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   2002年9月の日記


9月30日 台風がやって来るとかで、夕方より雨が降りだした。

福島民友新聞社から千万家やBOX11や建築あそび等の取材を受ける。今週末に記事になるそうです、機会があったら見ていただければ嬉しいです。

五十嵐太郎さんが共同通信に書かれた記事を読んで、興味を持ったとのことでした.。通信社の力というのも凄いモノです。日本各地の新聞社に配信されて、少なくとも5〜10県の地方紙に掲載紹介されるのだそうです。読者の数が建築専門誌と比べると圧倒的に多いので、多様な反応があることでしょう。記事を読んで日本各地に住んでいる多くの人・人が建築に興味を持っていただければいいなーと思います。

新聞で取り上げれる建築関係の話ってのは、汚職や口利きにまつわる事件が多い。地方で建築の主な舞台は公共建築で政治と合体して生み出されているモノが生み出す現況だから、私の日々の生活とは無縁な建築話が主だ。

 生活者に触れる建築と言えば商品としての住宅建築がほとんどだろう建築家が提案する建築に触れる機会なんてほとんど無いはず

 どうすれば建築家に出会えるの・・と言う話はよく聞く。私にも分からないから、互いに探し当てるしかないのではないかと思っている。

 今東京周辺では建築家ブームとかで、一般誌に建築家がでると相当数売れるような状況が続いているようだけど、地方じゃそういう現象はないだろう。

建築家って職業は成り立たないと私は思っているけど、社会に受け入れられて職業として成り立てばいいがなーとも思っている。

一般紙に取り上げられることで、マイナーな建築家や彼が作り出す建築の事を少しでも知っていただければイイと思った。

 建築は商品なんかじゃなくて、楽しくて知的共有財産・・にしたほうが良いのではないか・・という提案を話したり、社会状況の中から新しい住空間を発明しなければならないなんて話もしてみたんだが・・性能の話や、間取りなっていう話が好きなんだろうなー・・一般の方は。建築家なんて人に触れる機会はほとんど無いので、記事読んで戸惑わなければいいが・・そうか記者がキチンと書き込んでくれるのだろう。

 建築に関する話は沢山有りすぎて簡単に話すのは難しいものです。ある種の専門的な狂気みたいなものだし・・そういうことを言っても・・本職のことを他者に押し付けないようにしたい・・。



9月29日 外の天気・・忘れてしまった

仙台の順子ちゃんがやって来て、楽しく遊んだんならいいんだが・・お絵かきソフトを教えていただきました。私がフォトコラソフトの使い方を教える。教えてもらった・・あぁそうなのねーって何度も言いながら教わったんだが、半分は忘れてしまったな・・出来の悪さを棚に上げて慣れるに限ると言い張っておこう。

フォトコラソフトの使い方はそんなに難しくないんだが、使い手に任された部分が多いので、素材集めと編集のしかたで無限に表現の面白さが広がる。

お絵かきソフトは沢山のテクニックを駆使できるだけあって、覚えるのが大変だー・・何でも出来そうな気分になってしまう。建築的な考え方をしっかり作ってないとテクに流てしまいそうだなんてチラチラ思う。

まだ何にもできないので、何しろ練習・練習・練習・・でも最近自主トレし過ぎてる割に成果上がらないナー・・なーホンマに・・。おじさんゲンバッテ覚えますよ・・

練習を終えて、お好み焼きを作って食べる・・、彼女はご両親は関西の方なので広島焼きが得意とのことであったが、混ぜ混ぜでいきましょーで関西風で決まる。ぱくぱく食べてワイワイ話す、彼女の将来のことや、結婚のこと、それから建築観のことなど話して満腹。

7時30分あたりの高速バスで帰って行きました。順子さんありがとうございました


掲示板の書き込みにもあったけど、共同通信社の依頼で五十嵐太郎さんが建築関係の記事を連載されていて、今回は千万家や建築あそびのことを紹介していただいたとのこと。とても嬉しく思いました。たくさんの新聞社で取り上げてくれるといいなーホンマにもー・・五十嵐さん目にかけていただき、ありがとうございました。掲載記事楽しみです・・。



 9月28日 足の長そうな雨が降っていて、秋を引き寄せているようだ

昨日は久しぶりに温泉に浸かったら、体が1日中ホカポカで温泉効果を実感してしまった。なぜか近頃温泉に行かなくなったのか思いだせないが・・・

 そうだ行きつけの温泉宿かツブレてしまったからだ。その温泉宿は何時でも入浴可能だった。温泉宿と言うのは温泉だけ入るような輩を相手にしていないのが多い。入れたとしても時間を制限してる宿屋、風呂だけの客は断りの宿が多い。マナーが悪いと言うよりは風呂場が小さい割には客室が多いって言う事情が背景にはあるのだ。

 行きつけのその宿は真夜中でもないかぎりたいがいの時間入浴可能であった。源湯に近くて少々熱お湯ではあったが混浴OKの大・大露天風呂がナイスであった。客室なんてのはほんの一寸でこれもいい。

 その宿もご多分に漏れずバブルの間おかしな状況に陥って権利関係が相当ややこしくなって今では誰も手が出せなくなったんだと、雇われ主人は話していた。この1年ほど前に宿は閉鎖されてしまったが、閉鎖された宿の浴場からは温泉がトウトウと流れ出ていてのだが盗み湯ともゆかず足が遠のいていた。

 原宿でゲームを作っている渡邊さんと佐倉さんが来たので久しぶりに温泉に出掛ける。その温泉宿は東京周辺の客を相手にしていて評判もいいんだが・・私としては余り好きにはなれない。あきらめてホドホドに良いし、30分ほどで行けるような温泉場が他にないから出掛けた。

昨日は建築あそび でもないのでノンビリ温泉に浸かる。湯に浸かりながらHPの事など話す。渡邊さんは成長志向をタントお持ちの方で、よく話す上に自己回転的で悪く言えばよがりタイプだ。周囲を見る余裕に欠けるのではないだろうか。よく言えばPC大好きで元気がいい若者と言ったところである。

 新しいゲームを作ったとかで試作品を見せて頂いたが、私ピント来ない。ゲームに参加すれば課金の一部が、世界中に植林するための団体に寄付されるとか・・なんとも迂遠なやり方
 布団の中でアレココレ考えてゲームを作り・・そのゲームを使えば世界の各地の砂漠に植林が出来地球を救えるなんてストーリーはあまりにも幼稚で漫画的ではないのかと思う。背景にある金で何でも解決するというバカバカしさはとても今風であるなー・・ノーテンキ朱本主義と言うか・・ある種の新宗教的呑気さって感じ。ケツ局は布団の中でゲームを作って、現実には何もしてない手応えのなさと後ろめたさがそうさせるのだろうなー・・と湯の中でふやけた頭でかってに想う。

