2003年 3月 の日記            HOME
 
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3月31日 薄曇りの空

庭の桜の蕾は紅をさしたような色に膨らんで明日にもパチンと破裂し咲きそうだ。庭の桜は3方建物に囲まれいて日当たりが良いうえに風通しも適度なのだろうか、周囲の桜より早く咲いてしまう。手入れなんてしてやらないんだから日だまり具合がよくいのだろう。今週末は庭の桜は満開になりそううだ・・。

雛を失った煙突の鳩は沢山の糞とモギャモジャの巣を残してどこかへ行ってしまったようで、煙突回りが静かだ。葉桜の間を飛び回る雛鳩の姿をみることが出来ないのは淋しいしが、薔薇や蔦の新芽が一気に吹き出す気配で 植物たちは日増しににぎやかになっている。

毎週写真館・・デジ絵舘の絵を掛け替える。スライドをスキャンして画像のデータ量を少なくしているので、手持ちのスライドとの質と比較すると相当悪い・・御免・・毎度悩むけどデータ量を大きくして枚数を減らそうかと・・今日も画質を落として枚数を5枚掛け替える。



3月29日 曇り風少々あり冷える

今日は社会保険事務所から呼びだしがある。年金免除のことで。数年の貧乏人生につき免除申請してる。免除申請しなくても300ヶ月納めてしまったので、問題はないんだけど、ルールがあるので免除申請をしている。申請は簡単なので学生さんや収入の少ない人は申請するといいんじゃないかなー・・。集めた年金を株に投資して2兆円損した等・・年金はおおくの問題を抱えているが・・納めてまともな年金運営をしろと監視するのもいい・・。

地震に耐えるか・・
木造建築の耐震補強はどの程度までするがいいのか・・は難しい。直下型地震がその建築に住んでいる(生きてる間) 間はやってこないと判れば、耐震補強なんてすることはない。地震の発生メカニズムは解明され、一定の周期で地震が起こることは知られているが何処で起こるかを予知するのは難しそう・・日本に住んでいる限りは地震には遭う・・・を前提にかんがえ対策をとるのがいいんじゃないかなー。

補強したからって安全とはかぎらない、直下型地震がやって来たとき補強してない建築の中に居る場合もあるだろう・・外を歩いていて、石の塀、ビルの窓ガラス降ってくる・・電信柱が倒れてトランスの下敷きになるとか・・地下鉄の中で生き埋めになるとか・・考え出したらキリがない・・生きるって危険を伴うことなのかな・・

建築の場合は1978年の宮城沖地震によって建築基準法が改正されたので、この20年の間に出来た建物は耐震性が保証されるだろう。金物などを手抜きしたり、不良工事や木材は腐る・・いろいろ注意して観察しないと完璧とは言えないけど・・


3月27日 晴れ

25日my長女は無事大学を卒業卒業おめでとう!!。数年研修し再度大学に戻るのだが、これを機会に現在の長男との共同生活を解散することになる。長女は病院、my長男は過度の貧乏と楽しい研究生活に突入する・・。

 現在子らが住んでいるRC造2dk家族用アパートの家賃を長男一人では払いそうにない。私も援助してあげられない。そこで家賃の安〜い・・物件を探し・・探す・・していた。「めぼしい物件が見つかった」と連絡があった。古い木造平屋建て3DK。面積は広くなるんだが・・家賃は半分以下だから超安物件・・フムフム・・。

近く予想される宮城沖地震がやって来たら圧死まちがいないし・・物件・・・どうー・・ダッチャー」仙台訛り・・ダッチャ・・に反応して、その物件を25日に調査見学する。

本体は4〜50年は経っているのだろう。いい加減に増築した浴室・玄関・納戸はそうとうにボロボロである。増築部を綺麗に取り除き耐震補強すれば「いいかなー」・・見て触れることが可能な土台は充分大丈夫・・だが鉄筋で基礎に固定されているかは不明。

 柱と柱の間が土壁である。壁の配置が相当に偏っているので、バランスよく壁を再配置しなければならない。現状のままでは地震が来たら回転を伴いグンニャリーと潰れるだろう・・と思った。周囲にはその物件より・・もっとひどーい建物が有るので・・地震が来たら恐いナーと思う。

