿部サダヲとの共演をめざしつつ 役者志望の佐賀藤矩さんの 一言 と サインを壁に貼る 

my子達は大人になってしまったので、若い人と話し合う機会がとても少ないので、捕まえて多いに話を聞きまくる・・みなさんよく考え夢に向かって生きていると思うけど 傍で親が足を引っ張るような 様あり・・ 自分が体験したことがない事を不安がるのに 体験したことがない 明日については子より自信満々なのね・・ 可笑しい


東京から来場していた詩人渡辺めぐみさんから「ベイ・アン」という詩集をサイン入り、好きな言葉入りで いただく。死が中心のテーマなので プロ詩人谷川さんよりは純な苦と闘争や生活があるよな〜と 思ったり・・



  8月09日 昼すぎ雷雨がやってきたが雨は30分ほどで あがる

昨日 谷川俊太郎×和合亮一さん+40人ほどの朗読者による詩の朗読とトークショーを見る 和合さんに「打ち上げまでつきあうように・・」と誘われたので・・俺暇だし・・深夜まで呑む・・も ダイエット生活が続いてしまったので、世間の皆さまのようにタラフク飲み食いできなくなっていて・・途中退散・・減量効果はここにも現れる・・・食い物を 無駄にする様も 気になるようになったな〜俺 ・

詩の朗読会に350〜400人もの聴衆があつまる 公共放送が取材に来るなんて事は・・・ 10年前に和合さんが開催していた 朗読会では想像できなかった・・・ 一過性の流行りなんだろうか 谷川さんの力なのか・・真夏の謎・・

吉本ばななのムーンライト・シャドウはキッチンという本に収まっているのだけどキッチンの方も読んでみた。

死と食べることをサブテーマに 王子様 と 女性達(通常は女一人に男が2人絡むもの多し)を巡る お話なんだけど、住居のパブリック化がすこし語りはじめられている・・ように俺には思える。 住居に他者を住み込ませた場合に起きうる 問題などに触れている・・だから俺には興味深かった。吉本ばなな の 住居をパブリック化する思考がキッチン以降 どのように展開しているのか、 知らないけど 微かな芽吹きがみられるキッチン その後の ばなな 小説にチョイ興味が湧いた

昨日の朗読会に来ていた、my模型職人であった齋藤種魚さんの話によると、一軒の家に多数の他者と暮らしているようだとか・・なるほど・・そういう展開になっているか・・と益々興味がわく・・でも 注文し取り寄せて読むきはない 廻り と 食い物をメーンテーマに小説を書くなんてことは 賢いンじゃないかと思う。

box2の持ち主も来ていて 彼女が住んでいる町 霊山町 その町出身の写真家 菅野ぱんだ さんの情報も得る・・彼女は親から写真集・本をいただいたとか・・



  8月07日 空の半分晴れ残り鉛色の雲・・カラスがフラついた 声で南の空に浮いている 雷雨がくるかも・・33度


2行読んで これいけそう! と思ったので本を閉じ 置いた 昨日の吉本ばななムーンライト・シャドウを読む。あとがきに「・・・克服と成長 は個人の魂の記録であり、希望や可能性のすべてだと私はおもっています・・・」と書いてある。

そのよき短編は 二十歳ほどの女性が同じ年の恋人を交通事故で失い、残された私のあとがき通りの 克服と成長の魂の記録が書いてある。これを読んでいると「他者の死」が突然現れたときの事を蘇らせてくれる。小学3年生だった俺の目の前に訪れた「死」は 恋人や親の死ではなく、叔父24才の服毒自殺という「死」だった


死がやってくる その日 俺は叔父に手を引かれ街に出 映画館に入った。 2本立ての洋画でどちらも白黒 字幕つき 理解できなかった。子供の俺にはとても恐いという印象だけが残り 拳銃の撃ち合いだったり、腐乱した死体が貨車で運ばれたりするシーンは意味不明の音声 と共に今でも覚えている。

映画館を出 夕ぐれの街のバス・ターミナルに向かうと近所に住む叔父の友達に偶然 出会いバスに同乗した。バス停で降り 道みち 互いの彼女のことを 自慢げに話していた そんなだらしない話の中身を時々聞きながら 家にもどった。 当たりは真っ暗だった。 夕飯を食べて俺は寝た。その数時間後叔父は服毒自殺をした。