政治がイカレテイると言われるけれど、全うなら企業として利益を上げて税金を納め、その税金の使い方を政治的・行政的に処置して植林事業として使わせるという方が持続的で現実的だと思う私である。風呂敷広げすぎてるような感じだし・・地球に植林なんて・・・田舎に帰って植林・林業会社でも作ればいいのに、・・今のところあまりにそれらに興味がない、食料の地産地消を整備するのが先だろうなー

小学生の自分に散々植林の手伝いをさせられた私としては、木が育つプロセスを多少知っているので話す気分も湧かず・・。植林や地球を救うって言葉や大流行だし、言わないよりいいのかなー・・私は地球のことなん語るほどに地球のこと何にもしらないし、足下の現実だってしらないよー。あまりにも流行を追いかけ過ぎているように思う。彼は30年後に同じ植林に熱心とは思えないよなー・・それも若さでいいだろうかなー。

 どうしてあなに分けも判らない良いことだけやり、一番になりたいのか理解できないなー。人間なんて糞抱えて歩いている生物なのに、所詮ろくでもないという自覚に欠けているのかなー・・、その反動として美しくありたいと、病的に想う新しい哲学や宗教なんだろうかなー・・

環境や地球のことを考える場合は中西準子さんのことを思い出す。植林するより中西さんの研究室に利潤を寄付して研究者を支援する方がいいのではないだろうか・・・

話変わるが・・
HP制作は隠居仕事だと思う私
・・とはHPに関してもスタンスがチョイト異なるのも面白い。HPは若者や生産現場を支援する道具で、現場で生産してる若者が関わるような代物ではない。有り余る時間を若者支援にジジーやババーが使う為にあるのではないだろうか。対話の道具に進化するかどうかは、ボンヤリした流行言葉が流れてるだけで、対話の道具として使いこなせるかどうかハッキリしていないと思う



9月26日 晴れ

 渋谷区代々木・・原宿生活の渡邊さんが仙台に来たついでに遊びに来るというので買い物に出掛ける。スパーの午後はスイていてチラホラ客がいるだけ。店先には秋の味覚が並んでいる

 キョロキョロしていると魚売り場の無愛想なおばさん、と言っても同年代かな・・彼女はなぜかご機嫌がよくて愛想がいい。塩辛を作るので烏賊を・・捜していると、デカイのを鷲づかみにてビニール袋へ押し込む・・。それから・・今晩は久しぶりに大阪仕込みのお好み焼きにしよう・・と思う。烏賊の塩辛でゲソや頭はお好み焼きに入れて、喰ったろう。天かすが無いぞ・・キョロキョロで店員に聞く・・。

 総菜売り場よ・はっ・・そうですか・・で見つける。青のりに鰹節と普段はあまり立ち寄らないコーナーへ・・お好み焼きの素のパック詰めなんてもの売っているんだなー・・キョロキョロ・・そうそう・・むきえびを・・むきえびは売っていない。シャーナイ乾燥エビです。

レジに行くと 財布がない・・勿論免許証もない・・金はポケットの入っていたので、何とかなったが、免許証は・・何処へ・・

今・・渡邊さんから電話があった。、5時15分頃着くとか・・予定より1時間早いね
ということで・・これで終わります



9月24日 曇り 小雨が降ったりしたが直ぐ上がる,風があり肌寒いな

この連休にmy長男・長女が来てワイワイ将来のことなど話す。朝長女、昼すぎ長男が帰る。ともに家を出て10ねん勉強(?)してるが来年あたり社会人になるような雰囲気。

まともな人間になるには仕込みが大切。時間と金がタンマリとかかることも事実である。それぞれ本職なるものを探し当てたようで、すこし安心した。確か本職の定義を模索してる島田雅彦さんにると

1 恥ずかしくない
2 費やす労力と時間を無駄と思わない
3 金にならなくてもやる
 
 ことだったと思ったが・・。

 大概の人間は金になれば、なりふり構わず恥を知らすにやってしまうよなー。仕事が済んで金を手に入れれば、それっきりで、自分のした仕事の事さえも忘れてすませる。・・というなんとも恥ずかしい人間が多いようだ・・そうでもないのかな・・

この20年間の例、自分で本職をしてきたつもりだけど、発注者を除くと、建築現場などで人間と人間の関係に進展して来た事がない。仕事が済めば、お金のやり取りが済めば、はい・・それっきりの関係ばかりだったのだから、仕事を介しては変な関係しか成り立たないようだ。人間に対する興味よりお金に対してしか興味がないのに天職のような顔をしている人間のなんと多いことかということなのかな

 プライド持ちすぎて変なヤツもいるなー・・失敗を認めず隠蔽工作は方々で起きてるしなー・・。食い物工場から医療現場、原発修理現場を頭に日常茶飯事化して新聞をにぎわしている。そういうことが人間の本職、仕事なの・・といいたいが。そういう人・人が真面目に仕事をこなして我が家に帰るといいお父さんを演じて、日々を生きているんだろうからなー・・やりきれない。

 現実を真剣に生きたあげくに結末の悲劇ってのは、人間について回る喜劇なのかな・・こんな事を書いているとアンジェーワイダー監督の大理石の男を思いだした。

拉致工作員とかテロリストたちが後押しする体制内で同様な扱いを受けているかは知らないが、大理石の男になっていたりして、あぁ・・かも知れないなー・・人間がしでかした事の記録を保存し公開することは、人間の、自分自身の愚かさと賢さを知る上でとても大切だと思う。

歴史資料館か・・公文書をキチンと保管公開しているとは思えない日本の現実がある。公共建築に関わる記録って保存し公開してる・・・なんて聞いたこと無い。



9月21日 秋晴の日が続いて気分がいいがニュースは重たい

今週初めから写真加工をするものと、が描けるソフト今度こそはマスターしようと思って始めたが、手持ちの解説書は相当に高度。と言うよりは私の能力には合ってなかったので、3日ほど試行錯誤したが、満足な結果が得られない。で・・反省。

 そうだなー・・身の丈に合った解説書を買い直して出直してみよう・・。昨夜は本屋で解説書を何冊も読んだ。どれもこれも判りやすいような気分になってきて、うっかりしてると本屋に置いてある解説書を全部買う気分になって来るところが、解説書の売り方の上手いところである。

まぁ・・ほどほどの解説書を2冊、写真加工用とお絵かき用を求めた。早速読み始めて練習を開始。

 なるほど身の丈に合った解説書である・・知りたかった所は少々だが理解できた。とは言うモノの、ソフトは相当奥が深そうである。高度な処理を重ね高度な仕上がりを求めて加工し始めたらキリがないことも少しだけ理解出来た。まだ写真加工用ソフトの三分の一も読んでないけど、シコシコ毎日少しずつ読み込み使って、なんとか必要なモノを身につけてみよう。ついでだから今回は、最後まで解説書を読でみよう。