 平面や壁の位置、開口部の位置と大きさをメモし周囲も観察。その木造住宅は向山と称される場所にある。広瀬川の水面からグーンとほぼ垂直に30mほど切り立った段状の土地に建っている。仙台ガケオンである
 来る・・宮城沖地震で、グーント垂直の崖の崩落はあるのか・・広瀬川に降りて下から現在の崩落状況を眺めること1時間。
 ところどころ表土の岩化していない(数億年はかかるのだろう岩化には)所何処をが崩落している。他の位置は前回の宮城沖地震は多分30年ぐらい前だろうから・・その住宅が建っている崖には30年以上は生えていたであろう、欅の木がたくましくヘバリ付いているのであります。その場所は次回地震でも多分崩落はないだろうなーーと思った。

広瀬川は一級河川だろうから、川岸の崩落が予想されるのであれば、国交省は護岸工事をするだろう・・なー・・などと話ながら、広瀬川の流を隔てて向かい側の崖めがけて石を投げつけてみたが長女と私は届かない。my長男の石は崖に当たり跳ね返る・・が堆積岩は崩れない。

グランドキャニオンとは言わないまでも、仙台ガケオンにある・・・広瀬川から見上げる大地に建つ、鉄筋の中層アパート群は何とも・・・シサマジイーであるよ・・。

 予定の貸家の現地調査を済ませ、帰り道にお好み焼き用食材を手に入れて、新酒生酒で乾杯をする。

酒を飲みつつ平面図などを書いて検討する・・なんとか気休めの耐震補強して引っ越すことを決める。基礎の鉄筋の入り具合や小屋組などは外から見ても判らないので、気休めの耐震補強と思っておいた方が身のため・・で・・地震が来てもペシャンと一気に潰れなければ良しなのだ・・とする。貧乏人は地震が来たら外に出て、圧死とやがて燃え出すだだろう住居から逃走しなければならない。

そのためには逃走用隙間の確保を目指すが大切。徐々に潰れるように補強する。そして潰れつつある状態の中から脱出する。潰れちゃった場合でも、脱出可能な隙間を確保すべく知恵を絞る・・2つのことが主な目的である。入居しつつ補強をする・・ことにした。

ボロ屋(持ち主には失礼か・潰れることが判って貸す大屋は犯罪者か・・それを知って住ませる建築家も同罪か・・・)の耐震補強体験記は続く予定ダッチャ・と仙台訛り書いてみる


3月24日 曇り

庭で鶯が鳴き始め・・ワン・フレーズまともにさえずれないのがオカシイ・・2〜3度練習をして飛び去った。春がやって来た。

雉鳩が煙突に巣をつくって数年、真冬でも薪ストーブは使わなかった。今年も鳩はやってきて巣を整えていた。今日はどうしたことか・・雉鳩のつがいが夫婦喧嘩でもしたのだろうか、卵から孵って体毛も少しはえかかった雛が2羽。4Mほど落下している・・地面に叩きつけられて即死だ・・庭に葬る。まだ巣に雛は居るのだろうか・・・。



3月 23日  晴れ

福島の暮らしの情報誌 アサヒファインが配られていた。今日125号をもって休刊となるようだ。休刊にいたる理由は未聞の経済不況が大きく影響したからだそうだと編集後記にあった。編集長の広田一彦さんには目にかけもらったし、面白がっていただいた。千万家の工事現場を8回にわたりレポートしていただいたし、前号では人欄に登場させてい。

広田さんは東京出身で白河市に住んでいらっしゃったので福島市周辺の取材は仕事とだったが、福島市周辺にとても暖かい視線をお持ちで、そのような態度の大人は、ほとんど見かけることができないんで私にとっては貴重な存在。広告主から「続ける道はないのか」と電話があったそうだがうなずける。

お仕事や役職上の方便で 福島周辺に愛情を注ぐ仕草をする人は見かけるが、心底面白がったり、面白がり方を知っている人に滅多に出会わない。休刊ということでまた一人福島から楽しい人が去ってしまうのだなー・・と思った。