夜中に 大きく泣き叫ぶ声や まだ大丈夫だ などと 怒鳴りあう声などが 夢の中に聞こえたのを 想い出すけど、餓鬼の俺にとっては 街へ出たことは 地の果てまでの旅 同然 だったので 疲れ寝入って 起き出すことが出来なかった。

翌朝 寝床を出ると 夕べ 楽しい団らんのあった家の様子は 一変していた・・コレを書き出すと止まらない、私小説が一本出来てしまうので 止めるが・・

手を引かれ街に出た叔父が朝起きてみると 線香の煙がゆれるなかに  顔には白い布がかけられ 体には鎌が乗せてある 死体となっていた。 そのご餓鬼の俺も何日も泣き続け、小学校の作文にも書いたりして・・突然やって来た人間の死に抗った記憶がある

父は「弟の自殺の原因を知っている」と一度 俺に言ったことがあるが 語らず死んだ。 残された曾祖母や祖父母 両親 3人の叔母達 それから身ごもっていただろう叔父の恋人や恋人の家族の哀しみというのは 今では想像出来るが、餓鬼の俺には理解できるわけもなく ・・今まで手を引いてくれた人が  死ぬ 死んだ という現実やあとに続いた長い葬式の儀式の詳細の様や 人々が後々まで嘆き哀しみ泣くわめき続ける 姿や様だけが 刻印されてしまった。

それから 叔父に残された者達も死んだし その後できた俺の友達も癌で数人死んだ俺は他人の死に対してとても冷たいヤツだと思う。病気でめそめそしてるヤツの傷口を塩でモムようなことを平気で言う。

女医に「もうじきあんた死ぬのよ」と宣言された時も 俺は 俺の死に対してもとても冷淡に 対応して生き返った・・。

ムーンライド・シャドーを読んで 「私より先に死なないでね」というmy妻やお姉ちゃん達の声を思いだした。俺のように あれ以来 死に対して非情・冷酷・冷淡で居られるやつは、他者の死を数多く 受けとめなければいけないわけで 友達や愛人たちより 先に俺は死んではイケナイ宿命なんだ と思った



  8月06日 晴れ 34度

数日続いた少し強い風はやんだ 庭の水氣がだいぶ奪われたようで、木々の葉が黄色に・・水枯れ症状が出てる。雨は降りそうもないので夕方 水をまかないと葉が散りだしそう・・。柚の葉を食べてたアゲハの幼虫は姿を消してしまった。 蝶になるには早過ぎるだろ まだ・・柚の実は数えることが出来るほどに成長 8つの実あり。

フォントキャッシュという機能が破損してPCの画面の表示がおかしくなったので なおす。フォトコラソフトなど使えなくなるのだ。久しぶりの症状だったので操作を三度間違える・・糞  暑い昼・・携帯電話の電源切りっぱなし・置き忘れも 多発・・暑 いので持ちあるくのが苦になっている様 。

毎週デジ絵館をかけ替える。写真を撮る面白さの 一つは人を撮ることだとおもうけど、俺は知り合い以外に カメラを向けることが苦手なので モノや風景や植物なんかばかり撮っている 軟弱モノなの。人に迫れるような気力が沸かないので撮らない。少し寂しいことだと思ったりする。

昨夜電話で名古屋の小林聖明 さんに1年以内に 開く建築あそびの講師を依頼し快諾していただく。来年3月 あたりがいい と思ったりするが 学生生活を終え職にた後のた夏休みの今頃でもいいかもしれない。秋田出身で仙台に住んでいる横倉正理さんの講演は年内に実現したい・・。


チャタレー夫人の恋人を3頁読み進んが気力無く 吉本ばななのムーンライトシャドーを 2行読んで これいけそう! と思ったので本を閉じる。

青春18切符を使って旅行しようと・・急に思い立ったが行きたいところは・・・と考えてみた・・三陸海岸をトロトロ北上して青森当たりで建築キョロキョロがいいかもしれない・・そうすると 国語教師兼詩人の開く(引っ張りだされたのかも)イベントに 8日は参加できなくなるな〜・・

イベントよう掲示板にチョイ質問を書き込んだら 大クレームが発生したとかで詩人から講義の電話・・ワイワへ した・意味や真意を理解できなかたけどホドホドで止める。事務局からのメールの返信も部外者に対する説明にはなっていない・・・が。返信出して安心〜・・の露骨な文面なで返信せず。身内には了解済みだったり触れずの問いだったりするのだろうが、主催者の意図を何も分からずに「来いと」招待状で誘われて 鵜呑みで 参加するほど俺は退屈じゃないぜ ・だが 雑多な問題は触れずに置こう 久しぶりに知り合いの詩人と会って話すことにして・・
 