お絵かきソフトはその後に挑戦することにして、こちらもいずれ何とかしよう・・その先さだな、新しいフォトコラを作る為に必要な1枚一枚の画像作りは。必ず新しい建築のフォトコラを作ってみたいと思う秋の1日。

毎日PCにしがみついていると、視力が・・目が相当に悪くなるのか、この頃遠くも近くも見えないようなアリア様。免許更新では視力検査よく通過したモノだと思った。次回は眼鏡使用らしいよ。それにしても老眼と近眼が合体で襲って来ているなー・・綺麗なお姉ちゃんだけは肉眼で見たいモノだがさてどうなることやら、秋の天井は高いなー・・。



9月20日 秋晴のいい天気に庭のシュウカイドウも一斉に咲きほこりっている。夏の日射しに疲れ切った庭の隅のほうの緑の中に薄桃色の可憐な花は少し明るさを与えている。

北朝鮮の拉致の問題に関する報道が毎日続いていて、予想の展開になっている。拉致事件には少なからずよど号ハイジャックの犯人達も関わっているだろうから、今後事件の解明が進むほどに、関係家族の皆さんも私達も嫌な思いをしなければならないだろう。

またやったらやり返すような根性の事件も数件起きているようで、その関係の報道もあって何とも気分がわるい。

昨日大阪の渡辺豊和さんから電話があり少々話す。栄螺堂に関するシンポを開く予定なんだそうで、栄螺堂の資料に関する話や、数年前の建築あそびの記録の話をする。建築あそびの記録をまとめてアップしようと・・思い出す。記録内容は6時間の長丁場もの。相当の量と、何度も聞いてる話なので、眺めるばかりで作業が進まなかった。

それからスライドを撮った写真が無いのでビデオから再度撮影したんで画質が超悪いので進ます・・と言い訳をしてと。渡辺建築初期の小さな住宅に関する話はとても面白いので、サボらずにこの1月の間には何とかアップしたいなーと思う。文字化は全て済んでいるので、画像を貼り付けて調整すればいいだけだ。



9月18日 雲はあるが快晴。町工場の音が聞こえて来る

数日前から始めたお絵かきソフトは相変わらず理解しがたい。CADの方は少し調子を・・とりもどして来たようだ・・と言ってもソフト全体の能力から言えば話にならない程度だ。思いだして来たのでこれからもチョイトだけ触れていこう。

昨夜の小泉首相と金正日総書記との会談は、密度の高い水面下の交渉があって、日本と北朝鮮の関係が新たな段階へとスタートした歴史的な1日となったなー。そうとう成功したのではないか、歓迎すべきことだ。が、一方では個人と国家の間にあるなんとも非情・・というかやりきれない溝の存在を明らかにした。

 冷戦構造が生みだした南北朝鮮の対立から生まれた拉致問題はとても惨たらしい結末が報告された。当事者だったら、認めがたく許し難いことである。詳細な現地調査などを経て、保証で解決するしかないのだろうが・・。

 犯罪の責任をだれに負わせるのか・・難問だろう。

日本の将来の日々の平安を考えると、近隣諸国との正常な国交はとても重要なことであるかから国交正常化は進展させるべきだし。死んだと言われても原因が分からないから、あの若さで死亡した数が多すぎるから、病死もあるだろうが家族の方々が殺されたと想像するのは無理がないことだろう。そんな国とは交流したくないということも理解できる

 全ての責任は独裁者にあることは明らかだが、そこを言っていては交渉が進展しないだろう。独裁者によって運営される国との交渉はなんともデリケートだ。その国の人・人も周辺諸国の人・人もとても不幸な事態に立ち会っている。

粘り強い交渉の先に北朝鮮との正常な国交が回復されれば、両国には防衛・経済をはじめ国の骨格が相当に良い方向に変化することだろう。冷戦構造下のあの核戦争に対する重苦しい雰囲気をも乗り越えてきた人間世界なんだから、北朝鮮との関係改善と国の民主化へもおおいに期待したいよ。

経済支援や交流が豊になり経済活動が活発になれば、やがて民主主義的な要求が高まり、北朝鮮の骨格が激変するだろうことは予想できる。国家がカタガタに揺れた経験はロシア、中国などの先例もあるのだから、国際協調を前提に交渉し協調して豊かな人々の生活を目指し進展させれば希望は見えるだろう。

国と国の外交上の多数の困難を乗り越へ 解決し、 一人一人に平安な日々を与えてほしいと思う1夜でした



9月16日 小雨が降って寒い一日です

少し図面を書こうと思ってCADにふれたら・・操作方法をすっかり忘れて慌ててマニアル本を買いました。(笑い)絵を描くソフトは来週末に 要点を仙台のjチャンに教えてもらう事になった。切っ掛けがつかめるかなー。あれもコレモメチャクチャに覚えちゃうって魂胆なんだけど、希望の10分の1でも身についたらもうけものでしょうね。

交換条件でフォトコラの作り方を教えることになりました。これで新たなフォトコラ作家の誕生かなー・・。

それにしてもオジサンはPCの使い方を直ぐ忘れるよな・・若者は忘れないンだろうか・・。ソフトは少しずつでも・・使ってないと忘れるよなー・・満足に覚えてないので忘れるのはあっという間・・手持ちのソフトは毎日親しまなくちゃ・・と反省しきり。

とは言うもののPC触っているのも、飽きてきて選果場へ梨を買いに行く。こんなことじゃ新しいフォトコラは何時になったら完成するやら先が思いやられけど、新しいフォトコラ道も梨を食べ食べ半歩から。

今年の梨はでかくてみずみずしくて、うまい。今月末には20世紀という銘柄がでるとか、透き通ったような薄緑の肌の梨ね。

東京のrちゃんからフォトコラの感想メール

先日、田中さんに会って佐藤さんのフォトコラを見せてもらいました。
素敵です!!
 初めてタジコラを知ったときに、これを使ったら感動的なものがつくれるんじゃないかなーと思ったんですが、佐藤さんのフォトコラをみて「まさしくあれだ!」と思いました

旭川で会ったMさんからもメール

次元フォトコラージュ、拝見しました。なんだか感動してしまいました。
旭川では、楽しい思い出ばかりでした。いい建築は、いつまでもいい思い出を残してくれますね。


大急ぎでもメチャでもフォトコラ作ってよかたなー・・シミジミ・・新しいフォトコラ作るゾー・・と山に向かって言う・・フォトコラだけじゃなくてHPに関することの感想を頂けるのは嬉しいものです。ありがとうございます。いろんな人が見てくれてるんだなー・・寒い1日だけど あたたかい。