偶然手に入れた地元紙に96才の小関庄太郎さんという、福島周辺を撮り続けた写真家が亡くなったとあった。十数年前BOX2は1階が画廊だった。その画廊で小関さんは個展を開いたことがあった。その場でハードカバーの立派な写真集をサイン入りで頂いた。・福島で面白がって生きた人が福島から去った。ご冥福をお祈りいたします。
  

 真夜中にBSでフランス映画 だろうか「冒険者たち」をみた。おそらく30年ほど前の映画だろう。時間の流かた、人間の情愛、死との対面の仕方など、とても成熟した世界が描かれていた。数十年かけて人間を素直に愛おしく思えなくなったような気がする自分に気が付き考えさせられる。戦争反対なんて口先で言うのははたやすいけれど、私はほんとうに人を愛おしいと思って生きているのだろうか・・注意して生きなければ・・・なんの為に生きているのかさえ見失いそうな情況下で生きているんだなー・・と 気づかされる。


3月22日 曇り
当然の事ながらイラク戦争のこと。

白馬にまたがり剣をふりかざすを理想とするならず者と3万メートル上空を爆弾積んで半永久的に跳び続けることが出来る無人飛行機や千キロ先から2メートルの的に当てちゃう精密誘導爆弾などのハイテク兵器の戦争。戦わずとも結果は判っているのだろうに。

何故戦争をはじめたのか・・兵器の在庫処分・性能テスト・戦略の成果を見るためか・・反戦運動に参加しようが多量にながされるTV観戦(勿論互いに都合のいい映像だけだ)の観客に成り下がろうが、なんでこんな戦争していんだーという空虚な気持ちを開放してくれる応えは何処にもないようだ。

日本に生きていると国民と国家とは同一だなーなんて思いこみやすい。一人のならず者を排すれば平和が訪れるなんて単純に考えがちだ。国民国家は発明されそう時間も経たない考えかた。そこに住む民族や考え方を無視して国境の線引きを成り立つ中東の国々はややこしい。人も文化も混じりあう土地柄だ。イラクという国はイラク人と一括りで語れるような単一な国民で構成されいないから争いが起これば、そう簡単に平安が保てないだろう・・混乱必至。

日本にたとえれば下克上の戦国時代を想像すればいいんだろうなー。心は戦国時代の土地に世界の警察気取りのイカレタオジサンがハイテク兵器の性能をご開帳。程良く加工操作した情報を世界中のお茶の間に配信するTV戦争だ。(ジャーナリストはナショナリズムから自由でいられるか)

イラクの人々の心をかいま見るには綿井健陽(わたいたけはる)さんのwebページあたりがよさそうだ。バクダットに住むイラクの公務員の3月15日の心境が書いてある。詳細は綿井さんのページを読んでください。

精密誘導爆弾は戦争さなかのバクダットでも家の中は安全だということを実証してしまうのだろうか・・ならず者に人ナビを付けて精密誘導爆弾を使いたいのだろう。そうすれば建物もインフラも破壊せず戦争は終了・・

 ならず者と判定する基準はどこにあるのか・・核兵器を開発しているらしいやら、アルカイダと関係しているらしい、で人ナビ付けられ精密誘導爆弾で死刑に処せられたんではたまらないなー

日本はイラクの次は北朝鮮をお願いしますということで、アメリカを支持したと解釈されても仕方ないだろうなー・・ますます私たちは危険にさらされたことになるぞー。アメリカが朝鮮半島で同様な行動を開始する前に、日本の政府には北朝鮮との話しあいを再開し平和への努力を積み重ねてほしい・・現状の北朝鮮は変だなんてだれでも知っていることだ・・まともな外交を!

地球レベルではパワーポリテイクス(脅迫政治)と言われる情況を脱するために、分解しかけたかにみえる国連を再度パワーアップし、国連を中心に、きめ細かい情況に適切に対応できるような組織に上げるのが最良・・


3月21日 晴れ

今日から始まった2002年作 イタリア・アメリカ映画・監督・脚本・出演:ロベルト・ベニーニの「ピノッキオ」副題 (嘘をついてはいけません)をみる。

初老のロベルト・ベニーニが演じる子供のはずのピノッキオは童話が持つ不気味で不可解な気分を理解しやすかたし。演技での快活で間抜けで悪気のないピノッキオとイタリア語のテンポがよく合っていて楽しめた。イラク戦争中にあって明るい一人のイタリア人の精神というのをかいま見た気分だった。戦闘シーンに多く使われ威力を発揮するCG画像だが 映画ピノッキオでのCGには好感が持てた。