 ぶらり旅は来週 以降 考えなおして  実施しよう



   8月05日 (注 飯 喰いながら読むことを禁ず)

 曇り空の隙間から日がさしている。夏の蝉の音・・今年初音のミーンミンが遠くから聞こえている・・夏がもうじき終わるのかも 数日続いている風も止む気がないようだ。空の隙間の日射しはどこかにカンカンを少し捨ててしまった様。

異常に暑い7月だから夏休みだ!ついでに豚っ腹を追放!なんて極楽トンボを決め込んで 先月から減量グダグダ生活を始め 今月まで 2月月間続けようと思っている・・目標体重に到達してこれ 以上続けると干からびた猿・・干からびた 天然パー猿 になるんだけど・・まぁ月が始まったばかし・・末まで続けてみよう・・同居人がもう止めな・・と 呆れているけど。

減量を開始したら喰わないから糞の量が少なくなる・・当たり前か。神戸・淡路の震災で話題になったけど、人間も糞垂れ動物で 避難所に集まった人・人の糞を処理することが非常時に困難だった話を思いだした。

その時は 避難所だった校庭に溝を掘って 一列にウンチ座りして垂れ 他人の肛門から垂れ落ちる、他人の他者である 糞を眺め愛ながら・・美人 屁もする糞もするブルビリ・・なんて歌っていたかどうかはしらないけど・・・避難所排泄生活。 貯まったら埋め、隣に溝を掘り 垂れ埋める。 糞尿の 眺め愛をつづける・・日頃人は自分の糞が何処へ行くのかさえ興味が無いんだけど 豚のごとき わが体内に美味い食い物を詰め込みたがる。グルメだとか抜かしてたらふく美味い糞を腹に抱えて いい生活だ〜なんて 豚目を潤ませ ていたりする。

地震のショックの上に糞垂れのストレルが追い打ちをかたそうだ・・一番よいと思われた解決方法は道路にある下水のマンホールの蓋を開け放ち、糞垂れ人間がそのホールに落ちないように 板二枚を平行に渡して、周囲を囲う、救急仮設便所だったそうだ。


俺は建築家だから住んでいる町の糞尿 や俺の糞が何処まで運搬され何処で処理されか知っているし 現地にも行ってウロウロし怪しまれた。 

こんな処理の仕方は止めろと文句も言ったことがある。だから自分の肛門がどのような経路(銭も)で阿武隈川のあの排水口に 接続しているか 下水道課のお役人のような現実で思うことが出来る。あの処理場は福島中の糞をたらふく処理して成長しつづけているだろう。方々の糞の処理の仕方を勉強したこともあった。勿論下水に絡む利権や反対運動のこともすこし・・20年前の話だ。

とくに琵琶湖の水から 大阪の淀川の神崎川の関係は興味深い・・上流の京都当たりの下水を処理し水道水にするために トリハロメタンでやられていて「癌の発生率が大阪は高い」と専門家は指摘していた・・先日ブラブラした名古屋は水が美味い・・毎日ペットボトルに詰め替えて2日ほど サイクリングした実感だ・・・・あぁ糞の話が水の話に変わっちゃった。

ダイエットしているからなんだろうが・・モノヲ喰らう俺の哀れさっていうのが身に染みていて・・他人と会って モノヲ喰う(空う)のが嫌になっている・他者との間に食い物を入れた関係が 痛く思えちゃう ん だな俺・・・・そんなバカは居ないだろう・・だから引きこもってしまう俺 いい夏休みなのだ・・こんな思いに至るなんて 予想してなかったよ 


お陰さまで ほとんど小説なんか読まない俺が・・何冊もという程の冊数でもないな・・読んでいる。平野さんの「滴り落ちる時計たちの波紋」を皮切りに・・名古屋友達wさんがくれた2冊  「カンバセイション・ピース」と車谷長吉(くるまたに ちょうきつ)さんの「赤目四十八瀧心中未遂」・・タマラン タマが乱れる 玉乱・・魂乱・・


HPを開設してこの映画の制作関係者からメールをいただき 沖山さんの居場所を捜したことがあって・・福島でも上映されたので 車谷本の映画を数ヶ月前にみていた。 後に原作を wさんから頂くとは予想していなかった