9月15日 曇り 少し寒い

新しいイメージのフォトコラを作ろうと思っている。とは言っても早々簡単にはいきそうもない。スケッチや写真コラージュなどを作りそれを基に,まだ見ぬ建築のフォトコラを完成させるツモリ・・。そりりゃー大変だな・・・。その後そのフォトコラから生まれた建築を図面にし作る・・。

 その前にと・・・練習として、例えばまだ体験してないロースのミュラー邸の資料を基に、画像や写真を加工し画像を作って、ミュラー邸フォトコラ作るなんてもの面白そうだ・・。

自前のミュラー邸フォトコアを体験して後にミュラー邸の現場を訪ねたら・・・どんな体験が襲ってくるんだろうな。

なんとかシャカシャカとソフトをこなせるようになりたいなー。・・ー・・。想いどおりのフォトコラは作れないじゃないか。はやくそんな風なフォトコラを観たーい。

ミュラー邸の前に立ったとき、久しぶりに友達に会ったような気分、「おぉ・・少し・・・したね」なんてことを言ってみたないー。

 写真を加工するソフトや 絵を書いたり加工したりするソフトをマスターしようと思って悪戦苦闘してる1日。

ベルリンのニュー建築やロンシャン教会や母の家版フォトコラも作って、後・・訪ねるのがいいなー・・と妄想ばかりが膨らむ寒い1日。



 9月14日 曇り 涼しい。体温が下がっているのか頭が痛い。

栖十二のなかで磯崎さんのミュラー邸・アドルフロースの文章を読んでいる。ロースとの距離がほとんどない(そう思わせる)書き方。ロースが書き手である磯崎に憑依したかのようで面白い。他の章も同様であるな。建築を作り続けた人間だから書ける文章で味わいが深い。

 真実はどうか判らないが、装飾の引き剥ぎ者、裸体主義者であり変質者にして、ロリータ風嗜好のすえに、少女強制猥褻事件の容疑をかけられたとも書き込んであって、ロースの人間性や作品が生まれ出る背景を想像しているのだが、説得力があって嘘でもいいから、そういロースであってほしいと思うね。

隣に健全であるコルビュジェが配置されていて、太陽の輝きや海の水平線へだの地中海やレマン湖畔のすがすがしさを経て都市に隠れ住むかのようなロースを読むと、より一層陰影が強調されて、説得力があるね。

手持ちの片方はロースとの距離が有る。建築学というか・・学問が作り出す距離て言うのかな、とても有り難いことを書いてるゾーって気負いが伝わり疲れる。読み進めるとウザッタイ・・というか無用に貶める必要はないんだけど、建築家としてのロースと人間ロースの距離がぐーんと離れていて、取っつき難くて嘘くさい。

 建築の学問としてはそれで一応役立つのだから、いいと言えばいいのかもしれないが、建築家自身が書くんだったら、もう少し人間から生まれ出る建築の現場を書き込んで欲しいと思う。

磯崎さんのようにはいかなくても・・ね

ロースが考える都市生活とコルビュジェが想い描く都市生活とは相当かけ離れているんだけど、そレらが接近したり合体すると相当危険だけど、そえも有りか・・

ロリータ趣味というのはどういった深層から生まれてくるのか、判らないが、19世紀末のウィーンの性と言えば、クリムトやシーレを思い出すけど、成熟爛熟の先の性病から死へ至る、人間の営みが記録されている。ロースは未成熟がゆえに成熟した性を恐れたのだろうか・・江戸の春画にロリータ風の作品はあるのだろうか。

体温が下がっているのか、頭がいたいので今日の日記はここで 止めよう



9月13日 曇り 少々の雨がちらつく20度チョイの気温かな2週間まえのカンカン照りが嘘のよう、15度も違うと全く身の回りの世界が違って感ずる

フォトコラ専用サイトへの文章・・中断しつつ書いたんだが、フォトコラ体験記の中に大切な項目を落としていた・・「夢・映画・フォトコラ」の項、これが肝心要の言いたかったこと。簡単な体験に基づいた書き込みで済ましてしまったことを反省。連休中に仕上げよう。

南泰裕さんの建築あそびでの記録を読むと、アドルフロースという建築家の詳細を調べてみようかな・・という気になって・・・手持ちのロース関係の本を読み始めた。磯崎さんの栖 すみか 十二の中の 第三信「ミュラー邸」を読んでいるとますます、興味が湧いてくるよ。
 大島さんや磯野さんが仲間と挑んだロース本の翻訳は「全く訳になってなかった・・」と当時の様子を磯野さんは追悼会で話していたね・・。30年前にも、そして現在の南さんにも、それからおじいさんになってる磯崎さんにも興味を与え続けてる、アドル・フロースの白い箱の中の濃密な世界を調べることにしようかな。

貸し出し中のmy20万キロ走破車・・動かなくなってる様子・・とうとうイカレタかな・・。
オランダへ行ってる藤村龍至さんの日記に昨日からか、大量の写真が貼り付きまして、オランダ建築を楽しめます、時間のある方は訪ねたり、掲示板にえーるを書き込んでやってください。



9月12日 曇り 

建築あそびに来てくれた関根さんからメールあり

こんにちは、佐藤さん。9月1日の便でパリに戻って来ました。パリは、既に秋空です。最高気温も20度以下と、とても過ごし易い気候です9月10日の夜、パリ市長より2つの光線がツインタワーの様に放たれていました。日本は何か追悼のようなものを行ったのでしょうか?・・・

フランスでも追悼会があったようです。福島よりは少し涼しいかもしれないなー、身近なところではジャズコンサートなど開かれていたようですが、私はなにもしませんでした。

今はフォトコラージュのダウンロードが上手くいかず、何度も挑戦しているところです。
そうですか。フォトコラは普通の電話回線だと10分以上受け取るにかかるからなー。フランスでのインターネットの事情ですがADSL回線じゃないと、待ち時間ナガーイなと感じるでしょう。「日仏生活事情と題するフォトコラを共同で作ろうー」という提案をしておいたので、取り組んでくれそうです、回線事象によってはポシャルかもしれないですね。

フォトコラ専用サイトを準備中の田中さんにフォトコラ体験記を昨日送ったら早速返事あり。

佐藤さん・・・・ありがとうございます。とにかく感謝、です。いろいろと示唆的なことが書かれていて驚きました。これからまた、考えて見ます。フレーム問題とか、重要そうですね。来週には、タジコラWEBサイトがオープンできると思うのですが・・・・・・よろしくお待ちくださいませ。・・・・