3月20日 晴れのち時々雪

昼前のニュースでアメリカがイラクへ攻撃を開始したと知る。化学・生物・核兵器などの大量破壊兵器を破棄に応じない・所有してる疑惑で、とうとう米英のイラク攻撃が始まってしまった。80代に購入してた中国・ソ連製のスガッドミサイルを使ったようだから、ミサイルは保持していた。大量破壊兵器が使用されるれば決定的だな・・・。

北朝鮮との関係悪化の中でアメリカの軍事力に頼ざるをえない、日本政府は二枚舌を使っているような気配だ。アメリカを全面支持すると同時に、戦後の国連を中心にした平和構築に向けて(ロシア・フランス・中国などとだろうな・・)連絡を取り合っているようなコメントがあった。

独裁者からイラク市民が解放され平和なイラクを構築するための戦争であるらしい。始まってしまった以上に、短期に戦争が終結し一日でも早くイラクに平和が訪れ、豊かな石油資源から得る資金が独裁者のためにではなく、イラク市民の為に使用されることを期待したい

戦後処理に影響を及ぼすだろう大量破壊兵器が使用されれば、アメリカの発言力が一段と強まり、面倒なことになりそう・・そうは成ってほしくない。こんどのような戦争をなくするためには、地球規模でのならず者・暴れ者を処置できる法律や裁判や警察 などもたねばならない。そのようなモノを国境を越えて人間は持たなければならないようだ。

TVは一日中戦争報道。株価は上げる・・・。

3月19日 曇り

昨夜はmy長男・長女が来て我が家で新酒生酒の呑み会でワイワイと夜中まで 。概ね自分の歩むべき姿を見つけているようで、両人は落ち着いた雰囲気を身につけてきたかな・・。

 東京のあるTV局の関係者の方からBOX取材の申し込みがある。毎度ながら気が重い・・。指定されたBOXの持つ主の反応は鈍い・・なんだかホットする。

近々アメリカはイラクを攻撃するようだ。今日は国会で党首討論があった。イギリスでは10時間も討論し結論をだし、反対の意志を表明するため与党関係者の中からも職を辞した人も出たとか。活発な論議の場があり、生きた民主主義を展開したようだ。日本では30分の間に4党首と首相の討論(?)・・・討論になる前に時間切れ終了だった。結論がすでに有って、後の言い訳のために「討論した」とのいいわけづくりのための討論会(?)だったのだろう。戦争への経過説明をせめて2時間ぐらいTV公開で討論のなかで説明をして欲しいものである。

始めから政府首脳の腹は国連軽視で何があってもアメリカに追従するってことだったと受け取られてもしかたないだろう。

こんな事で良いはずはないのに・・日本は不況下にもかかわらず何処へ出掛けても忙しいと言う人ばかりで・・あれこれ話合ってる余裕さえないんだー。そんなような人が多すぎるなー

三重県在住の染谷亜里可さんはいよいよ東京で座敷がかかったようである。3月19日から4月30日まで新宿のケンジタキギャラリーで新作展。案内状をいただく。数多くの作品が売れるように・・。




3月17日 快晴の月夜である

my長女は今日まで3日間連続で国家試験だった。試験にたどり着くのに10年ほど時間が経過した。結果はどのようであれ、まずはこれまでの経過と努力に御苦労さまでしたと言いたい。入学当初のことを思い出すと・・ 一言で・・10年と・・長〜い時間であるなーと思う。

my顔面はそうとう爺さんが入って来たし、2匹の飼い犬は死んでしまった。末っ子のmy次男は既に自立している・・あれこれ思い出すのには気分のいい月夜である。

この1週間ほど上京して田中さん達とフォトコラージュの最終仕上げを検討し、一端完了とした。指定された場所を巡り歩き、現在進行中の巨大再開発を見ていろいろ考えさせられていい体験が出来た。ついでに多様な困難をも再確認することになっり、貴重な経験だった。