原作を映画は撮っていないっていうことがはっきりした・・撮れるハズはないかもしれないけど配役とカメラワークが悪かったのではないかと思ったりする。

そんなことはどうでもいいことだ 平野さんの「最期の化身」をものも言わずガキ 糞溜へ!と突き落とし 牛刀で救済の手を刺しのべるような本なのだ・・。

真夜中に・・・ガタガタ鳴るポンコツ扉を開け放ち 自販機ビールを呑みたくなるし・・おおよそ1年まえの 大阪ラブラブ菜園調査生活での 下着の街・あぁ・・あの街へ再び戻りたくなる・・女陰(ほと)と男根玉 の なめかたの 詳細は書いてないんだけど前後の文字とともに浮かび上がる ・・人が動物に回帰した根元的で恐い性交の表し方・・根限りの烈しいまぐわいをしたくなる・・金玉 たたなさそう〜でもたてる・・・・超 大人 遊戯人の優れた文態


・・それはこの世のことならぬ至福だった。そうであるがゆえに射精は死だ(p142)

射精 ・・死・・・快楽と至福が 他にもあって。文字を刻印すること 日々暮らすっていう その物書きの地獄・至福ってのが 車谷本 んだかも・・・

 20代の女と30代の男の設定だけど 餓鬼まぐわい じゃないことは確かだ 超大人の まぐわい 詳細はまた後日・・また長く書いちゃったぜ  俺の夏休みのバカ日記 ・・今日はチャタレー夫人の恋人ですよ 石川さん・・ 呼びかけてみたりして・・



  8月04日 曇り 油蝉が信夫山の方で微かにないている 33度 ダイエット月間だが・・目標通過しても下げ止まらず・・my子お下がりズボンユルユルに 

朝方5半頃 ほとんど鳴らない仕事場の電話が鳴った!ので ぼんやりした頭手で受話器を取ったら切れた・・??・・頭の上では3日ほど風が止まない〜・・中途パンパに閉めて寝たので・・ポンコツサッシの楽器かな〜になっていて・・すきま風がサッシを振動させ もの凄い唸り音をあげて 仕事場の空気を引き裂いていた。 賑やかな朝だ

詩人国語教師の和合さんから 8日イベントの案内状が届く・・名前の漢字が間違って裸〜・・さすが詩人国語教師のやることはいけてる(笑い)


過防備都市を読み終える・・安全確保  自然災害にはじまり核の安全の話にも・・いやいや俺の人生の全ての安全なんとかして〜・・まで・・あらゆる場に顔を出す問題だけど、自分の自由をどこまで監理されたいのかと背中合わせだからね・・・・自由を放棄して監理・監視された 見せかけの安全都市の中で生きていきたいのか とう問題の答えをださないとイケナイ。安全を求めすぎると 警察マワリの利権に食い荒らされていく

マイノリティーレポトの状況の 犯罪事者(?)の事前逮捕がもっと進むね〜 そうだな 遺伝子まで監理され・・コヤツハ犯罪遺伝子ダカラ 人間にシテヤンネー・・って話まですすむかもね・・そのまえにオ前ノ体内ノ精子ハ犯罪性遺伝子ヲ持ツカコトニヨッテオ前ヲ逮捕シ タマを 改善スル・・なんてことになるかな・(笑い)こういう分かり易い話しにはならない・・モット分からなく進行する・

名古屋 堀川 遡上のチャリ旅でも柵がやたら多くて、危険だから立ち寄るなって標識もあった・・美しい川面が柵で見えない・・川に落ちて死ぬヤツが悪い・・んだけど それを河川管理者のセイダって訴えるヤツがいると・・ハイ来た待ってま安全管理すぐしますよグリグリ・・と・・実行され終いには 俺の精子犯罪テストまで行っちゃうってことがあるかもだ・・安全にまつわる病が徐々に進み自由が奪われてしまっても気が付かないかもしれないね・・そ

 都市は危険なのだ・・もともと生きているって危険な行為だかしね〜食い物無かったあら皆さま餓死するし・・例えばオネイチャンと楽しく暮らしていたとする・・それだって充分 危険でしょ・・あぁ取られちゃったから・・逃げられちゃた〜・・よそのお姉ちゃんにちょっかい出して ミー・・オォ怖い・・(笑い)ほんとうに 安全が欲しい人はママに監視してもらったらいいね(笑い) それとも監獄内で監視カメラ付けてもらて動物園のゴリラのような暮をすればいいのじゃないかな〜・・