ということで サイトオープンは少しズレこみそうな気配です。どんなサイトがアップされるのか楽しみです。


個人的なサイトを毎日更新して扱っていると、マスメデアによって流される情報は旧来の価値観に基づいて出来ていると・・思うね。真理は一つ、情報を流す側が偉くて立派なご意見をのたまう・・など情報を伝え易くまとめてくれるのはいいんだど、意見など付け加え正しいんだー言う様な姿勢がね、なんで・・金を払って見たり読んだりしてるのか・・有り難いこと書いて有るからか・・。意見は書き込まなくても、編集行為の中に忍び込んでしまうものだ。無意識の価値観って言うものを日々押し付けられているのだからなー・・。

複数で多様な価値に基づいた人々の日々の営みを支えてくれる、工学的社会システム・・が安全と自由を保障するような、ネット社会になるのでしょうか。住民ネットや高速道の車の監視システムなどを みてるとそうじゃないなー・・って感じる。

旧来の価値、によってひと・人をアラヌ権力者がIT技術をフル稼働して監視する体制へ移行するのは御免だなー・・。



9月11日 晴れ 

中断していた多次元フォトコラージュの建築的体験記をようやく書き加えることが出来て一安心。

1.最初に「たじげんふぉとこらーじゅ」と聞いて想っこと。
2.直感的に建築家の概念を容易に伝えることが出来るかもしれないと思った
3.フォコラを作ってみて思ったこと
4.これからの可能性こと

主に4点に絞って少し書いてみた。近々公開予定の多次元フォトコラージュサイトに掲載予定です。

 田中氏は建築あそびの記録の中で「認知空間のモデリングの設計をしたい・・・人間の能は空間体験を3次元のフレーム内で処理しているのではなくて・・」と語っていますが。建築家はあらかじめ自らの上におこる諸事象を3次元に翻訳しモノを配列して建築空間を提示するわけですから、田中氏の思考のベクトルとは逆向きのフォトコラを作っていたことにになります。

・・・・という点が面白いところだと思いました。
これからは設計の注文が有れば、計画時から田中氏が考えるような認知空間モデリングの道具として、フォトコラを使い、仮想建築のフォトコラ体験しつつ実建築を作りましょう。建築が完成するとフォトコラも仕上げてしまうというような使い方を早くしてみたいと思うのでした。


同時多発テロから1年経つ今日ですが、犯行動機の詳細も明らかに成らぬまま、やったらやり返す、・・何も生まれませんでした。疲れた気分が漂う 1日。


数週間前に 各BOXの見学依頼があって、躊躇返信メールを・・。

jia栃木クラブは日本建築家協会に所属する栃木県内のメンバーの集まりです。メンバーは宇都宮大学の0教授、足利工大の教授を含めた40代から50代の建築設計に携わる建築好きの人達で構成されたグループです。ご指摘のとおり、良く考えれば住宅に大勢の見学者が訪問することは、住んでる人にご迷惑をおかけしますので、今回の見学については辞退いたします

と言うことでこちらも一安心。BOXを見学する場合は建築あそびを兼ねて見学する、多くても4〜5人までが限度だと思う。

しかし、佐藤様の作品、行動については大変興味があります。よろしければ後日[建築あそび]に寄せていただければと考えております

建築あそびへは個人で申し込み参加が基本です。会場が狭いので団体の申し込みは、公界やTAF的公共圏をもってして、残念だけど受けることができません。個人・個人が偶然建築あそびで出会うことが、大切だなーと思って開いているので、理解して頂ければ有りがたいモノです。

次回建築あそびは告知してないのですが、予約が多く思案中です。



 9月10日  快晴   夕方少し雨が降る

昨夜から朱庸善さん(韓国出身で東大博士課程在学)が来ていてミニ建築あそびを 開いた。郡山の病院調査、my建築見学や朱さん自身の話など、そうそう韓国料理の交流もありました。

夕方6時過ぎに福島駅に朱さんは着いて早速、鶏丸ごと二羽を手に入れマス。生な鶏はなくて冷凍もの。これは溶かすのに時間が掛かるので、冷凍物なら1日早めに手に入れて置いて、解凍を済ませておいた方が、仕上がりがよさそうです。仕方ない・・。

少々の野菜や調味料、それからキムチ等を近くのスパーで手に入れ、我が家へ戻りました

お母さんから教わった朱さん手作りのサンゲタンを作って食べさせてくれるとのことです。お茶も飲まずに、着くなり作業開始。
 凍り付いてる鶏お湯で急きょ解凍させてるがあまり上手くいきません。時間がかかるのでその間はちじみと言う、朝鮮風お好み焼きをこれまた手際よく準備して、フライパンで焼く朱さん。
 
なんとか溶けた鶏のお腹に餅米、ニンニク、朝鮮人参、ひも状の餅、ナツメなどを入れて、糸で空いてる口(内臓を摘出した開口部)を縫い合わせて、ニンニクやナツメネギなどを入れた鍋でグツグツ煮込みます。参加者手際の良さにしばし見とれたり手伝ったりで大盛り上がり。

サンゲタン(参鳥湯と書くらしい)を煮込んでる間に、自己紹介しながらビールと酒蔵直送絞りたて生酒で乾杯爽やかな地酒です。生酒うまいねグイグイ・・。つまみはチジミにポン酢をかけながら、なかなか食欲が増して話も盛り上がります。

チジミを真似てお好み焼きが出来たのかもしれません。チジミはニラと粉だけでも良いなんて言って、具を掻き混ぜていましてね・・それらに挽肉、ジャガイモをすり下ろしたもの、キムチ、卵二個と水を適度に入れて掻き混ぜた具を今回は作りました。それを適度な量にわけてフライパンで焼きます。

焼き上がったら、酢と醤油で食べるのだそうですが、ポン酢を付けて食べようと言うことになって・・ムシャムシャ・・いい味です。さっぱりしてて美味しい。

朱さんの国は懲役があり2年ほど軍隊で働いた時の、辛い話や楽しい話。植民地や強制連行、戦後処理認識についての意見交換。食べ物の話や(犬を食べることについての批判など)北朝鮮との関係や母国の人々の心持ち・・世界の警察に対する考えなど・・など適切な受け答えです・・よく考えてます・・。日本での生活なども天こ盛りに伺いながら、チジミ突っつきサンゲタンを煮込むこと1時間数分

サンゲタンは夏ばてなどで体調が弱った時に食べる、薬のような食事のようなものだそうです。鳥全体から滲み出るうまみとニンニクや朝鮮人参のなどグルグルトロロトと煮込むその出汁はなんとも言えないさっぱりしとしたうまい味です