大きな問題というか疑問の源はアナログ写真とデジタル写真を混同し、写真と一括りで語るのは大きな間違いだろうなーという点。多数の35ミリのカラーポジを短時間にスキャンして思ったことだ。スキャナーの性能の問題ではなくて、仕分けすることが困難なアナログな色彩をピクセルという四角の色に還元してしまう時点で発生する問題だ。デジタル写真は便利だけれど、アナログな写真より多く人間の感覚を侮る点があるかもしれないなー・・。

トリアエズ自分の中でどうよな処理をしたら良いのかわからないけど、デジタル写真はデジ絵と呼ぶことで、従来の写真と区別してみる。

だから多次元フォトコラージュは多次元デジ絵と呼んでみよう。そうするとこの数ヶ月に感じてきた他者とのコミュ二ヶーションの困難から開放されそうな気がするし、また多次元デジ絵のソフトの可能性も広がるとおもうのだが

多次元フォコラージュに限らず、ネーミングはとても難しいものだ。文字が生まれたときに捨象され事やモノの大きさに天の神は嘆いたという話を聞いたことがあるが、ネーミングにおいてもまったく同様な気分であり、名によって多様な想像を他者の内部に誘発しちゃうから・・本当に難しいな〜との思を深めた上京の旅でした。

絵と写真の違いについての私見は暇なときにでも書いてみよう。


3月10日    晴れているが小雪がちらつき寒い。  20年ぶりに日経平均は8000円を一時的に割り込んだとかで株価は冷え冷え。地球上に存在する大量殺戮兵器を誰がどうのように放棄させるのか、法等を持たない私たち地球に棲むモノは 軍事力で威圧してるアメリカを見てるだけなのか・・と、こちらも寒い。北朝鮮は正午頃、練習なの脅しなのか砲弾を日本海に向けて打ち込んだとか、日本にとって有事ではないがこちら方面も冷や冷や。

今週は世界が大きく冷え冷えの方角へと動き出すんじゃないか・・といった情況だけど、今夜の最終新幹線で上京しょうmy次男の部屋にしばらく居候だね。日記は書けないので、チャンスをみて掲示板に書き込みます。呑みしたい方(居ないね・・)掲示板などへ書き込むでください。たぶん呑みできます。新酒生酒は持参しませんがね・・

バゴーンと 狙うなら東京のど真ん中だーよなー・・そんな場所へ出掛けて、都市の写真(・・かなー?・・)など撮っても楽しかろうか・・いろいろフォトコラージュし展示するための最終打ち合わせなどしつつ・・・・逃げるが勝ち・・・だとは思わないが、幸せ・写真・生きる・等の言葉の定義など再考したくなってくるんね。




3月9日 晴れ

昨夜は奥会津の酒蔵直送の今年の新酒生酒を囲んで建築あそびをした。予定してた講師が仕事が忙しくて来られなくなり、泥縄式に講師を公募してみたが講師込みがなく、講師無しの建築あそびだった。無定期に集まっては呑んでいたので記録無しの今回の会はなんともノ〜ンビリしてタップリ新酒の香り、味に触れて満足。お好み焼きもいつになく野菜や魚介類の味が絡まってとても水・水しい歯触りで満足。参加いただいた皆さんありがとうございました。

掲示板に住人さんの書き込みがありがとうございました 写しておきます

春の新酒まつり・・・違った!建築あそび。おいし〜い新酒に酔い、才能ある建築家の所感に酔い、有意義な一夜でした。たまにはこういうのもいいなー。なんかホンワカと自由で、浮き世の全てから解き放たれた感じで・・・。今度は、日記の中にある映画翻訳家の話など聞いてみたい気もするのですが、いかがなものでしょうか。世の中にこんなに才能ある人が身近にいるなんて、幸せですね、私たち。自分になにも持ち合わせてないひと(つまり、わたし)は、どんどんこういう才能豊かな人たちを楽しんじゃいましょう。それが、凡人の才能かな?とにかく、美酒に酔い、話に花が咲いた春の宵でした。ありがとうございました。ごちそうさまでした