ゴリラは安全過ぎ・監視され過ぎ危険なお姉ちゃんと ちゅちゅも出来ず ストレルで胃潰瘍から胃ガンになって死ぬってことだろうね・・・どちらにしても死は避けられないから 危険だけど愛するオネイチャンに殴られる自由を!だね 毎度だけど 本の話と 関係なかったね 

アジアカップで サポターが 攻撃されているようだけど・首相が15日・靖国参拝で仕返しすることなく 願いたいな〜俺は・・そして、多様な人間が存在してて いいんだってことでじゃないと・・治安に向けて走り出したりすると 過去の教訓を生かしてないってことになるから ね・・体験交流もなく 鵜呑みのように 米欧をバカ 単純に崇拝しアジアの人人を卑下するような考え方はまだあるからな〜・・何でなのか俺には理解できないんだ・・・似たような肌してる人間が似たような人間を蔑視する考え方っての・・・・国旗のもとに スポーツ選手が頑張ったりするのも・・俺 たぶんオリンピック中継みないな・・・。




   8月03日 昨夜もコオロギが仕事場の北足もとで程よい音色で歌っていた。夜風にあたると風邪引きそうだったから、少し細めにまどを開けて寝た。

仕事場でアレコレグダグタしながら寝イッテしまうのが習慣になってしまっていて、my寝室のベットで寝るのは建築あそびの晩ぐらいかもなのだ・・笑い・・特に建築あそびを実践するようになると どこでも寝床を! すんなり行っていて・・、女の家だろうが友達のイエだろうが委細構わず 誰の家にでも泊まり歩くようになって、大きな迷惑を方々に振りまいている。合理的で昔家的ケジメをつけて生活している人には理解されない話だろう


カンバセイション・ピース(保坂和志著 以下・・保坂本)を読み終えた。先月の下旬名古屋へ行ってウロウロガシャガイと騒いで来たのだが・・俺 なにしに行っていたのかな?・・ 保坂本を読んで「あぁそうかこの本とあの本をもらいに行ってきたのか・・」と今頃 腑に落ちている始末・・毎度のことだ・・から想像整理するために人に会う間隔を調整せざるを得ない・・。

この本はカンバセイション・ピースであの本は五十嵐太郎さんの過防備都市だ。過防備都市の方は建築関係者は手にとって読まれたことだろうから保坂本の感想などをチョイト書いてみよう。

簡単にしちゃう・・我が身に引きつけた我田引水的書き方だ・・千万家の多次元フォトコラージュは設計者である俺の制作の過程の5年ほどの記憶と思いとそこで起きた事を繋ぎ現した映像ものだ。写真と写真の間をただ歪んた時空が移動し、その曖昧なに 読み手が色んなことを付け加え解釈し直し、新たな記憶として受けとめることが出来るように作ったツモリ・・田中浩也さんの俺にとっては極めて・天才的なソフトの お陰様で作れた代物だ・・。

保坂本は・・古い店舗付民家(亡くなった叔父の家)を舞台に展開される対話もの・・千万家フォトコラを時間を40年ほどに伸ばし記憶を・・現在使っている6人の人間と3匹の・それから建物やかつて住んだ人間の記憶や思い等を 文章でもって激しく多次元コラージュした読み物(俺の勝手な言い方)である。 どこから読み始めても良さそうだし、エンドレスで読んでも苦にならない優れものだ

モット優れている内容は その古い家で生活する 私と 他の5人の血縁が全く無い そんな人・人の未来の理想のような都市の日常書かれていることだ。 作家である40半ばの私=内田高志(170p)とシンクタンクに勤めている妻理恵(167p)。HPなどの店を営む高志の大学三年後輩の佐藤浩介(170p)従業員沢井綾子(女子プロ並みの体格)同 森中(180p90kg男) 妻の姪 ゆかり 150p19才大学生

帯には関川さんとう人が「どこがおもしろいのか、と問われてもうまくはいえない。しかしおもしろいのである。日常は平和なままスリリングにえがかれ得る。小津安二郎の映画のように」と書いているけど、小津映画は夫婦以外は血縁の対話劇であったと思う。・・小津映画研究者が読んだなら 指摘し教えてほしい・・。