調味料は好みに合わせて塩と胡椒を自分で付けたり、振りかけて食べます。煮込み上がった鶏を解体してます。「主人が丸ごと綺麗に食べることが家畜の往生と幸せである」との物言いは説得力があります。解体した鶏をテキパキと器に分けて配る・・配る手際の良さ。
調理がうまいと嫁さんが来なくなるなんて笑わせてながら・・・。

 飼っていた鶏を処置して調理して食べていた経験があるので、愛情を持って残さず食べることは、人間の責任・・思い出しました。当然ですね。丸ごとを食す機会がほとんど無いので、忘れていました。卑しい人間の戒めと・・して思い出しました。

丸ごと丸々大きい鶏は一羽1200円と思ったほど高価ではなありません。なんだかでかすぎたようで、鍋に無理矢理押し込んで、どきどき鍋に焦げ付かないように、回転させたり、煮込みの世話が想いの他・・忙しいです。

朱さんの建築観を学生時代まで遡り話していただき、最後は最近調査してる病院の空間と患者の行動に関する調査まで、実に豊富な内容です、溢れる才能に触れて、深夜まで、ミニ建築あそびに参加して頂いた方々は帰宅せず・・・・モリモリ盛り上がる深夜でした。

テープ起こしなどして、報告するようにしたいナーと思いました。
でぐっすりと寝ようと思ったら朱さんは寝相が悪く、私は布団を取られ毛布を取られて、行ったり来たりと、・・忙しくて楽しい睡眠時間もありました・・・

建築見学のことなどは・・・またの機会に・朱庸善さん福島まで足を延ばしていただきまして、楽しい話を沢山聞かせていただき有り難うございました。感謝です。・



9月9日  曇り・・薄日が射し・烏が力無く泣いている 

今日はミニ建築あそびを急きょ開催することになりました。
ゲストは朱庸善(yongsun joo)さんです。韓国出身で東大博士課程に在籍し、病院の建築を研究しているかたです。日本の各地の病院を調査しているようです。人間にとって大事件である死も誕生も住居から病院へ移動したしまった現在、日本の病院の中に朱何を見ているのでしょうか。そしてなにが起こっているのか聞いてみたいと思っています。

料理は朱さんが作ってくれるとのこと食い物の交流もします。メールによると・・

メイン料理としてサンゲタンを考えています。鳥が2個あると良いですが。そして、小麦粉と野菜(にら、たまねぎ、じゃがいも、たまご、そしてにんにく−使っても良いならば、など)、、また刻んである豚肉とキムチは更に使えるかも、ですが、あるものだけで良いですので適当にお任せします。見て足りないものは私が買物します。

とのこと・・郡山の近辺にある病院を見学して、から福島に向かうので・・

8時まで着くと遅いですか?できるだけ早く行きたいと思いますが、遅くなるようですと電話します。その場合、夕食を軽く先になさっても全然結構ですが、あまり遅くならないようにします。出発する前にお電話致します。N先生も誘ってみます。

そんなことで、始まり今夜の8時は過ぎてしまうことでしょう・・近所のmyサポーターを誘ってお好み焼きや餃子などで軽く腹ごしらえをして待つことにします。

酒は酒蔵に生酒を注文して取り寄せました。のであとは朱さんが何時に着くかです。


●大昔のナスカの人々の様な恐怖と希望の生まれ出る源が同じであることによって、人間の結集された力が、強大な神殿や地上絵となって残った。そのことがとんでもない表現として残り、現在の人々のロマンをかき立てていた、なんとも皮肉な事ではある。

近頃アメリカが煽っているテロ存在説さえも、現代ではそのような巨大な表現手段の・・将来に残す表現の源にはならないと言うことは・・いいことでしょうね。人間の能力はなかなか優れていて、少しずつ、又は行きつ戻りつして、絶対的な難問を学習し解決して生きてきたということだ・・判るんだな・・。だから現在を生きるためにはある種の楽天的な気分は受容することが重要なことだと思う

また人々の恐れや希望や願望がバラバラな社会の方が それらが纏まってしまう社会より成長していて、呑気で豊なんだと言うことも知ることになるんだな・・。




 9月8日 曇り 烏がノンビリ鳴いている。久しぶりに雨が降り気温が下がり生活しやすい。こんな気候が暑からず寒からずいい。本来なら戻り梅雨で嫌な季節なのだが、そうでもない。

今日の早朝、夜中だね、長いURLを付けすぎて、メールに貼り付かない。名称変更してて手こずるが・・なんとか調整もうまく済みアップできた。見て読んで感想など掲示板に書いて頂けると嬉です

 そんなことでようやく南泰裕さんの建築あそびの記録を仕上げてアップしました。南さんには6月偶然出会い。強引に押し掛けたり呼びつけたりして、たくさんの事を教えていただきました。改めて出会いと、快く付き合って頂いたことに感謝いたします。ますます興味深い・・・建築のような都市のようなモノをこれからも出現させていただきたいと思います。アップのことを知らせたら南さんから返信がありました・少し安心しました。・・ホッ。

オランダに行った藤村さんもmyサイトを宣伝してくれてるよ、少しは見てくれる人が増えてるようです・・有り難いです。フォトコラや建築あそびのオランダ版を開催して欲しいと思ったりします。日本のようにオランダでは建築の世界はマイナーではない・・のかなー・・それならいいが。オランダは土地が少ないので、人・人が暮らす基盤、建築や都市について一般の人の感心は強いとは思うナー

● ものの始まりについては・・ほんとうに難しいねー
 昨夜7時3分から山形大学の酒井正人助教授(考古学・若いし・優秀だなー)がナスカの地上絵の謎解明に挑んだ番組が放送されて・・夕飯食べて後ゴロゴロして偶然見た。かなりの説得力がある。真実かもしれないと思った。

クスコの都市計画やナスカの地上絵の配置には共通した方法があるようで。それは特徴的な山と山を結ぶ線上に特異点を設定し、そこの場所に神殿を建て街が作りだされたり、地上絵が描かれる地点を決め描かれたりしたという仮説であった。

その仮説で面白いのは土地から望める特徴のある山・山を神聖視し、一定の都市の軸線を設定しそこから天空の星々を写したかのように家・神殿・街や墓地を配置構成したとする点です。

人が住んでる土地と天空が思考的に連続していて、街が作られ、地上絵が描かれる。その動機は乾ききった大地に天の川の水を呼び込もうとする行為。天の川と地上の水が循環してると信じる人々の思いに発する、雨請にあったようです。

 ジャガイモ、トウモロコシ、トマトと言った農作物の成長は死活問題で雨が降らなければ死を意味する。強烈な不安と恐れは、願いとなりやがて、巨大な地上絵となって出現。天の川の中に生きる水と関係がふかい生き物をナスカ(辛く厳しい土地)人々が大地に呼び出そうとし描かれたとのこと。