次回の建築あそびの参加よろしくお願いします

2週間ほど前かな取材を受けていた、福島のくらしの情報紙アサヒファイン(千万家の工事レポートあり)のなかの「ひと近況心境」にいろいろ話したことが載る。新聞などの取材は自分で原稿を持ち込むのでないから、出るまで何をどうのように掲載されるのか知ることができない。面白い。私がいろいろ増殖して、全く異なる「私感」が浮遊するのは悪くない。掲載ありがとうございました。

今日の記事とは異なるが
時々話した内容と掲載されてる「内容が違う」と言って怒り出す人が居るらしい。メディアを通じた記事はそういうものだから、怒りっても仕方ない。名誉が傷つくようなこであれば訴状や謝罪記事を書いてもらえばいいのだと思っている。それでも収まらなければ自分で出版すればいい。

掲載されている内容は編集者の自由と責任の中で行われることだから、全てが正しいとも限らないんだね。読む側が判断するしかないのである。新聞・TV(公共放送でも)・雑誌などいずれも共通だ。


3月8日 曇りときどき小雨がふっている

今日は建築あそび。新酒生酒は届いているけど参加者がいないかんじだ・・で私のサポター達と私だけで今年の新酒生酒は呑んでしまうことになりそう・・なんて贅沢な〜・・夜になりそう・・だ

週の頭から絞りはじめた今年の新酒は6日に我が家に届いた。今年は無濾過が売りだそうです。より熟成タンクの中の新酒に近づいちゃって・・まーその微妙な味の濁ったかんじ・ケムリ感が今年ならではの新酒生酒の特徴であ〜るよ

6日は大島さんからの便りをアップして後、届いたばかりの生酒を背負って上京。チョイト花田達朗教授と会って話、後・・田中浩也さん達と都市的フォトコラの打ち合わせをするためにだ。話しの煮詰りを回避するためサイバーフレンドで日本酒もいける松本晴子さんと彼女のお友達を・・新酒生酒でもって釣って(なんて下品)アドバイスをしてモラチャオーと考えた。

晴子さんは小説をも書いてるらしいが外大の後期博士課程で映画研究をしているんだ。映画の字幕のバイトなんかもしてるらしいよ。去年末のある日彼女に道で偶然出会った。縁があるんだろう。建築あそびの講師もほとんど道で偶然出会う人だが、サイバーフレンドもそんな風だ。

晴子さんが呼んでた友達は現代美術家駒形克哉さんだった。イタリアに長い間留学してたそうで現在は東京住まい。駒形さんは仙台メデアテークでワークショップを開催その記録は「駒形克哉の記念碑建立ワークショップとして公開されている

 弁髪をアレンジしたかのような髪型の駒形さんと代々木の行きつけの居酒屋 三平で出会う。超美人好きの駒形さんの話は楽しい。でも今日は美人話を聞いてては目の前の問題が処理できない・・ので・・居酒屋をあとにして・田中さんちで新酒の呑みつつフォトコラ試写会となる・・駒形さんの美人感はこんなかんじ・・インタビュー記事一部抜粋・・・・・僕はやっぱりね、何故美人アーティストに興味があるかというと、美人の人が作る作品とそうでない人の作る作品では、違うところがあると思っているんですよ。美人の人っていうのは、客観的に美人であるかどうかなんて、人間の骨格なんてそうたいした差はないし、そんなどうこう言うほどの問題じゃないんですよ。結局、その人が美人を演じているかどうかの話。あるいは、それになんらかの労力を払って人に自分を美人と思わせるか努力しているかどうかの話じゃないですか。それは何かというと、人間の人格の内容というのは外見に反映するんだって信念があるから、それをやるんだと思うんですよ・・・・こんなかんじだそう・インタビュー記事を読んでください。

新酒生酒を呑みながらフォトコラ話に華をさかせる。「喉ごしのケムリ感・・甘みと渋みが喉を通過する感じが何ともたまらない・・」と新酒生酒の評もなかなか・・味覚も強者振りを発揮する駒形さん。でもフォトコラの話にグイと戻す・・であ・・れこれとても貴重な意見を晴子さん・駒形さんかからいただき、運のいい一日になった。