7〜8年前の千万家を設計時に似たような状態を夢想したんだけど、保坂本のようにリアルで重奏的ではなかった事を思う・・それにしても寺山修司の「家出のすすめ」のお陰様で・・家的人間関係を解体排除して 悪徳 SITE・しまくって自立せよ(国の自立も言っている)だったから・・目の前に広がる 血縁的人間関係や 強制的に収容され教育され惰性的に作られてしまう小・中学校の同級会的人間関係ヘドが出るほど嫌いな俺は 変人視されているんだけど・・

「家出のすすめの」後に保坂本のようなカタチで人間関係や記憶の様が書き継がれたという現実に出会うと・・ぅ〜・・嬉しくなって〜少しやる気が ほんの少し湧いてしまう。


俺は建築あそびを実践していて、呼び屋のような見方をされるかもしれないけどおれは呼び屋になんか全くなる気がない。・・・呼んでいる人間の質は俺好みで とても厳選しているのだ。簡単に言うと公共圏的思考を実践している人だ。最も近い講演記録の石川初さんにしても都市の植物のありようの面白がり方や その私物化の実践方法はベースがそこだ。

藤村龍至さんの小学校の存在しつつある人と人の重複重合関係から導き出されるアドレスをテーマにした小学校計画・・近々予定の堀井義博さんのwebでの裏 栄螺的行為・・数年後講師として頂く予定の松川昌平さんやベラジュンさん達の syncの実践は言うまでもない。

過防備都市の指導者達は俺が考える時空と人間の関係が全く逆に出てしまう都市住人達だから 変形保守的であり 新しい人間関係の創造には怠惰で、血縁だとか同僚だとか同級生だとか 生まれて来れば 嫌でも填められてしまう 人間関係を意味も考えず後生大事に生きる人間達だから、未体験な他の人間に対しては極めて閉鎖・閉塞的で他者を排除しようとするわけだ・・よがりつつ・・ 同級生の珍歩でも なめ 腐って られてられ腐って  生け! 団塊爺婆百姓村根性者ドモめ 

そのような人間達がつくり出す鏡像を観察収拾して 五十嵐さんが警告を発しているわけなんだな・・五十嵐本を全部読んでいないのにこんな事書いてしまう俺 

保坂本と五十嵐本の併読を推薦し オモロイ社会を考えようぜが今日の日記なのだね!!・・なんで俺って アホなことを広角の・・ 毎日書いてイルの・・猛暑の・・夏のセイダ・・にして今日は止めた・・




   8月02日 昨夜もチロロが鳴いていた 晴れ 昼前まで風が強かったけど弱まったかも。33度

ダイエット月間は続いているんだが 目標体重に近づき、豚腹・豚にしつれいか・・ が少しスッキリして来て・・頭髪の伸び具合が気になって来た。散髪をしてもらう・・白髪・・気になるけどオヤジだし 俺 しゃーない。

シャワーを浴びて 切った髪の毛を始末しに外にでると、昼のカンカン照りにも秋が忍び込んできているようで 肌に触れるカンカン照りを通過して来る風にそのカンカンが重なっていないのが分かる。気のせいかもしれないが・・・・7日は立秋だし・・そのあとに お盆がきて・・そこを過ぎると朝夕涼しくなり 秋に踏み込んでいくのだから予兆はあるだろう。

柚の木揚羽蝶の4センチほどの幼虫がいて、盛んに柔らかそうな柚の葉を喰っている。頭から尻尾まで9程にくびれがあり人差し指ほどの太さ。濃い緑色に黒と白の縞模様を 数本巻きつけていて、吸い盤状の足もたくさんあるようだが葉に隠されていて見えない。

くびれた箇所の皮膚をアコーディオンのように畳んでは重ねて、前進して美味い葉を捜しているようだ、大きな擬態のような目の文様はあるのだが目じゃないだろう。トリに捕らえられないように上空威嚇・防御文様の擬態目だ。トロトロ進むのだが、デジカメで捉えようとすると案外動きが速い・・

柚の実は3センチほどになっていて 葉が食べ尽くされと秋になて一人前の柚にお目にかかれないかもしれないが・・お盆が 近づいたので幼虫を取り除くことを止めた

揚羽蝶は人間の生まれ変わりだと信じていた過去の人・人もいたわけだから・・誰かはしらないけれど、生まれ変わっていただき チョイト変な気候状態の 今年の夏の空に飛び立っていただき オイラの家を ねぐらに・・・ a!たり の様子を見ていただくことにしよう。