正人助教授の話は酒器に描かれた動物の絵・絵の間に描かれた仕切線と都市作りに現れる軸線の共通性。器の絵が線を軸に 折り返して描かれるていいる。いわゆる折り返しの思考が都市計画にも投影されている点を実例をもとに説明してくれて、説得力がありました。

ナスカの地上絵の配置は、カワチ神殿とラカレーラ山(そこダケは何故じゃ白い地肌)を軸線に配置されている。描かれた絵の意味はコンドルは天上の力を表す生き物。牛は地上の力を表すシンボル。蛙・ペリカン・蜂鳥など雨や水と関係が深い生き物が描かれているのだそうです。

地上絵の描き方は小さな絵を大地に描きそれを縄を使って拡大して行らしい。幅50〜100m程に拡大できたのだそうです。一筆書きで描かれる地上絵は描いたのではなく、その上を人々が雨請いの為に歌い踊った足跡人の道。踏み固められた跡だそうです。文明が消えたのはエルニーニョ現象によってナスカの地に大洪水がもたらされたからだそうです。

現代でもエルニーニョ現象と言えば異常気象の源じゃないですか・・。

街を作ったり、家を作ったりするとき。図面を書いたりするのですが、モノの始まりと終わり。起点やベクトルに根拠を与えるのはとても難しいなーと日々感じております。合理的な思考だけではとてもうまくは発見できない始まりの点。今生きている大地をそして天空を常に観察して、起点を探し出す姿勢は見習ったほうがいと思いました。しかしそのベクトル・・何処へ向けるのか・・

人々の恐れと同時に人間が持つロマンスとエネルギー湧き出る源について想像していました。夏の終わった夜の番組としてはよかったです。・・。




 9月6日 久しぶりに雨が降ってる・・ような気がするなーカリカリに乾いていた空気にふれてたので、なんだかホットする。

今日は大島さんの月命日。大島さんからのFAXを文字化して大島さんの便りに2に付け加えてアップした。他者が書いた文章というのは独特の言い回しがあって文字化はなかなか疲れる。その上ブラインドタッチ・・この頃相当いい加減さ・・加速して、指使い間違えて相当疲れるー・・2重疲れ。

 昼過ぎに30分程ぐっすり寝ちゃう。そしたら雨音が強くなっていて目が覚めた。文字化して思うことは相当な時間を割いてFAXを送って来たということ。文字化してなにがあるかはどうでも良いけど。割いていただいた時間、大島さんが私のために使った時間について考えるのには相当良いのではないかと思っている。

昨夜・・早朝かな・・南泰裕さんから建築あそびの校正文が届いていたけど、決めたことなので大島さんの便りを先に文字化する。フォトコラ原稿も一時棚上げしてしまって文字化した。

そうこうしていると、名古屋に居る大島さんの愛弟子の宮島さんから大島さんのメールのコピーが沢山届く。2001年の同時多発テロ発生時分のメール写し。今日文字化していたのは1997年後半の分だったので、チョイト目を通すと、同じ人が書いたメールなのかと面食らう。勿論出す相手によっても書く内容が変わるものだが、文書に時間ズレがあるので、チョイト疲れが増しそう感じがし一時保存。文字化が2001年当たりにたどり着いたら再度眺めることにします。

97年の文字化で思いだしたこと。白河で開いた講演会。渡辺豊和さんと大学生が作った「新都白河」の都市計画。新しい日本の首都を白河に移転する場合の提案。詳細は書かないが相当数、地元の人達を巻き込んでスリリングだったことを思い出す。結末は本にする為に版下まで出来たが、地元の反対で出版に至らなかったことを思いだした。

あのころは my妻の入院などもあって相当な精神的なストレスがあった・・ような気がしたんだが・・いろんなことやってたなーと呆れる・・深刻そうな気がしてたが、やりたいことは実行してしまってたは・・。脳ー天気なんだねと改めて自己確認する




 9 月4日 曇りすこし涼しくなって来ました

大きな揚羽蝶がゆったり空を舞っていまして見とれてしまい、デジカメ撮影を忘れていました。今日は1日、今月中頃に出来るであろうフォトコラ専用サイトへの原稿を書いてました。まだ終わりません。明日1日かけて仕上げる予定。ギリギリ間に合うのでしょうか、間に合わない場合はmyHPにアップしてリンクを張って頂きましょう。

昨夜は先月の22日建築あそびの反省会を7人でしました。サポーターのサポーターは金持ちで偶然北海道への旅行をしていたようで、旅先から蟹が送られてナイスなタイミング。で多いに盛り上がりました。建築あそびは15人だったので反省会も大盛況ってことです。それぞれ食い物を手分けして作るととても早く出来るものだね。

今回の建築あそびは平日にも関わらず予定の5割り増しも人が集まって大盛況でした。参加頂いた方々感謝申し上げます。話の格調も高くてとてもいい建築あそびでした。南泰裕さん有り難うございました。当日の南泰裕さんの話はHP用Pとして作りまして現在南さんの校正を受けているところです。校正が済んだら、即webにアップしたいと思います。話をボンヤリ聞いてた人は再度読み直してくださいませ

建築あそびに参加して頂いた松田達さんから当日の様子の写真データが送られてきました。また別の趣があって楽しい写真だったので掲示板に3枚貼って置きました。

昨夜からメールが沢山来ましたが、名古屋の宮島さんからは大島哲蔵さん追悼会参加のお礼メールがありました。すこしひねた文章が添えてありました。宮島さんが書いた文章ではないですが、少しお節介なんじゃないかとも思いました。なんだか気の毒な感じもしました・・

次回の建築あそびは早くも予約があります。抽選又は直ぐ締め切りにしないと我が家に納まりそうもない感じがします。



 9月2日 猛烈な残暑・・今週中頃まで続くとか・・夏に逆戻りの数日暑いので伸びきった髪を切る

郵便局へ行ったら建築あそびサポーターをしてくれるMさんと娘さんに偶然あい、行きつけの中華屋さんで冷やし中華をごちそうになる。中華屋の女将さん今年は「なかなか冷やし中華は終われない」と嬉しいような暑くてタマランような妙な顔つきで私を観る・・「息子さん大きくなりましたねー」これで三度間違われた。

サポーターとは同世代なんだけど、何故かMさん子に間違う人多し。遠い親戚でもあるまいに、息子と似てるらしい・・Mサポーターおおいいにショゲル・・いつまで経っても大人に成れない私は「さっさと大人に成れ」と指摘されてるようでショゲル・・暑さのせいでショゲル・・てなことはないけどね・