便利なツールではあるが、一枚から次の一枚へと変形移動する間の中に在る多種多様な意味や語りのなかこそ表現と言えるようなモノで、それを一気に捨象するソフトの危険性・・PCやソフトに潜む問題でもあるね・・」との駒形さんその指摘はmy建築をフォトコラ化する時に感じていた点である。そこをズバリと言い表していただき、ガックリすると同時に納得した。

写真と写真の間に たくさんの言葉・思い・ある落差が存在しないと興味深いフォトコラ作品は生まれないのだ。それがなければフォトコラはタダの写真を繋ぐ便利なツールでしかない・・出来たフォトコラ作品は目の前を通過する単なる風景でしかなくなるだろうなー(それはそれで良いという考えもあるが)・・と改めてフォトコラの限界と困難を再確認する夜となったのでした。晴子さん駒形さんお付き合いいただきありがとうございました



3月5日 晴れているがチョイト寒い

参議院の予算委員会の問答を聞きながら、日光東照宮のスライドスキャンをする。手に入れた機械は35ミリのネガ専用で片方の何でもスキャンに比べてスライドスキャンの手間(時間)が三分の一ですむ。とても操作が簡単で早い。つい調子に乗って160カットほどスキャンする一日となる。


やったらやり返さない為には法律を作り・守り・裁かなければならない。そうしないとやられたらやり返す、力の強いモノと傍若無人なモノがのさばり混乱と恐怖が訪れる。そう法以前の情況が生まれる。・・地球をみんなで守るという地球法律がない・・現在の地球は国連は有るモノのあまり機能しそうもないので、そんな状態になっている。地球丸ごと防衛のための警察や裁判所がないことで 力の強いモノと傍若無人なモノとの戦争前夜にいよいよなってきた。

冷戦構造が崩れても、世界の平和の維持と保証を誰が、・・国が集まってするのかなど、決めようとして来なかったツケが一気に、ここに来て噴出して恐ろしい情況・・もう数日するとその恐い情況はワイドショウ的映像付きでTVから垂れ流されそうだ。

日本での問答だってことここに及んでも不明確で右往左往している。イラク問題。北朝鮮の核兵器製造に関する問題など。一気に緊張が高まってきな臭さい・・プンプンだ。

 命中率半径2.5kmで10〜100発あるとの答弁されたテポドンを一気に日本に向けて発射するとは思えないが、誤射で飛んで来る可能性は高まっている。有事のときどうするのか何にも決めていなかったので現実に誤射されて被害が及んだら、前代未聞の大災害ということで対処するしか方法がないらしい・・北朝鮮が日本に対して戦線布告なんてしないだろうから・・日本は防衛のための戦争はしないようだ・・大混乱間違いなしになりそう・・なんとか政治家や官僚に踏ん張っていただき大災害は回避してもらいたいと思いながらのスキャン。

戦争情況に入ったのか誤射災害なのかは どうやって誰が判断決定するのかさえ決まってなさそう・・そりゃ大変な混乱になるなー・・無事を願うよと甘い考えの一日。



3月4日 朝方猛吹雪である。チョイト真冬に戻った感じだ。新雪の下になったが春の足音は消えてない。

 建築文化のレム・コールハース特集を読むと、レムが建築家という職能がもつ多重・多様な困難を主体的に解決することによって魅力的で幾重にも捻れた主体として生きいる現在も最も魅力的な建築家であると理解できて・・スゴーイなという他はない。どうしたたらあんなに凄いことになれんだーと・・・今世紀初頭で最もいい建築の家お手本じゃないのか。個人的資質にのみ任せて日本でレムのような建築家を期待するのは無茶くちゃだと思うんだが、どのような土壌からレムのような 攻撃的・行動的・実践的な建築家が育つのか、特集にヒントが隠されているよな気がするのでもうチョイ読んでみよう。

 2月は○○三昧って感じだったのでこの2〜3日気分転換に映画ばかりみている。昨日は「太陽の雫」というカナダ・ハンガリー映画 ・・・その前が岩窟王でなじみの「モンテ・クリスト伯」イギリス・アイルランド映画。どちらも3時間ほどかな・・ナガーい映画だった・・けど途中で寝ることはなかった。気になったのは前者はチェコ語・後者はフランス語でなくどちらも英語だった点と、主役があたってことかな。