  8月1日 晴れ 風 ちょい つよい ので 隣家のバカ風鈴ガガガチ鳴りっぱなし、風情は泣くなく・・カンカン照りを後押ししてら〜 33度 。デカイ青虫は我が家の柚の葉を喰らい揚羽蝶になり飛び去った。 秋を一足先に 知っているかのように コオロギは昨夜鳴き始めた 風鈴のように風任せに鳴かないのでチロロはよろしい音。

 先日名古屋でいただいた、保坂和志さんのカンバセイション・ピースを読み始める。世田谷の古いテンポ付民家のような家に 6人と猫が暮らすお話のようだ・・記憶の扱いや住居からパブリックを思考するためには 参考になりそうな内容かもしれない。例によって日常を淡々と書き進める手法だけど、グッタリ暑い夏の昼寝時に横になって読むにはもってこいだ・・数頁よむよむ・・。


山川元 監督脚本 「東京原発」をみる。日本のエネルギー政策を批判した映画だった。毎日流れてくる 赤字の国家予算・を猫ババする 政治家・官僚・業界人達(国賊)の不正行為は後を絶たないし、死に体国家の赤字財政の毒饅頭と知りつつ喰いあさる 税金乞食と化した下々の小賢しい者達の ハイエナ的 ニュースの洪水。 日本の現状を認識するのに余りあるポンコツ人間の山。・・・じゃ〜どうするのょ〜・・ということだけど・・・例えばエネルギー政策を映画作って批判したらこんなんじゃないのという映画。

だから この国の現状では 真面目に対処できるような 時期はとっくに過ぎて、それでも描くならコメデぃー・ブラックユーモアーにしかならないのだ。韓国映画の様な単純な構成とエンターテーメントを手に入れることは テーマを絞っても難しいだろう。

毒饅頭屋敷 を描くなら 暗く閉塞的な物語にならざるを得ないのだ・・日々毒饅頭を喰らい痛む我が身体を観察記録するような・・死臭を放つお話かな・・気合いを入れてみたところで、官僚はじめ皆さんが ずるするから、何処からかその気合いが すーすーと抜けていく・・・ぽっかりカンカン照りに浮かんだ 穴だらけの気球屋敷でもある。そんな閉塞的で 胸くそ悪く とても人間らしい悪に満ちている世の状況をコミカルに描いている 映画だった。

少年が核燃料輸送車を乗っ取るお話を併走させるんだけど、俺は同置させないほうが、猛毒を描けたのではないかと思った。テポドンが浜岡原発や六ヶ所村をねらい撃ちするって会話には苦笑するしかなかった。

 コレからも政治や政策を批判する映画をドンドン作って教育的・興行的成果を収めて 欲しいものだが・利権がらみの圧力が方々からかかるだろう、・・・ 毒饅頭 屋敷の宴会場のような日本 ここまででも大変なことだったのかもしれない。

日本には52基の原発があり、福島県は早々と原発が10基あり 毒饅頭を体内に仕込み済みで毒饅頭を喰らい生きている人多しかな・・チェルノブイリ事故後(近頃観光旅行のコースも出来たとか) my知人消防士は福島原発で事故が発生すると俺 死にに行かなくちゃならねんだー と言っていた被爆防護服なんて役にたねーだろう・・。 

 原子力開発の研究に税金を注ぎ込むなら、新エネルギー開発のために人材と金をつぎ込めばいいのは分かっているが・・その考えは 電力業界からの政治資金によっていとも簡単にかき消されてしまうだろう・・ 毒饅頭屋敷 毒饅頭の投げ合い。 新エネルギーのために 誰が政治資金を出すものですか・・誰もいないから・・このままズルズル行くか・・画期的で安価な燃料電池が売り出されれば、電力外車はポンコツ車になるだろうけど・・

若い研究者に期待するしかないんだ・・頑張れ 毒饅頭を喰ってない若者き研究者達よ!!

メモ
新エネルギーなど  http://www.jnc.go.jp/park/q-a/sin/12.html

輸入先や核燃料の輸送方法などhttp://www.nsc.go.jp/hakusyo/hakusho09/020101_5.htm 

 ここの 講演資料のなかの まとめで 安全はないって 威張っているよ(笑い)   



     猛暑お見舞い申し上げます・・ テスト  ・・