長野県では田中知事がブッチギリで再選 。混乱はあるだろうが長野の人達は政党を離れた知事を選んだ。国の政党政治が機能不全に成りつつあるのか・・この十数年来か・・。とうとう長野県では政党が知事候補を一人も立てず選挙が終わった。政党政治が力をうしないつつあるようだ。しばらくは離合集散の政治が続くのであろう・・。新しい政治手法は示されていないので、既存政党間の内外の争いが続き・・一層の混乱は当分続くことになるだろうな・・仕方がない。行きつ戻りつの結果の先に自治意識の高揚があり・・それから先に自立した市民がつくる政治が有るのだろう。こんなに激変する社会に生きてて・・面白いけどね。知事と議会で話しあいを上手くみいだせなかったもの少々不思議。これからが大切田中知事には良い地方の政治の姿を見せていただきたいと思う。

残暑の中で・・食い物にまつわる嫌な話がまだ続く。狂牛病騒動に始まり補助金だまし取りへと・・大手ハム・・いたり農水省まで行くの・・福島周辺では鶏肉産地偽装がバレ、方々で食い物にまつわる嫌な話が噴出して収まらないね。近頃じゃダイエット薬服用して死んじゃったり・・有害農薬散布は野菜に始まり果物まで。

数々事故隠し・・やっぱりそうなだったのねー問題・・原発を数基抱えてる福島の太平洋方面は相当恐い夏だねー。そうとう長い間東電からいい加減な報告をもって・・ダマされていたようだ。原発の内部点検は被爆するから相当危険とかで、下請け丸投げだと言う話は聞いたことがあるけど・・下請けからの告発でバレたようだね・・
・・・まーなんて言うか言葉も出ない冷たい空気が漂うこの頃、大人や大会社のやることが信用出来ないそうとうにイカレタ社会になってしまったのかな・・・・真夏の怪談のようなネタに事欠かない今年の夏・・そろそろ終わりにしてほしいね。・・あっーい残暑もそろそろ・・。



 9月1日 残暑きつし。烏が力無げに鳴いている。昨夜海辺の家という映画を観た。朝から時折強く吹き付ける風の音を聞きながら昼寝をしてると・・昼寝の夢の中で、昨夜の映画の家(セット)の屋根が吹き飛んで・・唖然として空を見上げてるシーンが現れ・・そんなところで目が覚めた。

 海辺の崖っぷちに家を建てればさぞかし風当たりも強かろうに・・と映画を観て出来てしまった記憶が ピュービュウーとなる今日の風音で呼び覚まされたようだ。 不安もあったが黒くグロとした力強い骨組みが青空を背景に美しい夢だった

仕事場から昼飯を食いに戻ると、建築文化NO661号が郵便受けのバケツに入って熱気を帯びていた。CD−ROM暑さでダメかも・・と手にとって調べたら何とも成さそうで安心。開くと「宮島照久さんが書く」と聞いていた「大島哲蔵の追悼会」の文章が目に付いた。死因、経歴、大島さんの行動の動機、実際の行動、追悼会のこと、大島さんが目指した理想、それから宮島さんから観た大島さんの姿などが小気味よくまとめられていた。

彼らは親密な関係にあったので愛憎入り乱れている事とは予想できるので、さぞかし書き難いだろうが、義務とも言えるから・・

書き手の宮島照久さんはつい最近まで大阪で仕事をしていた。大島さんの愛弟子と言ってもいい人で、長い間大島さんと、つかず離れず行動を共にして、建築周辺の事を話し合って生きってきた。共に行動して成果もあるようだが詳細はしらない。さすがに詳しい・・当たり前か・・。名古屋で設計をして生きているもう一人の愛弟子である道家洋さんも大島さんと 建築の洋書を宮島さんと同様翻訳出版してて、大島さんのことについては詳しいんだが・・。

 建築住宅の中村謙太郎さんから「大島さんの追悼会のこと書いてくれます・」と電話ががあった時も、「両・愛弟子達をさしおいて・・」と言ったら「他誌に書いた・」と言う・・で引き受けた。大島さんの業績や過去を詳細に知らないので、知ったか振りは止めて、カツ宮島さんと内容がダブらないようにしたいと思っていた。ダブってなくてよかった。  大島さんの私への言葉の数・数はまとめてます・


myHPも1年チョイになる・・アップした当時は予想もしなかった、HPの内容(コンテンツと言うらしい)が噴いて・・増加して・・myHOMEは乱れに・・乱れていた。初からジャンジャン貼り付けるだの情けないデザイン。オシャレにデザインしたHPじゃないから頭から乱れに乱れていたともいえるなー・・。

 それにしても、方々に散乱しHOME。新しい内容を追加する毎にグジャグシャニなってしまうので近頃「なんとかしたい!」と思ってた。項目の追加を簡単に出来るようなHOMEへと・・整理した・・がカッコよくはないけどね・・。

これで出たとこ勝負のHPの項目追加は簡単に出来るようになった・・ホッ。

電話だ・・
「近頃PCがの作動速度が遅くなった・から何とかして・・」と都合のいいところダケを結びつけては、大切な事を放置して行動しても平気にしてる、情報が極端にダマ状態に混じっている。だれでもそうだけど・・。ダマな頭のオネイチャンから何度も相談があったのが 私対処する術を持たない・・。

PCは買った所の専門家又は一人のホームドクターに診ていだだくべし・・」と繰り返しているの・・一向に聞き入れ行動を改めることはない様子かも・・と心配してたがさっき電話があり「具合がいいと聞いてナンヤラソフトを入れていた・・ソイつが相性が悪くて・・そのソフトを追い出したら・・・快調に動き出した」と・・。買った店で調べて頂いたら簡単に原因がわかったようだ。「内緒で入れたあれが原因・・」内緒で入れた、・・・ソフト制作会社から請求 来なければいいが・・

myPCというのは性器や脳味噌に近い感覚があり、いろんな人間にやたらに、中身を出し入れされたり、いじくり回されたくないと思う私は古いのか・・・・ダマな判断で都合のいいやつを片っ端からつまみ食いして、下痢(下痢なんかしない体力を持つのか・・)しても体調を崩さねばいいが・・・体力あるからそうはならないか・・そんな性分の方がいいのかも・・・・・。
電話終わる・・

ほにゃりしてると・・島田雅彦さんが本職にっいて語っている新聞記事が目に入る・・書き写します

島田さんは今本職の定義を考えてるそうで・・・「本職」

ある仕事をしてて

1 恥ずかしくない
2 費やす労力と時間を無駄と思わない
3 金にならなくてもやる

ひとつひとつの文章を、時間をかけて磨き上げていく作業は楽しいし、それにかまけてあきることがありません・・

建築を本職にする人が多く現れること・・・・望むよなー・・
私が日頃言ってる「仕事」に近いような気がする、「仕事と労働」は区別したい・・と思っていたが・・これからは「本職と労働」に区別して 話そう・・・・暑い残暑の昼下がり