 前者は全面的に力が入りすぎって感じなんだけど、人間が特殊な理由で追いつめられたその時・・の・・セックスの描き方が上手い。それから実の母・娘で一人の女性の一生を描いているのもいい。ナガーイ映画の果てに人間はたんたんと生きることと安息出来る場が在るだけでいいんだとの結論もナナかなである。シンドラーのリストの主役であるレイフ・ファインズの一人3役(祖父・父・息子)なかなの役作りで力はいってました。

後者はリベンジモノの代表作かもしれないけど、チョイト想像すれば夢物語だとバレバレな筋であるし、ハピーエンドも玉に二重に傷だった。リベンジ映画はスッキリする人が多いかもしれないし、求めるは人間の歴史の必然かもしれないけど、好きにはなれない。原作者のリベンジを正当化する筋立てのうまさに填ったのは200年前の人々だろう。本当のように嘘を言う・・嘘のように本当のことを言うどちらでも受け手が嘘と真実の境を判断するしかないが・・人間はリベンジしてその達成した感動を共感したい・・・なんだか例の人気番組プロジェクト・・ナンヤラ・・みたいだなー・あらゆるモノは創作さと思って見れば間違いないかも・

二作に主役があるってことを変だと思うのは深夜BS劇場でMONOと言ったかな・・「約30の嘘」という演劇を見ていたからだ。その演劇は登場人物は均等に扱われて、演出されていて・・主役が無しだが、とても面白かった。 寺山演劇のように演劇がより事件には近づいたりしないんだけど、演劇が現実の生活の一面に近づいているんだけ(こういう話ってありそう)でも演劇ってところが面白い。 主役を中心に物語が展開して行くってのじゃない面白さは近頃はやりなのかも・・。寺山没20年だ今年の5月連休あたりから方々で寺山演劇が復活するんだろうなー


3月2日 雨のち晴れたが、風が強いなー
 昨日書いた切符は超人気で指定席はなかなかとりにくいとのこと、当たり前だよなー・・建築文化664号が届いていたレム・コールハースの変動する視座・・・この数年で一番エキサイティングな建築文化だ。南泰裕さんのメビウス・コンプレックス・も末尾にある ・・・ 。


 3月1日 曇りのち雨・・雪にならないので嬉しい。

一月ほど使えなかった写真投稿が出来る掲示板は今日復活した。 撮り貯めた画像をチョイチョイ貼ることができそうだ。20KB以下と投稿データの制限があるが写真があると楽しい。掲示板は文字だけでも充分かもしれないが、写真がを付けてしまうとそちらの方に偏る気分。文字だけ掲示板はコレからも事務的な感じであまり投稿はないだろうが展覧会などの知らせに使うよ。

 数日前に観たドイツ映画でマーサの幸せのレシピのことをすこし。マーサという腕はいいが神経症を抱えた独身女性のコックが平凡で平安な日常を獲得していく過程を上手く描いた映画だった。マーサは姉の事故死にともない小学生の姪を引き取ることになる。料理店の客や姪との葛藤のなかで、思い悩みつつ人間性を身につけ 神経症も姪との問題も解決するというお話は 一見平凡で単純だが作り方が生真面目(ドイツだからか)だけど いい味わいだった。セックスシーンが全くない映画でもあった。今時珍しいかもしれない。

8日の建築あそびにとってJR東日本から朗報。完全民営化にともなうお客様感謝月間のサービスらしいよ。一月前からの発売で前日までに切符を手に入ることが条件だけど 3月1と2日 8と9日 15と16日にJR東日本全線を乗り放題の切符が発売されていた。
 大人1日乗り放題8000円だからこれだと 新幹線最終あたりで帰れば新酒生酒呑んで日帰りもできる範囲がぐーんと増えたよ・もちろん東京方面だって8日日帰りが可能だ 旅費・会費共で12000円はいい感じかも・・・

 JR東日本全線 2日間乗り放題の方は12000円ぐーんとお得だ。コレを機会に新酒生酒を福島で呑んで我が家で雑魚寝して翌日は仙台の建築見学なんてのもいいんじゃないかと思うね・・福島でグイグイのんんで翌日は秋田や八戸まで足を延ばしてもイイかなー。 みどりの窓口・びゅうプラザ・主な旅行会社で発売中。